こんなことがありました

出来事

校内限定、PTAバザーを開催します!

本日27日(金)の日中は穏やか陽気の下、大休憩時は上校庭で先輩後輩が一緒になって秋探しをしていました。「この柿は食べられるの?」と聞いてきた1年生に「もちろんだよ!」とお答えしたところ、6年生に「だめっ、渋いからね!」って叱られてしまいました。

そんな6年生も「あら、カリンを割ったの?中身を初めて見た!」と1年生をヒーロー扱い。「ジャムにしたら美味しいよ!」って教えたら、「また変なことを教えないでください!」とのことでしたが、カリンジャムは本当に美味しいんですよ!

さて今日も日中からPTA執行部・施設委員の皆さんが来校し、明日28日(土)に開催するPTAバザーの準備を着々と進めていました。この2週間、毎日活動してくださいました。本当にありがとうございます。

まさかの夕立でございます!雷が鳴る中ではありましたが、体育館はバザー会場となったしだいでございます。ご協力いただいた物品の販売準備、完了でございます!

様々なアトラクション?もスタンバイOK!でございます。

映えスポットもございます!

単にバザーという以上にフェスティバル会場といったイメージ。これまでのご準備ご苦労様でございました。

学校関係者のみの開催ではございますが、明日10:00OPEN!どうぞよろしくお願いいたします!

4年生音楽科、白木先生に魔法をかけていただきました!

10月25日(水)、特別非常勤講師の白木啓子先生によるレッスンが行われました。4年生は今年3回目、最終回でございました。

白木先生の授業を見る度に、自分の至らなさを痛感するのでございます。野球部の顧問だった時、チャンスの場面で「気合いで打て!」とか、ピンチの場面で「ビシッと投げ込め!」とか言っていたのですが、チャンスの場面で打てるように、或いはピンチの場面で自分のピッチングができるように子どもたちを育ていなかったんじゃないか...と。白木先生は子どもたちが課題曲を演奏できるように、そして音楽に親しみを持ち楽しめるようにと、優しい声でポイントを分かりやすく解説して、本日も素晴らしい授業を行ってくださいました。

♪とべとべとんび空高く~から始まる唱歌「とんび」のレッスンでは、子どもたちの歌声を聴いてすぐに課題を見つけてご指導くださいました。それは「ピンヨロ~」の「ヨロ~」のところ。トンビが大空高く飛んでいる景色を表現するためにはどう歌えばいいかな?ということで、「ピンヨロ~」と歌うのと「ピンヨオロオ~」と歌うのではどちらがいい?と子どもたちに問いまして、当然後者の方がふさわしいわけで、それが丁寧に歌うということなのよ!と優しく導いてくださいました。そうか!となった子どもたち、その通り意識して歌ってみると、できた!わかった!となりまして、自然と歌う楽しさを味わっていきました。

リコーダーでは「アニメ音楽から始めるといいのよ!」とのことで、前回、白木先生の素敵な歌声を聴かせていただいた「もののけ姫」を通じて、お手本を示しながら子どもたちの技に磨きをかけてくださいました。やっぱり背筋を伸ばした方がいい音を出せる!という気づきもありましたね。

私たちは白木先生のご指導を「魔法」と呼んでいるのですが、今回も4年生はすっかり白木先生の「魔法」にかかってしまいました。最後に歌った校歌、♪長倉、われが母校~の箇所は音階が上がって難しいのですが、今日は子どもたちはきれいな裏声を響かせて、しかも苦しそうではなく楽しそうに歌う姿へと変身!今年も子どもたちに音楽の魔法をかけてくださり本当にありがとうございました!

街頭募金活動へのチャレンジ、そして学びへ!

台風13号災害にかかる「助け合いの心を行動に表すプロジェクト」の続報でございます。プロジェクトの一環として代表委員のメンバーが、10月25日(水)街頭募金活動にチャレンジしました。出発前、いざ気持ちをひとつに!

JR湯本駅前では学童クラブの皆さんが待っていてくれて一番に募金をしてくださいました。商店街やご近所の皆様をはじめ、ビジネスマン、旅行でいらした方、タクシードライバーさん、そして高校生のお兄さんお姉さんにもご協力いただきました。ありがとうございました。

募金活動を通して、たくさんの言葉が交わされていたのが印象的でした。旅行者の方から「何の募金?」「台風です。僕たちは大丈夫だったんですけど、宮小学校と菊田小学校が被害に遭ってそれで...」「大変だったね、じゃーこれを届けてね!」「ありがとうございました!」、男子高校生グループは照れくさそうに一人が入れるとオレもオレもって協力してくださり、最後に「がんばってね!」のひと言が格好よくて...。中には「僕、宮小出身なんです。ありがとうございます!」と申し出てくれる高校生もいました。

マルト釜の前店様には、学区内ということもあって代表委員のチャレンジを支えようと多くの仲間が集い、活動に協力してくれました。お買い物にお越しになったたくさんの皆様に募金していただき、「ごくろうさま!」「えらいね!」「がんばってね!」のお声かけをいただき、子どもたちを励ましてくださいました。ありがとうございました。

募金の御礼にと、やまなし学級のみんなが準備してくれた千日紅のミニブーケは、あったかい気持ちと笑顔を運んでくれていました。

そして本日26日(木)、全校集会にてチャレンジの様子を全校生に報告しました。参加した代表委員からは、「思っていた以上にたくさんの人が募金してくれて嬉しかったです!」「応援に来てくれた人がいて嬉しかったです!」「一人はみんなのため、みんなは一人のために、協力してできました!」。そして「チャレンジすることが大切、あきらめない。そんな長倉小にしていきたいです!」との感想。初めはなかなか声が出なかったけど、やっていくうちに段々と声を出せるようになって、最終的に声が枯れてしまいましたね。素敵な学びをえることができました、拍手!

また、この報告を受けて6年生は、「自分も人のために何かしていくことを大切にしていきたいです!」とお話しくださいました。時間がなくて一人のみの発表となってしまいましたが、代表委員のチャレンジを受けて感じたことや考えたことをこれからの生活に活かしていっていただきたいですね。

趣旨に賛同してご協力いただいたJR東日本様とマルト釜の前店様、私たちと協働で子どもたちのチャレンジをお支えいただいたPTA役員、保護者の皆様に感謝申し上げます。そして、募金をしてくださいました皆々様に改めて感謝申し上げます。引き続き、皆様からいただいた思いや願いを宮小学校・菊田小学校、そして社会福祉協議会にお届けするまで、子どもたちのプロジェクトを応援して参ります!

畳の上でのおはなし会2023、4年生編

10月24日(火)、図書館ボランティアの皆さんによる「おはなし会」を開催。畳の上!がウリなんです。4年生もこうして上履きを脱いで、リラックスした雰囲気で聴かせていただきました。本日のラインナップはこちらでございます。

まずは大型絵本「ここが世界一」。美しい写真とともに世界の高い山、広い砂漠や川等々が紹介されていきました。その中でもやっぱり富士山の美しさが際立っていたでしょうか。でもその2倍以上の標高のエベレストの高さには思わず「すっげー!」のつぶやきが。社会科の地図を思い浮かべながら、自然のスケールの大きさ、ダイナミックさを感じ入ることができました!

 続いて「ごちゃまぜカメレオン」。初めは「カメレオンのお話ね」と軽く思っていた子どもたち。カメレオンが無い物ねだりをしていくうちに体も色もへんてこりんな姿になっていく様を見て「お~!」「マジかよ!」「おもしれー!」と声を上げて喜んでいました。エリック・カールさんによるコラージュの技法で表現されたカメレオンの姿がさらに子どもたちの心をいっそう躍らせていましたね。

次に中国の昔話「むかしむかし とらとねこは」。虎が身近な存在である中国ならではの物語ですね。こちらの大島英太郎さんの挿絵も素晴らしく、擬人化された虎と猫、それぞれの立場の表情が見事に表現されていて子どもたちの心に刺さりましたね。集中してストーリーを追いかけていましたね。クライマックスの猫の賢さにみな納得でございました!

続いて沖縄の小学1年生が書いた詩「へいわってすてきだね」。長谷川義史さんの温かみのあるイラストが平和の大切さを視覚に訴えかけてくれます。そしてボランティアさんの語りが素敵。子どもたちにもきな臭いニュースが届いている昨今、子どもたちなりに平和がいい!平和になれ!って考えている様子がうかがえました。

最後の大型紙芝居「おとうさん」は、親子の絆を実感させてくれるインドネシア・スマトラ島の民話。物語を読む4名のボランティアさんの技によって、子どもたちの頭の中は、魔物の名前「マンガラン・グリーン・ベクー」がぐるぐると。迫力あるストーリーに夢中になって思わず正座をしちゃったりして。物語の顛末を聞いて、よかった!よかった!となりました。

最後はボランティアの皆さんからお楽しみのプレゼント。手をあげた児童を前に招いて、「ブタさんが真ん中の部屋に居るけど、3回まわると移動するのよ!では回ってみて...」ということで「はい!あーら不思議!」。子どもたちも何となく顛末は分かっていたものの、実際に見てみるとビックリ!でございました。その名も「ふしぎな部屋」とのこと。一人ひとりプレゼントされて大喜びでございました。 

どういうこと?っていう方もおりましたが...。

今回もボランティアさんの緩急のある読み聞かせのテクニック、お見事でございました!笑顔で教室に戻っていく4年生、心にしっかりとビタミンが注入された模様。ありがとうございました!

明日25日(水)、街頭募金にチャレンジします!

過日お知らせしました代表委員会による台風13号災害にかかる「助け合いの心を行動に表すプロジェクト」。その一環として実施してきている募金活動。明日、子どもたちがPTAと連携して、街頭募金にチャレンジします!お時間がございましたら、ぜひ子どもたちにエールを送ってくださいますようご案内いたします。

【実施日時】
令和5年10月25日(水)
16:00~16:30

【実施場所】
A班:JR湯本駅前歩道
B班:マルト釜の前店様出入口前

今日はお昼の時間にリハーサルを行いました。どうしたら自分たちの気持ちが伝わるのか?呼びかけのセリフは?募金を入れてくださった方には何て言って感謝の気持ちを伝えるの?...。実際やってみると、ムズイなぁ、緊張するけど...等々、明日に向けて心の持ち様も含めてみんなで確認し合いました。さあ、いよいよ明日チャレンジだ!

また、嬉しい出来事が。やまなし学級の子どもたちが「自分たちにできること」として、畑で育てている綺麗な千日紅のお花を摘んできて、ミニブーケを作ってくれました。「これを募金してくれた人に渡してほしいです!ありがとうございましたって!」とのこと。なんと優しい心遣いでございましょう。ぜひお届けして参りましょう!

これまでご家族ご親戚の皆様、保護者のご勤務先の皆様、ご近所の皆様、さらには学校にお越しになる業者の皆様..、子どもたちの呼びかけに応えて募金をお寄せくださいました。おかげさまで事務室前の’天才募金箱’は、皆様の善意によりだいぶ体重が増してきております。本当にありがとうございます。

集めた募金は、プロジェクトのもう一つの取組として全学級が参加して作成した「応援フラッグ」とともに、被災したいわき市立宮小学校といわき市立菊田小学校、いわき市社会福祉協議会にお届けして参ります!

10月23日(月)、新しい一週間のスタート!

今朝も子どもたちは校庭に出て元気に朝ランにチャレンジ!活気ある一週間となりそうです。

3年生は、毎朝の日課、畑に出て観察をしていました。「コットン、またこんなにたくさん獲れた!」「ちゃんと拾ってね!」、「パプリカ?」「ちがうよピーマンだよ!」、「オクラはまた花が咲きそう!」「本当だ!」と、子どもたちと先生との会話が弾んでいてじつに楽しそうでございました!

続いて週3回の読書タイムへ。さっきまでの賑わいはどこへやら。学校中が物音ひとつしない時間です。こちら2年生。本を立てて姿勢よく読む姿がしっかり身に付いていますね。

さて午前中の授業の様子を。1年生は算数で足し算の学習。「6を◯と◯に分ける!」と言いながら、確かめ方をペアになって説明していました。それを観察しながら子どもたちの理解の様子を身を乗り出して確認する先生も素敵。子どもたちは足し算ができるようになった!と意欲満々、どんどんチャレンジしていました。

やまなし1組では、国語の漢字の学習。電子黒板で漢字の部首を確認して、ノートに正確に書くことにチャレンジしていました。マス目いっぱいに大きく書いて、どんどん漢字を覚えて参りましょう!

4年1組は体育でマット運動、前転連続3回にチャレンジ。初めは先生の補助を受けるも徐々にコツをつかんで単独でできるようになって笑顔へ。自信がついたのですね!そして決めのポーズ!昭和世代としてはこの決めのポーズは大事にしていただきたいと願う次第でございます。

4年2組は算数。計算の順序を整理しよう!ということで「8-9÷3×2」といった四則演算が混ざった計算にチャレンジ!はじめに全員で確認した後は演習問題へ。担任の先生に質問をする姿、T2の先生に自慢気?不安?な様子で確認してもらう姿、100%納得がいくまでTryしていました。「ここをこうするとどう?」「もう大丈夫だね!」等々、先生の言葉掛けってやっぱり大事ですよね。

5年生は国語、「互いの立場を明確にして話し合おう」というめあての下、教科書を読んで話合いのポイントをインプットする授業。途中、廊下から辞書を引っ張り出してきて、本文を読んで意味の分からない語句について調べていました。ノートを見るとシンキングツールも使っていて語彙を増やそうという努力の跡がうかがえました。

6年生も国語で、「進行計画にしたがって話合いを進めよう」とのめあて。進行、発言者、記録と係分担をして、本校の学校行事「長小パーク」における学級の出し物について話し合っていきました。子どもたちは話合い活動をくり返す中でコツを見つけ、力を高めていくことでしょう。6年生もシンキングツールであるフィッシュボーンを用いて、グループの意見を構造化し、授業を積み上げている様子がうかがえました。

最近、本校児童の書く力が高まってきているように思います。5・6年生の掲示板を見ると「学習発表会を終えて...」をテーマにした作文・感想文が綴られていまして、量も質もぐんと伸びたように感じます。「書きたい!」が溢れているようで、普段の授業と行事が見事にリンクしているからではないでしょうか。

先生方の花丸も子どもたちを大きく元気づけていますね!今週も健康第一、授業に行事にチャレンジして大きく前進して参りましょう!

合掌、長倉小学校殉難児童3名の100回忌集会

「磐﨑第一尋常小学校(本校の旧校名)秋季運動会開催前に際し、大正13年10月10日、校庭整理の為、児童は欣然土砂発掘に従事せしか、突然上側部土層崩壊し、職員諸氏の百方応急の処置も其の効無く、第6学年児童、橋本俊男、宮本常次郎、本田正二の3子は薄命遂に幽界人となれり」

これは、本校正門横にある「殉難碑」に記されたものです。今年は数え100年を迎えましたので、10月17日(火)、PTA役員、学校評議員、そして亡くなられた宮本さんのご親戚の方々をお招きして全校集会を開きました。

校長から述べさせていただいたこと、「今から99年前に学校で3名が災難に遭って尊い命が失われてしまいました。本校は以前、湯台堂の頂上ありましたのでそこで起きた悲しい出来事でした。今日は、この3名の先輩方がこれから先も安寧にお過ごしいただくようにお祈りするための集会です。私たち長倉小学校にかかわる者は、まずはこの悲しい出来事を知り、この先もずっと伝え続けていくことが大切です。また、私たち大人は、未来を担う子どもたちが毎日安全に、安心して暮らしていけるようにしていかなければなりません。児童の皆さんは、毎日元気に登校し、仲間と生き生きと学習に励み、何かにチャレンジしている姿をお見せしていくことが何よりも3名の先輩方へのご供養になると思います。これからも一日一日を大事に過ごして参りましょう」

悲しい出来事が起きたのは10月10日で紅葉が始まった頃だったでしょうか。同じ景色の下、99年前に思い寄せて黙祷を行い、花を手向けさせていただきました。

そして、3名の先輩方を弔い、現在の長倉小学校の元気な姿をお届けすべく、5・6年生によるながくらの鼓笛隊によって校歌を演奏させていただきました。青く澄み渡った秋空に向けて、いつも以上に思いを込めて、いつも以上に溌剌と!

代表児童の言葉「私は100年前に長倉小学校で運動会のために作業をしていた3名の児童の方々が事故で亡くなられたことを知りました。長倉小にこのような歴史があったことにとても驚きました。このことを考えると、私たちが当たり前のように、毎日勉強をしたり、友達と楽しく遊んだり、学習発表会で劇やダンスをしたりすることができていることは、とても幸せなことなんだと思います。そして、今の長倉小学校では事故もなく安全に過ごすことが出来ていることに感謝したいと思います。これからもこの気持ちを忘れずに、毎日を一生懸命に過ごしていきたいと思います。3名の先輩方、ぜひこれからもずっと私たち、そして後輩たちを見守っていてください」

毎年、運動会を前にPTA役員の皆様とお線香を手向けて参りました。引き続き、殉難児童3名と当時関係した皆様の悲しみに思いを寄せる機会をつくって参ります。皆様、本日はご参集ありがとうございました。

学習発表会2023を開催!後編

5年生までの発表は、照明を使わず、小道具類も最小限にしました。それは、本校で育てる「4つの力」を発揮している子どもたちの姿、すなわち成長の成果をストレートにお届けしたかったから。いかがだったでしょう?

一方、小学校最後の発表会に挑んだ6年生は思う存分どうぞ!ということで、役者のみならず、ナレーター・照明・音響・PC操作というスタッフも設定し、全員で道具類を制作したりお借りしたりして、34名で超大作「平家物語」を上演しました。劇中でも語ってくれましたが、国語科や社会科、そして道徳科での学習を通じて、武士の生き様を体感してみたくなったのだそう。まずはステージをしっかり支えて活躍していた皆さんです!

物語はまず一ノ谷から「鵯越の戦い」のシーンでスタート。赤い旗印の平氏はステージ下に陣を構え、白い旗印の義経と弁慶がいる源氏はなんと体育館ギャラリー右上段に突然登場!まさに崖の上。

颯爽と崖から下ってきた(階段を下りてきた)源氏。お互い鬼気迫る言い合いと館内を立体的に使った演出で冒頭から臨場感をたっぷり味わわせてくれました。

源氏の勢いに押された平氏は敗走。ここでステージ上の二人の武士に注目、平敦盛と熊谷直実の一騎討ちの場面「敦盛の最後」でございます。二人の表情や仕草、そして会話のやり取りにより館内は静寂に包まれまして、事を成し遂げた真実の切ない立ち姿から、戦の無常さを皆で感じ入った次第でございます。

続いて会場の空気は一転し「屋島の戦い」へ。ここではブルーシートを上下にダイナミックに揺さぶって波を表現!場面転換と臨場感を大きく感じさせる演出がお見事。その中で対峙する源氏と平氏、劣勢に陥った平氏は船で海へ退却、アリーナ左後方へ移動していきました。

すると平氏の船から一面の扇が掲げられました。「扇の的」のシーンでございます。ステージ上で弓を構える那須与一、「願はくは、あの扇の真ん中射させてたばせたまへ...」と呟いき、目をカッと見開いて...。「弓は強し、浦響くほど長鳴りして、あやまたず扇の要際一寸ばかり置いて、ひいふつとぞ射切つたる。かぶらは海に入りければ、扇は空へぞ上がりける」とはナレーター、放たれた矢を手に必死に走る黒子、そして姫が掲げた扇が空に舞い上がりました。

ボリュームを絞ったスポットライトが与一と扇を照らし、放たれた矢を追うもう一つのスポットライトが。すべてのタイミングがピタッと決まって、静から動への緊迫のシーンを見事に演じ切りました!

場面はいよいよ「壇ノ浦の戦い」へ。ブルーシートの波はいよいよ激しくなり、合戦の最後の場面へと誘ってくれました。姿勢の高低と木刀の重なる音で戦いの激しさを表現。義経の八艘飛びを経てついに追い込まれた平氏は一人ひとり海の中へ...。これまで平氏を率いてきた教経も義経と一対一の攻防を繰り広げるもやがて..。ステージからブルーシートに覆われたマットに向けて飛び降り、平氏の無念さを一人ひとり表現しました。

ラスト、8歳の安徳天皇が「どこに連れて行くの?」と尋ねると、二位尼は「波の下にも都はあるのですよ!」と諭し、三種の神器とともに入水...。そして「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり...」の朗読。鐘の音も響き渡り、無常観が...。上演後も館内にはその余韻はしばらく続いていました。

超大作を演じ切った6年生に改めて大きな拍手を!それで本作品は、現代を生きるユーチューバーが過去にタイムワープをして源平の合戦を取材するというスタンスで演じられました。まさにZ世代の6年生!そうすることで現代社会を過去の視点で捉え直すことができたもよう。ユーチューバーがラストに語った言葉、「初めは鎧や戦いがかっこいいくらいしか考えてなかったけど、自分の信念を貫く生き方がかっけぇよ」「こうして日常を過ごしていると忘れちゃいそうなんだけど信念は簡単なことでいいと思うんだよね。卒業に向けて毎日を精一杯過ごそうとか」「なるほどね、今まで何となく過ごしてきたね」という気づきを述べていました、素晴らしい!最後に、チャンネル登録と高評価を!と呼びかけるところもなかなかでした。

 

学習発表会2023。先生と子どもたちが心を通わせて積み上げてきた学校生活の成果を見事に表現し、やり抜きました。いつも子どもたちに寄り添い、最善を尽くす先生方にもいつもいつも感謝でございます。

スローガンは「君が主役 歩みだそう 感動の舞台へ!」。まさに先生方も含めまして一人ひとりが主役でございます。ここまで成長してきた皆さんですから自信をもって次の一歩を踏み出して参りましょう。長倉小学校はこれからも「育てる4つの力」をどんどん使って、さらなる高みを目指して前進して参ります!

学習発表会2023を開催!中編

4年生の劇は「寿限無」。長~い名前にまつわるストーリーを滑稽に表現するというもの。’くまさん一家’に待望の男の子が生まれ、和尚さんに付けられた名前が寿限無寿限無~。8年が過ぎて近所の子どもたちと遊ぶのですが、長い名前がネックとなって様々な騒動が...。落語でお馴染みではありますが、独りではなく、37名でその滑稽さを表現したところがお見事でございました!衣装も素敵でしたね。

ポイントは、キャスティングの妙でございましょう。4学年は学級は複数でございます。時には仲間、時にはライバルという間柄でございます。で、今回は全員が一致団結し、寿限無の滑稽さを表現しようと全員がシナリオを理解し、この役は○○、あの役は△△、□□の存在感は欠かせない...といった話合いを積み重ねてきたのだと思います。まさに、先生方と子どもたち、子どもたち同士の対話と合意・納得です。

そしてクオリティを高めようと夢中になって練習しましたね。いくら先生にダメ出しを出されても...。先生も含めた4年生の底知れぬパワーに拍手でございます!

 

 

いつもテンション高めの5年生は、表現「Dance Dance Dance!」を披露。全身を使って表現したい!という子どもたちの思いをベースに、子どもたちが習い事をしているというダンスをベースに内容を構成しました。

まずはフラダンス。南国サモアの「カタカタマイ」の曲に乗せて、艶っぽく!

続いて男子ングチーム。「GO!GO!サーフィン」に乗せて軽快なダンスを披露!途中のサーフボードに乗っての自己主張、その団結した妙技?!に会場は笑いの渦に引き込まれていきました。

そしてチアダンスは「ゴリエちゃんMickey!」。あふれ出てくる元気とパワーを曲に乗せて見事に表現していました。男子も加わり、ラストはアクロバチックな技を全員で決めましたね。圧巻!でございました。

5年生は、ただ踊りたかった!というわけではありませんでした。冒頭の動画で、「フラダンスは炭鉱閉山を機に誕生した、いわきの伝統文化です!」という学習のまとめ、「チアには、応援や励ます、元気づけるという目的があります!」という今回の発表への意気込み、そして「誰かを応援するということは私たちも元気になる!」という気付きを語っていました。後日お伝えしますが、5年生はこれまでの学びを踏まえた奥深い表現をしたのでした。お見事!

学習発表会2023を開催!前編

10月14日(土)、公開学習発表会を開催しました。延べ600名近いご家族のみなさにお越しいただきました。ありがとうございました。さて、各学年の発表を記録して参りましょう。

1年生は劇「くじらぐも」、国語の教科書のストーリーをベースにメルヘンチックな世界観を表現していきました。体育の授業中にくじら雲を発見「乗ってみたいな!」とみんなでジャンプ。「30㎝しか跳んでないよ!」とくじらさんに指摘されながらも見事にチャレンジ成功!そしてくじらとともに大空を泳いで市内を遊覧。一人ひとり大きな声で話をし、体いっぱいを使って満面の笑顔でダンスをして、エンディングで「青い空に絵を描こう」を歌う姿から、みんな仲良く楽しく毎日を過ごしてきていることが伝わってきました。校内発表会の時は「楽しかった!」と言っていましたが、今日は家族のが見えるから「緊張した!」んだそうです。

小学生になって初めての発表会に向けて様々な準備をしてきた1年生。どんな思いで発表するか?実際にやっていてどうだったか?など先生や友達と会話し、語彙を増やし、創造力を働かせながら日記を書いたり絵を描いたりしてきました。その成果を存分に発揮していましたね。大成功でございます!

2年生も国語の教科書「スイミー」をベースにした劇を発表。ナレーターの朗読によりスイミー、マグロ、クラゲ、イセエビ、そしてウナギ!と続々登場。2年生が頑張ったことはそれぞれの生き物を演じる中で、友情、恐怖、孤独、励まし、団結といったテーマを見事に表現したところ。楽器演奏も上手でしたね!よって短編映画を見ているような気分にさせてくれました!2年生は今年度演劇ワークショップを3回経験してきました。出されたお題についてチームで話し合い寸劇を創作してきたという経験が発揮されたように感じました。

開演前にご家族に向けて今日の目標を即興で話してくれましたね。これからも自分の思いを相手に伝え、話し合いながら、どんどん大きく成長して参りましょう!最後にみんなが歌った「虹」、気持ちが伝わってきて感動しました!

3年生は音読劇「三年とうげ」。♪三年峠で転ぶでない、三年峠で転んだら、三年きりしか生きられぬ~というシリアス?!な歌を歌う場面から始まっていきました。何といっても全員が背筋を伸ばして姿勢よく座っていたところ、背景の素晴らしい峠の絵と相俟って見ごたえありましたね。姿勢がいいからお腹に力が入ってはきはきと朗読することができ、大きな口を開けて歌い上げることができたのでしょう。日頃の学級生活が垣間見えましたね。おじいさんが転ぶシーンは思わず「危ない!」と言ってしまいそうなリアルさとコミカルさがあって面白かったですね。前転を繰り返しコロコロ転がりまくっていたおじいさん役のお二人、お見事でした。

気付けば、今年はどの学年も集音マイクを使わずに発表していました。本校では今年度「育てる4つの力」を設定し、子どもたちと共有しながら生活してきましたが、その成果かな...と嬉しく思った次第でございます。

学習発表会2023、ともに成功に導いて参りましょう!

会場の様子についてご案内いたします。登場するのは出演を懇願してきた源氏と平氏役の皆さんとユーチューバー的なお二人、6年生の皆さんです。

【入場前の待機所】体育館通路に表示があります。入場チケットをお持ちになり慌てず並んでお待ちください。入場口はこちら。退場は体育館後方からとなります。

【観覧エリア】前方より、床席・来賓席・イス席・立ち見エリアの順に設置しました。両サイドに三脚立てカメラエリアをつくりました。なお、6学年の劇では両サイドのカメラエリアが十分にとれなくなりますのでご留意ください。

【三脚立てカメラでの撮影時の共通理解】前後の方とお互いに心と会話を通わせて、ご配慮お願いいたします。

なお、全校をあげて同時進行でチャレンジしている台風13号募金。明日、6年生が宮小学校と菊田小学校への募金の呼びかけをしたい!とのことでございます。「天才募金箱!」を手に呼びかけますのでご協力いただけたら幸いでございます。重ねてよろしくお願いいたします。

今年のスローガンはこちら。これまで担任の先生とともに「4つの力」をフル活用して学校生活を過ごしてきたすべてのパワーを発揮いたします!学習発表会2023、乞うご期待!

いよいよ学習発表会2023、開催!

10月11日(水)、校内学習発表会を開催しまして、全学年、本番さながらの演技を発表し合いました。ステージ上の写真は明日の本番をお楽しみにということで...。特にトップを切って登場した1年生、その勢いある見事な演技に先輩たちはあっけにとられてしまい、すごい!やばい!プレッシャーになる!等の声があがっていました。

また、ラスト6年生の「平家物語」。会場のタテヨコをフルに使った重厚感溢れるダイナミックな演劇は圧巻!1年生も自然と背筋が伸びちゃって、どっちが勝つの?今のって海に...と自然につぶやきが出ていましたね。さすがは6年生でございます。お互いの発表を見せ合って、大きな刺激をいただきました。

会の終わり、記録カメラ席にてすべてを観ていた教頭先生が講評。「短期間でよく頑張ってきましたね。でも、今日が本番ではありませんよ!」の呼びかけにハッとした子どもたち。残りの時間を大事に使って最高のパフォーマンスをしよう!という思いをもって終了となりました、さすが教頭先生!

そして本日13日(金)、公開学習発表会を明日に控え、今日はお昼の放送で各学年の意気込みを改めて伝え合いました。

1年生、『くじらぐも』の劇をやります。大きな声を出して頑張ります!

2年生、『スイミー』の劇で僕たちが頑張ってきたのは、声と動きの大きさです。遠くに人にも聞こえるようにやります!

3年生、みんなで『三年とうげ』をやります。気持ちが伝わるように心を合わせてしっかり表現します。他の学年の発表も楽しんでください!

4年生、劇『寿限無』をやります。長い言葉を唱えるシーンがたくさんあります。長い言葉の正体はいったい何でしょう?役になりきって面白おかしくやります!

5年生、『Dance! Dance!Dance!』をします。ダンスを間違えたり忘れたりしてしまってもキレキレで皆さんを楽しませてみせます!

6年生、劇『平家物語』をやります。今から約千年前の源氏と平氏の物語、見どころはやはり屋島の戦いと壇ノ浦の戦いですかね。一人ひとりが演じきりますので応援してください!

若干カンペに頼るシーンもありましたが、ほぼノー原稿で学年の思いを述べているところに子どもたちの意気込みを感じました。進行の6年生、「各学年の皆さんのやる気が伝わってきましたね。見に来てくれる家族に最高の姿を披露しましょう!」の呼びかけに「Oh~!」と応え、全校生が心を一つにしました!

 明日が楽しみでございます!

やまなし2組、みんなで考えたすごろくにチャレンジ!

10月12日(木)のやまなし2組。2年生から4年生が一緒に暮らしています。本日は、コミュニケーションや環境把握等の生活力を養うことをねらいとして「すごろくを作って遊ぼう!」にチャレンジしました。全体でめあてを確認したら、続いて「約束を守る」「ふわふわことばを使う」等一人ひとりの目標を宣言してすごろく会場への移動となりました。

このすごろくスタジアムどうですか?素敵ですね。子どもたちとの話合いを重ねてこのようなレイアウトになったとのことでございます!

ではスタート!サイコロを振って、コマを進めて1・2・3...、そこには3色の色紙がありまして、赤は「お話カード」で書いてある質問についてのお話をして、黄は「ジェスチャーカード」で書いてある通りのジェスチャーを、青は「じゃんけんカード」でカードに書いてある人とじゃんけんをするというもの。クリアすればさらに前進できる特典付き。このルール、それとカード作成は子どもたちがあーだこーだ言いながら作成したとのこと。

こちら、サイコロを振ったら黄色のジェスチャーカードに到達してカードをめくったら...。

どうやらゴリラポーズが書かれてあったようですね。

「うわー、誰だよ、こんなカード作ったの?」とか言いながら、カードの指示に従って活動して楽しい時間を過ごすことができました。徐々にサイコロを振る手に力が入っちゃってね。

 

まとめでは、一人ひとりの目標を達成できたかの確認。そして、お互いのよさを認め合おうじゃないか!ということで、「がんばり賞」の作成へ。割り当てられた相手のよかったことについて記述し、賞状を渡し合いました。改めて相手のことについて目を向けて見ると、たくさんの気づきがあったようですね。全員しっかり賞状を作成することができました。

それでは賞状の贈呈を!もらった方も渡した方も照れてしまって...。ふだんトラブルもある間柄ですが、ほんわか温かい時間が流れておりました。「なんて書いてあったの?」「えへへ...」って先生との会話もいいですよね。本日の授業の振り返りの時間となっていました。

お片付けをしてして終了となったのですが、さすが一番年上の4年生、道具類を支援員の先生と整理整頓をして担任の先生へお届け。先輩としての責任感の強さでございましょう!

なお、本日は担任の先生の授業研修でございました。やまなし1組の支援員の先生もお越しになって一緒に研修をしました。「勉強になります!」ととても前向きな支援員の先生、いつも大変お世話になっております。ありがとうございます!

授業後の担任の先生、「子どもたちのいいところをよく見て、もっともっと頑張っていかなければ!と改めて思いました。」とのこと。試行錯誤の日々とのことですが、その思いを授業で伝え続けてきてくださったので、こんなに子どもたちのアイディア満載のすごろくをつくることができたのだと思います。

そしてすごろくのコマや活動の仕方は個性そのもの。面白いですよね!それらを受け止めて、これからも一緒にチャレンジして参りましょう!

ポップコーン用とうもろこしの今後も気になるところです...。

長倉田んぼ2023、稲刈り編

常磐公民館とのパートナーシップ事業として5年生がチャレンジ してきた長倉田んぼでの米作り、10月6日(金) 、コーディネーター大平先生とスペシャルアドバイザー大樂先生のご指導の下、稲刈り作業を行いました。この日は麦わら帽子が吹っ飛ぶ程の強風が吹いていましたが、いよいよか!とやる気満々の5年生。

じつは大平先生も米作りの名人でございまして、早速、のこぎり鎌を手に「稲をギュッとつかんで、この鎌でギコギコやるんじゃなくて、こうして一気にザクッ!て刈るんだよ!」と模範を見せてくださいました。プロの技を見て、子どもたち「すげー!」「難しそうだな...」との感想。それと「春は3本の苗だったよね。ほらこうして苗の数が増えたでしょ。このことを何て言ったっけ?」には「ぶんけつー!」と力強く答えていました。

では早速稲を刈っていきましょう!初めは苦戦していた子どもたち、こつをつかむと「できた!」「ザクッって感触が気持ちいい!」「どんどん刈っていきまーす!」と前進!

ついに稲の中にもぐり込んでしまいました。「植えたときの苗はあんなに短かったのに、4か月でこんなに大きくなるんだね!」「すごいね!」「ぜったい美味いに決まってる!」って会話が楽しそう。先生までもぐりこんでザクッザクッと。

そして、刈りとった稲を束にする作業。ここでは大樂先生がプロの技を披露。「稲って捨てっとこはねぇーんだわ」と、稲わらを紐代わりにしてどんどん束にしていきます。子どもたちはその技を会得しようとするのですがなかなかうまくいかず「さすがです!」と脱帽。でも「やってみよう!」とのチャレンジはオッケーです。

「お米食べてもいいですか?」とは女子児童たち。食いしん坊!ではなく、獲れ立てのお米の味に興味津々だった模様。「まぁ食べてみたら?」と促されて口にすると「微妙...」とのこと。「まだ半乾きだからね。だからこれから干すんだよ!」の説明に納得。

ここでもプロの技、縄づくりでございます。稲わらを手で揉むんですね。この技は子どもたちにとってはマジック!ここでのチャレンジも叶わずでした。「12月に藤原公民館でお正月のしめ縄づくりやるからおいで!」とのことでございます。

そして稲の束を体育館に笑顔・満足で運搬。体育館の欄干にはさがけして天日干し。縄はここで稲を固定するためにこしらえたとのこと、大樂さん流石です。そして、今年も見ることが出来たこの景色。やっぱり日本人としてほっとしますね。今年は風があったのでゆらゆら揺れて、太陽の光を浴びて最高っす!の声。

また今日は、稲をご提供くださった柳沼さんよりお祝いをいただきました。ありがとうございました!

そしてお二人の先生よりご挨拶いただきました。「楽しく経験できたようでよかったです。稲を育てるにはすごい技を使っています。お米もそうですが食べ物を大切にしてください。」「今こうして米作りを経験できることは大切。本当に大切です。今野先生も面倒を見てくれたから後でお礼を言っててね。」代表児童も「ご指導ありがとうございました。後輩たちにも繋いでいきます。」と本日のお礼を述べました。長倉の田んぼの稲刈り、大きな収穫いただきました!

なお、大樂先生は先日の台風13号の大雨で田んぼに大きな被害が...。作業をしながら子どもたちに「収穫できるってありがたいことなんだよ!」と語りかける姿、心に響きました。大変な中お越しくださり本当にありがとうございました。

学習発表会2023に向けて!

10月14日(土)に学習発表会2023が予定されています。校内ではそのための準備を計画的に進めてきているところです。今日はほんの少しだけ紹介。詳しくは当日をお楽しみに!ということで...。

まずは1年生、このスケールの大きな動きと声が素敵。独り台詞も織り込まれていてキラキラしています!

子どもたちにとっては担任の先生がお手本なんですね。信頼する先生のキレキレのダンス!生き生きとした表情!見事に子どもたちに伝わっています。

練習後、「私たちの演技どうでしたか?」とのご質問。「私」も含めて「私たち」と話してきたところに学級経営の素晴らしさを感じました。回答はもちろん「はなまる!」でございますよ。

2年生は朝の時間、録画した動画を視聴して、自分たちの演技をセルフチェックしていました。黒板に書いてあって先生からの問いは、子どもたちの内面に働きかけていて素晴らしいと思いました。

演劇ワークショップで培ってきたコミュ力を生かし、お互いの「こうしたい!」を語り合って、今できる最高の演技をご家族に披露しましょうね!

3年生、ステージに掲げる背景をぶら下げると大きな歓声が!こちら小名浜一小からお借りしたものでございます。ご協力ありがとうございます。そんなこともあって、演技にさらに磨きをかけようとチャレンジする姿が。動き方を先生と相談しながらつくり上げていました。でんぐり返しは何ため?音響を担当する支援員さんも緊張感マックスでございます。

ご指導にあたる先生の立ち位置が大事ですね。見に来てくださるご家族を常に意識させて、自分の出番だけでなく、待ち時間もやっぱり姿勢がいい方が喜んでくれるよねって。授業中と同じでいいんだよ!みんなの優しいところを手をつないで伝えよう!との声かけもお見事でございます。中学年で頑張っている姿を伝えましょ!

4年生の演劇、大道具類は少ないのに、それがどこで起きている出来事なのかが伝わってくるところが不思議。それだけ全員がストーリーの世界観に入り込み、ステージをダイナミックに使って演技をしているということなのでしょう。

練習後の振り返りの時間。役になりきって、生真面目に演技をすることがこのシナリオには欠かせないね。生真面目に演じきるためには、お互い厳しいことも言い合って演技に磨きをかけていくことが大事ですよ!

生真面目に演じるからこそ、小道具類の効果が大きく表れると思うのです。さあ、どこまで磨きがかかっていくのでしょうか、楽しみです!

5年生は、教室で時間を見つけては装飾類をせっせと制作中。6年生は、まるで何とかの仮装大賞に出場するかのような勢いと熱量であちこちで準備活動に夢中でございます。両学年とも「あんまり見せないで!」というご希望がございましたので紹介はここまで。

本校の学習発表会は、派手な演出や照明は控えめに、子どもたちが「4つの力」を手がかりに、日頃の学習の成果を披露することへとチャレンジしています。当日をお楽しみに!

明日は学習発表会の予行練習があり5校時で下校となります。私たちも振り返りを行い、子どもたちの学びを全力で応援して参ります!

再開、朝ラン!

10月10日(火)、今朝は青少年育成市民会議の皆様による朝のあいさつ運動を行っていただき、3連休明けの子どもたちを元気づけてくださいました。今月も有り難うございました。

さて、2学期が始まってからずっと子どもたちは登校時に「今日は走ってもいいんですか?」と聞いてくる姿がございました。本校では「体を鍛える!」の一環で毎朝ランニングをすることから一日がスタートしていますが、暑さ指数(WCBT)が高かったので中断してきていました。10月に入って指数も下がってきたことら、朝ラン!を再開したところです。体がうずうずしていた子どもたち張り切って校庭へ!でも初めからあまり無理をしないでださいね。

久しぶりの朝ラン、子どもたちが勢いよく昇降口を出入りします。朝の時間に校地内にお車でお越しの際は減速して十分お気を付けください。校門を入って左側(校庭側)は子どもたちが活動していますので入らないようにしてください。

なお、日中・下校時も含め、本校にお車でお越しの際は、道幅が狭いため、湯台堂方面(常磐病院様駐車場側)からお越しになり、いわさき荘様方面(ファミリーマート様側)にお進みくださるよう改めてお願いします。一方通行路ではありませんので、対向車には十分を気をつけください。子どもたちのためにどうぞよろしくお願いいたします!

子どもたちが立ち上げたプロジェクト「募金活動」へのご協力をお願いします!

9月8日(土)に発生した台風13号による大雨災害について、じつはずっと子どもたちから被災された方々を心配する声が多数寄せられていました。特に5・6年生は、見学学習等で国宝白水阿弥陀堂やみろく沢炭鉱資料館に徒歩で訪れたことがあることからその思いは強く、「何かお手伝いできないか」「私たちにできることはないか」という問いを持ち続けていました。

そこで、10月2日(月)に4年生以上の児童による代表委員会を開いて、その思いをどのように行動に表していくかについて話し合いをもちました。

短時間ではありましたが、代表委員からこのように様々な思い・意見・願いが出されました。災害をどう受け止めているのか、子どもたちの感性に私たちの方が勉強させられた次第です。

そして「自分たちもいつ災害に遭うかわからないので『助け合いの心』を行動に表すとき!」という思いに至り、今できることを長倉小学校プロジェクトとして整理していきました。それを全校集会を開いて広く呼びかけていこうということになり、10月5日(木)に急遽全校集会を開きました。

このようなスライドを使い、自分たちの思いを伝えていきました。中にはノー原稿で自分や仲間の思いを話す児童もいて、災害を自分事として受け止め、このプロジェクトに対する思い入れの強さを感じました。

集会で全校生は代表委員の発表を真摯な態度で聞き、プロジェクトの提案に同意しました。また、私たちは職員打合せをもち、「本校で育てる4つの力」を見事に発揮している子どもたちのチャレンジ・プロジェクトを可能な限り実行・実現させていくことを確認しました。

ということで、保護者そして地域の皆様にご協力いただきたいこと、それは「募金」でございます。子どもたちの思いや願いに寄り添っていただき、ご勤務先や地域の皆様に広く呼びかけていただければ幸いでございます
 集まりました募金につきましては、お子さまを通じて学級担任へ、または学校事務室まで直接届けてくださいますようお願いいたします。その際、ご協力くださいました貴社名・ご芳名も知らせください。何卒よろしくお願いいたします。

募金受付期間
10月10日(火)~20日(金)迄

ある代表委員の思いを紹介します。

 単に募金活動をやりましょう!というのではないことがうかがえますね。なぜ募金活動にチャレンジするのか、募金とともに何を届けようとしているのかがよく伝わってきます。その思いの尊さ・貴さを受けて、学校としてできることを引き続き考えて参ります。

4年生音楽科、楽しい歌声を響かせましょう!

10月2日(月)、本校特別非常勤講師の白木啓子先生が来校し、4年生と6年生に歌唱指導をしてくださいました。

こちら4年生の授業は『ゆかいに歩けば』を歌いました。白木先生の素晴らしいところは、子どもたちをどんどん歌の世界に導いてくださるところ。今日は白木先生のお言葉を中心に紹介いたします。

「今日は声の響きを大事にして、楽しく歌うことを意識して一緒に頑張りましょう。まずは歌う姿勢よ!」ということで正しい姿勢のご説明。子どもたちもその気になって姿勢を整えて歌ってみました。

「なかなかうまくいかないな~」と子どもたちでしたが、白木先生は「それは普段そうして声を出していないからなの。その気になって練習していくと段々と素敵な声を出せるようになるわ!」と優しく励ましてくださいました。

続いて、楽譜を見ながら曲のポイントの解説。「この音符にくっついている・の意味は分かるかな?そうなの、スタッカートって言って音を一つずつ切って歌うの。そうすると暗くなる?それとも楽しくなる?そう、この曲はドイツで親しまれていてハイキングしながらみんなで楽しく歌ったらしいのよ。」

「バルデラー、バルデリー、バルデローの歌詞、気にならない?意味なんだと思う?叫びじゃないの。いろいろ調べてみたんだけど、なんと意味はないみたいなのよ~。ほら、楽しい時ってフフフって歌ったりするじゃない?そんなイメージでわくわく楽しい気持ちを表現している歌詞らしいのよ。じゃーさー、みんなも実際に草原にいるイメージをして、歩きながら歌ってみましょうよ!」

「楽しい歌声になってきた?でもね、やっぱり大事なのは何?そう姿勢よ!覚えてくれていたのね、ありがとう。じゃ、もう一回姿勢に気をつけて歌ってみて!」

「すごいすごい!そうよ、みんなよく出来ました。これからも音符をよく見てね。音符を見ると歌の景色が見えてくるの。そうするとこう歌えばいいのかって見えてくるの。でも姿勢が悪いと思った通りの歌声を出せないじゃない?だからやっぱり姿勢が一番大事なのよ!」

「じゃー最後に私も歌ってみるわ。この服装から何かイメージできない?そう、もののけ姫の世界をイメージしたの。みんなはリコーダーで習うでしょ。頑張って歌ってみるわね」

ということで、白木先生のドラマティックソプラノの歌声を堪能させていただきました。子どもたち、すごい!きれい!と言いながら大きな拍手!でございます。

ホンモノに感化さえれた子どもたち、教室に戻る時にやっぱり歌を歌っていましたね。バルデラー、バルデリー、バルデロー♩と もののけ姫 が...。白木先生、素敵な時間をありがとうございました。ちなみに、白木先生には本日6日(金)もお越しいただき、4年生・6年生に2回目の指導をしていただいております。

2年2組チャレンジ、演劇ワークショップ2回目!

9月27日(水)、2回目の演劇ワークショップを開催しました。本日の講師もなおちゃん先生とばらさん先生。演劇の「お題」は前回に比べて難易度が高くなって、「何をしているところでしょうか?」へ。まずは先生お二人による見本演技でございます。子どもたち、笑って盛り上がるかと思いましたが、むしろじーっと観察していて目が真剣。演じる側からの目線で見ているからでしょう。その意識を2回目のワークショップでもててること自体が素晴らしいですね。

それでは答えをどうぞ!ということで、せーので「綱引き~!」「正解~!」。それで子どもたちはランダムに選ばれたメンバーで4つのグループをつくり、なおちゃん先生から「お題」が書いてある紙をチョイス!「うぉー!」とか「これやるの?」とか声を上げながら各グループに持ち帰ってこそこそと活動を始めていきました。

とあるグループに注目してみましょう。なおちゃん先生からお題を頂いて、他のグループにばれないように教室の隅っこで、シナリオづくりと配役の決定へ。そして秘密裏に練習を進めるために...

お稽古はだれもいない廊下で。「こっちがお客さんのいる方だから」「二人同時に中に入ってくるより一人ずつの方がいいかも」「早くしたり遅くしたりする?」「呼吸を合わせて」「いっせーのーでーは!」等々、演じる→話合いを繰り返し、お客さんを意識したお稽古を進めていきました。『4つの力』を発揮して対話と合意、まさに協働!でございます。

途中、他のグループの進捗状況が気になってスパイ活動をしちゃったりして...。

何度も練習を重ねていざ本番!お稽古の時と配役を変えて、構成もさらに進化させて披露しました、お見事!お客さんの反応も上々で「ん?なんか引っ張ってる!」から始まり...

「何かを回したぞ!」「人が入って跳んでるぞ!」となってじわりじわりお題が見えてきたかな?

「お!女の子が回り始めた!」「サーカスっぽい!」「答えはあれじゃね?」

はい、カット!ということで終了、全力でやり切りましたね。お客さんから盛大な拍手が!

それで「さて、何をしているところでしょうか?」ということで、お客さんから「長なわとび~!」の声。「正解で~す!」。伝えることができてよかったですね!

そしてお二人の先生からの講評。「たった10分でつくったとは思えないストーリー」「縄を広げるところからスタートしたのは僕たちの見本をうまく生かしたよね」「縄を回すタイミングが絶妙!」「ずっと飛び続けていた君はすごい!」「女の子はくるりと回転していて、見ている人を飽きさせない見事な工夫!」「全員の呼吸が合わないとできない演劇!」。それを聞いて満面の笑顔。

他のグループもお二人から丁寧に講評をいただいきました。

今回は、全員がスターとなり、自分たちでプロデュースした演劇を披露して達成感や充実感を味わいました。なので、もっとあーすればよかった!あれやってもよかったかも!とさらに上を目指して会話する声も聞かれました。

そして昨日4日(水)、最終回となる演劇ワークショップを実施しました。先生は、ばらさん先生と初登場の本物の俳優うららちゃん先生。お題はさらにレベルアップ。「台詞を入れて」が加わり、「動物園」「お化け屋敷」等の演劇を制作・披露しました。

 講師のお二人曰く「お互いのよさを知っているから、それぞれの持ち味を発揮した構成になっていた!」「たった一言の台詞と動きだけで、お客さんに何の場面かをイメージさせていた!」「空間活用が上手!」「最低限の台詞と小道具を使い、動きもダイナミックで成長著しい!」「内輪で盛り上がるのではなく、お客さんを意識しているところ、すごい2年生です!」とのこと。嬉しいコメントいただきました!

3回の演劇ワークショップで得ることが出来た経験知をこれからの生活、学習にぜひ生かしていきましょう!差し当たっては学習発表会ですね。どんな演技を披露するか楽しみにしております。担任の先生へのプレッシャーではありませんのでご安心を!

4年2組、道徳科で正直さ・誠実さについて考えました!

「また今日もいっぱい先生が来たぞ!」という反応の中、9月29日(金)2校時、4年2組で初任者研修の授業研究を行いました。今回は道徳科。教科書の「あかいセミ」を読んで、正直さや誠実さについて考えを深めます。

授業の初め、事前に子どもたちに行ったアンケートの結果が提示されました。質問内容は「してはいけいことをしてしまい、正直に言えなかったことはありますか?」というもの。身を乗り出して結果を見ながら、お互いの生き様に興味津々といった感じでしたね。

正直でいることや正直に言うことは、出来そうですがなかなかね...、という思いを持ったところで教科書へ。子どもたち、どれどれ今日はどんなお話かな?ということで集中して読み込んでいきました。

主人公の「ぼく」は、お店で赤い消しゴムを盗ってしまい、それが気になって夜も眠れない状況へとなり、その後、母親に打ち明け、お店に行って謝って...というストーリー。主人公「ぼく」の場面毎の心情について、意見を出し合っていきました。

一人の発言をきっかけにして、「それについてどう思いますか?」「同じ考えですか?」「もう少し具体的に言うと?」等々のお導きにより、話合いが学級全体へどんどんと広がっていきました。

そして、最後の発問「お店のおばあちゃんとゆびきりげんまんをしたときの『ぼく』の気持ちは?」について、まずはしっかり書いてまとめてから発表し合いました。「すっきりした!」「もうやらない!」「後悔したくない!」等々の考えが出され、正直であることの大切さについて自分なりの言葉で述べる姿がとても印象的でした。級友の考えを付け足して、さらに自分オリジナルの考えに再構成する姿も見えました、素晴らしい思考!

授業後も議論は続いていましたね。まさに考える・議論する道徳科の授業でございました。きちんと話を聞くこと、挙手する積極性、ハンドサインでの意思表示...日頃から授業を大事に生活している子どもたちの姿を見ることができました。そして子どもたちを着実に成長させている若手教員の頑張りにも拍手を送りたいと思います!

授業後の職員室ではいつものように授業後カンファレンスが行われておりました。あの時こうすればよかったかな...、こういう進め方もあるよ!でもこれがなかなかうまくいかなくて...。でも4年2組の子どもたちならできるかも...、よりよい授業を目指していつまでもいつまでも話合いは笑顔!で続いておりました。

秋のクリーン活動、校庭の草むしり頑張りました!

10月2日(月)、いわきのまちをきれいにする市民総ぐるみ運動の一環として、今年も校庭の除草作業を実施しました。「今日は校庭の草の取り放題~!」のかけ声に、妙な盛り上がりを見せて、子どもたちは夢中になって活動していました。

長倉の杜を管理する用務員さん、「子どもたちが気持ちよく運動できるようにね」と、今日もマシンを使って除草作業を行ってくださいました。暑い日も寒い日もいつもいつもありがとうございます。

 

一気に秋めいてきて、やや涼しい風が吹く中で爽やかに活動しました。子どもたち、先生方、どうもありがとうございました!

みんなの手でまちをきれいにしましょう!を合言葉に、いわき市では毎年春と秋の2回、一斉清掃活動を実施しています。市のホームページによりますと今秋のスケジュールは次の通りです。

10月20日(金)
「清潔な環境づくりをする日」
 学校・社会福祉施設・事業所・商店・飲食店街周辺の清掃を行います。

10月21日(土)
「自然を美しくする日」
「みんなの利用する施設をきれいにする日」
 海岸・河川の清掃、樹木の手入れ、公園・観光地、道路、公共施設の清掃を行います。

10月22日(日)
「清掃デー」
 家庭周辺・神社仏閣・側溝清掃を行います。

子どもたちから「地域に貢献したい!」と言う声をよく耳にします。お時間が合えば、お近くの活動にぜひ子どもたちとともにご参加ください!

通知票「あゆみ」を配付しました!

10月に入りました。早いもので年度の折り返し。一日一日を大事に過ごして参りましょう。

さて今年度より本校では通知票を前期・後期と2回に分けて配付することといたしました。ということで、9月29日(金)、子どもたちを通じて配付しました。今回、生まれて初めて手にすることになった1年生、まずは担任の先生からのお話。「小学生になって半年間の記録です。大人の言葉で書いてあるところもあるので、お家の人に見せてよく話し合ってみてください。まずは、できるようになったね!がんばったね!というところを大事にしてね。そして、頑張りたい!というところもぜひ見つけてみましょう。明日からに生かしていくことが大事ですよ!」

やや緊張の面持ちで受け取る子どもたち。こんなにいいところを見つけることができたよ! 国語のお勉強よく頑張ったね! みんなのために活動してくれてありがとう! いつもにこにこ頑張っているね!先生の一言一言が素敵です。

席に戻ってから、今度は内容をじっくりと読んで、◯がたくさんあった!できましたってたくさん書いてあった!等々の感想をお話くださいました。難しい漢字だらけで...とか、見せませ~んとか、様々なリアクションもありましたが、内容をひとしきり読み終えると徐々に笑顔になっていって、頑張ってきた自分に自信が持てた様子でございました、よかった!

 「明日からも頑張るぞ!」ということで、人生初の通知票を手に全員で記念写真!

担任の先生方が時間をかけて作成する通知票。毎回読ませていただきますが、一人ひとりの個性を大事にして積極的なかかわりをしていることが伝わってきます。そしてそれらを限られた文字数で表現しているところ、身内ながら凄いなぁと思うのであります。ありがとうございます。本校の通知票の名前は「あゆみ」。これからも、子どもたちの健やかな成長に向けて、ご家庭や地域の皆様とともに一歩一歩を大事に歩んで参りましょう!

5年生チャレンジ、宿泊活動Episode3

野外炊飯でのEpisode。給食の時とはまた違った表情で、お前そんなに食う人だったの?とか、オレンジの皮を口に入れてアヒル顔をやれる人だったんだ!とか、完食できなくて悔しいです!という嘆きもありまして、お天気にも恵まれて楽しい時間を過ごすことができました。

で、ご馳走様でした!となり、間髪入れずに誰かが「よっしゃ、やりましょー!」と叫びまして、もの凄い勢いでお片づけタイムのスタートとなりました。現6年生が昨年の宿泊活動でこの炊飯場を利用してピッカピカにしてきたことを5年生は知っていたんですね。それを思い起こして、先輩に負けまい!とそれはそれは熱心に活動していきました。

煤やおこげで真っ黒になった鍋ややかんを徹底的に磨き上げ、かまどや水回り、調理台は御覧の通りでございます。しおりの中に合言葉が記されてありまして、「来たときよりも美しく!」までは昨年、今年はそれに「残していいのは感謝の気持ちだけ!」が加わっておりました。担任の先生のご指導とともに、それに乗っかった子どもたちもまたお見事でございました!

学校で行う宿泊活動を実施する意義を考えさせられました。実施して楽しい思い出を創ることができました!ということ以上に、子どもたちが何を目標にして...、いや本音を言えば、教員が子どもたちと、何を目標に、どんな成果をあげることで合意しているのか?が問われる活動だと思うのです。まさにプロセスが大事!その意味で、今年の宿泊活動は、昨年の宿泊活動を踏まえて、さらに高みを目指した活動を創出することが出来た!と言えます。 兎にも角にも「撤収の美しさ」、これは本校の伝統として日常の学校生活にも反映させて参りましょう!

5年生チャレンジ、宿泊活動Episode2

まずはお写真を!

1日目の午後、砂の芸術で訪れた四倉海岸。広い砂浜を歩き回っていた子どもたち、「先生、キュッキュッって音がするんですけど」と教えてくれました。どれどれ!と確かめてみると、あるところだけキュッキュッって心地よい音がしました。ずばり「鳴き砂」です!

たいてい砂浜の砂は粒が荒かったり、汚れていたりして音が鳴ることはありません。わたし小名浜出身で、また聞きしたことしか言えないのですが、汚れのない石英というキラキラした石が擦れ合って鳴く!と聞いたことがあります。全国でも豊間海岸がメジャーで、汚れのない海岸の象徴!砂時計の原料!という認識ですが、間違ってないでしょうか...。

そんなうんちくを子どもたちに話してみたのですが、砂紋の美しさや砂のさらさら感の方に気が向いてしまったご様子。きれー!手がすべすべになるぅ!なんて言いながら、鳴き砂を堪能していました。

広い四倉海岸でも10m×10m程度の範囲の鳴き砂エリア、なぜここだけ?まさに自然の摂理でございます。今はあんまり自覚できないかもしれないけれど、いずれ視野が広くなって、福島の海・いわきの海は美しいぞ!凄いんだぞ!大切にしていきたいぞ!という思いを抱いてくれたら嬉しですね!

5年生チャレンジ、宿泊活動Episode1

宿泊活動を支えていたのは、明らかに質の高い係活動でした。一人1役の係分担は定番ですが、本校の5年生は、自分の仕事に対して、やんねっかなんね~よな~という意識を乗り越えて、やった方がみんな得をするし自分も楽しい!という理解をもって活動していました。加えて素晴らしいのは、失敗を恐れずに自己決定で物事を進める姿。これは、チャレンジしようとしている仲間の心意気を尊重しようという学級風土がなければ成立しません。例えば、代表であいさつを述べるシーン。代表児童は予め原稿を準備していたのでしょうが、その時を迎えると、その時に抱いた思いを組み入れて頭の中で原稿を練り直し、改めて自分の意思を伝えようとしていました。よって、全員、心のこもった挨拶を述べていました。とても大事な言語活動です!

なので、挨拶を述べ始めるまでにはやや時間がかかります。ここで子どもたちは、誰一人として急がせようとも、茶化そうともしないのであります。じーっと待つのです。待つこと・待たせることが学級として認められているので、代表児童は安心して自分の言葉を紡ぎ直し、述べていました。改めて、表現するのに時間がかかることは悪いことではない!待つことの大切さを学ばせていただきました。’

続いてリーダーの報告・連絡・相談、通称「報連相」のお話。お互い時間厳守、安全・健康確認するための基本活動。それを理解しているので、先生に言われなくても都度実践していました。特に、相談事と称して、気になることはすぐに先生や仲間に質問したり、確認したりしていました。改めてリーダーの責任感の強さを感じることが出来ました、立派!

「食は大事!」ということを深く理解している子どもたち。なので、係活動の範疇を超えて、食べた所は率先して拭き掃除、「ごちそうさまでした!」を伝えなければと調理員さんを探し出して挨拶をしていました!「お家でもやってるよね!」には、「えへへ...。」とのことですけど、心の持ち様が素晴らしいですね!

就寝前のリーダー会議。一日の活動を振り返って、ここでも自分の言葉を紡いで成果と課題を率直に述べ合っていました。明日のことについて急遽時間の変更がありましたが、しっかりメモをして、部屋に戻って伝達していました。

係活動の基盤は、リーダーシップとフォロワーシップです。目標に向けて両者が心を一つにしないと成立しません。宿泊活動という特別な行事だから機能したのでしょうか?そうではありませんね。5年生は単学級。入学して以来、イツメンだからとマンネリ化せず、その時々で衝突し、折り合いをつけて、より高い生活力、集団の力を身に付けようと努めてきた成果がこうして特別な行事においても当たり前のように発揮されたのだと思います。ご家庭の温かい励まし、そして歴代の担任の先生のお力もあってのことです。素敵な育ちをしている自慢の5年生です!

 

5年生チャレンジ、宿泊活動2日目その2

午後は場所をいわき市アンモナイトセンターに移して、Act.5「化石発掘体験!」にチャレンジ。この地の地層が世界でも有数の化石発掘地であることを勉強し、ハンマーとタガネを手にしてコンコンコン!と。「あったー!」「ここにも!」と気付けば「化石だらけだ!」との声。白亜紀の示準化石であるイノセラムスが出るわ出るわで大騒ぎ!

その傍らで、アンモナイト一本に絞っています!と担任の先生は子どもたち以上に夢中になって...。結果は、子どもたちの勝ちでしたね。サメの歯ゲット!懇切丁寧に対応していただいた研究員の歌川先生やボランティアさん、面白いトークで悠久の世界にお導きくださりありがとうございました!

夕方近くになっての帰校。子どもたちは元気に「只今帰りました!」とあいさつ。保護者の皆様、先生方に温かくお出迎えいただきました。ありがとうございました。

本校で大切にしている「育てる4つの力」。それらをフルに発揮して、全日程を見事にやりきったテンション高めの5年生でございました。教頭先生のお言葉通り、「一回り大きくなったことでしょう。これからが大事ですね。しっかり振り返りを行って、明日につなげていきましょう!」。1泊2日、お疲れさまでした!

5年生チャレンジ、宿泊活動2日目その1

宿泊活動2日目、6:20には起床・清掃、そして朝食へ。朝から高いテンションでどんどん活動を進めていきました。

そしてAvt.4「野外炊飯」。カレーライスづくりにチャレンジ!馬場口先生からこつをご教示いただき、薪・かまど係、お米係、カレー係に分かれて、いざ調理開始!自分の責任を果たすだけでなく、お互い積極的に助け合い、美味しいカレーライスを完成させようと頑張る姿、とっても素敵でした!

写真だけ見るとあれですが、現場の実際の声をいくつか紹介。包丁持つ手が震えるんですけど! 玉ねぎはあんたに任せた! 薪に火をつけるどころかマッチに火がつかないんですけど! 研いでも研いでもお米の研ぎ汁が透明にならないよぉ、それ研ぎ過ぎじゃん! 炎が顔まで上がってるのに何で薪入れるのよ!熱くて鍋を運べない、やばい、焦げる!等々。先生方も子どもたちと一緒になって熱いご指導、大人の振る舞いはどこへやら...。だって美味しいカレーを食べたいじゃないですか!...ごもっともでございます。

ともあれ、テンション高く活動した5年生、予定時刻より早めに調理完了でございました。が、「ちょっと待って、まだ11:00よ。お腹すいてるの?」という状況でしたが、「大丈夫で~す!」と、笑顔笑顔でご馳走を頬張っていきました。カレーの方は完食でございました、すげ~!

お片づけを済ませた子どもたち、所に戻って「別れの集い」へ。所員さんから「いつの間にか友情が深まったことでしょう。そして皆さんを大事に育てている家族へ今日の出来事をお話しください。それが成長した自分を伝えることになりますからね」とのこと。おっしゃる通りでございます。2日間お世話になりました!

5年生チャレンジ、宿泊活動1日目後編

1日目の午後はバスで四倉海岸へ。Act.2「班対抗・砂の芸術大会!」にチャレンジ!共通テーマは「友情」。その時々で対話を積み重ね、砂をかき集めたり、海水を汲みに行ったり、漂着した棒や貝殻を拾ったりして。各班お互いに出来栄えをチラ見しながら完成させていきました。審査では各班に作品のポイントをプレゼンしてもらいましたが、結果は甲乙つけ難く、学校に戻ってから審議することとなりました。

穏やかな秋の砂浜で伸び伸び活動してきてからの入浴、そして夕食バイキング。誰かが「最高!」と話していましたね。

夜は野営場に移動して、お待ちかねのAct.3「キャンプファイア」でございます。4人の火の守を引き連れて火の神降臨!「そなたには『自分の考えを見つける力』を与えよう!」等と、どこかで聞いたことのあるキーワードが。与えられた火の守は「この宿泊活動で楽しかったことやこれからの生活で大切なことについて自分の考えを持てるように頑張ります!」と話しました。このやりとり、アドリブてございます。ちょっと意地悪な火の神が台本を変えて話したのですが、火の守たちは自分の言葉でしっかり答えてくれました、拍手!

申し訳ございません。素敵な夜の時間は私たちも参加してしまい、写真はカメラマンの武藤さんにお願いしてしまいました。武藤さん、お仕事とは言え、常にT2的な立場で子どもたちの活動を支えていただきました。よって子どもたちも自然と「武藤先生!」って頼りにしておりました、感謝いたします!

ちなみに、総合司会の進行のもと、高速しりとり、クイズ、爆弾ゲームと友情を高め合う余興は続き、ラストは女子二人による漫才。持ち時間10分をほぼアドリブで回して爆笑タイムを創出してくれました、拍手!最後はマイムマイムを全力で!楽しい時間を過ごしました。担当したレク係の皆さんに盛大な拍手を!

こうして1日目は終了。テンション高めの5年生、自分たちで決めたスケジュールを最後までよくやり抜きました!

5年生チャレンジ、宿泊活動1日目の前編

5年生は、9月25日(月)から1泊2日のスケジュールで、いわき海浜自然の家での宿泊活動にチャレンジしてきました。いつもテンション高めの5年生、約束の時間の20分前に集合完了!やる気満々でございます。そのままの勢いでまずは出発式。教頭先生より「たくさん学んできてください」とのお言葉をいただきました。

出会いの集いでは、自然の家の職員さんから施設利用の仕方についてレクチャーしていただきました。「よろしくお願いします!」

早速、Act.1「班対抗・フィールドビンゴオリエンテーション大会!」。ビンゴカードに書いてある動植物を探して施設敷地全体をぐるぐると。

「校長のサインをもらうこと!」なんて指令もありまして、各班にキメのポーズをしてもらいました。結果は1班・4班が満点優勝!「抜け殻」を見つけられたかが勝負の別れ道でした。

昼食はバイキング。バイキングって何?食い放題!やったね!でも食べられる分だけよそるのよ!はーい!

初めは遠慮気味でしたが、誰かが「カレーは飲み物!」と声を上げ、一同「その通り!」との反応が。その後、美味しい!と声が出始め、おかわりーって!元気いっぱいでございます。

こちら、今回引率の先生方、意欲も食欲も満々でございまする。2日間、どうぞよろしくお願いいたします!

 

9月のまとめ、秋の訪れを感じております!

「やっと完成させました!子どもたち頑張ったんですよ!」とは6年生担任の先生。残暑が厳しかった9月、暑さ指数(WBGT)の数値が高くて朝のランニングが中止になったり、大休憩も室内で過ごすことが多かった中、6年生はこのパズル制作にチャレンジしていたとのこと。

ずばり円周率パズルです!手がかりは「3.141592...」で始まる数字の並びのみ。有志が集ってこつこつとつなぎあわせていったのだそう、お見事!

一方で、長倉の杜の風景も着実に変化してきております。子どもたちも時間を見つけては秋探し!にチャレンジしております。今一番の人気は栗の木。イガイガの中に実があって、手が届きそうで届かないところに実っていて、子どもたちの好奇心をくすぐります。先輩を頼る後輩、後輩を助ける先輩と、長倉小ならではの優しい時間が流れています。

3年生は理科の授業の一環として植物を育てよう!にチャレンジ中で、種をとる!を目標に毎朝水やりや観察をしています。ホウセンカは背丈がぐんと高くなって、ピーマンは赤くなるんですね。そして巨大になって威圧感が増したオクラ、オーガニックコットンは収穫の時期を迎えています。

やまなし学級ではカボチャの収穫が進行中!今年は豊作なんだとか。また職員室で売り出してひと儲けでしょうか?

見学学習でさらに仲良しになった1・2年生は、昆虫採集にもチャレンジ!でも虫さんたちの動きがすばしっこくて、かごの中は毛虫が多かったのだとか...。

ヘチマにカリンに、間もなく収穫するでありましょうサツマイモ、そして長倉田んぼで米づくりにチャレンジしている5年生も稲刈りの日を心待ちにしているところです。

まさに収穫の秋。そして本日29日(金)は中秋の名月でございます。先日の給食でお団子をいただきました。今夜はウサギの餅つきを観測しながら9月までのがんばりを振り返って、10月からのチャレンジに思いを巡らせてみてください。

学校は日々の授業を大事にしながら、10月14日(土)開催予定の学習発表会へと進んで参ります。大切な行事ですね。引き続き健康第一!で明るく前進して参りましょう!

3校合同交流会を開催しました!

9月12日(火)のことになります。やまなし1組・2組の子どもたちが、湯本一小と湯本一中の子どもたちと、恒例の交流会を開きました。「今日は長倉小が会場だから、しっかりとおもてなししなくちゃね!」と声をかけるとご覧のポーズ、張り切ってますね!

開会式の練習も行って準備万端!といったところでしょうか。

そして、おはようございます!ようこそ長倉小学校へ!とお出迎えをして開会式へ。一人ひとり自己紹介をしました。緊張する!と言いながらもお互いに「よろしくお願いします!」を伝えることができました、拍手!

それでは交流会を始めます!ということで3校の子どもたちが混ざり合ってのチームづくりへ。1分間じゃんけんでアイスブレイク。それだけでもご覧の表情でございます、本当に楽しそう!

その後、チーム対抗で「アニマルスプーンリレー」「くつとばし」「BIGオセロゲーム」「紙飛行機づくりと飛ばしっこ大会」にチャレンジしていきました。お互いあまり無理を強いない優しいかかわり合いがGOOD!その中でも中学生のリーダーシップはお見事!小学生同士でも後輩に頼りにされ嬉しそうに接する先輩の姿が素敵!学校間の垣根を越えた交流がどんどん進行していきました。

あっという間の3時間。得点結果の発表では「見事A班が優勝!」となりましたが、子どもたちにとっては「お友達ととっても楽しく過ごすことができてよかったです!」と、点数よりも交流会そのものの方にこそ価値を見出していたご様子、恐れ入りました!

最後に再会を約束して閉会となりました。本校の子どもたちに「おもてなしできた?」と聞いてみたところ、「あ、夢中で忘れてた!」とのこと...。とは言え、湯本一小・湯本一中の皆さんも含めて充実した時間を過ごすことができ、交流会は今年も大成功!でございました。子どもたちの貴重な学びの機会を準備してくださった各校の先生、支援員の皆様にも感謝申し上げます!

見学学習、5年生編

最近、イノベーター(革新者)になる!という野望を抱き始めた5年生、グローバル企業の日産自動車いわき工場とかつて日本の産業を支えた常磐炭田の様子を今に伝えるみろく沢炭鉱資料館を訪問させていただきました。まずは日産いわき工場へ。最先端のクルマづくり・エンジンづくりについてご説明いただきましたが、やはりものづくりの基本は職人技!

工業高校さながらのものづくりを体験させていただき、安全!信頼!の意味についてご教示いただきました。

こらこらそこの小学生諸君、無免許運転でしょ!

続いて、内郷地区の弥勒沢へ。ここは石炭発見の地であり、炭鉱とともに歩んできた本校のルーツでもあります。館長の渡辺先生やいわきヘリテージ・ツーリズム協議会遺産案内人の菅野先生をはじめとする皆様にお世話になりました。まずは、実際に手掘りをしていた頃の’穴’へ。今でも石炭が露出しています、お~すげー!

それでは石炭を燃やしてみましょう!ということで着火。わくわくしていた子どもたちでしたが、石炭を燃やし始めると「うぇ~!」と悲鳴を上げて...。そうなんです、石炭は一度燃えてしまえ気になるのは煤くらいなのですが、着火時は何とも言えない匂いが発生するんですね。「むがしは、火をつける仕事は子どもの仕事だったんだ!」便利な時代になったことを実感しましたね。 

続いて、炭坑内での明かり=カンテラの学習。アセチレンランプの仕組みはまさに化学のお話でございました。それが電池式となって...というご説明。「昔の人ってすごいな!」と先人の発想・知恵に感心しておりました。資料館内の展示はすべていわき市の文化財、お宝!子どもたちにお宝=ホンモノと直接出会わせることの大切さを再確認いたしました。しっかりメモを取っていましたね!

内郷地区は先般の台風13号で災害が起きた地域でもあります。直後にもかかわらず、私たちの学習を中断させず、受け入れてくださった皆様に感謝申し上げます。5年生は、これからもう少し炭鉱について深堀していく予定です。

見学学習、3・4年生編

中学年の見学学習の出発もお留守番の教頭先生へ、元気に「行ってきまーす!」と。

まずは古民家や古道具等、古き良き時代の暮らしを体感できるいわき市暮らしの伝承郷へ。「いらっしゃい!」と職員さんたちが温かく迎え入れてくださり、子どもたちの学びを支えてくださいました、いつもありがとうございます!

4年生は社会科で「昔の道具調べ」を学習済み&昨年も訪問したので後輩たちを導きながら積極的に活動を。「あっ!とんがらし!」と声を出して、国語科「ごんぎつね」に出てくる「百姓家のうら手につるしてあるとんがらし」を思い出したご様子。3年生は社会科の予習として貴重な体験の機会となりました。

ひと通りのご説明を頂いた後は、お待ちかねのフリータイムでございます。「欲しいものがなければ自分で作りっせ!」って声が聞こえてきそう。外で中で思い切り遊ぶ!いや学習に専念する子どもたちでございます。

真剣勝負!

なぜアイロン?

帽子にバッタ!秋ですね。

茅葺き屋根の古民家と生業を実感できるお庭をフルに活用して「楽しかった!」とのことでございます。お弁当タイム、いつも以上に「美味しい!」の声が聞こえてきました。

続いて、南部清掃センターでございます。3年生は、まずは近代的な建物・設備に驚いた様子。こちらも昨年訪問させていただいた4年生は、「おー!今年は中央管制室にも入れたぞ!」と大喜びをした一方で、そこから見たクレーンが運ぶゴミの種類を観察して、「ごみの量が凄い!」「ごみの中身も凄すぎる!」と面白さを通り越して、環境問題にも思いを巡らせておりました。職員さんの解説もとても分かりやすく、子どもたちは積極的に質問もして、教科書から飛び出した学習を展開することが出来ました。

先生方、「遊び一つとってもできるようになるまでチャレンジしたり、お話を聞きに行ったりして積極的でした!」「教頭先生に言われことを守って、あいさつ等の礼儀やマナーを意識して活動できました!」とのこと。アクティブな3・4年生、目的指揮をしっかり持って、頭を使い、体を使い、心もフルに動かした一日となりました。どんな学びをしたのか、学習のまとめが楽しみでございます。

見学学習、1・2年生編

6年生が劇団四季のミュージカルを鑑賞した15日(金)、5年生以下の子どもたちは市内各所を訪問させていただき見学学習を実施しました。1・2年生の低学年チームは、アクアマリンふくしまと小名浜吹松公園へ。先輩の2年生が音頭をとって、お留守番の教頭先生に「行ってきまあーす!」と元気に挨拶をして出発しました。大きなバスでの遠出、特に1年生は嬉しそう!

アクアマリンでは獣医の平先生にご講義いただきました。「お魚に与えるお薬は人間と同じものなんだよ」に「え~!」という反応!「シーラカンスは人間が出したプラスチックごみを食べてしまって大変なんです」とさりげなく海洋ごみ問題のお話もしてくださいました。

水槽で最も人気があったのは人間!だったとのこと。水槽をお掃除するダイバーさんです。カワウソは人気者ですね。また、イワシの群れに学習したスイミーの姿を重ねていたり、チンアナゴにちょっかいを出してみたりと、館内の隅々まで楽しく見学活動をしていました。

移動するときは手をつないで、みんな仲良しなんです。それでは吹松公園へ...と、ここで雨が降り出してしまい、急遽学校に戻る判断をいたしました。とは言え充実した表情で帰ってた1・2年生、お弁当は体育館にて。いつもと違うシチュエーションで予想以上の笑顔を見せてくれました!

「一生懸命メモをしながら活動していて成長を感じました!」とは2学年の先生。1学年の先生は「お魚や動物たちを見て、学校とはまた違った表情を出していて楽しそうでした!」とのコメント。天気はあれでしたが、その中でも充実した見学学習となってよかったです。この日の出来事をどんなふうに日記にまとめていくのでしょうか?楽しみですね。

鑑賞教室2023、演劇の世界を堪能!

今年の鑑賞教室は9月19日(火)、劇団らくりん座をお招きして開催しました。らくりん座の皆様には昨年もお越しいただきましたので、2年生以上の子どもたちは「今年は何かな?」と。1年生も劇場と化した体育館のステージ下特等席でわくわくそわそわと。

今回上演していただいたのは「いっしょにいこうよ」でございます。うぃー!うぃー!と声を上げて、人間にこき使われ続けてきたご高齢のロバ。実は歌う才能があることに気付かされて一念発起!自由と希望の国と評判のブレーメンを目指して旅するというストーリー。

途中で、同じようにご高齢ということで、人間から酷い扱いを受けていたイヌ、ネコ、ニワトリと出会っていきます。それぞれ音楽的センスに秀でていることが分かり、4匹でバンドを組むことに。子どもたちは、「向こうの方に!」のセリフに踊らされて後ろの方を向いてみたり、照明の効果に驚いたりしながら、物語の世界にぐんぐん引き込まれていきました!

ラストはお互いの絆をさらに強くし、大きな自信をつかんでのバンド演奏。子どもたちも自然と笑顔になって手拍子を!中には歌を口ずさむ様子も。そして会場は、前向きな気持ちで一つになりました!

お礼の言葉は6年生。「昨年とまた違った内容でよかったです。いいなと思ったのは、仲間を集めて歌を歌ったシーンです。学習発表に向けてのお手本となりました」と自分の言葉でお話くださいました、拍手!本校の「育てる4つの力」を発揮している姿を直接体感する機会となりました。

演劇の世界は詳しくはないのですが、4匹がそれぞれ楽器を手にして4部合唱で生演奏する姿。これはひょっとして俳優さん自身のチャレンジだったのではないでしょうか?役を演じることを通して自分の可能性を広げ、協働で物事を創造していくプロセス!それが演劇の世界の魅力なのでしょうか。らくりん座の皆様、ステキな時間をありがとうございました。

劇団らくりん座のご紹介はこちら
https://rakurinza.com/

2・5年生、演劇ワークショップ始まる!

2年生と5年生を対象にして昨年から始まった演劇ワークショップ。今年は2年生3回、5年生5回シリーズで実施します。9月12日(火)は各学年の第1回目。こちら2年1組の様子を紹介。

本日の講師は、舞台演出家でありワークショップファシリテーターの第一人者わたなべなおこ先生(なおちゃん)と俳優の榊原毅先生(ばらさん)。二人と出会った子どもたちは、早速養生テープをもらって四角いスペースづくりへ。何だか分からないけど指示された通りに子どもたちはノリノリで楽しそうに活動していきました。

「はい完成!ここが今日の演劇のステージです!」とのこと。えっ、このステージで何をするの?と興味津々の子どもたち。「今日は、このステージで何かに変身してもらいます!何をしているか分かった人は手を挙げてくださいね!」ということで、まずはなおちゃん先生がお手本を。ステージに入った瞬間、何かに変身!そのリアルな演技、さすがホンモノの演出家!さて、なおちゃん先生は何に変身したのでしょうか?

ステージから出て素に戻ったなおちゃんチャン先生。「何に変身したかわかった人!」の呼びかけに、答えたくて仕方がない子どもたち。「それでは全員で!」ということで、大きな声で猫!と回答、「大正解!」をいただき大喜びとなりました。

ばらさん先生も負けじと本気の変身でございます!

答えは「ロボット!」。これまた動きのリアルさに子どもたちも大喜びでございました。「それでは演技してみたい人は?」となりまして、子どもたちは次々と手を挙げて変身していきました。それぞれ何に変身したか分かりますでしょうか?

「猿」から始まり、「かわいい犬」「アザラシ」「うちの騒がしい犬」、中には「新幹線!」に変身した児童もおりまして、演劇ならではの変身っぷりにみんな笑顔になりました。演技の途中で何に変身したかに気付いて、おいでおいでと呼び掛けたり、餌をあげてみたりと’即興’が加わっていって、それも含めて演技を発展させていく子どもたち、お見事でございました! 

そしてこのワークショップの大事なところ。それはホンモノの表現の世界で活躍しているお二人からホンキのコメントをいただけるところ。それぞれ演技が終わったときに、見ていた子どもたちの意見も引き出しながら、一人ひとりのよさや輝いていたことをどんどん見つけて、伝えていってくださいました。言われた子どもたちはもうそれはそれはニンマリでございます。自己理解を深め、互いの個性を認め合うことに大いにつながっていることを実感しました。

ということで45分はあっという間に過ぎてしまい、最後は一本締めで終了。ネームシールをばらさん先生に貼り付けて、子どもたちはにぎやかに教室に戻っていきました。また次回ね!

この演劇ワークショップは、昨年、子どもたちの声が小さいな、コミュ力が弱いな等、コロナ禍による「失われた体験の機会」を克服しよう!との願いの下で実施。その結果、やり抜く力や協働性といった非認知能力に効果がありました。今年は、本校の育てる4つの力の育成へとシフトチェンジ!回数も増やして実施して参ります。

図書館ボランティアの皆様による読み聞かせ、3年生編

9月12日(火)、いつもは本校自慢の学校図書館内にある畳の部屋で行われる「おはなし会」ですが、残暑が厳しいので、今回は涼しいお部屋で開催しました。本日のラインナップはこちら。早速、大型絵本「おまえうまそうだな」の始まり始まり!でざいます。

草食恐竜アンキロサウルスの赤ちゃんの勘違いで始まる肉食恐竜ティラノサウルスとの物語。最後、ティラノサウルスが静かに立ち去るシーンはじつに切なかったですね。子どもたちは口を開けて物語の余韻に浸っておりました。

次に「きょうりゅうの大きさ」。自分の背丈をベースに大小さまざまな恐竜とのサイズを比較。「3年生くらいになるとだんだん長さとか広さに興味をもつようになるからね」とはボランティアさんのお言葉。その通りでございました。これまでの3年生なら、でけー!とかおっかねー!とか言って大きなリアクションをしていたのですが、今日の3年生はじーっと絵本を見て、頭の中で大きさ比較をしている様子がうかがえました。

「どんぐりたろうの木」の「どんぐり」に子どもたちは反応。学校にあるよね!これから落ちてくるよね!と言いながら改めて自然の営みに目を向けることができました。そして親子の絆、親の子に対する思いや願いについて理解を深めることができました。

紙芝居「なんにもせんにん」は、ボランティアさん3人による協働でございます。「みんな、怠け者になってはダメよ!」というボランティアさんのメッセージですね。

本日ラストは「ホネホネ絵本」でございます。このテーマ3年生の好奇心をくすぐりますね。途中「頭の骨だけ隙間がなくて真っ白だ!」という子どもたちのつぶやき。それに対して「なんでだと思う?」というボランティアさんの返しがお見事。子どもたちは思考を働かせて「やっぱり脳みそが一番大事だから!」と答えていました。ここでボランティアさんが答えを言ってしまったら子どもたちの脳みそは動かなかったことでしょう。流石でございます!

そして「人の骨の数は何本でしょうか?」の質問にあーだこーだ答える子どもたち。「正解は206本よ!」の解説にこの表情!そんなにあるのか?と自分の手やお友達の顔を見合いながら議論しておりました。

今回もボランティアさんは3年生の成長段階に合わせた深イイお話を取り上げてくださいました。まさに心のビタミン!ありがとうございました。学校図書館前の掲示板も秋バージョンに模様替え。涼しい秋はもうすぐそこまで来ていると思うのですが...。

6年生、こころの劇場・ミュージカルを鑑賞してきました!

3連休明け、まだ暑い日が続いていますが明るく元気に過ごして参りましょう。さて先週15日(金)、6年生は市内の小学生とともに、いわきアリオスで開催された、こころの劇場・劇団四季のファミリーミュージカル「エルコスの祈り」を鑑賞してきました。「こころの劇場」とは、一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季が、舞台を通じて、生命の大切さ、人を思いやる心、信じ合う喜び等、人が生きていく上で大切なことを語りかけるプロジェクトです。

ホール内は撮影を遠慮しましたが、ホンモノを観た子どもたち、「面白かったし、感動した!」「ダンスや歌が凄かった!」、中には「エルコスはみんなの心の中にもいると思う!」という感想も。「学習発表会であんなふうにやりたい!」の声も聞かれました!「舞台は、本気で創る側と、それを本気で観る側とが一つになってこそ成り立つのよ!」とは私が恩師からいただいた言葉。本校の子どもたちは言われなくてもその意味を理解していたようで嬉しかったです!帰りがけ、棟方志功作「大平和の頌」の陶板の前で記念写真!

本校では、なんと本日19日(火)演劇鑑賞会を開催します。劇団らくりん座の皆様による「いっしょにいこうよ」でございます。まさに芸術の秋でございます!

5・6年生、着衣泳にチャレンジ!

9月12日(火)の5・6年生の水泳の授業では、水難事故に遭った際に自分の命を守るために着衣泳を実施しました。今日もお隣に居てくれる大切なバディーの存在を確認し、まずはシャワーコーナーへ。冷てぇ~!と言いつつ、ん?何か体が重いぞ!という反応。早速体への負荷を実感、去年も実施しているので思い出したご様子!

そして入水、歩いてプール中央へ移動。やばいやばい!やっぱり体が思うように動かない!という反応。中には、これで溺れていたらパニックになる!との分析も。その通りですね!

先生「それじゃ、水に浮く練習をしてみよう!」ということで、服の中に空気を入れ込んで仰向けになって浮く練習へ。合わせてサンダルも使ってプカプカと。

コツをつかむとこの通り!さらにバディーとともに仲良く手を取り合ってプカプカと。確か服を着て溺れていることを想定しての練習なのに、バカンスを楽しむ二人に見えてしまい、みんなで大笑いとなりました。

そして「さあ泳いでみよう!」ということでプールサイドへGO!するとすぐに、これはだめだ!手が上がらない!足が動かない!疲れる!エネルギーの無駄づかい!浮いていた方が長生きできる!との声が聞こえてきました。溺れないことが最も大事!でも、実際溺れてしまったらどうすればいいのか?と、それぞれに感想を述べ合いました。

プールサイドに到着してひと安心したのですが、その後プールから上がる時にもうひと苦労。とにかく予想以上に水を含んだ衣服が重いのなんのって。んぎゅー!う~!とうめき声を上げながらやっとのことでプールサイドに立つことができました。

この後は、衣服を脱いで改めて入水。まるで大リーグ養成ギプスを脱いだかのように軽やかに動き回る姿が印象的でした。いつも以上ににぎやかに、そして楽しい時間を過ごしておりました。

最後の最後、みんなで協力してねじって伸ばして脱水作業へ。こんなに水を吸っていたのか!

その他の学年も着衣泳を最後に今年度の水泳の授業は終了となりました。長倉の杜のプール2023、これにてクローズでございます。特に6年生は小学校での水泳授業は終了となりました。短期間ではありましたが、子どもたちから、泳げるようになった!潜れるようになった!できるようになった!の声をたくさん聞くことができました。今年も子どもたちのチャレンジを受け止めてくれた長倉の杜のプールに感謝でございます!また来年もオープンしますように!ありがとうございました!

6年生、長倉小学校の七不思議を探究中!

①校歌のその1の謎、消えた三番の校歌の謎
②児童数10分の1に激減の謎
③あるおばあちゃんのお手紙「倉庫の2階を教室に...」
④校内にたたずむ慰霊碑の謎
⑤尋常小学校?!学校の名前が変わる謎
⑥「湯長谷」には歴史が隠されている?地名が語る謎
⑦校歌のその2の謎、校歌を作詞した草野心平とは一体何者?

これらは、現在6年生が総合的な学習の時間で夢中になって探究している内容です。

本校のルーツは常磐炭鉱にあり!ということで、9月11日(月)に、いわき市石炭・化石館ほるるの学芸員、渡辺文久先生をお招きして、常磐炭田の歴史を長倉小学校の歴史と関連付けてお話いただきました。

お話を通じて子どもたちの思考はぐるぐると!「内郷地区で石炭発見→拡大して常磐地区へ→何に使う?何で運ぶ?→蒸気機関車にも→蒸気船→ペルー来航→産業の発展→学校誕生・児童数増加→ますます炭鉱発展→エネルギー革命→炭鉱閉山→人口減少→児童数減少...」

教室に掲示してある年表を見たり、気付いたことを確かめ合ったりして、長倉小学校の歴史に思いを巡らせました。授業の感想では「日本とか世界の歴史と長倉小の歴史がつながっているのが分かって凄いと思った!」「この後、長倉小がどうなっていくのかって考えてみた」等々、深い学びの成果を話してくれました、素晴らしい!

今回のご講義は、子どもたちから「これ以上自分たちだけでは謎解きが進まないので、長倉のことに詳しい人のお話を聞きたいです!」という要望が出て、担任の先生が常磐公民館の大平先生に相談したことによって実現しました。間を取り持ってくださった大平先生にも感謝いたします。

そして、子どもたちの学びを最大限尊重している担任の先生にも拍手!なのですが、右側の担任の先生の姿をご覧ください。知りたい!学びたい!のオーラが凄いんです。長倉小の七不思議を子どもたちと一緒に夢中になって探究しています。そんな担任の先生の飽くなき探究心も子どもたちの学びに大きく貢献しているように思うのです。6年生これからも謎解き頑張ってください!

健康教育講演会「生活習慣と肥満の予防」を開催しました!

9月6日(水)、県の事業を活用し、6年生と全保護者を対象に講演会を開催しました。講師は、かしま病院総合診療科の新井怜先生でございます。

主なテーマは、生活習慣病とは何か? 多くの生活習慣病を引き起こす肥満の予防についてでした。肥満とは「体重が重いこと」ではなく、「脂肪が体に蓄積している状態のこと」で見た目だけの問題ではないですよ!のお話には、子どもたちも「そうなんだ!」と反応し、自分事としてとらえて真剣にお話を聞いていました。

養護教諭のメモから、「肥満の予防に大切なのは、①バランスのとれた食事、②早寝・早起き・朝ご飯、③一日60分以上の運動」がポイントとのことであります。

子どもたちの感想。「肥満にならないためには運動だけでなく食事も大事」「生活習慣は大切」「寝る間にスマホをつかっていたけどこれを機に使わない」等々、これからの生活で気をつけたいことを具体的に記述していました。

保護者の方からは「子どもの習慣は親の習慣」「子どものため、家族のため、自分のために、本日学んだことを見直していきたい」「子どもたちの食生活だけでなく、寝る時間や食事の時間などにも気をつけたい」という感想をいただきました。

健康はまず正しい知識を知ることが大事!という養護教諭の熱い思いで今回の講演会を企画しました。医療の最前線でご活躍されている新井先生のお言葉には説得力がありましたね。養護教諭の実行力、そしてお忙しい中ご対応いただいた新井先生に感謝でございます!私も生活習慣はなかなか改善できないでいるのですが、まずは運動時間を増やすところから始めてみようかな...。

PTA草刈りボランティア週間、開催中!

朝夕は秋風が吹き込み、校庭の景色にもだいぶ秋らしさが漂って参りました。

が、校庭をよく見ますと夏草が勢力範囲を広げようとしております。夏休み中に地道に除草を実施しましたが例年以上に夏草の成長は早いようです。

9月9日(土)にPTA奉仕作業を予定していましたが、台風のため中止と判断させていただきました。するとPTA役員の皆様から「校庭の除草は先生方だけでは大変ですよね!みんなで作業しましょう!」というご提案があり、15日(金)まで草刈りボランティア週間としてお声かけすることとしました。ご配慮、誠にありがとうございます。

12日(火)は15名の皆様にお越しいただきました。お陰さまでこの日は7袋の収穫!がございました。暑い中、本当にありがとうございました。

保護者・地域の皆様方に支えられて子どもたちが主役の学校は成り立っていることを実感している次第でございます!PTA草刈りボランティア週間へのご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

4年生道徳科、家族愛について考えました!

9月6日(水)、4年1組の道徳科の授業は、教科書「小さなお父さん」を読んで、家族の中の自分の役割について考えました。

お父さんは海外に出張中、お母さんは急におばあさんの看病に行くことになって、主人公つとむ君は妹と二人でお留守番へ。夜も二人きりになるのでとても不安になりますが...というストーリー。場面毎に主人公つとむ君の心情について意見を出し合い、心を寄せていきました。

不安な夜を過ごすことになった時のつとむ君とお母さんの電話でのやりとりのシーンへ。教科書の会話に続き、つとむ君がお母さんに伝えたかったことを自分なりの言葉で綴り、ロールプレイで表現しました。「僕に任せて!」「妹の面倒もみる!」「大丈夫だよ!」等々、家族の中での自分の役割を意識して「小さなお父さん」としての決意・意思を見事に表現していました。

授業のまとめ、担任の先生からサプライズがございました。家族の中での役割について、自分の家族からのお手紙が手渡されたのでした。内容は秘密とのことでしたが、読んだ子どもたちは今日学習したこととリンクさせて、とてもあったかい気持ちになったようです。

子どもたちを深い学びへと導いていった担任の先生のご指導、お見事でございました!

さて本日の授業ですが。実は初任者研修と10年経験教員の研修の時間でもありました。特に期待の若手教員、担任の先生の一挙手一投足に熱い視線を送り、子どもたちの反応をじっくりと観察。放課後もお二人はこの授業を熱く語り合っておりました。

 退勤時、「今日の授業は勉強になったね!」と声をかけたところ「はい!もの凄く勉強になりました!」と目をキラキラさせて答えてくれました。そして「自分もやりたいことが見つかったのでチャレンジしてみます!」とのこと。その意欲・情熱、頼もしい限りでございます。子どもたちのために頑張る姿、これからも応援して参ります! 

9月11日(月)、新しい一週間がスタート!

9月11日(月)、今朝は常磐地区の青少年健全育成市民会議の皆さんによるあいさつ運動の日でございました。台風こわかったね!元気に登校できてよかったね!まだ暑いから気をつけてね!とお声かけいただきました。今月もありがとうございました。

この度の台風13号の影響で被災された方々には心からお見舞い申し上げます。

本校は今朝から通常通りの学校生活を進行しております。通学路等の巡視・報告してくださいました保護者・地域の皆様、どうもありがとうございました。

3年生図工、釘打ちトントン教室を開催!

9月8日(金)、3年生は県の出前講座を活用して、くぎ打ち体験を行いました。講師は田人林業研究会の豊田先生、県いわき農林事務所の吉田先生、二瓶先生、白川先生の4名。まずは豊田先生が、とんかちってどんな道具?釘打ちのポイントは?について丁寧に説明をしてくださいました。

釘打ちは初めて!という声が多く、子どもたちはいつも以上に真剣にお話を聞いて...。

そして、いただいた木片を使ってオリジナルの木工作品作りへ。自分の指を叩かないように初めは恐る恐るでしたが、先生方が一人ひとりをやさしくサポートしてくださり、安心して活動を進めることができました。

はじめはコンコンコンだった音が、徐々にドンドンドンと鳴り出して、子どもたちの自信や意欲が大きくなっていく様子を感じることができました。 

「何をつくってるの?」「◯△▢が飛んでいるところ!」「◯◯の耳」「ロボット」等々、つくってみたい!やってみたい!を発揮して夢中になって活動してオリジナル作品を仕上げていきました。

講師の先生方「やり方を覚えるとすごい集中して頑張ってました。子どもたちの成長を見ることができて楽しかったです!」とのお言葉。そして「どんどん森で遊んで欲しいですね!」とのこと。3年生は長倉の杜が大好き!これからも伸び伸びと子どもたちがやってみたい!チャレンジしてみたい!を大事にして応援して参ります!

台風13号が通過します。緊急速報等の情報にご留意ください。安全第一に行動して参りましょう!

6年生、「平和」について考えました!

9月7日(木)、ユネスコ出前講座を開催しました。講師は、いわきユネスコ協会に所属し、本校の学校評議員でもある今野克博先生でございます。1時間たっぷり「戦争は『人の心の中で生まれる』とはどいうこと?」「人の心の中に『平和の砦を築く』とはどういうこと?」について全体で対話しました。

子どもたちの記録からは、なぜ戦争を起こすのか?について深く考え、対立や分断を乗り越えていくことの大切さ、平和はじっとしていてもつくれない・守れない!ことに気付いた様子が窺えました。平和について深く考えましたね。

最後に今野先生から「では皆さんはこれからどんなことを心がけて生活していくの?」との問いかけがあり、「一山一家」のお話をいただきました。この言葉、常磐炭鉱にルーツをもつ本校にとっては大事なキーワードですね。すべての人が家族である!という先人たちの気づきの言葉を大事に、引き続き平和について考え、行動できる人へと育てて参りましょう!

いつもは面白いお話を聞かせてくれる今野先生、本日はいつも以上に目力が入っていました。今野先生の熱い講義は黒板を見れば一目瞭然でございます。担任の先生とのコンビネーションもバッチリ!でございました。今野先生、今日も子どもたちのためにありがとうございました。

1・2年生、「食べる」ことの大切さを学びました!

9月6日(水)、常磐学校給食共同調理場より栄養技師の作山先生をお招きして「食に関する指導」を実施しました。

1年生は「給食ができるまでを知り、食べ方を考えよう!」をめあてに、食材がどこからやってくるのか、調理場ではどんなお仕事をしているのか、そして給食が学校に届くまでどんな人々がかかわっているのかについて学習しました。

そしてこれからの給食の時のめあてづくりへ。嫌いな食べ物にもチャレンジ!残さないように食べる!『いただきます』『ご馳走さま』を感謝の気持ちを込めて言う!の3つから選択しました。「きゅうしょくがんばりカード」に記録しながらチャレンジして参りましょう!

2年生は「やさいを食べるとよいことは何か考えよう!」をめあてに学習しました。野菜を食べる大切さとともに、野菜の調理の仕方について、調理場の写真資料を通して理解を深めました。野菜を3回以上も洗っているのか!すごい量の野菜を切ったり、煮たりしているな!と驚きの声を上げていましたね。2年生は「きゅうしょくがんばりカード」を通して、野菜を食べる!をテーマにチャレンジしいきます。

授業のまとめでは、作山先生に教えていただいたことをペアで共有しました。代表児童、「野菜は体にも健康にもいいことがよく分かりました!」とのこと、拍手!そして、作山先生から「多くの人がかかわって、それぞれ大変な仕事ですが、みんなに美味しく食べてもらいたいから頑張っています!」のコメント、作山先生にも大きな拍手!

それぞれ授業の終わりには、作山先生が持参したビッグなスパテラとひしゃくに触れることができました。「これで給食をつくっているのか!」「私の背よりも大きい!」「うぉー!すげぇー!」と驚きの声。中には「きっと鍋も大きいよ。たくさん作っているんだね!」と調理場の様子に思いを巡らす声も。

授業が終わって4年生の教室前を通りかかったら、やっぱりご覧の状況へ。早速「このひしゃく、すげー光ってる!」の感想。いやいや君たちもピカピカ光ってますよ!

1・2年生の本日の給食、いつも以上に夢中になって食べる様子を見ることができました。「自分のめあてにチャレンジできた人?」「はーい!」。そして、見事な食べっぷりでございます!

継続は力となって習慣化していくことでしょう!食後の歯磨きも含めて、引き続き健康的な食習慣づくりを呼びかけて参ります。

作山先生、本日はどうもありがとうございました!

3・4年生、水泳の授業に夢中です!

9月5日(火)、昨日の大雨はいよいよ秋の到来か!と密かに期待していたのですが、本日は朝から暑さ指数が勢いよく上昇。まだまだ暑い日が続きそうです。とは言え、何となく秋空感が漂って参りました。

子どもたちは今日も元気に登校。給食の次に楽しみにしている水泳の授業も実施。こちらは中学年の水泳授業の様子です。賑やかにシャワーを浴びて、前半は体を水に慣らす活動を展開。そして授業後半は、カエル班・サンマ班・イルカ班に分かれての活動へ。

カエル班の目標は、水にもぐったり浮いたりすること。いざ、お宝探しにチャレンジ!先生がダイブリングを沈めて、それをもぐって拾ってくるという内容。前回よりも数を増やすことができた!初めて拾うことができた!と一喜一憂でございました。この後、壁を蹴って、け伸びにもチャレンジしていきました。

サンマ班でございます。今日もビート板を手に、け伸びや息継ぎの練習にチャレンジしていました。「余裕っす!」と言っていたのに、「ビート板なしで行こう!」と呼びかけると「もうちょっとサンマで居たいです!」との回答。徐々にけ伸びの姿勢が整ってきているところ、自信をもってください!

そしてイルカ班。25mのコースをフルに使って、クロールに平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライにチャレンジ。夢中になって泳ぎ続けて、気がつけば100m。タフですね!

中学年の皆さんも授業をする度に、水に慣れ、上手に泳げるようになってきています。その上達スピードがとても早くて驚いています。今年も大きな自信をつかんで参りましょう!

避難訓練、不審人物が校内に侵入!

9月に入って本校の朝に変化が!なんとセミの鳴き声が止んだのでございます。代わりに聞こえてきたのはコオロギの鳴き声。秋はすぐそこまで来ているようですね。でもまだまだ厳しい残暑が続いています。暑さ指数(WBGT)とにらめっこをしながら健康第一で過ごして参りましょう!(こちらは1日(金)の写真)

防災の日だった1日(金)、本校では、いわき中央警察署常磐分庁舎の山口巡査長をお招きして、不審者の校内侵入を想定した避難訓練を実施しました。訓練は、子どもたちの見えないところからスタート。玄関に挙動不審な人が入ってきて...。

まずは教頭先生が対応。子どもたちが危ない!と危険を察知して緊急通報と放送により全校指示へ。すると想定時間よりも早く‘さすまた’を手にした教員が馳せ参じてご覧の状況へ。不審者役はいつも穏やかに子どもたちを見守ってくださっている用務員さん。さすまたに囲まれると「もうおとなしくしますので...」とポツリ。

一方、子どもたちは教室待機後は先生方の誘導の下で体育館へ避難。不審人物に気づかれないように、合い言葉「おかしも(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない)」を実践。観察していた山口巡査長から「冷静に、足音もたてずに避難していて、子どもたちはしっかり目的意識をもって避難していましたね!」とのコメントをいただきました。

体育館では山口巡査長から、不審者対応時の合言葉「いかのおすし」の確認とともに、不審者対応の仕方をご教示いただきました。その中で、不審者がランドセルをつかむ可能性があるとのご指摘いただき、ランドセル→水筒の順ではなく、水筒→ランドセルの順で背負うと、いざという時にランドセルから腕を抜いて逃げることが容易になると教えてくださいました。なるほど!ですね。

また、本校には警察官に憧れを抱いている子どもたちが多くいますので、山口巡査長にご無理をお願いして、警察官を志した理由ややり甲斐についてもお話いただきました。特に「子どもたちやお年寄りの皆さんが安心して、安全に生活していけるように全力を尽くします!」とのお話は心に響きましたね。ありがとうございました!

訓練後、さらに安全な登下校、学校生活を送るためには?というテーマで、教頭先生と山口巡査長は情報交換を行っていました。引き続き、楽しい学校生活を送りながらも危機意識をもって子どもたちを守って参ります。

身体測定、大きくなったぞ!大きくなったね!

9月でございます。図書館ボランティアの皆様による図書館の掲示板も涼しげな秋らしく!といきたいところですが、厳しい残暑を踏まえた内容に更新していただきました。通りかかった6年生も喜んでおります。毎月ありがとうございます!

さて、2学期始まりの一週間、学校生活の勘を取り戻す中で、身体測定も実施しました。まず養護教諭から、衛生習慣についてのミニ講話。感染症対策や暑さに負けない体づくりについてお話ししました。

それから身長と体重の測定へ。学年が上がるにつれて数字を出し合って、大きくなった!イマイチだった!やばい!等々の感想を言い合っていましたね。

身体測定の結果を受けて早速6年生では整列の順番の入れ替えをしたとのこと。前後の並び替えがかなり発生したそうで「160cmの攻防」となったそうです。まだまだ大きくなりますよ!体も心もさらにパワーアップの9月として参りましょう!