お知らせ

◎いわき市教育委員会研修だより「礎第25号.pdf」を掲載いたしました。

いわき市不登校支援ポータルサイトが公開になりました。

◎総合教育センターだより「街路樹190号.pdf」を掲載いたしました。

◎小・中学校のお子様について相談(不登校、いじめ、発達、特別支援教育、就学 等)したい皆様。「教育相談」「チャレンジホーム」「学習支援ルーム」「SC,SSW」についてお知らせしています。ご活用ください。(【いわき市版】相談支援窓口等のご案内はこちら

◎各種様式が保存されています。ダウンロードしてご活用ください。 

◎「いわき市教職員研修計画カレンダー」は、こちらからダウンロードできます。

総合教育センター(事務室・教職員研修室・コンピュータ研修室)は、文化センター4階です。平チャレンジルームおよび教育相談関係各室は、文化センター5階です。よろしくお願いします。

 

センターの研修等

初任者研修(授業研修④)

2025年1月24日 08時40分
初任者研修

 1月23日(木)、令和6年度初任者研修【校外研修】の最終回となる「初任者研修(授業研修④)」が、教職員研修室で行われました。

 はじめに、所長より、「教職2年次研修に向けて」の講話がありました。教員としての資質の向上に関する指標の各領域を改めて確認するなどして、教職2年次研修を見据えながら、一人一人が今年度をじっくり振り返りました。

 次に、講義・協議として、「教職2年次研修に向けての課題とその解決について~授業の充実について~」を行いました。教職2年次研修を想定しながら今年度の積み重ねを振り返り、自己の成果や課題を明らかにしていきました。

 続いて、「1年間の研修を振り返って」と題して、初任者研修コーディネーターと、拠点校指導教員から講話をいただきました。いつも初任者に寄り添ってくださったお二人に、初任者の学びを具体的に振り返っていただくとともに、初任者の取組みを十分に認めていただきました。

 最後に研修のまとめをして締めくくりました。研修者を代表して2名の初任者から、研修担当に向けて挨拶をいただきました。

 今年度の研修は、初任者にとって基盤となるかけがえのない研修になったはずです。身に付けた貴重な知見や人間関係を存分に生かし、これからも心身共に健康に、教員として歩んでほしいと願うばかりです。いわき市教育委員会は、皆さんを引き続き支えていきます。子どもたちと共に、学び続ける教員として、自分らしくがんばってください!

授業深化講座〈小学校:算数〉

2025年1月22日 08時40分
専門研修

 1月21日(火)に、小名浜第三小学校を会場として「授業深化講座〈小学校:算数〉」を行いました。

 筑波大学附属小学校の青山尚司先生を講師としてお招きしました。5年生を対象に「割合」の授業を行っていただきました。日常生活から問題を見いだすこと、子どもの声をよく聞くこと、子ども同士のつながりを大切にすること、子どもの言葉に問い返し、数学的な見方・考え方を価値付けていくことなど、授業の中で大切にしたいことをたくさん拝見することができました。

 後半には「『主体的・対話的で深い学び』の視点からの授業改善」と題して、算数教育で大切にしたいことについて話していただきました。子どもが見方・考え方を働かせるために?協働的な学びの価値と教師の役割は?など、子どもたちに身に付けさせたい力を明らかにしながら、教師の関わり方について丁寧に説明をしていただきました。

 研修者からは「青山先生の授業を参観した後に講話で考えを聞くことで一つ一つの声掛けや働きかけの意図が改めて理解できました。とても有意義な研修をありがとうございました」「大変勉強になる研修でした。今後の教材研究や学級経営に役立てていきます」といった感想が寄せられ、充実した研修であったことがうかがえます。

教職2年次研修

2025年1月21日 08時40分
教職2年次研修

 1月16日(木)に中学校の先生を対象に、20日(月)に小学校の先生を対象に「教職2年次研修」が行われました。

 研修の前半には、1年間取り組んできた課題研究の発表を行いました。「主体的な学習活動を展開するための自己有用感を高める実践の工夫について」「道徳科の学習において、道徳的諸価値について自ら考え対話することのできるような指導はどうあればよいか」「英語科において学ぶ意欲を高め、主体的に英語を用いてコミュニケーションを図るための指導はどうあればよいか」など、研修者が年度初めに設定した課題の解決に向けた取組みについて熱心に伝えました。

 昨年度の初任者研修の時の姿より、教員としてたくましく成長している様子がうかがえました。

 後半は、「基礎形成期の課題とその解決に向けて」と題して、研修調査室長より講義を行いました。VUCAな時代を生きていく子どもたちに必要な力をどのように付けていくのか。子どもたちの伴走者としてどのように関わっていくことが望ましいのか、等を考えることができました。

 教職3年目に向けて、さらに力を付けていくことを期待しております。

教育研究発表会

2025年1月6日 10時00分
その他の研修

 12月25日(水)に令和6年度教育研究発表会を開催しました。

 第1部の分科会では、教科部会および教科外部会の全8部会の調査研究委員が各会場に分かれ、1年次の成果と課題を発表し、参会者と熱心な協議を行いました。

〇国語部会の様子

〇社会部会の様子

〇算数・数学部会の様子

〇理科部会の様子

〇外国語部会の様子

〇道徳部会の様子

〇生徒指導部会の様子

〇特別支援教育部会の様子

 第2部の全体会では、国立教育政策研究所研究企画開発部総括研究官の千々布敏弥氏から「『主体的・対話的で深い学び』の実現に向けた教師のリフレクション」と題して、ご講演いただきました。

 千々布氏は「主体的・対話的で深い学び」の実現のために、学校の組織文化を再構成していく重要性に触れ、授業研究でのリフレクションを通して、同僚性の構築や教師一人一人のエージェンシー(主体性)を尊重しながら、さらに向上させていくことが、教師の授業力向上、児童生徒の学力向上につながるということを、豊富な事例を通してお話くださいました。

 参会者からは、これまでの教師観、学校観、授業観を振り返るとともに、リフレーミングしていこうとする前向きな感想が多く寄せられました。

 今回の発表会での学びをの3学期からの教育実践に生かしていただければと思います。また、調査研究委員会は令和6・7年度の2年間の実践研究に取り組んでいます。今年度の協議で参会者の皆様から出されたご意見等をもとに、さらに充実した研究を推進していきたいと思います。 

授業深化講座〈中学校:数学〉

2024年12月9日 08時40分
専門研修

 12月6日(金)に錦中学校を会場として、授業深化講座〈中学校:数学〉が実施されました。

 今回は、筑波大学附属中学校 近藤俊男先生を講師としてお迎えし、1年生に対して図形領域の授業を行っていただきました。子どもたちとゆっくりと既習内容を確認していく様子や子どもたちの声をじっくり聞く大切さ、板書の取り方など、細部にわたり工夫が感じられ、研修者にとって大変勉強になった授業参観になったと思います。

 後半は、近藤先生に「主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善」として、講義をいただきました。子どもたちが深く考えることができるように、教材研究をすること、身近な事象を教材化すること、子どもの声をよく聞いて授業を展開することなどをご教授いただきました。

 今回の研修を受け、いわきの子どもたちのためにできること考え、実践できる教師集団を作っていきたいものです。