2020年2月の記事一覧
6年生の思い・・・
2月27日(木)の夜、「全国の小中学校を次週より臨時休校とする方針」(首相要請)という衝撃のニュースが走りました。子どもたちも、保護者の皆様も、私たち教職員も、不安な中、28日(金)の朝を迎えました。
いつものように元気に登校してきた子どもたちは、校庭で長なわや短なわなど、自主的になわとび運動に取り組んでいました。
6年生は、いつものようにボランティアで、旗を揚げてくれました。首相要請のとおり、3月2日(月)からの休校となれば、6年生にとって、今日が小学校最後の一日となるかもしれません・・・。
先生方にも、今日一日を大切に過ごすよう話しました。
すると朝の時間、6年生が卒業式で歌う「この星に生まれて」を、合唱していました。
「これが最後になるかも・・・」そんなことを思いながら、心がひとつになった、美しいハーモニー・・・。
6年間を共に過ごしてきた仲間との大切な時間、下級生たちとの残りわずかな時間・・・、本当ならば、あと15日あるはずでした。
気持ちの整理がつかないまま、いろいろな思いを胸に歌う子どもたちの目にも、担任の目にも、大きな涙が浮かんでいました・・・。
※ その歌声を「動画Contentsページ」でお聴きください。
歌い終え、涙をぬぐう子どもたち・・・。このとき、最後の一日に何をしたいか・・・彼らの心は決まっていたのかもしれません。
6年生の教室をのぞくと、担任の先生への感謝の気持ちを込めたメッセージが刻まれていました。
理科の時間には、担当する先生(3・4年時の担任)への感謝の気持ちも・・・。
おまけで、ちょろちょろ登場する、うるさい私にまで・・・。
今年、校内最高記録を7種目で12回更新し、日清カップでも大活躍(県大会出場6名、全国大会出場など)した6年生。「ふくしま学力調査」でも平均を大きく上回る素晴らしい成績を修める等、スポーツでも勉強でも、たくさんの輝かしい成績を残し大活躍しました。
しかし、それ以上にうれしいのが、学校を支え引っ張ってきた、彼らの思いやりあふれる行動です。
そんな彼らの思いは、最後まで、ぶれることはありませんでした。
「優しさこそが、本当の強さなんだ!」 熱いメッセージ、しっかりと受け取りました。 ありがとう・・・。
私たちに残された時間は、あと2日・・・。 最後の時間を、大切に大切にしたいと思います。
【重要】新型コロナウィルス感染症に伴う臨時休校措置について
標記の件についての対応が決まりましたのでお知らせいたします。
※ 先ほど、緊急メールでもお知らせした内容です。
標記の件について、いわき市教育委員会より、大規模な感染リスクにあらかじめ備えるため、令和2年3月4日(水)~3月23日(月)までを臨時休校とする旨、連絡がありました。
つきましては、3月2日(月)・3日(火)は休校までの準備期間とし、通常通りの教育活動を行います。登校に際しては、マスクの着用にご協力をお願いいたします。
また、「卒業式」につきましては、参加者を限定し、内容を簡素化するなど、実施方法や内容を再検討し実施することといたします。 詳細が決まり次第、おって連絡いたします。
突然のことで、ご迷惑をおかけいたしますが、児童の健康・安全を第一に考えた緊急措置ですので、ご理解とご協力をお願いいたします。
プログラミング教育の成果
次年度より、小学校に正式に導入される「プログラミング教育」。本校では、今年度から独自にAIロボットを導入し、先行実施しておりますが、早くもその成果が垣間見られます。
プログラミングフリーソフト「Scratch」(スクラッチ)を使って、6年児童がシューティングゲームを作りました。
※ 児童が作成したゲームを「動画Contentsページ」でご覧ください。
作成過程(コーディング)で、プログラミング的思考を育んでいます。
授業参観、学校評議員会、方部連P役員会・会長会
今日は、今年度最後の「授業参観」でした。たくさんの保護者の皆様にご来校いただきました。
1年:生活「できるようになったこと」
2年:道徳「学級園のさつまいも」
3年:総合「フラワープロジェクト発表会に向けて」
4年:体育「とび箱運動」
5年:算数「立体を詳しく調べよう」
6年:学活「感謝の会をしよう」
授業参観の後、第2回の「学校評議員会」を行いました。今年度の教育活動について報告し、皆様からご意見を頂戴しました。子どもたちの頑張りや、職員の姿勢におほめの言葉をいただきました。
いただいたご意見を、次年度の教育課程編成に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。
18時より、「方部連P役員会」が開催されました。
役員会に続き、19時より「方部連P会長会」が開催され、次年度の役員等について協議されました。遅くまでありがとうございました。
授業の様子
5年生の体育。タグラグビーを楽しんでいました。
2年生の音楽。歌のテストのようでした。…お邪魔しました…。
3年生も、テストに取り組んでいました。
6年生の理科。学習したことを、新聞にまとめていました。
「海や川の水の秘密について」
「地球温暖化について」
「電気について」
「生態系について」 興味を持ったいろいろなことについて詳しくまとめていました。
明日は13時より、今年度最後の「授業参観」です。次年度のPTA組織改編についての説明や、役員決めなどもあります。お忙しいこととは存じますが、たくさんの方々のご来校をお待ちしております。
What would you like?
今日の外国語活動は、レストランでのやりとりを学びました。
初めに、本校独自の「アルファベット・ジングル」で、音素認識力を高めます。
※ その様子を、「動画Contentsページ」でご覧ください。
「お客」「ウェイター」「シェフ」に分かれ、オーダーをとったり、注文したり、料理を提供したりするシミュレーションを行いました。
What would you like? I’d like cake. などのやり取りが行われています。
いかに、英語でのコミュニケーションを必然にするか。来年度からの教科化に向けた、私たちの大きな課題です。
給食・お掃除の様子
※ 出張や補欠授業等が続き、なかなか写真が撮れずにホームページが更新できず、申し訳ありませんでした。
今日の給食の様子です。
1年生
2年生
今日は、納豆でした。「なっとう食べると、元気になっとう!」…私のダジャレは、全くウケませんでした…。
3年生
放送委員会の子供たちは、放送室(スタジオ)で給食を摂ります。
5年生。ALTのディーン先生も、納豆を食べていました!!
6年生。小学校の給食も…と思ったら、藤間中の子は、同じ「南部給食センター」でした。
配膳室前の掲示板。給食委員会の子が、毎日、翌日の献立と、使われている食材を3大栄養素に分けて掲示してくれています。
いつも、ありがとう!
お掃除の時間。過日、KFB「ヨジデス」でなすびさんが取材に来た「ひざあて」をつけて、一生懸命床磨きをしています。
玄関の敷居の砂を丁寧に取ってくれています。
1年生が、教室前の流しの掃除をしていました。
カメラを向けると、いつものように満面の笑みで応えてくれました。いつも明るく元気な1年生に、元気をもらっています。
スチューデントシティ
本日、5年生が「体験型経済教育施設 Elem」において、「スチューデント・シティ」というプログラムを体験しました。コンパクトに再現した街の中で、子供たちが「売り手」と「買い手」、企業間の協力など、市場流通の仕組みや経済の働きを学ぶプログラムです。
今年は、平一小の皆さんと合同で行いました。
市長さんのあいさつで、いよいよ開始です。
「日本hp」(ヒューレット・パッカード社)
「いわき民報社」
「Super Sports XEBIO」
「常光サービス」
「いわき市役所」
「Honeys」
「東邦銀行」
「みんなの薬局」
「SECOM」
この「シミュレーション・シティ」を作るには、多くの大人の協力が必要で、本校からも8名の保護者の皆様にボランティアとしてご協力いただきました。
1回目の社内会議を終え、制服を着ていよいよお仕事(第1ピリオド)の開始です。
給与を銀行で電子マネーに交換し、交代で買い物をします。上手に使い切るため、メモで確認しながら買い物をすすめます。
2度目の社内会議では、1回目の反省をふまえ、改善点を話し合います。うまくいかなかったところや、売り上げを伸ばすための工夫等について話し合いました。
販売促進のため、ホワイトボードを使った宣伝広告や、新聞への広告掲載、他社とのコラボ企画など、様々な工夫・改善がなされ、活気が出てきました。
この後、昼食をはさみ、第3ピリオドに進みました。ボランティアスタッフとしてご参加いただいた皆様には、最後までご協力いただき、ありがとうございました。
この活動を通して社会の仕組みの一端を知り、「社会は相互に支え合うことで成立している」ということ等を感じてくれたらいいなあと思います。
クラブ活動見学
今日は、今年度最後の「クラブ活動」で、3年生が来年に向けて各クラブの活動を見学して回りました。
「体育クラブ」は、ドッジボールをしていました。
3年生は、きちんとお礼を伝えていました。
「パソコンクラブ」タイピングソフトの練習です。
6年生のタイピングの速さに、驚く3年生!
「音楽クラブ」 キセキの合奏を披露してくれました。
※ 演奏の様子を「動画Contentsページ」でご覧ください。
「ゲームクラブ」 ドロケー。泥棒が最初に起こしたゼスチャーをみんなが真似します。その様子を見て、真ん中にいる警察が、ドロボーを見つけます。
※ その様子を「動画Contentsページ」でご覧ください。
全校集会「みてみてタイム」
全校集会に先立ち、表彰がありました。
ユネスコ作文コンクール「優秀賞」の6年:鈴木さん。
福島県書きぞめ展「書きぞめ大賞」の2年:今泉さん、「書きぞめ準大賞」の6年:鈴木さん、「奨励賞」の5年:矢萩さん、校内書きぞめ会「金賞」を代表して、6年の大平さんに、それぞれ賞状と副賞を贈りました。
いわき市児童造形展「特選」の、1年:國井さん、5年:遠藤さん。
素晴らしい賞をたくさん受賞されたみなさん、おめでとうございます!
今日の「みてみてタイム」は、6年生の発表、6年間の思い出を発表してくれました。
学校生活や勉強が楽しくなってきた、1年生。
まち探検などで、地域のいろいろな人と交流した2年生。
学習発表会で「高久『笑点』」をやった3年生。そのうちの2つ、お題は「た・か・く」
「たんぼいっぱい、かかしいっぱい、くにいさんと田仲さんいっぱい」
「たくましい、おいらのかあちゃん、くいんしんぼう」 全校生、大爆笑でした!
「音楽祭」素晴らしい演奏に、担任の野口先生が感極まって涙を流しながら指揮をした、4年生。
宿泊学習の野外炊飯が楽しかった、5年生。
修学旅行のバスの中で、大盛り上がりだった「カラオケ」。6年生の無茶ぶりに、そのとき歌った「栄光の架橋」を熱唱する大平先生。
6年生の楽しい発表でした。
卒業まで、あと22日です・・・。
今日のひとコマ
5年生が、朝の陸上練習を始めています。
今年、大活躍した6年生を超えるため、早くも来年度を見据えています。これが、「伝統を受け継ぐ」ということなんだなぁと感じます。
大休憩の時間、3年生は今日も長なわの練習を続けています。頑張れ!3年生!
1年生は、昔遊びの「かるた」を楽しんでいました。
来週の「学力テスト」に向け、どの学年も、まとめの問題に取り組んでいます。
授業の様子
3年生の図工「ゴムの力」で走る自動車を作っていました。
オリジナルの自動車を作ろうと、デザインを工夫していました。
5年生は、来週20日(木)にElemで行う「スチューデントシティ」の事前学習をしていました。
「収支記録帳」の付け方を学習しています。普通預金から電子マネーへの移行…今の時代ですね。
20日には、5学年の8名の保護者の方々にも、ボランティアでご協力いただきます。よろしくお願いいたします。
6年生は、毎日、卒業式の歌の練習をしています。
卒業まで、あと26日です。
ギャラリー
3年生の作品「まほうの扉を開けると」です。
子どもたちの豊かな発想で、扉の向こうには思いもかけない世界が広がっています。
2年生の紙版画です。
人物を、表情豊かに描いています。
今日のひとコマ
1年生が、昔遊びを楽しんでいました。
竹とんぼ。みんな上手に飛ばしていました。
羽子板は、なかなか難しそうでしたが、あきらめず、楽しそうに遊んでいました。
6校時のクラブ活動。パソコンクラブは、ローマ字打ちでのタイピング練習ソフトで、時間を競っていました。
音楽クラブは、「キセキ」の合奏の練習。来週のクラブ活動見学で、3年生に披露するようです。
スポーツクラブは、サッカー。この時期は、霜が降りて校庭が使えないことも多いのですが、暖冬の今年は、そんな心配は全くありません。きれいになった校庭で、思いっきり楽しんでいました。
最後に、3年生の長なわ。目標としていた回数に届かず、涙を流して悔しがった3年生。なわとびコンテストは1月で終わりましたが、彼らはまだあきらめていません。自分への挑戦を続けています! 「頑張れ!3年生!!」心の中で、そう叫ばずにはいられませんでした。
全校集会「みてみてタイム」
初めに表彰を行いました。
「算数ジュニアオリンピック」で奨励賞に輝いた5年:鵜沼さん。快挙です!
「いわき市書写展覧会」で特選に輝いた子どもたちを代表して、6年:鈴木さんに賞状が授与されました。
高久・夏井地区青少年育成「教育講演会」において体験発表を行った、6年:松本さんに盾が贈られました。
今日の「みてみてタイム」は、1年生の発表でした。
最初のグループは、フラッシュカードでのスピード計算を披露しました。
※ その様子を「動画Contentsページ」でご覧ください。
次のグループは、詩の群読。作品は、まど みちお の「おさるが舟をかきました」。
※ その様子を「動画Contentsページ」でご覧ください。
次のグループは、「縄くぐり」。発表後に、6年生と対決しました!
※ 笑いあふれる結末は…、「動画Contentsページ」でご覧ください。
最後にみんなで、「ドレミのキャンディ」を、振り付きで、元気よく歌いました。
※ その様子を「動画Contentsページ」でご覧ください。
1年生の、学習の様子がよくわかる、バラエティに富んだ楽しい発表でした。
点字教室
「いわき点訳グループ」の 岡田 美子 様、三浦 郁子 様を講師にお迎えし、4年生で「点字教室」を行いました。
6つの点の凹凸で、様々な文字や記号を表す点字。一定の規則を教えていただき、理解はしましたが難しい…。
点字を打つ「書く」ときは、裏側から打ち出すため、「読む」の逆になります。それがまた難しい…。
実際の「点字を読む」ことに挑戦! …すると、子どもたちは、思った以上にすらすらと読んでいき、「あっ、しりとりだ!」と、書かれている点字のきまりまで見つけ出しました。
今度は、「点字板」を使って、点字を打って(書いて)いきます。
点字板に厚い紙と「定規」と呼ばれる道具をセットします。
点筆を握って、定規の小さなマスごとに、6点の配置を打っていきますが、読むときには裏返すため、書くときは「右⇒左」に打っていきます。
子どもたちは思った以上に上手で、「点字を打つ時の感覚がいい!」「楽しい!」などと口にしながら、点字を打つ作業に没頭していました。
※ 初めての「点字打ち」の様子を「動画Contentsページ」でご覧ください。
実際に、講師の先生方が点訳(点字で打ち直すこと)した本を見せていただきました。
点字には漢字がなく、紙も厚いため、どうしても大きく厚くなってしまうそうです。
手に取って感触を確かめてみると、指で凹凸を感じ読み取ることが至難の業であることを実感します。
(来客のため、写真はここまでですが…)この後、自分の名前を点字で打って、栞にしました。
時刻表やゴミカレンダーなど、目の不自由な方が生活に必要なものを点訳している「いわき点訳グループ」の皆様。こうした活動も含め、そのほとんどをボランティアで行っている皆さんの姿に、点字以上に大切なことを教えていただきました。
点字に興味を持った子どもたちは、缶飲料やシャンプー等のボトル、エレベータのボタンなど、身の回りにあふれる点字を探してみよう!と話していました。
昨日と今日の授業を通して、私たちの身の回りは、たくさんの「思いやり」と「優しさ」(人や物)であふれていることに気づかされました。自分たちもその「優しさ」の一部になれるよう、自分にできることから始めてみよう!そんな思いを新たにしました。
いわき点訳グループの皆様、ありがとうございました。
「体力テスト」好成績!
いわき教育事務所「体育専門アドバイザー」の、坂本先生と菊池先生が、本校の「体力テスト」の結果を説明に来てくださいました。 50m走や立幅跳び、ボール投げなど多くの項目で、県平均・全国平均を大きく上回る素晴らしい結果で、本校の取組の成果であると、おほめの言葉をいただきました。
また、本校の特設陸上部の活動や、地域の方々と連携した取組が認められ、今年度の「ふくしまっ子元気大賞」の受賞が決定しました。 こうした成果は、ご家庭や地域の方々のご理解とご協力の賜です。心より感謝申し上げます。
デフリンピック日本代表選手がやってきた!
5校時に、デフリンピック(聴覚障がい者のオリンピック)マラソン日本代表選手の、山田 真人(まさひと)様が来校され、4年生に授業を行ってくださいました。
初めに、フルマラソン2時間32分というタイムを持つ山田さんの速さを体感しようと、子どもたちと校庭2周対決を行いました!
風も強く、ものすごい寒さの中、給食をセーブするほど本気モードの子どもたちは、気合十分でした。
山田さんの軽快な走り。スピード化が進む長距離界の主流となっているミッドフット走法・フォアフット走法を、子どもたちは「跳んでいるよう」と表現していました。
ゴールで、山田さんとハイタッチ!
教室に戻り、山田さんの半生について、お話を伺いました。
加藤 純子 様が、手話通訳を務めてくださいまた。
北海道ご出身の山田さんは、1歳の頃に、40℃を超える高熱が続き、受けた注射が原因で聴力を失われたそうです。
陸上競技(マラソン)を始めたのは33歳のときだそうですが、何と、そのわずか2年後に、2度目のマラソンで2時間49分を出すという快挙には、驚きました!
その1年後には、デフリンピック日本代表に選出され、ローマ大会で4位になり、翌年には、別府大分毎日マラソンで、2時間32分をたたき出します。マラソンを初めてわずか4年での快挙! 恐るべき身体能力と精神力です!
聴こえないことで生じる「情報弱者」としての不便や、私たちにできることを教えていただきました。子供たちからも、たくさんの質問が出ました。
2012年には、オーストラリアのタウンズビルマラソンで総合優勝(障がい者の部ではありません)を果たします。
翌日の現地スポーツ紙の1面を飾られました。女子も日本人が優勝したことで「Japanese Double」と、大きく報じられました。
日本代表のユニフォームを着させてもらいました。
かっこいい~!!
みんなで記念写真も、「ありがとう」の手話で!
授業が終わると、「サインください!」の長い列が。サインをもらった子供たちは、嬉しそうにしながら、ちゃんと手話で「ありがとうございました」を伝えていました。
この授業を実現に導いてくださったのが、12月の「持久走記録会」でもお世話になった「光RUNいわき」の 大越 様です。本当にありがとうございました。
当初は「手話教室」として手話講師を招聘する予定でしたが、1時間だけ手話を学ぶこと以上に、聴覚に障がいをお持ちのトップアスリート山田様にお会いしてお話を伺うことの方が、遙かに「価値ある体験」になると考え、お願いしました。
子どもたちの「どうしたら速く走れますか?」という質問や、授業後にサインを求め殺到する姿には、障害のある方を「かわいそうな人」などと見る偏見はなく、本当に大切な「ノーマライゼーション」の考え方を学ぶことができたと感じています。本当に大切なのは、「知りたい・伝えたい」と思うこと、「分かり合おう」とすること、その先に手話の必要性があるのだと感じました。同じ人間として、困っている人がいたら助け合う、そんな当たり前のことなんだと。
山田さん、通訳の加藤さん、本事業を実現させてくれた大越さん、素晴らしい時間を本当にありがとうございました。
鼓笛練習
5年生が、鼓笛移杖式に向けて練習を行っていますが、今日のパワーアップタイムに、6年生が5年生のパート練習に参加し、アドバイスしてくれました。
「シンバル」や「大太鼓」、「中太鼓」、「小太鼓」は、鼓笛隊のリズムを作る大切なパートです。
※ 練習の様子を「動画Contentsページ」でご覧ください。
きれいな音色を奏でる「グロッケン」(鉄琴)。
メロディー(主旋律)を奏でる「キーボード」。
ドラムメジャー(主指揮)は、鼓笛隊のリーダーです。
「フラッグ」。シンクロした大きな動きが、鼓笛隊を華やかに彩ります。
6年生が、手とり足とり、細かなポイントも丁寧に教えてくれました。
「伝統を引き継ぐ」・・・、6年生の思いがこもった、練習でした。
凧あげ(1年)
1年生が、生活科の学習で作ったビール凧で、「凧あげ」を楽しみました。
以前は正月の風物詩だった凧揚げも、今ではほとんど目にすることがなくなりました。
今日は、ちょうどいい風も吹いて、凧あげ日和でした。
※ 子どもたちの凧あげの様子を、「動画Contentsページ」でご覧ください。
凧あげばかりでなく、雪合戦やそり遊び、木登りなど、私が子供の頃(40数年前)は当たり前だった「自然を生かして、自然と遊ぶ。」そんな経験が、今では貴重な経験になっているのだと改めて感じました。
心地よい風と戯れる子どもたちの笑顔が、お日様の光で一段と輝いて見えました。
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