お知らせ

◎総合教育センターだより「街路樹188号.pdf」を掲載いたしました。

◎小・中学校のお子様について相談(不登校、いじめ、発達、特別支援教育、就学 等)したい皆様。「教育相談」「チャレンジホーム」「学習支援ルーム」「SC,SSW」についてお知らせしています。ご活用ください。(【いわき市版】相談支援窓口等のご案内はこちら

◎各種様式が保存されています。ダウンロードしてご活用ください。 

◎研修だより「礎24号.pdf」を掲載いたしました。

◎「いわき市教職員研修計画カレンダー」は、こちらからダウンロードできます。

総合教育センター(事務室・教職員研修室・コンピュータ研修室)は、文化センター4階です。平チャレンジルームおよび教育相談関係各室は、文化センター5階です。よろしくお願いします。

 

センターの研修等

授業深化講座〈中学校:数学〉

 12月6日(金)に錦中学校を会場として、授業深化講座〈中学校:数学〉が実施されました。

 今回は、筑波大学附属中学校 近藤俊男先生を講師としてお迎えし、1年生に対して図形領域の授業を行っていただきました。子どもたちとゆっくりと既習内容を確認していく様子や子どもたちの声をじっくり聞く大切さ、板書の取り方など、細部にわたり工夫が感じられ、研修者にとって大変勉強になった授業参観になったと思います。

 後半は、近藤先生に「主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善」として、講義をいただきました。子どもたちが深く考えることができるように、教材研究をすること、身近な事象を教材化すること、子どもの声をよく聞いて授業を展開することなどをご教授いただきました。

 今回の研修を受け、いわきの子どもたちのためにできること考え、実践できる教師集団を作っていきたいものです。

放射線・防災教育研修(小学校:防災)

 11月26日(火)にいわき市立豊間小学校、いわき震災伝承みらい館を会場として、放射線・防災教育研修(小学校:防災)を行いました。

 はじめに、震災語り部の大谷様より、東日本大震災当時何が起こったのか、豊間に住む人として何ができたのかなどについて語っていただきました。

 次に、豊間小学校の先生より、豊間小学校の防災教育の実際についてご講義いただきました。防災を自分事として捉えるためにどのような教育活動を位置付けているのか、学校、地域、保護者が一体となるためにどのような活動を行っているのかなど、丁寧に説明をしていただきました。 

 最後に、いわき震災伝承みらい館の施設見学を行いました。

 研修者からは「子ども達の将来を考え、いつになっても防災意識を薄めてはならないこと、自助の大切さについて、具体的に指導していきたいと思います」「災害が発生した時に命を守る正しい行動を取ることができるために、日頃の訓練が大切で、まず学校で災害が発生した場合にどう行動するかを、学校という組織として共通理解を図っておく必要があると思いました」といった感想も寄せられ、充実した研修で会ったことがうかがえます。

放射線・防災教育研修(中学校:放射線)

 11月21日(木)に福島県教育庁義務教育課指導主事本多正典先生を講師として、放射線・防災教育研修(中学校:放射線)を行いました。

 前段の講義では、放射線について何を教えますか?放射線について学ぶことで生徒は何ができるようになりますか?放射線についてどのように指導しますか?をテーマして指導要領や県の資料を基に詳しく説明していただきました。

 後半は教科等横断的な放射線教育のカリキュラム・デザインとして3~4人で演習を行いました。教科や立場の違う教員でどのようなカリキュラムを編成することができるかについて充実した演習を行いました。

 研修者からは「放射線教育は『よくわからないから理科でお願い』という雰囲気があるので、全教員が共通理解のもとで行えるように校内研修や計画の立案をしたいと思いました」「記憶から消えかかっていた事故を先生の動画などで思い出し,生徒たちの未来のために伝えなければならないことを再確認することができました」といった感想も寄せられ、充実した研修で会ったことがうかがえます。

初任者研修(他校種参観研修②)・新規採用養護教諭研修(学校訪問研修②)

 11月14日(木)、初任者研修(他校種参観研修②)・新規採用養護教諭研修(学校訪問研修②)が実施されました。いわき市立小名浜西小学校を会場に、中学校の初任者・新規採用養護教諭15名が参加して行われました。

 はじめに、当センター研修調査室長より主催者あいさつがありました。

 次に、校長先生より、「本校の現状と課題」について講話がありました。学校として力を入れていることについて、日課表や学校経営ビジョンに触れながらお話をいただき、研修者は、小学校の特徴を捉えながら学んでいました。

 続いて、授業参観です。低学年と高学年の授業を、発達段階の違いも見取りながら、気づきを付箋に累積して参観しました。

 参観後は、協議「他校種の授業を参観して」を行いました。新規採用養護教諭は、保健室を研修会場として、「他校種の保健室経営の進め方」について協議し、先輩養護教諭から学んでいました。

 最後に、研修者からお礼の言葉を伝えました。児童の実態に応じた細やかな配慮がとても参考になったことなどが述べられました。

 いわき市立小名浜西小学校のご協力により、発達段階に応じた授業や対応の違いなど、多くの学びがありました。ありがとうございました。

初任者研修(他校種参観研修①)・新規採用養護教諭研修(学校訪問研修②)

 11月7日(木)、初任者研修(他校種参観研修①)・新規採用養護教諭研修(学校訪問研修②)が実施されましたs。いわき市立小名浜第一中学校を会場に、50名が参加して行われました。

 はじめに、当センター所長が主催者あいさつを行いました。他校種の学校を参観できる貴重な機会である話などから、参観の視点を具体的にもって研修に臨もうとする研修者の姿が見られました。

 次に、校長先生より、「本校の現状と課題」について講話がありました。理想とする学校像と、その実現のために必要なことについて、実例を交えてお話いただきました。

 続いて、授業参観を行いました。初任者が少人数のグループに分かれ、複数の教室等を数分ずつ参観しました。小学校との共通点や、中学校ならではのことについて見取る貴重な機会となりました。

 参観授業で得た気づきをもとに、協議「他校種の授業を参観して」を行いました。養護教諭は保健室を研修会場として、「他校種の保健室経営の進め方」について協議し、先輩養護教諭から学んでいました。

 最後に、研修者からお礼の言葉を述べました。中学校での教育の在り方から逆算し、小学生に今身につけさせるべき力を重点化して明日からの教育に取り組みたいという話が聞かれました。

 いわき市立小名浜第一中学校のご協力により、有意義な研修を実施することができました。会場や、初任者が参観できる多くの授業を提供してくださり、ありがとうございました。