<未来創造>

2020年5月の記事一覧

校庭に生徒の姿が戻ってきました(5月28日)

3年体育は、50M走のスタートの学習でした。校庭で実際の距離を走りながら、効果的なスタート時の姿勢について学んでいました。校庭で生徒の活動する姿を見るのは久しぶりです。学校には少しずつ日常が戻りつつあります。ただ、臨時休業が長く続いたことで、生徒個々の体力・運動能力の低下が懸念されます。学校でも家庭でも、生徒が自分自身で課題を持って体力向上に取り組むことができるようにしたいと思います。

学校司書さん、そして美術の先生のアイディアと手作りによる素敵な掲示が、校内でひときわ目を引きます。人や本、そしてこのような掲示から、生徒たちには様々な気づきを得てほしいと願っています。 

学校の強みを感じた日でした(5月27日)

3年体育では、短距離走の効果的なスタートの仕方について学びました。専門の先生から、理論と実践を通じて学ぶことができるのは、学校の強みだと改めて感じました。

1年理科では、植物を分類する基準について学んでいました。本校を囲む豊かな自然を学習材として、今後の学習は進められることでしょう。理科の授業でも、専門の先生から直接的に学ぶことのできる学校の強みを感じた次第です。

2年技術では、ミニトマトの栽培について学んでいました。技術の先生から学ぶことのできる日は週1日です。久しぶりの授業と先生の話を楽しむ姿が印象的でありました。技術の授業でも、学校で学べるよさを痛感しました。

今後も本校においては、生徒の学びを保障するための授業時数の確保と、授業の質の向上に努めていきたいと思います。

土曜授業及び長期休業中の授業実施のお知らせ(5月27日更新)

いわき市教育委員会では、新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休業期間の補填として、土曜日及び長期休業中に授業日を設定し、生徒の学習機会の保障に努めることとしました。

市教委からのお知らせは、下をクリックしてご確認ください。

 市教委からのお知らせ.pdf

本校からのお知らせは、下をクリックしてご確認ください。

 大野中からのお知らせ.pdf

価値ある学び(5月22日)

段階的な学校再開2日目、1・2年生は久しぶりの体育の授業でした。授業では体づくり運動を行っていました。臨時休業によって体力の低下が懸念されます。生徒が体を動かすことを楽しみながら、体力の維持向上ができるよう努めていきます。2年美術も久しぶりの授業でした。美術室には当該教科に関する本が置かれ、学習を進める際に役立つ掲示もなされていました。授業では、遠近法を用いた風景画の制作に取り組んでいました。3年国語は『論語』の学習でした。古典の学習では内容理解にとどまらず、古典を学ぶ意味まで考えることができるような学習にしてほしいと思います。

授業が生徒にとって価値ある学びを提供していることを再認識しています。本校では今後も、教員の資質向上に取り組み、授業をはじめとする教育活動の質を高められるよう努めていきます。

5月25日(月)から29日(金)は、短縮5校時の日程で、給食も再開されます。本校生徒のより良い教育環境の整備について、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。

段階的な学校再開が始まりました(5月21日)

今日から段階的に学校を再開しました。1校時は全校集会を開き、校長の話、養護助教諭などが新型コロナウイルス感染症に関わる話などをしました。2・3校時は、各教科の授業が本格的に始まりました。様々な活動の制限や中止といった厳しい経験をした生徒たちだからこそ、今日から再開する授業では、「なぜ学ぶのか」という問いを自分自身に投げかけて、その答えを学びながらつくり上げてほしいと思います。学びとは、誰かに教えてもらうものではありません。自分で考え、探究するものです。

また、ポストコロナの時代であっても、自由や平等、そして友愛の気持ちを大切にしたいものです。

学校の周りを歩くと、これまで気にも留めなかったような雑草にも花が咲いていることに気づきました。吹きすさぶ嵐の中で、懸命に命をともしています。そんな花や自然を愛でる気持ちも大切にしたいと思いました。