高久小学校 日記

今日の出来事

校内最高記録更新!

 12/7に行われた「持久走記録会」で、また校内最高記録が4つも更新され、今日、記録掲示板を更新しました!これで、今年度12回目の記録更新です! おめでとう!

 今年は、名称も「走ろう会」から「持久走記録会」へと変更し、たくさんのゲストランナーの方々にサポートいただいたり、記録会後に講演会を行ったり、マラソンゲートを設置したりと、新たな取組を多数取り入れました。

 当日は気温5℃と低く、インフルエンザで参加できない子や体調が万全でない子も多い中、最後まで頑張り抜く姿が多数みられたのが、記録以上にうれしいことでした。保護者の皆様、地域の皆様に、心より感謝申し上げます。

持久走記録会

 本日、「持久走記録会」を開催しました。今年は、15名ものゲストランナーにお越しいただき、子供たちを支援していただきました。

 ふくしま駅伝6連覇の名将 小山内 孝光 様には、大会後に「記念講演会」をお願いしました。本校OBで、元箱根駅伝ランナー、ふくしま駅伝6連覇の立役者でもある 矢吹 和啓 様には、今年も来ていただきました。

 「光RUNいわき」の皆様には、子供たちを先導・伴走していただきました。教頭先生の熱心な働きかけで、こんなにたくさんの方々にご協力いただくことができました。

 「交通安全母の会」の皆様には、今年もロードでの安全確保をお手伝いいただきました。

 今年は、大会の雰囲気を盛り上げるため、マラソンゲート(エアゲート)を設置しました。事務の佐伯先生が子供たちのためにと、予算をやりくりしてくれました。

 今年も、矢吹先輩が、子供たちを引っ張ってくださいました。毎年、毎年、本当にありがとうございます。

 ロードでは、「光Runいわき」の皆様が、子供たちを励ましながら、引っ張ってくださいました。

 今日は非常に寒い一日でしたが、子供たちは、沿道のたくさんの応援と、ゲストランナーの皆様に励まされ、マラソンゲートの待つゴールへと精一杯走りました。

 閉会式で、矢吹さんから講評をいただきました。

 各学年の優勝者12名。校内新記録が4つも出ました!

 走り終え、満面の笑み! ゲストランナーの皆様は、「沿道の保護者の方々が、温かくて本当に素晴らしい!」と口々に話されていました。

 また、サプライズゲストがもうお一方。デフリンピック(聴覚障がい者のオリンピック)で活躍され、世界大会でも総合1位に輝き、いわきサンシャインマラソンでも総合10位(いわき市民最速)など素晴らしい成績をお持ち(フルマラソンの自己ベストは何と2時間32分)の、山田 真人 様にもお越しいただきました。

 記録会終了後、体育館で小山内先生の「記念講演会」を行いました。

 たくさんの保護者の皆様にもご参加いただきました。

 ゆっくりでいい、あせらなくていい、いつい花が咲くかは分からない。数々のトップアスリートを育ててこられた名将の言葉は、私たち教職員の心に響きました。

 こんなにもたくさんの素敵な方々が、子供たちのために力を貸してくださった・・・。そのことが、何よりうれしいことでした。お忙しい中、無理なお願いをご快諾くださった皆様、本当にありがとうございました。

明日は持久走記録会です!

 明日は土曜授業日で「持久走記録会」を行います。ゲストランナーとして、毎年お迎えしている元箱根駅伝ランナーの 矢吹 和啓 様にお越しいただきますが、今年は、その他にも、ランニングクラブ「光RUNいわき」の皆様が、子供たちを先導してくださいます。

 また、矢吹さんの師匠でもあり、ふくしま駅伝いわきチームを6連覇に導いた名将、小山内 孝光 様にもお越しいただきます。記録会終了後には、体育館でご講演をいただきます。保護者の皆様も、お子さんと一緒に是非ご参加ください。

  さらに、今年は、ゴール地点に「マラソンゲート」を設置し、大会の雰囲気を盛り上げます。ぜひ、たくさんの皆様にお越しいただき、子供たちに声援を送っていただきますようお願いいたします。

 

 なお、競技の合間にも子供たちはアップなどを行いますので、校庭内で応援される際は、「プール前のインターロッキング」か「体育館の軒下・階段(コンクリートの部分)」で応援していただきますようお願いいたします。

 ※ なお、体育館前は来賓駐車場(15台来校予定)となっておりますので、お車でお越しの方は、地蔵院、高久公民館、JA高久支店の駐車場をお借りしておりますので、そちらをご利用ください。

AED講習会

 明日の「持久走記録会」に向け、万が一を想定し、平消防署中央台分遣所の大泉様を講師に「AED講習会」を実施しました。

 胸骨圧迫による心臓マッサージは、適切な場所を適切なリズムで確実に行うことが大切です。

 AEDの使い方は毎年研修しています。子供たちの命を守るため、定期的に実施することで緊急事態にも確実に対応できるよう努めています。

ひと足早いXmasプレゼント

 学校司書の樋口先生が、全校生に素敵なプレゼントをくださいました。手作りのかわいい「しおり」。本当は本をたくさん読んだ子にあげるはずでしたが、「みんながたくさん本を読んでくれたから」と、全校生(先生方も)にプレゼントしてくださいました。

 図書室も、樋口先生手作りのとっても素敵な飾りつけで、クリスマス仕様にデコレーションされています。

 樋口先生、お忙しい中、素敵なクリスマスプレゼントをありがとうございました。

陶芸特別授業

※ 昨日出張で不在だったため、昨日の記事を掲載しております。

 2・3校時に、陶芸家で本校元PTA会長でもある 志賀 文男 様 を講師にお迎えし5年生の「陶芸教室」を行いました。

 5年生は、陶芸の基本的な技術を学ぶため、お皿を作ります。粘土を叩いて均等な厚さに伸ばしていきますが、空気を入れないように伸ばすのが、なかなか難しいようでした。

 お皿の淵を作り、葉っぱ等で思い思いに模様をつけていきます。

 来週まで乾燥させ、磨きの後に、志賀先生の窯で焼いていただきます。来週は、6年生がチャレンジします。志賀先生、来週もよろしくお願いします。

4年郷土学習

 2・3校時に、大國魂神社の 山名 隆弘 先生をお招きし、4年生の「郷土を学ぶ学習」を行いました。山名先生は高等学校の元校長先生で、福島県の文化財行政でもご活躍され、公民館講座などでも何度も講師を務められるなど、歴史のスペシャリストです。

 今日は、本校学区である「神谷作」から出土した国指定重要文化財の「天冠埴輪」を教材に学習しました。

 「天冠埴輪」の写真を見ながら埴輪をスケッチしました。描きながら、疑問点や不思議だなと思うところなどをメモしていきます。

 自分で描いてみることで、より細かな点まで鑑賞するようになり、「なぜ?どうして?」がたくさん出てきました。

 大休憩は「マラソンタイム」のため、しばし休憩です。

 走り終わると、すぐに教室に戻り再開しましたが、「虫めがねが欲しい」という意見が出る等、より細かく観察したいと思う子が増えてきました。

 

 「帽子(冠?)の先の玉は何?」「埴輪って何のために作るの?」「三角の模様は何?」など、子供たちから、たくさんの疑問や感想が出されました。

 最後に、山名先生からお話をいただきました。古代の有力者のお墓である「古墳」から埴輪が出土していること、「天冠埴輪」は、極めて珍しい(素晴らしい)埴輪であること、また、「中田横穴」の壁画との共通点や、この三角の文様は北九州とこの地区にしかないことなど、たくさんの興味深いお話に、子供たちは聴き入っていました。

 国の宝がこの高久地区から出土していることや、この地区が歴史的にも極めて重要な意味を持つ地であることを知った子供たち。

 私がどうしても学校に飾りたかった「天冠埴輪」の写真を、山名先生がプレゼントしてくださるというサプライズに、子供たちは歓声を上げながら「ありがとうございます!」「じゃあ毎日見れる!」と喜んでいました。故郷への愛着と誇りが、より強まったようでした。

 山名先生、お忙しい時期に、子供たちに「郷土の誇り」を教えてくださり、ありがとうございました。いただいた写真、大切にさせていただきます。

おもしろ実験

  6年生の理科「水溶液のはたらき」で、いろいろな水溶液の違いや性質を調べています。先週、水溶液を蒸発させて残った物体から「固体」が溶けていることを確認しましたが、何も残らなかった水溶液「炭酸水」について「気体が溶けているのではないか?」との予想にもとづき実験しました。

 まず、ペットボトルに水を満たし、水を張った容器に逆さに入れます。

 水中でペットボトルのふたを開け、そこに二酸化炭素を半分くらいまで吹き込みます。

 気体が水に溶けるのか? ペットボトルを振ってみました。すると・・・

※ 実験の様子を「動画Contents」ページでご覧ください。

 あっという間に、ぺしゃんこに潰れたペットボトルに驚きながらも、「二酸化炭素が水に溶けたためつぶれた」との予想を立てました。

 確かめるため、石灰水に注いでみると・・・

※ 実験の様子を「動画Contents」ページでご覧ください。

 石灰水は二酸化炭素に反応して白く濁るため、この水には二酸化炭素が溶けていることが確認できました。

 「リトマス試験紙」を使って、水溶液の性質(酸性・アルカリ性・中性)を確かめた後で、「ティータイム」にしました。

 「マローブルー」というハーブティーで、きれいな青色をしています(写真では分かりにくいですが)。「レモンティーでお召し上がりください」とレモンスライスを渡しました。すると・・・。

※ その様子を「動画Contents」ページでご覧ください。

 レモンを入れた途端に、青い紅茶がピンク色に! これは、マローブルーに含まれる「アントシアニン」という色素がpHの変化によって反応し、酸性で赤、中性で紫、アルカリ性 で緑にグラデーションのように変化します。 レモンは酸性なので赤色に変わりました。

 驚きの後で、実際に飲んでみましたが、味わいまいちだったようです。

 「青い紅茶(青いリトマス紙)に、レモン(酸)を入れたら、赤色に変化した!」が強烈に印象に残り、リトマス試験紙の色の変化を覚えるのに役立てばいいなぁと考えています。

全校集会 表彰多数

 今日の全校集会も、たくさんの表彰がありました。

 5・6年生のスポーツテスト成績優秀者に、体力証が贈られました。総合判定が「A」だった児童に送られるものですが、こんなにもたくさんの児童が該当したことに驚きました。

 「子ども環境研究発表会」において、「いわき地域環境科学会 会長賞」に輝いた4年:井上さん。

 JA書道展「半紙の部」銅賞:5年矢萩さん、「条幅の部」佳作:2年今泉さん、「ポスターの部」奨励賞:6年淺川さん。

 高久バレーボールスポーツ少年団は、男子と男女混合で上位入賞し、またまた大きなトロフィーをもらってきました。 みんな、おめでとう!

 今日の全校集会は「るんるんタイム」。みんなで「365歩のマーチ」を、足踏みしながら元気よく歌いました。50年も前の懐かしい曲ですが、とっても元気になる歌でした!

 12月の歌は、今年大ヒットした曲「パプリカ」です。振りをつけながら楽しく練習しています。

4年算数科研究授業

 2校時に、4年生で算数科の研究授業があり、藤間中学校、夏井小学校の先生方も参観にお見えになりました。

 今日の授業は「複合図形の面積の求め方を考える」授業です。

 子供たちが名付けた「階段の形」を求めるにはどうすればいいか、教師の問いに、「線を引いて分ける」「移動する」などの意見が出され、個々に自力解決していきます。

 線を引いて、2つの長方形に分ける方法。

 凹んだ部分に補助線を引き長方形にして、その後でたした部分の長方形を引く方法。

 出っ張った部分を移動して、長い長方形にする方法。

 3つの「同じ長方形」に分けられることを発見し、1つ分×3 で求める方法。

 分割、移動、合併、変形・・・様々な方法で解決する子供たち。一人で何通りもの方法を考え付いた子もたくさんいました。

 いろいろな考えの中から5通りの方法をピックアップし、それぞれの妥当性や共通点、CLEARな方法などについて意見交換しました。

 まずは、ペアで自分の考えや疑問点などを話し合い整理します。

 その後、全体で話し合い「これは分かりやすいね」「これは簡単だね」「これは論理的だね」「これはいつでも使えないんじゃないかな」など、本校の「CLEAR学習」の観点で、数学的価値に基づき活発な話し合いが展開されました。

 「どれも長方形に直して求めている」「どの方法もCLEAR」など、考えを整理・統合していきました。

 学びを生かして適用問題を解きました。

 最後に「学習感想」を書き、今日の学びをまとめます。「いろんな考え方があったけど、みんな長方形に直せば求められることが分かってスッキリした!」とか、「今度は他の方法でも解いてみたい」という感想が多く見られました。

 今年度最後の授業研究会。研修主任を中心に、2週前の「事前研究会」から指導案検討を何度も繰り返し、テーマである「学び合い」を「主体的・対話的で深い学び」へと高めるため、「模擬授業」や「教材検討会」などを何度も繰り返し、授業者をみんなで支えながら本時を迎えました。授業者の頑張りはもとより、「チーム高久」の力が、素晴らしい授業を作り上げました。この成果を、さらなる授業改善につなげていきたいと思います。