こんなことがありました

2023年9月の記事一覧

5年生チャレンジ、宿泊活動1日目後編

1日目の午後はバスで四倉海岸へ。Act.2「班対抗・砂の芸術大会!」にチャレンジ!共通テーマは「友情」。その時々で対話を積み重ね、砂をかき集めたり、海水を汲みに行ったり、漂着した棒や貝殻を拾ったりして。各班お互いに出来栄えをチラ見しながら完成させていきました。審査では各班に作品のポイントをプレゼンしてもらいましたが、結果は甲乙つけ難く、学校に戻ってから審議することとなりました。

穏やかな秋の砂浜で伸び伸び活動してきてからの入浴、そして夕食バイキング。誰かが「最高!」と話していましたね。

夜は野営場に移動して、お待ちかねのAct.3「キャンプファイア」でございます。4人の火の守を引き連れて火の神降臨!「そなたには『自分の考えを見つける力』を与えよう!」等と、どこかで聞いたことのあるキーワードが。与えられた火の守は「この宿泊活動で楽しかったことやこれからの生活で大切なことについて自分の考えを持てるように頑張ります!」と話しました。このやりとり、アドリブてございます。ちょっと意地悪な火の神が台本を変えて話したのですが、火の守たちは自分の言葉でしっかり答えてくれました、拍手!

申し訳ございません。素敵な夜の時間は私たちも参加してしまい、写真はカメラマンの武藤さんにお願いしてしまいました。武藤さん、お仕事とは言え、常にT2的な立場で子どもたちの活動を支えていただきました。よって子どもたちも自然と「武藤先生!」って頼りにしておりました、感謝いたします!

ちなみに、総合司会の進行のもと、高速しりとり、クイズ、爆弾ゲームと友情を高め合う余興は続き、ラストは女子二人による漫才。持ち時間10分をほぼアドリブで回して爆笑タイムを創出してくれました、拍手!最後はマイムマイムを全力で!楽しい時間を過ごしました。担当したレク係の皆さんに盛大な拍手を!

こうして1日目は終了。テンション高めの5年生、自分たちで決めたスケジュールを最後までよくやり抜きました!

5年生チャレンジ、宿泊活動1日目の前編

5年生は、9月25日(月)から1泊2日のスケジュールで、いわき海浜自然の家での宿泊活動にチャレンジしてきました。いつもテンション高めの5年生、約束の時間の20分前に集合完了!やる気満々でございます。そのままの勢いでまずは出発式。教頭先生より「たくさん学んできてください」とのお言葉をいただきました。

出会いの集いでは、自然の家の職員さんから施設利用の仕方についてレクチャーしていただきました。「よろしくお願いします!」

早速、Act.1「班対抗・フィールドビンゴオリエンテーション大会!」。ビンゴカードに書いてある動植物を探して施設敷地全体をぐるぐると。

「校長のサインをもらうこと!」なんて指令もありまして、各班にキメのポーズをしてもらいました。結果は1班・4班が満点優勝!「抜け殻」を見つけられたかが勝負の別れ道でした。

昼食はバイキング。バイキングって何?食い放題!やったね!でも食べられる分だけよそるのよ!はーい!

初めは遠慮気味でしたが、誰かが「カレーは飲み物!」と声を上げ、一同「その通り!」との反応が。その後、美味しい!と声が出始め、おかわりーって!元気いっぱいでございます。

こちら、今回引率の先生方、意欲も食欲も満々でございまする。2日間、どうぞよろしくお願いいたします!

 

9月のまとめ、秋の訪れを感じております!

「やっと完成させました!子どもたち頑張ったんですよ!」とは6年生担任の先生。残暑が厳しかった9月、暑さ指数(WBGT)の数値が高くて朝のランニングが中止になったり、大休憩も室内で過ごすことが多かった中、6年生はこのパズル制作にチャレンジしていたとのこと。

ずばり円周率パズルです!手がかりは「3.141592...」で始まる数字の並びのみ。有志が集ってこつこつとつなぎあわせていったのだそう、お見事!

一方で、長倉の杜の風景も着実に変化してきております。子どもたちも時間を見つけては秋探し!にチャレンジしております。今一番の人気は栗の木。イガイガの中に実があって、手が届きそうで届かないところに実っていて、子どもたちの好奇心をくすぐります。先輩を頼る後輩、後輩を助ける先輩と、長倉小ならではの優しい時間が流れています。

3年生は理科の授業の一環として植物を育てよう!にチャレンジ中で、種をとる!を目標に毎朝水やりや観察をしています。ホウセンカは背丈がぐんと高くなって、ピーマンは赤くなるんですね。そして巨大になって威圧感が増したオクラ、オーガニックコットンは収穫の時期を迎えています。

やまなし学級ではカボチャの収穫が進行中!今年は豊作なんだとか。また職員室で売り出してひと儲けでしょうか?

見学学習でさらに仲良しになった1・2年生は、昆虫採集にもチャレンジ!でも虫さんたちの動きがすばしっこくて、かごの中は毛虫が多かったのだとか...。

ヘチマにカリンに、間もなく収穫するでありましょうサツマイモ、そして長倉田んぼで米づくりにチャレンジしている5年生も稲刈りの日を心待ちにしているところです。

まさに収穫の秋。そして本日29日(金)は中秋の名月でございます。先日の給食でお団子をいただきました。今夜はウサギの餅つきを観測しながら9月までのがんばりを振り返って、10月からのチャレンジに思いを巡らせてみてください。

学校は日々の授業を大事にしながら、10月14日(土)開催予定の学習発表会へと進んで参ります。大切な行事ですね。引き続き健康第一!で明るく前進して参りましょう!

3校合同交流会を開催しました!

9月12日(火)のことになります。やまなし1組・2組の子どもたちが、湯本一小と湯本一中の子どもたちと、恒例の交流会を開きました。「今日は長倉小が会場だから、しっかりとおもてなししなくちゃね!」と声をかけるとご覧のポーズ、張り切ってますね!

開会式の練習も行って準備万端!といったところでしょうか。

そして、おはようございます!ようこそ長倉小学校へ!とお出迎えをして開会式へ。一人ひとり自己紹介をしました。緊張する!と言いながらもお互いに「よろしくお願いします!」を伝えることができました、拍手!

それでは交流会を始めます!ということで3校の子どもたちが混ざり合ってのチームづくりへ。1分間じゃんけんでアイスブレイク。それだけでもご覧の表情でございます、本当に楽しそう!

その後、チーム対抗で「アニマルスプーンリレー」「くつとばし」「BIGオセロゲーム」「紙飛行機づくりと飛ばしっこ大会」にチャレンジしていきました。お互いあまり無理を強いない優しいかかわり合いがGOOD!その中でも中学生のリーダーシップはお見事!小学生同士でも後輩に頼りにされ嬉しそうに接する先輩の姿が素敵!学校間の垣根を越えた交流がどんどん進行していきました。

あっという間の3時間。得点結果の発表では「見事A班が優勝!」となりましたが、子どもたちにとっては「お友達ととっても楽しく過ごすことができてよかったです!」と、点数よりも交流会そのものの方にこそ価値を見出していたご様子、恐れ入りました!

最後に再会を約束して閉会となりました。本校の子どもたちに「おもてなしできた?」と聞いてみたところ、「あ、夢中で忘れてた!」とのこと...。とは言え、湯本一小・湯本一中の皆さんも含めて充実した時間を過ごすことができ、交流会は今年も大成功!でございました。子どもたちの貴重な学びの機会を準備してくださった各校の先生、支援員の皆様にも感謝申し上げます!

見学学習、5年生編

最近、イノベーター(革新者)になる!という野望を抱き始めた5年生、グローバル企業の日産自動車いわき工場とかつて日本の産業を支えた常磐炭田の様子を今に伝えるみろく沢炭鉱資料館を訪問させていただきました。まずは日産いわき工場へ。最先端のクルマづくり・エンジンづくりについてご説明いただきましたが、やはりものづくりの基本は職人技!

工業高校さながらのものづくりを体験させていただき、安全!信頼!の意味についてご教示いただきました。

こらこらそこの小学生諸君、無免許運転でしょ!

続いて、内郷地区の弥勒沢へ。ここは石炭発見の地であり、炭鉱とともに歩んできた本校のルーツでもあります。館長の渡辺先生やいわきヘリテージ・ツーリズム協議会遺産案内人の菅野先生をはじめとする皆様にお世話になりました。まずは、実際に手掘りをしていた頃の’穴’へ。今でも石炭が露出しています、お~すげー!

それでは石炭を燃やしてみましょう!ということで着火。わくわくしていた子どもたちでしたが、石炭を燃やし始めると「うぇ~!」と悲鳴を上げて...。そうなんです、石炭は一度燃えてしまえ気になるのは煤くらいなのですが、着火時は何とも言えない匂いが発生するんですね。「むがしは、火をつける仕事は子どもの仕事だったんだ!」便利な時代になったことを実感しましたね。 

続いて、炭坑内での明かり=カンテラの学習。アセチレンランプの仕組みはまさに化学のお話でございました。それが電池式となって...というご説明。「昔の人ってすごいな!」と先人の発想・知恵に感心しておりました。資料館内の展示はすべていわき市の文化財、お宝!子どもたちにお宝=ホンモノと直接出会わせることの大切さを再確認いたしました。しっかりメモを取っていましたね!

内郷地区は先般の台風13号で災害が起きた地域でもあります。直後にもかかわらず、私たちの学習を中断させず、受け入れてくださった皆様に感謝申し上げます。5年生は、これからもう少し炭鉱について深堀していく予定です。

見学学習、3・4年生編

中学年の見学学習の出発もお留守番の教頭先生へ、元気に「行ってきまーす!」と。

まずは古民家や古道具等、古き良き時代の暮らしを体感できるいわき市暮らしの伝承郷へ。「いらっしゃい!」と職員さんたちが温かく迎え入れてくださり、子どもたちの学びを支えてくださいました、いつもありがとうございます!

4年生は社会科で「昔の道具調べ」を学習済み&昨年も訪問したので後輩たちを導きながら積極的に活動を。「あっ!とんがらし!」と声を出して、国語科「ごんぎつね」に出てくる「百姓家のうら手につるしてあるとんがらし」を思い出したご様子。3年生は社会科の予習として貴重な体験の機会となりました。

ひと通りのご説明を頂いた後は、お待ちかねのフリータイムでございます。「欲しいものがなければ自分で作りっせ!」って声が聞こえてきそう。外で中で思い切り遊ぶ!いや学習に専念する子どもたちでございます。

真剣勝負!

なぜアイロン?

帽子にバッタ!秋ですね。

茅葺き屋根の古民家と生業を実感できるお庭をフルに活用して「楽しかった!」とのことでございます。お弁当タイム、いつも以上に「美味しい!」の声が聞こえてきました。

続いて、南部清掃センターでございます。3年生は、まずは近代的な建物・設備に驚いた様子。こちらも昨年訪問させていただいた4年生は、「おー!今年は中央管制室にも入れたぞ!」と大喜びをした一方で、そこから見たクレーンが運ぶゴミの種類を観察して、「ごみの量が凄い!」「ごみの中身も凄すぎる!」と面白さを通り越して、環境問題にも思いを巡らせておりました。職員さんの解説もとても分かりやすく、子どもたちは積極的に質問もして、教科書から飛び出した学習を展開することが出来ました。

先生方、「遊び一つとってもできるようになるまでチャレンジしたり、お話を聞きに行ったりして積極的でした!」「教頭先生に言われことを守って、あいさつ等の礼儀やマナーを意識して活動できました!」とのこと。アクティブな3・4年生、目的指揮をしっかり持って、頭を使い、体を使い、心もフルに動かした一日となりました。どんな学びをしたのか、学習のまとめが楽しみでございます。

見学学習、1・2年生編

6年生が劇団四季のミュージカルを鑑賞した15日(金)、5年生以下の子どもたちは市内各所を訪問させていただき見学学習を実施しました。1・2年生の低学年チームは、アクアマリンふくしまと小名浜吹松公園へ。先輩の2年生が音頭をとって、お留守番の教頭先生に「行ってきまあーす!」と元気に挨拶をして出発しました。大きなバスでの遠出、特に1年生は嬉しそう!

アクアマリンでは獣医の平先生にご講義いただきました。「お魚に与えるお薬は人間と同じものなんだよ」に「え~!」という反応!「シーラカンスは人間が出したプラスチックごみを食べてしまって大変なんです」とさりげなく海洋ごみ問題のお話もしてくださいました。

水槽で最も人気があったのは人間!だったとのこと。水槽をお掃除するダイバーさんです。カワウソは人気者ですね。また、イワシの群れに学習したスイミーの姿を重ねていたり、チンアナゴにちょっかいを出してみたりと、館内の隅々まで楽しく見学活動をしていました。

移動するときは手をつないで、みんな仲良しなんです。それでは吹松公園へ...と、ここで雨が降り出してしまい、急遽学校に戻る判断をいたしました。とは言え充実した表情で帰ってた1・2年生、お弁当は体育館にて。いつもと違うシチュエーションで予想以上の笑顔を見せてくれました!

「一生懸命メモをしながら活動していて成長を感じました!」とは2学年の先生。1学年の先生は「お魚や動物たちを見て、学校とはまた違った表情を出していて楽しそうでした!」とのコメント。天気はあれでしたが、その中でも充実した見学学習となってよかったです。この日の出来事をどんなふうに日記にまとめていくのでしょうか?楽しみですね。

鑑賞教室2023、演劇の世界を堪能!

今年の鑑賞教室は9月19日(火)、劇団らくりん座をお招きして開催しました。らくりん座の皆様には昨年もお越しいただきましたので、2年生以上の子どもたちは「今年は何かな?」と。1年生も劇場と化した体育館のステージ下特等席でわくわくそわそわと。

今回上演していただいたのは「いっしょにいこうよ」でございます。うぃー!うぃー!と声を上げて、人間にこき使われ続けてきたご高齢のロバ。実は歌う才能があることに気付かされて一念発起!自由と希望の国と評判のブレーメンを目指して旅するというストーリー。

途中で、同じようにご高齢ということで、人間から酷い扱いを受けていたイヌ、ネコ、ニワトリと出会っていきます。それぞれ音楽的センスに秀でていることが分かり、4匹でバンドを組むことに。子どもたちは、「向こうの方に!」のセリフに踊らされて後ろの方を向いてみたり、照明の効果に驚いたりしながら、物語の世界にぐんぐん引き込まれていきました!

ラストはお互いの絆をさらに強くし、大きな自信をつかんでのバンド演奏。子どもたちも自然と笑顔になって手拍子を!中には歌を口ずさむ様子も。そして会場は、前向きな気持ちで一つになりました!

お礼の言葉は6年生。「昨年とまた違った内容でよかったです。いいなと思ったのは、仲間を集めて歌を歌ったシーンです。学習発表に向けてのお手本となりました」と自分の言葉でお話くださいました、拍手!本校の「育てる4つの力」を発揮している姿を直接体感する機会となりました。

演劇の世界は詳しくはないのですが、4匹がそれぞれ楽器を手にして4部合唱で生演奏する姿。これはひょっとして俳優さん自身のチャレンジだったのではないでしょうか?役を演じることを通して自分の可能性を広げ、協働で物事を創造していくプロセス!それが演劇の世界の魅力なのでしょうか。らくりん座の皆様、ステキな時間をありがとうございました。

劇団らくりん座のご紹介はこちら
https://rakurinza.com/

2・5年生、演劇ワークショップ始まる!

2年生と5年生を対象にして昨年から始まった演劇ワークショップ。今年は2年生3回、5年生5回シリーズで実施します。9月12日(火)は各学年の第1回目。こちら2年1組の様子を紹介。

本日の講師は、舞台演出家でありワークショップファシリテーターの第一人者わたなべなおこ先生(なおちゃん)と俳優の榊原毅先生(ばらさん)。二人と出会った子どもたちは、早速養生テープをもらって四角いスペースづくりへ。何だか分からないけど指示された通りに子どもたちはノリノリで楽しそうに活動していきました。

「はい完成!ここが今日の演劇のステージです!」とのこと。えっ、このステージで何をするの?と興味津々の子どもたち。「今日は、このステージで何かに変身してもらいます!何をしているか分かった人は手を挙げてくださいね!」ということで、まずはなおちゃん先生がお手本を。ステージに入った瞬間、何かに変身!そのリアルな演技、さすがホンモノの演出家!さて、なおちゃん先生は何に変身したのでしょうか?

ステージから出て素に戻ったなおちゃんチャン先生。「何に変身したかわかった人!」の呼びかけに、答えたくて仕方がない子どもたち。「それでは全員で!」ということで、大きな声で猫!と回答、「大正解!」をいただき大喜びとなりました。

ばらさん先生も負けじと本気の変身でございます!

答えは「ロボット!」。これまた動きのリアルさに子どもたちも大喜びでございました。「それでは演技してみたい人は?」となりまして、子どもたちは次々と手を挙げて変身していきました。それぞれ何に変身したか分かりますでしょうか?

「猿」から始まり、「かわいい犬」「アザラシ」「うちの騒がしい犬」、中には「新幹線!」に変身した児童もおりまして、演劇ならではの変身っぷりにみんな笑顔になりました。演技の途中で何に変身したかに気付いて、おいでおいでと呼び掛けたり、餌をあげてみたりと’即興’が加わっていって、それも含めて演技を発展させていく子どもたち、お見事でございました! 

そしてこのワークショップの大事なところ。それはホンモノの表現の世界で活躍しているお二人からホンキのコメントをいただけるところ。それぞれ演技が終わったときに、見ていた子どもたちの意見も引き出しながら、一人ひとりのよさや輝いていたことをどんどん見つけて、伝えていってくださいました。言われた子どもたちはもうそれはそれはニンマリでございます。自己理解を深め、互いの個性を認め合うことに大いにつながっていることを実感しました。

ということで45分はあっという間に過ぎてしまい、最後は一本締めで終了。ネームシールをばらさん先生に貼り付けて、子どもたちはにぎやかに教室に戻っていきました。また次回ね!

この演劇ワークショップは、昨年、子どもたちの声が小さいな、コミュ力が弱いな等、コロナ禍による「失われた体験の機会」を克服しよう!との願いの下で実施。その結果、やり抜く力や協働性といった非認知能力に効果がありました。今年は、本校の育てる4つの力の育成へとシフトチェンジ!回数も増やして実施して参ります。

図書館ボランティアの皆様による読み聞かせ、3年生編

9月12日(火)、いつもは本校自慢の学校図書館内にある畳の部屋で行われる「おはなし会」ですが、残暑が厳しいので、今回は涼しいお部屋で開催しました。本日のラインナップはこちら。早速、大型絵本「おまえうまそうだな」の始まり始まり!でざいます。

草食恐竜アンキロサウルスの赤ちゃんの勘違いで始まる肉食恐竜ティラノサウルスとの物語。最後、ティラノサウルスが静かに立ち去るシーンはじつに切なかったですね。子どもたちは口を開けて物語の余韻に浸っておりました。

次に「きょうりゅうの大きさ」。自分の背丈をベースに大小さまざまな恐竜とのサイズを比較。「3年生くらいになるとだんだん長さとか広さに興味をもつようになるからね」とはボランティアさんのお言葉。その通りでございました。これまでの3年生なら、でけー!とかおっかねー!とか言って大きなリアクションをしていたのですが、今日の3年生はじーっと絵本を見て、頭の中で大きさ比較をしている様子がうかがえました。

「どんぐりたろうの木」の「どんぐり」に子どもたちは反応。学校にあるよね!これから落ちてくるよね!と言いながら改めて自然の営みに目を向けることができました。そして親子の絆、親の子に対する思いや願いについて理解を深めることができました。

紙芝居「なんにもせんにん」は、ボランティアさん3人による協働でございます。「みんな、怠け者になってはダメよ!」というボランティアさんのメッセージですね。

本日ラストは「ホネホネ絵本」でございます。このテーマ3年生の好奇心をくすぐりますね。途中「頭の骨だけ隙間がなくて真っ白だ!」という子どもたちのつぶやき。それに対して「なんでだと思う?」というボランティアさんの返しがお見事。子どもたちは思考を働かせて「やっぱり脳みそが一番大事だから!」と答えていました。ここでボランティアさんが答えを言ってしまったら子どもたちの脳みそは動かなかったことでしょう。流石でございます!

そして「人の骨の数は何本でしょうか?」の質問にあーだこーだ答える子どもたち。「正解は206本よ!」の解説にこの表情!そんなにあるのか?と自分の手やお友達の顔を見合いながら議論しておりました。

今回もボランティアさんは3年生の成長段階に合わせた深イイお話を取り上げてくださいました。まさに心のビタミン!ありがとうございました。学校図書館前の掲示板も秋バージョンに模様替え。涼しい秋はもうすぐそこまで来ていると思うのですが...。