道徳教育担当研修

7月1日、「道徳教育担当研修」を実施しました。午前は中学校の先生方、午後は小学校の先生方が道徳教育について研修しました。

 

前半は学校教育課指導主事による講義です。道徳教育における授業の位置づけ、授業で何を学ぶのかなどの基本事項の確認や、「手品師」という教材を例として、授業展開・発問について研修しました。

 

後半は、センター指導主事による講義・演習です。中学校は「足袋の季節」、小学校は「雨のバス停留所で」という実際に教科書に掲載されている教材を用いて発問や授業の展開、板書について演習を行いました。

参加した先生方からは「議論することや対話することは子どもたちの学びを深めるための手段であり、目的ではないということが確認できた」「発問の言葉一つで価値(内容項目)が変わってしまうと分かったので、十分吟味して授業に臨むことが大切だと感じた」などの感想がありました。今回の研修は、全ての学校の先生に来ていただきました。ぜひ、職員室等で「卵焼きの話って何?」「唐揚げの話って何?」と参加した先生に聞いてみてください。道徳について先生方同士が話すきっかけになると思います。