出来事
充実の秋に① ~授業風景1・2年~
11月も下旬になりました。2学期もあと1か月。子どもたちの学習も充実してきました。
1年生 国語科
説明的文章の学習です。文に書いてあることをからはしご車の仕事やそのためのしくみについて関係づけながら正確に読み取る学習です。先生の引っかけ問題もうまくかわして、キーワードを元に正しく読み取ることができました。
2年生 特別の教科 道徳
今回の道徳のテーマは、「感謝」です。ふだん気づいていないお世話になっている人のことに気づき、感謝の心を形に表そうという学習活動です。教材文での学習のあと、見守り隊の方たちのお話をビデオで見て、改めて感謝の気持ちがはっきりとした2年生でした。2年生一人一人が見守り隊の方々に対する感謝の気持ちをお手紙を書きました。
まだまだ幼いと思っていた1・2年生でしたが、自分の考えをしっかりともって発言する姿を頼もしく感じました。
記録会は終わりましたが・・・
11月20日(火)では、持久走記録会応援、ありがとうございました。
さて、記録会は終わりましたが、今朝も校庭を走ったり鉄棒運動に取り組んだりする子どもたちがいました。
これからの冬場の運動として、なわとびに取り組む予定です。持久走記録会で経験した「苦しくても目標に向かって走り続ける」ということを生かし、次の運動(体づくり・動きづくり)の目標に向かう子どもたちです。
応援ありがとうございました ~校内持久走記録会~
校内持久走記録会には、平日にもかかわらず、たくさんの応援をいただきありがとうございました。
天候にも恵まれ、友達やおうちの方々の声援を受けて、子どもたちは、最後まで力一杯走り抜きました。
体育の時間は、自分の学年だけでの練習でしたが、今日は二つの学年での記録会だったので、二つの学年で競い合って、記録がぐんと伸びた子どももいました。
自分の目標に向かって努力を続け、苦しさに負けることなく最後まで走り抜いた子どもたちの姿、本当にすばらしいと思います。美しささえ感じるすばらしい姿でした。
6年生は、走り終わった直後で疲れているはずなのに、最後まで片付けをしていました。これも美しい姿です。
いよいよ ~明日は「校内持久走記録会」です~
いよいよ「校内持久走記録会」が明日に迫りました。11月9日(金)の昼の放送では、各学年の代表児童が自分のめあてを発表しました。それぞれに自分の最高記録を出すために作戦を練っているようです。
明日の各学年の記録をとる目安の時間は次の通りです。
10:15 開会セレモニー ウォーミングアップ
10:40~ 1・2年女子
10:50~ 1・2年男子
11:05~ 3・4年女子
11:15~ 3・4年男子
11:25~ 5・6年女子
11:35~ 5・6年男子
11:50~ 閉会セレモニー
もちろん、今日も朝の時間、体育の時間と、子どもたちは明日に備えて走っていました。明日、一人一人が自分の目標達成にむかって力を出し切ることができるよう、子どもたちをぜひ励ましてあげてください。
激論 ~4年理科「水の姿とゆくえ」~
4年生の理科の学習では、今、水の3つの姿(水蒸気・水・氷)について学習しています。
この日は、沸騰しているときの「あわ」は何か、実験のあと「空気だ」「空気じゃない」で激論を交わしました。
「お湯の中でぶくっとなるあわなんだから空気だよ。」
「水の中から空気が出るのはおかしい。」
「上の方から空気が入って、それが温められて出てくるんじゃないかな。」
「でも空気が入るところは見えないよ。」
「あわを集めた袋の中に水がたまるから、あわは水なんじゃないかな。」
「それは、沸騰したお湯が袋の方に入ったんだよ。」
「でも袋が膨らまないよ。」
子どもたちは、水も「水蒸気」という気体になることをまだ知らないので、結論は次の時間に持ち越されましたが、実験結果と自分の経験をフル稼働して考えることで、科学的思考が育ち、より実感を伴った理解につながります。この学びの姿が、新学習指導要領でめざしている「主体的・対話的で深い学び」なのです。
継続は力なり ~体づくり・動きづくり~
11月20日(水)は「校内持久走記録会」を予定しています。子どもたちは、朝始業前の時間や大休憩の時間を使って、毎日走り続けています。
そして、朝の時間は、走り終わった3・4年生を中心に、逆上がりの練習をしている子どもたちがいます。
9月ごろは、うまくできなかった子どもたち。手にまめを作りその豆がつぶれても、毎日練習を続けました。始業前ですので、練習時間は10分間もありません。それでも低い鉄棒から始まり、補助具(鉄棒くるりんベルト)や補助用具(逆上がり補助板)を使ったりして、少しずつ逆上がりができるようになっていきました。
そして2か月あまりたった今、3・4年生の鉄棒の技が上達しただけでなく、3・4年生に引っ張られるように、1・2・5・6年生にも鉄棒での活動が広がっています。
震災後、小学生の体力低下が危惧されていますが、このように1日5分でも、運動に取り組む姿があれば、そしてこの姿を続けていけば、時間がかかっても、体力は向上していくのではないかと思います。これからもほめて、励まして、日常的に運動に取り組ませていきたいと思います。
うれしいお便り ~「四時フェスティバル」再び~
先日、匿名でうれしいお便りをいただきました。一部を紹介したいと思います。
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朝晩の気温差を感じる季節になりました 先日 四時フェスティバルを見に 川部小体育館へ行き たくさんの感動を頂いて参りました
1年生と2年生が一緒に一つのものを作るというのは川部ならではのことですネ
(このあと 各学年の発表についておほめの言葉を頂きました)
~ 略 ~
短い時間でしたが とってもステキな時間でした 自分の子供達の時を思い出したり なつかしい場面と重ねてみたり 今の時代の流れを感じたり
いいですね 川部は
地域的にも 1年生の保護者でも上級生のお兄さん お姉さんのことも知っているし 地域そのものが子供達を育てているような気がします
~ 略 ~
これからも 子供達の成長を見守りつつ ステキな川部小学校の歴史を刻んでいけたらいいですネ
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温かい眼差しで子供達の成長や私たち学校職員を見守っていただいていることが伝わってくるお便りをいただき、職員一同感激しています。
“地域そのものが子供達を育てている” まさしく川部小中学校区の一番すばらしいところだと思います。私たちも、地域の希望であり誇りである子供達を健やかにたくましく育て、成長した子どもたちを地域にお返しする使命をになっていることを、職員全員で確かめました。
積み重ねたもの
校長の紺野真一です。私は、以前、二本松市立大平(おおだいら)小学校に勤めていたことがあり、先日、大平小学校歴代PTA会長様とお目にかかる機会がありました。現在市議会議員をされているある元会長様に、私が現在いわき市立川部小学校に勤務していることを話したところ、「川部ならば、今から30年ぐらい前に大平スポーツ少年団で贈った装飾品があるはずだ。」というお話を伺いました。
そこで、川部小学校の展示ケースをさがしてみたところ・・・
ありました。
川部スポーツ少年団ソフト部の監督さんにお聞きしたところ、これは、川部スポ少が、大平スポーツ少年団主催の大会に出場したときに贈った応援旗の御礼として、大平スポ少から「戒石銘」の石板とともに贈られた「川部スポ少結成5周年」の記念品なのだそうです。
「戒石銘」の石板
この記念品によれば、川部スポ少は来年結成35周年ということになります。輝かしい成績を残してきた川部スポ少と、私にもつながることあったことが分かり、川部スポ少が積み重ねてきた歴史の重みを改めて感じているところです。
さて少子化の波は、どこの地区にも及んでいます。大平スポーツ少年団は、現在、ミニバスとサッカーで運営し、ソフトボール部は、隣接小学校区のスポ少と合同で「二本松東スポーツ少年団ソフトボール部」を結成して活動しているそうです。
川部スポ少では、11月18日(日)、ソフトボールの親子体験会を開催するそうです。より多くの子どもたちが、スポーツの楽しさにふれる一日になるようお祈り申し上げます。
デジタル教科書の力 ~4年算数科~
今年から、いわき市内の小学校に算数科のデジタル教科書が導入されていることは、学校だよりやホームページでもお知らせしましたが、図形や面積・体積などの学習において、そのよさがより表れます。
4年生の算数科では、面積を求める学習を進めています。この日は1㎠のますが縦・横にいくつ並ぶかを元に、計算で面積を求める方法を考えていました。
授業の後半、デジタル教科書を映した電子黒板を用いて、計算の仕方について、子どもたちどうしで話し合いになる場面がありました。
最初に発言した子どもが、話し合いの中で考えの誤りに気づき、修正した考えを発表し、他の子どもたちも納得するということがありました。このような学習ができるのも、デジタル教科書を使っての学習の効果の一つと言えます。
学習のまとめで、全員が「たて×よこ(よこ×たて)」の公式を用いて長方形の面積を求めていました。
これからも、デジタル教科書の特性を生かして、「主体的・対話的で深い学び」が実現するように、子どもたちの学習の支援をしていきたいと思います。
未来マップ ~6年職業体験講座~
11月8日(木)3・4校時に、6年生で、専門学校の先生をお招きして、職業体験出前講座を行いました。
本校では、キャリア教育の一環として、実際に学生の進路指導に当たっている専門学校の先生をお招きして、仕事を含めた将来の生き方について考える授業を行っています。
授業では、「学制・労働者」「市民・年金生活」「子ども・家庭・親」「趣味を楽しむ」の4つのキーワードで、自分がやってみたいことや連想した言葉などをスケッチブックに書きイメージマップをつくりました。そして、自分の将来の姿を「未来ノート」に書き、その実現のためにどんなことをしたいか考えました。
「未来ノート」に書いたことは、授業の終わりに代表児童が発表したのですが、授業のまとめで、講師の先生がおっしゃった言葉にビックリしました。講師の先生は、
「今日書いたことは、この授業が終わったらすべて忘れてください。」
とおっしゃったのです。そして、こうお続けになりました。
「今日皆さんが使ったスケッチブックとペンは差し上げます。皆さんは日々成長しています。その時々で、自分に合った未来を描いてください。」
先生がお帰りになるとき、最後の一言に驚いた話をしたところ、先生は、
「仏教の教えにもあるように、自分のあるがままを認めることから始まります。」
と一言。職業病でしょう、悲しいかな私など、話をするといつも説教じみてしまい反省ばかりです。
未来は大人が示し与えるものではなく、「子ども自身が、悩みながらも選び自らつくり上げていくもの」ということに改めて気づかされた、私にとってもたいへん有意義な時間でした。
給食 いかがだったでしょうか ~学校開放日③~
学校開放日には、給食試食会も行いました。当日は28人もの保護者の皆様にご参加をいただきました。実家庭数が60ですから、約半数の参加ともいえ、保護者の皆様の関心の高さを感じました。
試食後のアンケートにもご回答いただきありがとうございました。いただいた感想をいくつか紹介いたします。
◯ 味も濃くなくとってもおいしかったです。家庭でも薄味を心がけていきたいです。
◯ 野菜を多く使っていてよかったと思います。バランスのよい食事でした。
◯ 毎日温かい給食をありがとうございます。
◯ おかわりをする姿、うれしく思いました。
◯ 餃子が冷たくて残念でした。汁物の温度も高いとよいと思いました。
◯ 食べる時間がもう少しあるとよいと思いました。
センター給食になると心配されるのが「温かさ」だと思います。汁物については勿来学校給食共同調理場にお伝えしたいと思います。主菜・副菜については、「調理後すぐに供給できないものは、10℃以下で保存する」というきまりがあるため、難しいところがあります。食べる時間については、午後1時20分には食器の回収車が来るので、できるだけ準備や配膳をを早くできるよう工夫し、食べる時間を確保できるようにしていきたいと思います。
給食については、今年から始まったセンター給食ですので、お気づきのところはぜひお知らせください。勿来学校給食共同調理場と相談しながらできるところから改善を進めていきたいと思います。
川部公民館まつり開催中!!
11月10日(土)~11日(日)、川部公民館で「公民館まつり」が開催されています。
本校児童の絵画の作品も展示されておりますので、どうぞご覧ください。
写真入りカレンダーも作れます。
本日11月10日(土)は、川部地区子ども会による「ひょっとこ踊り」も披露されました。
野菜 とってますか? ~学校開放日②~
学校開放日の3・4・5・6年生の様子です。
4年生と6年生では、勿来学校給食調理場から先生をお招きして食育の授業を行いました。それぞれ自分の食生活を見直して、学校で元気に生活するためにも朝食もしっかりとりたい、一日に必要な野菜をとるために食べ方を見直していきたいなどと、自分の生活を自分で見直して改善していこうという意識が高まりました。
子どもたちの姿は ~学校開放日①~
11月8日(木)の学校開放に、多数おいでいただきありがとうございました。1日で、昨年より多い約50名の方に参観していただきました。
1・2年生は、3・4校時に先日掘ったサツマイモを使って「いもパーティー」を行いました。味わうだけでなく、はんこもつくって楽しみました。
子どもの成長を楽しみましょう ~勿来・遠野・田人方部教育講演会~
11月6日(火)、田人小中学校で、菊田小学校長の松本光司先生を講師としてお招きし、勿来・遠野・田人方部教育講演会が開催されました。本校からは、PTA会長、校長はじめ、6名が出席しました。
松本校長先生からは、「子どもを伸ばす親の関わり ~イライラ子育て さようなら~」という演題で、子育てに関するイライラや最近の子どもの生活についての課題を元に、親が子育てを自分らしく楽しみ、寄り添う親でいたいというお話がありました。
途中、小グループでの話し合いの時間もあり、課題意識を持って参加できる講演会でした。
松本校長先生が最後におっしゃった次の言葉が印象に残りました。
「子どもは言うことを聞かなくて当たり前。おりこうな子どもを育てるのではなく、いい大人に育てることが目標。」
「我が子を誰かと比べるのではなく、昨日の我が子と今日の我が子を比べてほめましょう。」
「子どもの成長はあっという間。子どもの成長を楽しみましょう。」
11月8日(木)は学校開放日です
明日11月8日(木)は、学校開放日です。どうぞ都合のよい時間帯に自由にご参観ください。
3校時 4年生、4校時 6年生で、食育の学習を行います。また、事前に申し込んだ方になりますが、12:10~給食試食会を行います。希望した学年の教室に向かうようお願いいたします。
各学年の時間割は、次のとおりです。
万が一に備えて ~職員救急救命講習会~
11月2日(金)、勿来消防署員の方々7名においでいただき、職員向けの救急救命講習会を行いました。
救急救命法は、命を守るための最良の方法に書き換えられていくため、少なくとも3年に1回は講習が必要とされています。本校では、半日の認定講習の開催は時間がとれず難しいので、90分程度の救急救命講習会を毎年行って、万が一の事態に職員が落ち着いて対応できるようにしています。
この日は2人組でAEDを使っての救急救命の訓練も行い、緊急時にチームで対応することの大切さを学びました。
ただいま工事中 ~元給食調理室改装工事~
今年度から、本校の給食は勿来給食共同調理場からいただいておりますが、先月から、使われなくなった本校の給食調理室のリニューアル工事を行っています。
市教育委員会・学校・PTA役員で、どのような部屋にリニューアルするか検討しながら進めていますが、集会や会議などに使える多目的室をイメージして計画が進んでいます。現在は、排水や材料の搬入などのために斜めになっていたり段差になっていたりしているコンクリートの床を削って平らにする作業を行っています。今週いっぱい大きな音がしていますが、床が平らになった時点で、さらに教育委員会と話し合いながら、具体的なリニューアルの姿を固めていきます。
完成は2019年3月の予定です。
冬の使者到来 ~鮫川~
季節は冬に向かっています。11月3日(土)、鮫川(鹿野)に白鳥が飛来していました。
地域の文化の担い手として ~八幡神社祭礼「ひょっとこ踊り」~
11月3日(土)は、川部地区の八幡神社の祭礼で、川部川東地区の子ども会の2~6年生の児童が、「ひょっとこ踊り」を奉納しました。
上級生のお囃子が始まり、3年生が扮する“おかめ”と“ひょっとこ”の舞が始まりました。扇をひらりひらりと振りながら、腰をピッとあげるところがとてもユーモラスでかわいらしい舞でした。おかめは胸の前で、ひょっとこは腰のあたりで、それぞれ扇をひらひらと振るという舞の違いもあるようです。
拝殿の前では、2年生もはっぴを着て応援していました。来年は2年生もお囃子や舞に参加するようになるそうです。
少子化の影響で、お祭りを続けていくこと自体難しくなっているところもありますが、地域が引き継いできた長い歴史のある文化ですので、子どもたちが先人の心を感じ取り、これからも続いていくことを願いながら観せていただきました。
この「ひょっとこ踊り」は、11月10日(土)・11日(日)開催予定の「川部公民館まつり」でも、11月10日(土)に披露される予定です。
収穫の秋 ~1・2年いもほり~
11月1日(木)、1・2年生でいもほりをしました。
1・2年生は、5月から、用務員さんにお手伝いをいただきながら、サツマイモを育ててきました。この日は、いよいよ収穫です。
今年は、電子レンジで簡単に調理できる「クイックスイート」と伝統のおいしさ「ベニアズマ」の2種類のサツマイモを作りました。
子どもたちの頭と同じぐらいの大きなサツマイモもありました。
たくさんとれたので、子どもたちは、「おいもパーティー」用のサツマイモを学校において、残りのサツマイモをおうちへのお土産としてみんなで仲よく分けました。
なるほどなるほど ~アクアマリン出前授業1・2年~
10月31日(水)、1・2年生で、アクアマリンふくしまの先生をお招きして国語の出前授業を行いました。「『アクアマリンふくしま』ならば生活科の授業かな。」と思いがちですが、2年生の国語の「どうぶつ園のじゅうい」での学習の発展の授業でした。
「どうぶつ園のじゅうい」では、説明的な文章を読み取り、自分の知識や体験と比べながら考えてことを書く学習をしてきました。この日は、学習したことを活かして、水族館の獣医さんの仕事について大切なことばを見つけながら聞き取る学習を行いました。
アクアマリンふくしまの先生は、獣医さんの映像だけでなく、はく製やぬいぐるみを使って説明してくださったので、国語の教科書での学習した動物園の獣医さんの仕事と比べながら、大切なことばを捉えることができました。
学習後、鮫の帽子をいただき、学習の中で紹介されたゴマフアザラシ、カモメ、ハリセンボンのはく製に触らせていただきました。
アクアマリンの先生の話と映像資料やはく製で、理解がより深まった国語の授業でした。
やってみて初めて気づくこと ~川部地区防災訓練~
10月28日(日)川部小体育館で、川部上地区の防災訓練が行われました。今回は、消防署員の方の指導で、区長さんを中心に住民の方に消防団の皆さんや警察の方も入って、地震や洪水などの災害が起きた時、どこにどのような被害が想定されるのか、避難するときはどこへどの経路で行くのか、支援を必要としている人はどこに何人いるのかなどについて、地図の中に書き込んで、避難行動を検証するというものでした。
もし地震等で四時ダムが危険な状況になったら、川部小の避難マニュアルでは、校舎の3階に避難することになっていますが、四時ダムが危険になるほどの地震が起きて校舎が無事なのか、という話が出て、状況によっては、浄円寺に避難する方法もあるのではないかという考えも出されました。
また、災害時には特設電話が開設されますが、川部小の体育館にもその電話の接続端子が来ています。しかし、その場所が明示されていなかったのでした。
さっそく案内板を付けました。
やってみて初めて分かることがたくさんあります。11月5日は全国津波防災の日です。今回の防災訓練で課題になった部分は、職員で話し合い、改善していきたいと思います。
最後まで美しく ~四時フェスティバル④~
各学年の発表を見ていると、学年毎にその学年ならではの成長のあとが見られます。その意味で、6年生の発表は小学校で学習したこと、経験したことの集大成とも言えます。
6年 吾作とおっかあ
笑いあり、感動あり、15人の熱演に、涙がとまらなかった方も多かったのではないでしょうか。
6年生は、演技はもちろん、大道具・小道具などの準備はもちろん照明もすべて自分たちで行いました。発表中は、ステージで演じる児童だけでなく、ステージの出番がない児童も、大道具の出し入れ、小道具の手渡し、上手・下手・中央のスポットライトの操作と、休む間がありません。15人全員が劇のすべてを把握し、一人一人が自分の役割を理解して実行できてあの感動が生まれたのだと思います。
「四時フェスティバル」のトリを飾るにふさわしい、川部小学校でのこれまでの学びが生み出したすばらしい発表だったと思います。
そして、このような子どもたちの姿を引き出したのは、ご観覧いただいた保護者の皆様、地域の皆様のおかげでもあります。温かい手拍子や拍手、子どもたちに注いでいただいた、真剣かつ温かい眼差し。会場全体の雰囲気でできた「四時フェスティバル」の成功だと思います。本当にありがとうございました。
10月30日(火)は、1校時目に美化活動を行い、全校児童で体育館や各学年で使った大道具などの片付けを行いました。73人全員で手分けし協力して、きれいに片づけました。最後まで「美しい心」を感じさせる子どもたちの活動でした。
川部小の伝統 ~四時フェスティバル③~
川部小には、特別非常勤講師の先生や地域の文化を教えてくださる先生にお世話になって、毎年取り組んでいるものがあります。
全校合唱 「気球にのってどこまでも」「翼をください」
毎年4年生は、勿来・遠野・田人方部小学校音楽祭に出場しているので、発声の仕方から学んでいます。そのおかげで、歌声がとてもきれいです。「天使の歌声」は、川部小の伝統でもあります。
3年生 きつつきの商売 ~川部のおとや~
太鼓保存会の皆さんにに教えていただいて、毎年、3年生が「四時太鼓」に取り組んで5年になります。今年の3年生は、4曲すべて覚えて発表しました。11人の息が合った迫力ある太鼓でした。前半の劇も、一生懸命さが伝わってくる発表でした。
心打つパフォーマンスは一日にしてならず ~四時フェスティバル②~
四時フェスティバル当日は、100台以上の車が校庭に入りました。本校の実家庭数が60ですので、これはすごいことです。今年度は川部小学区と旧田人二小学区の皆様にも、「四時フェスティバル」開催について回覧でお知らせいたしました。これを機会にお子さん、お孫さんが通学していなくても、どうぞ川部小学校においでください。
4年生 ミュージックパワー ~音楽でつながる絆~
4年生は、9月に開催された勿来・遠野・田人方部小学校音楽祭で発表した合唱を中心に劇と「USA」のダンスを織り交ぜて発表しました。特に合唱は、5月末から練習を積んできたもので、9月の発表より声量が増したように感じました。
5年生 軌跡 ~21人の歩み~
互いに信じ、想い合うことで完成する組体操。5年生も2か月かけてこの発表を準備してきました。一人一人が自分の技を磨くだけでなく、それを3人、5人、7人、・・・21人と合わせて完成する組体操。力強く、華麗に見えますが、ステージでは、タイミングを合わせたり、アドバイスしたり、励ましたりといったことばが飛び交っています。人の力、それが一つになったときのパワーに圧倒された発表でした。
ご来場ありがとうございました ~四時フェスティバル①~
10月27日(土)の四時フェスティバルには、悪天候の中、多数ご来場いただきありがとうございました。皆様の熱意と子どもたちの思いで、開幕前には雨も小降りになり無事開催することができました。
スローガン発表 堂々とした発表でした。さすが6年生です。
開幕の言葉
1年生の口上、りっぱでしたね。2年生も入ってのダンス、オープニングにふさわしいすばらしい動きでした。
1・2年生 しどきの森のことば遊びバトル
うさぎ、たぬき、きつねの子どもたち、かわいいだけでなく熱い言葉の戦い、見事でした。ディレクターの子どもたちの進行も堂々としていましたね。
春花壇作り
いよいよ明日10月27日(土)は、四時フェスティバルです。各学年とも準備万端、明日の発表を待つだけになりました。明日は午前8時開場、午前8時45分開演の予定です。天気が心配されますので、足もとどうぞお気を付けください。
さて、四時ダムでは紅葉が進んできていますが、川部小学校の花壇も衣替えです。
セブンイレブン記念財団からパンジー、ビオラ、ノースポール、キンギョソウ、合わせて336株をいただき、用務員さんに、その一部を植え付けていただきました。
真ん中にはチューリップを植えます。残った苗は、プランターなどにも移植する予定です。
予感 ~四時フェスティバル校内発表会~
10月24日(水)、四時フェスティバルの校内発表会を行いました。
どの学年も、一人一人の成長のあとが感じられる発表でした。詳しくお伝えしたいところですが、10月27日(土)のお楽しみということで、全校合唱の様子だけお知らせします。
フェスティバル当日は、創立145周年を飾るにふさわしいすばらしい発表になりそうな予感がします。子どもたちの生き生きとした姿、どうぞご期待ください。
10月27日(土)は、午前8時開場、午前8時45分開演の予定です。終了は11時40分を予定していましたが、各学年とも発表に熱が入り、12時頃まで延びるかもしれません。どうかご了承願います。
決勝進出!! ~全国学校給食甲子園~
先日、本校児童も食している勿来給食共同調理場のメニューが全国学校給食甲子園の決勝進出が目前になっていることをお知らせしましたが、応募総数1701件から、見事、第4次予選を勝ち抜き、全国12代表による決勝進出が決まりました。
決勝に進んだ12代表は、12月8日(土)、9日(日)に東京の女子栄養大学駒込キャンパスで開催される決勝大会に出場し、日本一の学校給食の名誉をかけて食育授業コンテストと調理コンテスト(制限時間内に6人前の給食をその場で調理!!)で腕を競い合います。そして、優勝、準優勝、特別賞、優秀賞、食育コンテスト最優秀賞などが授与されます。
勿来給食共同調理場のみなさん、がんばってください。
決勝進出メニュー、改めて紹介します。
プログラムが決まりました ~四時フェスティバル~
四時フェスティバルのプログラムが決まりました。
◯ 「4」と「5」の間に休憩が入ります。
◯ 11:40ごろ終了の予定ですが、多少早まったり遅くなったりすることもありますので、どうかご了承願います。
週間天気予報では、10月27日(土)は気温が15~23℃、「曇り一時雨」の予報が出ています。雨が降ると、体育館の屋根に当たる雨音で、子どもたちの声が消されてしまうかもしれません。何とか午前中だけでも雨が降らないよう祈るばかりです。
3次審査通過! 24メニューに選ばれました ~第13 回全国学校給食甲子園~
先日、「学校給食甲子園」の話題をお伝えしましたが、見事、勿来学校給食共同調理場のメニュー(やぶさめ汁、カツオの唐揚げネギぴょんソースがけなど)が3次審査(準々決勝)を通過しました。応募総数1701件の中の24のメニューに選ばれたということになります。第4次審査(準決勝)を通過すると、12メニューによる決勝戦に進むことになります。
審査の基準となったのは、次のような点だそうです。
子どもが喜び郷土愛を育む献立であるか。
関連資料から学校給食が食育にうまく活用されているか。
地場産物を使用し、その特色を活かした献立であるか。
献立の写真から見て、彩りや美味しさを感じさせる給食になっているか。
というわけで、勿来学校給食共同調理場のメニューの決勝進出を祈って、今月の給食の中からいくつか紹介します。
鶏肉のバジル焼きがいい香りでした。
オムレツにパスタ、野菜スープもおいしかったです。
鰯のおろし煮、さっぱりしておいしかったです。
さつまいもシチューとパンの組み合わせがGOOD!
手作りブルーベリーマフィン、おいしかったです。
トマキムチ丼、ピリ辛で大好評でした。ぶどうもうれしかったです。
秋鮭のちゃんちゃん焼きとなめこ汁、秋ですねぇ。
毎日、和・洋・中(韓)とバリエーションに富んだメニューでいっぱいです。川部小は、給食のお残しが少ないとほめられていますが、1学期に比べ、さらに残さいが減っています。
1週間前ですね ~四時フェスティバル会場準備~
四時フェスティバルまであと1週間になりました。10月19日(金)は、5・6年生で係児童打合せと、6年生で会場準備を行いました。
係打合せは、記録係・舞台係・照明係・招集整列係・看護係・放送係・ビデオ係の児童と担当の先生で、仕事の内容について打合せを行いました。
そのあと、6年生が体育館にござを敷いたり椅子をならべたりして、10月27日(土)の会場づくりをしました。
各学年の発表もかなり仕上がってきました。内容をお知らせしたいところですが、子どもたちが秘密にしておきたいと言っていますので、各学年の演目だけ紹介します。
1・2年 劇『しどきの森のことばあそびバトル』
3年 劇・太鼓『きつつきの商売 ~川部のおとや~』
4年 劇・ダンス・合唱『ミュージックパワー ~音楽でつながる絆~
5年 表現『軌跡 ~21人の歩み~』
6年 劇『吾作とおっかあ』
このほかに全校合唱も準備しています。どうぞお楽しみに
ようこそ川部小学校へ ~就学時健康診断~
10月18日(木)は、平成31年度の新入生が就学時健康診断を受けました。
元気な新入生が来校し、4月がとても楽しみになりました。
新入生が健康診断を行っている間、保護者の皆様は、いわき市子育て講座講師の 沢 宏一 先生から、子育てについて講話がありました。『子ども』『学校』『親』の特性・特徴から、保護者として、学校として、度のような子どもとの関わりが望ましいのかお話がありました。
子どもはすべて無限の可能性を持っているというお話が印象的でした。その可能性を見出し伸びていく環境を整えることが、大人としての責任であると思いました。
正しく知って気をつける ~放射線出前授業~
10月17日(水)、4・5年生で、国際情報工科自動車大学校(郡山)の吉澤敏雄先生と三人の学生さんによる、放射線に関する学習を行いました。
まず、放射線はどんなものなのか、どんな特徴があるのか、どのように使われるのか、危険はないのか、そして原発事故による放射線の被害と対策などについて学習しました。
後半は、霧箱やガイガーカウンターを使って、放射線が空気中を飛ぶ様子を観察したり、放射線はいろいろなところから出ていることやプラスチックの板で遮られる放射線があることなどを体験したりしました。
子どもたちは、放射線の飛ぶ軌跡を見たりガイガーカウンターで確認したりしたのは初めてで、身近に放射線がぞんざいしていることを確認することができました。
今回の学習をきっかけに、放射線について関心をもち、正しい知識のもとに行動できるように学習を進めていきたいと思います。
子どもたちの健やかな成長のために ~福島県PTA研究大会喜多方大会~
10月14日(日) 喜多方市で福島県PTA研究大会が開催され、PTA会長と校長が参加して参りました。
記念講演は、ネット健康問題啓発者養成全国連絡協議会共同代表 大谷良光さんの「SNSをはじめとした情報化社会で親や教師はどう子どもと関わっていけばよいのか ~ネット長時間利用による脳の発達障害問題を中心に~」でした。
講演では、東北大学 加齢医学研究所教授 川島隆太氏(「脳トレ」を開発した方です)の研究グループの、8年50万件のデータによるスマホなどと脳の発達障害に関する研究データをもとに、子どもがスマホなどを長時間使用することについての問題についてお話がありました。
スマホを長時間使用することにより
▼ 前頭前野の恒常的な機能低下
▼ 神経ネットワークの損傷・乱れ(眼精疲労、スマホ老眼など)
▼ 神経ネットワークの改変(両眼視異常など負の構築)
などがおこる恐れがあります。
そこで、
◎ スマホの利用時間は 小学生で30分、中・高生で60分が限度。
◎ 乳児のスマホ利用は避けるべき。幼児で15分以内。
◎ 親として、教師として
1 子どもの健康・発達を第一に考える。
2 社会生活のために本当に必要なのか考える。
・「便利」は子どもの発達を阻害する。
・スマホをもたせることをできるだけ遅らせる。
・小・中学生は、家庭のタブレット・パソコンで十分。(家族で使うタブレット・パソコンならば家庭で利用を制限できる。)
・個人のスマホは高校生からで十分。
3 自分で、家族で 「デジタル デトックス(解毒)」を
・家族で、学級で、グループでルール作り
・「オフラインこそ贅沢」という価値観を提示する。
といったことが必要であるということでした。
「『便利』は子どもの発達にとって必ずしもよいとは限らない。」というお話が印象的でした。
「正直な自分づくり」は自尊感情を高めます ~特別の教科道徳 校内授業研究~
10月12日(月) 2年生で特別の教科道徳の校内授業研究会を行いました。
今回のテーマは「正直・誠実」です。イソップ童話の「金のおの」のお話を出発点にして、学習が始まりました。
うそがいけないことは、子どもたちは分かっています。でもうそをついてしまう自分もいます。本時では、神様が金のおのを持ってきたときの木こりの心の揺れを「心メーター」に表して、うそをつく、つかない、その時の気持ちを考えました。
子どもたちはお互いの考えを交流し、うそをつくときつかないときの気持ちを見つめ直しました。そして、正直の方が気持ちいいことに気がつきました。
学習のまとめに、うそをついてしまった女の子が正直に話すまでの心の葛藤を描いた絵本の読み聞かせを聞きました。人は過ちを犯すけれども、正直に行動することが、明るく生きていくための大切な方法であることに子どもたちは気がつきました。みんなが温かい心になる授業でした。
正直に生きることのよさを感じたり正直なことが周りから認められたりすることは、自信にもつながります。1・2年生の頃から「正直は気持ちいい」という心情をそだて、「正直な行為」を子どもも大人も認め合っていけば、子どもは「正直に生きる自分のよさ」を自覚し、自尊感情が育っていくと考えます。
読書の秋PART2
今日10月15日(月)は、市の移動図書館「しおかぜ号」が来校する日です。
市の図書館の司書さんたちが楽しい本を選んでもってきてくださるので、子どもたちは毎月「しおかぜ号」の来校をとても楽しみにしています。
借りられるのは、毎月一人1冊ですが、友達どうしで教室で読むので、クラスの人数分だけ、学校にない本を読むことができます。
川部小の子どもたちは、本が大好きです。読書の世界がどんどん広がっています。
芸術の秋PART2② 4・5・6年生
4年生 宇宙へとびだそう
友達といっしょに宇宙に飛び出したら・・・。宇宙ハイウェイ、宇宙人との遭遇、星の散歩・・・。想像の広がりは無限です。
5年生 心の中の美術館
有名な芸術家の絵画や写真をもとに、想像を広げました。何の絵がもとになっているか分かりますか?
6年生 雨傘のファンタジー
上から見たり横から見たり、開いたり閉じたり、雨の日、晴れの日、雨上がりの虹、いろんな傘の風景を描きました。
校内審査会を行って代表作品を選考し、いわき市造形展や勿来・遠野・田人方部絵画・書写展覧会に出展します。
いわき市行事献立
今日10月12日(金)の給食は、給食甲子園で福島県代表になっている「いわき市の行事食献立」でした。
いわき市産の野菜などをふんだんに使った、くまんまの麦ご飯、野菜たっぷり流鏑馬汁(やぶさめじる)、カツオの唐揚げ・ネギぴょんソースがけ、ひじきとエリンギのえごまマヨネーズ和え、トマにゃんのミニトマト。子どもたちにも大好評でした。
この献立は、全国の学校給食メニューのコンクールである給食甲子園で、現在3次審査に進んでおり、24校の一つに選ばれています。3次予選を突破すると、12校による東京での審査(60分で6食作っての審査)になるそうです。
審査結果を楽しみに待ちましょう。
芸術の秋PART2①(1~3年)
先日、“ギャラリーKAWABE”の話題をお伝えしましたが、9月から制作に取り組んできた各学級の絵が仕上がり、教室前の廊下に展示しています。
1年生「あさがおとみんないっしょ」
2年生「ふしぎな海の生きものと遊んだよ」
3年生 「動物たちが新しく仕事を始めました」
一枚一枚の絵に、それぞれ子どもたち一人一人が想像した物語があります。
読書の秋 スポーツの秋
からっとした秋晴れの日が続いています。学習にも、運動にも、とても気持ちのいい毎日です。
毎週水曜日は、図書館司書の先生がおいでになって子どもたちの図書選びを支援してくださいます。どんな本がおもしろいか教えてくださるので、子どもたちはいろいろな本を手にとって吟味しています。また、水曜日は、昼の読書タイムの時間に「くれよんの会」の皆さんによる読み聞かせを行う日でもあります。今日は6年生です。
今日のお話は、絵本「眠れなくなる宇宙のはなし」「4こうねんのぼく」と大型絵本「ノラネコぐんだんパンこうじょう」の3本立てです。ちょっと大人に近づいている6年生も思わず食いつく3つのお話でした。本のチョイスが さすがです。
さて、校庭もさわやかな秋風が吹き、今日は運動にするにも気持ちのいい1日になりました。
体育の時間には、1・2年生は、11月20日(火)実施予定の校内持久走記録会に向けて、目標を立てるための記録をとっていました。持久走記録会では、1・2年生は3分間、3・4年生は4分間、5・6年生は5分間にそれぞれどれだけの距離を走ることができたか、記録をとります。競争相手は “自分” です。今週とった記録をもとに、これから約1か月あまりで距離を伸ばしていきます。
これから約1か月間、目標突破を目指して、朝や休み時間に走ります。
四時フェスティバルに向けて
10月27日(土)は、四時フェスティバルです。各学級で9月から少しずつ準備を進めてきましたが、今日10月9日(火)は、5・6年生で体育館の会場準備を行いました。ステージ前にひな壇をならべ、発表当日と同じ形になりました。明日から、各学年で、ステージを使った本格的な準備が始まります。
また、これに先立ち、大休憩時には、全校合唱「翼をください」を全校児童で歌ってみました。1~4年生は高音部、5・6年生は低音部の二部合唱で各教室で練習してきましたが、高音部と低音部を合わせたのは今日が初めてです。でも、初めてとは思えないくらいきれいに歌声が合いました。これからさらに磨きをかけて、感動をお届けしたいと思います。
友情について考える ~特別の教科道徳 授業研究4年~
10月5日(金)2校時目に、4学年で特別の教科道徳の授業研究を行いました。今回のテーマは「友情」です。
子どもたちは、よい「友達」になるために自分はどうすればよいのか」考えました。自分が望んでいるよい友達のイメージに自分は近づいているのか、よい関係を作っていくために必要なことは何なのか、友達と意見を交流しながら考えを深めていきました。
「友達を助けてあげる」だけでなく、「友達のことを考えてあげる」「注意しなくてはならないところは注意してあげる」など、お互いを理解し合い、信頼し助け合うことが大切であることに気づいていました。
生の迫力と感動 ~鑑賞教室「モンゴルの白い馬」~
10月5日(金)、鑑賞教室を行いました。今年は演劇鑑賞です。『劇団「風の子」関西』による「モンゴルの白い馬」を全校生と保護者・地域の皆さんで鑑賞しました。
「モンゴルの白い馬」は、モンゴルの民族楽器「馬頭琴(ばとうきん)」の由来についてのお話です。2年生の国語の教科書に載っている「スーホの白い馬」のもとになった物語で、子どもたちもよく知っている話ですが、子どもたちの想像を超えるすばらしい舞台でした。役者さんたちの演技はもちろん、白い馬を始め動物の動き、大きな布やロープを使った自然の表現。子どもたちは、舞台を縦横無尽に走り回る迫力ある表現に圧倒されるだけでなく、役者さんの表情や手・指の細やかな表現、繊細な動物たちの動き(これも役者さんが黒子となって操演しているのですが)により、クライマックスでは涙を流す子どももたくさんいました。
『劇団「風の子」』は全国の学校を巡回し、子どもたちに本格的な演劇を届けている劇団です。この「モンゴルの白い馬」は文化庁の指定を受け、特に大きな舞台で演じるダイナミックな演目です。(川部小体育館のフロアの半分以上が舞台になりました。)
10月27日の「四時フェステバル」を前に、大いに刺激を受けた子どもたちでした。
「いただきます」の意味 ~校外学習5年~
10月4日(木)、5年生は校外学習で「日産いわき工場」と「アクアマリンふくしま」に行ってきました。
日産いわき工場では、エンジン製造の現場を見学したあと、自動車の組立体験や検査の体験を行いました。また、日産の車ののりハンドルを握って、上級車のオーナー感覚を味わいました。
アクアマリンふくしまでは、見学のあと魚釣りをして釣った魚を自分でさばいて食べました。
肉も魚も、すぐ食べられるようになった状態しか知らない子どもたち。ほとんどの子どもが、魚をさばくのは初めてでしたが、生きている魚の頭を落とし、内臓を取り、そして唐揚げにしていただきました。まさしく魚の「命をいただく」ことを実感できた貴重な体験でした。
鱗を落として胸びれから包丁を入れて頭を落とす、動いていた心臓が脈を止めていく・・・。残酷かもしれませんが、私たち人間が他の生き物の命をいただいていることについて、子どもたちは直に感じることができました。もちろん唐揚げは残さずいただきました。
教室での学習はどうしても座学が中心になってしまいますが、このような体験活動を取り入れることで、子どもたちの理解は実感を伴って深まっていくのだと思います。貴重な体験をご指導くださったアクアマリンふくしまの皆さんに感謝です。
たっぷり楽しみました ~6年修学旅行②~
子どもたちの願いが通じ、雨も上がり、浅草寺はお参りのあと仲見世でのお買い物を楽しみました。
浅草をたっぷり満喫し、かえりみちちになりました。
予定通り川部小に到着。
政治の中心、文化の中心、経済活動の中心の東京を体感でき、思い出に残る楽しい1日になりました。楽しい旅行になったのも、1日同行していただいたタカノ写真館さん、安全に楽しくバスを運行してくださったガイドさん・運転士さん、本当にお世話になりました。朝早く、そして暗くなってから送迎においでくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
快調です ~6年修学旅行①~
本日10月4日(木)は、6年生の修学旅行です。
途中、渋滞にもあわず、15人、元気に活動を続けています。
予定よりも早く国会議事堂に着きました。
現在、昼食をとり、科学技術館の見学をしています。
雨が落ちてきましたが、気にならない程度の雨で、みんな元気です。
知恵を出し合って ~理科出前授業3・5年~
10月3日(水)、理科教材を開発している(株)ナリカの技術部の3人の方々をゲストティーチャーにお招きして、3年生と5年生で理科出前講座を行いました。
3年生は、レゴブロックのヨットを風の力で目標地点まで動かす「ゴールインゲーム」を行いました。ヨットを目標地点まで動かすために、グループの友達とヨット改造のアイディアを話し合い、助け合いながらブロックのパーツを組み合わせて改造しました。
大きな帆に付け替えたり、2枚の帆にしたり、タイヤを大きいものに変えたり、軽量化を図ったり、最後は時間がなくなって、それでも粘り強く改造を続けました。
3グループのうち2グループが目標をクリアしました。3年生の理科の学習では、11月に風とゴムの力」の学習をします。「友達と話し合い助け合って課題を解決する」「とにかくアイディアはたくさん試す」ことを体験した3年生。これからの理科の学習が楽しみです。
5年生は、ぐっと専門的になって、もののとけ方の学習です。「とける」とはどのような現象なのか、実験を通して 気づいていきました。
まずは、砂糖、食塩、焼きミョウバン、小麦粉の4種類の粒を細かく観察。そしてこれらを1種類ずつ水へ・・・。もやもやを出しながら沈んでいくもの、粉の粒のまま沈んでいくもの、子どもたちは集中して変化を観察しました。
歓声が上がったのは、長~いパイプに砂糖や食塩の粒を入れたときです。糸を引きながらす~っと落ちていき見えなくなっていく食塩の粒・・・。自分が見たことを友達同士で伝え合って、「とける」ことを確認していました。
今日の実験で「ものが水にとける」ことについて、自分の言葉できちんと理解した5年生たちでした。「もののとけ方」の学習は、11月の予定です。理科の学習への期待が大きく膨らみました。
ご多用のところ、保護者の皆様にも多数ご参観いただきました。ありがとうございました。「友達と話し合いながら学習を進める」というところは、新指導要領の「主体的・対話的で深い学び」につながるところです。友達と学び合う姿勢をこれからも育てていきたいと思います。
芸術の秋
川部小学校の職員室から6年教室へ向かう階段の踊り場の掲示板は「ギャラリーKAWABE」となっております。毎月各学年の作品を掲示しています。現在公開中の作品は・・・
1・2年生の「手形アート」です。1・2年生のかわいい手形が動物に大変身! ゾウだったりカニだったり、はたまたチョウだったり。1・2年生ならではの自由な発想と楽しさが伝わってくる色使いで仕上げた、見ていると思わず笑みがこぼれてくる作品です。
先週は、4年生が方部音楽祭に出場しましたが、10月5日(金)は鑑賞教室「モンゴルの白い馬」(劇団『風の子』)。今日、1・2年生は市書写展に向けて練習をしていました。各学年で造形展に向けて絵も仕上げにかかっています。そして、10月27日(土)は四時フェスティバルと、文化的なイベントが続きます。もちろん、各学年とも、四時フェスティバルに向かって動き出しています。発表の内容は・・・まだ秘密です。どうぞお楽しみに。
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