こんなことがありました

6年生、家庭の交通安全推進委員へ!

4月17日(月)、新しい一週間がスタート。年度初めの大事な時期です。子どもたちに寄り添って参りましょう!21日(金)には、授業参観、学級懇談、PTA総会が予定されていますので、保護者の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

さて14日(金)のことになります。本校を管轄するいわき中央警察署常磐分庁舎の佐藤祐紀普巡査部長がお越しになり、6年生に対して「家庭の交通安全推進委員」の委嘱状を交付してくださいました。

代表児童は、委嘱状に書かれてある次のことを読み上げ、力強く「実行します!」と宣言しました。

「1 交通のきまりを守り、みんなのお手本になります。」
「2 車に乗ったら必ずシートベルトを着用します。家族のみんなにもシートベルトやチャイルドシートの着用を呼び掛けます。」
「3 弟や妹、おじいさん、おばあさんなど、みんなに交通のきまりを守るよう声を掛けます。」
「4 自転車に乗る時は、ヘルメットをかぶるよう心掛けます。」

 加えて、3名の6年生が自分事として受け止め、自転車を乗る際のヘルメットの着用、注意し合うことの大切さやシートベルトの重要性について思いを語ってくれました(「自分の意見を見つける力」を活用しましたね!)。

その後、佐藤巡査部長より、①下級生や兄弟姉妹のお手本へ、②もし交通ルールを破りそうになったら勇気を出して注意しましょう、③大事な家族にも呼びかけましょうとのお話があり、6年生は、そうだよね!大事なこと!と頷いていました。

さて、ホンモノとの出会いのコーナー!ということで、式後、昨年に引き続きになりますが、佐藤先生から、改めて今年の6年生に対して、警察官を志した経緯や警察官の魅力・やりがいについてミニ講話をしていただきました。

佐藤先生は、もともとは北海道の警察官でしたが、平成23年の東日本大震災で福島県警察に助っ人として参上して1年間お務めになられたとのこと。北海道に戻られた際「自分は被災地のために、この1年で何ができたのだろうか?」「もっと寄り添うべきなのではないか!」という問いを持つに至り、「福島県の警察官になろう決心し、警察官の採用試験を受け直し、合格して現在に至っています」とのこと。「人のために役立つ仕事は警察官だけではないけれど、一番困った人に寄り添える仕事は警察官だと思います!」とお話しくださいました。

皆さん、どう感じましたでしょうか?子どもたちも教室に戻る道すがらあれこれ語り合っていましたが、ものすごく深い学びを得ることができたのではないでしょうか。また、私たちは佐藤先生のように熱い思いをもつ方々によって支えられていることを改めて感じました。ありがとうございました!