赤井中学校 Akai Junior High School
生徒会本部と8つの委員会ごとに分かれて委員長、副委員長、書記の組織編成と重点目標や月別活動計画の作成を行っています。これらは10月8日に行われる生徒会総会で本部並びに各委員会より発表されます。ワンランク上の生徒会活動を目指しましょう!!
写真は給食委員会と広報委員会のようすです。
中秋…旧暦8月15日。
中秋の名月は、旧暦で8月15日、つまり秋の真ん中の日の「月」のことを指します。したがって旧暦8月15日を示す「中秋」という言葉の方がふさわしいことになります。
仲秋…秋の三ヶ月(7・8・9)の中の意。旧暦8月の別称。
仲秋という言葉は、旧暦で8月を示す言葉の1つです。もともと旧暦の月の呼び方の中に季節の真ん中の月(春なら2月、夏なら5月、秋なら9月、冬なら11月)に「仲」をつけて呼ぶ言葉があります。例えば、「仲春」といえば2月、「仲夏」といえば5月となります。もちろん、「仲冬」という言い方もあり、これは11月を指します。
「名月」という言葉を「満月」と解釈すれば、「仲秋の名月」でも間違いとはいえなくなりますが、もともとの「旧暦8月15日の月」という言葉からすると、「仲秋の名月」よりは、「中秋の名月」の方がより正しい、ということがいえると思います。
もっとも、この「仲秋」と「中秋」は、長い歴史の中でだんだん区別されずに使われてきているようにもみえます。「広辞苑」第4版をみてみますと、「中秋」と「仲秋」は同じ言葉として扱われています。
【参考資料】
三省堂新国語中辞典、三省堂編修所編、1967
広辞苑第四版、新村出編、岩波書店、1991
それは、秋の空気が比較的乾いている、もう少し具体的にいうと、空気中の水蒸気量が少ないということです。これによって、大気がぼやけたりすることがあまりないため、くっきりとした月が見えます。
また、月の高さの問題もあります。月の通り道の関係で、実は月が見える高さは季節によって異なります。冬の月は空高く、夏の月は割と低い位置にあります。
月が低い位置にある場合、地表付近のちりや明かりなどにじゃまされて、きれいにみることができません。また大気によって光が吸収されるため(減光といいます)、低い月はどうしても暗くなってしまいます。
でも、高い位置にあれば見やすいかというとそういうわけでもありません。確かに大気の影響は少なく、くっきりとした月にはなるのですが、「見る」という行為からすると、高い位置にある月は見上げるのに結構大変です。そもそも冬の寒い時期に、外で長時間月を眺めるのはかなりつらいことでもあります。
こうしてみると、適度な高さにある春と秋の月が見やすいということになりますが、春はよく「おぼろ月夜」といわれるように、空気中のちりや花粉などが多い季節でもあります(黄砂なども春に多いですね)。そのため、年間でいちばんきれいな月が見える季節は、実は秋という結論になるわけです。
『ニュートン』別冊 月世界への旅 38万キロ彼方のフロンティアより 抜粋
ちなみに、今年の中秋の名月は、明後日9月27日です!!