出来事
「正直な自分づくり」は自尊感情を高めます ~特別の教科道徳 校内授業研究~
10月12日(月) 2年生で特別の教科道徳の校内授業研究会を行いました。
今回のテーマは「正直・誠実」です。イソップ童話の「金のおの」のお話を出発点にして、学習が始まりました。
うそがいけないことは、子どもたちは分かっています。でもうそをついてしまう自分もいます。本時では、神様が金のおのを持ってきたときの木こりの心の揺れを「心メーター」に表して、うそをつく、つかない、その時の気持ちを考えました。
子どもたちはお互いの考えを交流し、うそをつくときつかないときの気持ちを見つめ直しました。そして、正直の方が気持ちいいことに気がつきました。
学習のまとめに、うそをついてしまった女の子が正直に話すまでの心の葛藤を描いた絵本の読み聞かせを聞きました。人は過ちを犯すけれども、正直に行動することが、明るく生きていくための大切な方法であることに子どもたちは気がつきました。みんなが温かい心になる授業でした。
正直に生きることのよさを感じたり正直なことが周りから認められたりすることは、自信にもつながります。1・2年生の頃から「正直は気持ちいい」という心情をそだて、「正直な行為」を子どもも大人も認め合っていけば、子どもは「正直に生きる自分のよさ」を自覚し、自尊感情が育っていくと考えます。
読書の秋PART2
今日10月15日(月)は、市の移動図書館「しおかぜ号」が来校する日です。
市の図書館の司書さんたちが楽しい本を選んでもってきてくださるので、子どもたちは毎月「しおかぜ号」の来校をとても楽しみにしています。
借りられるのは、毎月一人1冊ですが、友達どうしで教室で読むので、クラスの人数分だけ、学校にない本を読むことができます。
川部小の子どもたちは、本が大好きです。読書の世界がどんどん広がっています。
芸術の秋PART2② 4・5・6年生
4年生 宇宙へとびだそう
友達といっしょに宇宙に飛び出したら・・・。宇宙ハイウェイ、宇宙人との遭遇、星の散歩・・・。想像の広がりは無限です。
5年生 心の中の美術館
有名な芸術家の絵画や写真をもとに、想像を広げました。何の絵がもとになっているか分かりますか?
6年生 雨傘のファンタジー
上から見たり横から見たり、開いたり閉じたり、雨の日、晴れの日、雨上がりの虹、いろんな傘の風景を描きました。
校内審査会を行って代表作品を選考し、いわき市造形展や勿来・遠野・田人方部絵画・書写展覧会に出展します。
いわき市行事献立
今日10月12日(金)の給食は、給食甲子園で福島県代表になっている「いわき市の行事食献立」でした。
いわき市産の野菜などをふんだんに使った、くまんまの麦ご飯、野菜たっぷり流鏑馬汁(やぶさめじる)、カツオの唐揚げ・ネギぴょんソースがけ、ひじきとエリンギのえごまマヨネーズ和え、トマにゃんのミニトマト。子どもたちにも大好評でした。
この献立は、全国の学校給食メニューのコンクールである給食甲子園で、現在3次審査に進んでおり、24校の一つに選ばれています。3次予選を突破すると、12校による東京での審査(60分で6食作っての審査)になるそうです。
審査結果を楽しみに待ちましょう。
芸術の秋PART2①(1~3年)
先日、“ギャラリーKAWABE”の話題をお伝えしましたが、9月から制作に取り組んできた各学級の絵が仕上がり、教室前の廊下に展示しています。
1年生「あさがおとみんないっしょ」
2年生「ふしぎな海の生きものと遊んだよ」
3年生 「動物たちが新しく仕事を始めました」
一枚一枚の絵に、それぞれ子どもたち一人一人が想像した物語があります。
読書の秋 スポーツの秋
からっとした秋晴れの日が続いています。学習にも、運動にも、とても気持ちのいい毎日です。
毎週水曜日は、図書館司書の先生がおいでになって子どもたちの図書選びを支援してくださいます。どんな本がおもしろいか教えてくださるので、子どもたちはいろいろな本を手にとって吟味しています。また、水曜日は、昼の読書タイムの時間に「くれよんの会」の皆さんによる読み聞かせを行う日でもあります。今日は6年生です。
今日のお話は、絵本「眠れなくなる宇宙のはなし」「4こうねんのぼく」と大型絵本「ノラネコぐんだんパンこうじょう」の3本立てです。ちょっと大人に近づいている6年生も思わず食いつく3つのお話でした。本のチョイスが さすがです。
さて、校庭もさわやかな秋風が吹き、今日は運動にするにも気持ちのいい1日になりました。
体育の時間には、1・2年生は、11月20日(火)実施予定の校内持久走記録会に向けて、目標を立てるための記録をとっていました。持久走記録会では、1・2年生は3分間、3・4年生は4分間、5・6年生は5分間にそれぞれどれだけの距離を走ることができたか、記録をとります。競争相手は “自分” です。今週とった記録をもとに、これから約1か月あまりで距離を伸ばしていきます。
これから約1か月間、目標突破を目指して、朝や休み時間に走ります。
四時フェスティバルに向けて
10月27日(土)は、四時フェスティバルです。各学級で9月から少しずつ準備を進めてきましたが、今日10月9日(火)は、5・6年生で体育館の会場準備を行いました。ステージ前にひな壇をならべ、発表当日と同じ形になりました。明日から、各学年で、ステージを使った本格的な準備が始まります。
また、これに先立ち、大休憩時には、全校合唱「翼をください」を全校児童で歌ってみました。1~4年生は高音部、5・6年生は低音部の二部合唱で各教室で練習してきましたが、高音部と低音部を合わせたのは今日が初めてです。でも、初めてとは思えないくらいきれいに歌声が合いました。これからさらに磨きをかけて、感動をお届けしたいと思います。
友情について考える ~特別の教科道徳 授業研究4年~
10月5日(金)2校時目に、4学年で特別の教科道徳の授業研究を行いました。今回のテーマは「友情」です。
子どもたちは、よい「友達」になるために自分はどうすればよいのか」考えました。自分が望んでいるよい友達のイメージに自分は近づいているのか、よい関係を作っていくために必要なことは何なのか、友達と意見を交流しながら考えを深めていきました。
「友達を助けてあげる」だけでなく、「友達のことを考えてあげる」「注意しなくてはならないところは注意してあげる」など、お互いを理解し合い、信頼し助け合うことが大切であることに気づいていました。
生の迫力と感動 ~鑑賞教室「モンゴルの白い馬」~
10月5日(金)、鑑賞教室を行いました。今年は演劇鑑賞です。『劇団「風の子」関西』による「モンゴルの白い馬」を全校生と保護者・地域の皆さんで鑑賞しました。
「モンゴルの白い馬」は、モンゴルの民族楽器「馬頭琴(ばとうきん)」の由来についてのお話です。2年生の国語の教科書に載っている「スーホの白い馬」のもとになった物語で、子どもたちもよく知っている話ですが、子どもたちの想像を超えるすばらしい舞台でした。役者さんたちの演技はもちろん、白い馬を始め動物の動き、大きな布やロープを使った自然の表現。子どもたちは、舞台を縦横無尽に走り回る迫力ある表現に圧倒されるだけでなく、役者さんの表情や手・指の細やかな表現、繊細な動物たちの動き(これも役者さんが黒子となって操演しているのですが)により、クライマックスでは涙を流す子どももたくさんいました。
『劇団「風の子」』は全国の学校を巡回し、子どもたちに本格的な演劇を届けている劇団です。この「モンゴルの白い馬」は文化庁の指定を受け、特に大きな舞台で演じるダイナミックな演目です。(川部小体育館のフロアの半分以上が舞台になりました。)
10月27日の「四時フェステバル」を前に、大いに刺激を受けた子どもたちでした。
「いただきます」の意味 ~校外学習5年~
10月4日(木)、5年生は校外学習で「日産いわき工場」と「アクアマリンふくしま」に行ってきました。
日産いわき工場では、エンジン製造の現場を見学したあと、自動車の組立体験や検査の体験を行いました。また、日産の車ののりハンドルを握って、上級車のオーナー感覚を味わいました。
アクアマリンふくしまでは、見学のあと魚釣りをして釣った魚を自分でさばいて食べました。
肉も魚も、すぐ食べられるようになった状態しか知らない子どもたち。ほとんどの子どもが、魚をさばくのは初めてでしたが、生きている魚の頭を落とし、内臓を取り、そして唐揚げにしていただきました。まさしく魚の「命をいただく」ことを実感できた貴重な体験でした。
鱗を落として胸びれから包丁を入れて頭を落とす、動いていた心臓が脈を止めていく・・・。残酷かもしれませんが、私たち人間が他の生き物の命をいただいていることについて、子どもたちは直に感じることができました。もちろん唐揚げは残さずいただきました。
教室での学習はどうしても座学が中心になってしまいますが、このような体験活動を取り入れることで、子どもたちの理解は実感を伴って深まっていくのだと思います。貴重な体験をご指導くださったアクアマリンふくしまの皆さんに感謝です。
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