こんなことがありました

6年生、いざ修学旅行!

11月10日(金)、6年生は修学旅行で首都東京を訪問してきました。誰もが楽しめる旅行とするためにみんなで話し合って決めた約束事がありまして、まずは行きの車内、高速道路に入るまでは静かにして、高速道路に入ったら少し元気を出して...と、確認し合う姿がありました。また、車内レク係がいろいろなクイズ?難問?で楽しい旅行へと導いてくれました。

最初の訪問先は国会議事堂。添乗員さんの国会クイズ「これから見学する衆議院は建物の右?左?」等々に見事正解を重ねていて、社会科の学習が予習となっての訪問となりました。国会議事堂のてっぺんはダンスホールだということに驚きましたが...。

衆議院本会議場では熱いまなざしで隅々まで見渡し、「教科書と同じだ!」「重々しい!」「法律決めるところですよね!」と感嘆の声をあげながら貴重な学びをしました。

周囲の何々省の建物と大きなカバンを手に忙しそうに歩き回る方々をじっと見つめる子どもたちに、「将来、ここで日本の国づくりをしてみてよ!」と声を掛けてみたところ、意外と否定しない子どもたちでございました。「先生の給料上げてね!」には「その前に国民の生活です!」ときっぱり。頼もしい?!

バスに乗車してオフィスビルや倉庫群等アーバンチックな景色を楽しみながらのお弁当タイム。箸で橋(レインボーブリッジ)を指し示しながら...。

続いての訪問先は、日本未来科学館。担任の先生が、「子どもたちに世界最先端のサイエンスに触れさせたいんです!」という熱い思いをもって訪問しました。がっ!早々にサイエンスなお土産コーナーに向かう子どもたちでございました。「いやいや、まわりを見て見ようよ。外国人旅行者がわざわざここにやってくるってことはさー、それだけ価値あるところなんだぜ!」と話をしたら、ではでは!と常設展示コーナーへ。

体をすり抜けるニュートリノ、手作り感満載のロケットエンジン、宇宙ステーションのプチ体験等にもっともっと触れて欲しかったですけど時間が足りなかった?動かなかったですけどAI人型ロボットには興味津々でございました。

そしてもう一つの訪問先、東京スカイツリー。奇跡的に雨は上がって、フロア350からの眺め。写真にはうまく写らなかったのですが、高い!怖い!どこまでも街だ!と期待を裏切らない絶景を楽しみながらぐるぐるしていました。東京に出張中の先生も合流してくださるという嬉しいサプライズもあって、楽しい時間を過ごしました。

フロア340のガラス床。平気!大丈夫!とは言っていたものの、わたしがジャンプして乗ろうとしたら、やめて!その体重じゃあ無理!の声が...。

お買い物コーナー。通りかかった外国人の方が、「かってあげーるよ!」とガチャを買ってくださいました。この場をお借りして御礼申し上げます。という出来事もありましたが、改めて周囲を見渡すと外国人旅行客が多いことに気付きまして、子どもたちは国際都市東京を実感した次第でございます。

子どもたちの願いと担任の先生の思いをベースに旅行会社の方々と協働で実現した修学旅行、全員の心が一つになっていたので、次はどうするの?何をするの?という声が全く聞こえなかったことがとても印象的でした。常に場を仕切っていた班長さんご苦労様でした。班長をフォローしていた皆さんも素晴らしかったです。大きく成長した子どもたちの姿をたくさん見ることが出来て嬉しかったです。

また、見えないところで子どもたちの活動を導いてくださった添乗員さん、渋滞情報と格闘しながら時間通りに子どもたちを運んでくださった運転手さん、私たちのフォローまでしてくださったカメラマンの武藤さんにも感謝でございます。

とは言え、これで修学旅行は終わりではございません。事後学習もそうですが、まだやり残したことがあると思いますので、それはそれで後日考えて参りましょう!