センターの研修等

学校司書研修⑨

1月17日(月)学校司書研修⑨を行いました。

はじめに、いわき市総合図書館から電子図書館について説明していただきました。学校司書としてどのような活用ができるか考えるきっかけとなりました。

次に、ブックトークの工夫、情報BOXの使い方について学校司書を講師として研修を行いました。

ブックトークの工夫について、平四小佐藤裕子さんの実践を紹介していただきました。具体的な提示があり、実際の流れを見て大変参考になったという声が多くあがりました。

 情報BOXの使い方について、泉北小西山典子さんと磐崎中飯塚貴絵さんに説明していただきました。「とても役立つ話だった」「蔵書点検について詳しく知ることができた」などの感想が多く、今後の業務に生かしていこうという学校司書の意欲が感じられました。

学校司書研修⑧

 学校司書研修⑧(12月6日)では、学校司書が講師となって、研修を行いました。

 小名浜第一中学校学校司書佐々木喜美子さんが講師となり、学校司書によるICTの活用について話していただきました。実際にコンピュータに触れながら、ICTを活用した授業支援等を考えました。

特別支援学級等新任担当教員研修③

 

 

 12月24日(金)に開催した「特別支援学級等新任担当教員研修③」では、新年度に向けて教育課程編成について、講義・演習・協議を行いました。

 次年度の教育課程を編成を進めるに当たり、児童・生徒の実態を押さえるため、各種検査の読み取り方、自立活動の進め方について、研修を深めることができました。

 研修者から「他校の先生方と教育課程の編成の仕方について共有でき参考となった」「自立活動の指導内容検討シートを活用した分析が有効であった」「教育課程の重要さを改めて実感できた」などの感想が寄せられました。

 2学期の研修も無事終えることができました。

 先生方、大変お世話になりました。

 次回の研修は、1月7日(金)「教育研究発表会」です。

授業力向上講座Ⅲ(中学校英語)

 12月23日(木)体験型経済教育施設(Elem)にて、講師に筑波大学附属中学校の植野伸子先生をお招きして、授業力向上講座Ⅲ(中学校英語)を開催しました。

 植野先生お気に入りの音楽が会場に流れ、クリスマスムードが広がる中、講義は始まりました。授業と同じように、warming-upとして、英単語の綴りを考える「anagrams」を実践し、映画の映像に合わせて「Stand by me」を歌うなど、研修者で楽しい時間を共有しました。

 講義では、「変わらないこと」(ずっと大切にしてきた理念)と「変えてきたこと」ということで、筑波大学附属中学校英語科の実践が紹介されました。授業動画を見て研修者で協議をしたり、植野先生の授業で行っている活動や教材を提示していただいたりと、研修者が普段の授業で悩んでいることについて回答を得られるような内容でした。

 研修者からは次のような感想がありました。

「植野先生が講義をしている姿を見て、植野先生が楽しく授業をしていることと、生徒もその授業を楽しんでいるだろうと感じました。」

「今日が2学期終業式でしたが、早く生徒と授業をしたいと思わせるような講義でした。3学期が楽しみです。」

「真摯に英語教育に、そして生徒たちに向き合っている姿を見ることができ、とても有意義な時間でした。」

  植野ワールドに引き込まれ、あっという間の時間でした。英語教師として、植野先生のように、日々ブラッシュアップしていきたいと思う講義だったと思います。今回の講義で学んだことを、3学期の授業で実践していていただきたいです。

 

 

 

授業力向上講座Ⅲ(中学校:数学)

 12月16日(木)に小名浜第二中学校を会場として、授業力向上講座Ⅲ(中学校:数学)が行われました。

 筑波大学附属小学校小石沢勝之先生に来市していただき、2年生の学級で図形領域の飛び込み授業をしていただきました。投影図や立面図の学習を通して、子どもたちの立体図形に対する見方が広がる授業でした。

 また授業後の講義では、子どもたちが数学的表現を用いて説明する大切さや日常生活や社会の事象から問題を見いだし、問題を解決する中で、新たな問いを見いだしチャレンジする子どもを育てる大切さについてお話しいただきました。

 研修者の感想には、「授業を直接見ることができ、充実した研修になった」という内容の感想が多く見られました。

幼児教育講座②

12月13日に延期となっていた幼児教育講座②を開催いたしました。音楽療法を専門とされている福島学院大学短期大学部教授の佐藤敦子先生に「園児が喜ぶ音楽活動」と題してご講義いただきました。 

集団になじめないような気になる子どもたちも進んで参加したくなる音楽活動をたくさんの事例とともにご紹介いただきました。

和太鼓を使った演習では、テンポのよいリズムで研修者も楽しそうでした。 

トーンチャイムの美しい音色が研修室にも響き渡りました。

ダンスの演習では、子どもたちが乗ってくるような楽しい楽曲をたくさん紹介していただきました。

 研修者の皆さんもさすがに幼児教育専門の皆さんです。あっという間にコツをつかみ、研修者にも一体感が生まれました。

音楽の力を実感するあっという間の2時間でした。

子どもたちに無理強いをしないこと、一人一人を大切に見ること・・・今回の研修を通して得たことを各園での音楽活動に生かしていただきたいと思います。

初任者研修「他校種参観研修①②」

 10月21日(木)、10月28日(木)に内町小学校、平第二中学校、平第三中学校にて、初任者研修「他校種参観研修①②」を実施いたしました。

 内町小学校には中学校の初任者、平第二中学校、平第三中学校には、小学校の初任者が訪問し、所長講話をはじめ、それぞれの学校の授業参観、校長講話を中心に研修を進めて参りました。

 研修者から「小学校の授業におけるきめ細やかな配慮について参考となった」「1つの授業に対しての思いを感じた」「中学校卒業までに身につけさせなければならない、自立心を発達段階に応じて身につけさせていきたい」などの感想が寄せられました。

【内町小学校での研修】 

 

【平第二中学校での研修】

 

【平第三中学校での研修】

保幼小連携講座

 11月10日(水)に保幼小連携講座が行いました。

 高坂小学校 和田裕二校長先生、高坂幼稚園大平綾子先生より「幼小連携を意識した取り組みについて」と題して、実践発表をしていただきました。1年生の子どもたちが、生活科の学習で見つけてきた「秋」を素材とした遊び発表会に、幼稚園の子どもたちが参加する活動の様子をビデオを通して参観することができました。研修者からは「コロナ禍であっても、子どもたちのよりよい成長を目指して活動を工夫していきたい」といった感想が挙げられました。

 また、研修の後半には、「『幼児期の終わりまでに育ってほしい姿』を基にした連携の在り方」と題して、グループ協議を行いました。校種を越えて互いの考えを交流することで、小1プログラムやアプローチプログラムについて理解を深めることができました。

 校種を越えた協議は、研修者からもたいへん好評でした。

学校司書研修⑦

 11月5日(金)に学校司書研修⑦を行いました。午前中は図書館蔵書管理システム情報BOXの使い方、授業支援について研修を行いました。平四小・赤井小の学校司書である佐藤さんに、情報BOXについて新たな機能などについて説明をしていただきました。「疑問が解け、改善の糸口がつかめました。」「実用的でとてもためになりました。」との感想がありました。学校司書佐藤さんのご尽力に感謝いたします。

 

このほかに、授業支援についてグループ協議を行いました。「各学校の実態がいろいろわかった。」「コロナ禍で授業支援をどのように行うか難しいところだ。」などの感想や意見がありました。

 

 

 午後は総合図書館に移動し、総合図書館の方々から第四期子ども読書推進計画についての説明と、団体貸出ができる本や学校司書から要望のあった本の紹介をしていただきました。各校の蔵書購入に役立つことができる研修となりました。

 

 

 

 

不登校対策講座

 10月7日(木)文化センター大ホールにて「不登校対策講座」が行われました。
 講師の先生はFR教育臨床研究所 所長 花輪 敏男 先生です。
 先生には、不登校についての経験豊かなお話をいただくことができました。
 研修者からは「具体的な声のかけ方や、当事者の声を聞くことができた」「1に情熱、2に誠意、3,4がなくて5に技術という言葉に勇気をいただいた」「生徒たちにへの声かけは、明日からの学級経営に生かしていきたい」などの感想が寄せられました。
 我々教師にとって、すべての児童生徒と向き合うことの大切さを改めて考える研修となりました。

 

 

授業力向上講座Ⅱ(小中学校:体育・保健体育)オンライン研修

 9月28日(火)総合教育センターPC室にて「授業力向上講座Ⅱ(小中学校:体育保健体育)オンライン研修」が行われました。講師は筑波大学附属中学校教諭 國川聖子先生です。
 先生には、「教科の特性を生かした授業の展開」についてダンスや体作りの運動を中心としたご講義をいただきました。
 研修者からは「授業のねらいを考え、見通しを持って行うことの大切さを理解することができた」「ダンスでは、簡単な動きを共有することで動きがより発展し、ダンスの楽しさが味わえる」「コロナ禍においても様々な準備等をすることで、生徒たちに運動する意義について考えさせるよい機会となった」などの感想が寄せられました。
 オンライン研修となりましたが、貴重なお話を聞くことができました。

ICT活用講座①(中学校)②(小学校)

 10月5日(火)と6日(水)に、中学校と小学校に分かれ、ICT活用講座①②を行いました。ベネッセコーポレーションの方を講師に招き、活用が進んでいる授業支援ツールである「ミライシード」の使い方について学びました。GIGAスクール構想がスタートし、タブレット端末をどのように使っていけばよいか、大きな不安を抱えていらっしゃる先生方も多いのではないでしょうか。そのような不安を少しでも減らし、先生方に進んで活用していただくために、実際に端末を操作しながら研修しました。

 参加した先生方からは、「今回の研修を通して、授業で活かせそうな場面を具体的にイメージすることができた」「進んで実践しながら活用の仕方を学び、自分の幅を広げていきたい」「今回の研修をもとに、今月末、ICT支援員とオクリンクを中心に全教職員での研修会を開催する」などの感想が寄せられました。

 ICT機器やその操作に苦手な先生方もいらっしゃると思いますが、子どもたちのために少しずつで構いませんのでICTを活用していって欲しいと思います。

 

学校司書研修⑥

 10月2日(土)学校司書研修⑥を行いました。

 今回の研修は「第7回ビブリオバトル福島県大会浜通り地区予選会」の運営と観戦でした。学校司書の皆さんが各係に分かれて準備・運営を行い、大会が滞りなく進めるよう尽力しました。観戦者としても発表者に積極的に質問するなど、大会を大いに盛り上げました。

初任者研修「特別支援学校参観②オンライン研修」

 9月16日(木)初任者研修「時別支援学校参観研修②オンライン研修」が行われました。

 講師の先生に福島県立いわき支援学校 教頭 大和田 浩 先生をお招きしました。先生には、「特別支援学校の概要と特別支援教育の視点を生かし学級経営」と題して講義を行っていただきました。

 研修者からは「ユニバーサルデザインの3本柱に基づく5つのテクニックを実践していきたい」「児童生徒の困り感の背景にある実態を見極めることが大切である」「ユニバーサルデザインを意識した教室環境を整えていきたい」という感想がありました。

 オンラインの研修でしたが、貴重なお話を聞くことができました。

学校組織マネジメント講座

9月14日学校組織マネジメント講座をオンラインで開催いたしました。

講師にWeness Japan Coaching & Consulting代表取締役の大野宏先生をお迎えし、コーチング技法を生かした学校課題への対応についてご講義いただきました。

・答えはクライアントの中にある

・プロセスを褒める

・氷山の中にある声をきく

・沈黙は答えの一部

・・・など大野先生の数々の言葉が心にしみる研修でした。また参加された先生方にもチャットやロールプレイなどで積極的に参加していただき、学びを深めることができました。

学校現場では、組織としてのチーム力向上が求められておりますが、そのためには一人一人の成長を促すような関わりができる存在が必要不可欠です。また、コーチングの技術は子どもたちへの関わりに生かすこともできます。学校が活性化し、子どもたちや教職員にとって、勇気と希望と感動が生まれるそんな学校マネジメントに、今回の研修での学びを生かしていただければと思います。

初任者研修「特別支援学校参観研修①オンライン研修」

 9月9日(木)初任者研修「特別支援学校参観研修①オンライン研修」が行われました。福島県立平支援学校 教諭 稲田 健実先生と長岡 麻衣先生を講師として、「特別支援学校の現状と課題」についてご講義をいただきました。

 稲田先生は支援学校(高等部)を卒業した後の進路について、長岡先生は特別支援学校の地域支援について、具体例をもとに研修を深めることができました。稲田先生、長岡先生お二人とも、子どもの可能性を伸ばす指導の実践がとても参考になりました。

 研修者からは「『環境で障がいをなくす』という言葉が印象的でした」「目の前にいる児童のできないことを仕方ないと考えない」「子どもの行動の背景を見つめていきたい」「できないことに目を向けるのではなく、できることを活かす工夫が大切」などの感想がありました。

 オンライン研修となってしまいましたが、講義を通して、子どもの可能性を伸ばすための様々な支援の在り方について、研修を深めることができました。

図書館教育研修

 8月31日(火)図書館教育研修をオンラインで行いました。放送大学学園客員教授 堀川照代先生に「学校図書館の機能の充実と活用について」ご講義をいただきました。

 学校図書館の活用を、読書センターの機能、学習センターの機能、情報センターの機能に分けて具体的にお話いただいたことで、研修者は図書館の活用について様々なアイディアが浮かんでいたようでした。

 また、学校図書館活用とICTの活用についてのお話もあり、「ICT教育と連携を図り児童の力を最大限に引き出していきたい」「教科横断的な視点から学校図書館の活用の仕方を学校全体で見直したい。」などの感想があがりました。

授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(中学校社会)

 8月19日(木)に「授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ中学校社会」の研修をオンラインで行いました。新型コロナ感染症感染拡大に伴い、急遽、オンライン研修という形で行いました。

 午前の講座Ⅰ(基礎)では、福島大学附属中学校の阿部哲先生を講師に招き、単元を貫く学習課題の設定の在り方や1人1台端末を使用した社会科の授業づくりについて、講義・演習を行いました。Google Jamboard(グーグル ジャムボード)やテキストマイニングの活用について、具体的に教えていただきました。

 午後の講座Ⅱ(実践)では、福島県教育センターの渡邉大輔指導主事を講師に招き、学習指導要領を踏まえた社会的な見方・考え方、意図的な問いを基にした授業展開について、講義を行いました。加えて、小学校社会科の実践紹介を通して、小学校と中学校の社会科のつながりについても学びを深めました。

 オンラインで参加した先生方からは、「Googleフォームやテキストマイニングなども、特に公民の授業の中で意見を交換したり、確認したりするときに活用し、より効果的な授業にしていきたい」「社会科の3分野で考えられる視点を生かして、生徒自身が問いを考えられるような授業(単元)構想をしていきたいと思う」などの感想が寄せられ、オンラインではありましたが、それぞれに有意義な研修になったようです。

 センターでも、対面研修ができないときのオンライン研修の在り方や内容の充実について、検討を重ねていきたいと思います。

ALT研修

 8月25日(水)に、ALT研修をオンラインで実施しました。午前中は、「令和3年度外国語指導助手辞令交付式」があり、ALT12名の呼名後に水野達雄教育長から、ALTを代表して、ジェシカ・ガノン(センターALT)が辞令を受け取り、水野教育長から「いわきの子どもたちのために力を尽くしてほしい」との英語での挨拶をいただきました。オンラインで参加しているALTたちも真剣に聞いていました。

  午後は、11月に実施するEIC(イングリッシュ・イマージョン・キャンプ)についての話し合いを行いました。

 例年であれば、夏祭りに参加したり、旅行に行ったりして夏休みを楽しむところですが、ALTたちは、英語弁論大会の指導をしたり、2学期の授業の準備をしたりと、仕事以外は家でゆっくり過ごしていたようです。

 2学期の授業で、そんな夏休みを話題にして、児童生徒とコミュニケーションをとっていくことを、ALTたちは楽しみにしています。

 

 

  

授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(中学校英語)

 8月19日(木)に、授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(中学校英語)をオンラインで実施しました。

 講座Ⅰでは、磯上指導主事より、「教科の本質に迫る授業の設計」と題して、学習指導要領における外国語科の目標をもとに授業設計について講義がありました。講義の最初に、オリンピック競技についてのクイズを紹介しましたが、それを受けて先生方が個性光るクイズを作成し披露しました。児童生徒の生活に寄り添い「目的や場面、状況を設定した言語活動」について共有しました。

 講座Ⅱでは、内郷第三中学校 教頭 菊田啓希先生より、「教科の特性を生かした授業の展開」と題して、講義をいただきました。4月から新しくなった教科書に係るホームページや教材の利用の仕方、また、授業で実践している活動や資料について紹介していただきました。実際に、タブレットを使った教材作成など、授業で即活用できる内容がたくさんありました。常に、生徒に寄り添って授業を実践していることが伝わる講座でした。研修者からは、「教師自身が生徒と授業を楽しむことが大事だと思った」という感想がありました。

 2学期の授業で、今回の講座で研修した内容を実践していただきたいと思います。

教育課題改善講座

 8月23日(月)に教育課題改善講座をオンラインで行いました。

 はじめに、田人小学校 教頭 緑川元夫先生より「小中学校におけるキャリア教育の実践」と題して、実践発表をしていただきました。縦割り活動や小中合同行事などを通して、子どもたちに「なりたい自分」をイメージさせていくこと、教員が子どもたちに身につけさせたい力を共有することの大切さについてご示唆いただきました。

 続いて、福島大学 五十嵐 敦先生より「学校教育におけるキャリア教育の充実に向けて」と題して、ご講義いただきました。「職業観を短絡的に育てるのは本来のキャリア教育ではない。教育そのものを豊かにし社会や毎日の生活に目を向けることができるようにすることが、真のキャリア教育だ」という言葉が印象的でした。

 午後は、宮城教育大学 猪股 亮文先生より「カリキュラム・マネジメントの推進」と題して、ご講義いただきました。目指す子どもの姿を全職員で共有し、教育活動を更新し続けることがカリキュラム・マネジメントであることをご示唆いただきました。

 今回もオンラインによる研修でした。大きなトラブルもなく実施できましたこと、感謝申し上げます。

授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ中学校国語

 8月19日(木)授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ中学校国語を行いました。

 講座Ⅰでは、大野中学校 渡邉文曉校長先生より文学的文章における指導についてご講義いただきました。5つの視点で文学的文章をまるごと読み、どのような発問がよいかを考えグループで交流しました。「読む力をつけるための武器を身につけさせましょう」という先生の言葉が印象的でした。

 講義Ⅱでは、山上指導主事が行った実践を、先生方が生徒役になって取り組みました。言葉を意識した自己紹介、具体と抽象の練習などを行い、国語の知識・技能の身に付け方を学び合いました。

 「この講義を2学期の授業に生かしていきたい」「楽しく学ぶことができた」などの感想があがりました。

学校教育相談講座

8月17日(火)、学校教育相談講座を実施いたしました。

午前中は佐藤指導主事より「学校教育相談の進め方と生かし方」について講義を行いました。

教育相談の基本についての演習の場面。

傾聴、受容、共感の場面を体感しました。その後、事例検討なども行い、子どもの様子を想像しながらその対応について協議しました。

午後は、日本教育カウンセラー協会理事の藤川章先生に「今日的課題に向き合った児童生徒理解」と題して、ご講義いただきました。不登校・いじめの現状、そしてそのアセスメントの方法、未然防止につながる集団を育てるグループエンカウンター演習など多くのことを学び、気づかされる研修の機会となりました。カウンセリングマインドを土台とした子どもたちへの関わりをこれからも大切に、夏休み後の生徒指導、教育相談に生かしてほしいと思います。

 

授業力向上講座ⅠⅡ(小学校算数)

 8月5日(木)に授業力向上講座ⅠⅡ(小学校算数)を行いました。本センター初のオンラインによる研修です。

 午前は、「教科の本質に迫る授業の設計」と題して、センター指導主事吉川功一による講義を行いました。授業づくりで大切にしたい考えを共有することができました。

 午後は、「算数科の特性を生かした授業の展開」と題して、明星大学細水保宏先生を講師として、子どもたちの心に火をつける算数の授業について学びました。子どもたちがわくわくドキドキする授業について、細水先生の豊かな経験をもとにご講義いただきました。

 まん延防止等重点措置に伴い、研修者、講師の先生方には大変ご負担をおかけいたしました。感染症対策についてご理解、ご協力をいただき心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

授業改善講座

 8月2日(月)授業改善講座を行いました。

教育のための科学研究所上席研究員 目黒朋子先生から、「読解力(リーディングスキル)を育むための授業づくり」についてご講義をいただきました。

 研修に参加された先生方からは「自分の読解力を上げなくてはならない」「読解力を身につけるための具体的な方法を知ることができた」などの声があがりました。

授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(小学校社会)

 8月3日(火)に「授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ小学校社会」の研修をElemで行いました。暑いなか、ご参加いただきありがとうございました。

 午前の講座Ⅰ(基礎)では、社会科の授業づくり、社会科の学習評価、社会科におけるICTの活用などをテーマに講義・演習を行いました。学習指導要領や「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料(国立教育政策研究所)をもとに、授業づくりの基礎や評価の仕方について学びを深めました。

 午後の講座Ⅱ(実践)では、様々な事例をもとに単元を見通した社会科の授業づくりについて、より実践的に学ぶ研修となりました。協議では、「授業づくりワークシート」や「単元づくりワークシート」を用いて、実際に授業や単元計画について考えました。参加者からは「授業づくりワークシートは、教材研修をするうえでとても分かりやすく、2学期の授業で活用できると思った」などの感想が寄せられました。  

 Ⅰ・Ⅱのどちらの講座も、参加者の先生方が社会科の授業づくりについて真剣に考え、話し合っている姿が見られました。

特別支援学級等新任担当研修②

 8月2日(月)体験型経済教育施設(Elem)にて、特別支援学級等新任担当研修②を行いました。
 午前中は、「一学期を振り返って」と題して、子どもの実態把握、スクリーニングと検査、合理的配慮、個別の計画、保護者との連携などの内容についての講義を行いました。
 午後の研修では、鈴木華奈先生(平五小教諭)、橋本みさ先生(植田東中教諭)、小野知子先生(平二中教諭)の実践発表を行いました。
 研修者からは「指導計画や支援計画を見直していきたい」「児童生徒の実態把握の大切さを再認識できた」「小学校から、児童生徒の進路について保護者と共通理解していくことが大切である」「実践発表をしていただいた先生方の取組が参考となりました」などの感想がありました。


 

授業力向上講座Ⅱ(小学校外国語)

 8月3日(火)に、本センターで「授業力向上講座Ⅱ(小学校外国語)」を開催しました。

 講師として、いわき市立藤原小学校教頭 鈴木真由美先生をお迎えし、「教科の特性を生かした授業の展開」という内容で、講義をしていただきました。

 講座の最初に、ALTとのティームティーチングについて、本センター所属ALTのジェシカ先生と、授業での実際のやり取りを実践してくださいました。児童とのあいさつや、Simon saysの活動を、研修者が児童役となり行いました。また、Matching Gameや発音トレーニングでは、研修者が実際に体験することで活動をより深く理解したり、実際の授業動画により具体的な活動の進め方を紹介いただいたりと、これからの授業において参考になる内容が盛りだくさんでした。

 研修者からは、「今すぐ取り入れたい活動をたくさん知ることができた。他の先生方とも話すことができてとても楽しかった」「動画で授業の流れを見ることができてとても参考になった」「ALTとの授業やコミュニケーションのとり方が具体的で分かりやすかった」「単元のゴールを子どもたちに最初に示すということが納得だった」といった感想がありました。

 真由美先生の授業で活動している子どもたちは、生き生きと自信をもって楽しく英語を使っていました。これは、まさに小学校での外国語教育で目指したい姿です。この研修での実践を、それぞれの先生方の授業、そして各学校での外国語教育に生かしていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

授業力向上講座Ⅱ(小中:音楽)

 7月30日(金)に、「授業力向上講座Ⅱ(小中:音楽)」の研修をElemで行いました。講師として大野中学校の遠藤愛教頭先生をお招きして、鑑賞の指導の仕方についてご講義いただきました。ICT機器を使って実際に曲を流したり、映像を映したりして、先生方にも鑑賞していただきながら、鑑賞活動で大事なことを学びました。参加した先生方の感想には、「対話で鑑賞を進める授業を実際に体験し、人と話すことで、自分と違う意見を聞いて、楽曲に対して新しい考えを持つことができた」「2学期からは今まで以上に対話のある授業を意識して取り入れていきたい」「新たな情報を得たり、自分の記憶を確かにし、より深い学びへとつなげたりすることのできる対話型鑑賞のよさを、しっかり実感することができた」など、対話のある鑑賞の大切さについて、深く学ぶことができたようです。研修の最後には、遠藤先生の音楽への深い思いをお話くださり、改めて音楽の素晴らしさを研修者全体で感じることができた研修となりました。

 

 

授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(小学校理科)

30日(金)授業力向上講座ⅠⅡ(小学校理科)を開催いたしました。

授業力向上講座Ⅰでは、いわき市教育委員会学校教育課の有働指導主事に問題解決の力を育む理科学習についてお話しいただきました。

見方・考え方を働かせるとはどういうことか。 実践資料を提示いただきながら問題解決の力が育まれる場面を確認することができました。

6年「てこのはたらき」で活用できるモビールづくりを行いました。

どこでバランスがとれるのか学んだことを生かしながら作成しました。

 糸電話の糸の素材によって聞こえ方はどう違うのか。 参加された先生方も興味津々で教材作りを行いました。

続く授業力向上講座Ⅱ(実践)では、2年間理科のコアティーチャーを務めた経験のある泉北小学校の石塚先生にご講義いただきました。

問題解決の過程を大切にする授業実践は、大変参考になりました。不思議をつかむ、不思議を解き明かすことを大切に授業を行っている石塚先生からは、授業でつかえる様々な教材をたくさん紹介していただきました。

ろうそくで温められた空気はどのように動くのか

ビー玉で作成したタブレット用の顕微鏡。思ったよりも拡大して見えます。

ダンシングスネークで音による振動を体感。モールがくるくると動きます。

 子供たちに理科好きになってもらいたい・・・、子供たちに理科って楽しいと感じてもらいたい・・・。本日参加された先生方からそのような思いがたくさん伝わってきました。学習者の視点を大切に、本日の研修を生かして今後の授業改善に取り組んでいきましょう。 

授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(小学校 国語)

 7月29日(木)に授業力向上講座ⅠⅡ小学校国語を行いました。

 午前中に行った講座Ⅰでは、いわき教育事務所阿部美紀指導主事からご講義をいただきました。教科の本質に迫る国語の授業設計について、明るくユーモアを交えたお話に、研修者は引き込まれていました。

 午後に行った講座Ⅱでは、平一小の鹿目邦博先生にご講義いただきました。平一小での実践や、鹿目先生の授業で取り組まれた実践例をもとに、一つの教材についてグループ演習を行いました。

 

授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(中学校・数学)

 7月28日(水)に授業力向上講座ⅠⅡを行いました。

 午前中に行った講座Ⅰでは、「教科の本質に迫る授業の設計」について、泉中学校の木村先生を講師として、教科の指導とともに生徒指導の機能を生かした授業づくりの大切さについてご講義いただきました。

  また、午後に行った講座Ⅱでは、市教育委員会の数間指導主事を講師として「教科の特性を生かした授業の展開(実践を通して)」と題し、中学校に新たに位置づけられた「箱ひげ図」の模擬授業を行っていただきました。様々なグラフ等を根拠として、自分の考えを明らかにする楽しさを味わうことができました。

 夏の暑さにも負けない、熱い研修になりました。

授業力向上講座Ⅱ(小中:図工・美術)

 7月29日(木)に、「授業力向上講座Ⅱ小中 図工・美術」の研修をElemで行いました。講師として植田中学校の草野浩之先生をお招きし、講義・演習を通して、ICTを活用した授業づくりについて学びを深めました。特に、演習では、「KOMAKOMA」というアプリを使用したコマ撮りアニメーション作りを行いました。参加者が持ち寄った小物や粘土で作ったものを使い、熱心に作品制作に取り組む姿が多く見られました。参加した先生方からは、「今日の研修のように協力して取りり組ませることで、楽しく活動できると思った」「ICT機器を使用した授業を今まであまり実践したことがなかったので、授業づくりの見方が変わる研修だった」「絵画でも彫刻(特に粘土)でも、制作しながらアニメーションをつくる楽しさをそのまま授業に使えると思った」などの感想がありました。最後は、作った作品を鑑賞して、それぞれのグループの作品のよさを認め合いながら、温かい雰囲気で研修が終わりました。

授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(中学校理科)

28日(水)授業力向上講座ⅠⅡ(中学校理科)を開催いたしました。

授業力向上講座Ⅰ(基礎)では、福島大学附属中学校より関本慶太先生をお招きし、単元を貫く課題を設定した授業実践や理科を支えるICTの活用事例について具体的にお話いただきました。

google formやjamboardの利用、QRコードの作成などを多くの活用事例を体験することができました。

OPPシートの活用、単元を貫く課題設定は、これからの単元構想に役立ちそうです。

午後の授業力向上講座Ⅱ(実践)では、福島県教育センターより石井亮一指導主事に新学習指導要領で目指す授業作りのポイントと学習評価の実際についてご講義いただきました。

3つの観点について具体的な事例をもとにお話いただきました。 

最後に協議を通して、これから必要なこと、取り組んでいくことについて整理しました。

中学校では新学習指導要領が全面実施となり、参加された先生方には様々な課題や確認したいことがたくさんあったかと思います。主体的・対話的で深い学び、学習評価、ICTの活用・・・今回の研修を通してきっとたくさんのヒントを得ることができたのではないでしょうか。是非2学期に向けて生かしてほしいと思います。

カウンセリング基礎講座

 夏休み中の研修が始まりました。

 7月26日(月)総合教育センターにて、カウンセリング基礎講座が行われました。

 午前中の講義では、久保尊洋先生をお招きし、「カウンセリングマインドを生かした児童・生徒・保護者への対応」についてのご講義をいただきました。不登校の要因や援助の仕方、動機付け面接法について演習を行いながら研修を進めていきました。

 午後は佐藤洋輔先生をお招きし、「いじめにおける心理理解と対応」についてのご講義をいただきました。性的マイノリティについての用語や考え方、児童生徒が直面する困難さやその対応について理解を深めることができました。

 研修者から「動機付け面接法を現場で実践していきたい」「LGBTQAについて知見を深めることができました」「本日学んだことを学校で伝達していきたい」との感想がありました。

放射線・防災教育研修

  7月12日にいわき産業創造館を会場に放射線・防災教育研修を実施いたしました。放射線・防災等に関する指導のあり方について理解を深め、指導に生かすことをねらいとして行っている研修です。

 はじめの放射線に関する講義では、「放射線の基礎と福島第一原子力発電所事故」と題し、放射線の基礎知識や原発事故の現状について研修いたしました。続く防災に関する研修では「人を紡ぐ・いのちを紡ぐ-学校を軸とした災害に強い地域づくり-」と題し、人と人とのつながりを土台とした防災体制のあり方について学びました。

 2つの講義を終え、研修者からは「教員としてしっかりとした知識をもって放射線に関する教育にあたることが大切だと感じた。東日本大震災のことを福島の子どもたちに伝え続けていきたい」「東日本大震災から10年が過ぎ、当時の学校、家庭、地域がそれぞれ抱えていたものを振り返り、人と人とのつながりの大切さを改めて感じた」「人と関わることの大切さを伝えていくことが将来の生徒の命を守ることにつながっていくことになると感じた」「災害が多い現在、学校と地域とのつながり、協働、イコールパートナーシップ等の重要さを伝え、実践に生かしたい」などたくさんの感想が寄せられました。

 学校現場に山積する課題解決のためには、学校だけでなく家庭、地域の関わりを深めながら対応する視点が大切です。多くの災害を経験している福島県だからこそ、人とのつながりを大切にした教育活動を推進していきたいものです。

研修主任研修

 7月9日(金)に、「研修主任研修」を本センターにて行いました。

 講師は、文部科学省初等中等教育局情報教育・外国語教育課長の板倉寛先生です。板倉先生には、「新学習指導要領とGIGAスクール構想」というテーマでご講義いただきました。板倉先生は、在英国日本国大使館参事官のご経験があり、イギリスでの生活や文化の話なども交えて、現在ご勤務されている文部科学省における視点から、幅広い分野でのお話がありました。

 研修者からは、「GIGAスクール構想という言葉から、難しいものというイメージをもっていたが、できることからやっていきたいと思った」「板倉先生の話がとても分かりやすく、現場サイドの人間が聞いても納得の内容だった。巧みな話術と経験の豊富さからくる体験談が素晴らしかった」「学習指導要領の作り手からの視点で、とても面白かった」という感想がありました。

 学習評価の詳細や、GIGAスクール構想の最新情報など、先生方にとって有益な内容が盛りだくさんの研修でした。ぜひ、各学校で伝達講習を実施していただき、校内研修において共有いただきたいと思います。

 

 

外国語教育研修

 7月6日(火)外国語教育研修を行いました。この研修には、各小学校から1名の先生方と、中学校の希望者の先生方が参加しました。

 前半は、講義1「学習指導要領における外国語教育の進め方」という内容で、昨年度から施行となった小学校学習指導要領の外国語科および外国語活動について、担当指導主事が、授業ではどのような視点が必要かについて講義しました。また、いわき市のALTの現状について、2学期のALT学校訪問の見通しについての説明も行いました。

 後半は、いわき市立平第一小学校主幹教諭一ノ瀬由美先生から、「小学校外国語教育授業の実際について」ということで、ご講義をいただきました。「ふくしま外国語教育推進リーダー」としてのご経験から、外国語の授業の運営の仕方、教材の活用について、評価のポイントについての実践発表があり、演習も交えて先生方とやり取りをしながらの研修となりました。

 研修者からは、「授業ですぐ使える内容が多く、とてもありがたいと思った」「自分が聞いてもワクワクするような内容だったので、そんなふうに自分も授業をやりたいと思った」「評価についての説明が分かりやすく、参考になった」というような感想がありました。また、中学校の先生方からは「小中連携の大事さを感じた」という感想がありました。

  ぜひ、本研修を生かして、今後も外国語教育に取り組んでいただきたいと思います。

 

 

経験者研修Ⅱ教科指導研修①

 7月8日(木) 経験者研修Ⅱ教科指導研修①を行いました。

 午前中は、講義「授業設計の基本」「道徳科の授業の充実について」「特別活動の指導の充実に向けて」を実施しました。研修者は日頃の実践を振り返っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 午後は、いわき市教育委員会委嘱研究指導員の先生方に、研修者が持参し た指導案についてご指導をいただきました。

 他校の先生方と協議したことで、新しい視点が生まれたという声がありました。

特別支援学級等講座

7月7日(水)特別支援学級等講座を行いました。

小名浜西小学校大野慎司先生に、ICTを活用した特別支援学級の指導について実践発表をしていただきました。

算数科の指導、学級経営などのお話を聞き、児童の主体的な学習の様子、学び合う姿を映像で見ることで、ICTを活用した特別支援学級等の指導を考えることができました。

養護教諭経験者研修Ⅰ<先輩校研修>・養護教諭経験者研修Ⅱ<学校訪問研修>

 7月2日(金)錦中学校を会場に、「養護教諭経験者研修Ⅰ<先輩校研修>・養護教諭経験者研修Ⅱ<学校訪問研修>」を行いました。

 講師である錦中学校養護教諭 荒川 富貴子先生に、「保健室経営の実際」ということで、これまでのご経験を踏まえた実践についてご講義いただきました。後半は、それぞれの研修者が抱えている課題について協議し、課題解決を図ることができました。普段ではなかなか難しい養護教諭同士の情報交換も行えました。

 この研修を生かして、それぞれの学校でご活躍されることを願っております。

 

 

 

 

 

 

新規採用養護教諭研修<先輩校研修①>

 6月25日(金)泉小学校を会場に、新規採用養護教諭研修を行いました。講師の泉小学校養護教諭 根本 貴子先生に、実際に保健室を見学させていただきながら、ご講義いただきました。感染症対策や保健室での対応など、研修者にとって、今後の執務の参考になる内容ばかりでした。

 それぞれの学校で、この研修を生かして、理想とする養護教諭を目指してほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

学校司書研修4 

7月2日(金)に行いました学校司書研修は、福島県の読書活動支援者育成事業と共催で行いました。

4人の講師から講義を聞いたり、演習を行ったりする中で、子どもたちの豊かな心の育成のため、学校司書としての働きかけ、読み聞かせの効果などを考えました。

道徳教育研修

7月1日(木)道徳教育研修を行いました。

講義「道徳教育の実施に向けて」では、学校経営ビジョンや道徳全体計画を見ながら、道徳教育を学校教育全体で考えていく必要性を捉えることができました。

講義・演習「道徳科を要とする道徳教育の実施に向けて」では、提示された指導案をもとに道徳科の授業のあり方や学校で行う道徳研修のあり方などを話し合いました。

研修者からは積極的な発言があり、発言に対して温かい拍手も送られました。

研修者の皆様に感謝申し上げます。

 

保健主事研修

6月28日(月)に保健主事研修を実施いたしました。主として新任保健主事を対象とし「学校事故防止のための保健管理の在り方」「保健主事の役割と健康教育の課題解決」について講義を行いました。

 講師の小名浜第一小学校鈴木先生からは、昨年度に受講した中央研修の研修内容について伝達講習していただきました。日々の保健活動の大切さや感染症対策、アレルギーをもつお子さんへの対応のしかたについて、ご自身の実践もまじえて話していただきました。

 市教委の上遠野指導主事からは「学校保健と保健主事の役割」と題して、保健主事の法的な役割について講義がありました。

 

 同じく市教委佐竹先生からは「健康教育の課題解決に向けて」と題して、いわき市の健康課題の現状や学校保健委員会の在り方等について話していただきました。

 いわき市感染拡大防止一斉行動(リバウンド防止期間)は終了いたしましたが、研修に当たっては、感染対策(間隔を開ける、常時換気等)を徹底して実施しました。 

情報教育主任研修

 6月25日に、情報教育主任研修を行いました。今回は、GIGAスクール構想の推進に向けて、情報教育主任悉皆として行いました。102名の先生方が集まるということで、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、教職員研修室と大会議室に分かれて実施しました。

 いわき市では、2学期から本格的に1人1台端末の活用が始まる予定となっています。どのように導入し、授業活用に向けてどのような点を意識しながら取り組んでいけばよいかについて、ハード面とソフト面から学ぶ研修でした。研修後の感想を見ますと、タブレット端末の導入、活用等の新しい動きに対して、多くの先生方が不安に感じていらっしゃる様子が伝わってくる内容が多く見られました。総合教育センターとしても、この新しい動きに合わせて、少しでも先生方の不安を解消していけるように、ICTを活用して授業改善に取り組んでいけるように研修の充実を図っていきたいと考えています。

【参加された先生方の感想より】

・研修の内容を、まずは校内で共有し、共通のビジョンを持ってタブレット端末の活用を進めていきたい。

・子どもたちに「ダメ」と指導するのではなく、「可能性の発見」を一緒に共有できたらいい。

・使ってみて、使わせてみて、無理のないところから進めていきたい。

・まだ、使ったことがなく不安であるが、端末が整備された後、職員全体でICTサポーターの協力を得ながら実践していきたい。 

 

 

 

 

 

 

初任者研修(授業研修②)

 5月13日(木)に初任者研修(授業研修①)を実施しました。

 講義「いわき市の学校教育の現状と課題」では、いわき市の教育施策についての講義後、「2年後の自分はどんな教員に」というキーワードをもとに、研修者からの質問に答える研修内容となりました。

 講義「授業の進め方」では、授業スタンダードをもとに研修を進め、授業の中でのテクニックは様々ありますが、子どもの実態をとらえて授業を作ることの大切さについて、研修を深めました。

常勤講師授業研修①

 5月10日(月)に、常勤講師授業研修①を行いました。3~5年目の講師の先生方を対象に、「教職員の服務と勤務」の講義と「模擬授業」を行いました。「模擬授業」は、2~3人のグループに分かれ、15分程度の授業を行い、その後に協議や担当の指導主事から指導・助言を行いました。研修後の感想では「『子どもたちの疑問を引き出し、困り感を全員で解決する』授業づくりについて、今後考えていきたいと思う」「自分の授業を見ていただき、意見をもらえる機会がなかなかないので、自分を客観視できる良い機会になった」「話し方や板書についてなど、具体的で実践的なご指導をいただいたので、明日から今日の意見やアドバイスを自分の中に落とし込んで実践したい」といった内容が寄せられました。

 総合教育センターでも、引き続き、少しでも講師の先生方の不安が解消されるように各種研修を通してサポートしていきたいと思います。ぜひ、学校の方でも温かいご指導のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

ミドルリーダー養成研修

 5月7日(金)にミドルリーダー養成研修(全体研修)を行いました。教職経験15年を経過した先生方を対象に「教職経験15年教員としての心構え」「教職員としての服務・勤務」「ミドルリーダーとしての課題解決に向けて」の講話・演習を行いました。講話・演習を通して、これからの学校教育に求められていることやミドルリーダーとして期待されていることを再確認することができました。研修後の感想には「子どもたちが中心の学びを考えていきたい」「学校の中核教員としての意識が高まった」などの内容が書かれていました。

 ミドルリーダーとして飛躍する年であることを期待し、総合教育センターも先生方をサポートしていきたいと思います。

 研修に当たっては、感染対策(間隔を開ける、常時換気等)を徹底し、実施しております。

特別支援学級等新任担当教員研修①

 4月30日(金)特別支援学級等新任担当教員研修①が行われました。この研修は今年度初めて、特別支援学級の担任、または通級指導の担当の先生方が特別支援教育に関する基礎的事項について研修を行い、特別支援教育に携わる教員としての資質の向上を図る研修です。

 講義1では、「障がい特性の」として、講義が行われました。様々な障がいについて事例をもとに説明がありました。

 後半の協議では、「特別支援学級等の学級経営」として、法律の説明から個別の教育支援計画の作成の仕方について、多岐にわたる内容でした。

 研修者からは、「一人ひとりの児童の実態を把握したい」「保護者に学校の様子について詳しく伝えるために、学級通信の活用をしていきたい」「まずは生徒との関係作りをしっかりと行っていきたい」などの感想がありました。

 新型コロナ感染症拡大防止のため、研修時間を短くして実施しましたが、内容の濃い研修となりました。