2023年5月の記事一覧

水泳指導者研修

 5月23日(火)、職能研修Ⅱ「水泳指導者研修」が実施されました。63名(小学校61名、中学校2名)が参加して行われました。

 午前中は、スウィン大教スイミングスクールのプールにて、講義・実技「安全に取り組む水泳指導・発達段階に応じた泳法指導」が行われました。低学年・中学年・高学年の各コースに分かれ、スイミングスクールの指導者4名による専門的な実技研修がありました。(実技研修中の写真撮影は控えております)

 午後は、総合教育センター教職員研修室に場所を移して、学校教育課指導主事による「水泳指導上の安全管理の徹底について」の講義が行われました。具体的な事例を用い、安全管理を徹底することを目的として進められました。

 本研修は、水泳指導やプール管理の各側面から「安全」をテーマに進められました。また、安全に対する意識と配慮がきめ細かに行き届くようにしていくために、本研修への参加については未受講者を推奨しております。研修内容を各校教職員間で共有し、いわきの子どもたちが安心して水泳学習に取り組めるよう、各校の実態に即した諸準備を進めていただければと思います。今シーズンも事故なく安全に水泳指導が進められますよう、よろしくお願いいたします。

教務主任研修

 5月12日(金)、総合教育センターコンピュータ研修室において、職能研修Ⅱ「教務主任研修」が実施されました。新任教務主任を中心に21名(小学校12名、中学校9名)が参加して行われました。

 はじめに、総合教育センター指導主事より、「教務主任の仕事と役割」についての講義を行いました。

 3種類の役割(「連絡・調整」「指導・助言」「企画・立案」の各役割)や、必要な力(気付力・調整力・段取力・見通力)等について確認しました。

 次に、「教務主任としての校務運営の実際」についての協議・演習を行いました。様々なケースから想定し、その時々で求められる教務主任としての対応について考えました。

 また、マンダラシートを活用して理想の教務主任像をイメージし、それに対する課題を明確にしていきました。

 最後に、Google Formsを活用してアンケートを作成し、実際にQRコードを読み込む等の方法で回答するところまで行いました。学校内外でアンケートを実施し、集計する機会が多い教務主任の先生方のお役に立てればと考えての演習でした。

 教育計画実施の要となる教務主任の先生方が、この日の研修内容を活かしながら実務を遂行することで、いわきの子どもたちが着実に育っていくことを期待しております。

経験者研修Ⅲ<全体研修>・学校栄養職員経験者研修Ⅲ<全体研修>

 5月9日(火)、総合教育センター教職員研修室にて、経験者研修Ⅲ全体研修、及び、学校栄養職員経験者研修Ⅲ全体研修が実施されました。教職経験20年を経過した小学校11名、中学校10名、そして、経験15年学校栄養職員1名の、合計22名が参加して行われました。

 はじめに、いわき市総合教育センター所長より、「組織の中核となる教員としての心構え」についての講話がありました。研修者は、組織の中核としての資質・実践的指導力等について理解を深めました。

 次に、総合教育センター指導主事より、「経験者研修Ⅲの進め方」の説明と、「教職経験20年教員としての課題の解決に向けて」の講義・協議が行われました。協議の中では、ブレインライティングシートを用いて自分や自校の課題を明確にし、その教育課題の解決策を模索しました。また、マンダラシートを用いて、自信の専門性や強みを再認識し、教育課題の解決に向けて、研修者自身がいかに学校に貢献していくかということについて考えました。

 併せて、小名浜学校給食共同調理場栄養教諭より、「経験15年学校栄養職員としての課題の解決に向けて」の講義・協議が別室で行われました。

 研修者がこれまで培ってきた経験や指導力を、チーム学校の一員として存分に発揮してほしいと願っております。キャリアステージや、そこで求められる力を再確認した上で、研修に取り組んでいきましょう。

初任者研修・新規採用養護教諭研修・新規採用栄養職員研修(一般研修②)

5月11日(木)に「初任者研修・新規採用養護教諭研修・新規採用栄養職員研修がいわき海浜自然の家で行われました。初任者が小学校46名、中学校18名、養護教諭が小学校2名、中学校1名、栄養職員が1名、総勢68名の研修となりました。

 教員としてのコミュニケーション能力や協調性などの資質の向上を図ることを目的に、午前中は野外炊飯活動を行い、グループで力を合わせて、カレーライスづくりに取り組みました。

 

 

 

 

 

 

 それぞれが自分にできることは何かを考えながら、周囲とコミュニケーションを取り合い、協力し合いながら、活動に取り組んでいました。

 力を合わせてつくったカレーライスをおいしくいただきました。

 午後の研修はいわき市中学校長会長で植田中学校長の玉澤 淳校長先生が「初任者・新規採用者に望むこと」について講話を行いました。

 玉澤先生の長年の教職経験を振り返ってのお話は多岐にわたり、初任者たちはそれぞれ思い当たることあったようで、教職員としてのこの1ヶ月を内省する絶好の機会となりました。

 研修の後半は、「1ヶ月間の勤務を通して」のグループ協議、情報交換を行いました。授業の場面、それ以外の面での課題や少しずつできてきたことについて、付箋を使って共有しました。

 共通した課題も多くあり、自分だけではないと安心できたり、その課題の要因や対応策について話したりするグループもありました。

 今後とも、研修者同士が課題意識をもち、積極的にコミュニケーションを図りながら課題解決を図る過程を通して、教員としての資質・能力の向上をが図られることを願います。

 

 

 

 

 

 

ミドルリーダー養成研修<全体研修>

 5/9(火)、総合教育センター教職員研修室にて、基本研修ミドルリーダー養成研修の全体研修が実施されました。教職経験15年を終えられた先生方14名が参加されました。

 はじめに、いわき市総合教育センター所長より、「教職経験15年教員としての心構え」についての講話がありました。自分の強みや課題を再認識し、求められる資質・能力を確認しながら、研修意欲を新たにしていました。

 次に、学校教育課管理主事より、「教職員としての服務・勤務」についての講義がありました。具体例から、教育公務員の服務や勤務について考え、自分事として捉えるためのよい機会となりました。

 そして、総合教育センター指導主事による、「ミドルリーダーとしての課題解決に向けて」についての講義・演習が実施されました。

 ブレインライティングシートを用いた演習では、自分または自校の課題について、研修者同士が知恵を出し合い、解決の糸口を探る機会となりました。

 学校の中堅として、研修者が各学校でご自身の専門性を存分に発揮されることを願っています。