こんなことがありました

出来事

3年生、わくわく探検隊の初夏編

 6月21日(水)、2年生に続いて3年生も生活科フィールドワークを実施しました。常磐支所(温泉タンク)を経由して湯本温泉株式会社さま、温泉神社さま、こいと旅館さま、そして鶴の足湯を訪問。2年生の時よりも遠く、広く、そして深く地元を学びます。今回も常磐公民館の大平先生にコーディネートをお願いし、当日もご同行いただきました。

まずは常磐支所の温泉タンク。昨年も訪れてはいたのですがあまり意識していなかったようで...。「このタンクの中の温泉はどこから来ているのかな?」「なぜ鶴が描かれているのかな?」といったところが今回のフィールドワークのポイント!

たくさんのパイプが見える施設、ここが湯本温泉株式会社。湯本温泉の歴史とともにお湯はどこからやってきて、どこに流れていくのかをテーマに丁寧にご説明いただきました。

特に、湯本温泉の泉質のすごいところ!について、赤色の液体が透明になる!という実験を通して解説してくださいました。子どもたちなりに「お肌がきれいになる!」「からだの錆がおちる!」と解釈。科学的思考の世界にお導きくださいました。

続いて温泉の井戸!へ。ここが湯本温泉の出発点。汲み上げた新鮮な温泉を五感をフルに使って学習。特に嗅覚が鍛えられたかな...と。なかなか入れないところ、貴重な体験をさせてただきました。

次に向かったのは、千年以上も昔からこの地を見守り続けてきた温泉神社。神主さんのお話は、まさに湯本の歴史そのもの。入口には温泉が流れ出る「温泉碑」があって、白いのは湯の花。子どもたち「すげー!」って、去年も見ていますからね...。

温泉はどこへ?ということで こいと旅館 に到着。お風呂まで見学させていただき、温泉のゴールを実感させてくださいました。最近、アニメやゲーム等のキャラクターに扮した方々が町を歩く姿を目にしますが、どうやら こいと旅館さんが関係しているようで...。後日談になりますが、フィールドワークから帰ってきた子どもたちに感想を聞いたら、「長倉小の土俵でキャラクターが相撲取ったらいいよね~」と話してくれて、「なんで?」と思っていたのですが、そういうことだったのですね。

ラストは鶴の足湯。子どもたちは「温泉はどこからやってきて、どこに流れていくのか?」というテーマを探究し、暑い中でのフィールドワークを無事終えてホットしたのでしょう。温泉効果も相俟ってこの表情でございます。もう一つのテーマ「なぜ鶴が?」ということについてもずいぶん話題になっていましたね。

あれあれ青い服の方。どこかで見たこの背中。今年度から学校評議員をお願いしている今野先生ではありませんか。「去年、この子たちの町探検に付き添ったから、ついつい来ちゃった!」とのこと。「いやー、あいさつも素晴らしくて、大きくなったない!」と、目を細めてお話しくださいました。いつも子どもたちを見守ってくださり感謝でございます。

お忙しい中、こんなにもたくさんに資料を準備してくださった訪問先の皆様に改めて感謝申し上げます。子どもたちにとっても私たちにとっても大きな学び、財産をいただきました。この活動をきっかけに、地域学習をさら前進させて参ります。コーディネーターの大平先生、常磐公民館の皆様にもお力添えいただきました。ありがとうございました。

2年生、わくわく・どきどき・まちたんけん!の後編

2年生のフィールドワーク2日目は、上湯長谷郵便局さま、マルト釜の前店さま、エコホテルさま、いわきFCパーク・いわきドームさまを訪問させていただきました。

「今日はどこが楽しみ?」と尋ねてみると「どこも!」とのこと。「いろいろ感想聞かせてね!」に「はい!」と大きな声で返事をしてくれて、今日も元気に出発して行きました。常磐公民館の大平先生、本日もありがとうございます!

子どもたち、赤い郵便ポストやお手紙のことは知ってても、郵便局に入ったことはないとのこと。郵便局のお仕事について貴重なお話をいただきました。

スーパーマーケットでは、いつもはお菓子コーナーに直行!でも、今日は広い店内をよーく見させていただき、改めてたくさんの商品が並んでいることに気付いた様子でした。

本校は観光客が多く訪れる町にあります。宿泊施設はお馴染みですが、実際どんなお仕事をしているのか?エコとは何?と貴重なお話しをいただきました。

プロサッカーチームのいわきFCは子どもたちもよく知っていて、その説明に興味津々。お隣には巨大な物流倉庫があって、大きなトラックが何台も出入りしていました。子どもたちの目線は、いつも上向きでしたね。

教室には学習のまとめが掲示してあります。直接見聞きしたことを自分なりに解釈し、絵や文章でしっかりと表現しています。豊かな表情の人が中心、状況を見取る観察眼がとても印象的です。教室で資料を見たり動画を視聴したりしただけでは得ることができない学びを得ていたことがうかがえました。やっぱり五感を働かせながら歩いて、ホンモノ、プロフェッショナルと出会い、ダイレクトにやりとりさせていただく活動は、子どもたちの思考をいっそう広く、深くしていくことを実感しました。今年も多くの事業所の皆様にご協力をいただき、2年生の学びを充実させることができました。ありがとうございました!

2年生、わくわく・どきどき・まちたんけん!の前編

6月26日(月)、早いもので6月最後の週がスタート!今週もよろしくお願いいたします。

さて6月7日(水)・8日(木)のことになります。2年生は両日、地域を知り、様々な人とのかかわりの中で生活ができていることを実感しよう!と生活科フィールドワークを実施しました。この活動は、常磐公民館とのパートナーシップ事業で実施しており、今回も大平先生のコーディネートにより実施いたしました。行事名の通り、子どもたちは、わくわくどきどきでの出発でございました。

7日(水)は、ファミリーマート常磐上湯長谷店さま、吉成医院さま、アップル薬局さま、工藤書店さま、光進堂パン屋さまを訪問させていただきました。

 

その道のプロフェッショナルとの出会いは、「何をやっている人なの?」という問いが生まれて、子どもたちの好奇心を見事に引き出してくださいます。専門職の知識、責任感、素晴らしさをダイレクトに実感!

この町を長年見てきたくどう書店さんは、町の変遷も含めてお話しくださり、子どもたちを郷土愛へと導いてくださいました。

光進堂パン屋さんは、私たちの給食でお世話になっております。「そうなんだ!」ということで子どもたちの興味もいっそう高まったご様子。そこに、美味しいもの!までいただいたものですから、子どもたちの給食、明日から食べ残しなし!となることでしょう...。

道中、地域の方とあいさつをしたり、交通安全・交通ルールへの理解を深めたり、フィールドワークならではの体験ですね。また、担任の先生が撮影した写真データには、多彩な町の風景が保存されていまして、子どもたちにたくさんのことを伝えたい!という教員魂を強く感じた次第でございます。いつものことながら子どもたちのためにと汗を流す先生方、素敵です!

最後の写真は何に使うのでしょうか...。ということで、フィールドワーク1日目の様子でした。

本校の「育てる4つの力」、ルーブリックを作成しました!

以前お伝えしましたように、本校の子どもたちをさらにピカピカに光らせていくために、今年度の学校経営ビジョンの中に新たに「育てる4つの力」を位置付けました。4月には子どもたちに『私は、この力を鍛えていきたい!」と宣言をしてもらい、学年毎に色分けされた名札に名前を書いて、校長室前の掲示板に貼ってもらいました。

次に話題となったのは「育てる4つの力」とは具体的にどんな姿?ということでした。私たちは、点数で表すことが難しいこれらの力について、具体的な子どもたちの姿をイメージして文章で表現し、見える化して、到達度毎に表にまとめることにチャレンジしていきました。

そして出来上がったのが本校の「育てる4つの力」に関するルーブリック(評価基準表)です。ルーブリックは、子どもたちをランク付けしてしまうツールではなく、子どもたちに自信と意欲を持たせていくためのツールです。子どもたち自身が自分の育ちの状況を確認し、次の目標を見出していくことに活用していきます。

ということは、ルーブリックの内容・活用方法を子どもたち自身が理解していることが大切。そこで今度は、ルーブリックの内容や活用方法を6年生から順に子どもたちに説明していくことにしました。

説明をしていくと、難しい言葉が多い、学習していない漢字があるとのご指摘をいただきました。初めは教員(大人)の言葉だったルーブリックは、子どもたちの意見を聞いて改訂を積み重ねていって、子どもたちが理解できる言葉や表記の仕方になっていきました。

ひとまず完成したルーブリックを掲載しますのでご覧ください。「学校経営」のコーナーからお入りください。

ご家庭、地域の皆様ともこのルーブリックを共有したいと思います。「今、どのレベル(段階)にいるかな?」と意見を擦り合わせ、その上で「次の目標は?」「そのためにどんな活動をしていきたい?」と、子どもたちとぜひ対話をしていただけたら幸いでございます。また、私たちも、ルーブリックを通して子どもたちの育ちの状況を確認して、教育活動のさらなる改善を図って参ります。

6年生、市陸上大会へのチャレンジ!そして...

6月21日(火)、素晴らしい青空の下に17校1,010名が集い、市小学校陸上大会が開催されました。本校6年生34名の全員が参加し、これまで積み上げてきた成果を披露いたしました!

自己ベスト更新!の声がたくさん聞こえてきましたね。本番に強い6年生、多くの入賞者が出ました。

100m女子5名
100m男子6名
800m女子1名
ソフトボール投げ男子2名
4×100mリレー女子2位 

全出場者におけるベスト10を見てみると、800m女子3位(48名中)、100m女子6位(258名中)、ソフトボール投げ男子3位・9位(68名中)走り高跳び男子9位(25名中)という成績、お見事!

当日は、爽やかにあいさつをする姿、仲間に大声援を送る姿、大会の係活動に責任を持って取り組む姿、最後までゴミを拾う姿等々たくさんの素晴らしいところも見ることができました。そして、さらに嬉しかったのは、今朝8:00、全員が物音一つ立てずに姿勢よく読書をしていたこと!です。

陸上大会が終着点でなく、陸上大会は自分と仲間を大きく成長させるチャンスだととらえ、さっそく次なる目標を見出し、一丸となって新たなチャレンジをスタートさせていこうとしてる姿を垣間見ることができました。ますます大きく成長していきそうな予感!これからも応援していくぞ!

改めまして保護者の皆様のご協力とご声援に感謝申し上げます。また、看護係として、強い日差しが照りつける中ずっと付き添っていただきましたことに重ねて御礼申し上げます。そして、ここまで導いてくださいました先生方にも感謝!子どもたちのキラキラした笑顔をたくさん見ることができて最高ですね。お互い日焼けのアフターケアにも努めて参りましょう。

5年生、ゆで加減はいかがでしょうか?

6月13日(火)、5年生は家庭科の授業で初めての調理実習にチャレンジしました。身支度を整え、調理器具の確認から...。でも子どもたち、目の前の食材にわくわく感があふれ出てきてしまったようで、先生も「まずは落ち着いて、一つひとつ確認するよ!」と声を張り上げて呼び掛けておりました。

大きなテーマは「ゆでる!」。調理器具の扱い方とともに、見慣れたほうれん草とじゃがいもと卵のお料理ですが、ゆで方の違い、調理方法の違いを学習していきました。時間の都合で、初心者が多いと聞いていた華麗な?包丁さばきを見届けることはできませんでしたが、ほうれん草のお浸しの長さがきれいにそろっていたところから、あれこれチェックしながら慎重に丁寧に活動していたことが伺えました。こちらはじゃがいもと卵をゆでているところ。「火の加減はこんくらい?」とか言いながら...。

「じゃがいものゆで加減は?」「時間は大丈夫!」「本当?」って会話。「菜箸で刺してみたら!」と言ったらやり始まって、広まっていって...。そんなに差したらボロボロになる!というくらい慎重に確認していました。余計なこと言ってごめんなさい。

 いつもははじけるくらい元気な5年生ですが、じつは慎重派が多いんですね。盛り付けの仕方はアレですが、塩コショウの味付けも慎重に慎重に。

ゆで卵を手で何度も何度も押しつぶして確認し、「お望みの通り、ゆで時間7分です!」と、わたし好みの半熟ゆで卵を見事に完成させてくださいました!

お世話になっている理科の先生、保健室の先生、支援員の先生をご招待して、いざ実食。夢中になってチャレンジしたからこそ、いつも以上に心を込めて「いただきます!」。いつもそうですが、画像だけでは伝わりませんね、この香ばしさ。当然「美味しい!」とこの笑顔になった次第でございます。

あるグループは、半熟の半熟卵を完成させたようで、「ほうれん草とじゃがいもの半熟卵和え」という新メニューを開発してくれました。これが不思議と美味しくて、可笑しくて!

ここで素敵なお話をご紹介。「ゆで卵の黄身が苦手で...」と告白してくれた子がいましたが、ちょっとずつちょとずつ...、そして「食べることができました!」と報告してくれました。Great challenge!に感動でございます。

それで、余ったじゃがいもの皮、「これだって美味しいはずだよね!もったいない!」と頬張る姿も。いいぞ、食べ盛り!

こうして2時間はあっという間に過ぎていきました。頑張ったね!と声を掛けて回っていると、な、なんとお皿の上にサヤインゲンが...。今朝、畑から消えていておかしいな~と思っていたのですが、まさかここで目にするとは。さすがはじける5年生でございます!

初めての調理実習のチャレンジ、見事大成功でございました!またまた楽しい時間を過ごさせていただき感謝感謝でございます。さあ今度はお家でも実践、チャレンジですよ!その報告も楽しみにしております。

6年生チャレンジ、陸上大会前日練習より。

6月20日(火)爽やかな青空の朝を迎えました。校庭はいつものように全校生がジョギングにチャレンジ!6年生のことが大好きな後輩たちは、歩幅の大きさの違いを感じながらともに汗を流しておりました。

そして6年生は明日に迫った陸上大会に向けて最後の調整練習へ。自分なりに設定した目標をクリアしようとこれまで毎日頑張ってきましたね。

「明日は広い会場、1,000名を超える大勢の観衆が見ている中で全力パフォーマンスだよ!」の声かけに「大丈夫ですよ!」と強気の発言、でも「やっぱり緊張するな~」という本音も。「だからこそ仲間に声援を送ろうよ!『できるぞ!』『いいぞ!』『やりきった!』『最高!』って」。本番をイメージして仲間に声援を送り始めた6年生。すると、声援を受けた選手の表情がキリッとなって、これまで以上の素晴らしいスタートダッシュ!すごいですね、子どもたちのもつパワーは。

ソフトボール投げチームは、土手に向けて投げるというオリジナル練習法も駆使して、投球フォームの最終調整に励んでいました。

リレー選手は打合せをして、代表4名と走る順番の確認を。そして、バトン渡しを念入りに練習。この走りっぷり、いかがでしょう...!本番も楽しみでございます。

そんな6年生のチャレンジする姿をずっと見てきた5年生。今朝も先輩に倣ってリレー練習にチャレンジしていました。カタチになってきましたね。もう来年が楽しみ!自分たちの姿を追いかけてくる後輩の姿も、6年生にとって大きな励みとなっていますね。

6年生、練習の最後は自然と輪になっていって、「先生、応援歌つくってみました!やっていいんですかね?」という提案が。明日披露されますでしょうか...。

今朝の6年生の姿を見て、あるスローガンを思い出しました。「仲間とチャレンジ!全力で楽しもう!絆を信じて最高の...」。そうです、今年の運動会のスローガンです。まさに今の6年生が体現しています。

さあ6年生、改めてこのスローガンを思い起こして、仲間のいいところ、頑張ったことを声に出し合って、昨日より成長した自分を見せようではありませんか!長倉小学校、全校をあげて応援して参ります!

畳の上でのおはなし会、1年生編

6月13日(火)、図書館ボランティアの先生方による今年度初めての読み聞かせ「おはなし会」を開催しました。今回は7名の先生が1年生を対象に行いました。1年生は、小学生になって初めてのおはなし会に、わくわく感満載で畳の部屋に入ってきました。本日のメニューはこちら。

まずは、「本のあつかい方」について、「本は背表紙が一番弱いところなの。本棚から取り出すときは指で引っかけないでね。」等々、実演も交えて具体的にお話しくださいました。「みんなの本だから大切に持ち運びしましょうね!」等々のとの呼びかけにみんなしっかりと「はい!」と返事をして応えていました。

そして、読み聞かせへ。まず1作目は大型絵本「ぞうのはなし」。途中の「ゾウの鼻の長さは2m」のところで、先生から「2mってどのくらい?」とのご質問が。「うちのお父さん4m!」という名言も飛び出しましたが、パネルで実寸大を確認。子どもたちから「太い!」とのつぶやきが聞こえ、象の鼻の太さや重さにも想像が及んだ様子でございました。

2作目は大型絵本「きょだいなきょだいな」。広い野原に巨大な生活用品が次々と現れて、さぁ子どもたちはどうした?というストーリー。子どもたちをファンタジックの世界へとお導きくださいました。3作目は大型絵本「しりとりの好きな王さま」へ。食事のメニューをしりとりでつなげていくわがまな?王様に降り回される家来たち。最後には家来たちがやり返すんですが、先生方のセリフの言い回し方が素晴らしくて、大好きなしりとり遊びとの相乗効果もあって、子どもたち、次は?次は?と口を半開きにして夢中になって聞き入っていました。

4作目は、紙芝居で「したきりすずめ」を。子どもたち紙芝居装置にも興味津々。先生方総掛かりで、子どもたちをおとぎ話の世界に引き込んでいきました。ストのおばあさんの結末を知って、子どもたちなりに、やっぱりわがままだとか欲張りだとかそれはよくないな!って感じた様子でした。

まとめは、「ぞうはかせになろう!」ということで、体重や食事の量等々について人間と象の数値データと対話を通じて、子どもたちの象に対するのイメージをどんどん膨らませてくださいました。そして、本を通して比べることや調べることの楽しさを大きく味わわせてくださいました。

最後に、先生方から素敵なプレゼントが。しりとり遊びの続きということで、「こぶたたぬききつねねこ」が組み合わさった折り紙作品が一人ひとりに手渡されました。手作り感が何とも素敵!各動物の似顔絵がとてもかわいらしく、授業時間が終わっても先生方との交流は続いておりました。

この1時間、子どもたちは絵本の世界にどっぷり浸かって、心躍らせ、頭を働かせ、充実した楽しい時間を過ごしました。また、地域の皆様との交流は子どもたちによって何よりも嬉しい時間。改めまして、ボランティアの先生方ありがとうございました。そして、今年もよろしくお願いいたします!本校では、この図書館ボランティアを随時募集しています。興味のある方、連絡をお待ちしております!

ひよってるヤツいねーよな!全校生で6年生にエール!

第51回いわき市小学校陸上競技大会に6年生34名が出場します。6月15日(水)、全校をあげて6年生を励ます会を開催しました。校庭のコンディションがよくないため体育館で開催でしたが、みんな大好き6年生のために全校生が一つになってエールを送りました。

早速、選手入場!この立ち姿、背筋が伸びていて実に美しい!ですね。

 

校長あいさつ。「6年生は『4つの力』をフルに活用して、今日まで練習を積み重ねてきました。最高のパフォーマンスをするには何が大事でしょう?一つは、失敗を恐れるよりも、自分はできる!やれる!それだけの練習をしてきたんだ!と自分を信じること。すなわち自信を持つこと。もう一つは、広い競技場、多くの人が見守る中でたった一人ぼっちになるけど緊張しないこと。直接は見えないけれど、あなたのことを応援してくれる家族、仲間、先生、そしてこんなに多くの後輩たちが支えてくれています。あなたたちのお手本の先輩方も応援しています。本番をイメージしてラスト一週間の練習にチャレンジしてください!後輩の皆さん、チャレンジする6年生を応援して参りましょう!」

選手紹介は6年生。種目毎のキャプテンが、きびきび・はきはきと一人ひとり紹介していきました。キャプテン同士、無駄のないマイク回しがお見事。「何度もリハーサルをしたの?」と聞いてみたところ、「いや、順番だけ決めてただけです。」とのこと。6年生の一体感、強く感じましたね。

そして代表委員5年生による激励のことば。5年生は、これまで国語の授業で、分担して6年生一人ひとりを取材し、お昼の放送で選手紹介をしてきました。その取組の集大成として、彼はノー原稿で、心から湧いてくる言葉を紡いで6年生を勇気づける挨拶をしてくれました。

ドドン!勇ましい太鼓の演奏に会場の雰囲気は一転。登壇したのは5年生代表委員で結成された応援団。本気でチャレンジしている先輩に全力応援で!と笑顔なしの硬派な出で立ちが格好いい。そしてここで「押忍!ひよっているヤツいねーよな!」から始まる口上へ。各種目毎、全校生エールをいただいた6年生の表情がいっそうキリッと引き締まっていきましたね。

お礼の言葉は6年生。予め原稿を頭に入れてきたのでしょうが、後輩たちの全力応援を受けていっそう気持ちが入ったのでしょう、「ありがとうございました!」がとても力強く、心意気が伝わってきました。

その後、各種目のデモンストレーションへ。会場が急遽体育館となったことで大丈夫か?と心配していましたが、6年生はアイディアを出し合って精一杯のパフォーマンスを披露してくれました!お互い距離感が近くなって、リアルな息づかいや迫力がダイレクトに伝わってきましたね。

ボール投げでは2年生がチャレンジ。投げっぷりのよさに全校生で拍手!将来が楽しみでございます。

後輩たち、「おー!すげー!」とか「はやっ!」とか「かなわねーなー!」とか言いながら、大好きな先輩たちの頑張る姿をその目にしっかりと焼き付けているようでした。いずれ君たちもその舞台に上がるんだよ!

大会は21日(水)でございます。皆さん応援よろしくお願いいたします!

3年生、アゲハチョウのサナギから...

3年生がモンシロチョウとともに大事に育ててきたアゲハチョウ、先日ついにサナギになりまして、羽化するのを今か今かととっても楽しみにしておりました。6月14日(水)朝、突然3年生の教室から悲鳴が聞こえまして、ついに羽化したか!何色アゲハ?と教室に行ってみると、なんと...。

なんとなんとハチが飛んでいるではありませんか。どういうこと?入れ替わった?これには、子どもたちのためにとご自宅から幼虫を持ってきた理科担当の先生も...。

そう言えば聞いたことがあるな!と調べてみると、寄生バチ=アゲハ姫バチであることが判明。その後、職員室で「子どもたちに何と説明すればよいのだろうか?」となりまして、教科書には載っていない出来事の扱いにミニ検討会を開催した次第。1頭のアゲハチョウにとっては災難、でもアゲハチョウの世界においてはこの出来事も織込み済みなので絶滅せず存在し続けている、アゲハ姫バチは生き抜くために獲得した術ですね。


残酷だ!酷い!賢い!お見事!といった人間の感情を抜きにして、子どもたちと出来事を丁寧に振り返り、「何で?」「どうして?」の問い掛けによって自然の摂理に子どもたちの思考を導いて参りましょう!となっ次第。ネットで検索しただけではつまらない。この後の理科の授業、楽しみでございます!

プロフェッショナルとの再開、音楽の授業続編。

6月13日(火)、声楽家として全国でご活躍中の橋本妙子先生に2回目の歌唱指導を行っていただきました。

こちらは4年生の子どもたち。前回の素敵な出会いと活動を思い出してニコニコと音楽室へ。お早うございま~す!久しぶり~!元気だった~?と笑顔で再会を喜び合い、早速、発声と音域を広げるレッスンへ。しだいに前回のレッスンを思い起こして、思い切り息を吸って、お腹に力を入れて、恥ずかしい!を乗り越えてチャレンジ!それで汗をかきながらこの体の反り具合、この表情!でございます。

♪ドレミファソラシド~と3オクターブをクリアして、とびっきりの笑顔へ。それは担任の先生にも伝播していって見事なチャレンジを披露しておりました。そして、子どもたちとともにやればできる!と大きな自信をつかみ、みんな素敵な笑顔を見せていました。

続いて本日のお題へ。ずばり「君が代」でございます。ゆったりとしたテンポ、たっぷりと息を吸って高音域も含めてのびやかに歌い上げましょう!と子どもたちの歌唱力をどんどん高めていってくださいました。こちらは3年生。自分に自信がついたのでしょう、前に出て見事な歌声を披露していました。歌い終えて拍手をいただき、さらに大きな自信をつかむことができましたね!

1・2年生のチャレンジもお見事でした。目が輝いていて、できる!やれる!という手応えを大きくつかむことができましたね。

3年生の授業のラストでは「どうしたら大きな声を出せるようになりますか?」との質問。的を得た質問でしたね。これには橋本先生も大喜び。「練習を繰り返すことよ!できないと思ったらできるようにならないから、できる!と自分を信じてどんどん練習してみてね!」と、腹筋の鍛え方や口の開け方等々を丁寧にご指導くださいました。

5年生は、歌詞の意味に沿う発声や歌い方について、より技術的なご指導もいただきました。前回にも増して発生が上手になった子どもたち、その成長した姿に橋本先生も驚いていたご様子。最後は全員大満足の記念写真となりました!

本日もプロフェッショナルな方に魅了されて、子どもたちは素敵な学びの経験を得ることができました。本当にありがとうございました。加えて音響担当の遊佐徹さんも、実はその道のプロでございまして、絶妙なミキサー操作により独唱する子どもたち、そして先生たちをその気にさせて、気持ちよく歌わせてくださいました、流石でございます!

今回も無理を承知で5時間連続のご指導をお願いしてしまいました。橋本先生、喉の調子は大丈夫でしょうか...。この学び、まだまだ続きがありそうな気がしております。

学校評議員会を開催しました。

6月12日(月)、今年度第1回目の学校評議員会を開催しました。はじめに委嘱状をお渡しし、今年度の本校の教育活動へのご助言・ご指導をお願い申し上げました。

その後、授業参観へ。どの学級も教室に入ると「こんにちは~」と。評議員の皆様から「元気に挨拶をしてくれて、長倉小のいいところですね!」とのお言葉をいただきました。「1年生もしっかり教科書を持って、大きな声で読んでてがんばってますね!」とのご感想。

「グー・チョキ・パーで手を上げてますが?」というご質問。「相手の意見と自分の意見を比較して、同じ・納得と判断したらグー、違う・まだまだ!と判断したらパーといったようにして自分の考えを伝えています。ハンドサインって言ってますね。」

「タブレットや電子黒板を活用した授業はいつもですか?」というご質問。「タブレットはだいぶ浸透してきました。これまで書くためだけに使っていた時間を大幅に減らすことができて、その時間を漢字や計算の練習量を増やしたり、意見を比較するための時間に使って、より多く、より深く学べるようになりました。一方で書き残すことも大切ですから、その時間もしっかり確保して、メリハリのある授業づくりにチャレンジしています。」

「子どもたちと気持ちを通じ合わせて、子どもたちが意見を発表する場をたくさんつくっていて、今年も頑張っていますね!」とのご感想をいただきました。

その後、今年度の学校経営ビジョンと「育てる4つの力」についてと現在までの取組状況をご説明申し上げました。評議員の皆様からは、「登下校の時に率先してあいさつをしてくれるんですよ。素晴らしいですね!」「立派な学校図書館をさらに使って、読書に親しみ、感性豊かな子どもたちを育てていきましょう!」等々のお話しをいただきました。大いに参考にさせていただき、子どもたちも先生方も生き生きと活躍する学校づくりにチャレンジして参ります。

3年生、モンシロチョウの羽化に感動!

6月12日(月)新しい一週間の始まりです。今朝は月に1度の常磐地区青少年育成協議会の皆様によるあいさつ運動の日でした。曇り空のせいもあってか子どもたちはやや足取りが重たい様子。その姿を見て一人ひとりに「お早うございます」「今日も頑張ってね」と励ましの声をかけてくださいました。いつもありがとうございます!

さて、6月1日(木)のことになります。4校時の授業中、突然3年生がやってきまして「早く来て!早く!やばいから!間に合わないかも!」と手を引っ張って...。どうした?けが人か?緊急事態か?ということで慌てて教室に走って行くと、今度は「しーっ!静かにしてってば!」って。どういうこと?と思っていたところ、子どもたちは担任の先生の周りに集まって何かをじっと見つめていました。

どうやらモンシロチョウがさなぎから出てきたようで。以前、キャベツ畑で「さなぎから出てきたら教えてね!」と話したことを子どもたちはしっかり覚えていて、急ぎ呼びに来てくれたのですね。それにしても「間に合わないかも」には焦ってしまいました...。確かにさなぎから出てくる瞬間には間に合いませんでしたが、担任の先生は動画撮影していて、改めてみんなで羽化の瞬間を観察し、感想を話していました!

子どもたち、羽化したばかりのか弱いモンシロチョウを優しい眼差しで見守っていました。担任の先生の眼差しも優しいですね。きっと、これから広い世界へと羽ばたこうとしているモンシロチョウに、目の前にいる子どもたちの姿を重ね合わせて見ているのでしょう。

「これで5匹目なんだっけ。まだまだいるよ!」と子どもたちは次の羽化を楽しみにしてる様子でした。ちなみにチョウチョの数え方は....?久しぶりに羽化の瞬間を見ることができて嬉しかったです。3年生のみんな、どうもありがとうございました!

さらにさらに、大事に育てている幼虫が。こちらはモンシロチョウとは明らかに違うぞ!って。このいかつい顔をした幼虫はアゲハチョウ。子どもたちは何色なんだろう?とこちらも興味津々なのでございます。今度は、ゆっくり教えに来てくださいね。

長倉田んぼ2023、田植え編

5月31日(水)、五月晴れでございます。長倉田んぼで学ぶ5年生が田植えにチャレンジしました。今年からディレクターは常磐公民館の大平先生。まずは稲の観察からスタート。「細い!」「折れそうだ!」「これがお米になるの?」と率直な感想。稲は、今年も柳沼さんと大樂さんからいただきました。ご協力に感謝いたします。

「お米を大事に育てようとしている君たちは弥生人の末裔だね!まずは頑張って田植えにチャレンジしよう!」「おーっ!」ということで田植え開始!縄を張って、印がついているところに稲を3本ずつ植え付けていきました。「大平先生、3本でいいよって言ってたけどいいの?」という疑問が...。「ぶんけつだよ。3本が30本になるって言ってた!」「マジ?」って、新出用語の理解にも努めていました。

水面にうつる子どもたちの姿が映えますね!でもじつは「足が抜けない!」「腰が痛い!」と弱音も発していたのです。ところが何事にも前向きで全力の5年生、自然発生的に歌を歌い始めちゃって、自分たちで楽しみを見出しながらチャレンジを続けていきました。縄を張る人、稲を植える人、稲を手渡す人、確認する人と自分たちで仕事を見つけ、交代しながら一歩一歩前進!

植え忘れたところはないか、倒れた稲はないか再度点検!大平先生のレクチャーも本気モードへ!もはや学習の域を超えて、農業を営む一族となりました。そしてやっぱり、終りに近づくにつれて泥好きの本性が現れ始めて、田んぼがボッコボコに...。無事に稲は育つかな?約1時間かけて田植え作業完了でございました。

大平先生からの講話。「稲はぶんけつして、自分で何とかして増やそうとするから、水を深くしてまずは守ってあげて。根っこが大きく張って、窒素・リン酸・カリウムの栄養を土からとって育っていくから。3週間くらいたったら今度は水を減らして、太陽の光で水を温めていくとまた育っていくから。よーく見て観察していってください!」とのこと。ひょっとすると大平先生、この道のプロですか???

そんな様子をじっと見つめる方が...。そうです、今年も子どもたちの学びを地元農家の大樂さんに支えていただいております。大樂さん、数日前から田んぼの具合を確認していました。手を田んぼに入れて、何も語らずうなずいておられました。土の状態や水温等を一瞬で確認したのでしょう。流石です!この自信あふれる立ち姿の裏には、確かな手ごたえ・根拠があったのですね。

大楽さん、「稲は生き物だよ。農家は秋の田んぼの様子を予想しながら稲を植えている。今年は1株当たりいくつの米粒ができると思う?予想してみよう!ピタリ当たったら、素敵な何かをね...」とのお話に子どもたちも大喜びでございました。

子どもたちの声。「簡単にできると思ったけど、足が抜けなくて難しかった!」「動画では機械だったから、手はやっぱり大変でした」。また「布団に植えているようだった!」との表現も素敵でしたね。そして、もう覚えたての田植え用語「さなぶり、さなぶりだ!」と言いながら教室に戻っていきました。

子どもたちが去ってから、さりげなく今野先生も登場。 

今野先生、さっと田んぼを眺めて大平先生に「いいんでないかい」と一言。大平先生は満面の笑顔で「5年生、一生懸命なんだわ!」とご返答。子どもたちの学びを支えるお二人の姿、格好いいんです。皆様に感謝感謝でございます。その道のプロ3名に支えられ、今年も長倉田んぼとともに5年生は成長していくのでしょう。どんな秋を迎えるのか誠に楽しみなのでございます。

さあ、さなぶり、さなぶり!

自信と責任!市教委アドバイザー訪問

6月1日(木)、いわき市教育委員会の学力向上アドバイザーと特別支援教育アドバイザーの皆様がお見えになり本校の教育活動についてご指導いただきました。

授業参観、たいてい「あっ、お客さんだ!ちゃんとやらなくちゃ!」となるのでしょうが、本校の子どもたちはいつも通りの姿を披露しておりました。1年生は音楽で、じゃんけん列車にチャレンジ。担任の先生が奏でるオルガンに合わせて移動してじゃんけんポン!負けた人が勝った人の後ろにくっついて列を作り、どんどん長くなっていって...。

そして決勝戦は、「見て見て!」と言わんばかりに、わざわざお客様の目の前に行って実行。アドバイザーの先生、まるで相撲の行司。膝を折って、笑顔で勝敗を見届けてくださいました。気が気でなかったのは言うまでもなく担任の先生。でも「みんな仲良くて、元気があっていいよね!」のお言葉に一安心でございました。

3年生の授業は算数。子どもたちが同じ方を向いて集中していましたが、それは先生の言葉掛けが洗練されていたからこそ。子どもたちの発表に対して、先生は単に「分かった?できた?」ではなく、「みなさんは〇〇さんの考えを聞いてどう思った?」という声掛けをしていて、子どもたちの思考をどんどん深くして授業を進めていました。お見事!

やまなし1組は複数の学年の子どもたちで構成されています。今日は算数で大きい数の計算問題にチャレンジ!先生は学年毎の到達目標に合わせて答えを引き出し、電子黒板を使って解き方を共有していました。下の学年の子どもたちにとっては発展的な内容にも目を向けるチャンスが生まれ、その授業構成の巧みさに脱帽でございます!

5年生は、担任の先生が不在で自習。「5年生もすごいですね。課題から目をそらさず、みんなで頑張ろうという雰囲気を感じました」とはアドバイザーの先生のご感想。わたし「長倉の子どもたちは、何事も頑張ろう!で一致団結しているところが強味なんです!」と自信を持ってご説明申し上げましたが、その子どもたちをさらに大きく育てていなかければ!と責任感を改めて感じた次第でございます。

そして本日、子どもたち以上に緊張していたのは、おそらくプロ1年目の彼。こんなにアドバイザーに囲まれて...。彼の心中いかばかりか...と心配して見ておりましたが、なんのなんの。子どもたちの発表を上手にコーディネートしていて、ますますパワーアップしているではありませんか。「明日の福島の教育を創造する若手をしっかり育ててくださいね」とのお言葉をいただき、ここでも大きな責任感を感じた次第でございます。

アドバイザーの皆様から「学校全体がさらに落ち着いて、前向きな子どもたちが育っていますね」というお言葉をいただきました。子どもたちを大きく育てていきたいという私たちの思いが子どもたちに伝わっているという手応えと自信をいただきました。一方で、ここで満足せず、引き続き「育てる4つの力」にはたらきかけ、子どもたちも、先生方もますます成長していく学校づくりにチャレンジして参ります。

長倉の杜、今はマルベリーを堪能中!

ん~、美味しい!

ん~、これは微妙...。

このところの大休憩、6年生を筆頭に子どもたちはマルベリー=桑の実に夢中になっております。どうやら低学年の子どもたちにとっては手が届かない高さに実がなっているようで、あちこちから「とってください!」というおねだりの声が。頼られた6年生も嬉しそうにとってあげて、優しい時間が流れていました。

先輩にとってもらった桑の実を先生に自慢!「いいでしょ~!」「えっ、桑の実?すごいね!」そして「懐かしいわね~。あの頃はこればっかり食べてた気がする」と本音で答える先生も素敵です!

改めて、長倉の杜の管理人さんに「これ何の実ですか?」と尋ねると、「これは桑の実だよ。赤い色はまだまだだよ。あっちの黒っぽくなった実の方がうまいんだけどなぁ」とのこと。

すると6年生が「みんな、まだ熟していないから、明日にしよう!」との呼びかけを。すると、「なんだ?なんだ?」と黄色い帽子の1年生が寄ってきて、「いいな~」「美味しそうだな~」となっていきまして...。でも6年生は優しく、「まだ熟していないから、みんな待って!明日を楽しみにしよう!」と呼びかけて1年生をなだめておりました。

3年生女子。「私はまだ美味しい桑の実にありつけていない。明日はあの実をゲットするぞ!」と言わんばかりの鋭い眼で高い位置の桑の実をじっと見つめておりました。

桑の木は、かつて養蚕が盛んだった頃、あちこちに植えてあって、桑の実は絶好のおやつでしたが、最近ではなかなかお目にかかりませんね。桑の実をかじる小学生も少なくなっているのではないでしょうか。自然豊かな長倉の杜は、これから様々な木の実がみのり始めます。子どもたちはそのことをよく知っていて毎日楽しみにあちこちを散策しています。自然を堪能する子どもたちの様子、これからもお伝えして参りましょう。

3年生、リコーダーにチャレンジ!

 

こちらウルトラマンへの変身ポーズ(昭和のお話で恐縮ですが)ではありませんで、自由の女神のポーズだそうです。

こちらは、ひげ爺さんのポーズとのこと。

3年生は、いよいよリコーダーへのチャレンジがスタートしました。リコーダーとの出会いの時間はとても大事!ということで、今年も根本美紀子先生をゲストティーチャーにお迎えして、リコーダー講習会を開催しました。

先ほどの自由の女神・ひげ爺さんのポーズは、素敵な音色を響かせるための大事な姿勢とのこと。そして「あいうえお」の「え」の口の形でリコーダーを加えて、「それで吹いて音を出してみましょう!」ということでいざ演奏へ!それはそれは子どもたちは夢中になって学習を進めていきました。その吸収力がすごい!授業の中頃には「シ・シ・シー・ラ・ラ・シ」=「ほ、ほ、ほーたる(蛍)来い!」が演奏できるまでになりました。「シ」の指づかいは本当に大変でしたね!

授業の終盤、子どもたち、この驚きの表情が!

根本先生、大きなバッグも持ち込んでいまして、その中から、まずは小さなリコーダー、ソプラニーノリコーダーを取り出して子どもたちに演奏してくださいました。高音の澄んだ音色に子どもたちから「かわいい!」の声が。

次に取り出したのは、大きなテナーリコーダー。子どもたちにとってはとても大きなリコーダーに見えたようで、先ほどのリアクションを見せた次第。

さらに根本先生、今度はもっと大きなバスリコーダーをドドンと!「笛が曲がってるし!」「指が届かないよ!」という感想も。「ミッキーマウスマーチ」を演奏してくださいましたが、その音色の重厚さに、夢と魔法のネズミのキャラクターで有名なテーマパークとはまた違った世界を感じた様子でした。

最後は、根本先生演奏のフルートに合わせてトトロの「さんぽ」を楽しく体を揺らしながら歌って終了!充実した時間を過ごしました。

その道のプロとの出会いは、子どもたちの感性を豊かにしてくれます。きっと3年生は、これから夏に向けてリコーダーに夢中になっていくのでしょうね。ドレミファソラまではうまくいくのに、シになると大変な音を出してしまう...ことでしょうが、あきらめずチャレンジし続けて参りましょう!

根本先生、流石でございます。今年も3年生をリコーダーと素敵な音楽の世界へとお導きくださりありがとうございました。

キレイになってよかった!

この時期の長倉の杜は、緑一色。ということで6月1日(木)、全校あげてのクリーン活動、草取りを行いました。分担された箇所を中心に、子どもたちも先生方も汗を流して活動しました。

北側の畑周りで活動する2年生とやまなし学級の子どもたち。草をとると野菜に栄養が行き届く!太陽の光もね!なんて会話をしながら活動していました。

校庭では5年生が水筒を持参して活動していました。運動会に向けて保護者の皆様にキレイにしていたのですが、ちょっとずつ草が復活してきましたね。1本1本つまんで丁寧に草を抜いていました。暑い中で大変でしたね、先生も!

子ども広場は4年生が担当。大きな花壇に駆けつけたときにはもう草がなくなっていて、勢いがありましたね。その後もあちこちの草取りをしてくれて時間いっぱい活動していました。

今年初参加の1年生は、教室前の畑の草取り。先生がスコップで土を柔らかくして、「草は根っこまでとるのよ!」「根っこについた土をしっかり落とすのが大事よ!」とのレクチャーを受けながら草山をたくさんつくっていました。「キレイになってよかった!」と自慢気に話をしてくれました。さて、キレイにした畑で、これから何を育てていくのでしょう?

皆さん、ご苦労様でした!そして学校をキレイにしてくれてありがとうございました。

いわき市では、毎年春秋の2回「いわきのまちをきれいにする市民総ぐるみ運動」を開催しており、本校の活動もその一環として実施しました。キレイになってよかった!という子どもたちの声を大事にしていきたいですね。美しい環境をつくり・守る心と行動力を育てるために、これからも私たち大人が率先して範を示して参りましょう!

修繕作業を進めていただいております。

朝の登校時、「あっ!直ってる!」っていう子どもたちのリアクション、ちょっとしらじらしいでしょうか...。

南校舎の時計が経年劣化により修復困難ということで、新しい時計と交換していただきました。子どもたちにお願いをしてこのポーズをとってもらいましたが、登校時の到着時刻、大休憩の終了、そして下校時の時刻を確認するためにとっても大事だったようで、時計が復活したことを本当に喜んでいました。

これまで使用して時計は昭和59年5月に寄贈していただいたとのこと。以来39年間、子どもたちのために活躍してくれました。寄贈していただいた木村様にはこの場でのご報告とさせていただきます。本当にありがとうございました。

外の水道も修復していただきました。こちらは子ども広場の水道。目の前には1年生の朝顔プランターや畑があります。これまではペットボトルを手にして、廊下や昇降口前の水道を使って何度も往復して水やりをしていましたがすっきり解消しました。

もっと大変だったのは3年生。南校舎の外水道が使えなかったので、モンシロチョウを観察するキャベツ畑への水やりのために、毎朝片道80mをペットボトルを持って移動していましたが、これからは片道10mへ。その分じっくり観察する時間がとれるようになりました。

教育委員会と業者の皆様にご対応いただき、子どもたちは大喜びです。ありがとうございました!あとは、大風で吹っ飛んでしまった子ども広場の人工芝の復活もぜひ...。

現校舎が稼働して40年前が経ちます。子どもたちの安全と充実した学びを支えるために、優先順位を確認しながら引き続き修復・修繕作業を進めて参ります。

クラブ活動でのチャレンジ!後編

4年生以上で実施しているクラブ活動。5月31日(水)は今年度3回目のクラブ活動。前回ご紹介できなかった残り2つのクラブの様子をご紹介。

まずは、工作・料理クラブ。「今日はどんな美味しいのをつくってるのかしら?」と調理室に入ってみたところ、今日は「プラ板キーホルダーづくりですよ!」とのこと。美味しいものにはありつけませんでしたが、子どもたちは自作の宝物づくりに夢中になっていました。

オーブンで焼き付けを担当する先生、どことなくパン屋さんに見えなくもないような...。ご苦労様です。

プラスチック版にお好みのデザインを描いてオーブンで焼きつけると、どうしても縮まってしまいます。それはなんでなのでしょう?どのくらいの縮小率なのでしょう?と不思議がたくさんみつかりますね。誰か解明してくれないものでしょうか?

外では運動クラブがサッカーにチャレンジ!4~6年生が紅白に分かれて試合をしていました。青空の下、じつに伸び伸びと。

そして、6年生が後輩たちこそ楽しんで欲しい!と一歩下がってプレーしている姿もじつにカッコよかったです。でも、そんなことは関係ねぇぜ!と4年生はボールに足をのせてこのポーズ!でございます。

ハーフタイム中の白組。こういう時こそ作戦ボードを持ち出して、3-3-2-2とか3-4-1-4とか、鶴翼の陣やら魚鱗の陣やらと、相手に勝つための戦略を練っていただきたいと思った次第でございます。

4年生以上で実施しているクラブ活動。今年度は「本校で育てる4つの力」を働かせる取組となるように先生も子どもたちも意識しながら活動しています。これからの活動が楽しみなのであります!

5月30日(火)の授業の様子をあれこれと...

大きな声で!いや叫びに近い声量で「失礼しまあ~す!1年1組の~です。校長室を見せてください!」。元気よく子どもたちが入場してきました。「どうぞどうぞ!」と迎え入れたところ、「質問してもいいですか?」とのこと。「どうぞ!」という間も待たずに「これなんですか?」とのご質問が。「これはね学校のこうしょう(校章)と言ってね、じつは白鳥がね...」と説明をしていたところ、「この中には何が入ってるんですか?」と次の質問が。「あー、そこには学校の旗が入っていてね、大きな行事のときに...」と話してたところ、「失礼します。1年1組の~です。校長室を見せてください!」と、別のグループが入場。するとどんどんどんどん1年生が入ってきて、あれは?これは?の激しい質問攻めを頂戴しました。生活科の学校探検と、国語科の言葉づかいと、1年生の存在感が見事に融合した活動でございました。

なぜか職員室の方は静かだったようで...。

こちらは4年1組の理科。男子児童が「電流のはたらきの勉強です」と教えてくれて、女子児童が実験キッドを紹介してくれました。早く電流を流す実験まで到達したいのですが、細かい部品の組み立てに四苦八苦の様子、ぜひご覧ください。ちょっとずつ出来上がっていく喜びを感じながら、科学者への道を歩んでいって欲しいですね!

2年1組は国語。「点画」に着目して漢字の書き方を学習していました。右はらいと左はらいの違いは?難しいと感じるのはどの形?の質問に、自分の言葉で説明。書き方・書き順は動画を見て学習。そしていざ実践。すぐに鉛筆で書き始めたり、鉛筆の上下を逆にしてエアー書き(?)から始めたりとそれぞれのスタイルで活動していました。

2年2組も国語。こちらは「同じ部分を持つ漢字」に着目して書くことにチャレンジしていました。「今・会・社・刀に共通するのは?」「左はらい!」。では「今と言えば何を思い起こす?」「今は今!」といった会話も楽しみながら、漢字の意味や使う場面についても理解を深めていきました。

 やまなし2組は、子どもたちの発想やデザインを発揮させての作品作り。新作双六でしょうか?デザインもさることながら、指示内容も独創的で毎回楽しませていただいてます。また毎月のカレンダーづくりにもチャレンジしていて、6月のカレンダーはどんな作品が出来上がるのでしょうか?

 3年1組、国語でしたね。説明文「こまをたのしむ」の学習。まずは本文を読んであらすじを確認。そして、こまの造りや回っている様子に注目して、ワークシートにまとめる活動へ。本文の中に「表面」という言葉が出てきて、子どもたちから「表面ってどういう意味?」というつぶやきが...。先生の「それじゃー」という声に、子どもたちは「辞書だ!」と反応し、早速辞書を取り出して意味調べスタート。予想以上に短い時間で「表面」にたどりつく姿から、学習ツールとしての辞書がだいぶ浸透していることを垣間見ることができました!

明日から6月。引き続き、日々の積み重ねを大事にして、分かる授業・できるようになる授業の実践を探究して参ります!

図書館掲示を更新していただきました!

5月30日(火)午前中、図書館ボランティアの皆さんが来校し、掲示板を6月バージョンに更新してくださいました。そこを通りかかった子どもたち、いつものように「こんにちは!」、そして「ありがとうございます!」とのご挨拶。とても爽やかな風が流れておりました。

授業に向かうために通りかかったALTデニス先生ともご挨拶。

デニス先生に「These are the library volunteers.(こちらは図書館ボランティアの皆さんです!)」と格好付けて英語で説明したところ、彼から「Where are you from?(どちらからいらっしゃったのですか?」と思わぬ質問が飛んできまして、精一杯の指差しジェスチャーをしながら「ち・か・く!」と、日本語で答えてしまいました。でも、彼は優しいので「Near here!OK!(近くですね!大丈夫!)」と返してくれまして、加えて「Great!(すばらしいですね!)」と言ってくれました。わたしのことを「Great!」と言ってくれたんだと喜んでいたのですが、今になって、図書館ボランティアの皆さんの活動が「Great!」だったということに気づきました。赤面でございます。

下校時、偶然通りかかった2年生、Great!な掲示板を見て「ここ、カエルになった!」「雨が降ってるけど歌ってる!」「アジサイ!」とか言いながら鑑賞しておりました。そしてデニス先生も入ってハイポーズ!子どもたちを明るく元気づけてくれる Great!な掲示、どうもありがとうございました。

なお、繰り返しになりますが「図書館ボランティア」に参加していただける方を随時募集しています!月2回程度の活動です。興味のある方、お時間のある方、ぜひ学校までご連絡ください!

長倉田んぼ2023の目覚めでございます!

5年生の子どもたち、泥まみれになってチャレンジしました!

5月25日(木)、校内にある学習田「長倉田んぼ」、常磐公民館社会教育指導員の大平好一先生のご指導により、5年生が元気いっぱい田んぼの代かき作業を行いました。まずは大平先生の説明。「皆さんには米作りの楽しさを味わって欲しいです。そして大変さもね。今日は、田んぼの代かきです。この作業は稲を育てるためにとっても大事。苗を植えやすくするために、土をドロドロにして、石も拾って、平らにしていきましょう!」。子どもたちも元気に返事をしてやる気満々!わーわー言いながらも慎重に田んぼへと入っていきました。

途中、大平先生の声かけがとても素敵で、「まだまだ踏み足りないなぁ。もっと土をトロトロにね。シチューのように!」と言えば、子どもたちは「シチュー?もっと踏まないと!」と反応。「ここに島があるな、平にしないと苗を植えられないなぁ」と言えば、「島?本当だ、もっと踏まないと!」。「石だけでなく何かが埋まっているなぁ?」「これですか?去年の稲の根っこ?」「それもどんどん拾ってトロトロにね!」「わかりやした!」といった具合。子どもたちはどんどん夢中になっていって...。

初めは泥との距離感が遠かった子どもたちですが、大平先生の声に導かれて、だんだんと手も泥の中へ。泥のトロトロ感がいいね!とか、泥パックだ!とか言いいながら、予想通り全身泥んこ状態となっていきました。

途中、土の中にいたミミズやオケラが登場したり、それらを狙って至近距離までツバメが舞い降りてきたりと、田んぼと生き物の関係も実感することもできましたね。そして、鏡のような見事な田んぼが完成し、みんなで頑張ったことを実感しました。代かきチャレンジ大成功でございました!

そして作業の終盤、あの見慣れた後ろ姿が...。

昨年度まで常磐公民館の社会教育指導員として本校の学習をコーディネートしていただいた今野克博先生がお見えになり、子どもたちを激励?してくださいました。今年度からは学校評議員ですので、いつでもお越しください!

授業後の5年生。家庭科の授業よ!ということで泥んこになった運動着のお洗濯へ。「そっか、田んぼだけじゃないんだ!」と農家さんの営みにも思いを巡らせながら、みんなでゴシゴシしていました。

代かきだけでも大きな学びが生まれています。本校は、今年度も常磐公民館のパートナーシップ推進事業により、各学年で地域と連携した教育活動を創出して参ります。間をつなぐ大平先生には大変お世話になります。また、お忙しいところご協力いただいた地域の皆様にも感謝申し上げます。皆様とともに子どもたちを大きく育てて参りましょう!

今週も子どもたちからたくさんのHAPPYをいただきました!

5月26日(金)、今週も子どもたちは、よく動き、よく学び、よく遊んでおりました。毎朝正門前に立っていると、勝手ながら、子どもたちから様々なHAPPYをいただくことができます。

こちらは、水筒のストラップがとれてしまった1年生のために現れた助っ人のお兄さんたち。登校班の班長さんや高学年の皆さんが、どうやったら元通りになるのか?と知恵を出し合い、およそ3分かけて直してくださいました。困っている人を見たら放っておかない!という思いやりある行動に、遠くからではありましたが拍手を送りました!

こちら、「持ってきましたよー!」と報告にきてくれた4年生。学級でメダカを飼い始めたらしく(そういえば、4年1組も2組も、メダカの名前募集中!という張り紙が出ていました)、お家で飼っているメダカとともにミジンコを瓶詰にして持って来たとのこと。こんなに大量のミジンコを目にするのは何十年振り。昨年は、かなちょろ(カナヘビ?)を頭に乗せて登校する姿を初めて目にして大変勉強になりましたが、今年はミジンコでございます。また一つ貴重な場面に遭遇させていただきHAPPYをいただきました。

こちら、いったん昇降口に入って行ったのに、集団化してわたしのもとに駆け寄ってきた1年生の子どもたち。初めはもじもじしていましたが、突然大きな声で「お早うございます!」と元気に挨拶をして、さっと向きを変えてまた昇降口へ戻っていきました。呼び止めて「どうしたの?」と声をかけると、「いつも挨拶してるから、みんなで挨拶しに来たの!」ととびっきりの笑顔を見せてくれました。朝から涙が出て参りました...。大きなHAPPYをありがとうございました。

こちらはキャベツの葉っぱを持ってきた3年生。「卵と卵と卵」とのこと。「何の卵?」「ちょうちょ」「何て言うちょうちょ?」「モンシロチョウ!」「すごいね、こんなに見つけたんだ!」「やっと見つけた!」「幼虫は見つけたけど、卵はなかなか見つからないって言ってたよね」「そうそう!」と言ってスキップをして教室へ向かっていきました。わざわざ報告に来てくれたのですね。ありがとうございました。この後も大事に育てていってくださいね。

毎朝、子どもたちを元気よく(時にはなかなか目覚めず大変なときもあることと思いますが)送り出していただいていることに改めて感謝でございます。休日も、よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べて、よく休むことと思います。来週も元気に登校してくることを心待ちにしております!

図書館ボランティアさんとのミーティングを開催しました!

G7サミットを彷彿させるこの写真、いかがですか?

5月25日(木)、図書館ボランティアの皆さんと打合わせを行い、今年度の活動について話合いました。本校の自慢の一つは学校図書館。4つの教室を使って、改めて紹介しますと、企画・展示室、読み物の部屋、調べ学習の部屋、絵本の部屋がございます。

そして、学校司書さんとともに活動している図書館ボランティアの皆さんも本校の自慢!「読書は心のビタミン!図書館は心のオアシス!」を合言葉に活動していただいております。具体的には、子どもたちへの読み聞かせや図書館掲示の毎月更新の活動を行っていただき、子どもたちを読書の世界へと導き、想像する楽しさを味わわせていただいております。こちらは昨年度の読み聞かせの様子。

 

図書館掲示板の今年5月バージョン、そして今日も朝読書に励む子どもたち。

本校では今年度、本と子どもたちのつながりをいっそう強化するための取組として、学級で図書館を利用する時間を確保すること、学年毎に推奨する本を紹介すること、家庭へ呼びかけていくこと等の説明をいたしました。コロナ禍ということもあってボランティアの皆様の活動は縮小等のご配慮をいただいておりましたが、今年は子どもたちのために伸び伸びと活動していくことを確認しました。皆様どうぞよろしくお願いいたします!

なお、「図書館ボランティア」に参加していただける方を随時募集しています!月2回程度の活動でございます。お時間のある方、ぜひ学校までご連絡ください!

クラブ活動でのチャレンジ!

4年生以上で実施しているクラブ活動。今年度は子どもたちの希望を踏まえ、イラストクラブ、自然科学クラブ、テーブルゲームクラブ、運動クラブ、工作・料理クラブを開設しました。そして「本校で育てる4つの力」を働かせる取組となるように先生も子どもたちも意識しながら活動しています。

5月24日(水)は今年度2回目の活動。こちらイラストクラブの様子。教室が静寂に包まれ、「私を表現する力」を発揮して一人ひとりが作品制作に没頭しておりました。書籍やタブレットを使い、アニメのキャラクター、車、歴史上の人物、さらには抽象画にもチャレンジしていました。今は色鉛筆の色の種類が豊富で、自分好みの色を創り出す姿も印象的でした。

続いて、自然科学クラブ。この日のテーマはオリジナルスライムづくりとのこと。水やホウ砂等を基本の分量で混ぜ合わせ、絵の具で着色。そしてコネコネして感触を確かめていきました。

色の付け方によって、美味しそう、甘そう、塩っぱそう...と、感想の違いも面白いですね。真っ黒にした彼、わたしにはイカ墨に見えてしまい、笑いが止まりませんでした。

同じように作ってもあの独特の手触り感には違いが出たようで、そこが面白いところですね。材料の分量やコネコネの回数等の条件を変えてみて、それをデータ化して考察し、ぜひ科学論文にまとめて欲しいです!活動後はしっかりと手洗いすることも科学の基本ですね。

こちらテーブルゲームクラブ。当初の計画では、スペイン語で1を意味する かの有名なカードゲームにチャレンジする予定だったとのこと。しかし、本日それを持参したメンバーがたった1人だったとのことで、何をするか再検討したそう。そこで決まったのがこちらのゲーム。ずばり、消しピンゲーム!でございます。

このゲーム、小学校あるあるの一つですね。単純なゲームだからこそ、いつの時代も愛され続けているのでしょう。子ども時代をだいぶ前に経験してきたこちらの先生、現代の子どもたちには負けまいとかなり本気モードでございます!

力の入れ加減や消しゴムの魔改造等々で最強の消しゴムを作ってそれをプレゼンしてくれないかな~。或いは、技の数々をまとめて必勝マニュアル本を披露してくれないかな~。ちなみに、消しピンゲームは全国規模の協会が存在しているそうです。

本日は3つのクラブを巡って終わりの時間を迎えてしまいました。次の時間はどんな活動を繰り広げるのでしょうか、楽しみでございます。

5校時の様子、2年生編

5月24日(水)午後の授業、2年2組は音楽の授業中。「やまびこごっこで遊びましょう!」ということで、2つのグループに分かれて、「やまびこさーん!」には「やまびこさーん!」で返し、「まねするなー!」には「まねするなー!」を、そして最後に「じょうずだな!」には「じょうずだな!」と返し、楽しく歌っていました。

後半は「こいぬのビンゴ」にチャレンジ。歌詞には「B・I・N・G・O」とアルファベットがあり、手拍子や他の歌詞を入れて混乱してしまうという仕掛けもあり、「チャレンジし続ける力」や「私を表現する力」をフル活用しておりました。

お隣の2年1組では、さらにタブレット端末を上手に使えるようになろう!と、画像データの共有方法を学習していました。担任の先生から全体説明を受けて、「分かった・できるようになった人」はスモールティーチャーとなって、ヘルプを求めている仲間のもとへ急行!そこに先生も加わって、みんなで「あっ、そうやるのか!」と、どんどん「分かった・できるようになった人」の輪が拡大していきました。

1組は「仲間と高め合う力」を思い切り発揮していたようですね。電子黒板には、学級の仲間の様々な表情の顔が並んでて、楽しかったですね。

タブレットと言えば、昨日のやまなし1組。キャラクターを動かすプログラミングにチャレンジしていました。自分がプログラムを組んだのに、キャラクターは突拍子もない動きをしていまして、子どもたちはご覧の表情...。

担任の先生から「いいところに来てくれました!子どもたちが本気になってチャレンジしてます。褒めてあげてください!」と言うので、「よく頑張っているね!」と声をかけさせていただきましたが、子どもたちは集中しているとのことでノーリアクションでございました。またチャレンジしましょうね!

1年生のお盆洗いの様子から

5月23日(火)、給食後の1年生の様子です。今まではお隣3年生のサポートをいろいろ受けてきた1年生。5校時下校がスタートし、それでは自分たちのことは自分たちでやりましょう!ということで、お盆洗いも自分たちで行うことにしたのだそう。先週は精鋭4名がお盆洗いの技のレクチャーを受け、今週は技を習得した数名が継続し、新加入メンバーに技を伝授しているとのことです。

そんな1年生のことが気になるのか、3年生男子が入れ替わり立ち替わりやってきてアドバイス?でしょうか。

そこに、奥の方からお盆洗い会場を同じくする3年生が登場してきまして、1年生のところにいた男子同級生に、1年生の邪魔しちゃダメよ!みたいな視線を送りまして、送られた同級生はふふふ...といった表情で足早に教室へと去って行きました。

3年生のお盆洗いはさすがです。慣れた手つきでどんどん作業を進めていましたね。

そこに、6年生の給食委員が、「はいはい、通りまーす!」って、1・3年生の給食コンテナをせっせと運搬してくれていました、ありがとうございます!「1年生のお盆洗いどう?」と尋ねてみたところ、「なんか早いですよね。うまいです!」との講評をいただきました。

みんなに見守られている1年生、見守る3年生も6年生もやさしいですね。お互いのこれからの成長がますます楽しみでございます。

雨の中の登下校、カッパや傘の扱いも上手になって、こういったところからも1年生の成長を感じることができますね!

歯科検診

5月22日(月)、新しい一週間のスタートです。気温の寒暖差が大きいようです。今週も活力ある学びができるよう、生活のリズムに注目して子どもたちの生活を主導して参りましょう。 

さて、19日(金)に歯科検診を行いました。今年も本校学校歯科医であり、本校卒業生でもある菅原勝人先生にお世話になりました。歯は一生を通じてのパートナー!本校では6月以降「むし歯なし児童100%」を目指し、給食後の歯磨きの時間を再開させていく予定です。歯みがきを通して自分の健康を大事にする姿勢を育てて参ります。

春季運動会2023、係活動編

春季運動会2023成功の秘訣は係活動。4年生以上の子どもたちは、どこかの係に所属し、自分の種目に全力でチャレンジすることに加えて、運動会の成功に向けて責任ある活動を担ってくれました。よりよい活動となるように、先生からの指示だけでなく、事前に十分な話し合いをしていたので、当日は自主的に動く皆さんの姿がとても頼もしく思いました。こちら進行の中枢を司る本部テント。先生よりも子どもたちの数の方が多いですよね。

準備係が取り扱う各種目の道具類はこちら。進行を遅らせまいと機敏に活動してくれました。

放送係の実況中継はいかがでしたか?順位がめまぐるしく変わったリレーでは、判断力や説明力が問われましたが、会場を盛り上げて、立派にお務めいただきました!

招集引率係の活動の様子。もはや先生は確認のみといったご様子。こちらも進行に大きく関わる仕事。6年生を中心に安心して任せることができました。

指揮係は、先生との1対1。プログラムの内容をしっかり頭に入れて、スタート・ゴールのピストル打ちの補助をしっかり行ってくれました。あなたがいたから安心してピストルを撃つことができました(なんか変な表現ですが)。

審判係は紅白の勝敗にかかわる重要な任務。子どもたちに負けない担当の先生のこの表情、素晴らしいですね。記録・受賞係と連携し、まったく混乱はございませんでした。

ちなみに、ゴール地点では今年もビデオ判定を導入しておりました。

看護係の子どもたち。いつも会場内に心配な目線を注いでくれていました。擦り傷や体調不良等で予想以上の忙しさ。でも事前にシミュレーションをしていたので、落ち着いて対応してくれました。

そして、ご注目!私たち教員が着用していたこのコバルトブルーのポロシャツ。前教頭先生にご依頼申し上げ、長倉小学校の魅力や教員の心意気をデザインしていただきました。素敵でしょ!

本校のルーキー教員も、子どもたちのためにと全力で汗をかき、生き生き伸び伸びと活動しておりました。子どもたちって凄いパワー持ってますよね!って言う以上に、ルーキーの活躍もお見事でした。また明日からも一緒に頑張っていこうぜ!

「引き渡し訓練」を実施しました!

5月13日(土)、運動会終了後に引き渡し訓練を実施しました。

子どもたちは、緊急災害が発生したことを想定して体育館に一次避難し、兄弟姉妹でペアをつくって待機しました。職員室では、保護者の皆さんへ一斉メールの送信。表には見えませんが、教頭先生が本番さながら、一から準備を進めて、速やかにメール文を作成し、確実に送信する訓練を行っておりました。混乱を避けるために、まず徒歩でお迎えの引き渡しを行い、その後に車でお迎えの引き渡しを行いました。

本番も同じ手順となります。徒歩が先で、お車は後となります。いざという時は、本校への往復も含めて相当の混乱が生じます。確実に引き渡しを行うためには「冷静さ」が最も大事。181名をお預かりしていますので「待ち時間」が必ず生じることを知っておくことも重要であることを再確認しました。ピンチな状況の時こそ、保護者の皆様と学校が一致協力して、子どもたちの命を第一に、冷静に行動して参りましょう!

春季運動会2023の記録、その4

応援団の活躍により、春季運動会2023はいよいよクライマックスへ。

【全学年】紅白対抗リレー
熱い応援を背に受けて全力疾走!暑い日も寒い日も毎朝校庭でランニングに取り組んでいる本校の子どもたちにとっては、運動会のリレー選手に選ばれることは一つの目標!特に6年生は、後輩達の面倒も見ながらも、自分の走りに責任を持って、最後の最後まで諦めず全力でチャレンジし続ける姿勢を見せてくれました。結果は、女子は赤白勝ち!男子は紅の勝ち!全学年から選ばれた精鋭が夢中になって走り、バトンをつなぎ、頑張る選手に全力の声援を送る子どもたちの姿、その風景が素敵すぎて、来賓としてお越しになっていた学校評議員の皆様とともに涙を流しながら観戦させていただきました。ありがとうございました!

閉会式。始めのことばは3年生が担当、さわやかな風を感じさせるあいさつをしてくれました。その後は先日お伝えした通り、白組の優勝と紅組の健闘を称え合い、そして全校生で校歌を清々しく歌い上げました。指揮を担当した6年生の表情が充実感満載でしたね。

最後はやっぱり応援団に締めてもらわねば!「紅、白、向かい合って!ありがとうございました!」と爽やかにノーサイドを宣言してくれました。閉会のことばは4年生が担当。彼女はスポーツウーマンということもあり、しっかりと締めのあいさつをしてくれました。

 

天候が心配された今年の運動会、順序変更や進行の前倒しをさせていただきましたが、すべてのプログラムを終了させることができました。保護者の皆様、地域の皆様のお導きにより、今年のスローガン『仲間とチャレンジ!!全力で楽しもう!!絆を信じて最高の運動会へ...』は見事達成できたと感じております。感謝申し上げます。

また、閉会式後には、PTA執行部の皆さんをはじめ、多くの保護者の方に片付け作業を手伝っていただきました。「いいから先生たちは早く教室に行って子どものことよろしくお願いします!」のお言葉には感動しました。また、卒業生の皆さんには、後輩たちを応援してくださり、率先して道具係をサポートしてくださいました。ありがとうございました。皆様のご活躍、写真に残せず、申し訳ございませんでした。

春季運動会2023の記録、その3

見所ありすぎの春季運動会2023の記録の続きでございます。

【4年個人】120m走
「なんで100mじゃなくて、20m多いの?」という質問。今年も言われました。昨年同様に「その20mが3年生との差なんだよ」とお答えしましたが、子どもたちは「まっ、いいか」と割り切って集中してスタートしていきました。コーナーリングの難しさを味わいながら、最後の直線で勝敗が決まる熱い戦いが繰り広げられましたね。

【5・6年団体】綱引き2023
1回目は女子が先に引いて男子が加勢、2回目は先に男子が引いて女子が加勢するという時間差綱引き。応援団長を中心に自分達を鼓舞して盛り上がってましたね。その中にあって女子が...。加勢がやってくるまで、或いは加勢に行くまでの気合い!それはそれは凄かったです。結果は白組が勝ちましたが、両チームの健闘を称えましょう!

【3年個人】100m走
2年生の時は50mでしたが、3年生となって倍の100mへ。そしてコーナーリングの技も加わって難易度が一気に高くなりました。大丈夫かな?と心配していましたが、全員見事に走りきりました。毎朝のランニングの成果ですね。2年生だった時の教室は、校庭に一番近かったのですが、校舎の造りの都合でコの字型にぐるりと回って、校庭に出るだけでおよそ200m。校庭3週のランニングをすれば毎朝1,000mの運動をしていたことになります。それをほぼ毎日チャレンジしたのですから...。まさに継続は力なり。今年の2年生も期待大でございましょう!

【1・2年個人】ラッキーカラーは、ど~れ?
青・黄・赤のレイを選び、示された旗の色と一致すればGO! 不一致なら戻って示された色のレイを選び直してGOALへというまさに運試しの一発勝負。旗を揚げる方も相当のプレッシャーがあるんですよ。事前に審判係から「全員通過にすると判定が難しくなるので頼みましたよ!」とか、補助の先生から「全保護者が注目していますからね!」とか言われてまして。それにしても上位で入賞してのガッツポーズ、本当に本気だったのですね!不一致となってしまった子どもたち、そしてご家族の皆様、誠に申し訳ございませんでした。

【5年個人】150m走
直線50m・コーナー50m・直線50mという難易度。練習を通じてどこでギアを上げるか、各々作戦をもってチャレンジしていましたね。ラストの直線は、昨年にも増してオニの形相で走る姿が。走るフォームが整ってきているようで、来年の陸上大会が楽しみだね!という声も聞こえてきました。

【1・2年団体】ダンシング玉入れ
ねずみのキャラクターで有名なテーマパークのジャンボリねずみのレッツ・ダンス!の曲に合わせて元気いっぱい踊り出す子どもたち。笛の合図で前半は1年生が、後半は2年生が玉入れをしました。先輩達もダンスに加わって会場を大いに盛り上げてくれましたね。結果は白組の勝利となりましたが、ダンスと玉入れとで全身を動かし続けた1・2年生の頑張りに大きな拍手でございます!

裏話ですが、予行練習で、子どもたちの投げるお手玉がなかなかカゴの位置まで上がらず、一直線にカゴ持ち担当に投げつけられてしまうことが判明しました。よって、当初、白組のカゴ持ち担当はPTA会長さまでしたが、安全面に配慮して教頭先生に担当してもらうことになりました。教頭先生、ご覧の通り、やる気満々でございました!?

【3・4年個人】いわき名所めぐり
会場には「鬼ヶ城」「アンモナイトセンター」「白水阿弥陀堂」「アクアマリンふくしま」「湯本温泉」の5つの名所が設置されました。子どもたちは1カ所を選びBOXからカードを取り出して、プラカードで示された名所と一致すればそのままゴールできるという内容。皆さんお気づきでしたか?各名所BOXが置いてあった位置。本校からの距離に応じて遠近の差をつけておりました。これは担任が「活動を通じてリアルな距離感をつかんで欲しい!」という願いによるもの。なるほど!これからの社会科の学習とリンクさせていたのですね。感心しながらけっこう重いプラカードの上げ下げを担当させていただきました。

【全校生】応援団による紅白リレー選手へのエール
この写真だけでは伝わらない子どもたちのパワー!素晴らしかったですね。声を枯らしていた応援団諸君に改めて感謝でございます!

そして送り出されたリレー選手たち。この後の様子は...。見所ありすぎた春季運動会2023、続きます...。

春季運動会2023の記録、その2

春季運動会のご報告、続きです。

【3・4年団体】長倉ハリケーン
3人が心を一つにして疾走!この種目、やっぱりターンの仕方がポイント。予行練習後に並び方を自分たちでチェンジして本番に挑んでいましたね。内側は重し役、外側には足の回転が速い人といった具合。その思惑や如何に...。結果は、紅の勝ち!

【6年個人】200m走
鼓笛演奏を終えたばかりでしたが、最近の市陸上大会に向けた練習、そして紅白対抗リレーを控えていることもあり、全体的に目力が入っていましたね。とは言え校庭一周はさすがに長い!そんな先輩方の力走を後輩達は「すげ~」「はえ~」とか言いながら応援していました。最後までよく走り抜きました!

【1年個人】かけっこ
今年の1年生で足が速いのは誰?と、ちょっとした注目が集まる中、全員全力でチャレンジしました。いつも話していますが、「足が速い子」の発見を取っ掛かりにして、「◯◯が得意な子」「△△なら◯◯さん」の発見へと続き、お互いのよさを認め合う仲間へと成長していってほしいですね!

【2年個人】50m走
今走り終えた1年生の姿に、2年生の1年前の姿を重ね合わせて見ていました。1年経つと大きくなりますね。足腰もだいぶ強くなって...と、走り方を見ていてその成長に感動してしまいました。

【5・6年個人】先生、ご一緒に
今年のこの種目は何かが違う...。こんな小道具が準備されていて...。

本来であればこの種目、子どもたちはカードを拾って、カードに書いてある先生を呼び込んで、一目散にゴールめがけて走り抜けて、途中、先生は子どもたちの勢いに足が付いていかず散々な目に遭うというお約束が見所のはず。

ところが今年はひと味違いました。各組に1枚だけ特別なカードが用意されていて、先生はカードの指示通りに変身とポーズをさせられて、おまけに卒業アルバム用の写真まで撮られるという仕掛けがございまして...、ご覧の通りでございます。チャンス走のカテゴリーでは括れない種目でございました。

見所がありすぎて、春季運動会2023の記録、まだ続きます...。

傘をさしての下校、今週も頑張りました!

5月19日(金)、運動会後の一週間が終わりました。1年生は5校時下校がスタート。4年生以上のクラブ活動もスタートし、学校生活も1段階レベルアップを図っています。「車に気をつけて帰ります!」「また来週!」「さようなら!」。本日は雨の中での下校となりましたが、みんなしっかりとあいさつをして下校していきました。一週間をやりきったようです。

ところで昨日18日(木)、5年生がお茶会をしたそうで、わざわざわたしのところにもお茶を運んできてくださいました。しばらくしてお茶の中を覗いて見てみると、なっ、なんと...。

「笑顔茶」でございます。こんなことってありますか?よーく見ると、お茶碗の傾斜に沿って茶葉が底の方に滑り集まって偶然できたようです。運搬中の振動が絶妙だったのではないでしょうか。それにしても嬉しいですね。5年生から元気とパワーをいただきました。ありがとうございました。よし、また来週も頑張るぞ!!

春季運動会、ながくらの鼓笛2023!

「ながくらの鼓笛2023」。天候が心配されましたのでプログラムを入れ替えてはじめに実施しました。

主指揮を先頭にドラムマーチの演奏を披露しながら堂々の入場でございます。先輩方からレクチャーを受けてきた6年生を中心に、鍵盤ハーモニカを担当する5年生と4年生が加わっての大所帯。途中から副指揮が左右に枝分かれして隊を誘導、校庭いっぱいに広がっての隊形が整いました。

いったん場内の雰囲気を落ち着かせた主指揮、改めてメジャーバトンを振り始めてわれらが校歌の演奏へ。主指揮をよく見て演奏をリードする副指揮の2人、堂々と演奏を支える打楽器リズム隊、メロディーを奏でる6年生のベルリラ・キーボード隊と4・5年生の鍵盤ハーモニカは一体感が見えましたね。そして、ダイナミックさを演出するカラーガード・フラッグ隊も切れ味抜群の演技を披露しました。

予行練習では「もっと上手にできるはず!」と、思うように成果を出せなかった6年生。今まで見ている側でしたが、実際にやってみることの難しさを味わってきた4・5年生。この日に向けて、仲間と高め合い、チャレンジし続けてきた成果を見事に披露することができました。見事な演奏を長倉の杜に響かせてくれました!

応援に駆けつけてくれた卒業生は「鼓笛を後輩に教えた甲斐がありました。これからもまだまだ上達できるはず!という思いをみんなが持って、学校生活も頑張って欲しいです。」と感想を話してくれました。「ただ演奏できればいいのではない。私たちは心を一つに毎日チャレンジして成長している!その姿勢を見せることこそが大事であり、ながくらの鼓笛にチャレンジする意味である」という本校の素晴らしい伝統を改めて感じることができました。ながくらの鼓笛にチャレンジした子どもたち、これからの成長がまずます楽しみでございます。皆さんで応援して参りましょう!

春季運動会2023の記録・その1

5月13日(土)、長倉の杜で開催した春季運動会。雨が心配される中、時間を早めてスタートしました。でも、登校したときから子どもたちはやる気十分でございました。

まずは、開会式。入場行進を先導する6年生の歩く姿、姿勢も足の上げ方もじつに美しいですね。小学校生活最後となる運動会、悔いのないように!という6年生の思いを堂々と表現してくれました。お見事!

初参加となる1年生。先輩方の姿を見本に、一歩一歩しっかりと行進して参りました。表示板はやっぱり重かったでしょうか...。よく頑張りました!

そしてそのままの勢いで開式のことばへ。1年生2名がお互いの目を見合いながら、息を合わせて「これから、春季運動会の開会式を始めます!」と元気いっぱいに宣言してくれました。素晴らしい!

国旗・校旗の掲揚は上級生が担当。君が代の演奏に合わせてタイミングよく、ピタッと上げきって決めてくれました。責任を果たす姿がまぶしかったです!

スローガン発表は6年生。今年のスローガン『仲間とチャレンジ!!全力で楽しもう!!絆を信じて最高の運動会へ...』。今年の運動会はこのスローガンの下で一致団結しましょう!としっかり呼びかけてくれました、ありがとうございました!

優勝杯返還では、昨年度優勝の白組よりトロフィーが返還されました。今年の予行でもじつは白組が優勝。昨年と同じ状況で、赤組は「本番ではやってやるぞ!」とかなり意気込んでいましたね。特に6年生が!

誓いの言葉では、保護者・地域の皆さんに長倉小が頑張っているところを見せたい!みんなで成功させたい!という思いをしっかり伝えてくれました。

そして紅白あいさつと運動会の歌の披露。赤・白組の団長は声が枯れていましたね。今週ずっと練習を重ねてきて、実践する度に頼もしい存在へと成長してきました。皆さんのおかげで、頑張る意欲が大きく湧き出てきて、会場は一気に紅白の戦いモードへと進んでいきました。

閉式のことばは2年生。「頑張るぞ!」のかけ声で、全校生が「おー!」と拳を空高く突き上げました。爽やか2人にも大きな拍手!

早速プログラムNO.1のラジオ体操第一へ。今年も代表となった6年生は、美しい体操を披露してくれました。全校生から見て鏡となるように左右を逆にするところ、本番はバッチリ決まっていましたね。

活躍した子どもたちをたくさん紹介したくて、どの場面、どの写真を選んだらよいのか今年も迷いながらのホームページ更新作業でございます。何日かかるか分かりませんが、明日も運動会の記事にお付き合いください。

<訂正>当初掲載した写真は予行練習時のものでしたので、本番の写真に更新しました。申し訳ございませんでした。

春季運動会、白組優勝おめでとうございます!

速報です。5月13日(土)に開催した春季運動会、白組が優勝しました!紅組は最後の紅白リレーでの追い上げもありましたが、白組は団体種目で着実に加点していたことが勝因となったようです。

閉会式で、得点発表係の児童がそれぞれの点数を発表し、絶妙な間を開けての「よって白の勝ち!」のアナウンスに、白組は大喜び。紅組も清々しい拍手で健闘を称えました。

白組には伝統のトロフィーが、紅組には参加賞が授与されました。

今年も保護者・地域の皆様に見守られながら子どもたちは精一杯のパフォーマンスを見せてくれました。明日以降、運動会の様子をお届けして参ります。

PTA執行部の皆様とともに追悼碑を参拝しました。

5月12日(金)、今年も運動会の開催を前に、PTA執行部の皆様とともに本校内にある追悼碑参拝を行いました。

追悼碑には次のことが書かれてあります。

「秋季運動会開催ノ前ニ際シ大正十三年十月十日、校庭整理ノ為児童ハ欣然土砂発掘に従事セシカ突然上側部土層崩壊シ職員諸氏ノ百方應急ノ處置モ其ノ効無ク第六學年児童・・・三子ハ薄命遂ニ幽界ノ人トナレリ」

大正13(1924)年の出来事ですから、今年で100回忌です。手を合わせ、改めて子どもたちが事故に遭うことなく、安心して伸び伸びと学校生活を送ることができるようにとお誓い申し上げました。先輩方が楽しみにしていた運動会を開催するにあたり、子どもたちにもこの歴史をしっかり伝えていきたいと思います。

明日天気にしておくれ!

5月12日(金)、運動会を前に5・6年生で会場作成を行いました。重い荷物を協力し合って運び出し、「これどこに持って行けばいいですか?」「これはどう組み立てるんですか?」そして「あとやることはないですか?」と積極的に声をかけてきてくれて、運動会に対する子どもたちの思いは相当なものだと感じました!

さすがです。体育主任と教務主任のライン引き、何の下書きもないのに真っ直ぐです。これぞ教員の技!でございます。

それで、やっぱり明日の天気が気になるところ。準備を終えた子どもたちは、伝統のくつ占い!をして明日の天気を予想し合っていました。

放課後の教室を回ってみると、やっぱりてるてる坊主が...。モチベーション高い中、何とか明日開催できますように!

生き物とともに成長!

5月12日(金)、登校するとすぐに2年生が畑にやってきて、昨日マイ植木鉢に植えたミニトマトの苗に水やりを...。と思ったら、移植へらを持ち出してきて結構大きな作業開始。マイ植木鉢に紙パックを付け足して土のかさ上げをするのだそう。「何で土を増やしたの?」と聞いてみると「先生に言われたから...」と。近くにいた担任の先生は慌てた様子で「あれあれあれ...」となりましたが、「先生は理由も話したんじゃないかな?」と追質問してみると「根っこが大事」「大きな根っこにする」としっかり答えてくれました。「理由の方が大事だよね!」と伝えましたが、子どもたちの答え方って時々ドキッとしますね。美味しいミニトマトが収穫できますように!

こちら3年生。女子児童に「キャベツ畑でモンシロチョウの卵は見つかった?」と聞いてみると「もう幼虫いるし」とのこと。マジ?!と言うことで3年生の後をついて行くと、確かにモンシロチョウの幼虫がいました。「触るとつるつるしてんだっけ」とのこと。そしてキャベツに水やりをしながら「あ、キャベツの葉っぱの上だと水は丸になる、ガラス玉みたい!なんでかなぁ?」とのつぶやき。これは「キャベツの葉は水をはじく」ことへの気付きですね。そう言われれば、葉が水をはじくのはなぜでしょう?皆さんもぜひ調べてみてください。加えて「ガラス玉」という表現、素敵ですね。 

そう言えば5年生が育てているメダカの卵のその後お話し。見事、子メダカが3匹誕生していました。子どもたちも満足げ。それで「名前は決まったの?」と聞いてみると「えっ!」とのこと。「名前付けないの?」「だってみんな同じに見えるから、名前付けたら訳分からなくなるし」とのこと。「よーく見ると違いがあるかもよ」「うそだ~!」と。イワシに1匹ずつ名前を付けたら大変なことになりそうですが、メダカには名前を付けることは可能なのでしょうか...?

そんなこんなで子どもたちは素晴らしい好奇心を発揮しながら生き物たちと触れ合い、毎日明るく楽しく学んでいます。

なお、松食い虫の被害により倒壊が心配されていた校庭南側の松の木ですが、10日(水)に伐採しました。これで一安心でございます。市教委と業者の皆様に迅速に対応していただきました。ありがとうございました。

学校生活の様子をあれこれと。

昨日10日(水)に運動会の予行練習を行い、その中で、4年生以上で演奏する「鼓笛パレード2023」のリハーサルも行いました。本番さながらの雰囲気の中での演奏!どうやら納得いかなかったご様子。午後、改めてミーティングを開き、立ち位置やテンポの確認を入念に行っていました。「なんか6年生、変わってきたよね!」とは後輩の子どもたち。全力でチャレンジし続ける姿勢で「ながくらの鼓笛」も「学校生活」もぐいぐい引っ張っています!

さて、今日11日(木)も運動会の全体練習を行い、特に応援合戦から紅白対抗リレーまでの流れを確認しました。低学年の子どもたちからは「応援の仕方がわかった!」「楽しい!」の声が聞こえてきました。その上でのリレーですから、昨日以上の盛り上がり。本番が楽しみでございます!

それにしても「ながくらの応援団2023」は熱い!さらによい応援となるように、今日も何度も何度もミーティングを積み重ねていました、素晴らしいチャレンジ!

さてさて、毎日、運動会の練習ばかりやっているのではございません。子どもたちは、なんだかんだ言っても勉強は大事!ということを理解していて、あちこちで熱心に学ぶ姿を見ることができます。

2年生は生活科でミニトマトの栽培にチャレンジするそうで、マイ植木鉢に土を入れ、苗を植え、水やりをしていました。自分の作業が終わったら、次はお友達と確認し合う姿が見えました。最近、2年生は視野が広くなってきたように感じています。

そして2年1組の国語の授業。イラストを見て気付いたことを記録し、それを相手に伝えようとチャレンジしていました。伝え終えて、相手から「わかるわかる!」「いいと思う!」という講評をもらって、ここでもお互い高め合おう!という姿を見ることができました。

2年2組は算数で「47-15」の引き算の仕方について検討していました。後ろの児童と先生とのディスカッションを聞いてマイノートをチェックする姿、2人のディスカッションをじっと見つめて頭の中の思考をぐるぐるさせている姿等々、教室内は真剣!でございました。

4年1組は理科の授業。先生から「晴れの日の気温の変化は?」と問われ、日頃感じていることを文章化して発表し合っていました。データは同じでも、人によって感じ方は違うものなんですね。

4年2組は社会科のテスト中(お邪魔しました!)。本日は担任の先生が出張でしたが、いつも以上に丁寧に生活する様子がうかがえました。というのも、担任の先生からのメッセージが黒板に書いてありまして、朝の会で「先生がいないときこそ頑張ろう!」って話になったそうで。頑張ってますね!

3年生は、4校時の授業が終わってしまい給食の準備中にお邪魔しました。「一緒に食べる?」との誘い。「全部食べちゃうぞ!」と返したら「それはだめ!」との会話、楽しかったです。

1年生も給食の時間に失礼しました。「はい、ポーズ!」の声に、やや控えめな反応。いつもはたくさん話しかけてくれるのに、給食の魅力には叶いませんでした。たくさん食べていて嬉しい限り。

という本日の学校生活でございました。こんなに頑張っている子どもたちのためにも、明後日13日(土)はぜひ晴れとなりますように!

ながくらの応援団2023、始動!

運動会といえば応援団。今年も、紅組5名・白組5名から成る「ながくらの応援団2023」が結成されました。「自分たちが運動会を盛り上げる!」という思いを表現するためにさっそく練習開始。まずは、先輩方がやってきたことを思い起こして話合いを。そして今年から加入した4年生にも丁寧にレクチャーしていきました。ではやってみましょう!ということでパフォーマンススタート!

しかしながら、そうそううまくいくはずもなく。姿勢かな?声の出し方かな?と分析をして、最終的には練習と度胸だねってなったご様子。そこに頼りとする先生の登場!ご覧の通り、迫力あるパフォーマンスを披露してくれて、良いお手本を間近に見ることができて目指すべき姿を共有していきました。

そして、昨日9日(火)の全校練習。リーダーの6年生、「このタイミングで手を上げてください」「手の上げ方はこうです」と全校生に自分の言葉でご説明、立派でした!一度通してパフォーマンスしてみて、「白組に声で負けているので声を張り上げましょう!」「紅組の方が腕の上げ方がいいので白組も頑張りましょう!」と紅白のリーダーからのご助言、たいしたものです!その甲斐あって3回目の通し練習では、元気いっぱいの応援パフォーマンスが出来上がりました。礼の仕方もじつに美しい!

 短い時間ではありましたが、応援団の子どもたち、そして全校生の吸収力のすごさを実感しました。そして表現する心構えも確認することができました。「人を全力で応援できる人」ほど格好いい人はいないと思います。応援団の子どもたちを中心に、長倉のこどもたちがそんなふうに成長していって欲しいですね!

さて、そんな子どもたちの頑張りを陰からそっと見守っているのは、新採用の彼。実は「自分も小学生の時に応援団だったんですよ」ということで、先輩先生のご指導の様子を観察しながら、「次は自分が...」との思いを強くしたことでしょう。期待の新人!でございます。

さて、このページがアップされている頃は、運動会予行です。今日は全体の流れの確認がメインではありますが、子どもたちにとってはさらに成長していく絶好の機会。天気も上々、わくわくしております!

運動会の係打合せを開催しました!

5月8日(月)、今朝は常磐地区青少年育成協議会の皆様による月1回のあいさつ運動の日。あいにくの雨模様で肌寒い中での登校となってしまいましたが、一人ひとりに「お早うございます」「足もとに気を付けてね」「あらあら、荷物多くて大変ね。もうちょっとよ!」と温かい声をかけてくださいました。今月もありがとうございました!

こういう日は長靴が一番だね!と思いながら昇降口に行ってみると、3年生が颯爽とやってきて、各学年のシューズボックスの点検を始めて長靴をきれいに入れ直してくれました。「撮らないで!」と言いつつも何だか嬉しそう。ちょボラ(ちょこっとボランティア)精神をたくさん褒め称えました。ありがとうございました!

さて、3年生以下が下校した6校時、校内では運動会の係打合せを行いました。

こちらは救護係。万が一、けが人や病人が出た際の対応について養護教諭からレクチャーを受けていました。皆さんがいるから思い切りパフォーマンスすることができますね。頼みましたよ!

指揮係は精鋭1名。5年生男子が担当の先生と入念な打合せ、そしてスターターピストルの確認を行っていました。責任重大ですが、力強く「頑張ります!」と答えてくれました。

記録・受賞係は、種目毎にゴールシーンをイメージして、準備物や記録までの流れ等を確認していました。担当の先生によるゴールシーンの演技も素晴らしくて...。「みんな自分が1位だと思ってゴールしてくるので、審判係とテキパキと仕事することが大事よ!」とのアドバイス。スピード感を持って活動して参りましょう!

看護係は、健康面への目配りやスムーズな進行に直接関係する大事な役目。「特に低学年の子どもたちが夢中になれるようにみんなで声をかけ合って確認していきましょう!」ということで、先生方・支援員さんもメモを取りながら真剣に確認をしていました。先生方が各係で出払う中、困りごとはいつでも本部席へどうぞ。

招集引率係は入場門付近で活動します。指定された隊形で整列を呼びかけます。プログラムを先読みすることが大事と、自分が出場する種目と係で担当する種目の順番を確認していました。混乱しないように的確な指示をお願いしますね。

放送係は、プログラムの読み上げとともに種目内容の説明も。早速、作成した原稿を読む練習に励んでいました。読むことよりも伝えること!区切りを多くしてみるとハッキリ聞こえるよ!イントネーションは気にしないで!等々の留意事項。当日、会場を盛り上げる「アドリブ」にも乞うご期待です!

準備係の打合せでは、種目毎に、どこに何を何個置くか、それを誰が担当するか、会場図を真ん中において入念に話合いをしていました。誰かが「猫の手も借りたい」と漏らしていましたが、いざとなれば総掛かりです。力仕事となりますが「やりますよ!」と心強いお言葉いただきました!

審判係は、着順を判定する重要な仕事を担います。5・6年生グループの多くは昨年も経験したとのことで余裕の表情。一方、今年初めて係活動に加わった4年生グループ内では、「何をやりたいかはっきり言って!」「みんなで意見出さないと本番困るって」等々の声が。責任感からでしょう、ピリピリした雰囲気の中で話合いを行っていました。やらされてる感ではなく、自分ごとと受け止めているところ、素晴らしいですね。今年度設定した「育てる4つの力」を最も発揮して活動していたグループでした。頑張れ!

運動会の係活動は、縦割りグループというよりも各学年毎の活動となりますが、どの係からも、自分たちがお手本を示さなければ!という6年生の思いが十分伝わってきました。また、5年生は今年2年目ということもあり少し余裕の表情、4年生は今年から係活動に加わって張り切っている様子が印象的でした。自分が出場する種目と行ったり来たりとなりますが、会場のあちらこちらで責任をもって活動する子どもたちの姿にも大注目でございます!

遠足に行ってきました!高学年編

高学年5・6年生の遠足。出発式では屈伸とアキレス腱を伸ばす運動から。目指すは福島県唯一の国宝建造物の白水阿弥陀堂、山越えの片道4.4kmを徒歩にて移動でございました。出発式では準備運動後、元気にいっぱい「行ってきまーす!」とあいさつをしてくれました。

歩道がない山道もみんなで声を掛け合い交通安全第一で!車で通りかかったわたくしに、「急にお腹が痛くなってきました。車に乗せてください!」と元気に申し出てきた子どもたちが多数おりましたが、それはそれとして、春の風景や香りを感じながら楽しく仲良く歩いておりました。

道中、常磐炭鉱の発祥の地である弥勒沢、入山三坑・入山銀座と呼ばれていた炭鉱跡地、そして石炭運搬の鉄道が走っていた不動山トンネルを通って、往時の賑わいに想像を巡らせました。

白水阿弥陀堂では、お寺さまから由来とともに建造物としての価値、常磐炭鉱との関係について解説していただきました。浄土式庭園もお見事。その後、大きな広場でお弁当を食べ、思い思いの活動へ。ドッヂビーやボール遊び、草木の観察等で盛り上がりましたが、先生方も夢中になっていて、活動写真は相撲だけとなってしまいました...。

 

 

阿弥陀堂に入った際、子どもたちは声を掛け合って靴をきちんとそろえていたのだそう。今年も「いつでもどこでも誰にでも爽やかなあいさつを!そして靴をそろえる心を大切にしていこう!」と呼び掛けていますが、それを丁寧に実践している高学年の子どもたち、立派ですね。素直で純真な長倉の子どもたち、ますます応援して参りましょう!

春の遠足に行ってきました!中学年編

中学年3・4年生。目的地の21世紀の森公園わんぱく広場でわんぱくになろう!と、朝から元気元気!特に3年生は、初めての学区外へのお出かけとあって、わくわく感があふれ出ておりました。元気に「行ってきまーす!」。

お目当てのわんぱく広場。ありがたいことにこの日は本校が独占状態でございました。昨年も訪れた4年生はあらかじめ何をして遊ぶかプランニングをしていたご様子。多彩なアクティビティに果敢にチャレンジしたり、広々とした芝生広場でボール遊びをしたりとやりたい放題でございました。やや人数の少ない3年生、4年生のすばしっこさに感化されて、それはそうやって攻略するのか!そんなに投げていいのか!そこまで登れるのか!と、いつも以上に大きく伸び伸びと活動していましたね。昨年の年度末、交流会をしていただけあって、お互い声を掛け合って仲良く遊ぶ姿も見えました。

思い思いの場所でランチTIME。

4年生が急に大人びた振る舞いを見せて、それに引っ張られるように3年生も急に活動範囲が広がって、それぞれの学年が一歩成長したね!っていう印象を受けた遠足。そのままそのまま学校生活でもどんどん成長して参りましょ!今後の成長が楽しみでございます。中学年の遠足、大成功でございました!  

さあ明日からまた楽しい学校生活の再開です。まずは13日(土)の運動会の成功に向けて長倉小学校関係者全員でチャレンジして参りましょう!先日のPTA奉仕作業を受けて、校庭に100Mコースを復活させました。コツコツと草刈りを継続してくれた教務主任様様でございます。さて、今年は此処でどんなストーリーが生まれるのでしょうか?

春の遠足に行ってきました!低学年編

低学年1・2年生は、学区内にある2つのテーマパークが目的地。五反田公園と上湯長谷公園(通称ガニラ公園、略称ガニ公、地元通は「ガニラー」と伸ばして発音)へ。「オレ、いつも五反田公園で遊んでっから」と自慢気に語っていた男子児童、続けて「でもガニ公はあんまり行かない」との声に、「わたしはガニ公知ってる!」と反応する隣の女子児童。「何あるの?」「すべり台!」「それ五反田公園にもあるし」「どんなの?」...と語り合っちゃって、行く前から何だか楽しそう。そして、白色帽子の2年生と黄色帽子の1年生がしっかりと手をつないでいざ出発!学校探検で1・2年生は交流していましたので、頼り頼られ、一歩一歩前進していきました。横断歩道は手をあげて、まわりをよく見て歩きましょう!

まずは五反田パークへ到着。交流班を中心にさまざまな遊びを展開。初めは遊具に向かって行った子どもたち。早速待ち時間が発生。でもそこでは1年生を優先する2年生の姿が、そして順番待ち。ブランコでは2年生が1年生の背中を優しく押してあげてと。

遊びは徐々に拡散していき、砂場での芸術祭、そして木々や草花の観察から昆虫採集へ。女の子2人、ベンチに座ってニコニコと。何してるの?って、ダンゴになったダンゴムシを見せっこして盛り上がっていたのだそう、大満足!

続いて、ガニ公へ。やっぱり子どもたちは遊びの天才!ここでも新たな遊具を堪能したり、広場で追いかけっこをしたり、砂場での芸術祭、草花の観察等々で大盛り上がり。これなんですか?と先生への質問、そして「ここに秘密基地があるんだよ!」と教えてくれて...。それでは秘密にならないのでは?とのツッコミをしたとかしなかったとか。

青空の下、思い思いの場所でお弁当タイム。大好きなおかずを作ってもらったんだ!一緒に作った!と自慢し合いながら楽しい時間を過ごしました。

帰り道はやや上り坂。疲れからかゆっくりゆっくり。でも自分の荷物を手に、白と黄色の帽子が並んで学校にゴールすることができました! 全体として、2年生が「おれが!わたしが!」と先頭に立ってというよりも、1年生の面倒を見るのが2年生!という責任感をもち、1年生のやりたいことを聞いて、やっていることをサポートする姿をたくさん見ることができました。そして先輩に見守られて安心して活動する1年生は伸び伸びと。たくさんの笑顔が見えた低学年の遠足、大成功でございました!

ところで子どもたちのいない学校。留守を預かるのは教頭先生。「天気も良くてよかったです。みんな楽しんでいるんだろうなぁ...」と、子どもたち、そして先生方が事故なく無事に帰ってくることを願っておりました。どうもありがとうございました。

4月の学校生活をあれこれと...外編

4月の長倉小学校。外での活動の様子でございます。

6年生は、6月の陸上大会に向けたチャレンジを開始しました。5年生も一緒に活動して刺激をいただいております。

自然豊かな本校の「ながくらの杜」は、季節の移り変わりを大きく感じさせてくれます。理科の授業で「春」を探しに外に出てきた4年生、先生から「春を見つけるコツ」のレクチャーを受け、自分の考えを見つけ出し、気付いたことや質問を出し合ってトークタイムへ。教室・教科書から飛び出した学びを展開していました。

今年はソメイヨシノの開花が早くて...。でも本校には牡丹桜もございます。5年生は、学級開きの記念写真を撮影していました。

3年生の朝は、畑に植えたキャベツに水をあげることからスタート。美味しく育てているキャベツ、自分のためでなく、モンシロチョウのためとのこと。毎日、これこそ卵?葉っぱを食べた跡がある!このちっちゃいのは幼虫?と、先生も一緒に夢中になって観察に励んでいます。

4月24日(水)の3年生は、社会科の授業で地図と方位磁石を手に校外へ。この道はどの道?そこには何があるかな?とフィールドワークをしてきました。途中立ち寄った くどう書店さん では、いつの間にか世間話が...、お世話になりました。地域の方々に温かく見守られていることを実感した次第でございます。

大休憩は、子どもたちはあちらこちらで全力で「遊び」ます。さまざまな遊具がある上校庭は、低学年を中心に利用しています。

時々やってくる上級生。おんぶしたり、手をつないだりして楽しい時間を過ごしていました。遊具の中には吊り輪があります。6年生の妙技?!をじっくり観察する1年生。そして次の日、その1年生はオリンピック選手並みにくるくる回転しておりました、驚きました!先輩に勝ったか?

本校の「ながくら田んぼ」のため池も人気の場所。手を深いところまで突っ込んで、メダカやスネールを捕まえるのに夢中になっておりました。さらにカエルを捕まえて自慢気に披露したり、負けじとオタマジャクシまで捕まえてきて...。終わりのチャイムが鳴ると「またね!」と語りかけて放してあげるところ、優しいですね。

校庭では、運動会の全体練習が始まりました。青空の下、子どもたちは張り切っております!特に、6年生は準備から片付けまで大活躍。「あと何かやることありますか?」って声があちこちで。頼もしく成長して参りました!

1年生が下校する頃、5・6年生は鼓笛の練習をしていました。「すごいぞ!」と言う1年生、一方で「校庭で演奏するとなかなか合わないな!」と言う6年生、それぞれに感じ、学ぶ姿がとても印象的でした。

連休明け、まずは授業を大事に、そして運動会2023に向けてチャレンジして参りましょう!そのためにも健康第一ですね。家族で楽しい時間をお過ごしください。

なお、5月8日(月)に新型コロナウイルス感染症が法律上の5類感染症に位置付けられることになり、これに伴ういわき市教育委員会からの通知文を本日ご家庭に配付しました。また、ホームページ「お知らせ」にも掲載しましたので、地域の皆様にもご理解とご協力をお願いいたします。

4月の学校生活をあれこれと...校内編

昨日より5月に入りました。1日(月)には遠足を実施、後ほど掲載して参りましょう。

さて、4月の長倉小学校、年度初めから子どもたちはパワー全開でございました。ホームページで紹介しきれなかった話題を一気にお伝えして参ります。本校の子どもたちの前向きさを感じ取っていただければ幸いでございます。

まずは6年生の朝の時間。本校の「育てる4つの力」をしっかりと育てていきたいです!という担任の先生の思いの下、子どもたちは毎朝お隣さんとトークタイムにチャレンジしています。表情がいいですね!

26日(金)、1年生は2年生に引率されて、校舎案内をしていました。去年、自分たちが今の3年生に導いてもらったことを思い出しながら、張り切って活動する姿が印象的でしたね。手をつないで、あーだーこーだ言いながら楽しそうに!

トントントン、失礼しまーす!と堂々と校長室に入ってきた子どもたち。2年生が1年生に向かって、「歴代の校長先生の写真だよ!」とか、「こっちは外とつながっている電話で、こっちは教室につながっている電話だよ!」とか、「机の上には野球ボールがあるんだっけ!」とか、どーだ1年生よ!と言わんばかりに自慢気に説明していました。

それもそのはず、2年生は事前に校舎内をぐるぐる巡って予行練習をしていて、当然校長室にも寄っていましたので、自信をもって説明できたという次第でございます。頑張ったね、2年生!

26日(金)は、今年度初めて雨が降る中での登校。ということは、1年生にとっては初めて傘を差した登校となりました。

いつも1年生を昇降口まで送り届けてくれている登校班の班長さん。この日は6年生の女子が中心となって、1年生に傘のたたみ方や傘を置く場所をレクチャーしてくれました。そしてカッパをたたんであげて「はいどうぞ!」って、とても優しい6年生の姿、見ていて嬉しい気持ちになりました。

1年生を優しく導いている6年生、給食後の1年生のお盆洗いを毎日交代で担当してくれています。「先輩がやっていたし、当たり前です!」と力強いお言葉。ありがとうございます! 

同じく26日(金)には、学校医の葉田野先生による眼科検診を実施しました。今年もありがとうございました。子どもたちの目の開け方、いろいろな方法があるんですね。

 

やまなし学級をうかがってみると、数字をキャラクター化した作品が床の上に置いてありました。なんだっぺ、作業台に飾ったらいいのに...、と思ったのですが、こうして写真に収めてみると、作品と背景がマッチしていて実に味わい深いですね。どの学級もそうですが、子どもたちの発想力や表現力にはいつも驚かされます。これからも子どもたちの学びを尊重して、全力で応援して参りましょう! 

ながくらのPTA2023、春の奉仕作業を開催しました!

4月29日(土)午前7時より、5月の運動会を前に校庭の除草作業を中心とした奉仕作業を開催しました。コロナ禍になって以来、春と秋を学年で分けて開催していましたが、今回は一体となって活動しましょう!ということで全学年での活動へ。なんと150名を超える皆様にお集まりいただきました。ありがとうございました!

親子で会話をしながら楽しく活動する様子、草刈り機を自在に操るお父さんを尊敬の眼差しで見つめる子どもたち、同級生のお母さん同士がお知り合いになり、そこに子育て真っただ中の担任も加わって笑顔で語り合う様子、卒業生が中学校生活のことを笑顔で報告する様子、「学校のことは僕の方が知っている!」と張り切ってお手伝いする子どもたちと。五月晴れと若葉がまぶしい長倉の杜は、素敵な時間が流れておりました。

 

奉仕作業の運営は、施設委員会と本部役員の皆様が行いました。早朝からの準備、終わってからの後片付け等で大活躍でございました。お疲れ様でございました。

 

すっきりした校庭。これで5月の運動会に向けて、子どもたちの気持ちも盛り上がっていくこと間違いなし!本当にありがとうございました。

長倉の杜はその名の通り自然豊か。今年も、保護者・地域の皆様にも草刈り機による除草作業へのご協力を呼びかけて参りますのでご協力をお願い申し上げます。PTA奉仕作業の秋編は、9月9日(土)に実施する予定です。こちらの方もよろしくお願いいたします。