こんなことがありました

2020年2月の記事一覧

ハート 誰かを思って、思われて

「校長先生、クラムボンって何?」6年生のお客さんが休み時間に。校長先生、椅子を2つ用意してあげて、「よし、一緒にじっくり考えよう。」の構え。些細な行為、でも、嬉しいこと。

国語「やまなし」。音読を何度かさせて、一緒に考え、そして教えていました。国語には、それぞれの個人の思いや感想を引き出す指導と、正確に読み取らせなくてはいけない指導があります。

ご家庭で、読み聞かせや音読を聞く際は、自由な感想が引き出せるような楽しい時間を大事にしてくださいね。

10日(月)には、新1年生の保護者の方にお集まりいただき「入学説明会」がありました。

そこで、時間の都合上、お話はできなかったけれど、伝えたかったことの一つに「読み聞かせ」があります。入学するまでに、そして入学してからも絵本の読み聞かせを是非。

保護者の皆さまの、熱心に聞いて下さる雰囲気、そして時々笑いの合いの手。本当に良い説明会になりました、ご協力ありがとうございました。

新1年生、4月の入学、心よりお待ちしております。(新1年生の学用品を、職員、みんなで心を込めて準備しました、その時の様子↑)

説明会では、「入学前にたくさん体をつかった遊びやお手伝いを。」と、お話しましたが、それでもやっぱり勉強のことは気になりますよね。全ての学力につながる活動は、「読み取りの力」。その素地は、絵本や音読、読書で培われます。

5年生の国語。漢詩の勉強。担任の先生が、教科書にない漢詩を書き始めました。

「山川異域 風月同天」

近隣の国が困っている状況に対して、日本から、支援物資、マスクと体温計を送った人が箱に書いた言葉だそうです。

私たちが暮らしている場所は違いますが、同じ天の元で、同じ風を受け、同じ月の元に生きています。

色々な情報が入ってきているけど、私たちは「相手が今、困っている状況であること」このことについても忘れないで、思いを馳せようね。

相手を思いやることも、漢詩を学習をする意味も学ぶことができた子ども達。

「山川、域を異にすれども、風月、天を同じゅうす」

4年生は、算数。箱作り。

担任の先生が、前の日に工作用紙を切ってこの日に向けて準備していました。

その日の前の夜は、子どもの給食の帽子が破れていたのを職員室で繕っていました。「明日の子どもたち」を思って。

 

大休憩は、カルタ大会。

この日に向けて準備してきました。足りない札は、サポートティーチャーが作っていました。「子どもだって外で遊びたくない時だってあるはず、だからそんな子たちの為に。」そんな話をしてくれました。

 

今日は、6年生への感謝の気持ちを書いてメッセージカード作りがありました。

誰かが誰かを思って、そして思われて日々が過ぎてきます。