学校経営ビジョン
「育てる4つの力」のルーブリック

 本校の子どもたちをさらに大きく成長させていくためにはどんな力を育んでいくべきか?という議論を進めて参りました。学校評価アンケート等を手がかりにして見出されたのが「自分の考えを見つける力」「自分を表現する力」「仲間と高め合う力」「チャレンジし続ける力」という4つの力です。この4つの力を私たちは「育てる4つの力」と呼ぶこととしました。
 次に話題となったのは「育てる4つの力」とは具体的にどんな姿?ということです。点数で表すことが難しいこれらの力について、具体的な子どもたちの姿をイメージして文章で表現し、見える化して、到達度毎に表にまとめることにチャレンジしました。それが本校の「育てる4つの力」に関するルーブリックです。
 ルーブリックは、子どもたちをランク付けしてしまうツールではありません。子どもたちに自信と意欲を持たせていく自己評価のためのツールです。4つの力について、子どもたち自身が自分の育ちの状況を確認し、次の目標を見出していくことに活用していきます。
 ということは、ルーブリックの内容・活用方法を子どもたち自身が理解していることが重要です。そこで、ルーブリックの内容や活用方法を6年生から順に説明していきました。初めは教員(大人)の言葉だったルーブリックは、子どもたちの意見を聞いて改訂を積み重ね、子どもたちが理解できる言葉や表記の仕方になっていきました。

 ひとまず完成したルーブリックを掲載しますのでご覧ください。

 ご家庭、地域の皆様ともこのルーブリックを共有したいと思います。ルーブリックを間に置いて、子どもたちが「今、どのレベル(段階)にいるかな?」とお互いの意見を擦り合わせ、その上で「次の目標は?」「そのためにどんな活動をしていきたい?」と、子どもたちとの対話を積み重ねて、子どもたちの自己評価活動を促して参りましょう。また、私たちも、ルーブリックを通して子どもたちの育ちの状況を確認して、教育活動の改善を図って参ります。

 長倉小ルーブリック2024.pdf

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