こんなできごとがありました

2018年1月の記事一覧

体験学習

 25日、3年生は福島大学の先生をお招きして、心の教室という学習を行いました。自分の心の声を聞き、うれしい気持ち、悲しい気持ち、たくさんの思いをしっかり受け止め、その上で、つらいとかいやだなと思う気持ちを楽にさせる方法をいくつか学びました。相談することもいいのですと、先生だけでなくスクールカウンセラーという先生もいること、またどんなふうに相談すればいいかも教えていただきました。


 26日、5、6年生は総合的な学習の時間に「CAPS」という学習をしました。
エリムでのスチューデントシティで学んだ社会の経済の仕組みを発展させ、帽子を販売し、会社として利益を生む学習です。
 1班4~5名が1つの会社を経営し、帽子を売るという過程で売り上げと費用のバランスを取りながら最終的にどの会社が一番売り上げるかを競います。社内の意思決定のための話し合い、戦略を立てるための相談が重要となります。今回は21班を3つのグループに分け、7班ずつ競争します。先生チームも混ざりました。


 帽子をいくつ買い入れるか、帽子をいくらで売るか、宣伝にいくらかけるか 設備投資をするかなど費用を考え、売れた分から費用を引いた分が会社の利益となる「帽子を売る」仕組みを学びます。第1週目の各会社の売り上げはいかに?各チームの上位3つの会社がアナウンスされても、ちょっと様子見の状態です。

 だんだん戦略会議も熱を帯びてきました。

 休憩時間には情報収集、先生たちも相談しています。

 4週目ともなると、今までの赤字をカバーしたり、さらに売り上げを伸ばすため知恵を絞るグループがほとんどです。



 最終週を終えて各グループ内の1位の会社の喜びの様子、感想発表の様子です。宣伝に力を入れたとか、安定して仕入れていったとか各会社の戦略も聞くことができました。意思決定するのに話し合い、折り合いをつけていくこととか、人前で自分の考えを発表していくこととか、これからの社会で生きていく力を身につけられる学習だと思いました。
 さて、先生チームの戦略は、そして結果は・・・というと、若い力に押され、頑張ったものの上位には入れませんでした。