こんなことがありました

畳の上でのおはなし会、6年生編

2月14日(火)、図書館ボランティアの皆さんによる今年度最後の「おはなし会」、6年生を対象に行っていただきました。本日のラインナップはこちら。ボランティアの皆さんは、毎回テーマを決めて本を選んでいます。今回はどんなテーマが見えてきたでしょうか?

最初に大型絵本「きつねのでんわボックス」。舞台は町外れの電話ボックス。夜になると病気の母に電話をかけにやってくる男の子がいて、その様子をそっと見守るお母さんぎつねの心情は如何に...というストーリー。子どもたちの感想からは「親が子を思う家族の大切なことを感じました」「お母さんぎつねの心に感動しました」との声が聞かれました。

続いて、大型絵本「つきよのくじら」。お父さんくじらを探す旅に出た"くじらぼうや" の成長物語。お父さんくじらはどこへ?ピンチの時に現れた大きなくじらの正体は?という展開。子どもたちの感想では「お父さんくじらのことを知って、そうなりたい!という子どもくじらはよく頑張ったと思います」「大変なことがあっても家族は応援してくれているので、中学校に行っても頑張ります」などの声が。

そして「You are the only one, but never a lonely one.」、日本語題「ひとりぼっちじゃないんだよ」。1匹のアリが様々な動物との出会いを通して気づいたことは何だったのでしょう?この絵本は「東日本大震災の折に世界中から寄せられた温かな支援や激励に対しての感謝の気持ちを届けたいという想いをきっかけとして生まれました」とのこと。子どもたちは「中学生になっても一人ぼっちじゃない!頑張ります」「大きさ、強さ、暮らし方、生き方はそれぞれ違うけど、みんな仲間だと思うことが大事」「これから自分や相手のよいところを見つけられそうな気がしました」との感想が。

登場する動物には、日本語も含め3カ国語で書かれてありました。ということで「皆さんは、登場した動物を英語で言えるかな?」とクイズコーナーへ。子どもたち、あれこれ言い合いながら、英単語と日本語の並べ替えをして盛り上がっていました。

そして、ボランティアさんから素敵なプレゼントが!「いよいよ卒業ですね。たくさん読書をして人生を...」と書かれてある手作りの栞をいただきました。嬉しいですね!

今日の読み聞かせのテーマについて、子どもたちは「家族への感謝」「命」「生き方」「一人じゃない、応援している人がいる」と感じているようでした。ボランティアさんの思いと一致していましたね。そして「6年間、素敵な本を選び読んでいただきありがとうございました」「読み聞かせは初めてだったのですが、とてもすてきで聞きやすかったです」「声やトーンを変えたりしている姿が素晴らしかったです」「これからも本をたくさん読んで、勉強もしっかり頑張っていきたいです」「ボランティアさんのおかげで本が好きになりました」等々、御礼の手紙をしたためていました。

読書は心のビタミン!図書ボランティアの皆様、本日もどうもありがとうございました。

24日(金)は、授業参観日です。お気を付けてお越しください!