道徳教育実践講座

 9月24日(木)、総合教育センターにて「道徳教育実践講座」を実施し、60名近くの先生が参加しました。例年であれば実際に学校を訪れ、道徳の授業を見せていただく講座ですが、今年度は感染予防のため、事前に取った授業VTRを観ながらの研修です。

 

 提供していただいた授業は、湯本二中3年生の「ふきのとう」(勤労)です。3人組で話し合ったり発言の順番を決めたりする手法についてや、「勤労」を重点化させた別葉の紹介など、VTRとともに実践紹介をしていただきました。後半は「えんたくん」というツール(センターの研修で時々登場しています)を用いながら、参観しての感想、普段の授業での発言を引き出す工夫、授業記録の仕方の観点で協議を行いました。2枚目の写真は、各班の「えんたくん」を互いに見ているところです。

 参加した先生方からは「初めて知る手法だったので、自分の授業でも実践してみたい。他にも学習活動で有効なものがないか、調べて活用していきたい」「協議の中で、他の先生方の実践アイディアを聞くことができ、大変参考になった。毎週道徳の授業があるので、いろいろ工夫しながら行っていきたい」などの感想が寄せられました。

 実際の授業での先生の姿や子どもたちの様子を見せていただき、参観した先生方で話し、さらにそれぞれの学校で話題にすることが、授業改善につながります。ご協力いただいた湯本二中の先生方、ありがとうございました。