できごと

ノート・レポート わすれられない おくりもの

      
 今日の読み聞かせ(上学年)は、「わすれられない おくりもの」でした。4年生の子どもにあらすじを聞いてみました。

 
 何でも知っているアナグマは、いつもみんなから頼りにされ、みんなから好かれていました。でも、秋の終わり、年取ったアナグマは自分がもうじき死んでしまうことがわかりました。そして、ある夜、アナグマは夢を見ながら死んでしまいました。「長いトンネルのむこうに行くよ、さようなら アナグマより」という手紙を残して――。かけがえのない友だちを失い、残された仲間たちは悲しみでいっぱいです。みんな、どうしていいかわかりませんでした。
 春が来て外に出られるようになると、みんなは互いに、いろいろなことを教えてくれた優しいアナグマの思い出を語り合うようになりました。

 これから子どもたちは、かけがえのない人との永遠の別れに必ず遭遇するでしょう。そのときに、この絵本を思い出せば、少し心が軽くなるかもしれません。よい本と出会うことができました。