出来事
6年生、家庭の交通安全推進委員へ!
4月17日(月)、新しい一週間がスタート。年度初めの大事な時期です。子どもたちに寄り添って参りましょう!21日(金)には、授業参観、学級懇談、PTA総会が予定されていますので、保護者の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
さて14日(金)のことになります。本校を管轄するいわき中央警察署常磐分庁舎の佐藤祐紀普巡査部長がお越しになり、6年生に対して「家庭の交通安全推進委員」の委嘱状を交付してくださいました。
代表児童は、委嘱状に書かれてある次のことを読み上げ、力強く「実行します!」と宣言しました。
「1 交通のきまりを守り、みんなのお手本になります。」
「2 車に乗ったら必ずシートベルトを着用します。家族のみんなにもシートベルトやチャイルドシートの着用を呼び掛けます。」
「3 弟や妹、おじいさん、おばあさんなど、みんなに交通のきまりを守るよう声を掛けます。」
「4 自転車に乗る時は、ヘルメットをかぶるよう心掛けます。」
加えて、3名の6年生が自分事として受け止め、自転車を乗る際のヘルメットの着用、注意し合うことの大切さやシートベルトの重要性について思いを語ってくれました(「自分の意見を見つける力」を活用しましたね!)。
その後、佐藤巡査部長より、①下級生や兄弟姉妹のお手本へ、②もし交通ルールを破りそうになったら勇気を出して注意しましょう、③大事な家族にも呼びかけましょうとのお話があり、6年生は、そうだよね!大事なこと!と頷いていました。
さて、ホンモノとの出会いのコーナー!ということで、式後、昨年に引き続きになりますが、佐藤先生から、改めて今年の6年生に対して、警察官を志した経緯や警察官の魅力・やりがいについてミニ講話をしていただきました。
佐藤先生は、もともとは北海道の警察官でしたが、平成23年の東日本大震災で福島県警察に助っ人として参上して1年間お務めになられたとのこと。北海道に戻られた際「自分は被災地のために、この1年で何ができたのだろうか?」「もっと寄り添うべきなのではないか!」という問いを持つに至り、「福島県の警察官になろう決心し、警察官の採用試験を受け直し、合格して現在に至っています」とのこと。「人のために役立つ仕事は警察官だけではないけれど、一番困った人に寄り添える仕事は警察官だと思います!」とお話しくださいました。
皆さん、どう感じましたでしょうか?子どもたちも教室に戻る道すがらあれこれ語り合っていましたが、ものすごく深い学びを得ることができたのではないでしょうか。また、私たちは佐藤先生のように熱い思いをもつ方々によって支えられていることを改めて感じました。ありがとうございました!
新たな絆!校外子ども会を開催しました。
4月14日(金)、学校がスタートしておよそ一週間が過ぎ、今年度第1回目の校外子ども会を開催しました。本日の会の目的は、登校班を再確認して、安全な登下校ができるようにすることです。
会は、まず各登校班の班長さんが、1年生をお迎えに行くことからスタート。ご覧の通り、下級生を優しく導く先輩と、先輩を頼る1年生、新たな絆がすでに築かれている様子を垣間見ることができました。
各地区の会では6年生が中心となって、「集合は大丈夫ですか?」「歩く早さは?」「危ないところは?」等について意見交換を行いました。中には、危険箇所を地図で確認する班や、1年生だけでなく低学年のことを考えて並び方を変えた方がよいのでは?という意見が出て、早速歩く隊形を確認をする班もありました。6年生が大活躍していたのがとても印象的で、早くも頼もしさを感じました。「卒業した6年生がそうしていたんで...」と答えてくれましたが、長倉小のよき伝統がしっかり引き継がれていることを再確認することができました。
そして校庭に集合して交通講話。「登下校の際、地域の方にしっかりあいさつをしましょう!あいさつをするには顔を上げて周囲をよく見ることが大事。それは交通安全にもつながります。そして交差点では必ず止まって左右の確認をしましょう。これからの下校時、早速実践してください。班長さん、先頭でぜひお手本を見せてくださいね!」
6年生代表によるあいさつで一斉下校へ。広い校庭いっぱいに「さようなら!」の大きな声が響き渡りました。また来週、安全に元気に登校してください!
本日もう1つのEpisode。下校時、横断歩道を渡る子どもたちの様子。最初に赤色帽子の班長さんがドライバーさんに会釈をして、続く後輩達も順々に会釈をして渡っていきました。当たり前と言ってしまえばそれまでですが、感謝の思いを伝える美しい風景ですね。しかも下級生にとって、先輩の行いは、私たちが指導するよりも効果絶大なのでございます。先輩、お見事!
週末に美しい風景を見ることができ、来週へのわくわく感が高まって参りました。長倉小2023、好スタートを切りました!
1年生、はじめての給食の感想は?
4月12日(水)、1年生の給食がスタートしました。メニューはこちら。今年も「おいわい いちごゼリー」がありましたね。
少し早めに準備を開始して、担任の先生から、マナー等も含めてみんなで楽しく食事ができるようにとミニ講話。みんなしっかりと聞いていました。
そして「いただきます!」ということで実食!自然と笑みがこぼれていましたね。
余談ですが、意外と牛乳を飲むまでのプロセスはハードルが高いなぁと思いました。子どもたちは、牛乳パックについているストローを取り出して、パチンとなるまで伸ばして、牛乳パックのストロー差込口のふたをはがして、ストローを入れて、やったー!と喜びすぎて牛乳パックをギュッと強くつかむと牛乳が噴射してしまうので、そっと手に持って飲んでいるんですね。牛乳パックをストローで飲むのは初めてという子どもたちも結構いましたが、上手に飲んでいました!
食事後の子どもたちの声。「美味しかった」「うまかった」「楽しかった」「ゼリー!!」「お腹いっぱいで牛乳残しちゃった」「スープおかわりしました」「明日も楽しみ!」とのこと。
そして本日、メインは給食の王道「カレーライス」でございます。配膳も自分たちで行っています。校舎内は食欲をそそる香ばしいかおりが漂い始めています。
毎日の給食、どの学年もぜひ楽しい時間として参りましょう!
デニス先生、今年度もよろしくお願いいたします!
4月12日(水)、外国語指導助手(ALT)のデニス先生が来校。昨年に引き続き、週に1日程度お世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。外国語活動の授業が加わった3年生、早速デニス先生との授業が始まりました。今日は各国のあいさつを学び、実践し合うことからスタート。
授業の後半は「英語でじゃんけん」。お手本を担任の先生と実演、Rock, paper, scissors!one, two, three!そして、勝った負けたのリアクションが誠に素晴らしく、息の合った名コンビ誕生!でございます。
素敵なお手本を見た子どもたち、いざ実践!あちらこちらで Oh! とか Oh no! とか言いながら楽しく英語を活用していました。
中にはデニス先生に果敢にチャレンジする兵も...。2年生の3学期にデニス先生と交流してきていますので、スムーズに、そして伸び伸びと外国語活動の授業をスタートすることができました。
英単語だけに注目するのではなく、表現も含めてコミュニケーションを図る土台づくりをこれからも進めて参りましょう。
下校時、デニス先生は必ず昇降口までやってきて、子どもたちを見送ってくださいます。デニス先生が発する「see you!」というホンモノの英語の発音に魅せられて、子どもたちは真似をして「see you!」「see you!」を連発しながらどこまでもどこまでも楽しそうに歩いて行きました。
そう言えば、本校で最も背が高いのはデニス先生でございます。なんと194cm!とのこと。昨日のホームページの内容を訂正させていただきます。
身体測定実施中!
はじめに2枚の写真をご紹介!
4月11日(火)、朝の下駄箱、美しいですね!靴をきちんとそろえて収納すれば、次に履く時には当然スムーズに靴を出すことができます。着替えをして服をしまう時、鞄や机の中の物をしまう時、トイレのスリッパを脱ぐ時等々、目先のことばかりにとらわれず、先々を考えて丁寧に整理整頓できる人への成長はみんなが願うところではないでしょうか。今朝は、全員が実行していたところを目撃することができて嬉しい気持ちになりました。或いは、気付いた誰かがみんなの靴をそろえたのでしょうか...、それはそれで感謝感謝でございます。そして私たち大人から率先垂範ですね!
さて、先週から保健室では身体測定ということで、身長と体重の測定を実施しています。1年生はやや緊張気味のご様子。保健の先生から「肩の力抜いていいんだよ!」と声をかけてもらう場面も。
上級生は慣れたご様子、スムーズに進行していました。「よかった!」「やった!」という声も。「半年前に比べて...」と報告してくれる児童もいましたが、それだけ自分の体の成長に関心があるということなのですね。大切なことです!
開始前、養護教諭は各学級毎に保健に関するミニ講話を行っていました。その中で、身体測定の目的とともにこれから始まる諸検査の重要性をわかりやすく解説してくださいました。毎日を楽しく幸せに生きていく土台となる健康な体づくり、これからも定期的に声をかけて参りましょう。
ちなみに、本校の身長の最高記録はご覧の通りです。昨年より0.1mm伸びました(靴下の分?)。
2週目のスタート!1年生編
今朝の1年生のロッカー、美しいですね。登校後の荷物整理、パーフェクト!その後の朝の会での立ち姿、こちらも美しいですね。さわやかに「お早うございます!」で一日をスタートさせていました。
連絡帳の扱い方等をレクチャーしていました。分からないことや困ったことはすぐに先生に申し出てきて確認していました。
その後は外に出て、遊具を使った楽しい時間。新しいお友達はできたでしょうか?
生活スタイルをつくっていく大事な時期ですね。大人の事情もありますが、子どもたちのお話を聞き入れて、一つひとつ丁寧に取り組んで参りましょう!
2週目のスタート!
4月10日(月)、少し肌寒い中ではありましたが、清々しい青空のもとで新しい一週間がスタート。1年生は水曜日からいよいよ給食がスタートします。2年生以上は友達や先生との出会い直し。新鮮な気持ちを大事に過ごして参りましょう!
さて、本日は、登校後の朝の生活の様子をご紹介。毎朝「体を鍛える」を合い言葉に、子どもたちは元気いっぱい校庭を走っています。その後は教室での「心を鍛える」「頭を鍛える」を合い言葉にした活動へ。月曜日と木曜日は読書タイムに励んでいます。
読書タイムは、学校中が静寂に包まれます。その後の授業のアクティブさにつながる大切な時間となっています。
赤い帽子と白い帽子、そして黄色い帽子と。
4月7日(金)、1年生が加わっての初めての登校でございます。白い運動帽をかぶっての登校ですが、赤色帽子は登校班の班長・副班長さん、黄色の帽子は1年生です。1年生の隣に寄り添いながら、あるいは間に1年生を入れてと、安全を第一に考えて登校して参りました。上級生もきっとそうやって先輩に導かれて登校してきたのでしょう。
さぁ1年生を昇降口まで案内しよう!ということで、1年生の昇降口がある東昇降口まで手をつなぎ、1年生の歩くスピードに合わせながら一歩一歩前進!これも先生方に指示されたのではないとのこと。上級生から代々受け継がれてきた長倉小学校のよき伝統ですね。1年生は安心して昇降口へと入って行きました!
1年生は来週11日(火)まで11時下校。今日のラストは帰り方の練習、「車に気をつけて帰ります。さようなら!」ということでお疲れ様でした。また来週元気に登校してきてくださいね!
祝・ご入学おめでとうございます!
4月6日(木)午前10時より、新入生26名の入学式を執り行いました。PTA会長様を来賓としてお招きし、在校生を代表して6年生が出席しました。
ちょっと緊張しながらもしっかりとした足取りで入場してきました。みんなで盛大に拍手!
校長式辞より。「26名の新1年生の皆さん、入学おめでとうございます。長倉小学校はとても楽しいところです。この大きな体育館、たくさんの教室がある校舎、そして広い広い校庭で、みんなで伸び伸びと遊び、歌い、勉強していきましょう。今年は、春の訪れが早いようですね。自然豊かな長倉の杜では、チューリップなど色とりどりの花とともに、木々は緑色の若葉が出始め、小鳥たちがさえずり、皆さんの入学を祝ってくれています。このお祝いの日を忘れないでください。
さて、私から1年生の皆さんに、お願いしたいことが3つあります。
1つめは、いつも元気いっぱい、あいさつと返事をすること。
2つめは、お友達や先生、そして家族とたくさんお話をすること。
3つめは、交通事故に気をつけること。
この3つのことをしっかり行って、一日一日を大切に過ごしていきましょう。」
6年生代表児童による歓迎の言葉です。「皆さんのきらきらした顔を見ると、私もとても嬉しく思います。長倉小学校には、素敵なところや楽しいことがたくさんあります。1つめは、自然がたくさんあること。私のお気に入りはドリームトンネルです。季節が変わると葉っぱの色が変わって、とてもきれいですよ。2つめは、私が一番わくわくする見学学習。学校の外にみんなで出かけて、調べたり学んだりする行事で、そのわくわく感がたまりません。3つめは、友達がたくさんできることです。新しく出会う友達と仲良くなってすてきな1年生のクラスにしてください。分からないことや困ったことがあったときは、いつでも声をかけてください!」
校長とPTA会長様から、教科書と黄色い帽子の贈呈です。明日から、この帽子をかぶっての登校、そして教科書をよれよれになるくらい使って勉強に運動にがんばってください!そしてPTA会長様からも温かいご祝辞をいただきました。
晴れて小学生へ、そして長倉小学校の一員でございます。ご入学、誠におめでとうございます!子どもたちの笑顔が素敵ですね!大事にして参ります!
令和5年度、転入職員披露式と始業式を実施しました。
4月6日(木)、登校した子どもたちは、進級して学年が1つ上になった新たな教室へ。教室の新鮮さを実感しながら、メンバーが変わらない学級、2つの学級が1つになった学級、担任の先生が異動した学級等々のさまざま事情を抱え、改めて担任の先生はだれになるの?といった雰囲気が漂っておりました。みんな今年もどうぞよろしく!
そして体育館へ入場。まずはこの春、本校に着任した先生方とのご対面。教頭先生を含め3名の先生方をお迎えしました。大学を卒業したばかりの新採用教員もいます。子どもたちとともにこれからの成長が楽しみでございます!
6年生代表の歓迎のことばより。「ようこそ長倉小学校にお出でくださいました。長倉小学校には自慢できるよいところがたくさんあります。また、私たち6年生が先輩方から引き継いだ伝統の鼓笛隊をお見せできるのを楽しみにしています。先生方との出会いを大切に、みんなで楽しく過ごしていきたいと思います。これからよろしくお願いします。」
引き続き、始業式へ。冒頭の学級担任発表では、どの学級も大きな歓声が上がっていました。「よろしくお願いします!」とさわやかなあいさつが素敵でした。新たな出会い、出会い直しの中で、各学級でどんなストーリーが生まれていくのでしょうか。
校長式辞より。「これから入学してくる26名の1年生を含めて児童数181名で、長倉小学校の116年目、令和5年度がスタートしました。どんな目標をもち、何にチャレンジしていきますか?準備万端ですか?毎日を明るく元気に生活していくために、次の3つのことを実践してください。1つめは、『あいさつと返事、そして靴をそろえること』です。2つめは『人やものを大切にすること、思いやりの実践』です。3つめは、今年度の長倉小学校で、特に大切にしていきたいことです。それは次の『4つの力』を伸ばしていくことです。『私の考えを見つける力・私を表現する力・仲間と高め合う力・チャレンジし続ける力』。これから、勉強や運動をしていく中で、この4つの力が伸びていくようにともにがんばっていきましょう!
改めて、私たちは皆さん一人ひとりを全力で応援していきます。皆さんも、今年の目標の実現に向けて、失敗しても、ミスをしても、あきらめないで、その先にある嬉しいこと、喜びをたくさん味わって、一日一日を大切に過ごしていきましょう!」
教科書授与は6年生代表へ。名前を呼ばれると大きな声で返事をしました。早速、呼びかけたことを実践してくれて嬉しかったですね。そして、最高学年6年生としての心意気とプライドを堂々と全校生に示してくれました。
ステージ上から子どもたち、そして先生方を見ていると、その目がとてもキラキラしていて、思わず写真を撮ろう!と呼びかけてしまいました。長倉小学校、令和5年度もわくわく感満載でのスタートでございます。はい、ポーズ!
令和5年度の初日の登校でのできごと!
4月6日(木)、令和5年度初日を迎えました。今年も青少年健全育成市民会議の皆さんによるあいさつ運動を実施していただく中、2年生以上の子どもたちが元気に登校して参りました。 黄色い帽子をかぶった子どもたちがいないなぁ...。あっ、2年生になったから紅白帽子に変わったんだね!急にお兄さんお姉さんになったようで驚きました。
3月に卒業した6年生、今日から中学1年生ですね。先輩も駆けつけてくれて、あいさつ運動に参加してくださいました。本当に後輩思いですね!
おや?どうした?なんで戻ってきたの?本校には昇降口が2カ所ありますが、進級して、どちらの昇降口だっけ?と迷ってしまったようで、重い荷物を手にしながら右往左往してしまいました。
「ごめんなさーいっ!」そんなさまよう子どもたちに、あいさつ運動に参加してくれた卒業生は、しきりに頭を下げておりました。「本当にごめんなさい。僕が間違った方の昇降口を教えてしまっていたんです!」とのこと。
いやいや、後輩思いのあなたのことは、みんな尊敬してますよ!「間違えた!」とすぐに申し出て、素直に謝ることができるお人柄、これからも大事にしてくださいね。そして、今日から始まる中学校での活躍で、さらに後輩達に元気をお与えください。朝早くから、本当にありがとうございました!
令和5年度、始業式・入学式の準備完了!
こちら4月4日(火)の様子。新2年生が育ててきたチューリップは満開でございます。春の陽気に誘われて、小鳥たちがさかんに鳴いております。
図書ボランティアの皆さんがお越しになり、掲示板を4月バージョンにしてくださいました。本校の自慢の一つの図書館。今年も大いに活用していきましょう!
そして本日、入学式の会場を作成しました。
明日はまず始業式、そして26名の新入生を迎えての入学式です。令和5年度の長倉小学校がスタート!どんな物語がつくられていくのでしょうか、わくわくしております。保護者の皆様、地域の皆様、関係者の皆様、今年度もどうぞよろしくお願いいたします!
令和4年度、離任式を実施しました。
3月28日(火)、桜の花が五分咲きとなった長倉の杜。今日は、転退職される7名の皆さんとお別れの会を開催しました。お一人ずつご挨拶をいただきましたが、お話の中心は子どもたちとのこと。どこまでも子どもたちのことを第一に考え、ともに過ごしてきた時間を大切にされてきたことがひしひしと伝わって参りました。
5年生児童が代表で感謝の言葉を述べました。お別れはつらいもの。でも、それをしっかりと受け止めて前進していく覚悟をしっかりと伝えてくれました。花束を渡す場面からは、涙を流す子どもたちも...。
久しぶりに対面形式での開催としましたが、やっぱり大事な時間であることを実感しました。何かの縁で偶然出会い、四季の移り変わりを一緒に感じ、成功も失敗も一緒に味わい、ともに勉強し、運動してきた子どもたちと教師が新たなステージへと進む日。笑い合い、涙を流し合い、語り合って、また一歩、お互いに成長する姿を見ることができました。
本校の校歌に「日輪は、さんとかがやく!」とありますが、旅立つ皆さんは「日輪」、まさに太陽として子どもたちを導いてくださいました。次の勤務地におきましても、健康を第一とし、新たに出会う子どもたちとともに「さん とかがやき」、大活躍されることをご期待申し上げます。本当にありがとうございました。
令和4年度、卒業証書授与式(続編)
卒業式を終えた6年生は教室へ。担任の先生と何を語り合ったのでしょう...。そしてお見送りの時間が来て、一度体育館へ。そこでは、子どもたちから担任の先生方へ一人ひとりが花束を手渡すというサプライズが。担任の先生の表情、一人ひとりに対して全く違っていましたね。それだけ一人ひとりを大事に、長い時間をかけて素敵な物語をつくってきたのでしょう。
在校生を代表して5年生がお見送りに参加してくれました。先導役を務めた彼のこの凜とした佇まい、素晴らしいですね。お世話になった先輩を僕が先導してしっかり送るんだ!という覚悟が表れていました、拍手!
放課後の校舎を見回りながら、ふと6年生の教室で足が止まってしまいました。私の頭の中では「今、別れの時、飛び立とう未来信じて、弾む若い力信じて...」と、先ほど6年生が演奏した『旅立ちの日に」がぐるぐるぐるぐるぐるぐると...。
卒業生26名の前途に幸多かれ!
令和4年度、卒業証書授与式(本編)
3月23日(木)、午前10時から体育館で、令和4年度卒業式を挙行いたしました。
「桜が咲き始めました。長倉の杜にも春の訪れを感じられるようになった今日この佳き日に、御来賓としてPTA会長様の御臨席を賜り、保護者の皆様と在校生代表の5年生が見守る中、令和4年度の卒業証書授与式を挙行できますことは、誠に喜ばしい限りであり、皆様に深く感謝申し上げます。」
「ただ今、呼名されました本校創立115年目の卒業生26名の皆さん、卒業おめでとうございます。とうとう卒業の日がやってきましたね。まさに、6年生の学級通信の名前の通り、一人ひとりが、或いは26名が一枚岩となって『躍動』した一年でした。それは、皆さんが、二つの学びを得たからだと私は思います。
一つは、友達とのいさかいや争いごとを乗り越えて、『自分の考えを相手に押しつけて対立する』よりは、『それは相手の個性だとして受け入れて、話し合い、協力し合った方が楽しい生活を送ることができる』という学び。
もう一つは、自分がやりたくないと思ったことに対して、『言い訳をしてやらないでいる』よりも、『やってみた方が大きな充実感や達成感を味わうことができる』という学びです。」
「中学校生活でも、二つの学びを生かして、皆さんらしく、何事も果敢にチャレンジしていくことを期待します。自分が決めた人生を歩み、躍動し続けていくことを願っています。」
令和4年度、修了式を挙行!
3月23日(木)、午前8時30分から体育館で、令和4年度修了式を執り行いました。
1年生は、4月からは2年生となります。これからもおうちの人や先生方とたくさんお話をして、自分だけでできることをどんどん増やしていきましょう。
2年生は、4月からは中学年、6校時の日が増えます。学習した時計の読み方を生かして、春休みは時間の使い方の練習にもチャレンジしてみてください。
3年生は、小学校生活も折り返しです。委員会活動やクラブ活動も始まります。これから学校の真ん中からもっともっと活躍していきましょう。
4年生は、4月からは高学年の仲間入り。「太閤千代しだれ桜」の苗木が生長していくように、皆さんもすくすくと成長していきましょう。
5年生、6年生からの鼓笛の引継ぎでは、「みんなで心を一つにしてチャレンジし続ける」という長倉小の伝統をしっかりと受け継ぎました。116年目の長倉小学校で、6年生がどんな活躍を見せていくのか楽しみにしています。
「心を鍛え、頭を鍛え、体を鍛えよう」を合い言葉に、「小さなことを積み重ねていこう!」と呼びかけてきましたが、皆さん本当によく頑張りました。大きく成長しました。一緒にチャレンジしてきた周りにいるお友達、先輩、後輩、そして先生方と拍手で称え合いましょう!
4月6日、スタートダッシュをきることができるように準備を始めてください。そして、新しい1年生が入学してきます。お兄さん・お姉さんとして、優しく、親切に、迎えてあげてください。一年間、子どもたちを支えてくださいましたご家族、地域の皆さま、先生方にも改めて感謝申し上げます。
長倉の杜、桜開花宣言!
3月23日(木)、長倉の杜のソメイヨシノが開花しました!
そして本日、修了式、卒業式を挙行いたします。子どもたちの1年間のがんばり、そして6年生の旅立ちを皆さんと一緒にお祝いしましょう!
愛校清掃、そして式場の準備が完了しました!
3月22日(水)、明日の修了式・卒業式を前に、全校で愛校清掃を行いました。今年一年、お世話になった校舎をきれいにしよう!と熱心に活動していました。きれいにしてくれてありがとうございました。本校の清掃は、縦割り班活動。6年生は「今日で最後か...」とつぶやきながらでしたが、一方で5年生がいつも以上にテキパキと活動する姿も印象的でした。
6年生の下校の様子。担任の先生から「今日までみんなと一緒に過ごしてきたランドセルをなでなでしてあげましょう!」との呼びかけも。「あー、明日で本当に最後か!」「明日は早く学校に来ようっと」と会話をしながら、みんな仲良く下校していきました。また明日!
さて、放課後の体育館。会場の華やかさを演出するサイネリアも無事到着。花言葉は「いつも快活」「喜び」だそう。本校の子どもたちにぴったりの言葉ですね。先生方が式場の最後の確認を行ってくださいました。準備完了でございます!
先日植樹した「太閤千代しだれ桜」の様子を見に行くと、そこにはなんとアゲハチョウが...。幸運の前触れ!本校の子どもたちの進級、そして卒業を祝福してくれているようでとても嬉しい気持ちになりました。
ソメイヨシノのつぼみはご覧の通り!明日はいよいよ長倉の杜の開花宣言!となるのでしょうか。
たくさんのハッピーに囲まれて明日を迎えることができそうです。いつも学校前を散歩されている方から「明日は卒業式ね。お天気になるように、私もお祈りするわね!」とありがたいお言葉をいただきました。何卒よろしくお願いいたします!
4年生、京の杜プロジェクト・植樹式編!
本校を代表して4年生が担当して進めてきた「京の杜プロジェクト」、醍醐寺の「太閤千代しだれ桜」の植樹式を3月16日(木)に実施しました。苗木を育ててくださった立命館小学校の皆様にはOn-lineで結び見守っていただき、本プロジェクトを主催している醍醐寺様、住友林業様、KSB京都様には遠路はるばるお越しいただきました。そして義務教育課の主任指導主事様、本校PTA執行部・4年生保護者の皆様にもご出席いただきました。ありがとうございました。
植樹式は苗木を植えた土俵横で。はじめに醍醐寺様の法螺貝が勇壮に長倉の杜に響き渡り、お祈りしていただきました。
そして厳粛な雰囲気の中、丁寧に土入れとお水やり。
お越しいただいた皆様からご挨拶をいただきました。東日本大震災から12年が経ちましたが、被災地に対する思い、このプロジェクトに込めた願いをお話くださいました。
苗木の植樹にあたりご指導いただいた浅田造園様からは、この時期に見られる木々の枝「猿の顔」「森の妖精」のご紹介もいただきました。子どもたちも興味津々。この桜の木を一緒に育てていこうね!と温かい言葉をいただきました。
子どもたちの感想、「醍醐寺の人たちの念仏、不思議な歌だけど桜の木が元気に大きく育って欲しいという気持ちが伝わってきました」「おぼうさん達が桜の苗木が『大きくなりますように』とおきょうをかけて、わたしもさくらのなえぎに『大きくなって』と言葉をかけてあげたいです」「めったにない経験ができて嬉しかったです」「これからさくらを大切に育てようと思います」「立命館小学校のみなさん、ありがとうございました」「立命館小学校のみんなが育てた苗木がとてもうれしそうで、いつまでもいつまでも元気に育っていくでしょう。いい一日でした」「水やりの入れ物が重くて大変でした」「京都の醍醐寺にも行ってみたいです」「自分たちが責任をもってがんじょうできれいな桜になるようにがんばろうと思いました」
このプロジェクト、ここからがスタートかも知れません。東日本大震災から12年が経ちましたが、改めて震災を風化させないこと、ご支援くださる方々への感謝の伝え方、命の循環・自然に対する畏敬の念...、たくさんの学びを得ることができました。長倉の杜に根を下ろした「太閤千代しだれ桜」、地域の宝として大事にして参りましょう!
いつもお客様と交流することが大好きな4年生。本日の植樹式終了後もOn-lineで立命館小学校の皆さんに向けて積極的にアピールをいつまでもいつまでも行っておりました。
なお、植樹式直後、なんとKSB京都ラジオの生放送に4年生が出演。「緊張しましたよ!」と言いつつアドリブも交えて、今日の出来事を振り返っていました。ありがとうございました!
修了式の予行を行いました!
3月16日(木)、1~5年生が体育館に入場し、修了式の全体練習を行いました。会場に紅白幕と卒業式の看板が設置されていることもあってか、子どもたちは背筋をピンと伸ばして、清々しい雰囲気の中での練習となりました。新型コロナウイルス感染症対策の影響で、一堂に会しての開催は2年ぶりとなる予定です。やはりオンラインではなく、全員で実施することに意味があることを実感しました。
さて修了証書を受け取る練習。特に緊張していたのは1年生代表児童。事前に先生方から移動や受け取り方のレクチャーを何度も何度も受けていたのですが、いざ本番ではすべてが真っ白になってしまい...。すぐに追レクチャーを受けたのですがいまいちだったご様子。ではでは!ということで5年生代表児童にお願いして模範を見せていただくことに。その様子をじっと見つめる1年生児童。
模範を見終わった1年生児童、突然「もう一回やりたいです!」とのお申し出。するとご覧の通り!
さっきまでの動きは何だったの?と、まるで別人のような堂々とした佇まい。この目力!どうですか。圧倒されてしまいました。お見事!
私たちのレクチャーよりも先輩の姿の方が彼にとっては説得力があったということなのですね。こうした中にも、本校の特色の一つである縦割り活動の効果が表れていることを実感いたしました。
来週は、修了式、そして卒業式となります。一年の締めくくり、きっちり成し遂げて参りましょう!
表彰式!音楽作品での受賞おめでとうございます。
第76回福島県下小・中学校音楽祭第3部創作の部で、5年生が奨励賞を受賞し、3月15日(水)に表彰を行いました。
昨年に続いて2年連続での受賞だったとのこと。「創作の秘訣は?」の質問に「何となく思い浮かびました」と答えてくれたところに芸術性を感じますね。「音楽の授業は楽しいので好きです!」とも。
この様子はいつものように給食の時間に各学級へ動画配信しました。そう言えば、学校というところは毎日必ず子どもたちの歌声や楽器の音が響いています。こちらは1年生。最近は "たのしいひなまつり" の歌声が響いていましたが、今日は終業式に向けて "君が代" や "校歌" を頑張っていました。歌う姿勢が素晴らしいですね。
2年生は、みんなで楽器を持って「音楽時計を つくろう」にチャレンジしていました。初めて手にする楽器もあって失敗を積み重ねながら心を一つにして音を楽しむ姿、まさに音楽です。
日々の授業の成果が、賞の受賞につながっていることを嬉しく思います。子どもたちの感性を豊かに!引き続きチャレンジして参ります。
ALTデニス先生、see you!
本校の外国語指導助手(ALT)のデニス先生、3月14日(火)が今年度最後の来校日でした。今日も熱心にご指導いただきました。こちらは2年生の授業に参加し、動物の英語カルタ遊びをしているところ。デニス先生が英語で動物名を伝え、子どもたちは数ある英語表記の動物カードを競争で取るという活動。
デニス先生「hands on your head(手を頭に乗せて)」、そして絶妙な間を取ってからの「Cow(牛)!」、子どもたちは「あった!」「取られた!」の声があちこちで。夢中になって活動していました。
こちら、僅差の勝負!
授業の最後にデニス先生「カード、何枚取りましたか?(日本語)」の質問に、「eight!(8)」と自然と英語で答える子どもたち、デニス先生のおかげですっかり外国人になりきって英語を話しておりました。
担任との打合せ時間が少ない中でも私たちのニーズを受け入れて、最大限のサポートをしてくださいました。そんなデニス先生を子どもたちは大好きです。どの学級でも、授業が終わっても楽しい交流の時間は続いていましたね。今日の2年生では「Rock, Paper, Scissors!」ということでアメリカ的なじゃんけんが永遠と続いておりました。
下校時、今日もいつも通り見送ってくださいました。デニス先生の手の大きさに気付いた子どもたちは、すぐに手の大きさ比べ!すげー、でけぇーと盛り上がっていました。
そして今日が最後と気付いた6年生、「Thank you very much for this year.see you!」という思いをたった一言「シーユー!」に込めて、ややいわき訛りの発音でしっかり伝えておりました。
身振り手振りのボディーアクションで子どもたちを英語好きに、そしてグローバルの世界へとお導きくださったデニス先生、flowerのpowder(花粉)にやや苦戦しておりましたが、今年度のご指導、本当にありがとうございました。
春支度、春景色へ
先週のことになります。子どもたちが授業をしている時間、畑に目を向けると鍬を持って作業をしている方がいるではありませんか。「こんにちは!申し訳ございません。ありがとうございます!」と声をかけてみると...。
なんと常磐公民館の今野先生ではありませんか!「いやー、あったかくなってきたから、畑の準備をしてみっかなと思って。勝手にお邪魔してごめんなさいね!」とのこと。「いやいや、ひと声かけてくだされば、お迎えに上がりましたのに...。こちらこそ申し訳ございません!」となったしだい。「6年生も卒業だね。あの子どもらの笑顔を見ると、また次がんばろう!ってなってさ。用務員さんも土起こしを一生懸命やってくれて、子どもたち幸せだよね」と会話も弾みました。
ということで、本校用務員のお二人、「いやー、暖かくなってきたね。今やっておくと花とか野菜の育ちがよくなるからね!」と汗をかきながら花壇や畑の土起こし、田起こしをしてくださっています。子どもたちのために、いつもどうもありがとうございます!
先週15日(水)には運動・環境委員会の子どもたちが外に出て春の花々を植えました。久しぶりの土いじり、子どもたちも春の訪れを感じてかどこか嬉しそう。一方で「これが最後の花植になると思うとさびしいような...」とは6年生。様々な気持ちが交錯する、まさしく春ですね。
子どもたちの気持ちとともに長倉の杜も少しずつではありますが着実に春景色へと移りつつある今日この頃でございます。
4年生、京の杜プロジェクト・桜の苗木を植えました編!
3月13日(月)、朝方ふと足下を見てみると土筆を発見しました。春ですね!今週の長倉小もすくすく伸びやかに成長して参りましょう!
さて、本日この縦長の段ボール箱が届きました。中には?
そうなんです。立命館小学校の皆さんが大切に育ててくださった「太閤千代しだれ桜」の苗木、本日無事に到着しました。
4年生が取り組んでいる京の杜プロジェクトの一環。早速4年生は外に出て、苗木を長倉の杜に植え付けを行いました。
子どもたちは「おー、すげー!」「桜だ!」「これが立命館小学校だ!」「醍醐寺、醍醐寺...」「豊臣秀吉」等々の率直な感想。「桜の花はいつ咲くのかな?」とわくわくしながら、喜んで作業を行っていました。造園会社の方から「桜を植えたら水をいっぱいやるのが大事!」とのこと。子どもたちのニコニコ顔を応援するかのように、ちょうど雨が降り出して参りました。スコップで作業するお友達を気遣って傘を差してあげる姿も、優しいですね!
それでも子どもたちは、ちゃんと水をやらなくちゃ!と如雨露に水を汲んできたっぷりと水やりをしていました!大切な桜の木、無事に育ってね!とか言いながら...。こちらは教頭先生が子どもたちをサポート。
立命館小学校の皆さん、醍醐寺の皆さん、住友林業の皆さん、ここまで本当にありがとうございました。16日(木)には盛大に植樹祭を実施しましょう!
3.11追悼集会
「3.11(東日本大震災)」から12年目を迎えます。地震が発生した年は6年生の皆さんが生まれた年ですので、子どもたちは直接の経験はしていませんが、当時のご家族の皆さんの不安や苦労は本当に大変であったろうと思います。本校では、3月9日(木)、東日本大震災に関する集会を開催し、校長講話をオンラインで各学級に配信しました。
講話の内容は2つ。1つは12年前に起きた「3.11」の出来事を知ること、もう1つはこの出来事から学びを得ることです。
はじめに震災の概要を説明した上で、「この週末は、改めてこの出来事に関することがニュースや新聞等で話題になると思いますので、さらに理解を深めて、どんな出来事だったのか、自分なりの言葉で話ができる人になって欲しい」と呼びかけさせていただきました。ご家庭でも話題としていただければ幸いです。
また、校長の学びとして、当時、人々が殺気立っていた避難所で、ある男の子が発した言葉を紹介しました。
この男の子の言葉によって避難所は冷静さを取り戻し、助け合い、譲り合うようになっていったというお話。やはり言葉は大事!ということを改めて学んだのですが、子どもたちには「大震災というピンチの場面で大いに役立った『ふわふわ言葉』を、私たちの普段の生活でも使ってみてはどうでしょう?」と提案させていただきました。そしてそのために「ぜひ人のよいところや頑張っていることを見つけて、それを伝えることができる人になって欲しい」とお話しさせていただきました。
15分という短い時間ではありましたが、最後にこの出来事により犠牲となられた全ての方々のご冥福をお祈りし、1分間の黙祷を捧げさせていただきました。
今週の子どもたちの学校生活の様子です。このように子どもたちが安全に安心して学校に通える状況は、実は当たり前のことではなく、とても幸せなことなんだという思いを改めて感じております。今年度の登校日は残り1桁となりました。子どもたちとともに、今できることを精一杯積み上げて参りましょう!
長倉小PRIDE!のお話
今日は、5年生は6年生から「鼓笛」とともに「何」を受け継いだのでしょうか?というお話。わたしの勝手な解釈ですがご一読いただけたら幸いです。
まずは、送る会を終えた、とある6年生の感想から。
6年生最後の鼓笛演奏を通して、後輩に「何か」を伝えたかったのですね。それは何でしょう...
「まだまだふぞろい」だけど「心が整っていいなと思いました」とのこと。これは、「みんな『心』を一つにすることが大事だよ!その大切さを5年生はわかったんだね!」というメッセージに読み取りました。それで...
「長倉小の伝統」という言葉が出てきましたね。このことから6年生は、5年生に「心を一つにして団結してチャレンジしていくことが長倉小の伝統」で、それを受け継いで「守り続けていってほしい」と願っていたと、わたしは解釈しました。そして...
今回の5年生の演奏を見て、「5年生は長倉小の伝統を受け継いでくれた!今はもう5年生を信じてる!」とエールを送っているように感じました。その上で...
「これからの長倉小は5年生が中心になって、心を一つに団結してやっていける。大丈夫!5年生の活躍が楽しみ!」との思いをもつに至ったのではないでしょうか。
6年生は、鼓笛は自分たちが心を一つにして団結していることの表れであり、それが長倉小学校の伝統!と理解していたのではないでしょうか。わたしはこの子どもたちの気高い思いを「長倉小PRIDE!」と呼びたいと思います。それで、今回の6年生を送る会で、この「長倉小PRIDE!」は見事に5年生に引き継がれた!と感じました。よって、わたしは今日もこの素晴らしい出来事に感動し、余韻に浸っております。
これまでの5・6年生の鼓笛の練習の様子です。子どもたちの間に「長倉小PRIDE!」の文字を浮かべてご覧ください。
そして、5・6年生の教室の間には、お互いの思いを書いたメッセージが掲示してありました。常に子どもたちの学びを支える先生方のご配慮にも感謝でございます。
アットホームな雰囲気の中にも、熱い思いをもって生活している子どもたちの姿に改めて脱帽でございます。長倉小の子どもたちの日々のチャレンジ、やっぱりすごいのでございます!これからも応援よろしくお願いいたします。
ながくらの鼓笛、引継ぎ完了!
昨日の6年生を送る会では、鼓笛の引継ぎ式も行われました。
まずは6年生がラスト演奏!曲は「ドラムマーチ」と「校歌」。安定感抜群の打楽器リズム隊、表現力豊かにメロディーを奏でるベルリラ・キーボード隊、音色をダイナミックにカタチに表すカラーガード・フラッグ隊、そして演奏とともに学年の方向性を指し示してきた指揮隊、昨年の同じ時期に引き継いで、この一年間、学校の顔として歩んできた軌跡が思い浮かんでくる見事なパフォーマンスを披露しました!
6年生主指揮のあいさつ「5年生の皆さん、鼓笛の本番の運動会までは思ったより時間が短いので練習を頑張ってください!令和4年度6年生より」そしてメジャーバトンの引継ぎ。会場中の視線が一点に集まり厳粛な雰囲気で。ここに「ながくらの鼓笛」引継ぎ完了となりました。
5年生は主指揮のあいさつの後、楽器やフラッグの引継ぎも行い、いよいよ初めてとなる鼓笛の演奏へ。2学期末から6年生とともに練習を重ねてきた成果を披露しました。自分のパフォーマンスを表現することに精一杯ではありましたが、5年生の今の心の持ち様が伝わる演奏を披露していました。また5年生は6年生から単に「鼓笛」だけを引き継いだのではない様子にも見えました。では、5年生は6年生から鼓笛とともに何を引き継いだのでしょう?それはまた明日お伝えして参りましょう。
送る会が終わった後、5年生は急ぎ校舎の中へ入っていきました。どうやら6年生が教室に入るのを先回りして、階段で花のアーチを架けるサプライズ!をしたのだそう。5年生の6年生に対する思いはどんだけ~!と、誰かが言ったとか言わなかったとか。子どもたちの純真な心の表れ、見守った先生方も温かい気持ちをいただきました。
その後、自然と5・6年生は子ども広場へ。一緒に記念写真を撮って思い出づくり!
6年生の感想です。「1日早くおわるのが早-っ!そつぎょうまで1日早すぎる」「後輩がここまで準備してくれたことが嬉しかった」「もう卒業しちゃうという実感がわいてきました」「皆の思いを背おい中学校に行きます」「縦割り班のメッセージを見て本当にかんどうしました」「みんながんばっていたり、5年生の鼓笛も上達していたりで楽しかったです」「5年生のこてきのひきつぎの姿が心に残った」「みんなとはなれるのが悲しい」「クイズやじゃんけんのとき、歓声が聞こえてきて心がオレンジや黄色に光りました」「感動でいっぱいです」「会が終わった後も5年生が会談でアーチを作ってくれていてとてもうれしかった」「下の学年の背中を見て安心して卒業できるなと心から思いました」「感謝感激」「中学校に行っても長倉小のみんなのことをおうえんしたい」「後輩全員が成長したなと思いました」「数少ない日々を大切に一日一日を大事に過ごしていきたい」「ありがとう」
今朝、本校周辺ではホトトギスの鳴き声が聞こえていました。春告げ鳥とともに、長倉小学校の子どもたちが大きく成長してきた喜びを感じております!
6年生を送る会を開催しました!
3月7日(火)、全校児童が集い「6年生を送る会」を盛大に開催しました。運営は4・5年生の代表委員会が担当。「準備万端です!6年生に教えてもらったことを生かして頑張ります!」と意気込みを語ってくれました。
6年生入場。BGMは「ありがとう6年生」。校旗を先頭に26名を拍手でお迎えしました。
「はじめのことば」で今日の会の目的が伝えられ、早速「6年生との思い出づくりコーナー」へ。
まずは「◯×クイズ」。司会を務めた4年生2名は息がぴったり合っていて、和やかな時間を演出してくれていました。
6年生の担任の先生の名前や修学旅行の行き先等々の問題、みんな夢中になって反応していましたね。
6年生の人数は26人?という問題では、必死になって6年生の人数を数える姿も...。答えは6年生が示してくれて、その度に歓声やため息が...。楽しい時間を過ごしました。
「6年生とじゃんけん大会」は、6年生代表11名が前に出てきて、一人ひとりが後輩全員とじゃんけんをするというもの。6年生はまるでアイドルにでもなったかのような盛り上がりを見せていました!6年生と言えば、やっぱりペリー総司令官とアフロさん、ここでも大活躍でございました。
場の雰囲気は一転し「後輩から6年生への感謝の言葉」へ。各学年の代表が心を込めて6年生への思いを語ってくれました。
1年生「ゲーム大会や運動会で楽しい時間をありがとうございました!」
2年生「ご卒業おめでとうございます。やさしくしてくれてありがとうございました。中でも行事の準備をしてくれたり、長小パークがよい思い出です!」
3年生「もう学校で会えないのがさびしいです。長小パークの後に校庭でお弁当を食べた時や掃除の時など、6年生は優しい人ばかりで僕もそうなりたいです。中学校では部活動に勉強にがんばってください!」
4年生「登校班では『みんなであいさつをしよう!』と声をかけてくれたり、クラブ活動では『思い切り楽しもう!』と呼びかけてくれたり、委員会活動では仕事を教えてくれて、長小パークでも話をまとめてくれて楽しい思い出をつくることができました!」そして4年生全員で「ありがとうございました!」「がんばってください!」のかけ声が...、感動でございます。
プレゼント贈呈では、後輩を代表して5年生から6年生に、長小パークの縦割り班メンバーからのメッセージが贈られました。6年生からは、学校をきれいにしてね!と雑巾が贈られました。大切に使わせていただきます。
6年生児童代表のことば。「今までは先輩を送る側でしたが、今日は送られる側で、早いなぁと思いました。後輩の皆さん、新1年生が入学してくるのでお兄さんお姉さんとしてお手本を見せてあげてください。5年生の皆さん、行事などでやることが多くなってくじけそうになることもあると思うけど、みんなで頑張ってよりよい学校をつくっていってください!」素敵なメッセージをありがとうございました。
6年生のお見送りは全校生で!
間もなく巣立っていく6年生、後輩達がこんなにも慕ってくれて嬉しいですね!今年の長倉小の顔として頑張ってきたからこそですね。そして忘れてはならない担任の先生たち。今日も6年生の皆さんを温かく見守っていましたよ。大きく成長した姿に喜びを感じつつ、どこか寂しそうな...、ねっ。
本日の夕焼け。春ですね!
本日の学校生活の一コマ...
3月6日(月)、本日は二十四節気の啓蟄。冬ごもりをしていた生き物たちが目覚める頃となりました。学校ではこのオオイヌノフグリがたくさん咲いています。花言葉は「信頼」「清らか」とのこと。厳しい寒さの冬を耐えてきたこの花のタフさに心を寄せながら、今週も前進して参りましょう!
今朝はあいにく雨でしたが、子どもたちはしっかりとした足取りで登校してきました。毎週月曜日の朝は読書タイムということもあり、図書館は大盛況で長蛇の列が...。図書委員の皆さんも嬉しい悲鳴でしたね!
さて、午前中の低学年の様子です。2年生は書写の授業。お手本を何度も見返して、ゆっくり丁寧に活動していました。授業終わりに近い頃にうかがいましたが、背筋が伸びていて、書く基礎となる姿勢のよさがとても印象的でした。 今日の振り返りは二重丸!よく頑張りましたね。
1年2組は算数。「みかた、かんがえかたをひろげよう」と発展的な課題にチャレンジしていました。先生に◯をつけてもらうと嬉しくて嬉しくて...。問題文をよく読んで、その通りやってみると答えは出てきますよ!
3年1組の前を通りかかると「これ撮って!」とのご依頼が。教室に入っていくと、そこには「てるてる坊主」の集団が...。今日の体育、校庭でできますように!と今朝お願いごとをしたのだそう。
その甲斐あってか、次の時間、3年生は校庭で思い切りサッカーにチャレンジすることができました。めでたしめでたし!
1年1組は給食の準備。手をしっかり洗って、配膳も丁寧に行い、そして「いただきます!」と無駄のない活動。みんなでわーわーやるよりは、係分担をして、仕事を責任を持って行い、みんなで確認し合って、係がない時は静かに待つ!その方が効率がいいし、食べる時間もたっぷりとれることを実感できているのでしょうね。成長成長!
明日はすこやかタイムがあります。お昼の放送で保健委員会から「特にハンカチ・テッシュを忘れず持ってきましょう!」との呼びかけがありましたので、皆さんご確認ください!
登校班、班長・副班長交代!
2月28日(火)、学校では校外子ども会を開催し、登校班の組織替えを行いました。これまで6年生が担ってきた班長を5年生へバトンタッチ、そして4月に入学してくる1年生を温かく迎える準備、安全に登校するためにはどうしたらよいか?など話し合いました。
そして、3月1日(水)に新たなリーダーのもとでの登校が始まりました。班長さん、副班長さんは赤色の帽子になりました。責任感からでしょうか、昨日までとは違って背筋がピン!と伸びて、いっそう頼もしさが増したような!班のまとめ役、安全な登校、元気なあいさつ、よろしくお願いします。
5年生がいない班は、4年生が班長さん・副班長さんへ。本当にご苦労!
今までは先頭を歩いていた6年生、今日からは白色帽子をかぶって最高尾へ。視線を前や周囲に向けて、新米の班長さん・副班長さんをはじめ後輩たちを最後尾からサポートする姿、やっぱり頼りがいがありますね。ありがとうございます!
いよいよ3月となりました。卒業・進級まであと何日?とカウントダウンが始まりましたね。今年度のまとめと新たな目標づくり、子どもたちと話し合って参りましょう!
4年生、京の杜プロジェクト・交流会編へのチャレンジ!
京都醍醐寺さまは「京の杜プロジェクト~桜がつなぐ架け橋~」として、東日本大震災後の平成24年から「太閤しだれ桜」のクローンである「太閤千代しだれ」の苗木をいわき市内の小学校に寄贈してくださっています。詳しくはこちら https://www.daigoji.or.jp/kyonomori/index.html をご覧ください。今年度はなんと本校が桜の苗木をいただけることになりました。苗木は現在、京都市の立命館小学校4年生の皆さんが大切に育ててくださっていて、間もなく本校に到着し、植樹する予定です。
そこで2月17日(金)、この京の杜プロジェクトの第1弾として、本校4年生は立命館小学校の4年生とオンラインで結び交流会を開催、自分たちの町や学校を紹介し合いました。本校が先!ということで、まずは「福島県の伝統工芸品や観光」をご紹介。トップバッターの彼は原稿なしで発表し、この交流会にかける意気込みを大いに示してくれました。一方、会津の工芸品「起き上がり小坊師」の紹介では、起き上がる様を実演!場の雰囲気を一気に和ませてくれました。
続いて地図を示しながら「いわき市」をご紹介。ここで本校のフラガールの登場!いわきを大いにPRしてくれました。そしてメヒカリにサンマ、美味しさをジェスチャーで表現したところがまた素晴らしい!
「長倉小学校の紹介」では、児童数の推移をグラフで示して学校の歴史を紹介し、子ども広場や特別教室などの普段活動する施設を丁寧に紹介しました。活気溢れる写真を織り交ぜながら、一日一日を大切にして頑張っている様子が伝わったのではないでしょうか。
そして「4年1組の学級紹介!」へ。みんな大好きツナご飯!を始めとする給食メニュー。学級でアンケートをとって紹介するという緻密さが素晴らしい!また、学年縦割り活動の委員会、お楽しみやお笑い係などの係活動を説明。そして担任の先生のことまで立命館小学校の皆さんにしっかり紹介していました!ツナご飯と同じくらい担任の先生が大好きなのですね...。
それでは!ということで立命館小学校の皆さんの発表へ。京都の風土や文化、立命館小学校のことをわかりやすく紹介してくれました。「美味しそう!」「見たことある!」「京都弁かな?」「すんごい!」などなどつぶやいていましたね。立命館小学校の皆さんの素晴らしい発表に大きな拍手!
立命館小学校の皆さんの発表の中で、「太閤千代しだれ」の苗木をどのように育てているのかを分かりやすくご紹介いただきました。地球環境にかかわる取組をしていること、また東日本大震災の被災地に思いを寄せてくださっていること、しっかり受け止めて参ります。「苗木に込められた京都の皆さんの思いを大事にしていきましょうね!」という担任の先生の呼びかけに「はい!」としっかり返事をしていた子どもたちでございました。
先日もお伝えしましたが、この日の交流会に向けて、子どもたちは自分たちの力を総動員してプロジェクトを立ち上げ、自分たちの思いが伝わるようにシナリオやプレゼン作り、何度も試行錯誤を繰り返しながらチャレンジして参りました。前日のリハーサルよりも思い切りのよいパフォーマンス!本番に強いのかしら?そして、立命館小学校の皆さんのプレゼンを見て「原稿を読んでないところがすごかった!」「自分の言葉でしゃべっていた!」との感想。まさに双方向の学びが成立していたことがうかがえます。両校の子どもたち、そしてお膳立てをしてくださった醍醐寺の皆さんに感謝いたします!
そして、発表のライブ感を演出したい!ということで、教頭先生がカメラマンとなって子どもたちの発表を支えておりました。たった1台だけの絶妙なカメラ回し、お見事でした!
やまなし3組、たくあんプロジェクト大成功!
やまなし3組で進行していた"たくあんプロジェクト!"。発端は、2学期に畑に植えた大根、収穫してどんな料理で食べようかなと考えた時に、そうだ!たくあん作りに挑戦してみよう!と担任の先生がひらめいたことによるものでした。ということで、担任の先生による"たくあんプロジェクト記"をご紹介。
このプロジェクトを子どもたちに相談すると賛同してくれました。簡単に調理して食べてしまうより興味津々の様子。まずは収穫した大根を教室のベランダで干す作業(2~3週間)。大根にかわいい顔をお絵かきも。ベランダの大根を見る度にほっこりとした気分になりました。どんどん水分が抜け、皺ができ、縮んでいく様子を観察することができました。
続いて、いよいよ漬け込み作業へ。実は私も初めての体験。シンプルな作り方を調べてトライしてみることに!材料は糠、砂糖、塩、昆布、唐辛子。重さを計量、割合を計算、材料を混ぜ合わせたり樽の中につけ込んだりとみんなで力を合わせて真剣に取り組みました。
ピンチ!水が上がらない!たまに樽の中のたくあんの様子を覗いていましたが、なかなか水が出てきませんでした。大根を欲しすぎたからかな?大根の量が少ないからかな?重しは十分あるのに...と悩んだ末に調べてみると、塩水を入れる応急処置の方法を発見!子どもたちに説明して塩水作戦を決行!軽量カップや秤を使って5%の塩水を作り、樽に投入しました。子どもたちから「塩水を舐めてみたい!」との声が上がり、それではということで一滴舐めてみると「美味しい!」「しょっぱい!」「しょっぱくない!」などの感想が。みんなのたくあんに愛着が湧いてきたのかしら...。
そしていよいよ試食!美味しくできていたら授業参観日にお家の人にも食べてもらおうね!ということで、一番太いたくあんを切って、一口食べてみると「ポリポリポリ」といい音!そして「美味しい!」「ちょっと辛いな!」の声、みんな大満足!葉も細かく切って食べるとそれもまた美味しい!となって本当に嬉しそう!
迎えた授業参観当日。樽からたくあんを取り出し、丁寧に糠洗いをして、自分の家族に食べてもらうために一人ひとり包丁で切り分けて...。これも食べてもらいたい!と美味しかった葉も刻んでパックに詰めて準備完了!いざ授業参観でのたくあん試食会!嬉しそうに家族にたくあんパックを渡す子どもたち。家族が食べる様子をじっと見つめて...。家族から「美味しい!」と温かい言葉をもらったときの喜びようは...!
このプロジェクトを通して、主体的・対話的で深い学びを創出することができました。何より、嬉しい!凄い!大成功!といった体験を担任の先生や支援員の方々も一緒に味わえたことが素敵ですね!皆さんにとって一生忘れられない味!となったのではないでしょうか。たくあんプロジェクト大成功!
表彰式!書写・作文に大活躍!
昨日に続き、賞状伝達のお話でございます。2件ご紹介します。
まずは、第67回福島県書きぞめ展。書き初め大賞45名の中に選ばれるなど素晴らしい結果をいただきました。おめでとうございます!
<毛筆の部>
書き初め大賞 4年生
書き初め準大賞 6年生・3年生
書き初め賞 5年生
<硬筆の部>
書き初め賞 1年生
みんな一様に「とっても嬉しいです」との感想。特に6年生は「小学校最後の書き初めで賞をいただけてよかったです!」とのこと。
また「優秀学校賞」8校にも選ばれました。これまでも本校の書写の取組をご紹介して参りましたが、全校生が書写の時間も大事にしていること、その代表として多くの子どもたちが受賞できたことを本当にうれしく思います。それにしてもトロフィーが立派すぎて...。おめでとうございました。これからも本校の伝統文化としての書写に没頭する時間を大事にしてチャレンジし続けて参ります。
もう1件は、いわき市ユネスコ作文コンクールにおいて、5年生が優秀賞として株式会社リビングソーラー賞を受賞しました。国際理解・平和に関する作文、彼女は「私の考える平和について」をテーマに、今なお続く戦争に注目して家族や本を読んで探究し、「大きくなったら世界の国々を旅して貧しい国や発展途上国などを自分の目で確かめてみたい」「そして何か一つでも役に立てる人になりたい」との思いを綴りました。14日(火)に、いわき市全体の表彰式にも出席。「緊張しましたが、とても嬉しかったです!」と喜びを語ってくれました。おめでとうございました!
学校の表彰式の様子はいつも通り、各学級に動画配信して全校でお祝いをしました。学期末にもこうして表彰式ができることを本当に嬉しく思います。引き続き、子どもたちの頑張りを全力で応援して参りましょう!
税に関する絵はがきコンクール、いわき法人会長賞を受賞!
2月27日(月)、新しい一週間が始まりました。今週は下校時刻が13:45ですのでご注意ください。
今日も子どもたちは元気に登校、朝読書で一日がスタートしました。いよいよ3月へ。生活面も学習面も次の目標を見つけていきましょう!と呼びかけて一日一日を大切に過ごして参ります。
さて、16日(木)のことになります。いわき法人会女性部が主催の第15回税に関する絵はがきコンクールで、本校6年生がいわき法人会長賞を受賞し、西恵美子会長様より賞状伝達を行っていただきました。おめでとうございます!
その後の懇談にも笑顔で応対。西会長より、271点の応募があって上位3作品に入ったこと、構図や色づかいに純真さがあらわれ人柄が伝わる素敵な作品ですね!とお言葉をいただきました。彼はこのコンクールをきっかけに、税金がどのように社会に役立っているのか?を考え「今は新型コロナウイルス対策に役立てられていて大事なことだと思います」と、そんな思いを絵はがきに表現したとのことです。
福島民報社さんの取材に対して「頑張って、賞をいただくことができて本当に嬉しいです!」と緊張しながらも自分の言葉を選んで話をする姿に、彼の成長を感じました。
法人会の皆様、福島民報社様にはわざわざお越しいただきありがとうございました。彼にとっても、本校にとっても大きな励みとなりました!
(校長は入らない方がよかったのではないかと...)
授業参観、ありがとうございました。
2月24日(金)、授業参観・学級懇談を開催しました。多くの保護者の皆様にお出でいただきました。
子どもたちは、これまで、来てくれる家族やお友達の家族に頑張っている姿を見てもらおうと張り切って準備をしてきました。加えて、掲示してあります素敵なオリジナル作品もご覧いただき、ご帰宅されましたら「頑張ったね!」「よくやっているね!」と、お子様の頑張りを認め、「また明日も頑張ってね!」と励ましていただければと思います。
間もなく卒業を迎える6年生は、これからの抱負を語って最後の鼓笛演奏を。そして長く農業のご指導をいただいた大樂先生と今野先生へ感謝状を贈呈しました。
学級懇談会も行われました。学校運営はよく船の航海に例えられますが、子どもたちが主人公の「長倉丸」を前進させるエンジンは、家庭・地域・学校です。三者が歯車となり、がっちりとかみ合って、一体となって回転していく(子どもたちのやる気をどんどんどんどん引き出していく)ことで、「長倉丸」は、どんな荒波にも負けず、力強く前進していくことができます。引き続き、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
それでこちらの写真は、授業参観前の5年生の子どもたち。家族が学校に来るのを今か今かと待っていたとのこと。今日は頑張るぞ!という思いでわくわくしていたのでしょうか...。
また、本日は、学校評議員会も開催しました。今年度の私たちの取組を評価していただきました。「長倉小の学校図書館は素晴らしいので、どんどん本を読んでいきましょう!」等のお話をいただきました。早速明日からの教育活動に活かして参ります。皆様、本日は大変お世話になりました!
畳の上でのおはなし会、6年生編
2月14日(火)、図書館ボランティアの皆さんによる今年度最後の「おはなし会」、6年生を対象に行っていただきました。本日のラインナップはこちら。ボランティアの皆さんは、毎回テーマを決めて本を選んでいます。今回はどんなテーマが見えてきたでしょうか?
最初に大型絵本「きつねのでんわボックス」。舞台は町外れの電話ボックス。夜になると病気の母に電話をかけにやってくる男の子がいて、その様子をそっと見守るお母さんぎつねの心情は如何に...というストーリー。子どもたちの感想からは「親が子を思う家族の大切なことを感じました」「お母さんぎつねの心に感動しました」との声が聞かれました。
続いて、大型絵本「つきよのくじら」。お父さんくじらを探す旅に出た"くじらぼうや" の成長物語。お父さんくじらはどこへ?ピンチの時に現れた大きなくじらの正体は?という展開。子どもたちの感想では「お父さんくじらのことを知って、そうなりたい!という子どもくじらはよく頑張ったと思います」「大変なことがあっても家族は応援してくれているので、中学校に行っても頑張ります」などの声が。
そして「You are the only one, but never a lonely one.」、日本語題「ひとりぼっちじゃないんだよ」。1匹のアリが様々な動物との出会いを通して気づいたことは何だったのでしょう?この絵本は「東日本大震災の折に世界中から寄せられた温かな支援や激励に対しての感謝の気持ちを届けたいという想いをきっかけとして生まれました」とのこと。子どもたちは「中学生になっても一人ぼっちじゃない!頑張ります」「大きさ、強さ、暮らし方、生き方はそれぞれ違うけど、みんな仲間だと思うことが大事」「これから自分や相手のよいところを見つけられそうな気がしました」との感想が。
登場する動物には、日本語も含め3カ国語で書かれてありました。ということで「皆さんは、登場した動物を英語で言えるかな?」とクイズコーナーへ。子どもたち、あれこれ言い合いながら、英単語と日本語の並べ替えをして盛り上がっていました。
そして、ボランティアさんから素敵なプレゼントが!「いよいよ卒業ですね。たくさん読書をして人生を...」と書かれてある手作りの栞をいただきました。嬉しいですね!
今日の読み聞かせのテーマについて、子どもたちは「家族への感謝」「命」「生き方」「一人じゃない、応援している人がいる」と感じているようでした。ボランティアさんの思いと一致していましたね。そして「6年間、素敵な本を選び読んでいただきありがとうございました」「読み聞かせは初めてだったのですが、とてもすてきで聞きやすかったです」「声やトーンを変えたりしている姿が素晴らしかったです」「これからも本をたくさん読んで、勉強もしっかり頑張っていきたいです」「ボランティアさんのおかげで本が好きになりました」等々、御礼の手紙をしたためていました。
読書は心のビタミン!図書ボランティアの皆様、本日もどうもありがとうございました。
24日(金)は、授業参観日です。お気を付けてお越しください!
3年生、「2年生に教えたいこと」
3年2組担任の先生のレポートです。
3年生では総合的な学習の時間として「2年生に教えたいこと」に取り組みました。3年1組は1月31日(火)に、3年2組は2月17日(金)に、それぞれ2年生を教室に招いて、「3年生になったら...」をテーマに、生活面・学習面についてプレゼンテーションを行いました。今日はその様子を紹介させていただきます。写真は1組・2組がミックスになっていますがご了承ください。
3年生は、この会に向けて本当に一生懸命に準備をしてきました。自分たちで発表内容を検討し、動画や写真を集めて発表資料をタブレットを使って作成しました。発表ではクイズ形式や質問コーナーをつくって双方向性のコミュニケーションにも配慮。3年生から新たに始まる理科では実験の面白さを伝えようと実験の様子を実演、音楽のリコーダーを紹介したり、外国語活動で活用しているアルファベッド披露したりと、2年生を飽きさせない工夫もありました。
会の運営、進行や機械操作も子どもたちだけで実施しました。発表前にクラスで4回ほど練習を行い、声の大きさや資料の見やすさなどを子どもたちで意見を出し合い、よりよい発表になるよう団結できました。
2年生からは、「なぜその教科を勉強するのですか?」「発表したもの以外に何をするのですか?」などの鋭い質問を数多くしてくれて、3年生もその質問に頑張って答えようとしていました。全ての発表の後に、「3年生になるのが楽しみな人?」と2年生に聞いたところ、ほぼ全員がハイッ!と手をあげてくれてとても嬉しかったです。3年生のみんな、本当によく頑張りました!2年生のみんな、ありがとうございました!
素敵な時間を過ごしたようですね。やや緊張した表情の3年生ではありますが、それだけ真剣だった!ということなのでしょう。今年1年間を振り返って自分や学級の成長をまとめ、4年生になるぞ!という心構えをみんなで確認する機会になったのではないでしょうか。また、2年生にとっては、3年生になったらどんなことを学習するのかと見通しをもつとともに、発表する先輩方の姿を見て、あーいう姿になっていくんだなぁと、1年後の姿をイメージできたのではないでしょうか。3年2組担任のレポートもお見事!明日からのホームページ作成もお任せしてみようかしら...。
5年生、ゆで卵とおひたしと..
2月20日(月)、新しい一週間のスタート。日の出もだいぶ早くなってきましたね。今週は明日21日(火)に学習のまとめとしての学力テスト、24日(金)には授業参観があります。一つひとつを丁寧に取り組んで参りましょう!
さて2月14日(火)、5年2組の子どもたちから「調理実習をやるんです。来てくださいね!」のお声かけをいただきお邪魔させていただきました。メニューは“ゆで卵”と“ほうれん草のおひたし”。わたしが到着した時にはすでに調理を終えて、配膳からにこやかに実食へ!
「半熟卵じゃなかったけどいいよね!」「おひたしもよくできたね!」「ほうれん草は少し早く冷やした方がよかったかな?」の声。自分たちで協力して調理をした分、会話も弾んでいましたね。
「ほうれん草が苦手と言っていたけど、食べたんです!」とのこと、何よりですね!わたしも実食させていただきました。ゆで卵のゆで加減GOOD!おひたしも水気がしっかり切ってあってGOOD!楽しい時間をありがとうございました!
それで16日(木)、今度は5年1組が調理実習をするとの情報を聞きつけ、さりげなく調理場面に入らせていただきました。ゆで卵づくりに初めてチャレンジするという声が多くて、お湯加減を慎重に見極め、ストップウオッチを持つ手もだいぶ力が入っていましたね。みんなで卵をころころ転がしていたら「あっ、卵が割れちゃった!」の声が。どうなってしまうのか...。これも一つの学びですね。
続いてほうれん草。丁寧に洗ってお鍋へ。「なんで根元からゆでるの?」「葉っぱは柔らかいから、かたい方からゆでるといいんです!」との回答。大事なポイント。鍋いっぱいのほうれん草がまるで畑のようで...。
わたしが見ることができたのはここまで。残念...。でも1組の子どもたち、完成品をわざわざ届けてくださいました。ゆで卵のゆで加減GOOD!おひたしも火が均一に通っていてシャキシャキ感もありGOOD!本当に嬉しかったです。ご馳走さまでした!
レシピを見ればその通りに美味しくできるのでしょうが、お互いしっかりと仕事をして、協力し合ったことから、美味しさマシマシ!子どもたちの調理熱もだいぶ高まったようです。間もなく台所デビューとなりますでしょうか?
6年生、「香りが美味しい!」
どうですか、この少年のリアクション!そして黄金色の出汁!
2月8日(水)、食育の一環として発酵食品に注目した学びを展開してきた6年生、今回は講師に城山平安荘の鈴木伸明先生と松本先生をお招きして「出汁出前教室」を実施しました。子どもたち、これまで鰹節等の学習をしてきましたので、どうすると出汁になるのか興味津々。先生の説明を聞いて、サポートしていただきながら作業を進めていきました。
まずはホンモノの出汁とは?ということで鈴木先生が天然上級利尻昆布とカッチカチの鰹節で出汁取りのデモンストレーション。徐々に美味しい香りが立ってきて「おー!香りが美味しい!」との名言が。そして一番出汁を味わわせていただきました。「うん!旨い!」
「出汁だけでこんなに美味しいのか!」との声があちこちで。それでは!ということで、子どもたちのチャレンジがスタート。まずは鰹節を削ることから。
そして鈴木先生のご厚意で天然上級利尻昆布と鰹節を使って出汁取りへ。鈴木先生の「お湯は沸騰させてはいけないよ。タイミングが大事!」という教えを念頭に置いて、お互い声を掛け合い、確かめながらの一番出汁をとる活動へ!
すると徐々に「おー!この香りこの香り。成功だね!」の声、嬉しそう。しかし、これだけにとどまりません。取り出した一番出汁に、今度は地元醸造店から仕入れてきたお味噌を投入!すると「これはやばい!さらに香りが美味しくなったよ」との声が。さらにさらに、具材はわかめにしよう!ということで新鮮わかめを投入すると、もはや子どもたちの心はとろけてしまいました。「これはだめだ!香りだけでお腹いっぱいだわ!」とため息交じりで...。
「いただきまーす!」といざ実食!その時の表情が冒頭の少年のリアクションです。笑顔を通り越して放心状態?「本当に美味しいね!」の声があちこちから聞こえてきて幸せそう!
この後、「出汁で使った鰹節も食べられるのですか?」の質問に鈴木先生「もちろん!」。「じゃぁ昆布もですか!」「もちろん!」。ということで特製おかか・昆布入りのレシピをご教示いただき、こちらも実習させていただきました。砂糖と醤油を入れて、焦がさないようにかき混ぜてと...。多少労力を使いましたが、ごまを振りかけて出来上がったおかかを味見したら、当然「ご飯が欲しい!」となりました。
子どもたちの感想。「出汁なんてどれも一緒でしょの予想は大きく外れた。しっかり下準備をするだけであんなに美味しくなるなんて!」「茶碗蒸しにも出汁が入っているとはびっくり!」「出汁づくりがこんなに楽しいのか!」「出汁の違いがわかるようになりました」「ひと手間ですね」「おかかふりかけはSDGsにもつながる!」「ふりかけが美味しすぎて...」「お母さんと出汁のクイズをしました」「今度は椎茸や煮干しを使ってやってみたい!」「家族に食べてもらったら『毎日つくって!』と喜んでもらいました。これからお味噌汁担当は私がやります!」
そして、「先生から『上手だね』『こうするんだよ!』の声かけが嬉しかったです」「先生みたいに素晴らしい人になり楽しい人生を歩んでいきたい」とのコメントも。お二人の人柄も子どもたちの励みとなりましたね。
プロからの学びを通して、子どもたちの世界はどんどん広がっています!間もなく卒業を迎える6年生のキャリア形成の面で、もうひと伸びさせたいと取り組む担任の先生に改めて感謝でございます。
ほんの一部ですが、今週の授業の様子をご紹介...
1年1組では、図工「すきまちゃんのすきなすきま」の授業。自作したキャラクター「すきまちゃん」を教室内のお気に入りの隙間に置いて、その様子をタブレットで撮影して紹介し合っていました。「あそこだ!」「かわいい!」「なんでそこに置いたの?」「え~そんなことしているの~」と学びが発展していました。ICT支援員さんのサポートにより、子どもたちは安心して楽しく活動していました。
1年2組では、ALTのデニス先生と英語でコミュニケーション!カードで示された色の名前を英語でテンポ良く答えて盛り上がっていました。「それ知ってる!レッド!」「OK!Good!」「Yeah(イェーイ!)」
3年2組は算数。算盤で2桁の足し算にチャレンジ!玉の置き方・はじき方のこつをつかむと一気に計算スピードがアップ。一方で「頭がこんがらかった!」と先生も混じってどうするこうするのと議論する様子も。「計算機って便利すぎる!」ことを実感していました。
4年生は立命館小学校とのオンライン交流に向けた準備が進行中。今日はプレゼンテーションのリハーサル。「うまく伝わったかなぁ?」って心配のご様子。担任の先生とのミーティングで、よかったところには磨きをかけ、みつかった課題は修正し、明日17日(金)の本番に備えています。
3年1組の大休憩、今日も長なわにチャレンジ!よく見て縄を跳び、前進で縄を回し、みんなでハイッ!ハイッ!と声を掛け合って。担任の先生も元気に応援!記録はどうですか?
そう言えば、明日がなわとび月間の最終日。個人の記録はどうですか?学級単位で取り組む「長なわチャレンジ」は現在この通り。どこまで記録を伸ばすことができるか楽しみですね!
お知らせです。先日、下校時に1年生が転んでけがをしてしまいました。一緒に下校していたお友達は手分けをして、学校へ連絡、けがをしたお友達の自宅へ連絡と見事な対応をしてくれました。ありがとうございました。大事には至らずホッとしました。その際、現場を通りかかった地域の方が、けがをした児童を学校まで連れてきてくださったとのこと。私たちお名前を聞くことができませんでした。けがをしたご家族からも感謝の気持ちを伝えたいとのことでございます。恐縮でございますがこの場をお借りして御礼申し上げます。地域の皆様に見守られ、支えられていることを実感いたしました。本当にありがとうございました。
よりよい授業を探究!校内研修会その11
2月9日(木)、5年1組の国語科において校内授業研究会を行いました。授業で取り上げたのは、下村健一さんが著した「想像力のスイッチを入れよう」。情報を事実か意見か見分けて吟味し、広い視野からとらえることの大切さを説明した文章です。
授業は、今年度本校で大事にしている教科書をしっかり読むことからスタート。3分という制限時間、何度も読んできた文章とは言え、子どもたちは自分のペースで内容を読み味わっていきました。
本時のめあては、筆者である下村さんは「どうして題名を『想像力のスイッチ』という比喩表現を使ったのか?」。下村さんの思いや願いを読み取ることにチャレンジ!
まず「想像力のスイッチ」とは具体的に何をすることか?を説明文から読み取り、それを発表する場面。初めは小声でつぶやいていた子どもたち、徐々に大きな声へ。発言を丁寧に拾い上げ、認め、称賛する先生に、子どもたちは安心して学習している様子がうかがえました。
続いて本題へ。下村さんはどうして「想像力のスイッチ」という表現を用いたのか?について、まずは自力で意見をまとめ、次にグループ、最終的には全体で意見を交流させていきました。ここでも先生の見事なコーディネート力が光っていました。その裏には、子どもたち一人ひとりの学習状況を丁寧に見取る先生の姿が垣間見えました。
子どもたちの意見はくっついたり、割れたり、精選されたりして、学びはぐんぐん前進!下村さんの思いや願いは、「読者に分かりやすく伝えたくて」「知って欲しくて」「伝わるような言葉を選んで」「興味を持って欲しいから」「(情報を吟味する)スイッチを入れて欲しいから」といった多様な意見が出されました。これは、子どもたちが授業にどっぷりと浸かっていた証ですね!
授業の最後に先生から、「皆さんは『想像力のスイッチ』をONにしていますか?」という問い掛け。子どもたちはハッとした様子。「下村さんの説明文から学んだことを早速これからの生活で活用していきましょう!」ということで、この後の学習では、情報とうまく付き合っていくためにはどうしていったらよいのか、自分の考えを文章にまとめていくとのことです。
事後研修では、子どもたちのために日々悩みながら授業実践されている担任の先生を囲んで、今回もよりよい授業づくりをテーマにした先生方のアクティブ・ラーニングが展開。私からは「子どもたちの生活に直結している単元だからこそ、子どもたち自身が学んだことを思い切りよくプレゼンテーションさせてみてもよかったのでは?」とお話しさせていただきました。それは学習に前向きに取り組んでいるこの子どもたちだからこそできることであり、ここまでお導きいただいた担任の先生に改めて感謝申し上げる次第でございます!
毎週火曜日は「すこやかタイム」です!
2月14日(火)、今朝は毎週火曜日に実施している「すこやかタイム」の様子を見学に、2・3・4年生の教室を訪問してみました。この「すこやかタイム」は、健康な生活を送ることができるようにお互いに衛生面に気をつけていくことを願いとして、ハンカチ・ティッシュなどの持ち物や髪の毛やつめなどの身だしなみを確認しています。
活動の中心は、学年が上がるにつれて保健委員が担い、自己評価をし、お互いに確認をしています。パーフェクト!だった学級は、お昼の放送で紹介されることもあってか、集計結果に一喜一憂するのですが、大事なことは自分と友達の健康に気を配って行動すること。子どもたちはそれが分かっているので、うっかりミスをした仲間のことを責めず、「また来週ね!」「明日は持ってくるぞ!」と前向きな会話をしていました。
本日の「すこやかタイム」パーフェクトは、やまなし1組とやまなし3組でした、GOOD!
17日(金)には学校保健委員会を開催し、学校歯科医の菅原先生より本校の子どもたちの歯の健康に関するご講義をいただく予定です。子どもたちの健康意識と実践、これからも私たち大人がしっかりサポートして参りましょう!
地域の皆様に感謝!あいさつ運動、盲導犬教室を実施しました。
2月13日(月)、新しい一週間のスタート。今朝は雨模様でしたが、青少年育成市民会議にの皆様よるあいさつ運動によって前向きに学校生活をスタートさせることができました。毎月ありがとうございます。
さて、2月2日(木)のことになりますが、6年生は人権教育の一環として、日本盲導犬協会富士ハーネスとオンラインでつなぎ、盲導犬教室を実施しました。曲がり角の通り方や階段の上り下りなど、盲導犬の訓練の実際の様子を説明していただくとともに視覚障がいへの理解を深めました。
子どもたちの記録より。「盲導犬は日本に848頭、目が不自由な方は31万人なのでまだまだ少ないな」「本当に犬が人を助けているところ、盲導犬という言葉の意味、犬にもストレスを与えないように、という言葉が心に残りました」「盲導犬に『グッド』と声をかけながら命を預ける信頼関係をつくっている」「盲導犬が自分からハーネスをつけようとしている」「盲導犬の訓練や目の不自由な人の生活を絵や文字を用いてわかりやすく説明してくださいました」「盲導犬のおかげでやれることが増えること」「触読時計やスマホを使って生活している」「盲導犬にしていはいけないこと」「あいさつから始めてもいいから、声をかけてみてくださいとのことなので、見かけたら声をかけてみようと思います」「盲導犬を連れている人、白い杖をついている人がいたらまずはあいさつから」
授業後の会話から「相手を思いやるためには、相手のことを知らないと」と、自らの生き方にも思いを馳せていて、成長とともに頼もしさも感じました。
今週も、地域の皆様に子どもたちの学びを支えていただきながら前進して参ります!
5年生、お茶タイム「なんかいいよね!」
2月7日(火)、5年2組の子どもたちから「お茶しに来ませんか?」とのお誘い。どうやら調理実習の一環で日本茶をたしなむことになったようで、誘われるままにいざ調理室へ!子どもたち、本当に楽しみにしていたようで、お湯が沸くまでの時間もじっとやかんを見つめて集中していました。
「お茶っ葉はどのくらい入れるの?」「このくらい?」「大丈夫?」「初めから成功しなくてもいいよね!」「いいよ、いいよ!」なんて会話をしながらじつに楽しそう!
「お湯を入れたらどのくらい待つの?」「ん~?」「適当でいい?」「いいって、初めから成功しなくてもいいよ!」と。活動が進むにつれてさまざまな疑問も湧いてきましたね。
「茶柱だ!」「どれどれ?」「それ微妙に葉っぱだね!」「ん~残念」
「乾杯~!」「何に?」とか言いながら、「味とかよくわかんないけど、なんかいいよね!」の声があちこちで。「みんなで飲むと美味しいんだよ!」「あったまるぅ~!」素敵な言葉をたくさん聞くことができました。
ほとんどの子どもたちがお茶入れは初めてだったとのこと。お湯が沸くまでの時間、お茶っ葉の量を考える時間、急須でお茶を注ぐまでの時間、そして熱いお茶をちょっとずつ飲むゆったりとした時間、それらすべてが子どもたちにとっては新鮮だったのでしょう!
今週末は南岸低気圧の影響で寒くなるようです。凍結等にご注意いただくとともに、子どもたちとお茶の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか?
2年生、1年生をおもてなし!
2年生は生活科「うごく うごく わたしの おもちゃ」の授業で、協働で手作りおもちゃを製作しました。そして本日2月9日(木)、生活科「つたわる 広がる わたしの生活」の授業で1年生を招待し、動くおもちゃを使ったお楽しみ会を企画し、開催しました。おもちゃ製作は2学期に行い、1年生と遊ぶこの日を今か今かと待ち望んでいた2年生、オリジナルのおもちゃを自慢したい!1年生を楽しませたい!という思いが授業開始前から教室中に溢れていました!
そして、1年1組の入場。開会式では「楽しいおもちゃをたくさん作ったので、楽しんでください!」とのあいさつ.、1年生は元気に「はい!」と応えていました。そして、いざ活動開始!おもちゃで遊んでくれた1年生には、折り紙でつくった素敵な景品もたくさん準備されていました。
こちらのおもちゃは「とことこぐるま」。輪ゴムで固定した乾電池を車輪代わりに、坂道や平地をその名の通りトコトコ進行。亀のデザインがマッチしていましたね。その優雅な動きでみんなまったりしていましたね!
一方、こちらは「やっとかー(又はGTグランプリ)」。帆が付いた四輪車をうちわで扇ぎ、ゴールまで走らせるというアクティビティ。風の向きを考えないと思わぬ方向へ...。様々な国旗やキャップを使ったコースデザイン、そしてスポーツカーの装飾で意欲をかき立てる工夫が素敵。盛り上がっていましたね!
こちらは空気鉄砲「ロケットポン!」。安全面に配慮して、飛ばすのは乳製品乳酸菌飲料のプラスチック容器。的に当てて欲しい!と的の高さを1年生目線でセットしたとのこと。「もっと前からでもいいよ!」とどんどん前へ誘導する2年生、的に当たった時のみんなの「ヨッシャー!」は気持ちよかったですね!
こちら「ぴょんコップ」。説明が難しい...。輪ゴムの力で紙コップを高く飛ばすおもちゃなのです。高さに応じてポイントを設定。「これは高く飛ぶよ!」と教えちゃう2年生、おもてなしのし過ぎでは?
こちらは輪ゴムのパワーを使った「パッチン(パッチンかえる君)」。最初は折ってありますが、だんだん開いていって、開ききったところでパッチンと鳴って飛び上がる!というおもちゃ。飛び上がったの見えます?手を取ってやり方をレクチャー。ここでも「これが高く飛ぶよ!」と教えちゃっていましたが。1年生、パッチンの勢いにビックリしていましたね!
閉会式では、2年生の「楽しんでくれましたか?」の問いかけに1年1組一同「は~い!」との返事。「一番楽しかったおもちゃは?」では「ロケットポン!」に集中。これには担当した2年生は大喜びでしたね。お互いに「ありがとうございました!」を伝え合って終了となりました。
さて、その後の2年生、すぐに反省会。「つくったおもちゃで楽しく遊べました!」と言う一方で、今の時間でお土産の景品を配りすぎてしまい、この後にやってくる1年2組の分はあるのか?ということになりまして、おもちゃのメンテナンスとともに急ぎお土産づくりへと...。
そうこうしているうちに1年2組の皆さんがやってきてしまい「あっ、もう来ちゃった!」と慌てる2年生の姿がとっても印象的でした!何より担任の先生が...。果たしてこの後、順調におもてなしができたのでしょうか?
3年生、クラブ活動を見学!
2月8日(水)のクラブ活動。クラブ活動は4年生以上で実施していますが、今日は、来年度から活動に加わる3年生が各クラブを訪問しての見学会を行いました。
ダンス・音楽クラブは、いつも以上に激しく?!動画に合わせてダンスを踊っていました。それを見ていた3年生が突然メモを取り始めました。「ダンスの点数を付けてるの?」と質問したところ「違いますよ、ダンスクラブのメモですよ!」と、先輩が説明してくれたことをしっかりメモしていました。
イラストクラブは、本やタブレットから気に入ったキャラクターを探し出して作品作りをしていました。3年生は先輩方の作品づくりの様子や完成した作品をみせてもらいながら「すごい!」「細かい!」「そっくり」等々感想を伝えていました。そして、すぐにメモ!真面目ですね。
料理・手芸クラブでは、ホットケーキ作りを見学。まだ調理前だったこともあり、3年生男子は「これからつくるのか...」と残念がっていました。「他にはどんな活動をやるのですか?」と質問をしていましたね。
因みにわたし、頃合いを見て再び訪問し、3年生を代表して美味しくいただいて参りました、ご馳走さまでした!
運動クラブは校庭でサッカーをしていました。「他にはどんなスポーツをやるのですか?」など積極的に質問をしている様子から、3年生の関心は最も高かったようですね。
自然科学クラブでは、竹とんぼ ならぬ 紙トンボをつくって飛ばそう!ということで、自作の紙とんぼを製作して飛ばしていました。先輩から紙トンボをお借りして、こつを教えてもらい、いざ実践!上手に飛ばしていましたね。
本校の強みの一つである縦割りグループ活動。クラブ活動においても、学年の枠を超えて、みんなで!仲良く!チャレンジしよう!という思いが子どもたちの中にしっかりと流れていることを実感しました。きっと3年生も、この長倉のよき伝統を改めて感じとったのではないでしょうか。見学時にしっかりとメモを取る3年生の姿に、さらなる成長への期待が膨らんだ次第でございます!
5年生、スチューデント・シティーでのチャレンジ!
2月2日(木)のことになります。5年生は、先日の事前学習を踏まえ、いわき市体験型経済教育施設「Elem(エリム)」で「スチューデント・シティ」の学習活動にチャレンジしてきました。スチューデント・シティは、その名の通り、8つの企業ブースを中心に構成された街空間。その中で、子どもたちは一市民として、商品を供給する企業活動と商品を購入する消費活動を交互に体験し、お金の流れに着目してリアルな経済のしくみを学んでいきます。
詳しくはこちらをご参照ください。
https://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1450929051695/index.html
初めは緊張していた子どもたちも、お金が絡んでいることもあって周りに迷惑をかけられないと、次第にアクティブに活動していきました。
お昼休み、「早く仕事に戻りたいんですけど...」の声を多く聞きました。理由を尋ねると、「会社の利益が出てなくてやばいんですよ。早く会社でミーティングをやらないと!」「会社の支払いで銀行に行かなくちゃならないんです!」「市役所にまだ税金払ってなくて...」「支払いのレシートがなくなって収入と支出の計算が合わなくて...」等などの声が。
今回の体験を通じて、子どもたち自身がちょっぴり大人になった!と感じたようでした。「~ですか?」「~ですよね!」といった言葉遣いが基本、日々苦戦している算数って本当に大事、何をやるにしても自分から積極的に話すことが必要、大人ってこういうことか!といった感想を聞かせてくれました。その表情からは、自分たちはまだまだ未熟、だからもっともっと努力しなくちゃ!という思いが伝わってきました。
今回は、湯本二小・湯本三小の皆さんと合同で活動しました。他校生との交流もよい刺激となりました。また、保護者ボランティアとして4名の皆さんに支えていただきました。ありがとうございました。そしてエリムの先生方、ホンモノの企業の皆様、子ども扱いせず一社会人として接してくださったことがとても印象的でした。お金や商品のやりとりだけではなく、人と人とのかかわりこそが社会生活のベースになっていることを教えてくださいました。重ねて御礼申し上げます。
梅の花が咲きました!
2月6日(月)、新しい一週間が始まりました。節分行事を終え、日の出時刻も6時30分台となっていよいよ春が...と思っていたところ、ふと梅の木に目を向けると、見事に花が咲いているではありませんか!白梅・紅梅とも青空の下で輝いていました。
さて、子どもたちは現在「校内なわとび記録会」にチャレンジしています。学年ごとに設定された目標を達成して「合格証」を手にしようと毎日こつこつと練習に取り組み、なわとび記録カードにチェックしています。
また、学級対抗で長縄にもチャレンジ!八の字飛びの連続回数を競い合っています。現在のところ6年生が一歩リードでしょうか?
梅の花にも元気をもらい、今週も長倉小学校、頭を鍛え・体を鍛え・心を鍛えて参りましょう!
鬼払い集会!
おにはそと ふくはうち~♬ 今週はお昼の放送は「豆まき」が流れておりました。そして2月3日(金)節分、各教室にはさまざまな鬼が出現した!ということで、今日は代表委員会の子どもたちが中心となって「鬼払い集会」を企画、オンラインにて開催しました。
集会では、まず5年生が登場。節分の由来を自作のイラストを用いて丁寧に説明してくれました。
続いて6年生は、節分にちなんだクイズ。「イワシの頭をヒイラギの枝に刺したものは何を追い出す?①サンタ ②悪い鬼 ③幸運」って、1年生からは「これはやばい!①と③を追い出したら大変だ!」との声が漏れ聞こえてきましたね。
続いて、各学級代表による「追い払いたい鬼の発表」。「ねむたくなる鬼」「だらけ鬼」「わるぐち鬼」「ねぼー鬼」「ふざけ鬼」「食べ物の好き嫌い鬼」「ゲーム鬼」「姿勢悪い鬼」「帰りの用意が遅い鬼」と、心に潜むさまざま鬼が存在していることを実感しましたね!全員ノー原稿でしっかりと語って鬼退治の決意を語っていました!
その後、各学級では、掲示板や黒板に現れた鬼たちを豆風の紙ボールで追い払い!
鬼にもかわいい鬼がいるんですね!とても豆を投げて追い払うことなんてできません。
一方、おいおい!担任の先生を鬼に見立てて待ち伏せとは...。しかもその巨大な豆...、いいね!
やまなし学級には大きな鬼が侵入?してきたようで、子どもたちにこっぴどくやられて退散していったとさ...。
そして6年生、集会で活躍したお手製の赤鬼様を何とか活躍させたい!とのお申し出。教頭先生と相談して本校の玄関先にお飾りすることとなりました。赤鬼さんが学校に潜む鬼を追い払い、監視役となって学校を守ってくれています!
これからも素敵な学校でありますように!どうかよろしくお願いいたしまする。
本日、6校時の南校舎では...。
2月2日(木)、6校時の南校舎の様子です。
4年生は、「京の杜プロジェクト」の準備を進めていました。このプロジェクトは、京都の立命館小学校の4年生が京都醍醐寺の桜のクローンを育て、長倉小に送ってくださるという素敵な取組です。再来週、立命館小学校の皆さんとオンラインで交流会を行うとのことで、今日はチームで分担して「福島県」「いわき市」「長倉小」それぞれを紹介するプレゼンテーションづくりを頑張っていました。社会科や理科の学習の成果を持ち寄ったり、学級内でアンケートをとったりして、立命館小学校の皆さんの顔を思い浮かべながら、自分たちの思いが伝わるように自分たちでアイディアを出し合ってのチャレンジ、成長成長!
この4年生の取組は、後日またお知らせして参ります。
続いて、3年2組。社会科の学習で、教科書や図書館の本を使って「昔の道具カード」を作成していました。自慢気に見せに来てくれましたね!
「これなーんだ?」「白黒テレビだ!懐かしいなぁ」「え~!なんで『白黒』まで言えるの?」って会話...。「だって子どものころ使ってたもん!」「じゃー、先生は昔の人だね!」と鋭いご指摘が。悔しかったので、「白黒テレビは、ときどき画面が砂嵐になっちゃうんだっけ。それでさ、バンッ!ってテレビをたたくとパッと直るんだよ!」と裏技を紹介してみましたが、子どもたち反応はサッパリでした...無念。
隣の3年1組の教室からはリコーダーが聞こえていました。それはそれは美しく、透明感のある音色!思い起こせば5月に音楽家の根本美紀子先生にご指導いただき、初めて吹いたときの音色は、とても野性味が溢れており、吹いた自分もビックリ!だったことを思い起こしました。あれからこつこつ練習を積み上げてきたのですね。素晴らしい演奏ができるまでになりました!でも申し訳ございません。教室に入ったときは授業が終わってしまい、演奏中の姿を見ることが出来ませんでした。でも、授業をやりきったという満面の笑顔を見せてくれました!
2年生は5校時で下校。放課後の教室の様子をご紹介。お道具箱を机上に上げて整理整頓!この教室の様子から2年生も大きく成長したことを実感した次第です。
最近、子どもたちの成長を実感する機会が増えてきたような気がしています。また明日、子どもたちが登校してくるのが本当に待ち遠しいこの頃でございます!
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