<未来創造>

2019年5月の記事一覧

学力検査を実施しました

 22日(水)、教研式標準学力検査NRTを全学年で実施しました。NRTは、昨年度から5月に実施しています。検査内容は、前の学年までの学習内容となっています。NRTは、個人の検査結果を同学年の全国標準と比較して学力を評価する、いわゆる相対評価形式の標準化された検査です。妥当性・信頼性についても十分に検証されています。今後出る検査結果は、生徒や保護者の皆さんに個別にお知らせするとともに、結果(エビデンス)に基づいた学習指導や授業の改善に活用していきます。

 また、テストの合間を縫って、本校の教育活動の充実に向けた教員研修を行いました。中学校では、このような研修の時間を生み出すことは、想像以上に難しいものです。しかし、教員が学ぶ姿勢や課題を探究する資質を持っていなければ、生徒にそのような資質・能力を育むことはできません。そのためにも、学校や教員の働き方改革や業務改善が不可欠です。教員の事務的業務にかかる時間を減らすことで生徒とこれまで以上に向き合う時間を確保し、教員本来の専門性を発揮できる機会を増やすことが強く求められています。本校では、未来を創り上げる資質・能力を子どもたちに確実に育むためにも、教員の仕事を質・量の両面からスピード感を持って改善していきます。保護者・地域の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

      (3年生の様子)                    (2年生の様子)                       (1年生の様子)

  (教員研修の様子)       (教員研修の様子

 

今日の授業から

 21日(火)、2年生の国語では、漢和辞典や国語辞典を活用して、熟語や言葉の意味を調べる姿が見られました。分からないことがあれば自ら調べる、そのような態度を養うことは全ての教科において求められています。辞書を引く習慣はその基本中の基本ですが、分からないことをすぐ人に聞く中学生も少なくありません。言語能力や課題解決能力を身に付けるためには、辞書や文献で自ら調べる習慣や態度が必須です。そのような主体的な態度を、本校生徒にもぜひ育みたいと考えます。

 1年生の音楽は、「アルトリコーダーの進度別課題に挑戦しよう」という学習が行われていました。少人数の強みを生かした、個に応じた和やかな雰囲気の中で、授業が行われていました。音楽や美術などの芸術に親しむことは、人生を豊かなものにすると言っても過言ではないでしょう。本校生徒には、人生を切り拓くことのできるような資質・能力を育んでいきたいと思います。

  (2年生 国語の授業)       (1年生 音楽の授業)

今日の授業から

 20日(月)、3学年国語では、古典の導入として、百人一首を行っていました。ペアで対戦する形式をとっていたため、生徒たちは歓声をあげるなど盛り上がって活動していました。百人一首を通して、それぞれがお気に入りの和歌に出会えることを期待しています。

 1学年英語では、ALTが自己紹介をしていました。家族や趣味などについて、カードゲームの形式を活用し、生徒の関心を引くように自分プレゼンをしていました。生徒たちには、このような工夫した表現形式をぜひ学んでほしいと考えています。

 2学年国語では、「熟語の構成」について学んでいました。熟語は、主語と述語の関係や修飾・被修飾の関係などから成り立っていることを学んでいました。

 本校の授業の課題は、主体的な学び、深い学びを実現することです。生きて働く学力、未知の状況にも対応できる学力などを育成できるように努めていきたいと思います。

   (3年国語)             (1年英語)        (2年国語)

今週末は部活動やPTA奉仕作業がありました

 18日(土)、野球部と女子テニス部が練習試合、男子テニス部と男女バスケットボール部が練習を行っていました。市中体連総合大会までの限られた時間の中で、一球一球そしてOnePlay・OnePlayを大切にして、失敗から学んでほしいと思います。

 19日(日)は、PTA奉仕作業がありました。多くの保護者の皆さんにご参加いただき、プール清掃や除草作業を予定通りに行うことができました。皆さんのご支援に応えられるように、教育活動の一層の充実に努めて参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。ご協力ありがとうございました。

 (男子テニス部の練習)   (野球部の練習試合)   (PTA奉仕作業はじめ)

  (PTA奉仕作業プール1)    (PTA奉仕作業プール2)

「3つの資質・能力」を育成するために

  17日(金)、2学年理科では、「化学反応式をモデルで考えよう」という課題について学んでいました。生徒たちは、紙に印刷された原子記号(モデル)を手作業で組み合わせる活動を通して、化学式や化学反応式の理解を深めていました。

 本校生徒一人一人に、未来社会を生き抜くために必要な「3つの資質能力」(知識・技能、思考力・判断力・表現力等、学びに向かう力・人間性等)を育成するためには、各教科の授業のみならず、総合的な学習の時間等を含めた全ての教育活動において、3つの資質・能力を「活用・発揮」させる学びを取り入れる必要があります。それには、本校教員のチーム力と改善力が問われます。教員に求められるそのような資質を身に付けるために、今日の放課後は校内研修会を持ちました。生徒のみならず、教師も学び続ける姿勢を大切にしていきたいと思います。

 ※ 「大野中学校 経営・運営ビジョン」は、下をクリックしてご覧ください。

     010517学校経営・運営ビジョン.pdf

  (2年生理科の様子)      (校内研修の様子)