こんなことがありました

2年2組、生活科「うごく うごく わたしのおもちゃ」の実践

11月22日(水)、2年2組生活科で授業研究会を実施しました。単元名は「うごく うごく わたしのおもちゃ」。自分好みのおもちゃを制作し、1年生を招待しておもてなしをするのだそう。今日は、1年生が楽しんで遊べるかどうかのリハーサルでございました。

2班に分かれ、一方はおもてなす方、もう一方は1年生の立場になっていざ活動開始!こちら「ぴょんコップ!」のブース。まずはボードを使って遊び方の説明!

そして「この紙コップを台にして、ゴムを張ったコップを乗せて、下にギュッと押して、手を放して上に飛ばします!飛んだ高さでポイントがもらえます」とデモンストレーション。

「それではどうぞ!」ということで1年生役がチャレンジ!「おっ飛んだ!はい、記録はここです。おめでとうございます!」。記録を累積してランキングをつくるのだそう。1位には商品があるのかな?

といった具合に7ブースで活動が展開されていきました。

前半の活動の終了。先生から「それじゃー、いろいろ気付いたことがあると思うけど、それも活かしながら後半の活動を始めましょう!」ということで、おもてなす側とされる側が入れ替わって後半の活動がスタート!前半の活動の反省を活かそうとしているのか、各ブース、高さやタイムをしっかり記録する姿が特に印象に残りました。

中には、お客様?!が来なくて、急遽呼び込みを始めるブースもあって、愛着のある私のおもちゃで遊んで欲しい!という気持ちが大きく伝わってきました。

さて、全ての活動を終え、1年生は楽しく遊べるか?について、「おもちゃ」「あそび方」「せっし方」「そのほか」という観点で付箋紙に書き込んでいきました。その時の子どもたちの表情がなんとも素敵!頭をフルに稼働させてアウトプットしている姿がとっても印象的でした。

そして付箋紙をそれぞれのブースの掲示板に貼り付けていきました。どんなご指摘を受けるのかやっぱり気になりますよね。中には早速、ご指摘いただいたことを参考におもちゃをKAIZEN(改善)する姿もありました。きっと今日のリハーサルを活かして本番ではさらに楽しい時間を創り上げていくのでしょうね!

放課後、いつものように、実践した先生を囲んでカンファレンスを実施。「みんな素直で、1年生のためにと頑張って学習している子どもたちをしっかり育てていきたい!」という担任の先生の熱い思いを共有しながら、本時45分のみならず単元全体を見渡してポジティブな話合いを行いました。

何より、授業のねらいを子どもたちがしっかり理解していたので、先生があれこれ声を掛けずともアクティブに活動できていたこと、日々のご指導のおかげと感じた次第です。昨年はおもてなしを受ける側だった2年生が、今年はおもてなしをする側となってどんな学びをしていくのか、益々わくわくして参りました!