校長先生の講話です。
「年明け早々、本田圭祐選手が、イタリアのACミランという一流のサッカーチームに入団しました。彼は、小学校の卒業文集に『ぼくは将来、イタリアのセリエAのサッカークラブに入団し、10番をつけて世界一になる』と書いたそうです。
あまりにすごい話に『自分には無理・・・』と考えがちですが、いわきにも小林研一郎(指揮者)のような人や、秋吉久美子(女優)、高萩洋一郎(サッカー)、あかつ(お笑いタレント)もいます。決して夢物語なんかじゃなくて、努力するかしないかです。
好間四小の先輩に〇〇〇〇さんがいます。〇〇さんは国際A級レーサーとして日本、いや世界中でバイクレースに参加し、活躍しました。中学校当時、柔道部に入部した彼は腕の力が弱くて、腕立て伏せができませんでした。しかし、毎日寝る前に必ず腕立て伏せをやるよう顧問の先生に言われ、3年間やり通しました。その結果、彼は柔道部の中で一番腕立て伏せができるようになり、試合でも勝てるようになったのです。素直に努力を続けることは、バイクの世界でも実践され、日本中で活躍したレーサーになることにつながりました。
誰しも、夢や目標を持ちますが、それが実現されるか否かは、それに向かって努力し続けられるかどうかによるのです。口先でなく、強い意志で目標に向かって努力し続ける先に、栄光(夢の実現)は待っています。」
子どもたちは、いつもにもまして真剣に聞いていました。