2018年1月の記事一覧

NEW 研修主任研修②


1月25日(木)には、筑波大学附属小学校 副校長の田中博史先生を講師にお迎えして、研修主任研修が行われました。研修主任の抱える苦悩に寄り添い本音を引き出す協議の展開や、抜本的なアイディアを次々と提案する講義内容に、参加された先生方からは「あっという間の2時間だった」という声が多く聞かれました。

感想用紙からも「当たり前を問い直す、という視点を学ばせていただいた」「次年度に向けて明日から準備を進めたい」といった前向きな声がたくさんあがりました。各学校における校内研修が、次年度以降もさらに充実したものになることを期待しております。

授業力向上講座Ⅲ中学校・数学

 1月19日(金)授業力向上講座Ⅲ中学校・数学を草野中学校を会場に開催しました。筑波大学附属中学校から小石沢 勝之 先生をお招きし、中学2年生に飛び込み授業、授業後「思考力・判断力・表現力を高める授業の工夫」ということでご講義いただきました。
 はじめに「1次方程式の利用」の授業を行っていただきました。日常の場面と数量の変化の様子を把握することの大切さについて授業をとおしてご指導いただきました。
 また、講義では、「新学習指導要領と学習過程」、「授業の質的改善」、「主体的・対話的で深い学び」など事例をもとにご講義いただきました。授業で扱った問題を解くなど演習も加えながらわかりやすく教えていただきました。
 参加者からは、「深い学びをさせるためには、曖昧な課題を与えることで『おや』という印象を与えることが大切であると感じました。」「授業の振り返りを自分でできるように意識した授業作りをしなければならないことがわかりました。」との感想が聞かれました。
小石沢先生、お忙しい中本当にありがとうございました。
 
 

初任者研修 授業研修⑤

 1月18日(木)に、初任者研修 授業研修⑤を実施いたしました。
 まず、「1年間を振り返って」として、拠点校指導教員の鈴木貴一先生と松本伸一先生より講話をいただきました。1年間初任者に寄り添い、きめ細やかにご指導いただいた先生方から、これから教員としてどう歩んでいけばよいか、その指針となる温かいお言葉をいただきました。 
  

 次に、「教職2年次課題研究の発表」として、平第一小学校の梅津累先生、平第六小学校の小島桃子先生、平第一中学校の新田健斗先生、平第三中学校梁川大樹先生より発表をいただきました。初任の先生方は、先輩の発表を細かにメモしながら熱心に聞いて、4月から自分たちが取り組む研究について、具合的なイメージをもてたようでした。
  
  

 午後は、「教職2年次に向けての課題とその解決に向けて」として、児童生徒の実態や自己の課題を分析し、教職2年次課題研究をどのように進めていくかについて研修しました。
 そして、初任者研修を締めくくる最後の講話「教職2年目に向けて」として、総合教育センター高崎康行所長より、教員としてのキャリア形成についてのお話があり、今後も学び続ける教員であってほしいとの熱いエールが送られました。
  
  
 研修のまとめでは、代表の磐崎中学校の渡邊祐介先生から、初任者研修を支えていただいた多くの学校や先生方への感謝の思いと、1年間の研修を振り返り、今後も学び続け互いに切磋琢磨しながら成長していこうという言葉がありました。
 
 本日の研修をもって、平成29年度初任者研修の校外研修は終了です。
 研修にご協力いただいた先生方や、授業提供をしていただいた学校の先生方、本当にありがとうございました。




授業力向上講座Ⅲ中学校・社会

 1月17日(水)授業力向上講座Ⅲ中学校・社会を総合教育センターにて開催しました。
 筑波大学附属中学校から関谷 文宏 先生をお招きし、ご講義いただきました。
 関谷先生からは、
「学力の3要素を中学生はどう捉えられるか」

「『深い学び』を実感させる授業の工夫」
高校入試問題で問われる作問力の課題」
など演習を交えながらご講義いただきました。
 特に、 作問の演習では、問題が曖昧になることで正解が多数になってしまったり、問題中の図の必要性がなかったりする事例など、実際の入試問題や様々な資料をもとにわかりやすくご指導していただきました。
 参加者からは、「深い学識にもとづく多様な見方・考え方について学ぶことができました」「毎回様々な資料や疑問を投げかけていただき、楽しく学ぶことができました」「社会科の教材のとらえ方、歴史的な視点、批判的な思考など今まで自分が意識していなかった考え方や方法に触れることができました」などの声が聞かれました。明日からの授業のヒントをたくさんいただきました。関谷先生、ありがとうございました。
 

 



授業力向上講座Ⅲ中学校・理科

  1月16日(火)授業力向上講座Ⅲ中学校・理科を開催しました。
 筑波大学附属中学校から新井 直志先生をお招きし、中央台南中学校を会場に、「思考力・判断力・表現力を高める授業の工夫」というテーマでご講義いただきました。
 新井先生からは、理科授業で心がけていることや新学習指導要領への対応、実験・観察をとおした「考える練習」を行っていただきました。
 「考える練習」では、生徒がなかなか表現することができない「情報」と「予測」について、グループでの活動をとおして研修者が学ぶことができました。
 参加者からは、「教師がまず楽しむこと、そこから、子どもたちに理科の楽しさを伝えていきたいと思う。」「研修が終わってみて、自分自身が『進んで思考』し、『やる気を引き出された」「貴重な学びの場であり、普段の教材研究では見えてこないところが見えるのでとてもありがたい。」などの感想がありました。
 新井先生、お忙しい中、教材の準備および講義本当にありがとうございました。