出来事
積み重ねたもの
校長の紺野真一です。私は、以前、二本松市立大平(おおだいら)小学校に勤めていたことがあり、先日、大平小学校歴代PTA会長様とお目にかかる機会がありました。現在市議会議員をされているある元会長様に、私が現在いわき市立川部小学校に勤務していることを話したところ、「川部ならば、今から30年ぐらい前に大平スポーツ少年団で贈った装飾品があるはずだ。」というお話を伺いました。
そこで、川部小学校の展示ケースをさがしてみたところ・・・
ありました。
川部スポーツ少年団ソフト部の監督さんにお聞きしたところ、これは、川部スポ少が、大平スポーツ少年団主催の大会に出場したときに贈った応援旗の御礼として、大平スポ少から「戒石銘」の石板とともに贈られた「川部スポ少結成5周年」の記念品なのだそうです。
「戒石銘」の石板
この記念品によれば、川部スポ少は来年結成35周年ということになります。輝かしい成績を残してきた川部スポ少と、私にもつながることあったことが分かり、川部スポ少が積み重ねてきた歴史の重みを改めて感じているところです。
さて少子化の波は、どこの地区にも及んでいます。大平スポーツ少年団は、現在、ミニバスとサッカーで運営し、ソフトボール部は、隣接小学校区のスポ少と合同で「二本松東スポーツ少年団ソフトボール部」を結成して活動しているそうです。
川部スポ少では、11月18日(日)、ソフトボールの親子体験会を開催するそうです。より多くの子どもたちが、スポーツの楽しさにふれる一日になるようお祈り申し上げます。
デジタル教科書の力 ~4年算数科~
今年から、いわき市内の小学校に算数科のデジタル教科書が導入されていることは、学校だよりやホームページでもお知らせしましたが、図形や面積・体積などの学習において、そのよさがより表れます。
4年生の算数科では、面積を求める学習を進めています。この日は1㎠のますが縦・横にいくつ並ぶかを元に、計算で面積を求める方法を考えていました。
授業の後半、デジタル教科書を映した電子黒板を用いて、計算の仕方について、子どもたちどうしで話し合いになる場面がありました。
最初に発言した子どもが、話し合いの中で考えの誤りに気づき、修正した考えを発表し、他の子どもたちも納得するということがありました。このような学習ができるのも、デジタル教科書を使っての学習の効果の一つと言えます。
学習のまとめで、全員が「たて×よこ(よこ×たて)」の公式を用いて長方形の面積を求めていました。
これからも、デジタル教科書の特性を生かして、「主体的・対話的で深い学び」が実現するように、子どもたちの学習の支援をしていきたいと思います。
未来マップ ~6年職業体験講座~
11月8日(木)3・4校時に、6年生で、専門学校の先生をお招きして、職業体験出前講座を行いました。
本校では、キャリア教育の一環として、実際に学生の進路指導に当たっている専門学校の先生をお招きして、仕事を含めた将来の生き方について考える授業を行っています。
授業では、「学制・労働者」「市民・年金生活」「子ども・家庭・親」「趣味を楽しむ」の4つのキーワードで、自分がやってみたいことや連想した言葉などをスケッチブックに書きイメージマップをつくりました。そして、自分の将来の姿を「未来ノート」に書き、その実現のためにどんなことをしたいか考えました。
「未来ノート」に書いたことは、授業の終わりに代表児童が発表したのですが、授業のまとめで、講師の先生がおっしゃった言葉にビックリしました。講師の先生は、
「今日書いたことは、この授業が終わったらすべて忘れてください。」
とおっしゃったのです。そして、こうお続けになりました。
「今日皆さんが使ったスケッチブックとペンは差し上げます。皆さんは日々成長しています。その時々で、自分に合った未来を描いてください。」
先生がお帰りになるとき、最後の一言に驚いた話をしたところ、先生は、
「仏教の教えにもあるように、自分のあるがままを認めることから始まります。」
と一言。職業病でしょう、悲しいかな私など、話をするといつも説教じみてしまい反省ばかりです。
未来は大人が示し与えるものではなく、「子ども自身が、悩みながらも選び自らつくり上げていくもの」ということに改めて気づかされた、私にとってもたいへん有意義な時間でした。
給食 いかがだったでしょうか ~学校開放日③~
学校開放日には、給食試食会も行いました。当日は28人もの保護者の皆様にご参加をいただきました。実家庭数が60ですから、約半数の参加ともいえ、保護者の皆様の関心の高さを感じました。
試食後のアンケートにもご回答いただきありがとうございました。いただいた感想をいくつか紹介いたします。
◯ 味も濃くなくとってもおいしかったです。家庭でも薄味を心がけていきたいです。
◯ 野菜を多く使っていてよかったと思います。バランスのよい食事でした。
◯ 毎日温かい給食をありがとうございます。
◯ おかわりをする姿、うれしく思いました。
◯ 餃子が冷たくて残念でした。汁物の温度も高いとよいと思いました。
◯ 食べる時間がもう少しあるとよいと思いました。
センター給食になると心配されるのが「温かさ」だと思います。汁物については勿来学校給食共同調理場にお伝えしたいと思います。主菜・副菜については、「調理後すぐに供給できないものは、10℃以下で保存する」というきまりがあるため、難しいところがあります。食べる時間については、午後1時20分には食器の回収車が来るので、できるだけ準備や配膳をを早くできるよう工夫し、食べる時間を確保できるようにしていきたいと思います。
給食については、今年から始まったセンター給食ですので、お気づきのところはぜひお知らせください。勿来学校給食共同調理場と相談しながらできるところから改善を進めていきたいと思います。
川部公民館まつり開催中!!
11月10日(土)~11日(日)、川部公民館で「公民館まつり」が開催されています。
本校児童の絵画の作品も展示されておりますので、どうぞご覧ください。
写真入りカレンダーも作れます。
本日11月10日(土)は、川部地区子ども会による「ひょっとこ踊り」も披露されました。
野菜 とってますか? ~学校開放日②~
学校開放日の3・4・5・6年生の様子です。
4年生と6年生では、勿来学校給食調理場から先生をお招きして食育の授業を行いました。それぞれ自分の食生活を見直して、学校で元気に生活するためにも朝食もしっかりとりたい、一日に必要な野菜をとるために食べ方を見直していきたいなどと、自分の生活を自分で見直して改善していこうという意識が高まりました。
子どもたちの姿は ~学校開放日①~
11月8日(木)の学校開放に、多数おいでいただきありがとうございました。1日で、昨年より多い約50名の方に参観していただきました。
1・2年生は、3・4校時に先日掘ったサツマイモを使って「いもパーティー」を行いました。味わうだけでなく、はんこもつくって楽しみました。
子どもの成長を楽しみましょう ~勿来・遠野・田人方部教育講演会~
11月6日(火)、田人小中学校で、菊田小学校長の松本光司先生を講師としてお招きし、勿来・遠野・田人方部教育講演会が開催されました。本校からは、PTA会長、校長はじめ、6名が出席しました。
松本校長先生からは、「子どもを伸ばす親の関わり ~イライラ子育て さようなら~」という演題で、子育てに関するイライラや最近の子どもの生活についての課題を元に、親が子育てを自分らしく楽しみ、寄り添う親でいたいというお話がありました。
途中、小グループでの話し合いの時間もあり、課題意識を持って参加できる講演会でした。
松本校長先生が最後におっしゃった次の言葉が印象に残りました。
「子どもは言うことを聞かなくて当たり前。おりこうな子どもを育てるのではなく、いい大人に育てることが目標。」
「我が子を誰かと比べるのではなく、昨日の我が子と今日の我が子を比べてほめましょう。」
「子どもの成長はあっという間。子どもの成長を楽しみましょう。」
11月8日(木)は学校開放日です
明日11月8日(木)は、学校開放日です。どうぞ都合のよい時間帯に自由にご参観ください。
3校時 4年生、4校時 6年生で、食育の学習を行います。また、事前に申し込んだ方になりますが、12:10~給食試食会を行います。希望した学年の教室に向かうようお願いいたします。
各学年の時間割は、次のとおりです。
万が一に備えて ~職員救急救命講習会~
11月2日(金)、勿来消防署員の方々7名においでいただき、職員向けの救急救命講習会を行いました。
救急救命法は、命を守るための最良の方法に書き換えられていくため、少なくとも3年に1回は講習が必要とされています。本校では、半日の認定講習の開催は時間がとれず難しいので、90分程度の救急救命講習会を毎年行って、万が一の事態に職員が落ち着いて対応できるようにしています。
この日は2人組でAEDを使っての救急救命の訓練も行い、緊急時にチームで対応することの大切さを学びました。
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