桶売ニュース

2019年3月の記事一覧

毎朝見つめる

 当番の子が毎朝掲揚する校旗。見上げる先の図柄には先人の思いが込められています。

 何を表しているデザインかおわかりでしょうか。

 「剛く健やかに」の願いのもと、すくすく育つ等の象徴、「杉の若芽」のデザインです。

 若杉のように真っ直ぐに育つ・・・気持ちのよい子どもたちの原点がそこにありました。

 今日も輝くひとみで少しずつ成長します。若杉の如く、すくすくと真っ直ぐに。

白に桃色

 昨日の冷たい雨は、夜中に桶売の遠くの山肌を白く染めたようです。肩先には桃色の梅の花が春を主張するように可憐に咲いています。

 白と桃色、冬と春の狭間。その中を学校の主人公が元気に登校しました。

 今日は、どんなわくわくが教室で体育館で図書室で・・・待っているのか。楽しみです。

大人気

 いつ雪に変わってもおかしくない冷たい雨。時折、風が目の前のポールを大げさに揺らします。

 そんな中でも、久しぶりの大人気ツナご飯に胸高鳴っている子もいるはず。とりつくねの野菜たっぷりあんかけも絶品なら、ワンタンスープも冷えた体にやさしく染み込んでいきます。

 給食がくじら肉の竜田揚げの日は、何があっても学校に行くんだと自分の中での最優先事項になっていた遠い遠い日、飽食の時代以降の子どもたちはどうなのでしょう。

 給食には人を魅了する不思議な力と未来での懐かしい記憶が宿っているように思います。

外見と中身

 5年生は最後の物語単元「わらぐつの中の神様」。外見はいいが中が濡れてるスキー靴と見た目はよくないが軽くあたたかくて滑りにくいわらぐつ、そこからはじまる祖母と孫のお話。

 外見と中身、真心と神様、現在と過去、選択・・・価値観を象徴している多くの事柄やもの。それらのことに気付く過程で主題に近づける物語教材のように思います。

 4年生は「初雪のふる日」。白うさぎ、行列、よもぎ・・・、その正体についてさぐっています。

 2年生はこの一年を振り返って「楽しかったよ二年生」文集づくりにつなげます。