高久小学校 日記

今日の出来事

簡易給食開始

 今日から、簡易給食が始まりました。

 

「これだけ・・・」恥ずかしながら、思わずこぼしてしまいました。「飽食の時代」と言われて久しい現代、食べるものがない、お腹いっぱい食べられないといった経験は皆無に等しいかもしれません。本日発行の「学校だよりNo.19」コラム欄(「学校だより」のページ参照)にも関連する記事を書きましたが、食べ物があることへの感謝を考えるきっかけにしたいと思いました。

  不足分を補うため、教頭先生、事務の佐伯先生、養護の藤澤先生で、災害用アルファ米「わかめごはん」を作り、おにぎりにしてくれました。その数何と128個! きれいになくなりました!

 

 本日午後、高久地区の水道も復旧し始めたようです。明日は、アルファ米は提供できないため、今日の給食の量をお子さんに聞いていただき、不足する場合は補充食(おにぎりや簡単なおかずなど)を持たせていただいても結構です。

学習発表会「係打合せ」

 今週末に予定されている「学習発表会」。臨時休校で極端に短くなってしまった練習時間を補おうと、休憩時間も活用しながらオープンスペースなどで、各学年とも急ピッチで練習を進めています。

 6校時には、5・6年生の「係打合せ」を行いました。子供たちが、各係に分かれて、学年の発表や会全体の運営をサポートしてくれます。

「会場係」

「放送係」

「舞台係」

「照明係」

「看護係」

「招集係」

10日ぶりの学校再開

 台風19号の豪雨被害による「断水」で「臨時休校」が続いておりましたが、本日より学校が再開し10日ぶりに子供たちの元気な笑顔が学校に戻ってきました。

 心配された水も、生活水(手洗い・トイレなど)については、当面の見通しが立ちました。飲用水は、持参していただいた飲料の他、不足した場合は「非常用備蓄水」を補給しております。

 今日は、パンやおにぎりなどの昼食を持参してもらいました。断水でたいへんなところ、ご協力いただきありがとうございました。23日からは、簡易給食が開始となります。

 今日は、不足分を補うため、災害備蓄用アルファ米の「わかめごはん」のおにぎりを、希望者に配布しました。

 千葉県成田市の職員の方が「緊急支援給水車」で、受水槽に水を2t補充してくださいました。

 夕方にもう一度来て下さるそうです。今後も、毎日給水に来てくださいます。千葉県も大変な中、本当に助かります。ありがとうございます。

高久のみなさんの温かさに感動…

 昨日、今回の豪雨災害を受け、「PTAバザー中止」及び「災害支援物資提供のお願い」についてご連絡しましたところ、早朝より、たくさんの方々が来校され、支援物資を届けてくださいました。

 夕方、PTA役員さんが、寄せられた善意を、種類ごとにきれいに仕分けしてくださいました。

 ひっきりなしに訪れる、支援物資を持った方々…… 校長室の窓からその姿を見る度に、本当に涙が出そうでした…。「やっぱり高久のみなさんは温かい!」ずっと感じてきた思いを、更に強くしました。本当にありがとうございました。来週25日(金)まで受け付けておりますので、ご協力いただけるものがあれば、少しで結構ですのでお寄せ下さい。

学校再開のお知らせ

 台風19号の影響による断水に伴い、10月15日から臨時休校の措置が続いておりますが、週明けの10月21日(月)より学校を再開いたします。

 本日、いわき市教育委員会教育長 様が、本校の状況を視察に来てくださいました。

 支援物資のバケツもたくさん持ってきてくださり、温かな励ましの言葉もいただきました。

 21日(月)は簡易給食がないため、「パンおにぎり」等を持たせてください。断水中で大変なことと思いますので、市販品で手に入る限りで結構です。足りない分は、「災害用備蓄食料」のアルファ米や乾パンを提供します。

 また、手洗いやトイレなどの「生活水」は何とかなるものの、受水槽の水は、長期間使用していないことで塩素がとんでしまっているため飲用水には使えませんので、「ペットボトル飲料などの飲用水」も持たせて下さい。足りない分は、「災害備蓄用飲用水」を提供します。

 断水が続いている中、ご不便をおかけいたしますが、一日も早い教育活動の再開のため、ご理解とご協力をお願いいたします。詳細については、本日午前中にお送りしました一斉メールをご覧ください。

ICT研修会

 本日午後、ICTサポーター 村田 美智子 様 をお迎えし、「ICT職員研修会」を行いました。

 先月、新たに導入されたタブレットPCの使い方や、導入ソフトウェアについて理解を深め、子供たちの教育環境を整備し、より有意義な活動にするための研修です。

 はじめに、午前中に村田先生が整備してくださった、教室での無線ネットワーク接続のテストです。Wifi接続もスムーズにできました。

 コンピュータ室に移動し、新たに導入されたメインソフト「ミライシード」についてご説明いただきました。

 「主体的・対話的で深い学び」を助けるツールとして、活用できそうです。

 電子黒板の使い方についても、教えていただきました。便利な機能に先生方からも感心する声が上がっていました。

 真剣な表情で、新たなソフトにチャレンジする先生方。「第4次産業革命」といわれる現代を生きる子供たちに、必須のツールであるコンピュータ。上手に活用できる力を身に付けられるよう、私たちも日々研修を重ねています。

 ICTサポーターの村田先生には、今後、月2回程度のペースで、子供たちの授業のサポートに来ていただけます。

村田先生、様々な疑問を解消していただき、ありがとうございました。

台風19号の影響に伴う休校中の家庭訪問について

 3連休を襲った超大型の台風19号により、東日本全域が大きな被害を受けました。「100年に一度」という規模であったことが報道されましたが、当市内も家屋の浸水や道路の陥没など大きな被害を受け、平浄水場の浸水被害による「断水」では、平方部の多くの学校が休校の措置を余儀なくされております。

 10月18日(金)までの休校期間中の子どもたちの様子を確認し、家庭での過ごし方や課題などについてお話するため、本日より担任による家庭訪問を実施しております。お忙しいところ、急な訪問となり申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします(お留守の場合は、家庭学習課題等をポストにお届けいたします)。

 詳細につきましては、訪問の際に配布いたします以下のおたよりをご覧ください。

◆ R元 台風19号に伴う臨時休校中の家庭訪問.pdf

 

外国語活動 授業参観

 来年度から小学校でも教科となる「英語」。昨年度から授業研究など研修を進めておりますが、今年度は11月15日(金)に、福島大学教職大学院菊地 幸恵 先生を講師にお招きし5・6年生に実際に授業をしていただき、イメージを共有しながら研修を深めたいと考えております。

 今日は、授業を構築していただくにあたり、子供たちの実態や雰囲気をつかむため、5・6年生の外国語活動の授業を参観していただきました。

 5年生「アルファベットジングル」 日本人の英語力が低い大きな原因のひとつが「聞く力」。授業の初めにこの活動に毎回取り組むことで、「音素認識力」を高め「フォニックス」につなげていきます。

 テーマは「Subject(教科)」 教科の名前をアクティビティやゲームを通して覚えます。

 やらされているのではなく、英語によるコミュニケーションを必然にするにどうすればいいか、授業構築の最大の悩みでもあります。

 6年生「自己紹介」 好きなものや得意なものを聞いたり伝えたりします。

 よりたくさんの友達と会話し、英語を「聞く」「話す」に慣れていきます。

 子供たちの、積極的にコミュニケーションを楽しむ姿と、基本の表現以外にも知っている表現を使って伝えようとする姿、そして何より明るく楽しい授業の様子に、菊地先生も感心されていました。

 菊池先生、遠いところありがとうございました。11月の授業で、子供たちとどんなコラボが生まれるか、今から楽しみです!

「いわき地区秋季陸上選手権大会」延期のお知らせ

 10月13日(日)に予定されていた「いわき地区秋季陸上選手権大会」(6月の市陸上大会ベスト18による決勝戦)が、台風19号の影響を考慮し、10月14日(月)に延期となりました(本校からも4種目7名が出場)。

 12日・13日の2日間で予定されていた、中学・高校生の大会もあわせて14日に延期となるため、競技日程(時間)も以下の通り変更となりますので、ご確認ください。

◆ R元 秋季大会プログラム<変更>.pdf

6年生陸上練習 感動の最終回

 10月13日(日)に行われる、「いわき地区秋季陸上選手権大会」(市陸上大会ベスト18による決勝戦)に向け、夏休み前から練習を続けてきた6年生。その練習も、今日で最後となりました。

 「100m走」 校庭でスパイクを履かずに、14秒6、15秒0の素晴らしいタイムが出ました!

 「走り幅跳び」 スパイクを履かずに4m台を連発し、4m30cmも!

 「ソフトボール投げ」 50m前後を安定して記録! 全国大会出場者が、今度はボール投げで勝負です。

 「女子4☓100mR」 最後のリレー計測の前に、全員を集めて話をしました。6年生は、これまで数々の大会で素晴らしい成績(市大会優勝・準優勝・3位等6名が「県大会」へ、県大会優勝・6位で「全国大会」出場、校内記録を7種目で更新など)を残してきてくれたこと。その記録以上に、練習に取り組む姿勢が、後輩たちを奮い立たせ、引っ張ってきてくれたこと。そんな彼らの姿に感謝の気持ちを伝えました。

 「これが、この校庭で走る最後のリレーだ!全ての思いを込めて、走ってこい。みんなで見届けるから!」その言葉に、感極まり涙を浮かべる子どもたち…。まるで、今行われているラグビーワールドカップの試合前のような、熱い想いと一体感をひしひしと感じました。

 一人ひとりの素晴らしい走りと、見事なバトンパス…。

 ゴール後、タイムを聞いてビックリ! 6月のベストを2秒以上更新する大ベスト記録が出ました!またまた、感極まって涙する子供たち・・・。4月から、ずーっと一緒に練習を支えてくれた担任の智美先生の目にも、涙が…。

 指導してきた先生方からも、一言ずつメッセージを伝えました。

 「もっとみんなと走りたい!」本当に素晴らしいチームです。昨年設立した陸上部「高久DX」。昨年の6年生の思いを受け継ぎ5年生のときから頑張ってきた6年生。 万感の思いで、グラウンドにあいさつをしました。

 最後は、練習パートナーとして6年生を支えてきてくれた5年生を代表して、松本君が元気にあいさつをしてくれました。「来年は、俺たちが!」そんな思いを込めて。

 最後の大会「秋季大会」。台風が心配されますが、全てを出し切ってきましょう!「今できる精一杯」で!!