<未来創造>

2019年5月の記事一覧

今日の授業(5月30日)とノートコンクール

 1学年国語では、「好きなものを紹介しよう(スピーチ)」(話すこと・聞くことの学習)に取り組んでいました。今日の授業で生徒たちは、スピーチするためのメモを作成していました。スピーチメモとはいえ、生徒たちは辞書を引きながら内容や構成について考え、自分の考えなどを意欲的にまとめていました。数分間のスピーチとはいえ、生徒は「情報の収集、内容の検討」「構成の検討、考えの形成」などについて学習していくことになります。指導の際には、どこに重点をおくかが重要になります。また、小学校での学習経験や総合的な学習の時間などとの横断的な指導も考えられます。このように、教師には子どもたちの学びをデザインする力が求められています。

 今月の生徒会活動としては、広報委員会の生徒が「ノートコンクール」を実施しました。「東大生のノートは美しい」という本が注目を集めたこともあるように、ノートは記録や思考の基地と言えます。生徒たちには、授業ノートとともに家庭学習ノートの工夫・充実もさせたいと考えています。

Q 学力向上につながるノートとは、どんなノートですか?
A 〇学習の月日、本時の学習課題、自分や友達の考え、学習のまとめが書いてある。〇
学習課題やまとめ、重要事項などは、色鉛筆などを使って書いたり囲んだりしている。〇学習課題から解決、新たな「問い」や「思い・願い」までの流れを書いている。〇図や表、吹き出しなどを、効果的に用いて書いている。〇板書だけでなく、自分の考えや友達の考えなども書いている。〇考えるためのメモや計算などは、消さずにそのまま残している。〇学習のまとめを自分の言葉でまとめている。

  (1年生の国語)     (ノートコンクール掲示)

いわき市中学生派遣事業のお知らせ

 いわき市教育委員会では、本市の中学生を国内外に派遣し、次代を担う人材となるために必要な企画力、問題解決力、実践力を身に付けさせるための事業を行っています。本校の生徒たちにもお知らせして、参加希望を募っています。どの派遣事業も、学校教育では経験できない内容となっており、参加した生徒が大きく成長したとの声を毎年いただいています。大野中から一人でも多くの生徒が派遣事業に参加し、多様なヒト・モノ・コトとの出会いを通じて、資質・能力を高めることを期待しています。大野中生のチャレンジを待っています ! !

 ※ 各派遣事業の参加募集要項は、下をクリックしてご覧ください。

   長崎派遣事業.pdf     堺市派遣事業.pdf     海外派遣事業.pdf 

 ※ ご不明な点は、担任又は学校までお問い合わせください。

「スポーツ笑顔の教室」を開きました

 27日(月)、1・2年生を対象に「スポーツ笑顔の教室」を開催しました。公益財団法人日本体育協会、公益財団法人日本オリンピック委員会、公益財団法人日本サッカー協会、一般社団法人日本トップリーグ連携機構が主催する事業で、トップアスリートである(であった)夢先生を講師に迎え、子どもたちとスポーツと対話を通してコミュニケーションを図り、子どもたちが自分自身の可能性に気づくことを目的としています。今回、本校にお招きした夢先生は、金古聖司(かねこせいじ)先生です。

※ 金古先生のプロフィールは下をクリックしてください。

   夢先生プロフィール.pdf

 金古先生からは、ご自身の怪我や挫折経験に基づいた貴重なお話をうかがいました。「好きなことを大切にすること」「自分を生かす場を日本だけで考えず、海外を視野に入れてみること」など、一人一人に多様な気づきや学びを与えてくださいました。

 本校では今後も、生徒の社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる資質・能力を高められる教育プログラムを積極的に活用し、一人一人が充実した人生を主体的に切り拓いていけるよう支援していきます。

 

今日の授業から(5月24日)

 3年社会の授業は、「第二次世界大戦と日本」という単元でした。本時は、この単元での学習の最後半でした。この単元では、「第二次世界大戦と人類への惨禍」について学習します。具体的な学習内容は、「経済の世界的な混乱と社会問題の発生、昭和初期から第二次世界大戦の終結までの我が国の政治・外交の動き、中国などアジア諸国との関係、欧米諸国の動き、戦時下の国民の生活などを基に、軍部の台頭から戦争までの経過と、大戦が人類全体に惨禍を及ぼしたことを理解すること」です。合わせて、「国際協調と国際平和の実現に努めることが大切であることに気づかせるようにすること」が教師には求められています。今日の授業では、戦時下の物品や映像に触れて、生徒は様々なことを思ったでしょう。平和で民主的な国や社会を築くために必要な資質・能力を一人一人に育むためには、歴史的な知識の習得に偏った授業ではなく、歴史的な課題について資料をもとに考察したり、仲間と議論したりするなどの活動を授業に仕組むことが必要です。そのような授業に改善を図るためにも、教員研修の時間の確保、「教員の働き方改革」が不可欠であると認識しています。

 昼休みと放課後は、いわき北地区中学生BBS弁論大会に参加する3年生が、原稿の練り上げを行っていました。この弁論大会は、7月2日(火)9時から、本校にて開催されます。本校代表生徒の頑張りを期待したいと思います。なお、保護者や地域の皆さんも自由にご覧いただけます。 

    (3年生の社会)      (3年生の弁論原稿執筆)