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感謝の気持ちを伝えよう

 11月11日(日)、東京北区「北とぴあ」(ほくとぴあ)にて、和楽器集団「鳳雛」さんの演奏会「自灯明」にて鬼ヶ城太鼓を演奏させていただきました。和楽器集団「鳳雛」の皆さんには、震災後東京から何度も足を運んでいただき、太鼓のご指導を通して太鼓演奏や音楽を奏でる楽しさを教えていただいてきました。今年でもう4年目になります。「鳳雛」の皆さんには、我が子のような愛情を注いでくださったことに、心より感謝申し上げます。

 

 今年も昨年に引き続き、「子どもがふみだすふくしま復興体験応援事業」と「芸術家派遣事業」の他に、地域の「上桶売牧野組合」、「下桶売牧野組合」、「桶売中学校同窓会」からの助成を受け、太鼓のご指導をいただいたり、東京での発表をさせていただいたりすることができました。地域の皆様から温かい応援・ご支援をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。

 

 写真は、当日のステージでの音合わせの様子です。

 今年の東京発表は、今後の鬼ヶ城太鼓の継承のために、卒業生も一緒に夏休みから練習し、演奏会にも一緒に出演しました。演奏会では震災に対するご支援、太鼓のご指導等に対しての感謝の気持ちを込めて、本気で演奏した生徒・卒業生の気持ちが東京の方々にも伝わったようです。演奏会の事後アンケートにも、多くのお褒めの言葉をいただいたとのことです。

 

 学校に戻り、いろいろな方に対しての感謝の気持ちを発表しました。本当の感謝の気持ちを持てるということは、人間として成長した証です。また、感謝の気持ちを伝え合うことが、人と人とを繋ぐ絆になってきます。今回、中学校では伝えられない、卒業生や鳳雛の皆さんへの感謝の気持ちをいくつかご紹介します。

 

〇卒業生に向けての感謝の気持ち

・忙しい中、一緒に演奏してくださったことが嬉しかったです。また一緒に演奏したいです。ありがとうございました。

・先輩方がいなかったら、こんなに素晴らしい演奏はできませんでした。また、こんなに楽しく太鼓の練習や演奏ができたのは先輩方のお陰です。本当にありがとうございました。

・先輩達がいなかったら、ちゃんと叩けていなかったところがあったと思うので、先輩と一緒に演奏すると心強かったです。

・新生鬼ヶ城太鼓に参加、そし共に演奏してくださったことに心より感謝いたします。鬼ヶ城太鼓は私たち全員で次世代につなげます。次もよろしくお願いします。

・先輩がいなかったら、8人でさみしい鬼ヶ城太鼓を演奏することになってしまうので、参加していただきありがとうございました。先輩達が参加してくださったので、とても迫力のある演奏になりました。

 

〇ご指導いただいた「鳳雛」の皆さんに向けての感謝の気持ち

・太鼓で叩けなかったところを叩けるように教えてくれたり、叩きやすいメロディーにしてくださり、私たちのために色々としてくださりありがとうございました。また、演奏が始まる前に楽しく写真を撮ったり、話しかけてくれたりしたので、緊張が和らぎました。

・太鼓の打ち方やかけ声の入れるところを教えてくださったり、正田さんと橋口さんには篠笛の吹き方や音の出し方を教えていただいたので、家でたくさん練習しまして上手になりました。本当にありがとうございました。

・小川さんに、は太鼓のリズムや手の動きがなどが分からず、手の付け所の無い私たちに熱心に教えていただきました。まだ、完全にはできていませんが、あのときの感謝の気持ちを次の太鼓に生かしたいと思います。

・兒玉さんには、正しい打ち方を教えていただいたお陰で、きれいな音を出したり、あわてずに打てるようになりました。

・兒玉さんが教えてくださったお陰で、打ち方などがきれいになりました。また、僕たちが緊張しているとおもしろいことをやり、場の雰囲気を楽にさせてくださり、ありがとうございました。