桜の開花は・・・。
春に咲く桜の花芽は、前年の夏に形成されます。しかし、それ以上、生成されることなく、その後、「休眠」という状態になります。休眠した花芽は、一定期間、低温にさらされることで、眠りからさめ、開花の準備を始めます。これを「休眠打破」といいます。休眠打破は、この秋から冬にかけて一定期間、低温にさらされることが重要なポイントです。
そして、春をむかえ、気温が上昇するにともなって、花芽は成長「生成」します。気温が高くなるスピードにあわせて、花芽の生成も加速します。生成のピークを迎えると「開花」することになります。
このように、桜の花芽の「休眠」→「休眠打破」→「生成」→「開花」は、秋から冬にかけての気温と春先の気温に、大きく関係していることがわかります。
開花はいつになるでしょう?
今日(3月22日)の本校駐車場近くの桜のようすです。