こんなことがありました

鑑賞教室2023、演劇の世界を堪能!

今年の鑑賞教室は9月19日(火)、劇団らくりん座をお招きして開催しました。らくりん座の皆様には昨年もお越しいただきましたので、2年生以上の子どもたちは「今年は何かな?」と。1年生も劇場と化した体育館のステージ下特等席でわくわくそわそわと。

今回上演していただいたのは「いっしょにいこうよ」でございます。うぃー!うぃー!と声を上げて、人間にこき使われ続けてきたご高齢のロバ。実は歌う才能があることに気付かされて一念発起!自由と希望の国と評判のブレーメンを目指して旅するというストーリー。

途中で、同じようにご高齢ということで、人間から酷い扱いを受けていたイヌ、ネコ、ニワトリと出会っていきます。それぞれ音楽的センスに秀でていることが分かり、4匹でバンドを組むことに。子どもたちは、「向こうの方に!」のセリフに踊らされて後ろの方を向いてみたり、照明の効果に驚いたりしながら、物語の世界にぐんぐん引き込まれていきました!

ラストはお互いの絆をさらに強くし、大きな自信をつかんでのバンド演奏。子どもたちも自然と笑顔になって手拍子を!中には歌を口ずさむ様子も。そして会場は、前向きな気持ちで一つになりました!

お礼の言葉は6年生。「昨年とまた違った内容でよかったです。いいなと思ったのは、仲間を集めて歌を歌ったシーンです。学習発表に向けてのお手本となりました」と自分の言葉でお話くださいました、拍手!本校の「育てる4つの力」を発揮している姿を直接体感する機会となりました。

演劇の世界は詳しくはないのですが、4匹がそれぞれ楽器を手にして4部合唱で生演奏する姿。これはひょっとして俳優さん自身のチャレンジだったのではないでしょうか?役を演じることを通して自分の可能性を広げ、協働で物事を創造していくプロセス!それが演劇の世界の魅力なのでしょうか。らくりん座の皆様、ステキな時間をありがとうございました。

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https://rakurinza.com/