6月13日(月)
サイエンスショーで見た空気の輪を観察して疑問を持った4年生が、 さっそく校長室に尋ねてきました。
「どうして壁の近くで大きくなるのですか?」
「穴が四角だったら四角の形で出るのですか?」
そこで、給食後に実験をすることにしました!答えを話すのは簡単ですが、自分の目で見て考えてもらいたかったからです。
四角の穴から出る煙の実験です。
穴を四角に改造しました!
実験開始!
四角の穴からは四角の煙が! 角が見えますか?
四角の穴からは、はじめ四角の形に合わせて出てきますが、不安定なために丸くなろうとして、四角、マル、四角、マルを繰り返してやがてマルになっていきます。
実際に見てはわかりにくいですが、タブレットで連写した写真を子どもたちに見せると
「六角形に見える!」という声があがりました。そのとおり、四角とマルを繰り返して角がたくさん見えるからです。
ちなみに、元の穴のマルの形から出た煙は、きれいに円になっています。
一目瞭然ですね!
壁の近くで大きくなる、というのは、煙の輪が、輪の中から空気を輪の外側に出して進み、(水泳の平泳ぎのイメージ)壁の近くになると空気が薄くなり外に広がるから大きくなるのです。そのことも、子どもたちは、ちゃんと自分の言葉で考えていました。
好間二小の子どもたちは、ほんとうにすばらしいです!