学びの軌跡
【重要】「新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休業のお知らせ」を配付しました
2日(月)、いわき市教育委員会及び学校長から保護者の皆様宛ての「臨時休業のお知らせ」を文書で配付しました。文書でのみ配付となりますので、お子様と一緒に必ず確認いただき、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
卒業式全体練習、3年生を送る会、同窓会入会式を行いました
28日(金)、卒業式の予行練習を行いました。来週からは臨時休業の措置を取るため、全校生で行う最初で最後の練習となりました。卒業式が無事に挙行できることを祈るばかりです。予行に先立ち、校長から臨時休業に関して全校生へ話をしました。(校長からの話は下をクリックしてください。)
午後からは、1・2年生が「3年生を送る会」を開いてくれました。とても温かくて素敵な会となりました。生徒たちにはこれからも、誰かを思う気持ち、誰かのためにひと肌脱ぐことのできる姿勢を大切にしてほしいと思いました。
3年生はその後、同窓会入会式に臨みました。同窓会長の草野様からは、ご挨拶をいただきました。本校は今から73年前の昭和22年に大野村立大野中学校として開校し、卒業生の総数は計4591名にのぼります。どうか3年生の皆さんも、今日から同窓会員として、多くの先輩方や後輩たち、同期の仲間との絆を深めてほしいと願っています。また、本校の伝統と信頼に恥じない言動を心がけ、大野のブランド力を高めてほしいと思います。本校同窓会の益々の発展と、本会が会員の皆様にとって、いつまでも心のふるさとで有り続けることを祈っています。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休業のお知らせ
新型コロナウイルス感染予防につきましては、適切にご対応をいただきありがとうございます。さて、このたび、いわき市教育委員会の通知を受けて、生徒の健康・安全を第一に考えるとともに、大規模な感染リスクにあらかじめ備えるため、次により臨時休業の措置をとることとします。
◯臨時休業の期間 令和2年3月4日(水)~3月23日(月)
各家庭におかれましては、新型コロナウイルスの感染の拡大を防止するための臨時休業の措置であることをご理解いただき、次のことについてお子様にご指導願います。
◯人の集まる場所等への外出を避け、基本的に自宅で過ごすこと。
◯学校から指示された課題等の家庭学習を進めること。
◯学校からの安否確認等の連絡があった場合は、自分の体調等をきちんと伝えること。
学校評議員会を開きました
26日(水)、第2回学校評議員会を開きました。評議員の皆さんには、はじめに授業参観をしていただきました。続いて、今年度の学校経営・運営の成果と課題、次年度以降の見通しなどについて管理職から説明し、ご意見をいただきました。チーム学校の一員である評議員の皆さんからの貴重な声を参考にして、学校経営・運営上の喫緊の課題、中・長期的な課題に取り組んでまいります。
生徒会総会を行いました
20日(木)、後期生徒会総会を行いました。生徒会執行部、生活常任委員会、衛生常任委員会、広報常任委員会から、後期活動反省と次年度活動方針が報告され、それに対する質疑応答が行われました。生徒の熟議が不足した議案については、今後各学年で時間を取りたいと思います。
※ 校長挨拶は下をクリックしてください。
学校だより第12号をアップしました
学校だより第12号は、下をクリックしてご覧ください。
情報モラル教室と学年懇談会を開きました
19日(水)、「情報モラル教室」を開きました。この教室は、「電子メディアを活用した情報収集・発信のルールやマナーを身に付けさせるとともに、発信する情報や情報社会での行動に責任をもたせ、生徒が主体的に情報を選択・活用する能力の育成を図る」ことを目的としています。講師には、医療創生大学教授(県教委生徒指導アドバイザー、県警察サイバー犯罪対策アドバイザー)の中尾剛先生をお招きしました。中尾先生からは、「SNSやゲームによる依存症の怖さと健康への影響」について、具体的なデータや事例に基づいて分かりやすくお話しいただきました。「モラルは『言われたから守る』のではなく、『自分で判断して決める』もの」という先生の言葉から、生徒の「情報」に関する見方・考え方を洗練させ、適切な判断ができる力や主体性を育む必要があることを再認識しました。
情報モラル教室の後には、今年度最後の学年懇談会が開かれました。ご参加いただきました保護者の皆様には改めて感謝申し上げます。
※ 校長挨拶は下をクリックしてください。
卒業の足音が近づいてきました
18日(火)、3年音楽では卒業式歌の練習をしました。校舎内に「旅立ちの日に」という歌が響くようになると卒業式が近いことを実感し、少なからず感傷的な気持ちにかられます。今年の3年生は12名ですが、一人ひとりが声を響かせ、人数的なハンデをものともせずに歌っていました。まだまだ練習はできますので、当日は皆を驚かせるくらいの歌声を会場一杯に響かせ、この学び舎を力強く巣立ってほしいと思います。
サポートティーチャーの先生が入った放課後学習会は、今日が最後でした。今年は、3年数学の学習会にしぼって支援をいただきました。支援最終日、サポートティーチャーの齋藤先生には、代表生徒が感謝の意をお伝えしました。3年生には3月の県立高校入試において、その成果を存分に発揮してほしいと願っています。
今日の学びから(2月17日)
1年社会では、教科担任が学年末テストの結果を返した後に、「SDGS(持続可能な開発目標)」について取り上げました。SDGSとは、2015年に国連で採択された「2030年までの達成をめざす17の目標」です。貧困、紛争、気候変動など、人類はこれまでになかったような数多くの課題に直面しており、このままでは人類が安定してこの世界で暮らし続けることができなくなってしまう。そんな危機感から、世界中の様々な立場の人々が話し合い、立てた目標です。1年生は17の目標を前に、自分が優先的に取り組んでいきたいと思う目標を3つ、理由とともに真剣に考えていました。SDGSは、社会科での学びを生かすことのできる絶好の機会です。また、世界が直面する課題について知り、学習が様々な分野に広がっていく可能性を持っています。1年生が、主体的な学び、深い学びができることを期待しています。
3年国語では、鷲田清一さんの「誰かの代わりに」という評論文を読んでいました。鷲田さんは哲学者であり、大阪大学などで学長を務めました。そんな筆者の文章はやや難しいかもしれませんが、義務教育を終える生徒たちには触れてほしいことばが満載です。大人にも十分に読み応えがある評論です。教科書はよくできていることを痛感します。保護者のみなさんも、お子さんの国語教科書を手にして、ぜひご一読ください。
月曜日の朝時間とミージョタイムは「天声人語を読んで200字作文に挑戦」(天トレ)でした。今日のお題は「もしもオーケストラの楽器に変身できるとしたらどの楽器がよいか具体的に1つ挙げ、その理由を説明しましょう」でした。2年生は、オーケストラにはどんな楽器があるのか、どの楽器を選んだらいいか、悩みながら書いていました。
(下は1年社会)
(下は3年国語)
(下は2年天トレ)
新入生の学校説明会がありました
14日(金)、次年度4月に本校に入学予定の新入生(現小6)に向けて、学校説明会を開きました。次年度本校へ入学予定の生徒は3名です。校長から生徒や保護者のみなさんにお話をした後は、生徒会役員からの学校紹介、1年英語の授業への参加、部活動見学をしました。
次年度は、生徒数や教職員数の激減という難局を乗り越え、中学校の教育活動の質的充実を図っていくことが求められています。したがって、保護者や地域のみなさんとの協働的な体制を整え、それを基盤として創造的な教育活動を展開し、生徒の資質・能力を確かに育むことができるように努めてまいります。
1・2年生は学年末テストでした
13日(木)、1・2年生は学年末テスト1日目です。どちらの教室からも緊張感が伝わってきました。生徒に望むことは、テスト本番と同じくらい、テスト終了後の復習を丁寧に行うことです。できなかった問題をできるようにすることが本当の勉強だからです。
3年生は通常の授業です。残りわずかな中学校の授業、義務教育の授業を大切にしてほしいと思います。
今日の学びから(2月12日)
1年道徳では、『よく生きること、よく死ぬこと』という資料を読んで、「楽しいことだけでなく、つらいこともたくさんあるのに、人はなぜ生きるのか」について考えました。担任の先生からは、資料に関連した本『ライオンのおやつ』(作者:小川糸)の紹介がありました。この本の粗筋は次のとおりです。
人生の最後に食べたいおやつは何ですか・・・若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた・・・食べて、生きて、この世から旅立つ。すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。
担任の先生がたまたま購入した本が今日の道徳の授業と関連があったので、生徒に紹介したとのことでした。このような働きかけが、「本を手にとって読んでみよう」という気持ちにつながれば幸いです。
朝と放課後のミージョタイムでは、7回目の「天声人語で200字作文」に全校生が取り組みました。今日のお題は「新しいマスクの提案」でした。
今日の学びから(2月10日)
1年数学は全ての単元の学習が終わり、それぞれが復習に取り組んでいました。教師は個別に学習支援に当たっていました。
2年英語は、与えられた課題のもと、教師との会話形式で英語によるコミュニケーション活動を行っていました。英語で「読む・書く力」を基盤に、「話す・聞く」力を高められたらと考えています。
3年美術はオルゴール制作でした。残りわずかな美術の授業で作品を仕上げるために、黙々と制作活動に取り組む姿が印象的でした。
3年生は放課後、サポートティーチャーと数学の先生の支援のもと、学習会に臨みました。また、他学年の先生方の協力のもと、高校入試の面接対策に取り組みました。
「教育は人なり」というように、生徒にとって最も大切な教育環境は「教師」です。本校では教員の資質向上に努めるとともに、小規模校ゆえのマンパワー不足を克服できるように取り組んでまいりますので、ご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
今日の学びから(2月5日)
1月は「行く」、2月は「逃げる」と言われるように、3学期は瞬く間に過ぎていくように感じます。短い学期にもかかわらず、次年度の計画を立て準備を進めるという、学校にとっては重要な仕事もあるため、そのように感じられるのかもしれません。
2年社会は地理で、関東地方の特色について学習していました。社会科では、教科書や資料から必要な情報を収集し、小さなホワイトボードにまとめるという活動をよくやっています。知識を覚えるだけの社会科から、問題解決型の社会科への改善を図り、生徒の思考・判断・表現力を育みたいと考えています。
1年理科では、単元「力の世界」の既習事項の復習をノートを使って行っていました。学年末テストを1週間後に控え、知識などの習得・活用を確実なものにしてほしいと思います。
3年国語は、形容詞や形容動詞に関する文法の学習でした。母語のきまりや仕組みをしっかりと学ぶことは、国語力のみならず英語力を高めるためにも大切であると思います。文法が分からないと、一定レベル以上の言語力は身に付けられないので、3年生には粘り強く学習に取り組んでほしいと思います。
『天声人語』を読んで200字作文を書く
4日(火)は、アフガニスタンで井戸を掘り、用水路を通した中村哲医師の生き方について触れた『天声人語』を読み、自分の考えたことを書きました。全校生一人一人の意見に目を通すのが楽しみです。週1回の「読み書き」のトレーニングは今後も続けていきます。
市中学校書道展が開催中です
1日(土)~3日(月)、ラトブ6階にて「いわき市中学校書道展」が開催されています。例年600名を超える来場者があり、好評を博しています。本校からも12名の生徒の作品を出品しています。市内中学生の力作に触れ、書の文化を味わってみてください。
新聞コラムを読んで200字作文を書く
30日(木)、通算5回目の「『天声人語』で200字作文」に全校生が取り組みました。このような学習を設定した背景には、本校生徒の「活字離れ」があります。また、「読み書き」学習に自ら取り組む生徒はほとんどいないため、このような学習を学校で行う必要があると考えたからです。
生徒にとって「読み書き」は決して楽な学習ではありませんが、全ての学習の基盤となる思考力などを育みます。週1回の通称「天トレ」で、生徒自身が様々な気づきを得てくれることを期待しています。
3年国語の授業から
29日(水)、3年国語で「ビブリオバトル」を行いました。ビブリオバトルとは、「お気に入りの本を持ち寄って魅力を5分間で紹介し合い、観戦者の投票によって一番読みたい本(チャンプ本)を決める書評ゲーム」です。ビブリオバトルは、「自分のお気に入りの本に興味関心のない観戦者を、読んでみたいという気持ちにさせる」ことを目指した難しいゲームです。
一人一人が選んだ本には様々なジャンルや内容がありました。自分のお気に入りの本だけに、誰もが紹介文をしっかりと準備して発表に臨んでいました。聞き手の生徒が真剣に聴いてくれるかも心配でしたが杞憂に終わりました。
今日のビブリオバトルを通して改めて分かったことは、スピーチには「体温と体重」をのせる必要があることです。「体温と体重」とは、「自分の経験や思い」を話の中に盛り込んだり、「自分の経験や思い」から導き出された話をするということです。また、「体温と体重」がのったスピーチであれば、スラスラと話せなくても、聞き手を引きつけることが分かりました。
本校生が読書に親しみ人生を豊かにできるよう、これからも読書環境の充実に努めていきます。
今日の学びから(1月28日)
6校時、生徒会活動の一環として、執行部と生活、衛生、広報の各常任委員会が開かれました。議題は、今年度の成果と課題及び次年度への引き継ぎなどでした。次年度は生徒数の減少が見込まれるため、常任委員会を2つに再編する予定です。生徒会活動は、生徒集団の知恵と実践力が試される活動です。教師はサポートに徹し、生徒の主体性を育んでいきたいと思います。
3年生は放課後、数学の学習会を行いました。サポートティーチャーと数学の先生の支援のもと、学年末テストで間違えた問題の復習に取り組みました。3月の県立高校入試まで存分に力を養ってほしいと思います。
四倉地区青少年健全育成推進大会~小中高生の意見発表会~
25日(土)、「第28回四倉地区青少年健全育成推進大会~小中高生の意見発表会~」が四倉公民館で開催されました。本校からは1学年の男子生徒が代表として参加し、「大野中生になって」という演題で意見発表をしました。男子生徒にとって、多くの一般市民の皆さんの前で意見発表をするのは初めての経験でした。発表では緊張感を力に変え、視線や声量、速さなどに気を付けて、練習の成果を発揮しました。多くの時間を割いて自分の意見を言葉にまとめ、他者に伝えるという経験はとても貴重な学びとなったことでしょう。本校生には、このような学校の外で学べる機会を生かすとともに、小規模校の課題を克服し強みに変えられるように努めてほしいと思います。
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