出来事
2学期をふり返って③
「2学期をふり返って」、3回目は3年児童の作文です。
この2学期は、友達ととても楽しくすごすことができました。けんかをしても、すぐ仲直りすることができたし、毎日いっしょにすごす中で、ぼくと友達の心がどんどん通じ合っていくのを感じました。
CD当番では、自分の仕事をわすれてしまうことがありました。けれど、同じ当番の友達と話し合って、朝とお昼でたん当を決めました。それからはわすれることもなくなりました。
四時フェスティバルでは、ぼくは学級発表のリーダーになりましたが、みんなの音を一つに合わせるのがとてもたいへんでした。はじめは音が全然合わなかったので、授業の時だけでなく、朝や休み時間にも練習をしました。それでも音がなかなか合いませんでした。ぼくはリーダーとして、どうしようかなやみました。このままで発表するのがいやだったからです。そこで、太鼓のリズムを言葉にして、気をつけるポイントやコツを紙に書いて友達にわたしました。そして二人組や四人組に分かれて何度も練習をしました。練習を続けていくうち、だんだんとみんなの音が一つになっていきました。ぼくはとてもうれしかったです。毎日がんばってよかったと心から思いました。
3学期も、友達ともっと心が通じ合って、仲良くなれるといいなと思います。
「仲よく」と言葉で言うのは簡単ですが、本当に信じ合い支え合い助け合うには、困難を乗り越えることも必要です。この児童はただ「がんばろう」と言うのではなく、友達ができるようになるための工夫をを考え、リーダーとして根気強く友達に寄り添い続けたのだと思います。学級全体の「心」が大きく成長した2学期になったと思います。
「自己決定」と「支え合い・助け合い」で味わった充実感や達成感が、次の挑戦へのパワーになっていくものと期待します。
2学期をふり返って②
終業式に発表した1年生の作文を紹介します。
わたしが2学きにがんばったことをはっぴょうします。
1つめは学しゅうです。しょしゃでは、一文字ずつ、ゆっくりていねいにかくことをがんばりました。せんせいにはなまるをもらうと、とてもうれしいきもちになります。これからも字をじょうずにかきたいです。
それから、2がっきは、さんすうのけいさんをがんばりました。一学きまでは、けいさんがすこしにがてでした。でも、できるようになりたいとおもって、いえで、まいにちれんしゅうをしました。すらすらこたえられるようになって、けいさんがたのしくなりました。れんしゅうしてよかったな、とおもいました。
二つめは、おそうじです。わたしは、おそうじで、ぞうきんのかかりです。つくえの下や、きょうしつのすみずみまで、ぴかぴかになるようにふきます。ぴかぴかになると、とてもきもちいいです。まえは、どこをふいたらいいかわからなくて、あまりおそうじがすきではありませんでした。でも、おなじはんの、おにいさんやおねえさんが、やさしくおしえてくれました。そのおかげで、いまは、ぞうきんがけが、できるようになりました。3学きのおそうじも、いっしょうけんめい、がんばりたいです。
さいごに、わたしが2学きにたのしかったことは、本をよむこと、こうていであそぶことです。そとのあそびでは、とくに、おにごっこや、なわとびがたのしかったです。3学きも、たくさん本をよんだり、ともだちとあそんだりしたいです。
1年生児童も、こんなふうになりたいとの自分の思いを毎日の努力で達成していく姿がとてもすばらしいです。そして、上級生に教えてもらっておそうじが好きになっていく様子は、今年の二つめのキーワード「支え合い助け合って目標を達成する」姿でもあります。
大きな成長のあとが感じられる1年生の作文です。
2学期をふり返って①
終業式に発表した5年生児童の作文を紹介します。
2学期をふり返って、ぼくがよくできた点は、勉強や行事に集中して取り組めたことです。
授業では、勉強がだんだんとむずかしくなっていったけれど、多くの考えや意見を友達に伝えることができました。特に、ぼくが興味をもった学習は、社会科の「世界とのつながり」についてです。日本は、たくさんの国々とつながっていて、それには良い点ばかりでなく、問題点もあると分かり、もっと知りたいと思うようになったからです。
2学期はたくさんの行事がありましたが、それぞれに大事なことを学ぶことができました。その中で最も心に残ったのは、「四時フェスティバル」です。今年は、合唱・合奏・ダンスというむずかしい発表でしたが、みんなで心を一つにし協力することで、最高の発表をすることができました。「四時フェスティバル」を通して、仲間の大切さや協力してやりとげたときの達成感を学ぶことができました。
ほかにも、「持久走記録会」では、本番までの間、「絶対に校内記録をぬいてやるぞ。」という気持ちで練習をがんばりました。けれども、記録会の前日に高熱が出てしまい、走ることができませんでした。たくさん練習をしたので、とても残念でした。来年はもっと強い気持ちで、体調にも気を付けて、校内記録を抜けるように努力したいです。
ぼくの2学期は、勉強にも行事にも、一生懸命がんばることができた学期だと思います。この経験を生かして3学期もいい学期にできたらいいなと思います。
「自分で目標を決めてその達成に向けて努力する」ことは、今年のキーワードの一つです。目標達成とはいかなくても、毎日努力続けたことに尊さがあります。結果も大切ですが、たとえ目標にしていた結果が出なくても、そこにたどり着くまでの努力は、必ず他のいろいろなところでの成果に結びついていくはずです。
また3学期も続けていきましょう。応援しています。
充実の2学期 ~第2学期終業式~
12月24日(火)、集会室で第2学期終業式を行いました。
代表で3名の児童が2学期をふり返って作文を読みました。
3人とも、2学期に目標を立てて学習に取り組んだことや、友達と心の交流ができたこと、上級生に教えてもらって清掃したこと、力を合わせて学校行事に取り組んだことなど、自分で目標を決め、友達と支え合い助け合って目標を達成した様子がうかがえました。
3人の作文は、今後このホームページで紹介していきます。
さあ、いよいよお楽しみの冬休みです。
2学期がんばったことは? ~かわべ情報タイム(昼のテレビ放送)~
いよいよ2学期も残り2日。「かわべ情報タイム」でも、「2学期にがんばったこと」について2学期をふり返るインタビューを放送しました。
子どもたちは、学習で特に努力したこと、方部音楽祭や四時フェスティバルなどの行事で毎日練習したことや友達と力を合わせて成功したこと等について話しました。
努力の結果成長した自分をふり返ることは、自己肯定感を高めるためにもとても大切なことです。2学期の経験が、次の挑戦への力になるよう期待しています。
相手の喜びを自分の喜びに ~1年特別の教科道徳~
先日、1年生は「特別の教科道徳」の時間に「親切、思いやり」について考えました。
主人公クマの子トトはお母さんの誕生日のプレゼントにしようと花を育てていました。ところが、自分より小さいモグラのモイラが病気のお母さんのためにその花を摘んでしまいます。トトはがっかりしましたが残った2本の花を大切に育てました。そして、残りの花のうち、1本は自分のお母さんに贈りましたが、もう1本は、モイラのために残しておくのでした。
子どもたちは、モイラのことを怒っていましたが、花を摘んだわけを考えると、モイラの気持ちも理解しトトの行動をかっこいいことととらえるようになりました。
また、「親切って相手の人にありがとうって言われること。」ととらえる子どももいました。優しい気持ちを友達と共有できた道徳の時間でした。
祝! 創設三十五周年 ~川部ソフトボールスポーツ少年団~
川部ソフトボールスポーツ少年団は、今年創設三十五周年を迎えました。
12月14日(土)は、三十五周年を記念して日中は現役チーム対OB・OGチームの親善試合、夜は創設三十五周年祝賀会・芳賀総監督の古希の御祝いの会が開かれました。
昼の部では、川部小校庭にOB・OGが大集合。現役の小学生を相手に真剣なプレイを見せてくださいました。
芳賀総監督を慕って、いろいろな年代のOB・OGが集合しました。
昼食は、みんなで車座になり、保護者会のみなさんが準備してくださったカレーをいただきました。
そして、午後、もう1試合。
芳賀総監督は今年70歳、川部スポ少が三十五周年、芳賀総監督がいらっしゃるから、これだけのOB・OGが来てくださるということが分かりました。川部スポ少の絆の強さを改めて感じた1日でした。
来年早々、このバックネットも改築になります。
祝賀会は、地域の方はもちろん、芳賀総監督を慕ってさらにたくさんのOB・OGが大集合。和やかな温かい祝賀会になりました。
友達だから ~特別の教科道徳~
先日、道徳科の授業で、4年生は友達について考えました。
主人公は友達転校した大の親友から手紙をもらいます。しかし、58円の料金不足。不足料金は主人公が払いましたが、このことを親友に伝えるべきか悩みます。お母さんは相手の気持ちを傷つけないために伝えない方がいいと言い、お兄さんは同じ間違いを他でもするかも知れないから教えてあげた方がいいと言い、主人公は困ってしまいます。
4年生は「心メーター」を使って自分の考えを表しました。お礼だけ:7人、どちらかというとお礼だけ:1人、どちらかというと教える:1人、教える:2人、と考えは分かれました。
なぜそう考えたのか、友達どうしで意見を語り合います。
主人公や親友の考えを想像しながら話し合っていくうちに、子どもたちは、本当の友達なら分かってくれるのではないか、帰って教えてもらった方がありがとうという気持ちになる、という考えがふくらんできました。
「心メーター」で立場を明らかにして話し合いましたが、子どもたちは「本当の友達とはどんな関係なのか」について考えが深まりました。本当のことを言うと相手を傷つけてしまうと考えていた子どもたちも、立場を変えると、教えてもらった方がうれしいということもあることに気づきました。
話し合いを通して、「本当の友達」について考えを深めた4年生でした。
令和二年度に向けて
来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、令和二年度に向けて、6年生から5年生へ引継ぎが始まっています。
今週から、新しいパートを決めるためのオーディションに向けて、6年生が5年生に教えています。
年が明けると、6年生は卒業に向けて、5年生は鼓笛を始め児童会や清掃等の引継ぎや6年生を送る会の準備など、グンといそがしくなってきます。
文字で知ること・文字で考えること ~新聞社出前教室(5年)~
12月11日(水)、福島民報社編集員の方を講師にお招きして、5年生で新聞社出前教室を行いました。
この日の朝刊に目を通したあと、新聞の歴史や役割,新聞ができるまでについて講師の方のお話を聞いたり映像資料を見たりしました。
また、移動編集車「民報号」で授業の様子を伝える「号外」を作っていただき、できたての川部小5年生だけの新聞を手にしました。
後半は、新聞の特徴や役割について学びました。子どもたちは、事件や事故のニュースだけでなく、環境問題など世界で問題になっていることについて、正しく、そして因果関係などを詳しく伝える新聞ならではのよさについて知りました。
テレビやネットニュースで分かるニュースで十分と、最近新聞を取らない家庭も多くありますが、「新聞は正しく、詳しく伝える大切なメディアである」という編集員の方の新聞に寄せる熱い思いを子どもたちは知りました。
情報社会と言われる現代ですが、ネットの情報は玉石混淆。子どもたちは、情報を精査する力もつけていかなければなりません。文字で知り、文字でよく考えることは、これまでも、これからも、とても大切であると改めて思いました。
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