こんなことがありました

2023年3月の記事一覧

令和4年度、離任式を実施しました。

3月28日(火)、桜の花が五分咲きとなった長倉の杜。今日は、転退職される7名の皆さんとお別れの会を開催しました。お一人ずつご挨拶をいただきましたが、お話の中心は子どもたちとのこと。どこまでも子どもたちのことを第一に考え、ともに過ごしてきた時間を大切にされてきたことがひしひしと伝わって参りました。

5年生児童が代表で感謝の言葉を述べました。お別れはつらいもの。でも、それをしっかりと受け止めて前進していく覚悟をしっかりと伝えてくれました。花束を渡す場面からは、涙を流す子どもたちも...。

久しぶりに対面形式での開催としましたが、やっぱり大事な時間であることを実感しました。何かの縁で偶然出会い、四季の移り変わりを一緒に感じ、成功も失敗も一緒に味わい、ともに勉強し、運動してきた子どもたちと教師が新たなステージへと進む日。笑い合い、涙を流し合い、語り合って、また一歩、お互いに成長する姿を見ることができました。

本校の校歌に「日輪は、さんとかがやく!」とありますが、旅立つ皆さんは「日輪」、まさに太陽として子どもたちを導いてくださいました。次の勤務地におきましても、健康を第一とし、新たに出会う子どもたちとともに「さん とかがやき」、大活躍されることをご期待申し上げます。本当にありがとうございました。

 

令和4年度、卒業証書授与式(続編)

卒業式を終えた6年生は教室へ。担任の先生と何を語り合ったのでしょう...。そしてお見送りの時間が来て、一度体育館へ。そこでは、子どもたちから担任の先生方へ一人ひとりが花束を手渡すというサプライズが。担任の先生の表情、一人ひとりに対して全く違っていましたね。それだけ一人ひとりを大事に、長い時間をかけて素敵な物語をつくってきたのでしょう。

在校生を代表して5年生がお見送りに参加してくれました。先導役を務めた彼のこの凜とした佇まい、素晴らしいですね。お世話になった先輩を僕が先導してしっかり送るんだ!という覚悟が表れていました、拍手!

放課後の校舎を見回りながら、ふと6年生の教室で足が止まってしまいました。私の頭の中では「今、別れの時、飛び立とう未来信じて、弾む若い力信じて...」と、先ほど6年生が演奏した『旅立ちの日に」がぐるぐるぐるぐるぐるぐると...。

卒業生26名の前途に幸多かれ!

令和4年度、卒業証書授与式(本編)

3月23日(木)、午前10時から体育館で、令和4年度卒業式を挙行いたしました。

「桜が咲き始めました。長倉の杜にも春の訪れを感じられるようになった今日この佳き日に、御来賓としてPTA会長様の御臨席を賜り、保護者の皆様と在校生代表の5年生が見守る中、令和4年度の卒業証書授与式を挙行できますことは、誠に喜ばしい限りであり、皆様に深く感謝申し上げます。」

「ただ今、呼名されました本校創立115年目の卒業生26名の皆さん、卒業おめでとうございます。とうとう卒業の日がやってきましたね。まさに、6年生の学級通信の名前の通り、一人ひとりが、或いは26名が一枚岩となって『躍動』した一年でした。それは、皆さんが、二つの学びを得たからだと私は思います。
 一つは、友達とのいさかいや争いごとを乗り越えて、『自分の考えを相手に押しつけて対立する』よりは、『それは相手の個性だとして受け入れて、話し合い、協力し合った方が楽しい生活を送ることができる』という学び。
 もう一つは、自分がやりたくないと思ったことに対して、『言い訳をしてやらないでいる』よりも、『やってみた方が大きな充実感や達成感を味わうことができる』という学びです。」

「中学校生活でも、二つの学びを生かして、皆さんらしく、何事も果敢にチャレンジしていくことを期待します。自分が決めた人生を歩み、躍動し続けていくことを願っています。」

令和4年度、修了式を挙行!

3月23日(木)、午前8時30分から体育館で、令和4年度修了式を執り行いました。

1年生は、4月からは2年生となります。これからもおうちの人や先生方とたくさんお話をして、自分だけでできることをどんどん増やしていきましょう。

2年生は、4月からは中学年、6校時の日が増えます。学習した時計の読み方を生かして、春休みは時間の使い方の練習にもチャレンジしてみてください。

3年生は、小学校生活も折り返しです。委員会活動やクラブ活動も始まります。これから学校の真ん中からもっともっと活躍していきましょう。

4年生は、4月からは高学年の仲間入り。「太閤千代しだれ桜」の苗木が生長していくように、皆さんもすくすくと成長していきましょう。

 

5年生、6年生からの鼓笛の引継ぎでは、「みんなで心を一つにしてチャレンジし続ける」という長倉小の伝統をしっかりと受け継ぎました。116年目の長倉小学校で、6年生がどんな活躍を見せていくのか楽しみにしています。

「心を鍛え、頭を鍛え、体を鍛えよう」を合い言葉に、「小さなことを積み重ねていこう!」と呼びかけてきましたが、皆さん本当によく頑張りました。大きく成長しました。一緒にチャレンジしてきた周りにいるお友達、先輩、後輩、そして先生方と拍手で称え合いましょう!

 4月6日、スタートダッシュをきることができるように準備を始めてください。そして、新しい1年生が入学してきます。お兄さん・お姉さんとして、優しく、親切に、迎えてあげてください。一年間、子どもたちを支えてくださいましたご家族、地域の皆さま、先生方にも改めて感謝申し上げます。

長倉の杜、桜開花宣言!

3月23日(木)、長倉の杜のソメイヨシノが開花しました!

そして本日、修了式、卒業式を挙行いたします。子どもたちの1年間のがんばり、そして6年生の旅立ちを皆さんと一緒にお祝いしましょう!

愛校清掃、そして式場の準備が完了しました!

3月22日(水)、明日の修了式・卒業式を前に、全校で愛校清掃を行いました。今年一年、お世話になった校舎をきれいにしよう!と熱心に活動していました。きれいにしてくれてありがとうございました。本校の清掃は、縦割り班活動。6年生は「今日で最後か...」とつぶやきながらでしたが、一方で5年生がいつも以上にテキパキと活動する姿も印象的でした。

6年生の下校の様子。担任の先生から「今日までみんなと一緒に過ごしてきたランドセルをなでなでしてあげましょう!」との呼びかけも。「あー、明日で本当に最後か!」「明日は早く学校に来ようっと」と会話をしながら、みんな仲良く下校していきました。また明日!

さて、放課後の体育館。会場の華やかさを演出するサイネリアも無事到着。花言葉は「いつも快活」「喜び」だそう。本校の子どもたちにぴったりの言葉ですね。先生方が式場の最後の確認を行ってくださいました。準備完了でございます!

先日植樹した「太閤千代しだれ桜」の様子を見に行くと、そこにはなんとアゲハチョウが...。幸運の前触れ!本校の子どもたちの進級、そして卒業を祝福してくれているようでとても嬉しい気持ちになりました。

ソメイヨシノのつぼみはご覧の通り!明日はいよいよ長倉の杜の開花宣言!となるのでしょうか。

たくさんのハッピーに囲まれて明日を迎えることができそうです。いつも学校前を散歩されている方から「明日は卒業式ね。お天気になるように、私もお祈りするわね!」とありがたいお言葉をいただきました。何卒よろしくお願いいたします!

4年生、京の杜プロジェクト・植樹式編!

本校を代表して4年生が担当して進めてきた「京の杜プロジェクト」、醍醐寺の「太閤千代しだれ桜」の植樹式を3月16日(木)に実施しました。苗木を育ててくださった立命館小学校の皆様にはOn-lineで結び見守っていただき、本プロジェクトを主催している醍醐寺様、住友林業様、KSB京都様には遠路はるばるお越しいただきました。そして義務教育課の主任指導主事様、本校PTA執行部・4年生保護者の皆様にもご出席いただきました。ありがとうございました。

植樹式は苗木を植えた土俵横で。はじめに醍醐寺様の法螺貝が勇壮に長倉の杜に響き渡り、お祈りしていただきました。

そして厳粛な雰囲気の中、丁寧に土入れとお水やり。

お越しいただいた皆様からご挨拶をいただきました。東日本大震災から12年が経ちましたが、被災地に対する思い、このプロジェクトに込めた願いをお話くださいました。

苗木の植樹にあたりご指導いただいた浅田造園様からは、この時期に見られる木々の枝「猿の顔」「森の妖精」のご紹介もいただきました。子どもたちも興味津々。この桜の木を一緒に育てていこうね!と温かい言葉をいただきました。

子どもたちの感想、「醍醐寺の人たちの念仏、不思議な歌だけど桜の木が元気に大きく育って欲しいという気持ちが伝わってきました」「おぼうさん達が桜の苗木が『大きくなりますように』とおきょうをかけて、わたしもさくらのなえぎに『大きくなって』と言葉をかけてあげたいです」「めったにない経験ができて嬉しかったです」「これからさくらを大切に育てようと思います」「立命館小学校のみなさん、ありがとうございました」「立命館小学校のみんなが育てた苗木がとてもうれしそうで、いつまでもいつまでも元気に育っていくでしょう。いい一日でした」「水やりの入れ物が重くて大変でした」「京都の醍醐寺にも行ってみたいです」「自分たちが責任をもってがんじょうできれいな桜になるようにがんばろうと思いました」

このプロジェクト、ここからがスタートかも知れません。東日本大震災から12年が経ちましたが、改めて震災を風化させないこと、ご支援くださる方々への感謝の伝え方、命の循環・自然に対する畏敬の念...、たくさんの学びを得ることができました。長倉の杜に根を下ろした「太閤千代しだれ桜」、地域の宝として大事にして参りましょう!

 いつもお客様と交流することが大好きな4年生。本日の植樹式終了後もOn-lineで立命館小学校の皆さんに向けて積極的にアピールをいつまでもいつまでも行っておりました。

なお、植樹式直後、なんとKSB京都ラジオの生放送に4年生が出演。「緊張しましたよ!」と言いつつアドリブも交えて、今日の出来事を振り返っていました。ありがとうございました!

修了式の予行を行いました!

3月16日(木)、1~5年生が体育館に入場し、修了式の全体練習を行いました。会場に紅白幕と卒業式の看板が設置されていることもあってか、子どもたちは背筋をピンと伸ばして、清々しい雰囲気の中での練習となりました。新型コロナウイルス感染症対策の影響で、一堂に会しての開催は2年ぶりとなる予定です。やはりオンラインではなく、全員で実施することに意味があることを実感しました。

さて修了証書を受け取る練習。特に緊張していたのは1年生代表児童。事前に先生方から移動や受け取り方のレクチャーを何度も何度も受けていたのですが、いざ本番ではすべてが真っ白になってしまい...。すぐに追レクチャーを受けたのですがいまいちだったご様子。ではでは!ということで5年生代表児童にお願いして模範を見せていただくことに。その様子をじっと見つめる1年生児童。

模範を見終わった1年生児童、突然「もう一回やりたいです!」とのお申し出。するとご覧の通り!

さっきまでの動きは何だったの?と、まるで別人のような堂々とした佇まい。この目力!どうですか。圧倒されてしまいました。お見事! 

私たちのレクチャーよりも先輩の姿の方が彼にとっては説得力があったということなのですね。こうした中にも、本校の特色の一つである縦割り活動の効果が表れていることを実感いたしました。

来週は、修了式、そして卒業式となります。一年の締めくくり、きっちり成し遂げて参りましょう!

表彰式!音楽作品での受賞おめでとうございます。

第76回福島県下小・中学校音楽祭第3部創作の部で、5年生が奨励賞を受賞し、3月15日(水)に表彰を行いました。

昨年に続いて2年連続での受賞だったとのこと。「創作の秘訣は?」の質問に「何となく思い浮かびました」と答えてくれたところに芸術性を感じますね。「音楽の授業は楽しいので好きです!」とも。

この様子はいつものように給食の時間に各学級へ動画配信しました。そう言えば、学校というところは毎日必ず子どもたちの歌声や楽器の音が響いています。こちらは1年生。最近は "たのしいひなまつり" の歌声が響いていましたが、今日は終業式に向けて "君が代" や "校歌" を頑張っていました。歌う姿勢が素晴らしいですね。

2年生は、みんなで楽器を持って「音楽時計を つくろう」にチャレンジしていました。初めて手にする楽器もあって失敗を積み重ねながら心を一つにして音を楽しむ姿、まさに音楽です。

日々の授業の成果が、賞の受賞につながっていることを嬉しく思います。子どもたちの感性を豊かに!引き続きチャレンジして参ります。

ALTデニス先生、see you!

本校の外国語指導助手(ALT)のデニス先生、3月14日(火)が今年度最後の来校日でした。今日も熱心にご指導いただきました。こちらは2年生の授業に参加し、動物の英語カルタ遊びをしているところ。デニス先生が英語で動物名を伝え、子どもたちは数ある英語表記の動物カードを競争で取るという活動。

デニス先生「hands on your head(手を頭に乗せて)」、そして絶妙な間を取ってからの「Cow(牛)!」、子どもたちは「あった!」「取られた!」の声があちこちで。夢中になって活動していました。

こちら、僅差の勝負!

授業の最後にデニス先生「カード、何枚取りましたか?(日本語)」の質問に、「eight!(8)」と自然と英語で答える子どもたち、デニス先生のおかげですっかり外国人になりきって英語を話しておりました。

担任との打合せ時間が少ない中でも私たちのニーズを受け入れて、最大限のサポートをしてくださいました。そんなデニス先生を子どもたちは大好きです。どの学級でも、授業が終わっても楽しい交流の時間は続いていましたね。今日の2年生では「Rock, Paper, Scissors!」ということでアメリカ的なじゃんけんが永遠と続いておりました。 

下校時、今日もいつも通り見送ってくださいました。デニス先生の手の大きさに気付いた子どもたちは、すぐに手の大きさ比べ!すげー、でけぇーと盛り上がっていました。

そして今日が最後と気付いた6年生、「Thank you very much for this year.see you!」という思いをたった一言「シーユー!」に込めて、ややいわき訛りの発音でしっかり伝えておりました。

身振り手振りのボディーアクションで子どもたちを英語好きに、そしてグローバルの世界へとお導きくださったデニス先生、flowerのpowder(花粉)にやや苦戦しておりましたが、今年度のご指導、本当にありがとうございました。