初任者研修
11月14日(木)、初任者研修(他校種参観研修②)・新規採用養護教諭研修(学校訪問研修②)が実施されました。いわき市立小名浜西小学校を会場に、中学校の初任者・新規採用養護教諭15名が参加して行われました。
はじめに、当センター研修調査室長より主催者あいさつがありました。

次に、校長先生より、「本校の現状と課題」について講話がありました。学校として力を入れていることについて、日課表や学校経営ビジョンに触れながらお話をいただき、研修者は、小学校の特徴を捉えながら学んでいました。

続いて、授業参観です。低学年と高学年の授業を、発達段階の違いも見取りながら、気づきを付箋に累積して参観しました。

参観後は、協議「他校種の授業を参観して」を行いました。新規採用養護教諭は、保健室を研修会場として、「他校種の保健室経営の進め方」について協議し、先輩養護教諭から学んでいました。


最後に、研修者からお礼の言葉を伝えました。児童の実態に応じた細やかな配慮がとても参考になったことなどが述べられました。

いわき市立小名浜西小学校のご協力により、発達段階に応じた授業や対応の違いなど、多くの学びがありました。ありがとうございました。
11月7日(木)、初任者研修(他校種参観研修①)・新規採用養護教諭研修(学校訪問研修②)が実施されましたs。いわき市立小名浜第一中学校を会場に、50名が参加して行われました。
はじめに、当センター所長が主催者あいさつを行いました。他校種の学校を参観できる貴重な機会である話などから、参観の視点を具体的にもって研修に臨もうとする研修者の姿が見られました。

次に、校長先生より、「本校の現状と課題」について講話がありました。理想とする学校像と、その実現のために必要なことについて、実例を交えてお話いただきました。
続いて、授業参観を行いました。初任者が少人数のグループに分かれ、複数の教室等を数分ずつ参観しました。小学校との共通点や、中学校ならではのことについて見取る貴重な機会となりました。

参観授業で得た気づきをもとに、協議「他校種の授業を参観して」を行いました。養護教諭は保健室を研修会場として、「他校種の保健室経営の進め方」について協議し、先輩養護教諭から学んでいました。

最後に、研修者からお礼の言葉を述べました。中学校での教育の在り方から逆算し、小学生に今身につけさせるべき力を重点化して明日からの教育に取り組みたいという話が聞かれました。

いわき市立小名浜第一中学校のご協力により、有意義な研修を実施することができました。会場や、初任者が参観できる多くの授業を提供してくださり、ありがとうございました。
専門研修
10月30日(水)に、小学校教員7名、幼稚園教員12名、保育所職員19名が教職員研修室に集まり、福島大学教授 宗形 潤子先生を講師として、保幼小連携講座が行われました。

前半は「幼保小接続に関わって」と題して、小学校で求められている学びの姿や幼児教育の実態、子どもの権利、架け橋プログラムの理念と推進の仕方について、国の資料や宗形先生が実際に関わっている幼稚園・小学校の取組みを基に、研修者で共有をしました。

後半は「秋の自然物を使った遊び」をテーマに、「各学校園で、どのような活動をしているのか」「そのときの子どもたちの様子はどうだったか」を伝え合いました。その上で、活動を行っている際に「教師(保育者)として大事にしていることは?」と、日頃の自分の教育活動を振り返る時間を設けました。

振り返りの中では「子どもたちが自分のやりたい遊びを充実させられるようにしていきたい」「まずは年長児クラスだけでも小学校に行って交流ができたらいいなと感じました」という考えが出されるとともに、小学校と幼稚園・保育所が同じ視点で(目指す子どもの姿を共有して)教育活動を行っていくことの大切さを実感していることが窺えました。
初任者研修
10月24日(木)、福島県立いわき支援学校において、初任者研修(特別支援学校参観研修②)が行われました。初任者32名が参加しました。
はじめに、主催者あいさつを、当センター所長が行いました。貴重な機会となる研修の意義や、参観の視点を明確に持って臨むことなどについての話がありました。

次に、大竹奈保子副校長先生よりごあいさつをいただきました。できないことよりも、できることをさらに伸ばす視点に立った教育の在り方などについて、ていねいにお話いただきました。

続いて、授業参観です。研修者1人につき1教室ずつ割り当てていただき、貴重な学びを得ることができました。

菅野亨教頭先生による、「特別支援学校の概要説明」についての講話がありました。自ら考え、自ら学ぶ姿勢を育てることの大切さについて、いわき支援学校での実際に触れながらお話いただきました。

特別支援教育コーディネーターの上遠野こずえ教諭より、「特別支援教育の視点を生かした学級経営」についての講義をいただきました。困っている子どもを先生目線で見るだけでなく、子ども目線で考えることも重要であることなど、研修者がすぐに取り入れられるような見方・考え方を多く示していただきました。

研修のまとめとして、この日の学びを振り返るとともに、その思いをお礼の言葉として学校に述べました。

研修者は、この日に得たことを各所属校で児童生徒に還元する意欲に満ちあふれて、研修会場を後にしました。
※この日の研修は、いわき支援学校と平支援学校のご協力により、初任者・新規採用養護教諭が2会場に分かれて貴重な研修の機会とすることができました。ありがとうございました。
初任者研修
10月24日(木)、福島県立平支援学校において、初任者研修・新規採用養護教諭研修(特別支援学校参観研修①)が行われました。初任者30名と新規採用養護教諭4名が参加しました。
はじめに、主催者あいさつを、当センター教育支援室の岩本和典室長が行いました。特別支援学校を会場にして行われる研修の意義や、授業参観の視点などについて話がありました。

次に、渡部孝男校長先生から、校長あいさつをいただきました。「しょうがない」で片付けない考え方や、研修者に向けた激励などをいただきました。

続いて、「特別支援学校の概要ならびに現状と課題」について、松浦真由美教頭先生より講話をいただきました。「最近、笑顔ですか?」という問いかけから始まり、児童生徒一人一人を大切にするという教育の原点に関する内容を数多くお聞きすることができました。

授業や保健室の実際を参観・見学させていただく時間もあました。実際の現場から得られる学びは、今後の教員生活において糧となるものばかりでした。


研修のまとめでは、この日の研修で得たことを研修者同士がともに話すとともに、お礼の言葉として学校に伝えました。

この日の出会いと思いを胸に、研修者が目の前の児童生徒と適切に関わりながら、特別支援教育の視点を持ち合わせた指導力を発揮することを願っています。