高久小学校 日記

今日の出来事

冬支度

 12月に入り、本校でも冬支度を始めています。各教室にストーブを設置し、1~4年教室の出入口に透明カーテンを取り付けました。

 本校東校舎はオープンスペースの作りで教室と廊下の境がなく、ストーブをつけてもなかなか温まりません。そこで、出入口にカーテンを設置して、冷気の流れを少しでも遮断しようと努めています。

 冬のような寒さが到来したと思ったら、暖かい日が続くなど、気温の大きな変化で体調を崩す子も増えています。風邪予防のため各学級に加湿器も設置し、残り12日となった2学期を元気に過ごし、楽しく冬休みを迎えられるようにしたいと思います。

特設陸上部練習「サッカー」

 今日は特設陸上部の練習日でした。先日、講師の竹内先生に教えていただいたトレーニングメニューで体をほぐした後、「サッカー」(フットサル)に取り組みました。ハーフコートで4チーム編成で2試合、フルコートで2チーム編成で1試合、子供たちは狭い体育館を走り回り汗を流していました。

 来週11日(火)は「ソフトバレーボール」17日(月)は「タグラグビー」(外部講師)を行う予定です。4年生以上なら誰でも参加できますので(申込み不要、16:30にお迎えをお願いします)、たくさんの参加をお待ちしております。

「親子ふれあい弁当デー」の感想

 11月12日に実施した「親子ふれあい弁当デー」では、お忙しい中、ご協力いただきありがとうございました。お家の方が作ったお弁当を弁当箱に詰めた子、おかずを一品作った子、お弁当を全部一人で作った子、学年に応じていろいろな子がいましたが、どれも楽しい思い出になったようです。

 お弁当作りに関わることで、これまで以上にお弁当のありがたみを感じ、舌だけでなく、心でも味わって食べるようになってくれたらいいなぁと思っています。

「5・6年生の感想」

「3・4年生の感想」

「1・2年生の感想」

先人の思い…

 このところ高久地区を支えてこられた方々の訃報が相次ぎ、何度か葬儀に参列させていただきました。

「人は生まれ、人は逝く」・・・それが自然の摂理ではありますが、人生の最期に立ち会わせていただき、その生涯に想いを馳せると、一人の命は、たくさんの人に支えられ、たくさんの人を支えていることを実感します。

 そんな中、ある方の告別式での言葉に、強く胸を打たれました。その方は、軍人として戦争にも行かれ、その後、高久地区の発展のために大変なご苦労をされた方でした。その方が、晩年、ご家族にこう話されていたそうです。

「こんなに いい世の中だ…。一日でも長く生きる。」

 焼け跡の灰の中から立ち上がり、急速な戦後復興を遂げた我が国の偉大な先人たち…。ヨーロッパが200年かかった近代化を、わずか40年で成し遂げた日本の復興は、世界史上の奇跡といわれています。そんな幾多の苦難を乗り越え、平和で豊かな日本を築いてくださった方の言葉込められた思いを推察すると、万感 胸に迫るものがあります。

 激動の時代を駆け抜けてこられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、高久地区の礎を築いてくださった先人たちの思いをしっかと受け止め、命の尊さや平和のありがたさを、子供たちに伝えていくことを胸に誓い、会場を後にしました。

市書写展・造形展に出品

 市書写展・造形展に、本校から出品する作品をご紹介します。年明け1月にラトブで開催されますので、子供たちの力作をご覧に、ぜひ足をお運びください。

 市書写展は、1月13日(日)・14日(月)㊗にラトブで開催されます。

 市造形展は、1月19日(土)・20日(日)にラトブで開催されます。

土曜学習「楽しい陸上教室」

 本日、本校校庭で土曜学習「楽しい陸上教室」が開催されました。中学校で陸上をご指導されている、鷺谷仁先生、内桶あさ美先生、鈴木奏美先生にご指導いただきました。

低・中・高学年別の3グループに分かれて、発達段階に応じたメニューでご指導いただきました。

 ラダーやミニハードルを使って、走りのポイントを学んでいきます。

高学年は、200m☓6人のリレーを3セット行いました。

 様々な練習メニューで、正しい走り方につながる動きを、楽しく学びました。先生方、ありがとうございました。 

書写特別練習

 本校教頭が指導してきた、「市書写展」に向けた放課後特別練習会も、今日が最終日。素晴らしい作品が仕上がりました。

算数科授業研究<3年>

 5校時に、3年生算数科「まるい形を調べよう」の授業研究会があり、夏井小学校の先生も参観してくださいました。「円」の概念、半径・中心などの用語を知る授業です。

 的の棒めがけて全員一斉に投げる「輪投げゲーム」をしよう!という導入から、どう並べば公平かを考えました。

体育の時間の「玉入れゲーム」を想起した子供たちは、「真っ直ぐに並んだから、端のほうは投げにくかった」「真ん中だったからラッキーだった」などの意見から、公平にするには「的からの距離が同じになるように並べばいい」という結論に。

 個々に、「玉入れゲーム」の図である「課題シート」の不公平を解消する並び方を、「透明シート」にかいていきます。的棒を赤い点(中心部)として、人が並ぶところに点を打っていきます。

 赤い点から同じ長さの場所に点を打っていきます。この作業が、後に驚きをもって円の概念を理解させることになります。

 同じ長さ(6cm)の線を引いて、確認しながら点を打つ子も。この方法は、後に「半径」を知る手がかりになります。

 定規を使わずに、竹ひごを使って点を打っていく効率のいい方法も。これも、後に「半径」を知る手がかりになります。

 いろんなシートが出来上がったところで、互いのシートを見比べ、気づいたことを話し合います。

「透明シート」を重ねて見ると、何かに気づき始めました。

的棒から同じ長さに点を打つと、「丸い形になる」「時計みたいな形になる」など、身の回りの「円」の形に似ていることに気づきました。

クラス全員分を回収して重ねてみると、個々のシートだけでは点が少なく気づかなかった子も、「わあー丸くなった!」「観覧車だ!」と、驚きを持って「円」になることを実感していました。

この活動を通して「円の定義:平面上のある定点から等距離にある点の集まり」を理解することができ、円の概念図形に対する豊かな感覚を身に付けることができます。

 その後、担任が書いてみた無数の「半径」を見た子供たち、「わー、すごい!お疲れ様でした!」。自分の活動と合わせて、半径(中心から円周まで引いた直線)が無数にあることを理解していたようです。

今日の授業、ゲームなどによる導入の工夫「教材との出会い」により、子供たちが課題意識を持ち、最後まで一生懸命に活動しながら楽しく思考していました。「価値ある活動」が、深い(真の)理解を可能にし、算数の楽しさを実感した素晴らしい授業でした。

特設陸上「トレーニング教室」

 今日の特設陸上部の活動は、プロのスポーツトレーナー 竹内 辰徳 様 を講師にお招きし「トレーニング教室」を行いました。

 まずは、ストレッチで体をほぐしました。このストレッチで、股関節や下肢の柔軟性が、かなり高まりました!終わった後のスッキリ感がとっても気持ちいいストレッチでした。

 2人組で、体幹の強度をチェックする運動、「自分の体を知る」ことがトレーニングの出発点なのですね。

 体の組成や、どの筋肉を使っているか等についてのお話に、子供たちも興味深く聞いていました。

 自重(自分の体重)を使い、ゲーム性のあるトレーニングの数々、子供たちの発達段階にあった適切な負荷で、体の芯(軸)を楽しく強化できるトレーニングの数々…、私たち教員にとっても、貴重な研修の機会で大変勉強になりました。

 教室後の感想を聞かれ、間髪おかずに「楽しかった―!」と答える子供たち。2時間があっという間に感じるほど、楽しくためになる特別教室でした。

 竹内先生、お忙しい中、ありがとうございました。

お芋パーティー

 2組・3組合同で、学校の畑で作ったさつまいもを使って、美味しいスイーツ作りに挑戦しました。

 機械を使わずに、メレンゲを上手に作りました!

 スイートポテト用に芋をつぶしていきます。

 大学芋は、火が通りやすいようにスティック状に作りました。

 完成!!

 職員室にも、差し入れをたくさんいただきました。甘さもちょうどよく、と~っても美味しいデザートでした!ごちそうさまでした!!