高久小学校 日記

2020年3月の記事一覧

20万アクセス達成!

 本校ホームページが、昨日、200,000アクセスを達成いたしました。

 一昨年の4月にホームページをリニューアルした際、2万弱であったアクセス数は、昨年4月13日に10万アクセスを達成。それから1年足らずでの20万アクセス達成となりました。

 皆さまのご愛顧に、心から感謝いたします。

 ホームページの記事を通して、皆さまとの顔を合わせた"Face to Face"の交流が生まれることを願っております。

 これからも、子どもたちの温かな姿や、活動の様子、本校の教育方針・施策などを掲載してまいりますので、日常的にご意見やご感想をお寄せいただきますようお願いいたします。

職員離任式

  3月27日に、今年度末で退職・転出する4名の職員とのお別れの会を行いました。

 11年の長きにわたり本校を支えてくださり、今年度末で退職される用務員の小林さんに、感謝状を贈りました。

 高久小学校のために、本当にありがとうございました。

 子どもたちがいない離任式でしたが、PTA会長様がご参加くださり、御礼の言葉をいただきました。

 涙あり笑いありの離任式を終え、この学校とお別れしなくてはならないことを実感しました。

 素晴らしい仲間、令和元年度の「チーム高久」は解散しますが、次年度の新たなチームにも、これまで同様のご支援をお願いいたします。

 子どもたちに、直接感謝の言葉を伝えられないのは残念ですが、楽しく温かな毎日を、高久小学校のみんなに出会えた幸せをかみしめています。

 本当にありがとうございました。

高久の皆さんの幸せを、同じ空の下から祈っています。

 お元気で! また会いましょう!

教職員人事異動のお知らせ

 今年度末の人事異動により、以下の職員が転出・退職することとなりました。

これまでのご厚情に、心より感謝申し上げます。

 【 転 出 】

◯ 校 長 関 忠昭 (福島県教育庁社会教育課へ)

◯ 支援員 岩浜久美子(いわき市立大浦小学校へ)

【 退 職 】

◯ 教 諭 小野 貴子

◯ 教 諭 大平 恭介(いわき市立平五小へ<非常勤>)

◯ 用務員 小林 達雄

 

 なお、感染症対策のため、「離任式」は行いません。子どもたち、保護者の皆様、地域の皆様に、きちんとご挨拶ができないままでの離任となりますこと、何卒ご容赦ください。

 4月から新体制でのスタートとなりますが、これまで同様のご支援・ご協力を賜りますよう、お願いいたします。

卒業証書授与式

 本日10時より、本校体育館において「卒業証書授与式」を行いました。

 現在、世界中で猛威をふるう感染症の拡大抑止策の一つとして、今年度の卒業式は、卒業生と保護者の皆様、PTA会長、教職員のみに参加者を限定し、座席の間隔を1m空け、式の内容も簡略化して行いました。

 20日ぶりに見る6年生は、中学校の制服を身にまとっているせいか、少し大人びて見えました。

 卒業証書授与。20日前に、わずか2回しか練習できなかったとは思えない、堂々とした姿でした。

 証書を受け取った後、それぞれの親御さんに感謝の言葉を添えて、花束を渡しました。

 唯一のご来賓、PTA会長の國井様より、心に響くご祝辞を頂戴しました。國井会長は、今年度「プログラミング教育」の講師も務めてくださるなど、子どもたちの教育活動の充実を多方面から支えて下さいました。ありがとうございました。

 在校生が参加できないため、呼びかけはできませんでしたが、休校中に個々に練習してきた呼びかけの一部と、「この星に生まれて」の合唱を聴かせてくれました。

 短いながらも、卒業生の立派な姿が印象的だった卒業式が終わりました。

 退場する姿も、中学生の香りが漂う堂々としたものでした。

 ご卒業おめでとうございます!

 教室で担任との最後の別れ(学活)のあと、教職員が校庭で見送りました。

 いつも明るく、元気で、優しい6年生。各種陸上大会や学力テスト等で素晴らしい成果をあげ、大活躍した6年生ですが、私が大好きだったのは、温かくて優しい、みなさんのいつもの姿でした。

 下校時に、校庭から校長室の私を見つけて「校長先生さようなら~!」と笑顔で手を振ってくれる6年生の姿が見られなくなるのはさびしいですが、君たちが残したメッセージ「優しさこそが本当の強さなんだ」を、後輩たちに伝えていけるよう、私たちも頑張ります。

 中学校でのさらなるご活躍を、心から祈っています。

 たくさんの感動をありがとう。勇気をありがとう。 また会おう! 元気で! 

卒業式について

 昨日、全職員で3月23日(月)に行われる「卒業式」の会場作成を行いました。

 卒業式当日の日程等については、本日、卒業生保護者様宛にお送りした「安心メール」でご確認ください。

  会場は、一番前が「卒業生席(27席)」です。ステージに向かって「左側が男子」、「右側が女子」となっております。

 その後ろが「保護者席A(27席)」(お子様から花束をもらう方が座る席)、「保護者席B(36席)」(自由にお座りいただける席)となっております。

 ※ 当日ご出席される方は、必ずマスク着用でお願いします。児童及び一部の職員は、式中マスクを外すことがありますが、保護者の皆様には、常時着用でお願いいたします。

 ビデオ撮影等は自由ですが、卒業生の動きの妨げとならないよう、特に「保護者席A」での撮影には十分ご配慮ください。

 ※ 卒業生の動きについては、以下をご参照ください。

◆ 「卒業証書授与」の際の卒業生の動きについて

※ 「赤枠席」の「女子1番」の児童を例に、「卒業証書授与」の流れをご説明します。

 卒業生は、壇上で証書をもらったら降壇し、大型スクリーンの横にあるテーブルから「花束」をとり、「青枠席」の保護者様(卒業生席と同じ順番でお座りいただきます)の前に進みます。

 お子様が保護者様の前に到着しましたら、その場にご起立ください。卒業生が、感謝の言葉を添えて花束を渡し、自席に戻ります。

 

  当日は、感染症予防の観点から、参加者を限定し、式の内容を簡略化して行いますが、卒業生を送り出す「思い」は、例年と何ら変わるものではありません。練習もほとんどできない状態で本番を迎えることとなりますが、職員一同、卒業生27名の門出を、最大限の「思い」で送り出したいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

卒業式会場準備

 本日、市内の各中学校で「卒業証書授与式」が行われました。小学校は、10日後の23日(月)です。

少しづつ会場準備を始めています。まだ作成途中ですので座席の間隔など調整が必要ですが、このようなイメージで行います。

 ご来賓の方々は列席しないため、「卒業生席・保護者席・職員席」のみとなります。詳細は追ってご連絡差し上げます。

東日本大震災の教訓 ~全校集会で話したかったこと

 3月11日。未曾有の大災害「東日本大震災」から9年目を迎えた今日、犠牲になられたたくさんの方々を追悼し、この教訓を忘れないため、本来は全校集会で子どもたちに話をする予定でした。

 臨時休校のため、それはかないませんが、作成したプレゼンテーションの一部を掲載しますので、ご家庭での話題にしていただければ幸いです。

 あの日、私は福島市にいました。小雪がちらつく寒い日でした。2時46分、私はビルの9階にいましたが、今まで体験したことのない、ものすごい揺れで、立っているのもやっとでした。机の下にもぐった人も、机ごとゆすられ、泣き叫ぶ声・・・。「つぶれる…」私は、地震で初めてそう感じ、思わず天井を見ました。

 県内のあちこちで、建物の崩壊や道路の陥没が起き、多くの地域で、電気や水道も止まりました。

 しかし、最大の恐怖は、まだ始まっていませんでした・・・。

 その50分後・・・、私たちは、信じられない光景を目にします。

 津波です。太平洋に面した いわき市も、大きな被害を受け、たくさんの尊い命が犠牲となりました。

 テレビでは、各地の被害の様子が報道されましたが、あまりの惨状に、ただ茫然とするしかありませんでした。

 そして、この津波が、新たな恐怖を引き起こします。「原発事故」です。

 いわき市のすぐ北にある、原子力発電所が、津波の影響で水素爆発を起こし、私たちは、目に見えない第3の恐怖に直面することになりました。

 大量の放射性物質が飛散し、「放射能」という未知の恐怖が、日本中を、いや世界中を震撼させました。

 あれから9年がたち、落ち着いた生活を取り戻しつつあるものの、未だ4万人を超える方々が、県内外で避難生活を余儀なくされています。

 海の目の前に位置する「高久」に住む私たちは、この大災害に学び、防災の意識を高めなくてはなりません。

 当時、私も県内3か所の避難所で被災された方々の支援に従事しましたが、そこで一番大切だと感じたこと、それが「人のあたたかさ」「助け合うことの大切さ」でした。

「正しい知識」と「防災の意識(準備)」、「自助・共助の精神」を、日頃から身に付けておくことが大切であると考えます。

 弔意を表し、教頭先生が半旗を掲げました。澄み切ったきれいな青空が、かえって悲しみを際立たせます。

14時46分には、職員室で黙祷を捧げたいと思います。

 東日本大震災で犠牲になられた、たくさんの方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

校内環境整備

 本日、職員作業で、校内の環境整備を行いました。

 用務員の小林さんが、グランドレーキで、校庭をならしてくれました。定期的にレーキをかけることで、草が生えにくくなります。

 さすが小林さん! 私がやったのとは大違い。 仕事が丁寧です。

 午後には、職員総出で、廊下(オープンスペース)、階段、体育館などのワックスがけを行いました。

 ラインテープがなかなか剥がれず苦戦しましたが、無事きれいになりました。

 職員は皆、卒業式の会場となることを思い、一生懸命 作業に取り組みました。卒業式まで、あと14日です。

ありがとう・・・

 昨日の下校前に、たくさんの6年生が、職員室にやってきました。先生方に、感謝の気持ちを伝えようと、素敵なメッセージカードとかわいいコースターを作ってプレゼントしてくれました。

 きっと、3月になったら卒業までの15日間で、いろんなことをしようと考えていたのだと思います。しかし、残された時間が2日だけ・・・となったとき、彼らは「お楽しみ会」等の楽しい時間よりも、「感謝を伝える」という行動を選びました

 「こんな短時間に、よくここまで・・・。」素晴らしいプレゼントでした。28日の記事でも紹介しましたが、子どもたちの優しさ、温かさが、心にしみました。

 何よりも「優しさ」を大切にする6年生の、まっすぐで温かな心のこもったカードとコースターでした。6年生の皆さん、ありがとう!

 下校時刻となり、みんな、いつものように、笑顔で元気に帰っていきました。

 6年生の最後のボランティア国旗降納。1年間、毎日ありがとうございました。

 20日後、6年生27名が、またここに戻ってきます。

ご両親に感謝の気持ちを伝えるために、そして、新たなステージへと旅立っていくために・・・。

 6年生との最後の別れ「卒業式」が、予定どおり無事挙行できますように・・・。校長室の窓から見える高久小のシンボル「希望の松」に、願いをかけています。