<未来創造>

3年国語の授業から

29日(水)、3年国語で「ビブリオバトル」を行いました。ビブリオバトルとは、「お気に入りの本を持ち寄って魅力を5分間で紹介し合い、観戦者の投票によって一番読みたい本(チャンプ本)を決める書評ゲーム」です。ビブリオバトルは、「自分のお気に入りの本に興味関心のない観戦者を、読んでみたいという気持ちにさせる」ことを目指した難しいゲームです。

一人一人が選んだ本には様々なジャンルや内容がありました。自分のお気に入りの本だけに、誰もが紹介文をしっかりと準備して発表に臨んでいました。聞き手の生徒が真剣に聴いてくれるかも心配でしたが杞憂に終わりました。

今日のビブリオバトルを通して改めて分かったことは、スピーチには「体温と体重」をのせる必要があることです。「体温と体重」とは、「自分の経験や思い」を話の中に盛り込んだり、「自分の経験や思い」から導き出された話をするということです。また、「体温と体重」がのったスピーチであれば、スラスラと話せなくても、聞き手を引きつけることが分かりました。

本校生が読書に親しみ人生を豊かにできるよう、これからも読書環境の充実に努めていきます。