出来事
万が一に備えて ~職員救急救命講習会~
11月2日(金)、勿来消防署員の方々7名においでいただき、職員向けの救急救命講習会を行いました。
救急救命法は、命を守るための最良の方法に書き換えられていくため、少なくとも3年に1回は講習が必要とされています。本校では、半日の認定講習の開催は時間がとれず難しいので、90分程度の救急救命講習会を毎年行って、万が一の事態に職員が落ち着いて対応できるようにしています。
この日は2人組でAEDを使っての救急救命の訓練も行い、緊急時にチームで対応することの大切さを学びました。
ただいま工事中 ~元給食調理室改装工事~
今年度から、本校の給食は勿来給食共同調理場からいただいておりますが、先月から、使われなくなった本校の給食調理室のリニューアル工事を行っています。
市教育委員会・学校・PTA役員で、どのような部屋にリニューアルするか検討しながら進めていますが、集会や会議などに使える多目的室をイメージして計画が進んでいます。現在は、排水や材料の搬入などのために斜めになっていたり段差になっていたりしているコンクリートの床を削って平らにする作業を行っています。今週いっぱい大きな音がしていますが、床が平らになった時点で、さらに教育委員会と話し合いながら、具体的なリニューアルの姿を固めていきます。
完成は2019年3月の予定です。
冬の使者到来 ~鮫川~
季節は冬に向かっています。11月3日(土)、鮫川(鹿野)に白鳥が飛来していました。
地域の文化の担い手として ~八幡神社祭礼「ひょっとこ踊り」~
11月3日(土)は、川部地区の八幡神社の祭礼で、川部川東地区の子ども会の2~6年生の児童が、「ひょっとこ踊り」を奉納しました。
上級生のお囃子が始まり、3年生が扮する“おかめ”と“ひょっとこ”の舞が始まりました。扇をひらりひらりと振りながら、腰をピッとあげるところがとてもユーモラスでかわいらしい舞でした。おかめは胸の前で、ひょっとこは腰のあたりで、それぞれ扇をひらひらと振るという舞の違いもあるようです。
拝殿の前では、2年生もはっぴを着て応援していました。来年は2年生もお囃子や舞に参加するようになるそうです。
少子化の影響で、お祭りを続けていくこと自体難しくなっているところもありますが、地域が引き継いできた長い歴史のある文化ですので、子どもたちが先人の心を感じ取り、これからも続いていくことを願いながら観せていただきました。
この「ひょっとこ踊り」は、11月10日(土)・11日(日)開催予定の「川部公民館まつり」でも、11月10日(土)に披露される予定です。
収穫の秋 ~1・2年いもほり~
11月1日(木)、1・2年生でいもほりをしました。
1・2年生は、5月から、用務員さんにお手伝いをいただきながら、サツマイモを育ててきました。この日は、いよいよ収穫です。
今年は、電子レンジで簡単に調理できる「クイックスイート」と伝統のおいしさ「ベニアズマ」の2種類のサツマイモを作りました。
子どもたちの頭と同じぐらいの大きなサツマイモもありました。
たくさんとれたので、子どもたちは、「おいもパーティー」用のサツマイモを学校において、残りのサツマイモをおうちへのお土産としてみんなで仲よく分けました。
なるほどなるほど ~アクアマリン出前授業1・2年~
10月31日(水)、1・2年生で、アクアマリンふくしまの先生をお招きして国語の出前授業を行いました。「『アクアマリンふくしま』ならば生活科の授業かな。」と思いがちですが、2年生の国語の「どうぶつ園のじゅうい」での学習の発展の授業でした。
「どうぶつ園のじゅうい」では、説明的な文章を読み取り、自分の知識や体験と比べながら考えてことを書く学習をしてきました。この日は、学習したことを活かして、水族館の獣医さんの仕事について大切なことばを見つけながら聞き取る学習を行いました。
アクアマリンふくしまの先生は、獣医さんの映像だけでなく、はく製やぬいぐるみを使って説明してくださったので、国語の教科書での学習した動物園の獣医さんの仕事と比べながら、大切なことばを捉えることができました。
学習後、鮫の帽子をいただき、学習の中で紹介されたゴマフアザラシ、カモメ、ハリセンボンのはく製に触らせていただきました。
アクアマリンの先生の話と映像資料やはく製で、理解がより深まった国語の授業でした。
やってみて初めて気づくこと ~川部地区防災訓練~
10月28日(日)川部小体育館で、川部上地区の防災訓練が行われました。今回は、消防署員の方の指導で、区長さんを中心に住民の方に消防団の皆さんや警察の方も入って、地震や洪水などの災害が起きた時、どこにどのような被害が想定されるのか、避難するときはどこへどの経路で行くのか、支援を必要としている人はどこに何人いるのかなどについて、地図の中に書き込んで、避難行動を検証するというものでした。
もし地震等で四時ダムが危険な状況になったら、川部小の避難マニュアルでは、校舎の3階に避難することになっていますが、四時ダムが危険になるほどの地震が起きて校舎が無事なのか、という話が出て、状況によっては、浄円寺に避難する方法もあるのではないかという考えも出されました。
また、災害時には特設電話が開設されますが、川部小の体育館にもその電話の接続端子が来ています。しかし、その場所が明示されていなかったのでした。
さっそく案内板を付けました。
やってみて初めて分かることがたくさんあります。11月5日は全国津波防災の日です。今回の防災訓練で課題になった部分は、職員で話し合い、改善していきたいと思います。
最後まで美しく ~四時フェスティバル④~
各学年の発表を見ていると、学年毎にその学年ならではの成長のあとが見られます。その意味で、6年生の発表は小学校で学習したこと、経験したことの集大成とも言えます。
6年 吾作とおっかあ
笑いあり、感動あり、15人の熱演に、涙がとまらなかった方も多かったのではないでしょうか。
6年生は、演技はもちろん、大道具・小道具などの準備はもちろん照明もすべて自分たちで行いました。発表中は、ステージで演じる児童だけでなく、ステージの出番がない児童も、大道具の出し入れ、小道具の手渡し、上手・下手・中央のスポットライトの操作と、休む間がありません。15人全員が劇のすべてを把握し、一人一人が自分の役割を理解して実行できてあの感動が生まれたのだと思います。
「四時フェスティバル」のトリを飾るにふさわしい、川部小学校でのこれまでの学びが生み出したすばらしい発表だったと思います。
そして、このような子どもたちの姿を引き出したのは、ご観覧いただいた保護者の皆様、地域の皆様のおかげでもあります。温かい手拍子や拍手、子どもたちに注いでいただいた、真剣かつ温かい眼差し。会場全体の雰囲気でできた「四時フェスティバル」の成功だと思います。本当にありがとうございました。
10月30日(火)は、1校時目に美化活動を行い、全校児童で体育館や各学年で使った大道具などの片付けを行いました。73人全員で手分けし協力して、きれいに片づけました。最後まで「美しい心」を感じさせる子どもたちの活動でした。
川部小の伝統 ~四時フェスティバル③~
川部小には、特別非常勤講師の先生や地域の文化を教えてくださる先生にお世話になって、毎年取り組んでいるものがあります。
全校合唱 「気球にのってどこまでも」「翼をください」
毎年4年生は、勿来・遠野・田人方部小学校音楽祭に出場しているので、発声の仕方から学んでいます。そのおかげで、歌声がとてもきれいです。「天使の歌声」は、川部小の伝統でもあります。
3年生 きつつきの商売 ~川部のおとや~
太鼓保存会の皆さんにに教えていただいて、毎年、3年生が「四時太鼓」に取り組んで5年になります。今年の3年生は、4曲すべて覚えて発表しました。11人の息が合った迫力ある太鼓でした。前半の劇も、一生懸命さが伝わってくる発表でした。
心打つパフォーマンスは一日にしてならず ~四時フェスティバル②~
四時フェスティバル当日は、100台以上の車が校庭に入りました。本校の実家庭数が60ですので、これはすごいことです。今年度は川部小学区と旧田人二小学区の皆様にも、「四時フェスティバル」開催について回覧でお知らせいたしました。これを機会にお子さん、お孫さんが通学していなくても、どうぞ川部小学校においでください。
4年生 ミュージックパワー ~音楽でつながる絆~
4年生は、9月に開催された勿来・遠野・田人方部小学校音楽祭で発表した合唱を中心に劇と「USA」のダンスを織り交ぜて発表しました。特に合唱は、5月末から練習を積んできたもので、9月の発表より声量が増したように感じました。
5年生 軌跡 ~21人の歩み~
互いに信じ、想い合うことで完成する組体操。5年生も2か月かけてこの発表を準備してきました。一人一人が自分の技を磨くだけでなく、それを3人、5人、7人、・・・21人と合わせて完成する組体操。力強く、華麗に見えますが、ステージでは、タイミングを合わせたり、アドバイスしたり、励ましたりといったことばが飛び交っています。人の力、それが一つになったときのパワーに圧倒された発表でした。
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