7月22日(火)理学療法士の資格をもち、フィットネスジムの経営をされておられる四家卓也様と、スポーツインストラクターの方々を講師にお招きし、幼児教育講座②が行われました。
講義前半は、幼児期の運動がその後の運動能力に大きな差を生むことや、ボディイメージをもつことの良さなどについて、科学的な知見に基づき、丁寧にご説明してくださいました。

講義後半は、身近にあるものを使ってできる運動や、リズム運動について研修者が、実際に体を動かしながら学びました。

研修中、研修者から自然と拍手が起きたり、笑顔が見られたりするなど、温かい雰囲気の研修となりました。
研修終了後、「理論と実践を交えて学ぶことができ、有意義な研修となった」「どの子も楽しく体を動かせるような環境や遊びを取り入れていけるよう、学んだことを活かしていきたい」などの感想が寄せられました。
7月22日(火)、非営利団体コドモノミカタで代表理事をされている、乳幼児教育実践研究家の井桁容子先生を講師に招いた、幼児教育講座①が行われました。

「『まなざしが保育を高める』~子ども、保護者、保育者の共育をめざして~」を講義題として行われた研修では、子どもを見つめる保育者として、どのような「まなざし」で子どもたちを見つめるのかを、実際の子どもたちのエピソードを交えながらご講義頂きました。


講義中は、講義内容について熱心にメモをとるなど、意欲的に研修に参加する参加者の姿が見られました。


研修後、「自分の保育観や子ども観について見直すことができた」「子どもの行動をいろいろな視点で見ることの大切さがわかった」「学び続けていく姿勢を大切にしたい」などの感想が寄せられ、保育者としての子どもとの向き合い方をブラッシュアップする研修となりました。
7月31日(木)、特別支援学級等教育講座が行われました。
今回の講座のテーマは「自立活動」です。
特別支援学級では「自立活動」という時間が設けられていますが、多くの先生方を悩ませるのも、この「自立活動」かもしれません。
今回は実際の授業実践動画を視聴しながら、自立活動のヒントを探します。
授業を提案して下さった先生は、今年度から導入が始まったLITALICOを活用し、児童の実態把握や教材選定を行ったそうです。
研修にいらした先生方も、LITALICOの活用に関心をもって話を聞いている様子がうかがえます。

実践の説明を聞いたのち、実際に授業を参観しました。


普段の現場では他校の自立活動の授業を見る機会はなかなかありません。
先生方も真剣に、そして子供たちの頑張りに時折ほほえみながら授業を参観していました。
さて、授業参観で自立活動の取組みをインプットしたら今度はアウトプットの時間です。
授業実践の中で有効だった手立てやより良い活動にしていくためのアイディアについて協議を行いました。






今回授業で使用した教材や、教室環境の工夫についても掲示すると、休み時間に多くの先生がご覧になっていました。

上写真にあるSSTのカードはLITALOCOより教材を準備したのだそうです。

個人に合わせた教材の工夫や、すっきりして分かりやすい教室環境は特別支援学級においてとても重要です。具体的な例を見ることで気付きも多くありました。
今回の研修では先生方の協議も活発に行われている様子が見られました。
実際に授業を見たり教材を見たりすることで、学校内では得られないヒントを見つけられた先生も多いのではないでしょうか。
授業実践をしてくださった先生に感謝します。
7月29日(火)に発達障がい教育講座を行いました。市内の小中学校、幼稚園、保育所の先生方283名が受講しました。

講師は東京女子大学教授・前川あさ美先生にお越しいただき、「特別な教育的配慮が必要な児童生徒に対する理解と支援~子どもと保護者の心に寄り添うために~」という演題で講義をいただきました。

特に、ニューロダイバシティの児童生徒が抱える困難を具体的なエピソードを交えながらわかりやすく解説していただきました。また、ニューロダイバシティの子供をもつ保護者の方々が抱える葛藤や願いにも深く寄り添うことの重要性を改めて学ぶことができました。
本日の学びを、新学期からの子供たちの支援に生かしてほしいと思います。

7月29日(火)に特別支援学級等新任担当教員研修③を行いました。市内の小・中学校の先生方69名が参加しました。

まず、「1学期を振り返って」というテーマで、受講者が今年初めて特別支援学級の担任として過ごしてきたご自身の成果と課題について小グループで振り返りました。



次に市内の知的学級、自情学級、通級指導教室の先生方から実践発表を行っていただき、受講者たちは学級経営、自立活動の実践について具体的に学ぶことができました。



最後に、実践発表を踏まえて、2学期から自身の学級経営等に生かしたいことについて振り返りました。



新学期からも困り感をもつ子供たちの実態把握に努め、それぞれの子供たちにあった支援を継続していただきたいと思います。