2023年10月の記事一覧

学校司書研修地区別研修会

 10月24日(火)、学校司書研修地区別研修会が7地区で開催されました。

 各地区でテーマを設定し、そのテーマについて自主的に研修を行いました。

 豊間小学校での研修の様子です。研修テーマは「ベテランの先輩から技を学ぼう」です。図書の廃棄の仕方について先輩のやり方を学び、パソコンを操作して確認しました。

 続いて小川小学校での研修の様子です。研修テーマは「実践で使えることをみんなで教え合う」です。子どもたちに本に関心をもってもらうためのポップ作りなどを行いました。

 どの地区も活発な研修が行われました。研修で共有したものを学校司書さんが学校に持ち帰り、それぞれの学校図書館の取組みがいっそう活性化していくことでしょう。

放射線・防災教育研修

 10月24日(火)、25日(水)に、放射線・防災教育研修を行いました。

 24日(火)は、小学校の先生を対象に、福島県教育庁義務教育課指導主事を講師として、放射線教育について研修を深めました。震災当初の放射線教育と12年たった今の放射線教育は同じでいいのだろうか。知識伝達型の授業でいいのだろうか。放射線について子どもたちが探究的に学習するためにはどのようにしたらいいのだろうかなど、たくさんの視点を得ることができた研修になりました。

 25日(水)は、中学校の先生を対象に、いわき震災伝承みらい館、豊間中学校を会場として、防災教育について研修を深めました。みらい館では、震災の語り部から、震災当時の話を聞きました。震災から12年過ぎ、震災の記憶がない生徒に対して、震災の記憶は語り継いでいかなければならないと再確認した様子がうかがえました。後半は豊間中学校の防災教育について触れました。小中、幼稚園などと一緒に避難訓練をしたり、総合的な学習の時間で防災について学習をしたり、豊間ならではの教育をしていることに触れました。

 いわき市だからこそ、大切にしたい研修の一つです。

新規採用栄養職員研修〈調理場研修②〉

 10月18日(水)に、平南部共同調理場を会場として新規採用栄養職員研修〈調理場研修②〉を行いました。

 研修では、実際に調理場に入り、調理の工程を確認したり、機器の取り扱いの様子を見学したりしました。後半は、先輩栄養教諭から「学校栄養職員の職務上の諸問題」と題して、ご講義いただきました。

 新規採用栄養職員の感想には、調理員との関係作りが大切だと再確認したと書かれており、この研修を通して、給食を作る上で欠かせない、調理員とのコミュニケーションの大切さに触れることができたようです。

不登校対策講座(後期)

 10月6日(金)に文化センター大ホールにて不登校対策講座(後期)を実施しました。講師は前期に引き続きFR教育臨床研究所所長の花輪敏男先生です。

 後期は、前期で身につけた理論をもとに、架空の事例を用いた演習を行いました。どのような内容を確認していくと、不登校児童生徒の思いや願いを引き出すことができるのか、研修者は質問内容を吟味し、演習を行いました。

 研修者からは、「自分の学級やこれまで出会った児童の姿に重ねて演習をすることができてよかった」「情報を集めると何が真の問題点であるか導き出すことができた」などの感想があげられました。

 目の前の子どもたちにできることは何かと、心に火をつけられるような研修でした。