出来事
よりよい授業を探究!校内研修会その2
今年度、本校では、国語科の授業を中心に説明的文章に着目した研修を進めています。今年度2回目の校内授業研究会を9月16日(金)に2年生国語科の授業において開催しました。
担任の先生は、子どもたちの思考を深めていくために、前時までの学習内容を掲示して、つながりのある授業づくりにチャレンジしました。子どもたちは、その掲示物と教科書を行ったり来たりしながら学習を進めていきました。
また、グループ活動を積極的に取り入れていました。子どもたちは、相手の意見をコピペする以上に、自分の考えをグレードアップさせていく姿が見え、これまで丁寧に話合いの仕方をレクチャーしてきたことが伺えました。
そして、デジタル教科書・電子黒板の活用です。子どもたちの視線が1点に集中し、学級全体で思考がグッと深まっていきました。発表を視聴し、同じ意見か異なる意見かをハンドサインで示す姿も。日常的な指導が行き届いていることを実感しました。
放課後の職員室。今回もワールドカフェ形式で授業検討会を行いました。成果もあれば当然課題もあります。大事なのことは、それらを校内で共有し、明日からそれぞれの授業に活かしていくこと。子どもたちが分かった!できるようになった!と実感できる授業を引き続き探究して参りましょう。
5年生、宿泊活動の速報その3(最終)
9月15日(木)、5年生の宿泊活動2日目のメイン活動は野外炊飯。指導員の先生のレクチャーを受けて、早速各班「美味しいカレーライスを食べるぞ!」というゴールに向けて活動を開始していきました。かまどに薪を準備する係、調理器具・食材を運搬する係、それらをまず水洗いする係と、子どもたちはとっても手際よく作業を進めていきました。やっぱり事前に打ち合わせをしておくことは大切なんだね!ということを実感。
できる人がやる、やってみたい人に譲る、困ったらみんなで考える、時には大人の力を借りるといった「チャレンジ精神で一致団結!」したときの5年生は、ものすごいパワーがあることを見せつけてくれました!出来上がったカレーライス、やっぱり美味しかったですね。同じ材料で調理したのに、不思議と班ごとに味が違うんですよね!
食べ終わった後の片付け作業、ちょっと時間がオーバーしてしまいましたが、みんな責任を果たしたからオッケーです。炊事場のこの輝き、光ってますよね!!本館前の看板を見て「長倉小は、その通りやりきったよね!」「そーだよね!」
学校に戻ってからの5年生。立てないよ~、歩けないよ~との声が。でも、その疲れは、単に楽し~い時間を過ごしていなかったことの証だと思うのです。班長さんを中心に、みんなで素敵な時間をつくってを楽しもう!と一致団結して、やりきったからこそ味わえた充実感・達成感なんだと思います。「5年生、やればできるな!昨日の自分からまた一つ成長したな!」。この体験を明日からの生活にぜひぜひ活かして、さらに前進して参りましょう!
子どもたちの学びを支えてくださったいわき海浜自然の家の皆様ありがとうございました。その都度、親切にご対応いただきました。また、保護者の皆様には大きなご理解とご協力をいただきました。重ねて御礼申し上げます。
いよいよ水泳の授業も最終ステージへ!
今週でプールでの授業が終了となります。水泳の学習の最後は「着衣泳」。1学期の終業式では、あえておぼれ方の練習をしましたが、今回の授業では、実際に服を着て、水の中で命を守るための訓練を行います。9月13日(火)には、4年生がこの授業を行いました。
いつもやっている水遊び、服を着てやってた感想は、「なんか重いな!」「底の方に吸い込まれる感じ」「自由がきかない!」とのこと。「自分の体なのに言うこと聞いてくれない!」ことを実感した様子。
この後、服を利用して空気をため込んで水に浮く訓練を実施。はじめはえらいたくさんの友だちのサポートを受けておっかなびっくりチャレンジ。でも、勇気を出して顔をあげ、手足を伸ばしてみるとコツをつかむことができ、一人で浮くことを覚え、余裕の表情を浮かべる児童も。
ここでも子ども達は大事な気付きをしました。「プールの水は止まっているけど、海とか川は、流れとか波があるから焦っちゃうんじゃない?」と。素晴らしい!その通りですね。だから、いざという時に慌てることがないようにこうして練習して経験をしたということなんですね。
最後に、担任の先生から「それじゃ最後に、服を脱いでフリータイム!」の声が。子ども達は「大リーグ養成ギブス」を外されたかのように伸び伸び泳げるぞ!と開放感を求めて服を脱ごうとしたものの、残念。ここでも苦戦。濡れた服を脱ぐことは容易ではない!ということなんですね。
最後の最後まで苦難が仕込まれた授業でしたが、仲の良い4年生はお互い手助けをし合いながら、最後は伸び伸びとプールでの活動を楽しむことができました。
5年生、宿泊活動の速報その2
9月15日(木)、いわき海浜自然の家は曇り空ではありますが、波の音、小鳥たちの歌声で朝を迎えました。昨夜は、キャンプファイアを開催。レク係の巧妙な進行のもと、楽しい時間を過ごすことができました。待望の火の神が降臨。ちょっとイメージが違っていたようですが、健康・努力・協力・友情の火を灯しました。その後はレク係が大活躍。先日の演劇ワークショップでなおちゃんから教わったじゃんけんゲームをはじめ、ファンタスティックな時間を演出してくれました。フォークダンス、最高でしたね。ありがとうございました。
今朝は、宿舎として使ったロッヂの清掃からスタート。「来たときよりも美しく!」が合言葉。
そして朝食へ。きちんと黙食。食べ終わってから調理員さんに、ごちそうさまでした!の声がとても清々しかったですね。
子どもたちは多少眠たい様子も見えますが、元気に活動しております。これからカレーライスづくりにチャレンジ。仕上がりのイメージと役割分担を確認しています。美味しいカレーはどんな味?仕上がりが楽しみでございます。
5年生、宿泊活動の速報その1
9月14日(水)、5年生、いわき海浜自然の家での宿泊活動がスタートしました。今日は、宿舎に到着後、舟戸海岸での磯遊びと釣りを楽しみました。お天気にも恵まれ、青空と太平洋と潮風を肌に感じながら伸び伸び活動しました。
カニを追いかけることに夢中になって荒波の洗礼を受けたり、アイナメ、フグを釣り上げガッツポーズをしたり、いつも以上の笑顔を見せていましたね。
そしてタコですよタコ!この10年、いわき海浜自然の家でタコを釣り上げたのは初めてとのこと。どうする?校長先生のおつまみだな!スルメにしよう!それはイカじゃん!そうだって?とか言いながら、優しく海へ返してあげました、タコの吸盤に吸いつかれる感触、良い思い出になりますね。
今のところ全員元気に活動しております。今夜はこれから夕食、そしてキャンプファイアへ!どんな笑顔を見せていくのか楽しみであります。
1年生のチャレンジ!鍵盤ハーモニカ講習会
9月13日(火)、1年生の音楽では、鍵盤ハーモニカを演奏するはじめの一歩として、音楽家の太田理子先生を講師にお招きして、鍵盤ハーモニカ講習会を開催しました。
まずは理子先生のデモ演奏。映画「魔女の宅急便」の「晴れた日に」。これが鍵盤ハーモニカなの?という見事な演奏を披露してくださいました。見ていた大人にとっても鍵盤ハーモニカのもつ可能性の大きさ、そして本物の演奏にただただ驚くばかり。当然子ども達も聞きほれておりました。
目の前で演奏を聴いていた児童、この表情です!
あんなふうに演奏してみたい!というやる気がみなぎった子ども達。早速鍵盤ハーモニカのセッティング、そして扱い方の実習。もう我慢できない!と言わんばかりに、音出しの練習へと進んでいきました。
子ども達が音楽に合わせて初めて出した音は、自動車のクラクション!一致団結して演奏ができて、思わず笑顔がこぼれましたね。さらに練習を重ねて、だいぶ指使いが上手になりました。子ども達の習得力はすごい!
そしてやっぱり、その道のプロの方との出会いは、子ども達にとってインパクトがありますね。理子先生は、「基本が大事よ!」と一人ひとりを丁寧に見取りながら、笑顔でパワフルにご指導くださいました。加えて、音楽を心から愛してる理子先生の振る舞いは、子ども達の心を確実に豊かにしてくださいましたね。短い時間ではありましたが、本当にありがとうございました。
5年生、いよいよ宿泊活動へ!
明日14日(水)から15日(木)にかけて、5年生は宿泊活動を実施します。みんなこの日を心待ちにしていた様子。これまで、スケジュールの確認、班編成・係分担等を行い準備を進めてきました。12日(月)には、班ごとの最終打合せを行っていました。
情報伝達の出発は先生から班長へ。班長は、受け取った情報を班の仲間へ伝達。そこで終わりではなく、よりよい活動とするための話合いを展開させていました。「これってどういこと?」「こうした方がいいって!」「え~まじ?」「これはいいんじゃない!」「こうしてやってみない?」「それいいね!」などなど。全員がかかわって話し合っている姿から、宿泊活動がうまくいく予感がしてきました。
私たちが大事にしたいことは、大人が敷いたレールの上を、子ども達がみんな画一的に決められた速度で進み、目的地に無事にゴールしてよくできたね!ということではありません。もちろん、安全・安心は確保した上でのことですが、あるテーマに向けてお互いが主張し合い、あーだーこーだと話合いながら物事を決定し、いざやってみてうまくいかなかったとしてもあきらめずに修正し、結果が伴わなくても「ナイスチャレンジ!」と認めていくことです。そのプロセスこそ財産となり、次に生かしていこうよ!と、さらなる成長へとつながっていくものと考えています。その中では当然トラブルもあるかと思いますが、お互いのよさを認め合い、譲り合い、助け合い、思いやりの心も育てていきたいと思います。
「校長先生、火の神をよろしくお願いしますね!」とは、とある児童のお言葉。「いやいや、校長先生が火の神になるのではない!火の神がお越しになるのだ!」「え~、誰かを呼ぶってことですか?」「いやいや、火の神がみんなのもとにお越しになるのじゃ!」「またまたそんなこと言っちゃって!」と。さてさて、どんなキャンプファイアになるのでしょうか?
全校生への連絡です。15日(木)の登校は5年生が宿泊活動でいませんので、登校班の班長さん・副班長さんがいない班が生じます。子ども達には事前にお話はしますが、保護者・地域の皆様に見守っていただき、安全に登校ができますようご協力をお願いいたします。
中秋の名月から、新しい1週間のはじまり!
9月12日(月)、新しい一週間が始まりました。今朝は、青少年育成市民会議の皆様による朝のあいさつ運動を行っていただきました。毎月10日を目安に実施していただいております。「まだ暑いね」「今日も元気にあいさつしていて立派ね!」との言葉かけ。子どもたちの励みになっています。暑い中ありがとうございます!
さて、10日(土)は中秋の名月!ということで、朝から子どもたちに「お月さん見ました!」「お団子食べました!」「ススキと梨を飾りました!」等々の報告をいただきました。中には、「ウサギとカメ?が餅つきをしていました!」、「織り姫と彦星の再会」を喜ぶお話、「かぐや姫がお帰りになりました!」と悲しみを分かち合ったというお話もいただきました。子どもたちなりに、十五夜お月様を受け止めていましたね。とても勉強になりました。
勉強と言えば、今日の6年生の理科の授業。月の動きと満ち欠けの様子を、模型を使って学習していました。太陽を模した電球の明かり以上に、教科担任の先生の全身を使った熱くまぶしいご指導!にもご注目ください。
黒板に掲示した月の写真は、教科担任の先生が時期を確認しながらご自身で撮影したもの。そうした先生の姿勢や思いもきっと子どもたちにとっては大事です!先生の気持ちが乗り移ったかのように、みんな夢中になって勉強に励んでいました。
中秋の名月、今年は満月だったようですね。わたしの家で撮影した写真で恐縮ですが、子どもたちが「ピカピカ光っていてまぶしかったです!」という月をアップします。今週も子どもたちをさらにピカピカ輝かせるべく、長倉小学校、一致団結して前進して参ります。
PTA奉仕作業 秋編
9月10日(土)、早朝7時よりPTA奉仕作業を実施し、校庭の草刈り作業を行いました。今回は2・3・5年生の保護者の皆様にご協力をお願いし、80名の方々にご参加いただきました。本当にありがとうございました。
担当した役員の皆様、大変お世話になりました。おかげさまで準備や片づけ等をスムーズに進めることができました。感謝!
本校の敷地は広大!そして樹木もたくさん。学校では、用務員さんが中心となって毎日のように草刈りや樹木の剪定作業を行っています。しかし、とてもとても追いつかない状況です。今後も定期的に、樹木の剪定や除草ボランティアを呼びかけて参りますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
こうして保護者の皆様と顔を合わせて作業することができたこと、わたしたちは率直に嬉しく思っております。子どもたちの健やかな成長を願い、保護者の皆様、できれば地域の皆様とも、どんどん顔を合わせてお知り合いになっていきたいと考えております。
最後に参加者全員で、一致団結の記念撮影!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
学校訪問「アップデート完了!」
9月9日(金)、いわき市教育委員会の皆様による学校訪問が行われました。この訪問の趣旨は、本校の学校経営や学習指導、生徒指導などの取組状況を評価していただき、成果や課題、改善の方策などを指導していただくことにあります。
はじめに、学校の取組状況について、簡潔に概要説明を行いました。以前ご紹介しましたが、運動会のときに見せてくれた子どもたちの表情(2枚の写真)は、今年の本校のよさを大きく象徴していると感じていましたので、冒頭にご紹介いたしました。「エビデンスに基づく教育活動の推進」「子どもたちとの間をとりもつ問いの質の探究」「可能な限り一人ひとりを主人公にする」という本校職員の情熱と実践の成果です。
今日の授業でも、職員は「何かにチャレンジ」を合言葉にして、20年後の世の中をイメージして、子どもたちが幸せに生活していくための授業実践にチャレンジしました。
若手教員の授業その1。支援員さんのサポートの大切さを実感。一人ではいっぱいいっぱいになってしまうところ、支援員さんのさりげない、かつ的確な支援により、授業のねらいの達成に向けて授業を進行させることができていることを再確認。子どもたちのためのチーム力のアップデート完了!
若手教員の授業その2。バインダーを手にする参観者が教室へ。場の雰囲気を察知して...という子どもたち。妙に緊張している担任の先生。これは先生をサポートしなければ!という思いがひしひしと。子どもたちの頑張りで何とか授業終了!この若手教員、これまで以上に子どもたちと一緒に同じ景色を眺められるようになっていくのではないでしょうか。気負わないで頑張れよ!若手教員その2もアップデート完了!
各教科・領域のスペシャリストにご指導いただき、長倉小学校のアップデート完了です!また明日から「頭を鍛える」「心を鍛える」「体を鍛える」を合言葉に一致団結、長倉ならではの教育活動を探究して参ります。
(追記)明日10日(土)7:00より、予定通りPTA奉仕活動を実施いたします。保護者の皆様におかれましてはご協力よろしくお願いいたします。草刈りのやり甲斐がございます!また、近隣の皆様にはご迷惑をおかけいたします。ご理解の程どうぞよろしくお願いいたします。
授業の様子 9月6日(火)編
はじめは巨大なプールにおっかなびっくりだった1年生、今ではすっかり水に慣れて、頭まで潜ることができるようになりました。潜っている時間をカウントして、目標をクリアした時の「やったぞ!」っていうこの表情。見ている私も思わずガッツポーズをしてしまいました。みんなで水遊びもできるようになり、子どもたちの成長の早さに驚いております。
こちら3年生社会科の授業は「原料はどこから?、製品はどこへ?」がテーマ。まさにサプライチェーン!映像を通して理解を深めていました。まずは身近な商品の流通経路をたどっていくことによって、子どもたちは徐々に社会認識を広げていくのでしょう。
4年生は算数で「2桁わり算の筆算になれよう!」ということで黙々と演習問題に励んでいました。子どもたちは、ひと通り解いたところでチェックしてもらい、できなかったらできるようになるまで!或いはできたからさらに難問へ!とチャレンジしていました。プールに入った後の授業でしたが、今度は頭を鍛えようと学級全体が活気にあふれていましたね。素敵です!
5年生理科の授業は「花から実へ」がテーマ。ヘチマとアサガオの花のつくりの違いに注意しながら、受粉について説明できるかがポイント。稲作にチャレンジしている5年生ですから、このテーマはクリアして欲しいですよね!きちんとノートをとり、姿勢よく授業に臨んでいる様子も、さすが5年生!といったところです。
そして今日もALTデニス先生が大活躍。3年生以上の全クラスでサポートしてくださいました。お昼の職員室、「カボチャの天ぷら」が話題になったとき、わたし勇気を出してデニス先生に「パンプキン・フライ is very デリシャス!」とお伝えしたところ、デニス先生「ノーノーノー!パンプキン TE N PU RA de だいじょうぶでぇす!」とのこと。赤面...。確かに、ポテトフライは天ぷらじゃないですし、天ぷらはもはや世界で通用する単語なんだ!と、とても勉強になりました。デニス先生、今日もありがとうございました!
「今日は何が分かったかな?」「明日はどんなことができるようになるかな?」わたし自身にも当てはまることを実感しながら、引き続き何事も前向きにチャレンジする子どもたちを全力で応援して参ります!
図書館ボランティアの皆さん、9月の活動!
9月6日(火)の図書館、ボランティアの皆さんが活動していました。まずは13日(火)の3年生への読み聞かせに向けた打合せ。進行の確認、図書の選定、読み方・演出の仕方について入念なリハーサルを行っていました。この打合せのために、ボランティアの皆さん一人ひとりが、子どもたちを喜ばせたい!本に親しんでもらいたい!という願いのもと、丁寧に準備をしてきてくださっております。ありがとうございます。
また、図書館掲示板の更新も行ってくださいました。ずばり「中秋の名月」編へ。そして傍らには恐竜の模型が...。この恐竜の模型が意味することとは?きっと読み聞かせと関係があるのでしょう。本を借りにきた子どもたち。早速その恐竜に気づいて釘付けのご様子。「これブラキオサウルス!」「マメンチサウルスじゃない?」と高度な会話も。子どもたちの好奇心をかき立てる仕掛けづくりに脱帽でございます!
長倉田んぼ、鳥よけネットを張りました!
長倉田んぼの稲にも穂が出始めました!
9月1日(木)、田んぼを管理している5年生は、鳥よけネットを設置しました。今回の講師は、常磐公民館の今野先生が担当。
棒を立てて、いざネット張り!というところでトラブル発生。なんと棒に丸めてしまっておいた鳥よけネットが絡んでしまい、授業時間45分の内、じつに43分をネットをほぐす作業に費やしてしまったのです。子どもたちは稲穂が実ってきたことをじっくり観察するよりも、ネットをほぐすことで頭一杯の様子。合わせて、準備の大切さ、整理整頓の必要性を痛感したのではないでしょうか。
そんな中、とあることに気づいた子どもたち。「あれ?今野先生の長靴が埋まっていたところの稲はなんか巨大だな?」とのこと。確かに、ある一角だけ、太く丈の高い稲がありました。今野先生の生命力?のおかげでしょうか。
さてさて、授業時間を気にしながらネットをほぐす作業に没頭していた担任の先生。なかなかほどけないネットに次第にイライラ感が...。おかげで2カ所くらいネットに穴を空けてしまったご様子。このことは,スズメやカラスたちには内緒にしておいてくださいね!とのこと。
そんな5年生の様子が気になったのか、虫探し?をしていた2年生が「おー、すげー!」と言って近づいてきました。2年生の目線から見ると、稲も大きく見えるのでしょうね。
このまま穂が実っていくとよいのですが、稲にとって敵は鳥だけではありませんからね。これからどんな展開を見せていくのか、楽しみでもあり不安でもあります。
オンライン全校集会を開催!
9月5日(月)、新しい一週間が始まりました。今週の大きなめあては「集中して話を聞こう」です。私自身も人の話に丁寧に耳を傾けることを再確認していこうと思います。
さて、今日は、全校集会をオンラインで開催し、2年生、5年生の代表児童に2学期の抱負を発表してもらいました。2年生は、がんばることを3つ。①難しくなってきた漢字を頑張ること、②友だちにやさしくすること、③ボールをとおくになげられるようになること。また「長小パーク」が楽しみです!と力強く発表しました。5年生は、目標を2つ。①算数の計算力をのばすこと、②あいさつをしっかり行うこと。それぞれの目標について実践内容も具体的に述べていて流石5年生!見ていた2年生もあこがれの眼差し。
また、今日は教頭先生から講話をいただきました。毎日欠かさず校舎を巡視している教頭先生ならではのお話。それは「トイレのスリッパ」について。「スリッパや靴を丁寧にそろえることができる人は、心も美しい人!」ということで、長倉小のトイレのスリッパの様子について、先週と今日の様子を写真で示してくださいました。どの箇所も、先週も今日も、スリッパは指定された枠の中にしっかりとそろえられてあり、「見ていて清々しいです!」と賞賛の言葉をいただきました。長倉小学校のよさをまた一つ発見することができて、嬉しい気持ちになりました。ぜひ、継続していきましょう!
なお、本日の集会の運営は6年生が担当しました。開会・閉会の言葉を単に述べるのではなく、「手や指の消毒をこまめに行って感染症予防をしっかり行っていきましょう!」等、アドリブで呼び掛けの言葉を加えながら役目をしっかりと果たしていました。ご苦労様でした!
保護者の皆様へお知らせです。今週末10日(土)はPTA奉仕作業を予定しています。今回は2・3・5年生の保護者の皆様にご協力をお願いしております。7:00からのおよそ1時間、除草等の活動にご協力をお願いいたします。
ご紹介、校内研修の一コマ!
9月2日(金)、あいにくの雨模様でしたが、子どもたちは一週間をやりきりました!と言わんばかりに、元気に下校していきました。また来週、元気に登校してください!
保護者の皆様には、下校時の安全確保と混雑解消のため、お車での送迎をご遠慮いただいております。本日は雨の中の下校となりましたが、おかげさまでゆとりをもって子どもたちを見送ることができました。ご理解とご協力に感謝いたします。子どもたちは、雨の日の歩き方を経験すること以外にも、雨の降り方や風の強弱、草木のにおい、景色の色どり等々、五感をフルに使いながら歩いていくのでしょうね。
さて、子どもたちの下校後、今日は校内研修を実施しました。今回は、夏季休業中に職員が研修してきたことを共有することが目的。その一つとして、タブレット端末を用いた授業について研修しました。研修を受講してきた職員が先生役となり、私たちは子どもになりきってミニ授業へ。個人の学びをタブレットに打ち込ませてデータ化し、教員がそのデータを共有化する操作を行い、学びを再構築させていくというもの。
最初は個別に行っていた研修。「ここをクリックしてみてください」「え?どこ?」「ここです!」「あー、ここね!」「すごっ!こんなにパッとできちゃうんだ!」と言っているうちにグループ化が進行。教え合い、学び合いへ。
事後の職員室での会話。「このツールは便利だわね」「紙とかペンとか準備する必要はないし、配るとか集めるとかの時間ロスもなくなるね」「はじめからスムーズに、成功をねらわなくてもよいのでは?きっと子どもたちの方が覚えるのが速いから、困ったら子どもたちの助けを借りるのもありでは?」「何度かやっていくうちに習慣化されて、時間的なロスも解消されていくのでは?」等々の感想が。短時間でしたが、明日からでも実践できるという手応えをつかむことができました。その他にも、「個別最適な学び」を目指した支援の仕方、子どもたちの行動の受け止め方についても勉強しました。
子どもたちにチャレンジを!と言っているこの頃ですが、本校職員のチャレンジ精神もお見事!子どもたちのために!と汗をかく職員の姿を自慢したくて、紹介させていただきました!
第2回避難訓練を開催!「不審者侵入」編
9月1日(木)、今年度2回目の避難訓練を実施しました。
今回は、学校に不審人物が入ってきたことを想定。子どもたちの目標は、放送や先生の指示をよく聞いて、避難時の合い言葉「おかしも(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない)」を実践し、安全に避難をすること。私たち職員の目標は、不審人物との対応と子どもたちを不審人物から遠ざけて安全に避難をさせる組織力を確認・強化すること。
さて、まずは子どもたちの避難の様子。先生方の誘導の下、無事に体育館に避難することができました。不審人物に気づかれないように、「おかしも」の実践とともに「足音もたてずに避難」していましたね。立派でした!
その後、いわき中央警察署常磐分庁舎よりお二人の警察官をお招きしての防犯教室を開催しました。「『不審な人』とは『はっきりよく分からない人』だからこの人は大丈夫か?と疑ってみることも大事」「心配になったらその場から離れること、そして大人に知らせること、助けを求めることも大事」「登下校時も含めて、複数人で行動し、なるべく一人の時間をつくらないこと」等々のお話をいただきました。また、お馴染みの合い言葉「いかのおすし」の確認もしてくださいました。
それで、子どもたちには見えなかったと思いますが、私たち教員は、実は不審人物対応を訓練していました。まず、不審人物の侵入場面。「なんかよ~、あのよ~、言いたいことがあるんだけどよ~。頭にきてんだけど!」と、手に何かを持って玄関に侵入してきました。
まずは教頭先生が対応、その報告を受けて次は校長が対応しました。「いやぁ~今日も暑いですね。心配事をわざわざお知らせに来てくださったんですね。」「うるせぇ~な、こっちは頭にきてんだぞ!」「あら大変!わざわざ来てくださったんですから、まずはお話を聞かせてくださいな」ということでとある部屋へご案内。この間に、教頭先生が暗号放送を入れて、子どもたちの避難を指示し、力自慢の先生方を緊急招集していきました。
力自慢の職員たち。やる気満々といったところ。でも、不審人物を制圧するためではないので、ここでも安全第一で!
この様子を警察官のお二人にご覧いただきご指導をいただきました。手前の職員もやや緊張気味。
頻繁に起こっては困るケースでの避難訓練、当初の目的は達成することができたと思いますが、引き続き、楽しい学校生活を送りながらも危機意識をもって子どもたちの安全を守って参ります。
最後に、真に迫る不審人物を演じてくれたのは本校の用務員さん。「こんな役、やったことないんで、あれでよかったんですか?」とのこと。「いやいや、やったことあったら、それはそれでマズいでしょ!」ということで二人で大笑いしました。警察官にも顔を見られてしまいましたからね。ご協力ありがとうございました!
ALTデニス先生、2学期もお世話になります!
8月30日(火)、ALTデニス先生が来校。2学期もお世話になります。授業案については来校前にお伝えはしているのですが、やっぱり当日の打合わせも大事。その日の子どもたちの様子、デニス先生登場のタイミング、ネイティブな発音のコツのレクチャーなど、本当に短時間で行います。
5年生外国語活動の授業。お互いのことをよく知り合うために、学びたい教科や就きたい職業について具体的な情報を聞いたり紹介したりすることができることをねらいとした単元。今日は、What do you want to study? を使って会話していました。
アルファベットを書く練習の時も、デニス先生は一人ひとりに丁寧にアドアイスしてくださいます。
ラーメン好きのデニス先生、2学期もよろしくお願いいたします。
それで、写真はないのですが、3年生が職員室に入ってきて、「失礼します。デニス先生をお借りにきました!」とのこと。すぐに「あれ?、間違えた、お迎えに来ました!」とのこと。これには職員室大笑い。一方、デニス先生は全く動じず、大らかに子どもたちと教室へ向かって行きました!
おめでとう!県たなばた展の表彰式を開催
8月30日(火)、初夏の書写の祭典、第67回県たなばた展の表彰式を開催し、その模様を録画して、給食の時間に各学級に配信しました。県内の小・中学校、高校、特別支援教育諸学校など550校から、3万141点の応募があったとのこと。本校では、たなばた賞に6年生1名と4年生1名の2名が、銀河賞に5年生1名と3年生1名の2名が入賞しました。本日は、この4名に対して表彰を行いました。たなばた賞にはトロフィー、銀河賞には楯という素敵な贈り物も。また、金賞に6名、銀賞に12名が入賞しました。以前も掲載しましたが、本校は書写の時間を大事にしています。習字を習っている児童も多くいますが、日々の努力の成果がこうして表れると本当に嬉しいですね。おめでとうございます!
さて、動画が配信された給食の時間、お邪魔したのは1年生と5年生の教室。表彰の様子を視聴しながら黙食していましたね。本当なら、「おめでとう!!」「トロフィー、でかっ!」とか、「デザート食べる人いる?」「はーい!」「ぼくも」「わたしも」「そんじゃ、じゃんけんね!」「こらっ!静かに放送を見なさい!」とか、楽しく会食したいところではありますが、今が頑張りどころと心を一つにして冷静に対応していました。みんな、協力ありがとうね!
清々しい青空の下で、新しい一週間がスタート!
8月29日(月)、今週の大きなめあては「生活のリズムを取り戻そう」です。2学期が始まりましたので、「早寝、早起き、朝ごはん」を合言葉に、生活のリズムを整えていくよう声をかけて参ります!
さて、今日は湿度も低く、清々しい晴れの一日でしたので、外での活動の様子をご紹介。まずはプールへ。2年生が水泳の授業を行っていました。2年生は、小学校に入学して初めてプールに入りました。水に慣れることをめあてに、プールの縁につかまって、まるでラッコのように浮いたり沈んだりして活動していました。「顔のどの辺まで水に入れられたのかな?」「口が限界!」「鼻が限界!」「目までいけた!」とのこと。最後はプールの縁を元気いっぱい一周していまいした。
畑では、3年生が種とりをしていました。自分の顔よりも大きく育ったひまわりの種を協力して取り出す姿。ホウセンカの種とりでは、種は実の中にあるよ!と教え合う姿が。「ヒマワリの種は大きくていいんだけどツルツルしてて取りにくいなぁ」「ホウセンカの種はちっちゃくて、取るのが大変だ!」「ホウセンカの実ってはじけるんだって!」「パーン!って」などなどの会話も楽しんでいましたね。
「ヒマワリの種ってきれいに並んでるでしょ!」「本当だ!」「これってフィボナッチ数列って言うんだぜ!」「ふぅ~ん、で?」。ま、難しいお話はさておき、子どもたちはたくさんの種が入った袋を宝物のように扱って先生に報告。大切に持ち帰っていきました。
子ども広場では4年生が空を見上げていました。なんでも、理科の授業で月を探しているのだとか。今日の月齢は1.8という極めて難易度が高い!子ども広場では校舎に隠れてしまっている様子。この後、校舎の周辺へと月探しの旅に出かけていきました。
さて、明日はどんなチャレンジをするのでしょうか?今週もよろしくお願いいたします!
令和4年度 プール開きを開催!
8月26日(金)、今日は待ちに待った「プール開き」を開催しました。
以前もお伝えしましたように、本校のプールは使い始めてから50年。時々起こる地震の影響もあって水漏れが発生して使えない状況が続いていましたが、子どもたちのためにと、教育委員会が頑張って工事をしてくださいました。これで、2年ぶりに水泳の授業を行うことができるようになりました。
今日のプール開きはリモートで実施。校長からは、「『泳げる』ということは『命を守る』ということ。水に慣れ、泳ぎ方を身につけていくことにチャレンジしていきましょう!」と話をしました。その後、体育主任より注意事項が伝えられました。
そして、運動・環境委員会委員長が「ちかいの言葉」を述べました。「①先生の指示、約束、きまりは必ず守ります。②ソーシャルディスタンスなど安全に気をつけます。③水を怖がらず、仲良く学習します。」そして、「僕は、小学校生活最後のプール学習なので、この3つのちかいを守って、楽しい授業にしたいと思います。」とのこと。ぜひ叶えてください。
その後、6年生が中心となってプールサイドへの人工芝敷きを行いました。途中の写真で職員が棒を持って子どもたちを働かせているように見えるものがありますがご心配なく。これは棒ではなく、人工芝を巻いていた軸となる段ボールです。職員が一人作業をしていたことに気づいた子どもたちが駆け寄り、自分たちで人工芝を敷こうとしている写真で、結果、職員が棒を持って立ち尽くしていたという場面であります。6年生、相変わらずよく働きます!
「森の中の長小プール」いよいよ再オープンです!来週、子どもたちの楽しい声が響くことでしょう!その様子はまた後日お知らせいたします。
2学期のスタート!
8月25日(木)、2学期がスタートしました。今日は、常磐地区の青少年健全育成市民会議の皆さんがあいさつ運動に見えられ、久しぶりに登校する子どもたちとあいさつを交わし、元気づけてくださいました。
始業式はオンラインで行いました。久しぶりに子どもたちを前にした教頭先生もやや緊張した表情。2学期も大事に過ごしていきたいという意気込みが伝わってきましたね。
校長あいさつでは、コロナ禍は続いていますが「ピンチはチャンスに変えていくもの!」と、何事にもチャレンジしていくように!と呼び掛けました。「チャレンジ」は自分自身を成長させることにつながっていく、チャレンジをすることで自分の隠れた才能に気付くことにもつながっていく、そして、チャレンジすることの最も大事なことは「自分のことは自分で決めている」ということ。自分の人生を、誰かのせいにするのではなく、自分が責任をもつという大事なことを教えてくれます。
その後、養護教諭より、新型コロナウイルス感染症対策について改めて丁寧に説明していただきました。「一人ひとりの責任ある行動、思いやりのある実践が、新型コロナウイルスの弱点」とのこと。おっしゃる通りですね!
オンラインではありましたが、姿勢よく、しっかりとした態度で参加していた1年生。立派でした!
始業式後は学級活動。担任の先生のあいさつを聞いた後は、夏休みに頑張って取り組んできた課題の提出。「自主学習ノートを88ページやってきたんですぅ!」「今回は読書感想文を頑張ってみました!」「計算がちょっとまだ...」「どうですかこの絵?」と堂々と報告してくれて嬉しかったです。「習字だけです、頑張ったのは!」の声には、なぜ習字だけだったのか疑問が生じましたが...。
また、夏休みの出来事報告会では、一人ひとり素敵な思い出ができたようで本当によかったと思います。「池に行ってきました」「どこの?」「分からないんですけど池です」「何してきたの?」「池に落ちました」「おー、すげぇー!」というやりとり。とても印象的でしたね。
各学級の黒板には、子どもたちが教室に戻ってくることを心待ちにしていた担任の先生のメッセージが書かれてありました。率直に素敵だな!と思いました。
そして2学期がスタートしました。帰り際、やっぱり畑で収穫をして、ピーマン、オクラを手に下校する子どもたち。また明日も元気に登校してくださいね。
改めまして2学期の長倉小学校をどうぞよろしくお願いいたします!
夏休み中の長倉小学校
夏季休業中、「先生方も休んでいるの?」という問い。確かに、登校日とは違う日々を過ごして参りました。
本校は、栽培活動が盛ん。私たちは日々、畑の管理をしっかり行っていました。決して収穫を楽しんでいたわけではありません。それにしても収穫量、出来栄えの見事さったらご覧の通り!小学校の先生は、畑づくりがとても上手!ということを実感しました。
それも2体?のかかしのおかげということなのでしょう!夏休み中も毎日、そして時々、畑を見守ってくださいました。
そんな中、6年生がチャレンジしていた「長倉梅」。先生方が天日干しもしっかり行い、立派な梅干しを完成させていました。やっぱり天日干しは大切なようで、ちょっぴり塩味の利いた上品な梅干しが完成しました。
森に囲まれた本校。言葉の響きは美しいのですが、草刈りが大変なのです。今年は、PTA活動の一環として草刈りボランティアを復活させ、多くの方にご協力いただきました。おかげで教育活動に支障のないレベルに整備していただきました。通学路もスッキリして、安全面も確保できました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。また、これからもよろしくお願いいたします!
5年生が管理している長倉田んぼ。夏休み中も大楽さんと今野先生が足しげく通って、管理してくださいました。そのお姿を撮影することができず残念。と言いますか、さりげなく、無言でお越しになるものですから、ご挨拶もできずかえって申し訳ございませんでした。
そして職員室。新学期に向けて、今日も授業の相談、授業案づくり、行事の準備等々の打合せをあちらこちらで熱く行っていました。教員の仕事はブラック!という風潮が世間をにぎわせていますが、本校の職員は目の前の子どもたちのために何をしていくか、何ができるか、ただただ直向きに本当によく話し合っています。「いわきの特産品のかまぼこを授業で取り上げたいのですが、こけしと比較してみるのはどうでしょう?」と真剣に質問に来た若手教員。校長に「いまいちだね」と言われても、めげずに同僚に相談し、「赤べことの比較ではどうでしょう?」とすかさず相談にやってくる姿勢。素晴らしいと思いませんか?2学期、きっと子どもたちと楽しく「いわきのかまぼこ」を語り合うのでしょうね。
学校は楽しいところ。私たちと一緒に働いてくださる方を募集していますので、ぜひ、福島県教育庁やいわき教育事務所のホームページをご覧ください!
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70056a/r2rinji01.html
さあ、2学期がスタートします。「頭を鍛える!体を鍛える!心を鍛える」をスローガンに、子どもたちのチャレンジを全職員で応援して参ります!
2学期を迎えるにあたって
8月24日(水)、今日で夏季休業が終了です。明日25日(木)から2学期がスタートします。新型コロナウイルス感染症第7波に関する対策について資料を添付しますので、ご参照、ご対応をお願いいたします。
令和4年度、1学期終業式(その2)
終業式を2日間に渡って記事にするのは本校だけでしょうか?
さて、夏休み前の最後の学級活動では、通知表「あゆみ」が手渡されました。1年生は、人生初の通知表!受け取る前は、みな緊張状態でしたね。先生に名前を呼ばれて一人ずつ前進。深々とお辞儀をする様子も。謙虚な姿勢、立派ですね。そのまま中学生、高校生へと成長してください!通知表を手渡されるとともに先生からの「頑張ったよね!」の声かけ。そこでやっと笑顔になりました。昨日はおうちの人とどんなことを話したのでしょうか?
はい、ポーズ!のかけ声に、満面の笑みを見せてくれました!中身を見せなくてもいいのよ(画像の加工が大変なのよ)。
そして、夏空の下、子どもたちは元気に下校となりました。コロナ禍ではありますが、「頭を鍛え、体を鍛え、心を鍛える」というスローガンのもと、今できる精一杯の取組、一人ひとりを大切にした教育活動を実践して参りました。先生方のアイディアと実行力にも支えられて今日を迎えることができたこと、身内ながらも感謝申し上げます。1学期の反省をしっかりと行い、2学期、そして子どもたちが活躍する20年後に向けた取組を創出して参ります!8月25日にまた元気にお会いできることを楽しみにしております!
畑の「かかし」にも見守られていますよ!と話しかけたら、「かかしさん、お野菜よろしく!」とのこと。ふと横を見たら、なんと「かかしが2体?」
いやいや、いつもお世話になっている常磐公民館のコーディネーター今野先生でした。今野先生は、長倉田んぼや畑の手入れに、ほぼ毎朝登校?出勤?しております。今日は畑の手入れです!と言いつつ、下校する子どもたちをさりげなく見送ってくださいました。本当に子どもたちが大好きなのであります。改めまして感謝申し上げます!
令和4年度、1学期終業式(その1)
7月20日(水)、1学期の終業式を迎えました。校長あいさつでは、各学年の頑張りを紹介し、みんなで拍手をして称え合いました。また、代表児童が作文発表を行いました。
3年生児童は「一学期を振り返って」がテーマ。頑張ったことの1つは音楽のリコーダー。ソの指使いが難しくて家庭でも練習し、その結果「ピー」という音が出なくなって、きれいなソの音を出すことができるようになりました!というエピソード。その努力、向上心に拍手!
6年生児童のテーマは「一学期を終えて」。特に、出前授業で社会のことや普段は学ぶことのできないことをたくさん経験させてもらいました、とのこと。そして「学びが増えると、とても楽しくなってきた」ということに気づいたとのこと。悟りを開きましたね!拍手!
式後、生徒指導主事が夏休みの生活の注意事項を確認しました。そして、安全指導ということで、今回は川や海での事故防止に向けた講話を行いました。途中、すっかりお馴染みになった6年生のお笑い軍団?4名が寸劇で、おぼれている人の助け方を熱演。笑いの中にも大事なポイントを分かりやすく示してくれて勉強になりました。おぼれない事も大事ですが、おぼれてしまっても慌てないように、おぼれ方の練習もしてみました!
その後、校舎中を大掃除。学校をきれいにしてくれて、どうもありがとう!低学年児童もしっかりお掃除ができるまでに成長しましたね。そして、各学級での夏休み前最後の学級活動と進んでいきました。
この続きは、また明日。
夏休み直前の授業の様子から
7月19日(火)、夏休み前の最後の授業風景。どの学年も「お楽しみ会」と称しながらも、1学期の成果を振り返りながら授業を行いました。
低学年では、ビンゴ大会と称した算数の数の学習や1学期の思い出スピーチと称した国語の話し方・聞き方の学習を。
また、お楽しみ会のプログラムを自分たちで考え、分担した係活動に責任をもって遂行する様子も。こちらジェスチャーゲームでは、ゲームの説明を思うようにできずにいたところ先生も入って打合せをしたりして。そしてお題に基づく演技。果たしてこのジェスチャーは...?そうです、ダンゴムシ!でございます。
こちら、保健室で育てていたカブトムシ。本日無事にサナギからオスの成虫が誕生して早速子どもたちの手元へ!お楽しみ会と称した積み木を使った創作活動では、カブトムシのために迷路を作ったのだそう。カブトムシが登ることを期待したタワーづくりでは、先生方の方が夢中になっております。童心に...。
中学年の様子。読書感想文を書くための本の分担。挙手の数が多く、積極的ですね!
夏休みにハガキを出すのだそうで、自慢げに見せてくれました。町探検で郵便局にも行きましたからね。珠書やあて名を書いて、習ったばかりの漢字を使って心のこもったメッセージを。手書きで味わいのあるハガキに仕上げました。さて、だれに出すのかな?
そして今日はICTサポーターの来校日。子どもたちはプログラミング学習に夢中になって取り組んでいました。画面上のキャラクターを、右を向かせたり、左に2歩進ませたりして、課題をクリアさせていきます。時々、左なのか右なのか、ややこしくなってしまい、自分自身が動いて確認をしていましたね。教える先生も悩んじゃったりして。思考力と行動力の融合、よく頑張りました。
高学年は落ち着いて勉強を。お邪魔したときは社会や外国語科に取り組んでいました。先生の発問にきちっと答える学習者!成長を感じます。
午後は、お楽しみ会と称した体育の授業でドッジボール。絶叫~?気合十分でしたね。
6年生は学級活動と思われ、一致団結して教室整備を。掲示物一つひとつが1学期の頑張り、成長の足跡ですね。予想以上にたくさんの掲示物があり、びっくりしましたね!
明日は1学期終業式です。夏休み前、最後の登校日となります。71日間、保護者の皆様、地域の皆様に支えていただき、子どもたちは頭を鍛え、体を鍛え、心を鍛えて参りました。明日はみんなでその頑張りを称え合いましょう!
3連休明け、朝の活動より
7月19日(火)、夏休み前最後の週が始まりました。今週のめあては「夏休みの過ごし方を確認しよう」です。目標をと計画を確認して、明日の終業式を迎えて参ります。
さて、今朝の畑の様子から。以前、せっかく実ったお野菜が何者かに食べられてしまうという残念な出来事をお伝えしました。どうやらカラスの仕業と判明しました。そして、3連休明けの畑を見るとトマト2個の被害はありましたが、それだけで済んだようで、特にキュウリが大豊作でして、これには子どもたちも大喜びでした。収穫数もそうですが、巨大化していたことにもビックリで、大きさを比べる姿も。
カラスの被害に遭わなかったのは、どうやら「かかし」のおかげ。倉庫の奥に眠っていた「かかし」を引っ張り出して立てておいたのだそう。「かかしの顔は雑巾だ!」「そんなことはない!色白の立派なお顔立ちじゃないか!」「名前は?」「まだないらしい!」とのことで、かかしの名前を考え始めております。カラス対策として、黄色いビニルテープも設置して、いろいろやってますね。夏休みの収穫もぜひお楽しみください!
保健委員会主催による「歯」の表彰!
7月15日(金)、大休憩の時間に、保健委員会による「歯の健康」に関する表彰式を行いました。その様子を撮影し、撮影した動画は給食の時間に各学級へ配信しました。
表彰の内容は、まずダイアモンド賞!この賞は、6年間虫歯ゼロを達成!ということで6年生児童1名に賞状を授与しました。まったくもってお見事!
そして、今年の歯科検診で虫歯ゼロだった児童38名、代表して1年生児童に同様に賞状を授与しました。
授与した賞状は、保健委員が1枚1枚に心を込めて色を塗って装飾したもの。心温まる賞状を作成してくれましたね。
賞状授与のシーン、わたし、賞状を渡していたものですから残念ながら撮影できませんでした。申し訳ございません。
また、表彰式の後、保健委員の皆さんは、虫歯予防について、特に夏休み中に気を付けてほしいことを呼びかけてくれました。ポスターとともにポイントを分かりやすく説明。
ていねいに歯をみがきましょう!
おやつは決まった時間にたべよう!
よくかんで食べましょう!
むし歯ははやくなおそう!
歯は一生つかうので大切にしよう!
子どもたちが考えたメッセージを改めて見直すと、私たち大人にもあてはまる内容ですね!虫歯があると診断された皆さんは、ぜひ夏休み中に治療を済ませてスッキリして2学期を迎えましょう!
最後は全員で記念写真!虫歯ゼロの児童をみんなで讃えるとともに、今日の表彰式まで準備してきた保健委員会のみんなの労をねぎらいました。学期末に素敵な時間をつくってくれて、どうもありがとうございました。
今週は「新体力テスト」ウイーク!
今週は、1日2種目ずつ、毎日こつこつと新体力テストを実施しています。
体育館では、長座体前屈、立ち幅とび、 反復横とび、20mシャトルランを行いました。シャトルランでは、最高得点を目指す児童と一緒にチャレンジする先生たちの姿も。見事クリア!よく頑張りました。
体育館通路では、握力と上体起こし。力業の連続です。
校庭では、ソフトボール投げと50m走。
50m走では、教頭先生より美しい走り方のアドバイスもいただきながら。
今回は、写真を見て分かりますように、各班に1年生から6年生が在籍す るように編成した縦割り班で実施しました。6年生は、班長として班の仲間たちを優しく導くとともに、あるときは記録係、あるときはスモールティーチャーとして担当の先生をサポート。班の仲間とハイタッチをして声を掛け合うシーンも!
後輩たちも先輩方が見せる圧倒的なパフォーマンスにいちいち反応。先輩の握力の数字を見て「すげー!つえー!」って声に出しちゃったりして。
始まりと終わりはあいさつを!先輩の姿はお手本です。後輩たちもしっかりと礼をしてあいさつをしていましたね。
自己ベスト更新!最高得点ゲット!という声があちこちから。これも縦割り班による効果なのでしょうか。また、目の前の種目に懸命にチャレンジする姿、お互いを励まし合う姿、健闘を讃え合う姿もあちこちで。長倉小の子どもたちのいいところが大きく発揮される行事となっています。
このような行事を創り出した先生方のアイディアと実行力にも感謝感謝なのであります!
一瞬緊張!突然5年生代表委員が校長室へ
6月末のことになりますが、5年生の代表委員の児童が校長室にやってきました。「校長先生にお話があります!」とのこと。
その真剣な表情に、何事か?と一瞬緊張が走りましたが、「タブレットの使い方のルールについて、私たちなりに話し合ってきましたのでご意見をください!」とのこと。建設的な話し合いができそうだな!と一安心。5年生はその後も真剣に話を進めていきました。
GIGAスクール構想により本校でも一人1台端末、つまりタブレットを貸し出しています。以前、5年生は、「休み時間に自由に使っていいですか?」「無料のタイピング練習アプリは使っていいですか?」「YouTubeで趣味の動画を見ていいですか?」等々の質問を寄せてくれていました。タブレット利用について学校としてのルールは一応設定してはいるものの、子どもたちに浸透していないことを実感しつつ、5年生のその受け身の姿勢、ルールは与えられるもの、判断してください!という大人任せの姿勢も気になりました。
それで、質問に来た5年生に対して、「それで、皆さんは、タブレットは何のために貸し出されていると思っているの?使うのは自分でしょ。だったら自分たちでルールをつくってみては?」と提案してみました。
そして5年生で話し合って、その結果を報告に来たというわけでした。
そして示してくれた1枚の模造紙。
子どもたちなりの言い分があり、意見を出し合い、合意した内容。どんな内容であれ最大限尊重しようと思っていたのですが、書かれてあった内容を見てみると、思わず「素晴らしい!」と声を出してしまいましたが、よく考えたことがうかがえるもので驚きました。
1行目に「学習のためのもの」というスローガン、そして「本当にできるかな?おためし期間も必要!」はおっしゃる通り。一度決めたルールは不変ではない。私たちにはルールを変える権利もあるんぞ!という意思表示のように見えます。
この模造紙から、短期間ではありましたが、5年生の成長を実感しました。それでまた提案をしてしまいました。「皆さんが創ったこのルールを、さらに全校生のルールにしていこうよ!4~6年生の代表委員が中心となって、『自分たちが使うタブレットのルールは自分たちでつくっていこう!』って呼びかけて、先生や大人の意見も聞いてさ。どう?」と。この提案に5年生代表委員の皆さんも同意してくれました。
ということで、長倉小学校のタブレット活用のルールづくりを始めていくことになり、さっそく職員会議でも説明しました。先生方も同意してくださり、子どもと大人が一緒になったルールづくり、少し時間はかかるかもしれませんがチャレンジして参ります。
夏休み前、改めて5年生と素敵な時間を共有することができたこと、嬉しく思います。ありがとう!そして一緒にチャレンジしていきましょ!
畳の上でのおはなし会、2年生編
7月12日(火)、2年生を対象に、図書館ボランティアの皆さんによる「おはなし会」を開催しました。
今日の内容は、大型絵本「おかしな かくれんぼ」、大型絵本「よくばりすぎた ねこ」、「ともだちや」、大型紙芝居「たべられた やまんば」、積み重ね話「わらぶきやねのいえ」の5本立て。
子どもたちは、お話の題名が紹介されると「そのお話知ってる」「それ読んだことあるもんね」という声もあり、ふだんからいろいろな絵本に親しんでいる様子が伺えました。
はじめは緊張した様子で聞いていた子どもたち。しかし、読み手の皆さん自身が楽しんでいることが伝わったのか、しだいにリラックスモードへ。
そして、「たべられた やまんば」では、思わず、お話に登場してくる小僧や和尚さんの動きを真似する様子も。完全に、読み手の皆さんが創り出す絵本の世界に入り込んでしまいましたね。
積み重ね話「わらぶきやねのいえ」は、イラストが1枚ずつ紹介されていき、最終的には8枚まで増えていきます。その度にお話をはじめから復唱していくという内容。「わらぶき屋根の家」からスタートし、「わらぶき屋根の家に住んでいる、おじいさん」と続き、最終的には「わらぶき屋根の家に住んでいる、おじいさんが飼っている、馬のおしりからポトンと落ちた、馬糞に、たかったハエを、食べたニワトリ、その一部終始を、ずっと見ていたお地蔵さん」となっていきました。
けっこう頭を使うので、子どもたちも必死にです!
さらこの積み重ね話「わらぶきやねのいえ」は、ロシアの工芸品マトリョーシカを彷彿とする技!が紹介されました。三角形の筒の中から、次のイラストがどんどん登場してきたのです。これには子どもたちも興味津々。途中、机のサイズの都合で馬のイラストが分断されるハプニングもありましたが、次に出てくる絵を知っているのに、「うわ~また出た!」「やっぱり出てきた!」との反応が新鮮でしたね。
そして、今日の記念として、ボランティアの皆さんからのプレゼント。内容は、最後に読んでいただいた「わらぶきやねのいえ」のイラストと台本。「色を塗りながら、おうちでもまた楽しんでね!」とのメッセージをいただきました。
ボランティアの皆さん、本日も子どもたちの心の栄養と頭の体操の時間を見事につくっていただきありがとうございました。次回は、9月に3年生対象とのこと。どうぞよろしくお願いいたします。
七夕集会2022!
七夕飾りが校内に飾られています。
7月11日(月)、新しい一週間のスタート。今週のめあては「荷物を計画的に持ち帰ろう」です。健康に留意しながら夏休みに向けた準備を着実に進めてまいります。
さて、7月7日(木)のことです。代表委員会の主催による七夕集会を開催しました。
ねがいごとの発表では、各学級の代表児童が、個人的な願い、あるいは学級みんなの願いについて、笹飾りの短冊に込めた願いや思いを堂々と話してくれました!「習い事が上手にできますように!」「コロナがはやく終わっておばあちゃんに会いたいです」「戦争がなくなって平和な世界になりますように!」など。子どもたちの豊かな感性を大きく感じることができました。また、発表する下級生を優しく気遣う代表委員の姿も立派です。
続いて、七夕伝説のお話は、6年生が担当。織姫と彦星の物語を史実と照らし合わせて分かりやすく話してくれました。シナリオを読む以上に、人に話を語り聞かせる姿に、6年生の大きな成長を見ることができました。
七夕〇✖クイズは4・5年生が担当、画用紙に問題を書いて、下級生にも分かりやすく丁寧に問題を読み上げていました。6年生の七夕伝説のお話をよく聞いていたなら解ける問題でしたね。
続いて、予定にはなかった?!6年生男子4名による余興?コント?じつは練習風景を記録しようと練習部屋をノックしたのですがシャットアウト。極秘に練習を重ねてきた4人は、会場を大いに盛り上げてくれました。うまく説明できまないので写真でご容赦ください。
この七夕集会は、代表委員会の皆さんが企画・準備を行いました。時間がない中、係りを分担してこつこつと準備を進め、本番を上手に運営することができました。特に5年生は、先日の6年生を励ます会に続いての主担当となって、進行やあいさつなどの場面で活躍しました。
会が終わった時の振り返りでは、「まだまだ人前で話す時に緊張してしまう」「次は、本番のことを考えてリハーサルを大事にします」等、マイナス面のコメントが。そんなことはありませんよ。皆さんのおかげで、その後の笹飾り見学会は、みんな笑顔でしたから!
集会の後は、各学級で制作した笹飾りの見学へ。短冊に書かれた願い事を見たり、折り紙で作った飾りに一喜一憂。今夜は天の川と夏の大三角形を見つけて、織姫・彦星が再会する様子を見れますように!とお天気の神様にお願いごとをする児童もいました。
とある学級の担任の先生が書いたこちらの短冊。愛に満ち溢れています。素敵!
一方で、子どもたちが大注目のこの短冊。指差してじっと見ていました。
「大人ってさ、やっぱお金なのかな」「ポルシェってカッコいい人が乗る車だよね」って腕組みをして話し合う子どもたち。書いたのは、とある若手教員。「いや~本音です!」とのこと。若いってのはいいですね!でも、それは願いというより、自分で努力しなさい!ということを子どもたちは言いたかったようですよ。
先週は、校舎内のあちこちの教室から「笹の葉さらさら、のきばにゆれる~♪」の歌声が。子どもたちの純粋で前向きな心が、この世の中を明るくしていくのでしょう。今週も未来を担う子どもたちと元気に過ごして参ります!
学校図書館運営会議を開催!
7月6日(水)、学校図書館ボランティア、司書教諭、学校司書が一堂に会し、今年度第1回目の運営会議を開催しました。ボランティアの皆さんによる読み聞かせ「お話ながくら」や掲示板の更新スケジュール、4教室で構成される本校図書館の環境整備について話し合いました。
今年度は11名のボランティアの皆さんが活動してくださっています。全員、長倉小学校にゆかりのある方々で、私たち以上に長く長倉小の子どもたちとかかわってくださっています。だからこそ長倉小の子どもたちが心豊かに成長してほしいという熱い思いをお持ちになっていること、本校の強み!私たちもしっかり受け止めて参ります。
会議後も図書館で、今後の活動についてさらに詳細な話合いや準備活動を行っていました。改めまして、今年一年どうぞよろしくお願いいたします。
なお、「図書館ボランティア」に参加していただける方を随時募集しています。お気軽に学校までご連絡ください!
大事に育てていた野菜が...。
週の初め、いつものように登校してきました子どもたち。ふと畑の方に目を向けてみると、呆然と立ち尽くす一人の少年の姿が...。「どうしたの?」「あっ、赤いトマトが、たっ食べられてます!」「おや、これはひどいな!」ということで、足下には何者かがトマトを食べた痕跡が。「でも、まだまだトマトは実っていくから、水やりは続けようね」「はい!」
程なく別の所から少女の嘆きの声が。「これ見てくださいよ!きゅうり、食べられてます!」「え!まじ?あなたが食べたんじゃないの?」「ひっど~い。私は皮だけ残すなんてことしませんよ!」「そうだよね~。誰が食べたんだろう?」「去年も被害に遭ったって先生が言ってました。なんか動物ですか?」「ん~」
それにしても、美味しい実の部分だけを食べて、皮を残すとは...。慣れた何者かによる犯行です。
よもやと思い、カボチャ畑に行ってみると、ここでも被害が...。さらにナスまでも。
残された証拠から判断するに、鋭い歯で削ったような痕跡が。又はくちばしで突いた跡なのでしょうか。
3年生、さっそく見えない敵に対して文句を言いながら、あれこれ知恵を出し合って教室に入っていきました。「ったく!あのカラスじゃないか?こっち見てるし!」「カラスは賢いからなぁ」「ああやって鳴いて、餌のあるところ教えてんじゃないか」「タヌキとかハクビシンってのがいるってばあちゃんが言ってた」「空からも陸からもやってくるのか!」「去年はネットを張ったんですよ!」「鈴をつけるといいんじゃない?」「あれだよ、かかし!」「ぐるぐる目を回す風車みたいなのあるじゃん」等々、これからの子どもたちと先生方の取組に注目です。
いずれにしても美味しい!から狙われたのでしょう。本校、周囲は住宅街ですが森に囲まれているので小動物や鳥たちも暮らしています。これから畑をどうディフェンスしていくのでしょうか。
ちなみにわたしはこの枝豆だけは積極的にディフェンスしていきたいと思っています。
表彰式!「歯と口の健康週間」作品コンクール
6月30日(木)、令和4年「歯と口の健康週間 図画・ポスター・書写・標語コンクール」で入賞した児童の表彰式を行い、7月1日(金)のお昼の放送で各学級に動画配信しました。受賞した児童の皆さん、本当におめでとうございます!
毎年開催されているコンクールですが、作品の応募・そして表彰を通じて健康意識を高めていってほしいと思います。また、学校歯科医の菅原勝人先生は本校の卒業生!ぜひ先輩に続き医学の道を志してほしいとも思うのでありました。
いわき市歯科医師会ホームページに、各種入賞作品が紹介してありますのでぜひご覧ください。
http://www.i-dent.jp/
また、いわき市ホームページには、歯と口の健康週間の取組や、コロナ禍における注意事項が丁寧な説明が掲載してあります。こちらもぜひご覧ください。
http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1621228027952/index.html
育てることが大好きな長倉小の子どもたち。
じゃがいもです。廊下いっぱい、じゃがいもです。
収穫?!しました。6年生の理科で「じゃがいもの葉と日光」について学習するのでじゃがいもを育てます!とは聞いていました。が、しかし、こんなに実るとは想像していませんでした。お見事です!
本校の子どもたちは、土いじりや生き物を育てることが大好きです。これも長倉小の校風、伝統としてしっかり根付いています。この土いじりや生き物を育てることに夢中になる背景には何があるのでしょうか?カリキュラムをさかのぼっていくと、1年生の「朝顔を育てよう!」にたどりつきます。今年も1年生は、マイ朝顔を育てるべく、種をまいて毎日水やりをしてきました。毎朝せっせと水やりをする子どもたちに「今日はどんなことに気がついたの?」と声を掛け続けてきましたが、子どもたちは「なんか出てきた!」からスタートし、「双葉が出てきた!」「つるが伸びてきた!」「アブラムシ?」「アリだ!」「葉っぱがでかい!」「僕の方が大きい!」「わたしのも!」と、マイ朝顔が宝物となって、それを自慢気に話をするようになっていきました。
これは先月28日(木)の1年生の朝顔観察の様子。先生の指示は、上から、横から、下からよく見てみて記録していきましょう!です。子どもたちは、様々な角度から眺めて絵に描いて記録し、気づいたことを文字化していました。こうして子どもたちは、植物を育てる面白さ、絵に表現する楽しさや言葉の豊かさを身につけ、徐々に鋭い観察眼を獲得していくのでしょう。
そして、1年生にこんなにも真剣に観察する姿が身についた背景には、やはり上級生を筆頭に、朝や大休憩、そして放課後と、学校の敷地内をあちこち走り回って、水やりをしたり、収穫をしたり、生き物を捕まえてきたり、教室と自然とを楽しそうに往復する姿を目にしていることが大きいように思うのです。長倉小の強みですね。
と、言っている最中、3年生がわたしのところにやってきて、「キャベツ畑まで付き添ってください!新しい葉っぱをとってくるんで!」とのこと。喜んで付いていったのですが何てことありません。葉っぱが腐ってしまって臭いので、わたしにその処理を依頼してきたということでした...。そう言えば3年生は先日モンシロチョウのふ化を成功させましたね。今日も偶然キャベツの葉っぱにくっついている「さなぎ」を発見。そのキラキラした眼差しが意味深?さっそく「育ててみなきゃわからないから!」と、その「さなぎ」も一緒に持ち帰って行っちゃいました。教室は大丈夫なのでしょうか?
それにしても3年生のキャベツったら、自然界の生き物たちに随分と貢献しているようですね!これもまた3年生にとっては大事な宝物となっているようで面白いですね。
縦割り班による清掃再開!
7月4日(月)、新しい一週間のスタート。今週のめあては「一学期の学習と生活のまとめをしよう」です。梅雨が明けて夏本番、夏休み前、もうひと頑張りしていこう!と声をかけて参ります。
さて、本校の清掃は「無言」と「縦割り班」がキーワード。今年度も子どもたちは活動に専念するために無言で行ってきています。一方で、新型コロナウイルス感染症対策により、今年度は学級単位で清掃活動をスタートさせてきましたが、6月最終週からは、1年生から6年生による清掃班を編制し、縦割り班での活動へとシフトチェンジ。長倉小スタイルの復活、再開!です。上級生から「いつ縦割りになるんですか?」と聞かれることが度々ありましたので、本当に再開できてよかったという思いをしています。
清掃前、上級生はさっそく下級生を迎えに行き、担当箇所へ移動、そして整列へ。
今までは同じ学級の仲間での整列でしたが、こうして縦割りで整列すると身長差がくっきり表れて新鮮ですね。ソーシャルディスタンスとは言え、縦割り班に慣れていないせいか班員間の距離感も少し広いような...。そのうち馴染んでいくのでしょう。
そして清掃開始。そしてそしてすぐに大混乱!
当然です。縦割り班になったのはよいのですが、活動の順序や係分担等はまったく決まっていないとう状況からのスタートですから。また、広い校舎、先生方の手数も足りません。むしろ先生方は子どもたちの混乱を見守り、必要最低限の助言に徹する姿が。わたしは先生方のこの姿勢がとても大事で、素晴らしいと思うのです。 そのお話は後程。
さて、混乱した状況から子どもたちは話合いへ。こちらの班、「誰がやる?」「ぼくがやる!」「わたしがやる!」「じゃあ、俺がやるよ!」「どうぞ!どうぞ!」といった感じでしょうか。積極的な姿勢がgood!ですね。
こちらの班の話合い、「ちょっと先輩、僕は何をすればいいですかね~」と左下に写っている後輩がアピールしている模様。先輩がんばれ!
こちらの班、小さな体で机やイスを懸命に運び並べる1年生を横目に、「さて僕は何をしようかな?」と思案中の2年生。1年生の活躍に触発されてか、仕事を見つけようとする姿勢が素晴らしいですね!
こちらの班は、上級生が「ここはこの子たちにまかせたいから、あっちを担当してくれる?」と必死に説得する様子が。「あっ、あっちですか、わっかりやした!」と切り替える後輩たちも素晴らしいですね!
こちらは、自分の活動をこなしながらも後輩たちに塵取りの使い方を教える6年生と、そんな先輩の姿をじっと見つめる左側の4年生。4年生は自然と6年生に学んでいる様子が伺えます。ズバリ縦割り効果!
あちこちで様々なドラマがありましたね。そして初日の清掃活動は終了へ。「ご苦労様でした!」とは言ったものの、何となくもやもや感が漂っていますね!
でもそれでいいですよね。どうやったらうまくいくのか、子どもたち自身が、自分の頭で考え、対話を重ね、自分たちの清掃スタイルを見出していく、そのプロセスが大事なのですから。
「初めから上手くいかなくてもいいじゃないですか。成功の秘訣ばかり与えられても子どもは成長しませんから。」とは、ある先生のコメント。おっしゃる通り!長倉小の縦割り活動は、頭を使って、心を通わせ合うことを楽しい!と思っている子どもたちと、子ども同士のかかわりを尊重して成功の秘訣は敢えて教えない!という先生たちによって成り立っていることを実感。この後、子どもたちはどんな姿に成長していくのでしょうか?ゴールが分からないからこそワクワクしてきます!
陸上大会の表彰式を行いました!
6月27日(月)に陸上大会の表彰式を行い、その様子を28日(火)の給食の時間に各学級へ動画配信しました。
参加者が1,000名を超える大会に長倉小からは25名が参加。その中で4名が入賞できたことを本当に嬉しく思います。拍手!これまでもお伝えしてきましたが、一致団結してひたむきにチャレンジしてきた6年生を改めてを全校生で讃えました。
さてさてこの様子を視聴した5年生、何を感じ、何を思ったでしょうか?
6年生からのメッセージ、「結果もそうですが...」「...は嘘をつきません」「特に5年生の皆さんは、だんだん6年生が近づいてきます。...を忘れず、全力を尽くしてください」は、日々の過ごし方の貴重なアドバイスでした。6年生の思いを受け継ぎ、これからチャレンジしていく5年生を全力で応援して参ります!
創立115周年!おめでとうございます。
本日7月1日は、長倉小学校の創立記念日。本校は明治40(1907)年7月1日に開校しましたので115周年を迎えました。今日は朝の放送で、放送委員会からこのことが伝えられ、全校児童で拍手をしてお祝いをしました。
真夏日が続いていますが、子どもたちはいつものように元気に登校して活動しています。
夕方気づいたのですが、ひまわりの花が咲きました!子どもたちを温かく見守っているようです。1日1日を積み重ねてきての115年。その重みを改めて胸に刻んで、先輩方、卒業生の思いや願いを受け継ぎ、よりよい学校づくりに取り組んで参ります。
また来週、一緒に頑張りましょう!
学校図書館、7月に向けて!
学校図書館も7月の準備へ。
図書館ボランティアの皆さんが、廊下の掲示を7月バージョンに更新してくださいました。7月のテーマは「七夕」。天の川をはさんで、織姫と彦星が年に1度の再会を喜んでいる様子。短冊に願いごとを!
織姫と彦星はまるで本校の子どもたち。色彩豊かに天の川や笹飾りを切り絵で表現してくださいました。清掃の時間、子どもたちも思わず手を止めて、その丁寧な仕事内容に見入っていました。
図書館ボランティアの皆さんによる読み聞かせの会、次回は7月12日(火)に2年生を対象に実施していただく予定です。絵本の部屋の掲示は、なにやらキャラクターがいっぱい。何かを予告しているような。
学校司書の大平先生も、図書のポップや貸出状況ランキングなど、掲示板を活用して図書情報を提供しています。今月の図書だより「たまてばこ」では、福島県すいせん図書を紹介し、子どもたちに夏休み中の読書活動を呼び掛けています。子どもたちの夏休みに合わせて、大人のみなさんもぜひ読書に親しんでみませんか?
そう言えば、短冊に願いごとを!の「願いごと」は、歴史をたどれば「機織りや裁縫の上達」を願っていたとのこと。それは努力を惜しみませんという誓いだったのかもしれませんね。なるほど、だから「お金持ちになりますように!」という願いは未だ実現していないのかと、妙に納得した次第です。
継承、常磐炭坑節!
♪ハァー朝も早よからヨ
カンテラ下げてナイ
坑内通いは
主のためナイ
♪おらが炭鉱にヨ
一度はござれ
義理と人情の
花が咲く
常磐炭鉱を探究している6年生。常磐公民館パートナーシップ事業の一環で芸の虫の皆様をお招きし、「常磐炭鉱節」を習いました。その様子を新聞にてご紹介いただきました。
ここでは実際の授業の様子を紹介。
芸の虫の皆さんから炭鉱が栄えていた頃のお話、そして踊りの一つひとつには意味があることを説明していただき、さっそく踊りの練習へと進んでいきました。
すると子どもたち。歌と芸の虫の皆さんの踊りに乗せられて、体の中心からうずうず感が湧き起り出した様子。徐々に体が反応し、動き始めます!
「踊りをまだ見てなさい!」という声などどこへやら。もはや体を留めておくことはできません!あちこちで踊りはじめました。さすが石炭が地下に眠っている長倉で暮らす子どもたち!もはや手が付けられない状況となり、体育館はお祭り会場へ!
それでは!ということで体育館を大きく使って、思う存分「常磐炭鉱節」を踊りました。全体では物足りないと、芸の虫さんにより詳しくご指導をいただこうと2グループに分かれて踊りました。
「お膝にちょん!」「ツルハシ、ツルハシ!」「山、かご、山、かご」「掘って掘ってまた掘って!」、妙な掛け声がいっそう踊りに磨きをかけていきます。
この様子を見て芸の虫さん、「うんまいわ!」「めんこいわ!」「そんれはいいわね!」「こんなに早く覚えてくれっとは思わねがったわ」「若いっていうのはいいよない」と、高評価をいただきました。
子どもたちのもつ長倉ソウルを引き出し、常磐炭鉱節の世界へとお導きいただいた芸の虫さん、本当にありがとうございました。「わだしらもう年だがらよ!」と。いやいや、この立ち姿。凛としていて格好いいですよ!
子どもたちの感想。「一つ一つの踊りには意味があることが分かりました」「真っ暗の炭鉱でカンテラは大事なんだと分かりました」「炭鉱で暮らす人の生活が表現されていることが分かって勉強になりました」「長屋のくらしの楽しみを体験できて嬉しかったです」「当時も踊って楽しかったんだろうなと思いました」「本当に炭鉱があった頃は栄えていたんだろうなと思いました」などなど。飾らず、真っすぐな感想がじつに的を得ていて驚きました!ホンモノの人との学びは本当に大事ですね。
せっかくレクチャーいただいた「常磐炭鉱節」。このままで終わってしまってよいのだろうか?「ハ!ヤロヤッタナイ」と言われるように、どこかで披露する場、あるいは芸の虫さんとのコラボレーション、実現できないかな~と。
この場をお借りして感謝申し上げます!
6月27日(月)は、激しい暴風雨と雷が本校を襲いました。幸い、子どもたちの下校や校舎に影響はなかったのですが、校庭への出入口の土砂が雨水の勢いで相当削られ、道路側に散乱する状況となりました。
車両が通行した際に、飛び石等の危険が生じてしまうと私たちも気づいていたのですが、その後に続いた高温により作業を見合わせていました。
今朝、現場を再確認してみると、なんと土砂が何箇所かにまとめられてありました。おそらく地域の方が、ほうきで掃き集めてくださったのでしょう。
わたしは、一気に片付けなけらばという思いにこだわりすぎていました。こうして応急処置として何箇所かに集めておくだけでも事故のリスクは下がるということにまで思いが至っていませんでした。気づいたら、何ができるか、さらに「すぐにできることは何か?」という思考を持つ重要性を学ばせていただきました。
改めまして、地域の方と思うのですが、暑い中作業していただきありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。今回の出来事を教訓とするべく、ホームページに掲載させていただきます。
第1回学校評議員会を開催しました。
6月24日(金)、今年度第1回目の学校評議員会を開催しました。
まずは授業参観の様子をご覧いただき、その後に学校評議員5名の方に委嘱状をお渡ししました。
今回の学校評議員会で話題となったことは、主に3つでした。まず、コロナ禍における体験活動の実施状況についてです。子どもたちが心身ともに健やかに成長していくためには体験活動が欠かせません。今年度本校は、保護者の理解を得ながら「学校の新しい生活様式」に基づいて、体験活動を可能な限り実施し、学校全体が活性化していることをお伝えしました。
2つめは、家庭・地域との連携についてです。教育講演会や保護者も参加できる行事についてのご意見をいただきました。また、炭鉱を素材として地域を知り、地域の方と一緒に郷土愛を育んでいくことや未来志向の学びをいっそう充実させていくことについて議論させていただきました。
3つめは、本校で育んでいく子ども像についてご意見をいただきました。登下校時のあいさつが日に日によくなってきていること。上級生が下級生の面倒をよく見ていて、雨の日に自分は濡れていても1年生の傘をしっかり支えてあげる姿に感動したこと。優しさや思いやりを大事してきた地域であること。炭鉱があった頃からスポーツ熱が高かったこと等々、貴重なお話をうかがいました。
3年ぶりの開催となりましたが、やはり対面形式での実施は重要であることを再確認しました。顔と顔が見える関係で、今後ともご指導をお願いいたしました。
授業参観、ご来校ありがとうございました!
6月27日(月)、蒸し暑い日が続きます。今週のめあては「体調管理に気をつけよう!」です。汗の始末、水分補給をこまめに小なうように声かけをして参ります。
さて、6月24日(金)、授業参観を実施しました。暑い中ではありましたが多くの保護者の皆様にご来校いただきました。
1年生は、お父さんお母さんが教室に入ってくると後ろを向いてニコニコと。でも国語・算数ではかなり頭を使って考える授業を行いました。体育では一人ひとりのよさを発揮し合い、お互いを理解し合うことにつながる活動を実施しました。学校生活に慣れることからスタートした1年生、一歩ずつ成長していることを実感。引き続き一人ひとりへの声かけを行い、励まして参ります。
また今回は、保護者の皆さんの参加型の学習活動を多く実施しました。カッターを使った紙工作では思うように切り込みを入れることができずめげそうになる子どもたち。ノコギリをつかった木工ではノコギリを前後に一生懸命に動かすもののなかなか刃が進んでいかずため息をつく様子も。裁縫ではまず玉結びに苦戦、波縫いでは思わぬ所から針が出できてビックリ、最後の玉留めもゆるんでしまって苦笑い。それぞれの場面で、保護者の皆さんはわが子のみならず、まわりの子どもたちにも温かく接してくださいました。こうやるといいんだよ!と見本を見せてくれたり、あせらないで何度もやってみると上手くなるよ!と励ましの言葉をかけてくれたりと、子どもたちに、よし頑張るぞ!というパワーを与えてくださいました。
6年生は、陸上大会を振り返り、親子で今の心境を俳句にして伝え合っていただきました。お互いの思いを五七五で表現し合う空間がとても素敵でした。詠み合った俳句は、ここでは紹介せず、福島県主催の「ふくしまを十七字で奏でよう絆ふれあい支援事業」にぜひ応募しましょう!
ご家庭あっての学校、今日は保護者の皆様と素敵な時間を共有することができました。学校っていいところだな!とつくづく実感。また明日から頑張って参ります!
魔法使い 白木先生との約束!
6月22日(水)、特別非常勤講師の白木啓子先生が再び4年生の授業に現れました。わたしが会場の体育館に出向いたときは授業の終盤、白木先生の独唱「もののけ姫」の最中でした。子どもたちは楽譜を見ながらメモ書き、でもいつの間にか口を開けて見とれる状態へ。ホンモノの歌声、聞きほれる!とはこういう状況をいうのでしょうか。
演奏後にお辞儀をする白木先生。その時の子どもたちのこの姿勢は背筋が伸びていて...。余韻に浸る!とはこういうことを言うのでしょうね。そして10秒くらい経って拍手が湧き起りました。
授業の最後は、YOASOBIさんの「ツバメ」をダンスしながら歌い、白木先生が言う「歌詞を大事にして楽しんで!」を表現。たった2回の授業ではありましたが、子どもたちの表現活動、特に心から歌詞をメロディーに乗せてまっすぐに音を楽しむ姿に白木先生も感動している様子。白木先生もわたしも涙が込み上げてしまいました。「この授業のために準備をしてくださった担任の先生には感謝よね。それがあって子どもたちがこんなに素敵な演奏をしているのですから。もう素敵!明日また生きていく元気をいただいたわ」と謙虚のお話。恐縮でございますわ。
そして授業の終わりのあいさつはご覧の通り。
しかし、それで終わらないのが4年生。延長戦と言わんばかりに、再びツバメに変身!「分かったから先生を見送りましょ!」と言ったのですが、子どもたち、「今日は白木先生と記念写真を撮って、ホームページに載せてください!」とのことで、「はい!ツバメ=ポーズ!」
「長倉小の子どもたちは前向きよ!あなたたち素敵よ!学習発表会はあるんでしょ!いろいろアレンジして、素敵なツバメを演奏してほしいわ。きっと観に来てくれるお家の方やお客さんを感動させるわ!楽しみよね。本当に楽しみよね!」
子どもたち、「はい!楽しみにしていてくださいね。ありがとうございました。まったね~!」と。
「ん?!」どうやら学習発表会に白木先生をご招待するとの約束が、この場で成立したようです。担任の先生は、何となくプレッシャーを感じた様子ですが大丈夫でしょう。4年生の本気、やる気、元気、しっかり表現して参りましょう!
白木先生、今年もどうもありがとうございました。
本校は習字の時間も大事にしています!
6月23日(木)、校舎内を歩いていると3年1組で習字の授業が。今日は「折れ」の向きに気を付けて書いてみよう!をねらいに授業を行っていました。
子どもたちが姿勢よく、落ち着いて、習字の授業を大事にしているのには理由があります。その一つは、ずっと前から習字の授業を大事にするという文化が根付いていること。本校は、令和2年度、3年度と県書き初め展で優秀学校賞をいただいている経緯があり、子どもたちもそれをよく知っているのです。
もう一つは、丹美枝先生の存在。特別非常勤講師として本校生を長年ご指導いただいています。今年も早速、初めて筆を持つ児童が多い3年生に習字の極意をお教えいただく授業を実施しました。丹先生の素晴らしいところは、長年蓄積されてきた指導の記録を読み直し、毎年、指導方法を改善されているところ。また、子どもたちとの呼吸の合わせ方、授業の進行も見事なのです。筆で書くポイントもさることながら、いつの間にか「筆で書いてみたい!」「もっときれいに書いてみたい!」という思いを持たせてくれます。筆で書く、その前に準備が大事、その前に姿勢が大事、その前に「心の持ちようが大事」と諭してくださいます。
そして本校の廊下は、習字の成果物が多いこと。
「書写」ではなく「習字」。習字の語源は「雛鳥が巣立ちの前に自ら羽ばたく動きを繰り返す」ところからきているのよ、と丹先生。筆を持ってクオリティを上げていくために「繰り返し練習する」というところに学びの本質があるようです。本日は授業参観日。そんな子どもたちの学びの姿勢をぜひご覧にお越しください!
代表して1年2組の子どもたちのWELCOME写真!
陸上大会に挑んだ6年生からのメッセージ!
6月21日(火)、3年ぶりに開催されたいわき市小学校陸上大会に本校からも躍動する6年生25名が参加しました。 とても蒸し暑い中ではありましたが、練習で積み上げてきたことを発揮し、最後までよく頑張りました!
今日23日(木)のお昼の放送で、各種目キャプテン2名から全校生に、大会報告とメッセージが伝えられました。
「1008人が出場した陸上大会に、1年生から5年生の皆さんに応援と勇気をもらって、誰一人休むことなく25人全員で参加することができました。本当にありがとうございました。」
「本番ではみんな緊張しましたが、クラス全員で出場できたことが嬉しかったです。一緒に練習してきた仲間達とアドバイスを出し合いながら乗り越えてきたことを誇りに思います。初めての幅跳びで、けがもあり、助走練習がなかなかできず不安もありました。ただ、練習してきたことを前向きに考え、応援を力に変えて楽しく思いっきり跳びました。リレーでは代表選手だけでなく、クラス全員の思いを乗せてスタートしました。全員が最後まであきらめず走りきりました。結果もそうですが、全員が全力を出せて頑張れたことが一番よかったことだと思います。初めての行事で緊張しましたが、目標に向かって頑張り、いい経験になったと思います。そして、1年生から5年生の皆さん、練習は嘘をつきません。特に5年生の皆さんは、だんだん6年生が近づいてきます。仲間とできる感謝を忘れず、6年生になったら全力を尽くしてください。きっと陸上をやる楽しさや大変さ、嬉しさが感じられると思います。応援本当にありがとうございました。」
4月から学校生活を牽引してきた6年生。今回は6年生のために学校全体で応援をしてきました。しかし、6年生からのメッセージを聞いて、抱いている純粋でひたむきな思い、学び合い高め合う姿勢に改めて教えをいただいたという思いをしています。また、改めて保護者の皆様のご協力とご声援に感謝申し上げます。当日も看護ということで休む時間も惜しんで付き添っていただきましたことに重ねて御礼申し上げます。そしてそして、ここまで導いてくださいました担任の先生にも感謝ですね。大きな拍手!
陸上を通して、体を鍛え、頭も鍛え、心まで鍛えてきた6年生の皆さん、さて次なる目標は?また一緒に見つけていきましょうね。
子どもたちのためによりよい授業を探究!
6月17日(金)、校内研修の一環として授業研究を実施しました。今年度の本校の研究テーマは「主体的・対話的で深い学びをする児童の育成」と設定し、国語科の授業を中心に説明的文章に着目した取組を進めています。
今回は、4年生国語の単元で実施しました。教科書の説明文を読んで、筆者の説明の仕方のよいところを見つけることが授業のねらいです。子どもたちは、教科書を読み、自分の考えをワークシートにまとめ、グループそして全体で考えを練り上げていきました。
今回の授業研究、わたしが注目したのは、先生の情熱!です。めあてと向き合う子どもたちの学びを最大限尊重し、身振り・手振り、常に全体を見渡し、時には個別に対応し、一人ひとりの気づきをコーディネートしていく姿、大変勉強になりました。
また、周到な授業準備、ここにも先生の情熱!を感じました。子どもたちが撮影した写真の活用、デジタル教科書の活用、既習事項の掲示などなど、いつも実践していることなので、子どもたちは違和感なく学習に取り組んでいました。
若手教員も「いやー、貴重な時間で、勉強になりました。本の読ませ方など、さっそく自分もやっていきます!」とのこと。期待してますよ!
放課後、職員室では全体研修会をワールドカフェ形式で行いました。今回の授業を手がかりに、よりよい授業、充実した教育活動について情熱!をもって意見を交換しました。
引き続き、子どもたちが分かった!できるようになった!と実感できる授業実践、そしてこれからの生活で使っていこう!という意欲を高める教育活動にチャレンジして参ります。
3年生「わくわく探検隊!」
6月9日(木)、3年生は町探検を実施しました。2年生の時よりも範囲を広げ、常磐湯本町の中心部へ。今回も、2年生町探検でお世話になった岩田さん、パートナーシップ事業コーディネーターの今野先生にご同行いただきました。
湯本一中さんの前を通って、旅館新つたさんが最初の訪問地。若女将さんから、いわき湯本温泉の説明をしていただき、その後子どもたちの質問に丁寧に答えてくださいました。
続いて、いわき市役所常磐支所さんへ。お忙しい中、施設内をぐるりと一周させていただきました。
次は、温泉神社さんへ。途中、温泉タンクがあったことにはなかなか気づかなかった様子。帰り道に気づいてびっくり!という状況でした。
神社の入り口には温泉が湧いていて、これには子どもたちも驚いた様子。まさかここに温泉が湧いているとは!温泉のにおいを確かめながら石段を登って温泉神社へ。
結構急な石段でした。境内には茅の輪がありました。そして神社の方から温泉神社の歴史などについてご説明いただきました。
常磐郵便局さんにもお邪魔しました。改めて、郵便局の仕事内容を説明していただきました。
3時間、約4㎞の行程を元気に活動しました。岩田さん、今野先生本日も大変お世話になりました。ありがとうございました。
ということで、3年生はこの学習の成果をグループで「湯本町探検レポート」としてペーパー化しました。「〇〇のここがすごい!」「〇〇のひみつ!」「〇〇で発見!」というフレームで、学習したことを子どもたちなりに記録していました。
「湯本一中には野球場があって部活動が気になる」「いわき湯本温泉は日本三古泉の一つ」「温泉は地下から51~54℃のお湯をくみ上げている」「温泉の温度を下げるためにパイプの周りに水を流している」「藤井聡太さんが将棋の試合に来ておやつを食べて喜んでいた」「常磐支所にはたくさんの人がいた」「温泉神社はたくさんお湯が出ていた」「温泉のにおいがした」「郵便ポストに入れる前に住所を言う!」などなど。
地元を知ることは大切な学習です。これから行動範囲が広くなるにつれて、似ていることや違うことに気付く手掛かりになっていきます。これは、地域の人との出会いも同じと言えます。教室から飛び出す授業を、これからも大切にして参ります!
5年生「囲み取材を敢行!」
それは、6月8日(水)午前8時4分のことでした。6年生の教室内をうかがう5年生代表委員の児童たち。顧問の先生も教室をそーっとのぞき込んでいます。
「おはようございます!陸上大会に出場する6年生を取材しにお伺いしたのですが...」「あっ、今、リレー選手は体育館で練習しているからそっちに行ってみてください」「わっ、わかりました、失礼しました」
ということで、体育館へ移動開始。普段は隣り合わせの教室なのに、妙にかしこまった様子の5年生。それだけ6年生が真剣に陸上大会の練習に励んでいることを知っているということなのでしょう。
そして、6年生への囲み取材を敢行!聞きたいことはしっかりメモに起こして準備をしてきました。「いつも、どんな練習をしていますか?」「去年の6年生を見て、どんなことにあこがれを持ちましたか?」「この経験を中学生になったらどう生かしていきますか?」など。それと「応援メッセージを伝える→どんな表情をしているかな?」とのメモ書きも。
私たちから見れば6年生を慕う5年生ですが、いざ囲み取材をしてみると「あっ、あの」とか、「そっ、そうですか」とか、「わっ、わっかりやした」と、ものすごく緊張する様子が。そうですよね。真剣に練習している人を相手にしているのですから。また、6年生は質問に対して臆することなく自分自身の言葉でしっかりと受け答えをしていました。相手の立場を尊重して質問する5年生、5年生の思いをくみ取って答える6年生、両者とも内容もそうですが相手の目を見てしっかりとやりとしているところがとても素晴らしいと感じました。
最後はお互いに礼をして5年生の囲み取材は終了。この取材の成果は、6月13日(水)に実施した6年生を励ます会で披露した、というわけです。
6月7日にお伝えした「5年2組の廊下を歩いていると...」で、5年生は国語の授業で、取材・記録・報告書作成のテクニックを習得したことをお伝えしました。学習の成果を、こうした日常生活で活用することができたという経験はとても有意義なことだと思います。加えて囲み取材を行って6年生の生き方を直接体感した5年生代表委員の学びも大きいと思います。躍動する6年生の姿を見て、5年生はどう変身していくのか楽しみであります!
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