桶売ニュース

2018年12月の記事一覧

あぶらっこ

 昔、友達が連れてきた小さな弟や妹も「あぶらっこ」として入れ一緒に遊びました。

 ドッジボールでは下から投げてやる、ソフトでは三振でなく五振にしてやる、そんなハンデをつけてやり、みんなで楽しめるルールを生み出します。それが「人」を思いやる、あぶらっこ制度。

 やがて、あぶらっこは、その中でルールを理解し技術やコツをつかみ、思いやりの心を知り、一人前になっていきます。

 昨年1年生だった子も、もう何でもできる自信に満ちた後ろ姿、学校の頼もしい存在。

 みんなで楽しめる企画を考え披露する中学年、もうすでにルールを生む側。

 学校をリードする高学年、どんなスーパースターも、はじめはみんな「あぶらっこ」から。

 社会科、児童センター・社会のよりよい仕組みについて学んでいます。

 人を思いやるあぶらっこの心を知る者だからこそ、本当の社会のよりよい仕組みについて、深い学びができるものと感じます。そこに人・心を大事にできる感性があるから。