出来事
6年生、1年生をおもてなし!
1月27日(金)、6年生は1年生を招待しておもてなしのお楽しみ会を実施しました。小学校を卒業するにあたって、最も小さな後輩たちを笑顔にしたいと自分たちで企画し、11月に実施した長小パークでの出し物を再構成して準備を進めてきました。1年生教室から会場の体育館に誘導、みんなで楽しむための約束事や準備した出店の説明を行い、活動は始まりました。わくわく・そわそわ感満載の1年生、「では始めましょう!」の声に敏感に反応し、各出店に猛烈ダッシュ!
こちらは冷静な先輩から輪を受け取り、エイッ!と輪投げ。「やった~」「惜しい~」と一喜一憂。先輩は冷静に正確に結果を記録して、しっかりおもてなしをしていました!
こちらは「9(ナイン)ゴール」。サッカーのPKやバスケットボールのフリースローをベースにしたゲーム。1年生を一流選手のような気持ちにさせる盛り上げ上手なメンバーが汗をかきながらのおもてなし。どの出店でもそうですが景品をしっかり準備していました。
こちら釣りゲーム。1年生に、どうやって釣るのかという説明はなし!悪戦苦闘している様子をじっと見ていた1年生が「磁石だ!」とつぶやいた途端、「あっ、そうか!」とものすごい集中でどんどん釣り上げていきました。気付き、閃き、賢いですね!
ボウリングです。カラフルな水を入れたペットボトルがピン替わり。倒れにくいな!と気付いた6年生、水の量を微妙に調整、その対応の柔軟さ、優しいおもてなしが素晴らしいですね!
射的です。割りばし鉄砲で輪ゴムを飛ばす造り。輪ゴムが狙い通りに飛んでいかないところが可笑しくて、最終的には的となる紙コップから5㎝という驚くほどの近さで発射してました。それでも当たらないところがまた素敵!
こちらは、たこ焼き屋台でのゲーム。たこ焼きにくっついているくじを引くと得点が書いてあり、その高低を競い合いました。まさに運試し!ですが、1年生はたこ焼きの模型のリアルさの方にガッツリ食いついていました!
こちらはワニワニパニック風!スリッパを使ったワニのデザインが秀悦。もちろんワニの出し入れは6年生による全手動!終わった後、腕が上がらない~!とワニの方が悲鳴を上げていました!
もぐらたたき!こちらも当然全手動!もぐらが出てくる仕掛けを知ろうと、機械?!の裏に回り込む1年生。しかしそこには「きぎょうひみつ」の表示が...。ゲーム終了後の6年生、ご覧のお姿...。おつかれさま!
会の終わりでは、1年生の感想発表が。「どれも楽しかったです」「いっぱいシールがもらえてよかったです」等々、自分なりの言葉で ありがとうございました! を立派に伝えることができました。
6年生からも感想発表が。「長倉小学校で楽しい時間がつくれました」と話してくれたのは3学期に転校してきた児童。そうなんです、長倉小学校は人を楽しませたい!喜ばせたい!という思いであふれている学校なのです。たくさん笑顔を見せてくれましたね。
また、ゲームで高得点を獲得した1年生にメダルをあげるというサプライズのおもてなしも。みんなますます笑顔になりましたね。
楽しい時間はあっという間に過ぎるもの。こうして閉会セレモニーを閉じて1年生を教室までお送りして終了となりました。学習発表会以来、6年生のかぶり物、だれも驚かないほどすっかりスタンダードに!
6年生のおもてなしの思いがカタチになり、5歳離れた後輩たちとの心の交流を見事に創出!今回の授業、担任の先生からの発言は一切ございませんでした。すべてを自分たちでやり遂げたながくらの6年生、ホントすごいですわ!
毎朝、子どもたちのためにありがとうございます!
子どもたちの登校の様子を巡回させていただいております。今朝も交通安全母の会の皆様、地域ボランティアの皆様が要所要所に立って子どもたちの登校を安全へと導いてくださっていました。
こちらでは、手前の横断歩道も含めて2カ所の横断を誘導してくださいました。停車した車に一礼までしたいただき感謝でございます!
子どもたちが通りかかる際に交わてくださる「お早うございます!」のあいさつは、まさに心の架け橋。寒い朝ではありますが、心をポカポカと温かくしてくださっています。皆様に改めて感謝申し上げます!
さて、こちらの写真は昨日30日(月)の朝の学校の様子です。一面に氷が張って滑りやすく大変危険な状況でした。子どもたちが安全に登校できるようにと、本校職員が早出してきまして、融雪剤を撒き、氷を砕いている様子です。誰に指示されたわけでもなく、子どもたちのためにと率先して動いてくださる本校職員、本当に頼もしい限りです。お世話になりました。
おかげで今朝は全く問題なく、子どもたちがいつものように校庭でのジョギングに向かうことができました。おっ、またもや半袖・半ズボン!気合い入ってるな!
早いもので今日で1月が終わりとなりました。子どもたちを応援し、支えてくださる皆様方の気持ちを再確認して2月を迎え、また全力で子どもたちのチャレンジを支えて参ります!
常磐公民館主催「少年スポーツ大会」開催!
常磐公民館主催による「土曜楽校」。今年度第9回は「少年スポーツ大会」として、1月28日(土)に関船体育館で開催されました。常磐地区の小学生約100名が参加、本校からも多くの子どもたちが参加しました。
参加者は8グループに分かれ、個人競技としてカローリング、ラダーゲッター、クロリティにチャレンジ。金メダルを目指して頑張っていました。
この後、抽選によってつくられた8チームによる団体競技の玉入れにチャレンジしたとのことです!途中退席してしまいましたのでその様子は...。
運営面では、朝のあいさつ運動でもお世話になっている青少年育成市民会議、土曜楽校の保護者サポーターの皆様、そして青少年ボランティアとして中高生がお手伝いをしてくださいました。お兄さん・お姉さんを慕い、子どもたちは伸び伸びと活動していました!地域の子どもたちを大切に育てようという皆様の心意気に感謝感謝でございます。
おやおや、子どもたちのチャレンジに触発されたのか、コーディネーター今野先生もストラックアウトにチャレンジ。なかなかの投球フォーム!その後のボールの行方は...、聞かないでくださいね。
常磐地区でずっと続いてきている少年スポーツ大会、外は凍てつく寒さではありましたが、会場内はアットホームで素敵な時間が流れていました。
今週の学校生活アラカルト...
今週は厳しい寒さの中での生活となりましたが、元気に毎日を過ごして参りました。
1年生、漢字の学習にチャレンジ。堂々と、伸び伸びと書いてみましょう!の声に、体全体を使って練習を頑張っていました。
同じく1年生、鍵盤ハーモニカにチャレンジ!音階を自由に並べてつくったオリジナル曲?!を発表し合いました。なんとなく素敵な曲に仕上がっていたのが不思議でしたね。
2年生の国語の授業。教科書から読み取ったことをタブレットに書き込む活動。なかなか答えをまとめきれずに困っていましたが、大型モニターに映し出されたみんなのまとめを参考に、自分なりの答えを見出すことができました。よかったね!
3年生、昔の道具についての学習。これは何?の質問に対して、見学学習で訪問したくらしの伝承郷を思い出し、あれこれ意見を発表していました。何を使って、どうやって作ったのかな?などなどの質問も。昔の道具には不思議な魅力があるようですね!
4年生は外国語活動で、デニス先生との英会話にチャレンジ!「学校のどの部屋がお気に入りですか?」の質問に答えるために、各部屋の名前を英語で学習していました。Principal's room!って答えてくれたかな?
5年生は、来週訪問する「いわき市体験型経済教育施設 Elem」での学習に向けた事前準備にチャレンジ!お金の流れから社会のしくみをとらえようと、計算機も持ち出して夢中になって活動していました。
6年生は理科。さまざまな水溶液の特徴をとらえる実験にチャレンジ!アンモニア水のにおいが強烈だったようで、その他の水溶液の実験も恐る恐る...。こちらの写真、すべて食塩水の実験ですが、妙に緊張感が漂っていますよね。
さて、今週の大休憩の子ども広場。学級で大繩にチャレンジ!タイミングを合わせようとみんなで声を出す姿、先生と児童の縄回しで協働する姿、成功したら全員で大喜び、失敗したら「次ね!次!」と励まし合う姿、あきらめない心、折れない心!を感じることができました。
今が最も寒いとき。ここをみんなで乗り越えて、ますます元気にチャレンジして、大きく成長して参りましょう!
ところで先日、やまなし学級が収穫したあの大根、こんなことになっています。ん?これはひょっとして...。この大根の育ち具合にも大注目なのでございます!
表彰式!全国児童画コンクール
第41回全国児童画コンクールにおいて、本校の子どもたち5名が入選を受賞し、1月17日(火)に表彰式を行いました。
応募総数48万6,529点とのこと。夏休み中の素敵な思い出などを見事に表現していました。
6年生「妹とカレーづくり」。誠実な表現力とともに兄妹の仲のよさが伝わってきますね!肉の肉々しい色づかいもお見事です。
4年生「お祭りに行った」。内郷の回転櫓盆踊りでしょうか。夜空に浮かぶ星たちを音符で表現し、盆踊りの音色が伝わってきますね。家族でしょうか、笑顔も輝いています!
4年生「花火大会」。ずばりスターマインでしょう。多彩なフードを打っている屋台をカラフルに表現していますね。「どれにしようかな?」と迷っている様子が目に浮かびます。
4年生「家族で海に行ったよ」。広大な海と広々とした砂浜をダイナミックに表現。仲良し家族の笑顔がとっても素敵ですね!日焼けは大丈夫だったのかしら?
1年生「ばあべきゅう」。家族の団らんを潔く表現していますね。上から、横から、斜めからと多様な視点で描いていますが、わざとらしくなくて、センスのよさがうかがえます!
表彰式の模様は今回も給食の時間に各学級に配信しました。受賞した1年生、学級で「私の絵は、左の上!」と指をさして紹介しちゃってご機嫌のご様子!学級のお友達も「すげ~!」の声、そして「おめでとう!」って、嬉しいですね。
こんな素敵な笑顔をたくさん見ることが出来るように、これからも全力で子どもたちの頑張りを応援して参りましょう!
寒い中でも元気な子どもたち!
1月25日(水)、今朝の気温は氷点下5℃、今年一番の冷え込みとなりました。子どもたちはいつもより若干早い登校。寒くて足取りが自然と早くなったのでしょう。
本校に隣接する高齢者施設いわさき荘さんが、万が一に備えて道路に融雪剤を撒いてくださいました。おかげで本校周辺では路面凍結はなく、安心して登校(出勤)することができました。ご厚意に感謝でございます!
学校に到着した子どもたち、ある児童が「氷だ!」と叫んだ途端、このような状況となりました。
また、1年生はいつものようにプランターにお水をあげようとしたのですが、ペットボトルじょうろに入っていた水が凍ってしまいてんてこ舞い..。でも前向きな1年生、お互い知恵を出し合い、凍っていないペットボトルを貸してもらって、校舎内の水道を使って、順番に水やりをすればいいんじゃない!という結論を導き出しました。
他方に目を向けると、やっぱり氷が珍しく、立派に氷と格闘する子どもたちがいました。しかもご覧の服装で...。熱い戦いは、氷が粉々になるまで続いていきました!
ながくらの子どもたち、寒さにめげず今日も超元気に活動しております!
子ども広場の人工芝が...
南北校舎の間、本校の中心に位置する学びの空間「子ども広場」は本校の自慢の一つです。去る1月9日(月)夜の大風により、この子ども広場の人工芝が吹き飛んでしましました。職員一同で復旧を試みましたが、劣化も著しく、危険なため、教育委員会に依頼し撤去していただきました。
この子ども広場の人工芝は昭和58(1983)年に、現在の校舎が完成したと同時に設置されました。ちなみにこの年は、東京ディズニーランドが開園、プロ野球選手の福本豊が939盗塁の世界新記録をつくった年です。以来40年もの間、ながくらの子どもたちの学びをずっと支えてきていました。
子どもたちからも「やばいことになっちゃって!」「なんて言っていいか...」と戸惑い、がっかりする声が聞かれ、申し訳ない状況です。先生方のスイカ割り会場としても大活躍していましたが...。
「いつ直るんですか?」「ごめん、すぐには...」「なわとびはどこでやればいいですか?」「これまで通り、ここで練習していいんだよ」「ん~、でも何となく...」。残念ながら現在のところ、人工芝復旧の見通しが持てない状況です。安全面に注意しながら、子ども広場での活動は続けて参ります。
本日から10年に一度と言われる寒波がやってくるようです。皆様も備えを十分に、気をつけてお過ごしください。
図書を寄贈してくださいました!
3学期が始まり3週目を迎えました。生活のリズムを整えていきましょう!と呼びかけて参りましたが、今週からは学習面にも目を向けて、これまでの総復習に励んでいくよう声をかけて参ります。
さて1月20日(金)のことになります。いわき常磐ロータリークラブ様より図書の寄贈がございました。佐久間様、橋本様、佐川様がお越しになり、図書委員会の代表児童に本を手渡ししてくださいました。佐久間様からは「皆さんのお役に立てば嬉しいです。」とのご挨拶。代表児童は「ありがとうございます。大切に使わせていただきます。」と感謝の気持ちをしっかりと述べることができました。
地域の皆様のご支援に改めて感謝申し上げます!
5年生、鼓笛オーディションを通して...
子ども広場をじっと見つめているのは6年生です。「大丈夫かな...」「うまくいくかなぁ...」とのつぶやきも。
今週の5年生、大休憩時間を使って鼓笛オーディションにチャレンジしてきました。指揮・フラッグ・カラーガード・小太鼓・中太鼓・キーボード・ベルで構成される本校の鼓笛チームは、代々6年生のプライドとして受け継がれてきています。そして今年度もいよいよ引継ぎのときを迎えました。
昨年末にもお伝えしましたが、5年生はこれまで6年生のレクチャーを受け、この日に向けて自主練に励んできました。後輩たちは長倉小の伝統を見事に受け継いでくれるだろうか?という期待と心配の様子が冒頭の写真というわけです。
指揮のオーディションは音楽室で行っていました。
今回のオーディションを通して5年生はどんな学びをしたのでしょう?合格・不合格という結果だけ目を向けるのではなく、最高の準備をしてきただろうか?先輩を超える演技演奏をするにはどうすればよいか?という問いを立てて、思いを行動に示していって欲しいと思います。
ながくらの鼓笛2023、これからの成長に大注目でございます!
6年生、放射線教室での学び。
1月12日(木)のことになります。日本科学技術振興財団の石川哲夫先生(元小名浜一小校長)をお招きし、6年生で放射線教室の授業を開催しました。
2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原子力発電所事故が発生した際、見えない・匂わない・味がない・音がない・触った感覚がない等、まるで幽霊のような放射線に、当時は大変戸惑ったというお話からスタート。6年生にとっては記憶が...という反応でしたが、「十分理解していることでしょうが、皆さんは家族に本当に大事に育てられてきているのですよ」には、深くうなずいていました。
会場となった体育館にはご覧の通り石川先生が開発した多彩な実験器具が...。放射線を見える化する霧箱は石川先生オリジナルとのこと。これには子どもたちも興味津々。
実験には子どもたちも参加させていただきました。何もないところで放射線は測定するとこうして音がなるのはなぜ?自然界にも存在して数値は0ではないのです!放射線による影響ってどんなものがあるでしょう?放射線を遮へいするには何が有効だろうか?と、様々な問いに触れることが出来ました。
授業後もまだまだ学びたい様子が...。
授業後の感想では、「放射線を測定する機械から音が出てきて、放射線は身の回りにあることに驚いた」「放射線が地球誕生の頃からあることに驚いた」「塩分の取り過ぎに注意します」「放射線は水やコンクリートで止めることができることも勉強になりました」とのこと。そして、「原子力発電所事故によりいじめや差別があったことは残念で、私はとめようと思います」の声も多数ありました。単なるサイエンスの授業だけではなかったようですね。石川先生、ご指導ありがとうございました!
お見事!大根を収穫しました。
見事な大根ですね!1月18日(水)、やまなし学級では大切に育ててきた大根を収穫しました。
僕はこれにする!と決めて、どっこいしょ!と慎重に大根を引っこ抜いて、いいじゃん!との感想。
それじゃ僕はこっち!と引っこ抜くと、ひょろひょろが長いなぁ!と...。
宇宙人か?って、これも大根なんですね。
あの映画のあのエレベータに乗って盃をかぶっていたあの神様みたいだねって。並べてみると他の大根を寄せ付けない圧倒的な存在感を放っておりました。
大根栽培大作戦、見事大成功!今夜はお鍋でしょうか?
4年生、全校生に向けて3学期のチャレンジを語る!
1月17日(火)、全校生を代表して4年生児童が3学期の目標・チャレンジ!について作文発表を行いました。大休憩時間に録画(一発OK!)し、給食の時間に各教室へ配信しました。
彼のチャレンジは3つ。1つ目は、算数の学習を頑張ること。難しくなってきた計算問題、何度もやり直して当たるようになってきて嬉しかったとのこと。少数割り算が始まるので、諦めずにチャレンジします!
2つ目は、あいさつをしっかりすること。旗当番の方には必ず行い、下級生のお手本になります!
3つ目は、給食委員会の仕事に全力で取り組むこと。低学年だった頃、上級生の仕事を見て憧れていたとのこと(先輩、嬉しいですね!)。楽しみながらも責任を持ってやります!
3学期の長倉小学校全体を上昇気流に乗せてくれる立派な発表でした。ありがとうございました!
4年1組では、代表になった彼を応援しようと、朝の時間に作文発表のリハーサルを行っていました。練習の甲斐があって本番では立派に発表することができましたね。
そして、発表を視聴し終えた4年1組にお邪魔してみると彼の頑張りを大きく称える姿が!お互いを理解し合えているからこんなシーンが見られるのでしょう。担任の先生のご指導にも感謝でございます!
1月16日(月)、新しい一週間のスタート!
3学期が始まって2週目を迎えました。今朝は雨模様で傘をさしての登校となりました。登校班の班長さんを中心に列を乱さず、交通安全に気を付けて登校してきました。寒さが厳しく、爽やかなあいさつ!とまではいきませんでしたが、こちらからあいさつをすることが大切!と声をかけ励ましております。
さて、わたしたちの2学期までの反省から、週の初めは子どもたちをより落ち着いた雰囲気でスタートさせたい!という声が上がりました。そこで早速ではありますが、これまで「朝学習の時間」としていたところを「読書タイム」に切り替えていくこととし、本日からスタートさせました。するとご覧の通り!でございます。
以前は家庭学習の提出と朝学習・教え合い等で結構賑やかな雰囲気でしたが、本日は学校中が静寂に包まれ、読書に夢中になる穏やかな中にも活気づいた朝の時間へと一気に様変わりしました。
本好きな子どもたちがますます本好きになっていくのでは!とわくわくしております。こちらの3年生児童、にやにやしてこちらを向いて何やらアピールを...と思って読んでいる本をのぞいてみると、なんと二宮金次郎物語ではありませんか!お勧めの本に早速手を伸ばしてくれたところ、とても嬉しいです。これをきっかけに偉人の物語に興味を持ってくれることを期待しています。
さっ、今週もまずは生活のリズムを整えて、学習に運動にともに励んで参りましょう!
発育測定とおみくじと...
3学期が始まり、保健室では1年生から順に発育測定を実施しています。伸びた身長にお互いの成長を感じているようです。一方で体重は...、でも育ち盛りですよ!養護教諭より「3学期も朝昼晩としっかり食べて、勉強に運動に頑張って、ぐっすり寝ることが大事ですよ」とのお話、ためになります。
会場の保健室の廊下には「けんこう おみくじ」が。
誘われるまま、ひいてみたら「め」が出てきました。「め」を捲ってみると「目によい生活をしよう!」とのアドバイス。わたし、歳も歳ですからありがたく受け止めて参ります!このように養護教諭は、あの手この手で子どもたち、そして職員の健康を案じて声をかけてくれています。ありがとうございます!
さて、3学期最初の一週間が終了となります。養護教諭を先頭に、子どもたちには生活のリズムを学校モードに切り替えていこう!!と声をかけています。来週もわくわく感をもって元気に登校してくることを願っています。
令和5年の書き初め会!
1月11日(水)、学校は文字を書く子どもたちの熱気で溢れかえっていました。恒例の校内書き初め会、心の持ち様を整え、姿勢よくチャレンジする姿、美しい!
手習いは坂に車を押す如し。頑張れ!
1・2年生は硬筆です!
書き初め展への出品作品を選ぶシーン。2学期に書いた作品に比べると、やっぱり今日の方がよい出来!冬休み中の練習の成果は一目瞭然でしたね。
お互いの作品を批評し合う姿、これもまた美しいですね!
こちらは、習字あるあるでしょうか。作品を新聞紙に挟んで大事にストックしていたのですが、いざ取り出そうとしたら新聞紙にくっついてしまい、てんやわんや...。この後、無事取り出すことに成功してよかったですね!
よく書けてるな!って、それ新聞紙ですよね。「練習用紙がなくなっちゃって...」とのこと。納得いくまで頑張る姿、美しいですね!
年中行事である書き初め。古の社会では、字が上手なことは大事な教養だったとのことですが、私たちは新しい年を迎えた喜びと学問の事始めとしてこの行事を大事にしています。子どもたちが本気になってチャレンジする姿はとても美しいですね!今年もよい年になりそうな予感、膨らんで参りました!
委員会を開催!
1月11日(水)、4年生以上で組織している委員会活動を行いました。本校の委員会活動は5つ、そして各学級の代表児童による代表委員会があります。今日は、3学期の活動の確認がメイン。各委員会では6年生がしっかりと仕切って活動していましたが、そろそろ5年生の出番よ!といった雰囲気も伝わってきましたね。4年生も意見をしっかりと述べたり、工夫して活動したりと、4月の頃に比べて大きな成長を見ることができました。
<給食委員会>
毎日のように配膳室で活動している給食委員会。もっとちゃんとできるはず!と自分たちの活動をしっかり反省していました!
<保健委員会>
健康調査(すこやかしらべ)に取り組む保健委員会。さらに健康意識を高める取組として、健康に関するクイズを作成しよう!と図書館から本を持ち出して盛り上がっていました。
<図書委員会>
図書委員会のメンバーでビブリオバトルにチャレンジするのだそう。自分が紹介したい本を選んでPOPを作成していました。デザインが素敵ですね!二宮金次郎の本を紹介する人はいないかなぁ...。
<放送委員会>
朝と昼の放送を定時に開始することが全校生には大事!という気付き、とても大切なことですね。4年生からは、先生紹介の番組作りをやりたい!という声が上がっていましたね。
<環境・運動委員会>
ベルマーク整理作業に没頭していました、しかも無言で。そしてリーダーは気付きました。これでどんなものを買えるかなぁ?と。早速、担当の先生に「全校生に買いたいものを調査して、お願いしてもいいですか?」と相談へ。ここでもすばらしい気付きを見ることができました。
<代表委員会>
2月の行事「鬼払い集会」の打合せ。係分担はやりたい人続出といった状況、頼もしいですね。
自分たちの生活を自分たちで責任を持って築いていく姿勢や実践力、4月に比べて6年生を中心に大きく育ってきていることを確認することができました。嬉しいですね。頑張れ長小の子どもたち!
3学期のスタート!
1月9日(火)、3学期のスタート!強風の中ではありましたが子どもたちはしっかりとした足取りで登校してきました。重い荷物を姉弟で協力して持参する姿も...。今朝は常磐地区の青少年健全育成市民会議の皆さんによるあいさつ運動を行っていただき、子どもたちを元気づけてくださいました。
3学期の始業式はオンラインで開催。校長あいさつでは、正門前に立つ二宮金次郎さんの紹介とともに、金次郎さんが気付いた言葉「積小為大」を子どもたちと共有しました。今から236年前の江戸時代に生まれた金次郎さんは、自然災害によりすべての財産を失い、貧しい少年時代を過ごしました。懸命に農作業をしながらもたくさんの本を読んで熱心に学問に励み、家計を立て直す中でこの言葉に気付きました。「小さなことが集まって、初めて大きなことができる。そのためには、どんな小さな努力も軽く見てはいけない。」という意味です。毎日こつこつと小さな努力を積み重ね、実り多い1年、そして卒業・進級に向けた3学期を過ごしていって欲しいと思います。
その後、学級では早速3学期の学級活動や授業が行われました。冬休みの課題提出のために長蛇の列が。国語の授業では姿勢よく本を読む様子も。久しぶりに再会した級友と楽しそうに過ごしておりました。
3学期は51日。下校時、雪がちらつく中でもじっと読書に励む金次郎さんを見習いながら、私たちも「積小為大」の心構えで子どもたちとともに励んで参ります!
令和5年、どうぞよろしくお願い致します!
新年を迎えました。令和5年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、校舎をぐるぐるしていると、清々しい青空の下、本校正門前に立つ二宮尊徳像とふと目が合ってしまいました。記録によれば昭和16(1941)年に建立とのこと。ということは82年もの間、本校の子どもたちを見守ってきたということになりますね。建立の経緯は種々あることと思いますが、彼の生き方から学ぶことは多いように感じています。今年も子どもたちの活躍を見届けてください!と思わず声をかけてしまいました。
図書館ボランティアの皆さんによる図書館掲示も1月バージョンとなりました。いつもありがとうございます!
令和5年も本校は「頭を鍛える、心を鍛える、体を鍛える」を合言葉に、保護者・地域の皆様とともに子どもたちの成長を全力で応援して参ります!
表彰式、今年も頑張りましたね!
12月21日(水)、3件の表彰を行いました。
1つめは、JA共済福島県小・中学生第66回書道コンクールにおいて3名が受賞しました。半紙の部で4年生が銀賞、条幅の部で5年生が銅賞、6年生が奨励賞をいただきました。
2つめは、JA共済福島県小・中学生第51回交通安全ポスターコンクール、2名が受賞しました。3年生が佳作、2年生が奨励賞をいただきました。
そして3つめは、福島発のキュウリビズ 愛情込めてキュウリ栽培大作戦です。改めて6年生の取組が特別賞・福島放送社長賞を受賞したことを全校生に報告しました。
今回の表彰式の様子も、給食の時間を使って各学級に動画配信しました。毎度のことながら、表彰式の様子をお届けすると校舎中に拍手が響き渡ります。皆さんの頑張りは全校生の励みとなっています。おめでとうございました!
さて、間もなく年越しです。これまでの子どもたちの頑張りから、来年も長倉小学校の子どもたちは大躍進していくこと間違いなし!私たち、引き続き全力で子どもたちを応援して参ります。わくわくしてよい年を迎えましょう!
6年生、特別賞・福島放送社長賞を受賞!
12月20日(火)、福島市のJA福島ビルで行われた福島民報社、県農業同組合中央会、JA全農福島が主催する「福島発のキュウリビズ 愛情込めてキュウリ栽培大作戦!」の表彰式が行われ、代表児童が参加して参りました。雪景色とともに豪華賞品にも驚きましたね!
今年度6年生は、食育の一環として、この大作戦にチャレンジしてきました。いただいたキュウリの苗を6月10日(金)に畑に植えてから、毎朝せっせと水やりや草取りを行いました。7月6日(水)に初収穫を迎えて以来、多い日には30本以上の収穫があり、9月までに355本もの収穫に成功しました(本数は、暑い夏の日に先生方が我慢できずに食べてしまったので非公式記録です)。夏休みにキュウリ料理レシピづくりにも取り組み、栽培日誌とともに審査会に応募させていただきました。
レシピの作成にあたっては、夏休み前にキューピー手作りマヨネーズ教室をオンラインで開催していただきました。その甲斐あってか多彩なレシピが報告され、キュウリの美味しさを堪能する様子やキュウリ嫌いの克服にチャレンジした児童もいて、充実した学習を実践することができました。ご家庭の協力にも改めて感謝いたします。
10月の畑の撤収作業では、どこか寂しげ...。「キュウリちゃんありがとう!」
常磐公民館の今野先生にもご助言いただきました。「このタイミングでちょこっと肥料入れでやっといいみでぇだよ」「鳥よけの金テープ持ってきたがんない」と、相棒のかかしさんとともに子どもたちの学習を支えてくださいました。
表彰式での代表児童「今年は美味しいキュウリを食べることができて嬉しかったです!」「こんなにすごい表彰式に出ることができてみんなにしっかり伝えます!」とのコメント。約半年にわたる6年生のチャレンジ、皆様に感謝感謝の特別賞受賞でございました!
4年生による長倉田んぼ2023、始動!
12月19日(月)、シャキッ!ザクッ!ん?田んぼの方から音がするぞ!と近寄ってみると...。
「今野先生、こんにちは!」と、長倉田んぼの新たな主の4年生が集まって参りました。「おうっ!みんなこんにちは。半袖がぃ、寒ぐねーげ? それじゃぁ今日は田んぼの土を掘り返すからね。空気を土の中に入れてやるの。そうすると微生物によって土の栄養状態がよくなって、美味しいお米が育つからね」と。
すぐにスコップを持ちだし、田起の作業に取りかかりました。「よっしゃー!」と言いつつ、スコップを土に差し入れるところで大苦戦。今野先生の親切丁寧なレクチャーによって徐々にスコップの扱いに慣れていきましたが、早速お米作りの大変さを実感することとなりました。
翌20日(火)も田起の続きを実行。肥料を少し入れて「さぁ今日も頑張りましょう!」と。昨日よりも要領よく、せっせと作業を進めることができました。担任の先生が一番上手だったりしてね。
作業の後、ため池にて。「疲れたー!」「腰が痛い!」と言いながら、笑顔いっぱいで長靴を洗う子どもたち。今野先生より「今年の5年生は沢山のお米を収穫することができたんだ。みんなも時々田んぼをのぞいて見てくださいね」とのお声かけ。肌寒い一日でしたが、ここだけはほっこりとした雰囲気、素敵な時間を共有させていただきました。
年の瀬ではありますが、長倉田んぼ2023チャレンジ、スタートでございます!
よりよい授業を探究!校内研修会その10
12月初旬のことになります。6年1組にて国語科の校内授業研究会を行いました。教科書の「鳥獣戯画を読む」を取り上げ、「筆者である高畑勲さんが、自分の見方を読者に伝えるために、どのような工夫をしているか?」をめあてにして授業は進んでいきました。
冒頭、高畑さんの説明の工夫を見出しやすくするために、他の人が書いた説明文が配付され、全員で読み合いました。子どもたち「同じ鳥獣戯画の説明文でも、筆者によって全然違うなぁ」「筆者が何を伝えようとしているかが違うからかも」「文章だけより実際の絵があった方が分かりやすいな」等々のつぶやきが。
その後、改めて高畑さんの説明文の工夫について自分の意見をまとめ、グループで話し合っていきました。グループで1つに絞り込んで短冊に記入しよう!という呼びかけで活動したのですが、子どもたちは、お互いの意見がどれも捨て難くて迷う姿、他のグループにはないオリジナルの意見に絞り込もうとする姿、より深い意見にしようと練り上げる姿等々、熱のこもったグループ活動を展開させていきました。
各グループの意見を全体で共有する場面。自分たちの意見に自信をもつことができたので、お互いの発表に対して「なるほど、それも大事な意見だね!」の声が連発。高畑さんの説明文に仕組まれている工夫を見事に解き明かしていきました。お見事!
この授業の後、子どもたちは、今回の学びを活用して、総合的な学習の時間で探究している発酵食品について実際に説明文を作成していくとのことです。
事後研修では、まず、冒頭の説明文を全員で読み合う場面で披露された「たけのこ読み」が話題となりました。これまでの研修によって、教科書を読み味わうことの大事さを再確認した私たち。どのような手法を用いて子どもたちを授業で扱う教材の世界にどっぷり入り込ませていくか、さらに建設的に話し合いました。
また、全体で意見を共有する場面。担任の先生が各グループの学習状況を丁寧に見取って納得感のあるコーディネートをしていましたが、敢えて代表児童にやらせてみてもよかったのでは?というご意見も。そうすることで代表になった児童は、悩みながらということになるのでしょうが、さらに上質の学習経験を得ることができるのではということです。見事なグループワーク力が育ってきている6年生だからこそ、チャレンジし甲斐がありますね。
ちなみに、子どもたちの教科書本文には赤線・青線が。1年生の授業研究でも見ることができましたが、文章理解のためのスキルを6年生になっても活用していることを嬉しく思いました。
そしてそして6年生の重厚濃密な教室掲示に目を奪われてしまいました!毎朝、新聞記事を読んで意見文を書き綴ってきました。俳句づくりにも継続してチャレンジ!豊かな感性も磨いてきておりました。
継続は力なり!なんですね。国語力をつけさせていきたい!ここまで子どもたちを育てていただいている先生方に改めて感謝感謝なのでございます!
やまなし学級1組、お楽しみ会を開催!
何日も前からみんなで話し合って計画を立て、準備をしてきたお楽しみ会を12月22日(木)に開催しました。
内容は、鬼ごっこ、ドッジボール、たからさがし、ボウリングと盛りだくさん!どのゲームでもみんな勝とうと一生懸命になれたのには理由が...。それは、折り紙で作った景品たち!見事景品をゲットした子どもたちは、こんな素敵な表情を!ちなみに、担任の先生が作った隠れメッセージは大人気で、もらった子どもたちの表情を見て担任の先生もご満悦の様子でした。
そして最後のお楽しみは、フルーツポンチづくり!「ぼく、食べたことなーい!」「どんな味がするんだろう?」と、つくる前からとっても興味津々。一人ひとりにボウルとお玉を渡して、いざ作り始めると、あっという間にフルーツポンチが出来上がりました。ドキドキしながら口に入れると「おいしい~!!」と口々に。
お楽しみ会の時間は、あっという間でしたが、子どもたちの生き生きした表情をたくさん見ることができました。学期末にこういう時間をつくることができてよかったです。今日のことを思い出して、冬休みにもぜひおうちの人と一緒に作ってみてくださいね!
学校薬剤師の堂腰さん、ありがとうございます!
2学期、学校薬剤師の堂腰尚子先生にも大変お世話になりました。まずは11月末に6年生を対象に薬物乱用防止教室を開催してくださいました。動画も交えながら、ルールから外れた目的・方法でのの薬物乱用→素晴らしい働きをする脳や体にダメージ→大切な人を不幸に巻き込む→未来の可能性が...という流れでご説明いただきました。実物もご提示ただき、子どもたちは「これが薬物か!」と率直な感想を述べていました。
途中、「友達から誘われたらどうする?」の問いかけに、分かってはいるけど具体的にどう対応すればよいか迷う様子も。誘いを断る勇気とともに相談窓口を知っておくことも大事と、たくさんの相談機関があることもお話しくださいました。
また、12月には照度検査を実施していただきました。本校は校舎が古いが故に、設備面の整備が喫緊の課題と認識していますが、引き続きよりよい学習環境への改善に向けて取り組んで参ります。
薬物乱用防止教室の御礼ということで、6年生は堂腰先生にお礼状をしたためました。学んだことと御礼を自分なりの言葉でしっかりと書いていて、実施してよかったと改めて感じた次第。また、堂腰先生は毎朝の登校時に、子どもたちに元気にあいさつをしてくださっています。そのことに対する御礼も書いてありました。学校は地域の皆様の協力があって成り立っていることを再確認しました。堂腰先生、子どもたちのために引き続きよろしくお願い致します!
令和4年度、2学期終業式
12月23日(金)、2学期の終業式を迎えました。式はオンラインではありましたが、背筋が伸びた美しい姿勢の教頭先生による開式のあいさつからスタートしました。
校長あいさつでは、2学期の各学年の頑張りを紹介し、3学期、そして新年の目標を立て、冬休みのチャレンジをぜひ家族と話してみましょう!と呼びかけました。また、代表児童が作文発表を行いました。
1年生児童は、長小パークをはじめ、アクアマリンふくしまでの見学学習、生活科の秋の学習、持久走記録会を振り返り、次の1年生を上手にむかえたいです!と来年の抱負を述べてくれました。
5年生児童は、宿泊活動での楽しかった思い出や持久走記録会で頑張ったことを述べながら、来年も全力で頑張ります!と力強く話してくれました。
その後、生徒指導主事から冬休みの生活についての具体的なお話があり、養護教諭からは健康面について、健康チェックカレンダーを使って自分で健康管理ができる人となりましょう!と呼びかけがありました。どの学級も姿勢よくお話を聞いている姿、素晴らしいですね!
続いて、全校生で校舎内を大掃除!今日は時間をたっぷりかけて、下駄箱や教室の隅々を。真っ黒になった雑巾を自慢げに披露してくれました。これで新年を気持ちよく迎えることができますね!
そして、いよいよ通知票「あゆみ」の配付。担任の先生、「友達と比較するものではないですよ。1学期と比較して、頑張ったこと、自分のよいところをたくさん見つけて欲しいと願って作成しました。これは課題だなと思ったことは次の目標にして、また一緒に歩んでいきましょう!」。素敵な言葉かけですね。
2学期、そして令和4年の長倉小学校、本当によく頑張りました。子どもたちを支えてくださっているご家族、地域の皆さま、先生方にも改めて感謝致します。よい年を迎えましょう!
やまなし学級、総合作品展入賞おめでとうございます!
やまなし学級は、本校の特別支援学級の名称。やまなし学級の子どもたちは、様々な樹木がそろう本校の森を隅々まで知っていて、季節毎に花や木の実、種、葉っぱ等々を拾い集め、さまざまな作品づくりに用いています。時には、虫さんやハ虫類を教室に招き入れて、みんなで大混乱することもありますが...。今日のやまなし3組、松ぼっくりツリーづくりを頑張り、学期末恒例のお楽しみ会をにぎやかに開催しています。
さて、今年もいわき地区特別支援教育研究会主催による総合作品展が開催され、やまなし学級の子どもたちも日頃の学習の成果を発揮して出展しました。全員が賞をいただきましたので、12月20日(火)に表彰式を行い、一人ひとりに賞状をお渡ししました(集合写真だけになってしまいました。申し訳ございません!)。「やったー!」「ありがとうございます!」との声、これからの励みとして参りましょう!
なお、総合作品展は次の通りwebページが一般公開されております。子どもたちの頑張りをどうぞご覧ください。
一般公開期間
令和5年3月10日(金)まで
こちらをクリック → https://sites.google.com/fcs.ed.jp/r4-iwakishi-sogosakuhinten/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
先日、やまなしさんから素敵なプレゼントをいただきました。嬉しい気持ちで学期末を迎えています。こちらこそ、ありがとうございます!自宅に持ち帰って自慢します...。
本日の子どもたちの様子です!
12月21日(水)朝、校門の前に立っていると仕事に向かう方といつものご挨拶を。今日は「子どもたち、いつも以上に元気にあいさつしてくれたわい。冬休みが近いから嬉しいんだっぺね!学校でも元気にやってんのがい?」とのご質問が。ではでは...ということで、本日の3校時から給食にかけての子どもたちの様子、ご紹介して参ります。
まずは低学年の子どもたち。
体育科の授業、校庭ではサッカーW杯に負けない熱い戦いが行われていました。体育館ではドッジボール、審判の先生も思わず体が動いてしまうくらいの全力運動!
算数科の授業ではワークブックで演習問題にチャレンジ!自然と教え合う姿が美しいですね。合格したらタブレットでさらに積み上げていました。やる気満々!
道徳科の授業。「百羽のツル」を読んで、うつくしいものや気高いものについて思いを綴っていました。先生との1対1の対話から新たな気づきが得られている様子が。なかなか鉛筆が進んでいきませんが、それだけ深く考えているのですね、立派です。
こちらの算数科の授業、「▢を使って式をつくる」ことにチャレンジ!文章問題を解き明かしていくための力を鍛えていました。まずはやり方をよく聞いて、それから演習問題にチャレンジ!
同じく算数科の授業、一人ひとりが課題をクリアしようと集中してチャレンジしていました。先生できました!よくできましたね!の声がたくさん聞こえてきました!
続いて高学年。
生活科では学期末恒例の「お楽しみ会」が。自分たちで企画・準備してきて、本日開催とのこと。こちらは泥警(警泥とも言いますね!)を楽しんだ後、もっとみんなが楽しむためには?って反省会をしているシーン。続いて校庭でティーボールへ。黒板には企画内容が盛りだくさん!
図工科では針金を用いたアート作品を製作!ブランコのように揺らしてみては?など、みんなでアイディアを出し合いながら笑顔がたくさん!楽しく活動していました。
算数科では、百分率の問題にチャレンジ!算数的な思考がどんどん鍛えられています。先生の「ぜひできるようになって!」という熱い思いにも応えて、みんなで頑張って!
国語科の授業では電子黒板を使って漢字の学習を...って見えますが、じつは話合いをしていまして、テーマは「サンタクロースが届けてくれるプレゼントは何が嬉しいか?」について熱い議論をしていました!
書写の授業では、習字「あられ」にチャレンジ。半紙に1行3文字書くところがポイントでしょうか。またその3文字が難易度が高くて...。納得がいくまで頑張り抜きました。
本日の給食はこちら。やっぱり鳥唐とゼリーが大人気。意外と味付けのりも好評なんだそうです!
冬休み前の長倉小学校、子どもたちは本日も元気に活動しております!
4年生、習字のご指導をいただきました!
12月12日(月)、特別非常勤講師の丹美枝先生が来校し、4年生を対象に、今年の書き初めのお題である「明るい心」の書き方をご教示いただきました。まずは用具の置き方から。いい字を書くためには、無駄な労力を使わないことよ、そのために整理整頓は大事なの!という丹先生の習字に向き合う心構えがしっかりと伝わって参りました。
「ここの四角の大きさを同じにすることが大事よ!」「曲がるときはしっかり留めてね!」「長いけど一気に筆を進めていこう!」という声掛け、私たちも丹先生のご指導の中からここがポイント!というところを聞き逃さないように勉強勉強!
ピリッと張り詰めた雰囲気の中、一画一字を丁寧に書いていく子どもたち。丹先生、説明後、良いところは良い!駄目なところはこうしてみよう!と一人ひとりに丁寧に声を掛けてくださいました。そして、何てことでしょう!子どもたち、見る見る上達していく姿が...。やっぱりその道のプロはすごいんですね!わたしはこのような方々を「魔法使い」と呼んでいますが、丹先生はまさしく魔法を使って子どもたちをどんどん習字の世界に引き込んでいってくださいました。
筆を自在に操るためには姿勢が大事!その姿勢をしっかり整えるためには いい字を書きたい!という思いを継続させることが大事!じつは授業もこの心構えが大事なのよ!
先輩先生の指導力、大変勉強になりました。なお、後日、5年生も丹先生にご教示いただきました。3学期はじめに実施する予定の校内書き初め、今からとっても楽しみになりました!
冬休み前、最後の一週間がスタート!
12月19日(月)、毎朝、牛乳を運んできてくれるトラックを見ると...。積もってました、雪です。
それでも時間通りに到着するドライバーさんは流石プロです!そこに、朝のランニングへ行こうと昇降口を出てきた子どもたち。トラックを見て「おーっ!雪だ、雪だよ」と大喜び。って、あなたの服装を見ると、どうもミスマッチのような気がしないでもないのですが...。
「風邪ひかないようにな!」の声には平然と「大丈夫、大丈夫」と答えておりました。トラックの運転手さん曰く「中通りは10cmは積もっているから今夜は道路が凍って心配だね」とのこと。こちら快晴なのに、改めて福島県の天気の奥深さを実感しました。
大休憩には氷を求めてさまよう3年生!長倉田んぼ横のため池を囲んで、「冷てぇ~!」「巨大なガラスだぜ!」「割ってみっけ?」とか言いながら氷と戯れておりました。冬は冬で、本校の恵まれた自然環境を楽しんでいます。
さて、学校は今週23日(金)に2学期の終業式を迎え、冬休みとなります。サンタさんがやってくる日も もう間近。ラストスパート、頑張りましょう!
第3回校外子ども会を開催しました!
12月16日(金)、縦割り登校班のメンバーで構成している校外子ども会を開きました。
まずは、各会場となる教室への移動。高学年の班長さんは1年生教室を訪問してお迎えへ。春の子ども会では緊張していた1年生、すっかり高学年のお兄さんお姉さんとも打ち解け合い、迎えにきてくれてありがとう!と言わんばかりに喜んで移動しておりました。
会では、やっぱり高学年のお兄さんお姉さんが中心となって、2学期の登校状況の反省、そして地域の危険箇所や冬休みの生活の仕方について確認しました。上級生にとっては、毎年同じことを聞いているなぁ!と思うかも知れませんが、1年生にとっては初めての冬休みでもあります。大事なことは何度確認しても損はないですよ!
担当の先生の講話では、それぞれの先生方がこれまで経験してきた「これは危なかった!」「これは大騒ぎになった!」ということも含め、改めて命を大事にするお話が聞かれました。
終了後は校庭へ移動し、一斉下校へ!北風が吹いて寒い中ではありましたが、代表児童に合わせて元気に「さようなら!」とあいさつ。今週一週間をやりきった感が大きく伝わってきましたね。
冬休みまで残り一週間、23日(金)の終業式までもうひと頑張りですね。また来週、元気に登校してきてください!
6年生、ユネスコ出前授業を開催!
12月2日(金)のことになります。常磐公民館とのパートナーシップ事業として、ユネスコ出前授業を開催しました。講師は、いわきユネスコ協会の渡邊隆先生と今野克博先生。以下、授業の中で先生方と子どもたちが対話したテーマも含めてのご紹介。
まず、渡邊先生より「世界の平和とユネスコ活動」についてご講義いただきました。冒頭「77年前まで、日本は戦争をしていた」の話には、子どもたちから「今も戦争をしている国がある」の反応が。【広島市の原爆ドームが世界遺産になっている理由は?】を考える中で、広島平和記念資料館を訪れたことがある児童から「怖かった!」と率直な感想が述べられるなど、対話を通じて平和を維持していくことの必要性を再確認しました。
また、国連のユネスコやユニセフの学習では、「ふだんから世界に目を向けていて立派だね」とお褒めの言葉をいただきながら、さらに具体的な活動目的と内容を学習していきました。その中で【「読み書きできない非識字者→だからよい仕事につけない→だから貧しい」という貧困のサイクルを断ち切るためにはどうしたらよいか?】【世界に1,154ある世界遺産を学ぶことはなぜ大切なのか?】という問い。私たち大人も大変勉強になる内容でございました。
今野先生のご講義では、ユネスコ憲章前文にある【「戦争は人の心の中で生まれる」とはどういうことか?】【「人の心の中に平和の砦を築く」とはどういうことか?】という問いで、私たち一人ひとりがどんなことを心がけて生活していけばよいか、意見を出し合いました。
終末段階では、担任の先生から「青くてきれいな海 この海は どんな景色を見たのだろうか...」から始まる沖縄県の小学6年生が書いた作文が紹介されました。77年前に戦場となった地元・ふるさとの惨状に思いを馳せ、今のこの幸せがいつまでも続きますように...、との思いを綴った作品です。子どもたちも目をつむって思いを寄せました。
作文朗読の後、今野先生が静かにお話しくださいました。「6年生は湯本の一山一家の炭鉱文化を知り、11月に地域のイベントで地域の方と一緒に炭坑節を披露した。それを見ていたある人から『この子たちは地元常磐が大好きになりますよ!』と言われてとっても嬉しかった。そうなんです、地元・ふるさとを好きになり、大事にしていけば、平和はずっと続いていくのです」と。
授業を終えた6年生、平和はじっとしていては続いていかないことを感じ取った模様。自分たちにできることはないか?と何やら作戦会議を始めております。
今回の授業で、今野先生が常磐公民館のコーディネータとなり、平和な世の中を築いていく子どもたちを育てていきたい!という思いが強烈に伝わって参りました。また担任の先生も含めた3名の先生方、子どもたちが幸せな人生を送って欲しいと願い、日々新たな学びを重ねながら活動されていることに敬意を表します。
あっという間の2時間でございました!
お盆洗い係、ご苦労様です!
12月14日(水)、本校のお昼の空模様です。筋状の雲、強い北風が吹いて肌寒い一日を過ごしております。
そんな寒い日であってもお盆洗いはやらなければ!と、1年生もすっかり自分たちの力だけで活動できるようになりました。頼もしくなりましたね!
その後、3年生に行ってみると、やっぱり協働で黙々と活動し、配膳台にお盆を重ねていました。最後はみんなで慎重に配膳台を教室へ移動させてご苦労様!
4年生はもう終わっていたのですが「やり直しますから!」とのお申し出がありこのポーズ。「水は冷たいでしょ!」と労いの言葉をかけたのですが「ぜーんぜん!へっちゃらです!」とのお返し。元気をいただきました!
さて、今日の給食に登場したのは、笹?竹?にくるまれ、紐で縛られたこちらのお料理。
紐解いて、コロコロコロと転がして、中から出てきた茶色いご飯に思わず声を出してびっくりする様子もありましたが、美味しくいただきました。
中華ちまきは、一つひとつ手で巻いて調理したのでしょうか? 寒い日が続きますが、子どもたちに様々なお料理を味わって元気に過ごして欲しいという給食調理場の皆さんの思いが伝わって参りました。本日もご馳走さまでした!
ながくらの鼓笛、ただいま引き継ぎ中です!
12月に入り、6年生が5年生に鼓笛の各パート内容をレクチャーしています。主に大休憩を使い校内のあちこちで夢中になって練習に励んでいるところです。
5日(月)が初めての練習会でした。会を終えた6年生の後ろ姿が何とも印象的でしたね。パート内容を伝えることの難しさを実感しながらも、6年生の方こそしっかりしないとね!って会話が素敵!
8日(木)には、直々にご指導をいただこうと、6年生の授業が終わるのを廊下で待っている5年生の姿も...。先輩から少しでも教えてもらいたいから!という5年生も素晴らしいですね!
9日(金)には5・6年生は体育館で全体練習会を行いました。伝える6年生と受ける5年生の距離も縮まって...。
会を終えてお互い感想を伝え合いました。6年生は「5年生の方が人数が多いから教えるのが大変」と言いながらも「5年生が真剣にやっていて嬉しいです」との言葉も。また「去年私たちに教えてくれた先輩方(現中1年生)は、各パートのやり方だけでなく、長倉小の伝統も教えてくれていたんだなと思っています」とのこと。とっても大事なことに気づきましたね。5年生は「6年生がやさしく教えてくれています」「いろいろな技ができるようになってきて嬉しいです」との声。そして、「もっとしっかりやりたいです!」とのこと。単にやりたい!ではなく、“もっとしっかり”という思い、これもとっても大事なことだと思うのです。
こちらは主指揮の児童が5年生のためにと作成した手順書。わたしは深く感動しております。これを手にした5年生はどんなことを思い、日々の練習にチャレンジしているのでしょう...。
ながくらの鼓笛、ただいま引き継ぎ中です!本校にとっての鼓笛の位置づけ、わたし自身勉強しているところです。
12月12日(月)、元気に過ごして参りましょう!
12月12日(月)、新しい一週間がスタート。美しい紅葉が見えていたドリームトンネルもすっかり冬模様へ。今朝は常磐地区の青少年健全育成市民会議の皆さんによるあいさつ運動の日。霜が降りて寒い中を登校してくる子どもたちを元気づけてくださいました。ありがとうございました。
寒い寒いと言いながら、丈夫な体づくりのために朝から校庭を元気に走る子どもたち。中には半袖短パン姿も...。1年生は朝顔を育てていた植木鉢を再利用して何かの種を植えたご様子。せっせと水やりを。
今週は通常日課で生活して参ります。頭を鍛え、体を鍛え、心を鍛える長倉小、1日1時間を丁寧に過ごして前進して参ります!
よりよい授業の探究!校内研修会その9
11月16日(水)、国語科の授業研究を特別支援学級で行いました。単元名は「ことばっておもしろいな『もののなまえ』」。物を伝え合うには、一つひとつの名前と全体を表す総称とがあることを学習していきます。例えば、お店で「’魚’をください」と伝えても通じませんが、「’メヒカリ’をください」と言うと会話がつながっていきます。今日は、教科書を通じて習得してきた言葉の知識を日常生活で活用できるようにと、買い物場面でのロールプレイにチャレンジしました。
まずは、掲示してある大きな学習計画表を見て、これまでの学習と本時の位置付けの確認。子どもたちはこれまで準備してきたことをいよいよ発揮し合うんだな!と意欲満々のご様子!
子どもたちはお店の店員さん側と買い物をする側とに分かれて活動していきました。接客時の言葉遣いもすでに学習済み。店員になった子どもたち、まずはお店のPRから。「甘くて美味しい果物をそろえたのでたくさん買ってください」「かわいい洋服をたくさんそろえました!」等々。商品一つひとつを絵と言葉で表現して準備してきていました。中にはローマ字表記にもチャレンジしたものもありましたね。
「それじゃー、勉強してきた言葉を使ってお買い物スタート」ということで、教室内、まずは「いらっしゃませ」「こんにちは」のコミュニケーションが始まっていきました。お店は大繁盛!「ピザパンを1つください」「はい、ピザパン1つですね。ありがとうございました」、「いくらのお寿司を3つください」「いくらを3つどうぞ」という感じ。
意地悪なわたし、八百屋さんで「今は何が美味しい時期ですか?」と質問すると、八百屋さんは「柿です!」と答えてくれました。「じゃー、柿を6つくださいな」と言うと「そんなにたくさんはないです!」とのこと。「ではいくつありますか?」と聞くと「1つだけ」とのお答え。「では、勧めてくれた柿を1つだけください」「はい、1つどうぞ!」ということでおいしそうな柿をゲットいたしました。
数の表し方と丁寧な言葉遣いを意識しながら、教室内のあちこちで店員さんとお客さんの会話が弾んでおりました。途中、店員さんとお客さんの立場を入れ替えて2回目の活動へ。慣れてきたのか参観していた先生方にも「こちらの餃子、焼きたてです。どうですか?」と商品を積極的に売り込む姿も。
授業の最後には本時の活動を振り返り、本時の授業でさらに学習が積み上げることができたことを全員が実感していました。
授業後の研修会。学習計画表を大きく見える化して授業の始まりと終わりで活用していることが、子どもたちに見通しを持たせ、安心して学習することにつながっていたとの見解が。また、店員さんという役割が責任感を育み、一人ひとりが主人公となって授業に取り組んでいたという声も。
そしてこの 黄金のトライアングル! 授業を主導する先生、一人ひとりの状況を見取って立ち回る先生、さりげなく寄り添う支援員さんと、子どもたちの成長でつながる授業者3名の連携もじつにお見事でございました!日々の営みに改めて感謝でございます。
よりよい授業を探究!校内研修会その8
11月中旬のことになります。1年2組にて国語科の校内授業研究会を行いました。教科書の「じどうしゃくらべ」を読んで、「トラックの『しごと』と『つくり』を考えよう」というめあて。「考えよう」は子どもたちからの要望とのこと。「小学生となって、ちゃんとお勉強をしたい!」という意欲の表れ、素晴らしいですね!
全員で教科書の一斉読み。本をしっかり立てて、姿勢をよくして、大きな声で。めあてを意識して、今日の学習箇所を理解し、全員で学習しようという意欲がひしひしと伝わってきました。
続いて、文章の読み取り。「トラックの仕事」の箇所に赤線、「トラックの造り」の箇所に青線を引く活動へ。前の授業でも同じように赤線・青線を引く活動にチャレンジしたようで、その軌跡が大きく掲示してありました。子どもたちはそれを見てやり方を思い出して確認。「今日は自分一人で線を引くことはできるかな?」「ズバリ!というところに線を引いてみよう!」と、前の時間よりも少しハードルを高くして、自力で学習する方法を身に付けさせようという意図が。そして活動スタート。
先生は、一人ひとりの学習状況を確認。その上で、赤線・青線を引き終えた子どもたちはご近所さんと答え合わせへ。自分が頑張ったことをお友達に教えたくて仕方がない様子。
全員でハンドサインも使いながらしっかり確認!
次に「では、ワークシートにまとめてみましょう!」ということで、トラックの仕事と造りを、なんと指定された文字数で答えましょう!という問題にチャレンジ。こりゃー悪戦苦闘するのでは?という心配をよそに、意外とあっさりと書き込んでいった子どもたち。なるほど、前段階の赤線と青線を引く活動で、大きな自信を持つことができたから、この難題を突破できたのですね。
今日の授業、これで終わりでなかったところもすごいんです!この後、別プリントが準備されていて、「トラックくんになってこたえてみよう!」と、トラックくんから吹き出しが出ていて、トラックの仕事と造りの紹介文を書くという課題へ。これには子どもたち、自分がトラック君になれる!ってことで大喜び。子どもたちの背筋がそれを物語っていますね。
まるで子どもたちの頭の中から言葉があふれ出てきたかのように夢中になって...。何も見ず思いの丈を一気に書き込む姿、赤線・青線を引いた箇所あるいはワークシートを何度も見返して正確性を重視する姿、自分らしい表現を考えすぎちゃって「ぼくはトラックくんだよ」からなかなか鉛筆が進まない姿などなど。今日の授業で学習した成果を存分に発揮したチャレンジ、でもその表現の仕方はオリジナル!一人ひとりが安心して自分を表現する時間が保障されていて、子どもたちは最後まで学習に集中していました。
授業後の研修会。わたし「子どもたちが姿勢よく先生の話をしっかり聞いて、夢中になって勉強していてすごかったです!」と話をしようとしたら、さらによりよい授業にするには?もっと子どもたちのよさを引き出すには?と熱く真剣に延々と議論する先生たち。もう、たじたじでした。子どもたちの頑張り、先生方のたゆまない向上心・探究心、今日も脱帽でございます!
12月6日(火)、初冠雪!
12月6日(火)、本校から見える湯ノ岳や水石山が初冠雪となりました。登校してきた子どもたち、霧?雲?ん?雪だ!と驚いた表情を見せて、どうりで寒いわけだ!と納得した様子。
休み時間のたびに、窓から山々に積もった雪の様子を見て過ごしました。消えないで!もっと降って!もっと積もって!とお願いごとを。
初雪や一二三四五六人!
よりよい授業を探究!校内研修会その7
11月のことになります。国語科の校内授業研究会を3年2組にて行いました。担任は期待の若手教員!扱った単元は「すがたをかえる大豆」で、さまざまに調理される大豆料理が紹介されている説明文です。今日の授業では「筆者はどういう考えをもって大豆料理の説明の順番を決めたのか?」についてみんなで考えていきました。
初めに教科書を音読。担任の先生、多くの先生方が授業を参観していることに緊張した模様。なんと、予定よりも前の箇所で音読を中断!これには子どもたちがすぐに反応、「先生、もう少し先まで読むんですよね!」って。「あらら、ごめんね、ごめんね」。子どもたちと先生の温かな関係性とともに、子どもたちが説明文の世界にしっかり入り込んでいる様子が伝わってきました。<焦るなよ、若手のホープ!>
筆者の考えについて、自分なりの意見を持ち、それを持ち寄ってグループで話し合う場面では、子どもたちはお互いの意見を大事にして、練り上げていく様子が。また、全体で意見交換する場面では、同じ意見であればパー、違う意見であればグー、付け足し等はチョキといったハンドサインを自然と使う姿も見ることができました。<授業の進め方を先輩先生から謙虚に学んできたんだね。いいぞ、若手のホープ!>
「(大豆の)姿の変え方が分かりやすい順になっている」という学習のまとめ。子どもたちの意見が反映されていったまとめとなったので、子どもたちも満足した様子が印象的でしたね。子どもの思考過程である板書、とても分かりやすい!<若手のホープ!なかなかやるじゃないか!>
また、説明する時の「順序を表す接続語(次に、また、さらに等)」について、子どもたちはタブレットを使って演習問題にチャレンジしました。授業後に担任の先生は、「演習問題でタブレットを使ったのは今日が4回目なんです。初めは、タブレットを出し入れする時間が気になっていてなかなかチャレンジできなかったのですが、子どもたちはすぐにパッパッて出し入れできて、もっと早く使わせてあげればよかったと後悔しています。」とコメント。<若手のホープ!「反省的実践家」への道を歩み始めたようだね!>
じつは数日前に、3年1組で、今日と全く同じ箇所の授業研究会を実施していたのであります。つまり若手のホープは、先輩先生の授業を見て学び、2組の子どもたちのためにと授業展開を再構築して今日を迎えたということなのです。今日の授業に込めた思いを、放課後の研修会で語ってくれました。
かの茶人 千利休は「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」と述べました。修業に際して、まずは師匠の型を「守る」ところから始まり、徐々に自分に合った型を模索していくことで既存の型を「破る」ことができ、いずれ既存の型に囚われることなく型から「離れ」て自在となることができる、と。私たち教員も同じではないでしょうか。まずは先輩教員にしっかりと学ぶ若手のホープ、今後の成長を期待してますぞ!
表彰式、学業に運動に大活躍!
12月5日(月)、新しい一週間が始まりました。今朝は今年一番の冷え込みだったでしょうか。何よりも健康第一で12月を過ごして参りましょう!
さて、今回は5件の表彰式を行いました。
まず、絵画です。先日のホームページでも紹介しました校内絵を描く会の金賞作品。その中から、第47回いわき児童造形展覧会に出展しまして多くの児童が入賞し、特選を受賞した6名に賞状を伝達しました。学年と作品名は次の通りです。
5年「子ども広場」
4年「ヘチマの楽しい世界」
4年「あわ色 ヘチマ国」
3年「みんなでおよいで楽しいな」
3年「三本の首のきょうりゅうと にじ色の火山」
1年「こどもたちと うみのいきもの」
続いて、音楽です。第76回福島県下小中学校音楽祭(第3部創作)いわき地区大会において、5年生が入選しました。いずれお昼の放送で創作した曲を紹介したいですね。
3つ目は、作文です。夏休みの課題としてホームページでも紹介しましたが、児童作文コンクールでいわき市の代表に選ばれていた2名の作品が、県の審査において、4年生児童が準特選、1年生児童が佳作に入賞しました。「賞状大きいなぁ!」「二人の偉い人のハンコがあるぞ!」と言いながら、満面の笑み!
4つ目は、書道です。税の書道審査において、6年生がいわき法人会長賞と銀賞を受賞しました。記念品としていただいた高級な筆を手に「次は書き初め展、がんばります!」と意欲満々のご様子。
そしてもう一つは、運動です。11月18日(金)に開催した校内持久走記録会で1位の記録を出した12名に賞状と金メダルを!代表して6年生男子にお渡ししました。走ることが大好きな彼、1年生の時から見事6連覇達成!素晴らしいですね。
表彰式の様子は、今回も給食の時間に動画配信して全校生にお伝えし、拍手を送ってお祝をいしています。今週も上を向いて頑張っていく勇気をいただきました。受賞された皆さん、本当におめでとうございます!
校内を歩いていると、2年生が...。
12月1日(木)のことになります。2年生の教室が楽しそうで入ってみると、生活科の授業で「うごく うごく おたのしみ おもちゃ」を協働作業していました。どうやら、つくったおもちゃを使って1年生と楽しい時間を過ごそう!ということらしいのです。
動く的当てゲーム?とのところでは、的の高さを1年生の身長に合わせて低く設定する様子が。そして「的が小さいから、少し大きくしよう!」と改修作業へ。どのゲームも2年生にとっては唯一の後輩になる1年生が楽しんで欲しいという思いで準備を進めていました。
このゲームは...?こちらのグループは色塗りで話合い。「この色、不思議な色でしょ!1年生、気に入ってくれるかな」「この色とこの色を混ぜるとこうなるからやってみて!」「でもこっちは違う色でいいんじゃない?」「あっ、いいね!」なんて会話も楽しそう。色を混ぜ合わせる楽しさとともに、絵の具パレットの使い方や水を使っての色の薄め方など図工科の要素も盛り込まれていましたね。
こちらのゲーム、何かのレース会場みたい。コース脇に国旗を描いて華やかさを演出しようと本を持ち出して頑張っていました。
気付けばロシアとウクライナの国旗が隣に並んでいて...。詳しくは聞きませんでしたが、子どもながらに気になっているのでしょう。そして茶色を基調とした国旗はカタールですね。まさにサッカーワールドカップ2022。今朝2日(金)早朝のスペイン戦勝利を予感していたのかも...。ブラボー!!
そう言えば、「1年生にはまだ内緒だかんね!絶対言っちゃダメだかんね!」と言われていたことを思い出しました。皆さん、2年生のこのチャレンジ、1年生には内緒!ということでお願いしますね。
さあ、今週も今日で終了です。今日は寒かったですね。本校の紅葉もそろそろ終わりに近づいていますが、そんな季節の移り変わりを感じながら子どもたちは元気に下校していきました。いよいよ12月師走。今年のやり残しがないように、来週も子どもたちとともに全力疾走して参ります!
6年生、人権について考えました!
11月22日(火)、6年生は「人権教室」を行いました。内容は2つ。まず「スマホ・ケータイ安全教室」では、NTT安全教室インストラクターの山内理沙先生よりオンラインでスマホ等の携帯情報端末の使い方についてお話をいただきました。
キーワードは「個人情報」「利用時間」「ネット上での言葉づかい」。動画(トラブルの再現ドラマ)を視聴しながらどのようなトラブルが生じる可能性があるのか、対応の仕方は?について、友達との意見交換、山内先生との対話を通じて具体的に学習しました。例えば「どうしたらお互い嫌な気持ちにならずに楽しく利用できるか?」の問い掛けに対して6年生は「自分が嫌と思う言葉はつかわない」「あって話をすればいい」「やっぱり相手を思いやる心が大事」等々の意見が。いわゆるスマホやタブレットは諸刃の剣!便利で楽しい道具であると同時に、人を傷つける道具にもなり得るという自覚を持つことが大事。何のために使うのかを常に確認していくことが大切だと感じました。
続いて、「人権~いじめと言葉、そして、命~」をテーマに、いわき人権擁護委員協議会副会長の磯上正巳先生(元湯本一小校長)よりご講話いただきましたました。「人権は生まれながらにして幸せに生きるための権利」「いじめはなぜだめなのか?」「いじめを受けたら相談を!話せば楽になる」「いじめを知ったら、見て見ぬ振りをしないで」「一つしかない命をどう使えばよいだろうか?」「何かに頑張っている人は命を大切にしている人」といった内容。
途中、「みんながもらって嬉しい言葉は?」の問い掛けに「頑張ってね」「ありがとう」と答えた6年生。「言葉には人の命を途絶えさせてしまう力もあるけれど、人を救う力もある、言葉を大事に使ってほしい!」とお話しくださる場面も。最後には「みんな違ってみんないい。自分にしかないよさ・個性を認め合い、尊重し、思いやっていくこと。それが『人権は守られている』ということになるよ」と、これまでのご経験を踏まえ、分かりやすく丁寧に、かつ熱く語っていただきました。終了後の6年生、磯上先生に今日学んだことを振り返って会話しておりました。
今回は、PTA教養委員会の講演会とタイアップして開催させていただきました。平日にもかかわらず約30名の保護者の皆さまにもご視聴いただきました。準備、運営面でもご協力くださり感謝申し上げます。
火災を想定した避難訓練を開催!
11月30日(水)、今年度3回目となる避難訓練。今回は南校舎3階理科室で火災が発生したことを想定し、かつ事前予告なし!で実施しました。授業中、急にサイレンが鳴り、教頭先生より「児童の皆さんは先生の指示に従い校庭に避難しなさい!」の放送が。真っ先に校庭に避難してきたのは養護教諭。目印の旗をもって一目散!
子どもたち、「本当に火事なの?」とつぶやきながら先生方とともに校庭へ避難。中には「消防車が停まってたから訓練じゃない?」と気付いてしまった声も。
ということで避難完了。春に実施したときよりも30秒早く非難することができました、Good!校長講話では、今回は「お・は(か)・し・も・ち」の合言葉で避難するときの心得えをを確認しました。「し:しゃべらない!」はちょっと守れなかったでしょうか。「ち:ちかよらない」は火だけというよりも煙に対してもということです。
この後、こども広場に移動して「救助袋」を使った避難を実演しました。「初めて見る!」と盛り上がりを見せ、トップを切って避難してきた先生には「頑張って!」との声援があちこちから。子どもたちを代表して体験した6年生も「怖かったけど、最後に出てくるところは、まるで生まれてくる子羊のようでした!」との感想も。いやいや、実際に救助袋を使う時は、背後に火や煙や熱が迫ってきている状況だよ!と伝えると「そう考えると違う怖さが出てきます」と話してくれました。やっぱり火を出さないことが一番ですね!
今回の避難訓練、常磐消防署の菊池先生、大谷先生、渡辺先生、小泉先生にご指導いただきました。「避難する際、上級生が下級生を先に避難させていて立派でした!」との感想とともに、「やっぱり『しゃべらない』ことが大事。煙を吸い込むとすぐに気を失ってしまう。特に気を付けましょう!」とのご指導もいただきました。訓練後も校舎を見渡して「あそこで火災がおきたらどう対応する?」という会話をしていて、さすがはプロ!私たちの命を守るための強い使命感・責任感を感じさせていただきました!
なお、この救助袋、初めて経験する教員も多く、じつは事前に業者の方を招いて勉強会を開催しました。実際に救助袋で降りてみると、中はらせん状の道になっているのですが、足からスタートしても途中でぐるっと回転して、頭から降りてくるケースもあることが判明。よって、救助袋の出口は危険ということを再確認し、本番でもしっかり救助袋の出口を持ちあげて対応することとしました。
教頭先生は、何事もなかったかのようにスッと出てきて立ち上がり、これが理想!と一同納得した次第。
本校の先生方は「何事もまずは私たちがやってみよう!その方が前に進む!」という思いでつながっています。救助袋の事前勉強もそうですが、日々の教育活動も同様です。教員としてのプロ根性!誇りに思います!!
歯科保健指導を実施しました!
こちらの写真は何でしょう?
ずばり卵をお酢に浸けているところ。卵の殻から出ている泡は二酸化炭素。炭酸カルシウムでできている卵の殻はどんどん溶けていきます。そして3週間経ったら卵の殻はなくなってしまいました。
これは虫歯になっていく過程を再現したもの。プラーク(歯垢)の中で虫歯の原因菌が酸を発生させ、その酸が歯の中のカルシウムを溶かしていって虫歯となっていきます。これを予防するためにはやっぱり歯磨き!なんですね。これを見た3年生は、「やばい!」「溶けていくぅ~!」「えっ、溶けてなくなるの?」といった感想。
さて、歯科検診の結果から、本校は改善傾向にはありますが虫歯所有率が高い状況にあります。今年も学校歯科医の菅原勝人先生の協力をいただきながら全学級で歯科保健指導を実施してきました。
まずは養護教諭の講話。各学年毎にテーマを設定してお話ししました。
1年生:歯と食べ物
2年生:6歳の臼歯、歯の王様
3年生:どうしてむし歯になるの?
4年生:歯の生えかわり
5年生:小学生でもなるんだよ、歯周病
6年生:たくさんかんで元気なからだ
特別支援学級:正しいはみがき
その後、菅原先生より、現在使用中の歯ブラシチェックと順番磨きの具体的な歯磨きの仕方をご指南いただきました。菅原先生のお話に乗って、歯磨きをシミュレーション。磨き残しなし!
子どもたちには家庭でプラーク(歯垢)チェッカーをしてみようと呼びかけております。正しい歯磨きができているか、私たちも時々点検!ですね。長倉小の先輩である菅原先生、今日もどうもありがとうございました。
6年生、省エネ・省資源ノスゝメ
11月21日(月)、6年生は、ふくしまゼロカーボン宣言事業の一環として「ナッジワークショップ」を開催しました。ナッジとは、望ましい行動をとれるように人を後押しするアプローチのことだそう。講師に(株)オフィス・コラボの高尾先生、井澤先生、北原先生をお迎えしました。
活動目的と内容を聞いて、まずはじめに「ここで〇〇をしたら省エネ・省資源につながる」という視点で校舎内を探索へ。
教室に戻ってからは、「省エネ・省資源のために〇〇をしよう!」と呼びかけるためのポップ(小ポスター)を作成しました。中には辞書を持ち出して、漢字の確認を丁寧に行う姿も、立派!そしてラミネート加工を施して完成。
そのポップ、手分けして校舎内に設置して回りました。
これらの取組をすべて実行していったら、本校は省エネ・省資源に相当貢献するのではないでしょうか?!ちなみに校長室の出入口には...。違う意味でありがとうございます!
子どもたちの授業後の感想、「自分から進んで環境問題の解決に取り組めてよかった」「今まで気付かなかったことに気付けてよかった」「分かっている気がしてたけど、やっていないことに気付いた」「ポップを見て、やってくれたら嬉しい!」等々、地球環境問題は身近な問題だと改めて実感することができました。高尾先生からは「ぜひお家でもチャレンジしていきましょう!」とのお言葉。たった2時間でしたが内容の濃い授業を実施していただきました。ありがとうございました。
畳の上でのおはなし会、5年生編
11月22日(火)、図書館ボランティアの皆さんによる「おはなし会」、今回は5年生を対象に行われました。
1冊目は「ひさの星」。道徳科の資料として読んだことがあるようで子どもたちも敏感に反応。登場人物の中の、誰の立場で読むかによって、感じることが違ってきます。子どもたち、今回はどんな感想を持ったのでしょうか?岩崎ちひろさんの絵も素敵な一冊でした。
「じごくのそうべえ」は大型絵本で。たしか落語の作品が原作だったでしょうか。地獄に落ちた人間たちが幾多の困難を乗り越えて...。子どもたちは、大胆な構図の絵とコミカルでテンポよく進行するストーリーに心地よさを感じた様子。ボランティアさん4人が一体となって多くの登場人物?鬼?のやりとりを見事に表現してくださいました。関西弁って案外難しなぁなんて感想も。
続いて「みんな、この世で一番速いものって何だろう?」の質問が。子どもたちもあれこれと反応。「それでは...」ということで次の絵本「このよでいちばんはやいもの?」の世界へ。子どもたちの思考は、身近な動物からスタートし、魚や鳥、新幹線、やがて惑星へとどんどんどんどん広がっていきました。最後は、意外な展開を迎えて「そうきたか!」と納得! フローマン・ロバート原作で、コラムニストの天野祐吉さんが書き上げた作品とのこと。天野さんらしい読者へのメッセージ、子どもたちの心に届いたでしょうか?
本日最後は大型紙芝居「片寄平蔵物語」。1枚目の絵を見た瞬間、6年生が学習発表会で披露したスライド写真と同じ!と気づいた様子。9月にみろく沢炭鉱資料館や選炭場跡地にも行ってきたことも思い出して興味津々。改めて紙芝居を視聴して、常磐炭鉱や当時の社会の様子、平蔵さんの功績等々の理解を深めることができました。「やっぱりね、長倉小の子どもたちにはしっかりここで石炭を掘っていたという歴史を学んでいって欲しいわ」とは、読み手のボランティアさんの思い。
なお、この紙芝居、木枠にも注目、「絆」「広島・福島」の文字が。
これは東日本大震災の復興、特に心の復興を!と広島市のボランティア団体が私たちに心を寄せ、いわき市内の団体と協働作業によって作られたとのこと。「3.11」は5年生が生まれる直前の出来事ですね。今こうして本や絵本に親しむ時間が持てていること、とても幸せなことだと改めて感じた次第です。「読書は心のビタミン」本日もご馳走さまでした!
11月28日(月)、朝の生活
11月28日(月)、新しい一週間がスタートしました。子どもたちは朝から元気です!持久走大会は終わりましたが、校庭でランニングする姿が。その後の朝の活動、課題を提出したり、課題を教え合ったりする姿も。先生方はここで一人ひとりと言葉を交わし、頑張ったことやできたことを褒め、次のステップに進んでいけるように自信をつけさせています。朝の会では元気にあいさつ、立派ですね!
間もなく12月を迎えます。2学期にチャレンジしてきたことを振り返りましょう!今年の成長を喜び合いましょう!冬休みの目標と計画を立てましょう!新年を迎える準備を進めていきましょう!等々の声かけをしていく時期となりました。今週も個別懇談が続きます。手を取り合って子どもたちのチャレンジを引き続き応援して参りましょう!
自然の恵みを満喫!
さてさて特別支援学級で10月27日(木)に収穫したさつまいも、その後どうなったかというお話。熟成させた方が美味しくなるぞ!ということで大切に寝かせておりました。そしていよいよその時がやってきました!11月9日(水)にスイートポテトへと変身!まずは選抜選手によって不要な部分を切り落とし、炊飯器でふかす作業へ。包丁を手に、ここでいい?本当にいい?と質問しながらゆっくり丁寧に。
約束の時間になって炊飯器の蓋を開けてみると、そこには大量のさつまいもがゴロゴロと。これだけも美味しそう!の声が...。もっと美味しくしましょうよ!
第一段階、皮取り作業。マイさつまいもを受け取り、当然手作業で。なかなかとれない!細かすぎる!とか言いながら夢中になる子どもたち。そりゃそうですね、美味しいスイートポテトが頭の中をぐるぐる巡っているのですから。
皮を取ったさつまいもはキッチンパックの中へ。そこに、牛乳、バター、砂糖を入れて、封をしてこねこねと!その手触り感が心地よさそう。どのくらい入れるの?どのくらいこねるの?との声。味付けはイメージしながらね!さつまいもの繊維をどのくらい残すか?それは自分が決めるんだよ!とのアドバイス。
そして出来上がったオリジナル・スイートポテト。やったー!いいんじゃない?美味しいに決まってる!ということでいざ実食!感想は表情が物語っていますね。わたしもおねだりしていただいた次第。素朴な味わい、妙に感動いたしました!マイ・スイートポテト大成功!
そしてそして畑の一角で目を楽しませてくれていたコキア。見ごろ終えて、今度はほうきへと変身。もふもふ感の心地よさ。子どもたち、早速使ってみると「なかなかいいんじゃない?」と満足そう!
本校の魅力である豊かな自然と子どもたちの心の見事なコラボ。買えば済むという現代社会ではありますが、こうした手作り感満載の取組は子どもたちの知的好奇心をくすぐりますね。子どもたちと一緒に楽しむ先生方の姿も素敵です!
演劇鑑賞会、ホンモノを体感!
11月17日(木)に演劇鑑賞会を開催しました。お招きしたのは栃木県那須塩原市で創立70周年を迎えた劇団らくりん座の皆様。今回お芝居いただいたのは「あらしのよるに」。絵本を読んだことがあるという子どもたちも多く、この日を心待ちにしていました。
体育館では早朝から舞台づくりが始まり、開演時にはすっかり「長倉の杜劇場(勝手にネーミング)」が完成していました。
そしていざ開演!冒頭の稲光や雷鳴、そして暴風雨の演出に魅了され、子どもたちはすっかり演劇の世界へと引き込まれていきました。
笑いあり、驚きあり、怖さあり、そしてものすごく心配になって...。クライマックスシーン、ストーリーは何となくわかってはいたものの、てもどうしても涙が...。感動!
終演後の感想を語る場面、興奮冷めやらぬといった子どもたち。声が大きくてすごかったです!歌がとーっても上手でした!感動してしまいました!音とか光とかの演出が迫力あってすごかった!場面が変わるところ、切り替わりのスピードが速くてすごかった!今まで見た中で一番でした!の声。最後には全員で拍手喝采!すてきな時間をありがとうございました。
それで、終演後の6年生。感動した思いがあふれ出てしまったご様子。そーっと舞台に寄ってって、舞台をバックに記念写真を撮ろうと試みたところ、何とキャストの皆さんが出てきてくれて素敵な交流TIMEへ。出待ち!どころか出入り!してしまいました。
改めて感動したことをお伝えし、舞台装置の解説をお願いしたところ、何と実際に足を踏み入れさせてくれて、もはやファンクラブ化した6年生。
最後にT君が「わがままをいわせてください!一緒にオオカミの叫びをやってください!」とまさかのお願いを。でも快く引き受けてくださり、本物の舞台上で、ウオー!ウオー!とやっちゃいました。逆にお見送りまでしてくださって、どこまでもお客を楽しませるおもてなしの心、さすがプロはプロでした、素敵!
特に6年生の姿から、私たちはこれからも ホンモノ!本気の表現!との出会いの場をつくり、大事にしていかなければという思うを強く持った次第。一期一会の出会いを大事に、豊かな感性を持った人に子どもたちを育てて参ります!
劇団らくりん座のご紹介はこちら
https://rakurinza.com/
長倉の杜、紅葉が見ごろを迎えました!
本校は住宅地の中にありますが、校舎の周りは大小さまざまな樹木が生い茂っています。私は勝手に「長倉の杜」と呼んでいるのですが、いよいよ本校にも紅葉前線が到達しました。毎朝、校門前を通ってご出勤される方と「今年も見ごろを迎えましたね」と愉しく会話しているところです。
また、特に校庭につながる階段はもみじが堂々と佇んでおり、「ドリームトンネル」と名付けて子どもたちの自慢の一つとなっています。このドリームトンネがまさに紅葉色に染まって参りました。自然の営みが繰り返されてきていることを感じさせてくれる素敵な空間です。
本日24日(木)からは個別懇談が行われます。保護者の皆様もぜひご覧になってお帰りください。子どもたちとの会話が弾むこと間違いなしですよ!
特集!校内絵を描く会2022
芸術の秋、恒例の校内絵を描く会を開催しました。11月11日(金)に、晴れて金賞を受賞した39名を代表して6年生児童に賞状を授与いたしました。表彰式は毎回、給食の時間に動画配信しています。校舎のあちこちから温かい拍手が聞こえてきて、受賞者にとっては大きな励みとなっていますね。
さて、校内に掲示されていた作品を1年生から順に紹介いたします。各学級ごとにテーマを持ち、制作過程でお互いに意見交流する機会もあったとのこと。一人ひとりの芸術作品に拍手を送ります! 紹介する写真サイズの大小等はお許しくださいね。
金賞受賞作品の中からさらに審査を行って市の児童造形展覧会に出品しております。その結果は後日またお知らせいたします。
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