2018年11月の記事一覧

授業力向上講座Ⅲ(小学校図工)

 11月15日(木)からいよいよ今年度の授業力向上講座Ⅲがスタートしました。初回は筑波大学附属小学校から仲嶺盛之先生をお迎えして小学校図工の講座でした。今回は豊間小学校を会場に、前半は5年生「鑑賞」の飛び込み授業、後半は「『主体的・対話的で深い学び』の視点からの授業改善」をテーマに講義・演習を行いました。

 

 授業でも、演習でも、子どもたちや先生方の笑顔が絶えない研修会でした。受講した先生方の感動をぜひご覧ください。

「シンプルな形と色から何に見えるのかを子どもたちから先生が引き出している授業に、素直に素晴らしいと思った

「なかなかできない子に『できたと思う瞬間は必ずやってくるから・・・大丈夫!』この言葉がその子の力になったと思う」

「仲嶺先生の子どもに対する言葉かけや態度、表情など、図工のアイディアや題材以外にも学ぶべき所がたくさんあり、今後の自分の教師人生にとてもプラスになる研修だった

「講義の中でのICTの活用法や深い学びに向かうための考え方など、すべてが参考になるもので、充実した研修だった」

 

 「来年も参加します」「楽しい講義・演習だったのに、この人数ではもったいない」という声もいただいています。

 授業力向上講座Ⅲは2月まで続きます。本日1・2月の研修申込みを発送しましたので、先生方、ぜひご参加ください。

 

 

 

 

専門研修 保幼小連携講座

 

 11月14日に藤原小学校を会場に「保幼小連携講座」が行われ、約40名の保幼小中の先生方が参加しました。

 まず、藤原小の1年生と藤原幼稚園の年長児による生活科の授業を参観しました。

 その後、実践発表、グループ協議と続きました。

 この講座は例年、異なる校種の先生方が集まって意見交換ができる数少ない機会です。参加した先生方からは「つながりを大切にするためにはやはり、情報の共有が重要であると感じた」「活動の中に、園児が小学校に上がって安心して過ごせる工夫がたくさんあると感じた」などの感想が寄せられました。

 子どもを、保・幼・小・中の「点」で考えるのではなく、それらをつないだ「線」として発達や学びを考えていくことの大切さに気づくことができた研修でした。授業提供、実践発表をしてくださった藤原小・幼ならびに田人保育所の先生方、本当にありがとうございました。