2020年10月の記事一覧

初任研 他校種参観研修(小名浜一中・鹿島小)

 

色づきはじめたイチョウの葉が秋の日差しに輝く季節になりました。10月29日(木)、初任研「他校種参観研修」を実施しました。

午前中は小名浜第一中学校を会場に、小学校の先生方と養護の先生方が研修を行いました。校長先生のご講話と研修主任の先生からの「参観の視点」の講義の後、中学生の授業の様子を参観です。

  

国語・数学・社会・英語・家庭の授業での先生の指導、生徒のやりとりなど参観した後は協議です。小学校との違いや小中のつながりなど、実際に参観し、感じたことを出し合いました。養護の先生方は、ご講義を通して、養護教諭としての役割や大切にすべきことを考える時間となりました。

 

 

 

午後は鹿島小学校を会場に、中学校の先生方が研修を行いました。授業参観の後、校長先生のご講話と教務の先生からのご講義をいただきました。

 

研修者同士での情報交換の場面では、きめ細かい指導の在り方について鹿島小の先生方の指導を通して実感できました。

 

会場校としてご協力くださった小名浜第一中学校・鹿島小学校の先生方、ありがとうございました。

 

不登校対策講座

10月15日、昨年に引き続き、中京大学より辻井正次先生をお招きして不登校対策講座を開催いたしました。

不登校の背景には様々な要因がありますが、不登校になる前に何ができるのか、今回は特に不登校の未然防止をテーマにご講義いただきました。

先生方からは「学校生活の中での学習支援や学級づくりを見直していきたい」「学習に対する不安が不登校の要因で多いことに驚いた。わかる授業を展開しながら、子どもたちの登校不安を減らす関わりをしていきたい」「三者相談でアドバイスシートを活用していきたい」「子どもたちができたことを素直に伝えながら、子どもたちをほめる場面をつくってあげたい」などの感想がたくさんありました。

不登校になってからの対応ももちろん大切ですが、なかなか特効薬はありません。そうなる前に学校生活の中でもできることがたくさんあります。今回学んだような視点を不登校対策の一つとして、ぜひ学校でも実践してみてください。

ICT活用講座①②

    10月6日(火)と7日(水)に、中学校と小学校に分かれ、ICT活用講座①②を行いました。東京書籍の方を講師に招き、今年度から導入された中学校数学と小学校理科のデジタル教科書を中心に、その使い方を学びました。普段、学校現場でゆっくり見ることができていないデジタル教科書について、その中身について実際に操作しながら研修しました。

 参加した先生方からは、「教材研究に力を入れながら、子どもたちに分かりやすい授業を取り入れていきたいと思う」「限られた機能しか使いこなせていなかったため、教えていただいたことを少しでも活用したい」「GIGAスクール構想を目指している現場にとって、今日のような研修はかなり有意義だった」「資料一覧や基礎技能、MY教科書エディタなど、自分が知らないツールを教えていただき、今後の授業に役立てていきたい」などの感想が寄せられました。

 今後、ますますICTを活用した授業が求められてきます。苦手な先生もいらっしゃると思いますが、こどもたちのために少しずつでもいいので、授業でICTを活用していって欲しいと思います。

特別支援学級等教育講座

 10月2日(金)「特別支援学級等教育講座」が総合教育センターで行われました。
 例年であれば実際の授業の様子を見ながらの研修でしたが、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、授業の様子をビデオで撮影し、その映像をもとに研修を進めて参りました。

 授業を提供していただいた矢部先生から、授業の流れや工夫した点などのお話をいただきました。

 協議では、授業の手立てについて話し合いを行いました。どの先生方もご自身の実践のもと、活発な意見交換をされていました。

  研修者からは「掲示物を利用して、児童に学習の見通しを持たせていた」「全体学習と個別学習のつながりがとても工夫されていた」「児童の特性に合わせた課題の設定が大切である」などの感想がありました。

初任者研修「授業研修③」

金木犀の香りが風に乗って漂う季節になりました。10月1日(木)、初任者研修を実施し、66名の先生が参加しました。この日は、道徳・総合・放射線教育・ICTと講義が満載です。センター指導主事も気合いが入ります。

 

  

実際に機器を操作したり、身近な話題とつなげたりすることで、日々の授業や子どもたちをイメージしながらの学びが続きました。協議の時間や昼食の時間には、先生方同士の情報交換や近況報告などが活発に行われていました。初任研は、同期で集まる貴重な時間にもなっています。

 

ちょうど年度後半スタートの日。研修の終わりには、センター所長よりねぎらいと励ましのメッセージが送られました。

令和2年度は、初任者だけでなく、全ての先生方、子どもたちにとって特別な年度であることは間違いありません。それぞれの学校でも、互いに声を出し合い、サポートし合いながら残り半年を過ごしていきましょう。