桶売ニュース

2018年11月の記事一覧

フォーメーション

 きれいに整地された校庭で、澄みきった美しい青空の下で、走ります。

 自分の記録とプライドとくじけそうな心の折り合いの中で、走ります。

 バスケ部だったペースメーカーの先生に、ずっとついていった子もいました。

 ペースメーカーも、追いつかれず諦めさせずの絶妙の間の取り方です。

 それ! ついてけ!! その先に、今まで見たことのない自分が、きっと待っているから。

 ただ一緒に走っているのではありません。ある先生はペースをつくり、ある先生はくじけそうな心を奮い立たせ、ある先生は寄り添い・観察し・・・。

 それぞれ意味あるフォーメーションをつくって業間運動にのぞんでいます。

 

凍結の朝

 車の温度表示は-1℃。やはり今朝も、車がガチガチの凍結状態でした。

 10月末から始まった車のガラス凍結、暖機運転。これで何度目でしょうか。

 これからの暖機運転、雪かき、融雪剤散布・・・等々、何かにつけ手間がかかります。

 しかし、何かにつけ手間をかける地域だからこそ、その分「人」が育つと思うのです。

 集合登校で通り過ぎる犬さんも、毎朝体をぶるぶる震わせながら一行を見送る日々です。

 体調管理を万全にして、明日の持久走大会を迎えたいと思います。

読書の秋も、紅葉もひとり占め!

 2年生の見学学習は、生活科の学習として、いわき総合図書館に行きました。広い館内やたくさんの本に、興味津々の2年生。

 しかし、展示してある本は、図書館にある本の約半分!残りは、どこにあるかというと・・・。

 高さ9mもある、出納書庫にありました。実際に、書庫の中を見学させていただき、機械が動く音や大きな本棚を肌で実感することができました。

 「もっと本を読みたいです!」と名残惜しく、返却。見学させていただいたおかげで、図書館や本がもっと大好きになったようです。「今度は、おばあちゃんと行きます!」と自分に約束していました。

  

 次に向かった先は、松ヶ丘公園。紅葉で囲まれた公園で、秋を感じながらお弁当を食べたり、遊んだりしました。

 読書の秋、紅葉で彩られた自然をひとり占めしながら、充実した見学学習となりました。

社会科の目と耳で ~小川江筋取水口・澤村神社・マルト神谷店~ 

4年生は社会科「郷土の発展に尽くす」から、

・小川江筋の取り入れ口

・澤村神社

3年生は社会科「店ではたらく人」から、

・マルト神谷店

 見学学習に行きました。

取水口を見た子どもたちからは・・・

  

 

「あそこだけ水の流れが変わっている」「水が吸い込まれていってる」

子どもたちなりに、江筋の流れに目を向けていました。

近くに神社があることも気になったようです。

 

次に向かったのは、澤村神社。

小川江筋を作った澤村勘兵衛を祀った神社です。

途中の車窓から、「あれも江筋かな?」と気付く子どもたちの目。

澤村勘兵衛の一生を、紙芝居でわかりやすく教えてくださりました。

勘兵衛は多大な功績を残したにも関わらず、最期は切腹を命ぜられたとのこと。

驚きを隠せませんでした。

 

午後は、マルト神谷店へ。

各部門のバックヤードを案内いただきました。

野菜を切ったり、パック詰めしたりする様子に興味津々。

 

 

 

 

 

 

商品の並べ方にも工夫があるということも学びました。

 

一日中、社会科の目と耳をいっぱいはたらかせ、学びを深めることができました。

明日からの学習では、教えていただいたことを振り返り、まとめていきたいと思います。

 

見学学習にご協力いただきまして、ありがとうございました。

微笑みの園

 本日、高学年はいわき市内の介護施設で体験活動を行いました。施設の方から、笑顔で明るく接する大切さをまず教えていただきました。ですが・・・。

 逆に、入所している方々が、緊張の子どもたちを、ありがたいことに穏やかな微笑みで迎えてくださったのです。

 この後、入浴後の髪を乾かすことや配膳の手伝いなど、相手の身になって行う貴重な体験をさせていただきました。

 その仕事の内容・技術も大事ですが、そこに向かう人間性・心の在りようが大事であることを学びました。それによって、仕事の内容自体、そして質も変わってくるものだから。

 ケアパートナーいわきのスタッフの皆様、ご利用の皆様、本当にお世話になりました。学んだことを心に刻み、さらにキャリア教育を自分の生き方をよりよいものにしてまいります。