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2018年11月の記事一覧

旅の心

 3年生の国語では、「奥の細道」を学習しています。金曜日は松尾芭蕉の旅の考え、思いを文章から読み取れる部分を、生徒一人一人が抜き出し、シェアして、話し合う授業でした。自分が抜き出した部分とその理由などを伝え合い、松尾芭蕉の心を皆で探りました。さて、3年生はあと4ヶ月で中学校から旅立ちます。その心はどんなものなのでしょうか。

真実の証明

 2年生の数学では、平行と合同の単元を学んでいます。金曜日、三角形の合同を使った証明を行いました。角度や線分の長さが等しいことを、三角形の合同を利用して証明します。図形をいろいろな角度から見て、使うことのできる性質を見極めています。日常社会でもそうですが、真実を証明するって難しいですね。

お天気お姉さん

 2年生の理科の授業では、天候について学習しています。本日の授業は、最近の数日間の天気図から、高気圧、低気圧の移り変わり、前線の位置などを見て、明日の朝の天気を予想しました。予想するにあたって、その根拠を明確に説明しなくてはなりません。説明がしっかりとできたので、明日の天気の予報を、給食の時間に全校生に発表しました。

 

給食の時間に、手作りの天気図をもって発表しました。

将来のいわき市長は??

 3年生の社会で「地方自治」について学んでいます。地方自治の仕組み等について学んできました。今回からそのまとめの段階に入りました。本時では、まず生徒の素直な目線で、いわき市の良いところ、改善すべき所を出し合いました。そして、いわき市の現在の様々なデータから、いわき市の現状を読み取り、分かったことを付箋紙に書き出し、シェアしました。今後、生徒自らがいわき市長となり、政策を打ち出していきます。さて、桶売中の生徒の中から、将来の本当のいわき市長になる人が出るでしょうか??

 

いわき市の良いところ、改善すべき所は??

 

現状を読み取り、付箋紙に書き出します。

 

最後に皆でシェアしました。

美しい秋の終わりの朝

 桶売ではそろそろ秋が終わろうとしています。そんな朝、低い太陽から射す朝日が力強くも優しく、桶売の里を照らしています。どんな季節にも、それぞれに美しさはたくさんあります。人も同じ。どんな人にも、それぞれに良いところがたくさんあります。そんなことに気付きながら生きていければ、とても幸せになりますね。子どもたちにも、小さな美しさに気付きながら大人になってほしいと思います。

感謝の気持ちを伝えよう

 11月11日(日)、東京北区「北とぴあ」(ほくとぴあ)にて、和楽器集団「鳳雛」さんの演奏会「自灯明」にて鬼ヶ城太鼓を演奏させていただきました。和楽器集団「鳳雛」の皆さんには、震災後東京から何度も足を運んでいただき、太鼓のご指導を通して太鼓演奏や音楽を奏でる楽しさを教えていただいてきました。今年でもう4年目になります。「鳳雛」の皆さんには、我が子のような愛情を注いでくださったことに、心より感謝申し上げます。

 

 今年も昨年に引き続き、「子どもがふみだすふくしま復興体験応援事業」と「芸術家派遣事業」の他に、地域の「上桶売牧野組合」、「下桶売牧野組合」、「桶売中学校同窓会」からの助成を受け、太鼓のご指導をいただいたり、東京での発表をさせていただいたりすることができました。地域の皆様から温かい応援・ご支援をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。

 

 写真は、当日のステージでの音合わせの様子です。

 今年の東京発表は、今後の鬼ヶ城太鼓の継承のために、卒業生も一緒に夏休みから練習し、演奏会にも一緒に出演しました。演奏会では震災に対するご支援、太鼓のご指導等に対しての感謝の気持ちを込めて、本気で演奏した生徒・卒業生の気持ちが東京の方々にも伝わったようです。演奏会の事後アンケートにも、多くのお褒めの言葉をいただいたとのことです。

 

 学校に戻り、いろいろな方に対しての感謝の気持ちを発表しました。本当の感謝の気持ちを持てるということは、人間として成長した証です。また、感謝の気持ちを伝え合うことが、人と人とを繋ぐ絆になってきます。今回、中学校では伝えられない、卒業生や鳳雛の皆さんへの感謝の気持ちをいくつかご紹介します。

 

〇卒業生に向けての感謝の気持ち

・忙しい中、一緒に演奏してくださったことが嬉しかったです。また一緒に演奏したいです。ありがとうございました。

・先輩方がいなかったら、こんなに素晴らしい演奏はできませんでした。また、こんなに楽しく太鼓の練習や演奏ができたのは先輩方のお陰です。本当にありがとうございました。

・先輩達がいなかったら、ちゃんと叩けていなかったところがあったと思うので、先輩と一緒に演奏すると心強かったです。

・新生鬼ヶ城太鼓に参加、そし共に演奏してくださったことに心より感謝いたします。鬼ヶ城太鼓は私たち全員で次世代につなげます。次もよろしくお願いします。

・先輩がいなかったら、8人でさみしい鬼ヶ城太鼓を演奏することになってしまうので、参加していただきありがとうございました。先輩達が参加してくださったので、とても迫力のある演奏になりました。

 

〇ご指導いただいた「鳳雛」の皆さんに向けての感謝の気持ち

・太鼓で叩けなかったところを叩けるように教えてくれたり、叩きやすいメロディーにしてくださり、私たちのために色々としてくださりありがとうございました。また、演奏が始まる前に楽しく写真を撮ったり、話しかけてくれたりしたので、緊張が和らぎました。

・太鼓の打ち方やかけ声の入れるところを教えてくださったり、正田さんと橋口さんには篠笛の吹き方や音の出し方を教えていただいたので、家でたくさん練習しまして上手になりました。本当にありがとうございました。

・小川さんに、は太鼓のリズムや手の動きがなどが分からず、手の付け所の無い私たちに熱心に教えていただきました。まだ、完全にはできていませんが、あのときの感謝の気持ちを次の太鼓に生かしたいと思います。

・兒玉さんには、正しい打ち方を教えていただいたお陰で、きれいな音を出したり、あわてずに打てるようになりました。

・兒玉さんが教えてくださったお陰で、打ち方などがきれいになりました。また、僕たちが緊張しているとおもしろいことをやり、場の雰囲気を楽にさせてくださり、ありがとうございました。

冬の足音

 市街地では秋の装いが、今ピークを迎えている頃ですが、桶売ではもう、冬の足音が聞こえてきています。これから寒く長い冬を迎える、温かい町「桶売」。そんな町に是非、心を温めにいらしてください。

ついでに教頭版画展

 生徒達の版画展の片隅で、教頭版画展も行っております。前任と現任の教頭の作品を展示していますので、そちらも合わせてご覧いただければと思います。

歴代版画展

 毎年桶売中学校では、回転版画を全校で行っています。本年度の作品もようやく展示されました。2016年度から3年間の生徒達の力作がそろっています。卒業生を含めた生徒達の力作をご覧いただきたいので、学校にいらした際には、是非職員にお声かけください。美術室までご案内いたします。

鬼ヶ城太鼓東京公演の振り返り

 先日行われた東京公演の振り返りを行いました。これまで頑張ってきた友達や指導してくださった鳳雛の方々、支えてくださった家族、先生方への感謝の気持ちを記していました。その後、これまで共に頑張ってきた仲間へ感謝の気持ちを伝えていました。

 東京公演をとおして、「当たり前」のありがたさを感じ成長していました。